JP2006204405A - メダルセレクタ及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で不正行為を防止することを可能にする。
【解決手段】メダル投入部102aからメダル排出部102bへメダル115を案内するメダル通路102と、メダル通路102のメダル排出部102b側に設けられ、メダル115を検出するメダルセンサ22Sa・22Sbとを有し、メダル通路102は、メダル投入部102aとメダルセンサ22Sa・22Sbによるメダル115の検出位置であるメダル検出部102eとを直線的な線分で結んだときに、該線分に複数の曲折部を発生させるように形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、投入されたメダルの判別と枚数の計数に使用されるメダルセレクタ及びそれを備えた遊技機に関する。
従来、この種のメダルセレクタとしては、例えば特許文献1に記載のものがある。具体的には、メダルを案内するメダル通路がL字状に曲折され、メダル通路の一方端側である排出口側に複数のメダルセンサが配置された構成にされている。そして、メダル通路の他方端である投入口にメダルが投入され、このメダルがメダル通路を案内されて排出口側に進行したときに、複数のメダルセンサによりメダルを検出したときの検出状態に基づいて不正な操作の発見を可能にしていると共に、メダルの枚数を計数可能にしている。
特開2004−229981号公報
しかしながら、上記従来の構成では、例えば一定形状に加工された成形品や針金等の先端部に光源を取り付け、この成形品や針金をメダル投入口に差し込んで、先端部の光源をメダルセンサの所定位置に位置決めして点滅等させることによりクレジットを増やそうとする不正行為を防止することが困難であることから、費用の高騰を招来しない簡単な構成で上記の不正行為を防止できることが望まれている。
本発明の目的は、簡単な構成で不正行為を防止することができるメダルセレクタ及びそれを備えた遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、メダル投入部からメダル排出部へメダルを案内するメダル通路と、前記メダル通路のメダル排出部側に設けられ、前記メダルを検出するメダル検出手段とを有し、前記メダル通路は、前記メダル投入部と前記メダル検出手段による前記メダルの検出位置とを直線的な線分で結んだときに、該線分に複数の曲折部を発生させるように形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、例えば、針金や一定形状に加工され成形品の先端部に光源等の不正部品を取り付けた不正用具をメダル投入部から差し込んで、不正部品をメダルの検出位置に移動させるときに、複数の曲折部を発生させないと、メダルの検出位置まで到達しないため、不正部品を検出位置に対して正確に位置決めすることが困難になる。この結果、不正行為を行うまでに不正用具の位置調整等の煩雑な作業が必要になって長時間を要することになることから、メダル通路による簡単な構成で不正行為を防止することが可能になる場合がある。
また、本発明における前記メダル検出手段は、前記メダルの案内方向の複数箇所に配設されており、前記各メダル検出手段による前記メダルの検出状態に基づいて不正の有無を判定する不正判定手段を、さらに有することを特徴としている。
上記の構成によれば、正常な使用方法でメダルが投入され、メダル通路を案内されながら移動すると、案内方向の複数箇所に配設された各メダル検出手段で略一定の時間差で順番に検出されることになる。従って、このような略一定の時間差で順番に検出されるという検出状態に基づいて不正の有無を判定することにすれば、例えば不正用具を差し込んでセットするときに、メダル通路が不正用具の正確な位置決めを困難にしていることもあって、不正を高い確率でもって発見することが可能になる場合がある。
さらに、本発明のメダルセレクタを遊技機が備えたことを特徴としている。上記の構成によれば、遊技機に対する不正行為を簡単な構成で防止することができる場合がある。
本発明の実施の形態を図1ないし図8に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかるメダルセレクタは、遊技機1に備えられている。遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体であるキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L・4C・4Rが設けられている。表示窓4L・4C・4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダル115を投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a・9b・9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、『上チリの小役』)に対応する一の図柄(例えば、「上チリ」)が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置(例えば、BET数が「3」であれば左の表示窓4L内の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
キャビネット2の内部には、3個のリール3L・3C・3Rが回転自在に横一列に設けられている。各リール3L・3C・3Rの外周面には、複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「下チリ」、「ベル」、「スイカ」、「Replay」、および「上チリ」の図柄からなっている。各リールの図柄は、表示窓4L・4C・4Rを通して観察可能にされている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。尚、上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBBやRBのボーナスが成立する入賞態様を意味する。
表示窓4L・4C・4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一つのゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダル115の数(以下『BET数』という)に応じて点灯する。ここで、本実施の形態では、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が「1」で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が「2」で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が「3」で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダル115の枚数を表示する。
表示窓4L・4C・4Rの右側には、当り表示ランプ(所謂WINランプ)17及び払出表示部18が設けられる。当り表示ランプ17は、基本的に、BB又はRBの入賞成立が実現可能となった後、BB又はRBの入賞が成立するまでの間、点灯する。ここで、BB及びRBを総称して、以下『ボーナス』という。払出表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダル115の払出枚数を表示する。
パネル表示部2aの右側上部には、ボーナス遊技情報表示部20が設けられる。ボーナス遊技情報表示部20は、7セグメントLEDを備えており、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。表示窓4L・4C・4Rの下方には、水平面の台座部10が配置されている。台座部10と表示窓4L・4C・4Rとの間には、液晶表示装置5が設けられている。
液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられている。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダル115のうちの1枚をゲームへの賭け枚数とする。2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダル115のうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数をゲームへの賭け枚数とする。これらのBETスイッチ11・12・13を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
一方、液晶表示装置5の右側には、メダル115の投入を可能にするメダル投入口22が配置されている。メダル投入口22は、図2に示すように、メダルセレクタ100に連絡されている。尚、メダル投入口22は、メダルセレクタ100に一体的に形成されていてもよいし、メダル投入口22を備えた部材が組み付けられるようになっていてもよい。メダルセレクタ100は、図3(a)・(b)及び図4(a)・(b)に示すように、外枠体101と、外枠体101の内部に設けられたメダル通路102とを有している。メダル通路102は、メダル115の進行方向の上流端に位置し、メダル投入口22に連通されたメダル投入部102aと、メダル115の進行方向の下流端に位置するメダル排出部102bと、メダル排出部102b側に位置し、図1のメダル受け部16に連絡されたメダル返却部102cと、メダル返却部102cからメダル投入部102aにかけた領域のメダル案内部102dと、メダル返却部102cとメダル排出部102bとの間に位置されたメダル検出部102eとを有している。
メダル検出部102eには、第1投入メダルセンサ22Saと第2投入メダルセンサ22Sbとがメダル115の案内方向(進行方向)に隣接された2箇所に配設されている。これらの第1及び第2投入メダルセンサ22Sa・22Sbは、メダル115を検出することによりメダル115の枚数を計数するためのものである。各メダルセンサ22Sa・22Sbは、例えば、互いに対向した発光部と受光部とを有して断面コ字状に形成され、その検出光軸をメダル検出部102e内に上方から臨ませて位置するフォトカプラである。尚、各メダルセンサ22Sa・22Sbの断面はコの字状に形成された発光部と受光部とを備えた構成に限定されるものではなく、受光部だけを設けた構成にされていてもよい。ここで、メダルセンサ22Sa・22Sbを2つ隣接させた理由は、メダル115の枚数を検出するだけでなく、メダル115の通過が正常か否かを監視するためである。即ち、メダルセンサ22Sa・22Sbを2つ隣接させて設けることによって、メダル115の通過速度や通過方向を検出することができ、これにより枚数だけでなく、逆方向に移動する不正行為を感知することを可能にしている。また、メダルセンサ22Sa・22Sbをメダル投入部102aから遠い側に設けることにより不正行為を困難にしている。
上記のメダル検出部102eの上流側に位置するメダル返却部102cには、メダル受け部16に連絡されたメダル返却通路103が接続されている。また、メダル返却部102cには、メダル115の進行方向をメダル返却通路103とメダル検出部102eとに切り替える通路切替機構104が設けられている。通路切替機構104は、図示しない切替ソレノイドと、底面部を揺動自在に支持された断面L字形状の切替板105とを有している。切替ソレノイドは、励磁及び非励磁により切替板105を揺動可能にしており、この揺動動作によりメダル115の進行方向を切り替え可能にしている。これにより、通路切替機構104は、図3(a)・(b)に示すように、切替ソレノイドの非励磁状態によりメダル115をメダル返却通路103に進行させてメダル受け部16に返却させるようになっていると共に、図4(a)・(b)に示すように、切替ソレノイドの励磁状態によりメダル115をメダル検出部102eに進行させてメダルセンサ22Sa・22Sbによる検出後にホッパ40に貯留させるようになっている。
上記のメダル返却部102cの上流側に位置するメダル案内部102dは、メダル115の断面形状に略一致した通路断面に設定されている。これにより、メダル115を直列状態で進行させることによって、メダル115の詰まりを防止するようになっている。また、メダル案内部102dは、複数箇所で曲折されており、メダル投入部102aとメダル検出部102e(メダル115の検出位置)とを直線的な線分で結んだときに、この線分に複数の曲折部を発生させるように形成されている。これにより、図3に示すように、例えば、針金や一定形状に加工された成形品の先端部に光源等の不正部品110aを取り付けた不正用具110をメダル投入部102aから差し込んで、不正部品110aをメダル検出部102eに移動させるときに、複数の曲折部を発生させないと、メダル検出部102eまで到達しないようにすることによって、不正部品110aをメダル検出部102eに対して正確に位置決めすることを困難にしている。
上記のように構成されたメダルセレクタ100の後方には、図2に示すように、メダルセレクタ100からメダル115が送出されるホッパ40が配設されている。ホッパ40は、リール3L・3C・3Rの下方に設けられている。ホッパ40は、メダル115を貯留するホッパータンクと、貯留されたメダル115を排出するホッパー本体とを備えている。ホッパ40は、遊技結果に基づいて所定枚数のメダル115を排出してドア部2aに開口したメダル払出口15を介してメダル受部16に投出するようになっている。
一方、メダルセレクタ100の前方には、図1に示すように、台座部10が配置されている。台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切替えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り替えにより、正面下部のメダル払出ロ15からメダルが払出され、払出されたメダル115はメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、スタートレバー6が配置されている。スタートレバー6は、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、遊技者の操作により遊技開始指令信号を出力することによって、リール3L・3C・3Rを回転させ、表示窓4L・4C・4R内での図柄の変動表示を開始させる。
キャビネット2の上部の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。スピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダル115の配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
上記のように構成された遊技機1は、図3に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(BETランプ9a・9b・9c、WINランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)と、メダル115を収納し、ホッパ駆動回路41の命令により所定枚数のメダル115を払出す上述のホッパ(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパ40を駆動制御するホッパ駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、上述の第1及び第2投入メダルセンサ22Sa・22Sb、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダル115を検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパ40から払出されたメダル115の枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、実行中の遊技状態や、投入されたメダル115の枚数等が格納される。一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。尚、ROM32に格納された各種のデータテーブルの詳細については後述する。また、ROM32には、後述の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行うようになっている。具体的には、副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路を備えていると共に、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路等を備えている。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB一般遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当選する可能性のある役の種類、再遊技に内部当選する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当選と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当選する役の種類、その確率及び各遊技状態におけるリール3L・3C・3Rの停止制御(入賞する可能性のある役の種類等)については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。RBの入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
再遊技は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技が成立すると、投入したメダル115の枚数と同数のメダル115が自動投入されるので、遊技者はメダル115を消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『ベルの小役』、及び『スイカの小役』の入賞成立を実現することが可能である。尚、一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立が再遊技の場合、メダル115の払い出しはない。また、BB、RB、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、例えば、それぞれ15枚、15枚、10枚、3枚、1枚、7枚のメダル115が払い出される。
役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
上記の構成において、メダルセレクタ100及び遊技機1の動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図6のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しないリセットルーチンを実行することにより液晶表示装置5の演出画像の表示等を実施されたり、実施可能な状態になる。
具体的には、主制御回路71によりメインルーチン等が実行されると、図6に示すように、遊技開始時の初期化が行われた後(S1)、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。
次に、メダル投入処理が実行され、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11・12・13からの入力があるまで待機状態となる(S3)。具体的には、図7に示すように、第1投入メダルセンサ22Saによりメダル115が検出されたか否かが判定される(A1)。検出されなければ(A1,NO)、続いて第2投入メダルセンサ22Sbによりメダル115が検出されたか否かが判定される(A2)。そして、第2投入メダルセンサ22Sbにおいても検出されなければ(A2,NO)、メダル115が投入されていないと判断され、A1から再実行されることによりメダル115の投入待ち状態が維持される。
一方、A2において、メダル115が検出されたと判定された場合には(A2,YES)、第2投入メダルセンサ22Sbよりも上流側に位置する第1投入メダルセンサ22Saがメダル115を未検出であるため、メダル115以外の図3のような不正用具110により第2投入メダルセンサ22Sbが反応したと判断され、異常の発生が報知された後(A3)、本ルーチンが終了される。尚、異常の報知は、例えば遊技機1の警報音や液晶表示装置5の表示によって行われてもよいし、ホールコンピュータ等に対して異常発生信号が送信されることによりホール側の管理者に報知されるようになっていてもよい。
また、第1投入メダルセンサ22Saによりメダル115が検出された場合には(A1,YES)、メダル検出時間の計数が開始される。尚、このメダル検出時間は、メダル115の進行速度とメダルセンサ22Sa・22Sb間の距離との関係から決定される通過時間を求めるものである(A4)。そして、メダル検出時間が最大待ち時間以上であるか否かが判定され(A5)、最大待ち時間以上でなければ(A5,NO)、続いて、第2投入メダルセンサ22Sbによりメダル115が検出されたか否かが判定される(A6)。メダル115が検出されなければ(A6,NO)、A5が再実行されることによって、メダル115がメダルセンサ22Sa・22Sb間を通過するのに要するメダル検出時間の判定が繰り返され、最大待ち時間以上になった場合には(A5,YES)、通常のメダル115の進行速度よりも大幅に遅い流れであることから、メダル115以外の図3のような不正用具110により第2投入メダルセンサ22Sbが反応したと判断され、異常の発生が報知された後(A3)、本ルーチンが終了される。
一方、最大待ち時間が経過するまでに、第2投入メダルセンサ22Sbによりメダル115が検出された場合には(A6,YES)、メダル検出時間が最小待ち時間以上であるか否かが判定される(A7)。最小待ち時間以上でなければ(A7,NO)、通常のメダル115の進行速度よりも大幅に速い流れであることから、メダル115以外の図3のような不正用具110により第2投入メダルセンサ22Sbが反応したと判断され、異常の発生が報知された後(A3)、本ルーチンが終了される。
一方、最小待ち時間未満である場合には(A7,YES)、最小待ち時間から最大待ち時間までの期間内において、両メダルセンサ22Sa・22Sbが上流側から順番に反応を示したことから、正常なメダル115の流れであると判断され、メダル投入の認識処理、例えば、メダル115の投入枚数の計数やメダル投入信号の出力等が行われた後(A8)、本ルーチンが終了される。
以上のようにして、メダル投入処理が行われているときに、図3に示すように、針金や一定形状に加工された成形品の先端部に光源等の不正部品110aを取り付けた不正用具110により不正行為が行われる場合には、先ず、不正用具110の先端部がメダル投入口22に挿入される。そして、不正用具110が押し込まれることにより先端部の不正部品110aがメダル通路102を移動される。この際、不正部品110aが移動するメダル案内部102dは、複数箇所で曲折されており、メダル投入部102aとメダル検出部102eとを直線的な線分で結んだときに、この線分に複数の曲折部を発生させるように形成されている。
これにより、不正部品110aをメダル検出部102eに移動させようとすると、不正用具110の針金や成形品からなる柄の部分を複数回にわたって複数の方向に曲折させながら押し込むことになる。この結果、柄の部分が硬い材質で形成されていれば、不正部品110aをメダル検出部102eに到達させることができない。一方、柄の部分が柔軟な材質で形成されていた場合には、メダル検出部102eに先端部の不正部品110aを到達させることは可能であるが、メダル検出部102eに到達したか否かを判断することが困難である上に、不正部品110aをメダル検出部102eに対して正確に位置決めすることが困難である。従って、メダル検出部102eに対する不正部品110aの位置決め時に、不正部品110aが通常のメダル115の進行とは異なった態様でメダルセンサ22Sa・22Sbに検出される可能性が高くなるため、不正行為が容易に発見されることになる。
次に、図6に示すように、メダル115が投入されると、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(S4)。スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4が再実行され、スタートレバー6が操作されるまで待機状態とされる。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、リール回転処理に実行が移行され(S5)、続いて抽選用の乱数が抽出される(S6)。そして、遊技状態監視処理が実行されることによって、今回のゲームにおける遊技状態が確認される(S7)。
今回のゲームの遊技状態が確認されると、図示しない確率抽選テーブルに基づく確率抽選処理において遊技状態に対応した内部当選役が抽選され(S8)、選択された内部当選役の情報が副制御回路72に格納される。内部当選役を決定すると、停止テーブル群選択処理が実行される(S9)。そして、リール回転停止処理が実行され、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数が決定された後、滑りコマ数分、リールが回転されてから停止される(S10)。この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、遊技状態に応じてメダル115のクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、S13において、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
以上のように、本実施形態におけるメダルセレクタ100は、図3(a)・(b)に示すように、メダル投入部102aからメダル排出部102bへメダル115を案内するメダル通路102と、メダル通路102のメダル排出部102b側に設けられ、メダル115を検出するメダル検出手段(第1投入メダルセンサ22Sa、第2投入メダルセンサ22Sb)とを有し、メダル通路102は、メダル投入部102aとメダルセンサ22Sa・22Sbによるメダル115の検出位置であるメダル検出部102eとを直線的な線分で結んだときに、該線分に複数の曲折部を発生させるように形成された構成にされている。
上記の構成によれば、例えば、針金や一定形状に加工され成形品の先端部に光源等の不正部品110aを取り付けた不正用具110をメダル投入部102aから差し込んで、不正部品110aをメダル115の検出位置に移動させるときに、複数の曲折部を発生させないと、メダル115の検出位置まで到達しないため、不正部品110aを検出位置に対して正確に位置決めすることが困難になる。この結果、不正行為を行うまでに不正用具110の位置調整等の煩雑な作業が必要になって長時間を要することになることから、メダル通路102による簡単な構成で不正行為を防止することが可能になる場合がある。
尚、本実施形態においては、メダル通路102の全体が曲折されているが、これに限定されるものではない。即ち、メダル通路102は、メダル投入部102aとメダルセンサ22Sa・22Sbによるメダル115の検出位置であるメダル検出部102eとを直線的な線分で結んだときに、該線分に複数の曲折部を発生させるように形成されていれば、どのように構成されていてもよく、例えば、図8に示すように、メダル案内部102d一方の壁面が突出された状態に形成されていてもよい。
また、本実施形態におけるメダルセレクタ100は、メダルセンサ22Sa・22Sbメダル115の案内方向の複数箇所に配設されており、メダルセンサ22Sa・22Sbによるメダル115の検出状態に基づいて不正の有無を判定する不正判定手段(主制御回路71、図7のメダル投入処理ルーチン等)を有した構成にされている。
上記の構成によれば、正常な使用方法でメダル115が投入され、メダル通路102を案内されながら移動すると、案内方向の複数箇所に配設された各メダルセンサ22Sa・22Sbで略一定の時間差で順番に検出されることになる。従って、このような略一定の時間差で順番に検出されるという検出状態に基づいて不正の有無を判定することにすれば、例えば不正用具110を差し込んでセットするときに、メダル通路102が不正用具110の正確な位置決めを困難にしていることもあって、不正を高い確率でもって発見することが可能になる場合がある。
尚、本実施形態においては、遊技機1に設けられた主制御回路71を不正判定手段として機能させているが、これに限定されるものではなく、メダルセレクタ100内に独立した制御回路を組み込み、この制御回路でメダル判定処理ルーチンを実行するようになっていてもよい。この場合には、メダルセレクタ100の単体を遊技機1以外の機種に適用することが容易になる。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機1は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複、置き換えて備えていてもよい。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当選役として決定する内部当選役決定手段と、内部当選役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行なう表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当選役決定手段が内部当選役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当選役として持ち越す内部当選役持越手段と、内部当選役決定手段が内部当選役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当選役とする蓄積特定役当選手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当選役決定手段と同一の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当選役決定手段と別体の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当選役決定手段』は、内部当選役抽選手段、内部当選役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当選手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(単チェリー、2連チェリー等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当選役または特定の内部当選役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当選?』、『ボーナス当選?』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当選役または特定の内部当選役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当選役または特定の内部当選役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当選?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組合せられたもの等を含む。
『内部当選役』は、複数の役から内部当選役決定手段により内部当選役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当選役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当選役決定手段が小役を内部当選役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当選役決定手段が小役を内部当選役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当選役決定手段がレギュラーボーナスを内部当選役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当選役決定手段が決定した内部当選役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当選役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当選役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施の形態のパチスロ機の斜視図。 本実施の形態のパチスロ機の内部の構成を示す概略構成図 メダルセレクタの構造を示すものであり、(a)は縦断面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図。 メダルセレクタの構造を示すものであり、(b)は縦断面図、(b)は(a)のB−B線矢視断面図。 主制御回路のブロック図。 メインルーチンのフローチャート。 メダル投入処理ルーチンのフローチャート。 メダルセレクタの内部構造を示す縦断面図。
符号の説明
1 遊技機
2 キャビネット
3L,3C,3R リール
4L,4C,4R 表示窓
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
6S スタートスイッチ
7L,7C,7R リール停止ボタン
9a 1−BETランプ
9b 2−BETランプ
9c 最大BETランプ
10 台座部
11 1−BETスイッチ
12 2−BETスイッチ
13 最大BETスイッチ
14 C/Pスイッチ
15 メダル払出口
16 メダル受部
17 当り表示ランプ(WINランプ)
18 払出表示部
19 クレジット表示部
20 ボーナス回数表示部
21L,21R スピーカ
22 メダル投入口
22Sa 第1投入メダルセンサ
22Sb 第2投入メダルセンサ
23 配当表パネル
30 マイクロコンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 クロックパルス発生回路
35 分周器
36 乱数発生器
37 サンプリング回路
38 I/Oポート
39 モータ駆動回路
40 ホッパ
41 ホッパ駆動回路
45 ランプ駆動回路
46 リール停止信号回路
48 表示部駆動回路
49L,49C,49R ステッピングモータ
50 リール位置検出回路
51 払出完了信号回路
71 主制御回路
72 副制御回路
100 メダルセレクタ
101 外枠体
102 メダル通路
102a メダル投入部
102b メダル排出部
102c メダル返却部
102d メダル案内部
102e メダル検出部
103 メダル返却通路
104 通路切替機構
105 切替板

Claims (3)

  1. メダル投入部からメダル排出部へメダルを案内するメダル通路と、
    前記メダル通路のメダル排出部側に設けられ、前記メダルを検出するメダル検出手段とを有し、
    前記メダル通路は、前記メダル投入部と前記メダル検出手段による前記メダルの検出位置とを直線的な線分で結んだときに、該線分に複数の曲折部を発生させるように形成されていることを特徴とするメダルセレクタ。
  2. 前記メダル検出手段は、前記メダルの案内方向の複数箇所に配設されており、
    前記各メダル検出手段による前記メダルの検出状態に基づいて不正の有無を判定する不正判定手段を、さらに有することを特徴とする請求項1に記載のメダルセレクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のメダルセレクタを備えたことを特徴とする遊技機。


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