JP2006203419A - 通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、第1通信形態(例えば、PHS)と第2通信形態(例えば、GSM)との両方の待ち受けを行うことができ、かつ待ち受け時に干渉による誤動作の発生を防止できる通信端末を提供することを目的とする。
【解決手段】 第1通信形態の通信圏内ではなくかつ第2通信形態側の周波数帯域Yのいずれかにおいて第2通信形態の通信圏内である場合に、第2通信形態の待ち受けのみを行う第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、ならびに第2通信形態のみの待ち受け状態において、第2通信形態側の各周波数帯域のうち最も受信レベルが高い周波数帯を使用して第2通信形態の待ち受け動作を行うとともに、所定時間毎に第2通信形態の待ち受け動作を一時的に中断して第1通信形態の通信圏内になったか否かを判別し、第1通信形態の通信圏内であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行させる手段を備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、PHS(Personal Handyphone System)およびGSM(Global System for Mobile Communications) の両方の待ち受け機能( デュアル待ち受け機能) を有する通信端末に関する。
PHSおよびGSMの両方を同時に待ち受ける機能( デュアル待ち受け機能) を有する従来の携帯型電話機においては、PHSで使用する周波数帯域は1900MHz帯であり、GSMで使用する周波数帯域は900MHz帯と1800MHz帯であるので、それぞれ異なる周波数帯を使用して待ち受け動作を行っていた。このため、従来の携帯型電話機においては、PHSおよびGSMの待ち受け時には、双方の受信状態を意識することなく、PHSおよびGSMについてそれぞれ独立して待ち受け動作を行っていた。
ところが、GSMで使用する周波数帯域として、上記900MHz帯と1800MHz帯以外に、PHSで使用する周波数帯域と同じ1900MHz帯を使用するモードがある。GSMで使用する周波数帯域がPHSで使用する周波数帯域と非常に近い場合、PHSおよびGSMに対して同時に待ち受け動作を行うと、干渉により正常に受信できない場合がある。このため、デュアル待ち受け動作を実行する場合には、PHSおよびGSMのうちの一方の受信動作を停止して待ち受けを行う必要がある。
たとえば、PHSの待ち受けを優先する場合には、GSMについては900MHz帯と1800MHz帯のみに限定してデュアル待ち受け動作を行う必要がある。逆にGSMの待ち受けを優先する場合には、PHSの待ち受け動作を実行させることはできない。
この発明は、第1通信形態(例えば、PHS)と第2通信形態(例えば、GSM)との両方の待ち受けを行うことができ、かつ待ち受け時に干渉による誤動作の発生を防止できる通信端末を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、周波数帯域Xを使用する第1通信形態と、周波数帯域X以外の1または複数の周波数帯域Yと周波数帯域Xとを使用する第2通信形態の両方の待ち受け機能を有する通信端末において、
第1通信形態の通信圏内でありかつ第2通信形態側の周波数帯域Yのいずれかにおいて第2通信形態の通信圏内である場合に、第1通信形態の待ち受けと第2通信形態側の周波数帯域X以外で受信レベルの最も高い周波数帯での第2通信形態の待ち受けとの両方を行うデュアル待ち受け状態に移行させる手段、
第1通信形態の通信圏内でありかつ第2通信形態側の周波数帯域Yのいずれにおいても第2通信形態の通信圏内でない場合に、第1通信形態の待ち受けのみを行う第1通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
第1通信形態の通信圏内ではなくかつ第2通信形態側の周波数帯域Yのいずれかにおいて第2通信形態の通信圏内である場合に、第2通信形態の待ち受けのみを行う第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、ならびに
第2通信形態のみの待ち受け状態において、第2通信形態側の各周波数帯域のうち最も受信レベルが高い周波数帯を使用して第2通信形態の待ち受け動作を行うとともに、所定時間毎に第2通信形態の待ち受け動作を一時的に中断して第1通信形態の通信圏内になったか否かを判別し、第1通信形態の通信圏内であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行させる手段、
を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、周波数帯域Xを使用する第1通信形態と、周波数帯域X以外の1または複数の周波数帯域Yと周波数帯域Xとを使用する第2通信形態の両方の待ち受け機能を有する通信端末において、
第2通信形態の通信圏内であって、第2通信形態側の各周波数帯域のうち受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であり、かつ第1通信形態の通信圏内である場合に、第2通信形態側の周波数帯域X以外で受信レベルの最も高い周波数帯を使用した第2通信形態の待ち受けと第1通信形態の待ち受けとの両方を行うデュアル待ち受け状態に移行させる手段、
第2通信形態の通信圏内であって、第2通信形態側の各周波数帯域のうち受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であり、かつ第1通信形態の通信圏内ではない場合に、第2通信形態側の周波数帯域X以外で受信レベルの最も高い周波数帯を使用した第2通信形態の待ち受けのみを行う第1の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
第2通信形態の通信圏内であって、第2通信形態側の各周波数帯域のうち受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域Xである場合に、第2通信形態側の周波数帯域Xを使用した第2通信形態の待ち受けのみを行う第2の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
第2通信形態の通信圏内ではなく、かつ第1通信形態の受信圏内である場合に、第1通信形態の待ち受けのみを行う第1通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
第2の第2通信形態のみの待ち受け状態において、所定時間毎に、第2通信形態側の各周波数帯域において通信圏内か否かを判別し、第2通信形態側のいずれかの周波数帯において通信圏内であり、かつ受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であるときには、第2通信形態の待ち受け動作を一時的に中断して第1通信形態の通信圏内になったか否かを判別し、第1通信形態の通信圏内であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行させ、第1通信形態の通信圏内ではないと判別した場合には、第1の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、ならびに
第1通信形態のみの待ち受け状態において、所定時間毎に、第1通信形態の待ち受け動作を一時的に中断して、第2通信形態の通信圏内になったか否かを判別し、第2通信形態の通信圏内でありかつ受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域Xであると判別した場合には、第2の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させ、第2通信形態の通信圏内でありかつ受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行させる手段、
を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、第1通信形態(例えば、PHS)と第2通信形態(例えば、GSM)との両方の待ち受けを行うことができ、かつ待ち受け時に干渉による誤動作の発生を防止できるようになる。
以下、図面を参照して、この発明を携帯型電話機に適用した場合の実施例について説明する。
図1は、携帯型電話機の主要部の構成を示している。
1はGSMアンテナである。2は、GSMアンテナ1に接続されたGSM通信制御部である。3は、GSM通信制御部2に接続されたGSM通信用のCPUである。4は、CPU3に接続されたメモリである。
11はPHSアンテナである。12は、PHSアンテナ11に接続されたPHS通信制御部である。13は、PHS通信制御部12に接続されたPHS通信用のCPUである。14は、CPU13に接続されたメモリである。GSM通信用のCPU3とPHS通信用のCPU13とは、I/F部10を介して互いに接続されている。
この実施例では、PHSで使用する周波数帯域としては1900MHz帯があり、GSMで使用する周波数帯域としては900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯があるものとする。
この携帯型電話機は、PHSおよびGSMの両方を同時に待ち受ける機能( デュアル待ち受け機能) を備えている。また、デュアル待ち受け時にPHSの待ち受けおよびGSMの待ち受けのいずれを優先して受信するかをユーザによって設定できるようになっている。
〔1〕デュアル待ち受け時にPHSの待ち受けを優先して受信するモードが設定されている場合
図2は、デュアル待ち受け時にPHSの待ち受けを優先して受信するモードが設定されている場合に、CPU3、13によって実行される処理の手順を示している。
電源がオンされると、まず、PHS側のサーチを行ない(ステップS1)、PHSの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS2)。
PHSの通信圏内であると判別した場合には、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯において、GSM側のサーチを行ない(ステップS3)、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯の少なくとも一方において、GSMの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS4)。
GSM側の900MHz帯および1800MHz帯の少なくとも一方において、GSMの通信圏内であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行する(ステップS5)。デュアル待ち受け状態においては、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯のうち通信圏内であると判別された周波数帯(両方が圏内である場合には受信レベルの高い方の周波数帯)のGSMの信号と、PHSの信号とを定期的に受信するといった処理を行う。デュアル待ち受け状態において、PHSの受信レベルが所定以下になったときには、後述するステップS9のGSMのみの待ち受け状態に移行する。デュアル待ち受け状態において、GSMの受信レベルが所定以下になったときには、後述するステップS6のPHSのみの待ち受け状態に移行する。
上記ステップS4において、GSMの通信圏内ではないと判別した場合には、PHSのみの待ち受け状態に移行する(ステップS6)。PHSのみの待ち受け状態においては、PHSの信号を定期的に受信するといった処理を行うとともに、所定時間間隔でGSM側の900MHz帯および1800MHz帯においてGSM側のサーチを行なう。PHSのみの待ち受け状態において、PHSの受信レベルが所定以下になったときには、ステップS1に戻る。PHSのみの待ち受け状態において、GSM側のサーチにより、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯の少なくとも一方においてGSMの通信圏内であると判別された場合には、上記ステップS5のデュアル待ち受け状態に移行する。
上記ステップS2において、PHSの通信圏内ではないと判別した場合には、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯において、GSM側のサーチを行ない(ステップS7)、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯の少なくとも一方において、GSMの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS8)。
GSM側の900MHz帯および1800MHz帯の少なくとも一方において、GSMの通信圏内であると判別した場合にはGSMのみの待ち受け状態に移行し(ステップS9)、GSMの通信圏内ではないと判別した場合には、ステップS1に戻る。
図3は、上記ステップS9のGSMのみの待ち受け状態において実行される処理の手順を示している。
第1のGSMのみの待ち受け処理を行う(ステップS11)。第1のGSMのみの待ち受け処理においては、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯のうち通信圏内であると判別された周波数帯(両方が圏内である場合には受信レベルの高い方の周波数帯)のGSMの信号を定期的に受信するといった処理を行うとともに、所定時間間隔でPHS側のサーチを行なう。第1のGSMのみの待ち受け処理において、GSMの受信レベルが所定以下になったときには、ステップS1に戻る。第1のGSMのみの待ち受け処理において、PHS側のサーチにより、PHSの通信圏内であると判別された場合には、上記ステップS5のデュアル待ち受け状態に移行する。
上記ステップS11の第1のGSMのみの待ち受け処理が行われている場合に、所定時間が経過すると(ステップS12でYES)、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯において、GSM側のサーチを行ない(ステップS13)、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯の少なくとも1つにおいて、GSMの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS14)。GSMの通信圏内ではないと判別した場合には、ステップS1に戻る。
ステップS14において、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯の少なくとも1つにおいて、GSMの通信圏内であると判別した場合には、受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzであるか否かを判別する(ステップS14)。つまり、GMSの待ち受けに使用される周波数帯として1900MHzを選択したか否かを判別する。受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzでない場合には、ステップS11に戻る。
上記ステップS15において、受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzであると判別した場合には、所定時間T1を経時するためのタイマを起動させた後(ステップS16)、第2のGSMのみの待ち受け処理を行う(ステップS17)。第2のGSMのみの待ち受け処理においては、GSM側の1900MHz帯のGSMの信号を定期的に受信するといった処理を行う。この場合には、干渉を防止するために、PHS側のサーチは行わない。第2のGSMのみの待ち受け処理において、GSMの受信レベルが所定以下になったときには、ステップS1に戻る。
上記ステップS17の第2のGSMのみの待ち受け処理が行われている場合に、時間T1が経過すると(タイマがタイムアップすると)(ステップS18でYES)、第2のGSMのみの待ち受け処理を一旦停止して、PHS側のサーチを行い(ステップS19)、PHSの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS20)。PHSの通信圏内ではないと判別した場合には、ステップS13に戻り、PHSの通信圏内であると判別した場合には、ステップS3に戻る。
〔2〕デュアル待ち受け時にGSMの待ち受けを優先して受信するモードが設定されている場合
図4は、デュアル待ち受け時にGSMの待ち受けを優先して受信するモードが設定されている場合に、CPU3、13によって実行される処理の手順を示している。
電源がオンされると、まず、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯において、GSM側のサーチを行ない(ステップS31)、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯の少なくとも1つにおいて、GSMの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS32)。
GSMの通信圏内であると判別した場合には、受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzであるか否かを判別する(ステップS33)。つまり、GMSの待ち受けに使用される周波数帯として1900MHzを選択したか否かを判別する。受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzではないと判別した場合には、PHS側のサーチの行ない(ステップS34)、PHSの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS35)。
PHSの通信圏内であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行する(ステップS36)。デュアル待ち受け状態においては、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯のうち通信圏内であると判別された周波数帯(両方が圏内である場合には受信レベルの高い方の周波数帯)のGSMの信号と、PHSの信号とを定期的に受信するといった処理を行う。デュアル待ち受け状態において、PHSの受信レベルが所定以下になったときには、後述するステップS37の第1のGSMのみの待ち受け状態に移行する。デュアル待ち受け状態において、GSMの受信レベルが所定以下になったときには、後述するステップS41のPHSのみの待ち受け状態に移行する。
上記ステップS35において、PHSの通信圏内ではないと判別した場合には、第1のGSMのみの待ち受け状態に移行する(ステップS37)。第1のGSMのみの待ち受け状態においては、GSM側の900MHz帯および1800MHz帯のうち通信圏内であると判別された周波数帯(両方が圏内である場合には受信レベルの高い方の周波数帯)のGSMの信号を定期的に受信するといった処理を行うとともに、所定時間間隔でPHS側のサーチを行なう。第1のGSMのみの待ち受け状態において、GSMの受信レベルが所定以下になったときには、ステップS31に戻る。第1のGSMのみの待ち受け状態において、PHS側のサーチにより、PHSの通信圏内であると判別された場合には、上記ステップS36のデュアル待ち受け状態に移行する。
上記ステップS33において、受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzであると判別した場合には、第2のGSMのみの待ち受け状態に移行する(ステップS38)。第2のGSMのみの待ち受け状態で実行される処理については後述する。
上記ステップS32において、GSMの通信圏内ではないと判別した場合には、PHS側のサーチの行ない(ステップS39)、PHSの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS40)。
PHSの通信圏内であると判別した場合には、PHSのみの待ち受け状態に移行する(ステップS41)。PHSのみの待ち受け状態で実行される処理については後述する。
上記ステップS40において、PHSの通信圏内ではないと判別した場合には、上記ステップS31に戻る。
図5は、上記ステップS38の第2のGSMのみの待ち受け状態で実行される処理の手順を示している。
所定時間T2を経時するためのタイマを起動させた後(ステップS51)、GSMのみの待ち受け処理を行う(ステップS52)。GSMのみの待ち受け処理においては、GSM側の1900MHz帯のGSMの信号を定期的に受信するといった処理を行う。この場合には、干渉を防止するために、PHS側のサーチは行わない。GSMのみの待ち受け処理において、GSMの受信レベルが所定以下になったときには、ステップS31に戻る。
上記ステップS52のGSMのみの待ち受け処理が行われている場合に、時間T2が経過すると(タイマがタイムアップすると)(ステップS53でYES)、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯において、GSM側のサーチを行ない(ステップS54)、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯の少なくとも1つにおいて、GSMの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS55)。GSMの通信圏内ではないと判別した場合には、ステップS31に戻る。
ステップS54において、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯の少なくとも1つにおいて、GSMの通信圏内であると判別した場合には、受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzであるか否かを判別する(ステップS56)。つまり、GMSの待ち受けに使用される周波数帯として1900MHzを選択したか否かを判別する。受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzである場合には、ステップS51に戻る。
上記ステップS56において、受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzではないと判別した場合には、PHS側のサーチを行い(ステップS57)、PHSの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS58)。PHSの通信圏内であると判別した場合にはステップS36のデュアル待ち受け状態に移行し、PHSの通信圏内ではないと判別した場合には、ステップS37の第1のGSMのみの待ち受け状態に移行する。
図6は、上記ステップS41のPHSのみの待ち受け状態で実行される処理の手順を示している。
所定時間T3を経時するためのタイマを起動させた後(ステップS61)、PHSのみの待ち受け処理を行う(ステップS62)。PHSのみの待ち受け処理においては、PHSの信号を定期的に受信するといった処理を行う。この場合には、干渉を防止するために、GSM側のサーチは行わない。PHSのみの待ち受け処理において、PHSの受信レベルが所定以下になったときには、ステップS31に戻る。
上記ステップS62のPHSのみの待ち受け処理が行われている場合に、時間T3が経過すると(タイマがタイムアップすると)(ステップS63でYES)、PHSのみの待ち受け処理を停止した後(ステップS64)、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯において、GSM側のサーチを行ない(ステップS65)、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯の少なくとも1つにおいて、GSMの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS66)。
GSMの通信圏内ではないと判別した場合には、PHS側のサーチを行ない(ステップS67)、PHSの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS68)。PHSの通信圏内であると判別した場合には、ステップS61に戻る。PHSの通信圏内ではないと判別した場合には、ステップS31に移行する。
ステップS66において、GSM側の900MHz帯、1800MHz帯および1900MHz帯の少なくとも1つにおいて、GSMの通信圏内であると判別した場合には、受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzであるか否かを判別する(ステップS69)。つまり、GMSの待ち受けに使用される周波数帯として1900MHzを選択したか否かを判別する。受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzである場合には、ステップS38の第2のGSMのみ待ち受け状態に移行する。受信レベルの最も高い周波数帯が1900MHzではない場合には、PHS側のサーチを行ない(ステップS70)、PHSの通信圏内であるか否かを判別する(ステップS71)。PHSの通信圏内であると判別した場合には、ステップS36のデュアル待ち受け状態に移行する。PHSの通信圏内ではないと判別した場合には、ステップS37の第1のGSMのみ待ち受け状態に移行する。
携帯型電話機の主要部の構成を示すブロック図である。 デュアル待ち受け時にPHSの待ち受けを優先して受信するモードが設定されている場合に、CPU3、13によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。 図2のステップS9のGSMのみの待ち受け状態において実行される処理の手順を示すフローチャートである。 デュアル待ち受け時にGSMの待ち受けを優先して受信するモードが設定されている場合に、CPU3、13によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。 図4のステップS38の第2のGSMのみの待ち受け状態で実行される処理の手順を示すフローチャートである。 図4のステップS41のPHSのみの待ち受け状態で実行される処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 GSMアンテナ
2 GSM通信制御部
3 GSM通信用のCPU
4 メモリ
11 PHSアンテナ
12 PHS通信制御部
13 PHS通信用のCPU
14 メモリ
10 I/F部

Claims (2)

  1. 周波数帯域Xを使用する第1通信形態と、周波数帯域X以外の1または複数の周波数帯域Yと周波数帯域Xとを使用する第2通信形態の両方の待ち受け機能を有する通信端末において、
    第1通信形態の通信圏内でありかつ第2通信形態側の周波数帯域Yのいずれかにおいて第2通信形態の通信圏内である場合に、第1通信形態の待ち受けと第2通信形態側の周波数帯域X以外で受信レベルの最も高い周波数帯での第2通信形態の待ち受けとの両方を行うデュアル待ち受け状態に移行させる手段、
    第1通信形態の通信圏内でありかつ第2通信形態側の周波数帯域Yのいずれにおいても第2通信形態の通信圏内でない場合に、第1通信形態の待ち受けのみを行う第1通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
    第1通信形態の通信圏内ではなくかつ第2通信形態側の周波数帯域Yのいずれかにおいて第2通信形態の通信圏内である場合に、第2通信形態の待ち受けのみを行う第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、ならびに
    第2通信形態のみの待ち受け状態において、第2通信形態側の各周波数帯域のうち最も受信レベルが高い周波数帯を使用して第2通信形態の待ち受け動作を行うとともに、所定時間毎に第2通信形態の待ち受け動作を一時的に中断して第1通信形態の通信圏内になったか否かを判別し、第1通信形態の通信圏内であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行させる手段、
    を備えていることを特徴とする通信端末。
  2. 周波数帯域Xを使用する第1通信形態と、周波数帯域X以外の1または複数の周波数帯域Yと周波数帯域Xとを使用する第2通信形態の両方の待ち受け機能を有する通信端末において、
    第2通信形態の通信圏内であって、第2通信形態側の各周波数帯域のうち受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であり、かつ第1通信形態の通信圏内である場合に、第2通信形態側の周波数帯域X以外で受信レベルの最も高い周波数帯を使用した第2通信形態の待ち受けと第1通信形態の待ち受けとの両方を行うデュアル待ち受け状態に移行させる手段、
    第2通信形態の通信圏内であって、第2通信形態側の各周波数帯域のうち受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であり、かつ第1通信形態の通信圏内ではない場合に、第2通信形態側の周波数帯域X以外で受信レベルの最も高い周波数帯を使用した第2通信形態の待ち受けのみを行う第1の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
    第2通信形態の通信圏内であって、第2通信形態側の各周波数帯域のうち受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域Xである場合に、第2通信形態側の周波数帯域Xを使用した第2通信形態の待ち受けのみを行う第2の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
    第2通信形態の通信圏内ではなく、かつ第1通信形態の受信圏内である場合に、第1通信形態の待ち受けのみを行う第1通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、
    第2の第2通信形態のみの待ち受け状態において、所定時間毎に、第2通信形態側の各周波数帯域において通信圏内か否かを判別し、第2通信形態側のいずれかの周波数帯において通信圏内であり、かつ受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であるときには、第2通信形態の待ち受け動作を一時的に中断して第1通信形態の通信圏内になったか否かを判別し、第1通信形態の通信圏内であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行させ、第1通信形態の通信圏内ではないと判別した場合には、第1の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させる手段、ならびに
    第1通信形態のみの待ち受け状態において、所定時間毎に、第1通信形態の待ち受け動作を一時的に中断して、第2通信形態の通信圏内になったか否かを判別し、第2通信形態の通信圏内でありかつ受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域Xであると判別した場合には、第2の第2通信形態のみの待ち受け状態に移行させ、第2通信形態の通信圏内でありかつ受信レベルの最も高い周波数帯域が周波数帯域X以外の周波数帯域であると判別した場合には、デュアル待ち受け状態に移行させる手段、
    を備えていることを特徴とする通信端末。
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