JP2006200865A - 設定温度推奨方法および装置 - Google Patents

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【課題】居住者の不満を最小限に抑え、居住者が抱く不信感やビルの管理者が追われるクレームを少なくする。
【解決手段】居住者から与えられる暑い/寒いの意見をその時の室内温度と対応づけてメモリに蓄積する。暑いという意見が与えられた件数および寒いという意見が与えられた件数を所定温度幅(例えば、0.5℃)毎に求め、暑いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合(暑いという意見の累積割合)を結んだ折れ線C1と寒いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合(寒いという意見の累積割合)を結んだ折れ線C2との交点P1で特定される室内温度を、居住空間に対する設定温度の推奨値(推奨温度)として提示する。
【選択図】 図7

Description

この発明は、テナントビルなどにおいて、居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度を設定温度として推奨する設定温度推奨方法および装置に関するものである。
従来より、テナントビルなどにおいては、ビルの管理者が居住空間(温度設定対象空間)に対する設定温度(目標温度)を定めている。例えば、ランニングコストなどを考慮して管理温度tBLを定め、この管理温度tBLを目標温度tspとして設定している(例えば、特許文献1参照)。
この場合、居住者は、ビルの管理者が設定した管理温度tBLでは暑いと感じたり、寒いと感じたりする。このような不満を感じ、我慢できなくなると、居住者はビルの管理者に電話などで連絡し、苦情を訴える。ビルの管理者は、この苦情(クレーム)に応じ、管理温度を変更し、居住者の要望に応える。
特許第3457554号公報
しかしながら、従来の居住空間に対する温度設定方法では、ランニングコストなどを考慮して定められた管理温度tBLが優先され、居住者の要望に応えて管理温度tBLが変更されても、次の日にはまた元の管理温度tBLに戻される。このため、次の日も前の日と同様のクレームが発生し、居住者はビルの管理者やビルのオーナに対して不信感を抱くし、ビルの管理者は毎日繰り返されるクレームへの対応に追われる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、居住者の不満を最小限に抑え、居住者が抱く不信感やビルの管理者が追われるクレームを少なくすることが可能な設定温度推奨方法および装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、温度設定対象空間の温度を室内温度として検出するステップと、温度設定対象空間内の居住者から与えられる不満足感を示す意見とその時の室内温度とを対応づけてメモリに蓄積するステップと、メモリに蓄積された居住者からの意見とその時の室内温度とを集計し、温度設定対象空間内の居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度を、温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示するステップとを設けたものである。
この発明によれば、温度設定対象空間内の居住者から与えられる不満足感を示す意見とその時の室内温度とが対応づけてメモリに蓄積され、このメモリに蓄積された居住者からの意見とその時の室内温度とが集計され、温度設定対象空間内の居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度が温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示される。
例えば、本発明では、居住者から与えられる暑い/寒いの意見をその時の室内温度と対応づけてメモリに蓄積する。そして、暑いという意見が与えられた件数および寒いという意見が与えられた件数を所定の温度幅毎に求め、暑いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合(暑いという意見の累積割合)を結んだ折れ線と寒いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合(寒いという意見の累積割合)を結んだ折れ線との交点で特定される室内温度を、温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示する。
この場合、暑いという意見の累積割合を結んだ折れ線と寒いという意見の累積割合を結んだ折れ線との交点で特定される室内温度は、温度設定対象空間内の居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度である。したがって、この室内温度を温度設定対象空間に対する設定温度とすれば、居住者の不満を最小限に抑えることが可能となる。
本発明において、設定温度の推奨値は、当日の予想される外気温度に基づいて補正するようにしてもよい。例えば、気象予報データから当日の予想される外気温度の最高値を取得し、当日の予想される外気温度の最高値が平年温度よりも2℃高ければ、設定温度の推奨値を0.5℃低くしたり、当日の予想される外気温度の最高値が平年温度よりも2℃低ければ、設定温度の推奨値を0.5℃高くするなどの補正を行う。なお、当日の予想される外気温度の最低値と平年温度との比較により補正を行うようにしたり、平年温度の代わりに前日の温度を使用して補正を行うようにしたりしてもよい。
なお、本発明は、上述した方法を適用した装置としても構成することができる。
本発明によれば、居住者からの意見とその時の室内温度とを集計し、居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度を温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示するようにしたので、この提示された設定温度の推奨値を目標温度として設定することにより、居住者の不満を最小限に抑え、居住者が抱く不信感やビルの管理者が追われるクレームを少なくすることができるようになる。
また、設定温度の推奨値を当日の予想される外気温度に基づいて補正することにより、外気温度で変化する居住者の不満に対しても、これを最小限に抑えることが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施に用いる設定温度推奨装置を含む空調システムの一例を示すブロック構成図である。同図において、1はテナントビルにおける居住空間(温度設定対象空間)、2は居住空間1に対して設けられた空調機、3は居住空間1の温度を室内温度tpvとして検出する温度センサ、4は居住空間1内の居住者が使用するパーソナルコンピュータ(パソコン)、5はデータ収集装置、6はテナントビルの監視室に設けられた中央装置(設定温度推奨装置)であり、空調機2と温度センサ3とパソコン4とデータ収集装置5と中央装置6とはネットワーク(LAN)7によって相互に接続されている。
この空調システムにおいて、データ収集装置5は、温度センサ3によって検出される居住空間1の室内温度tpvを1分周期で収集し、蓄積する。空調機2は、中央装置6より送られてくる設定温度(目標温度)tspと温度センサ3によって検出される居住空間1の室内温度tpvとを入力し、tsp=tpvとなるように、居住空間1への給気温度を制御する。
図2に中央装置6のハード構成の概略を示す。同図において、6−1はCPU、6−2はRAM、6−3はROM、6−4はハードディスクなどの記憶装置、6−5〜6−7はインターフェイス、6−8はディスプレイ、6−9はキーボード、6−10はマウスである。CPU6−1は、インターフェイス6−5〜6−7を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM6−2にアクセスしながら、ROM6−3や記憶装置6−4に格納されたプログラムに従って動作する。
記憶装置6−4には、本実施の形態特有のプログラムとして、ビルの管理者に設定温度の推奨値を提示する設定温度推奨値提示プログラムが格納されている。この設定温度推奨値提示プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置6−4にインストールされている。
以下、図4および図5に示すフローチャートに従って、上述した設定温度推奨値提示プログラムによってCPU6−1が実行する処理動作について説明する。
居住空間1において、暑い/寒いの不満を感じると、居住者はパソコン4よりその暑い/寒いの意見をネットワーク7を介して中央装置6へ送る。例えば、パソコン4の画面に意見箱というメニューがあり、この意見箱の暑い/寒いの項目にチェックを入れ、中央装置6へ送信する。
中央装置6のCPU6−1は、パソコン4からの暑い/寒いの意見(クレーム)を受信すると(図4:ステップ401のYES)、その時の室内温度として最新の室内温度tpvをデータ収集装置5から取得し、その取得した室内温度tpvとクレーム内容とを対応づけて記憶装置6−4に記憶する(ステップ402)。これにより、記憶装置6−2には、図3に示すように、居住者からの暑い/寒いの意見とその意見が与えられた時の室内温度tpvとが対として蓄積されるものとなる。
なお、この実施の形態では、居住空間1から暑い/寒いの意見が与えられた時の室内温度をデータ収集装置5から取得するようにしたが、その時の室内温度tpvを温度センサ3から直接取得するようにしてもよい。データ収集装置5は、室内温度tpvを1分周期で収集するので、データ収集装置5から取得した室内温度tpvは最大で1分の遅れが生じる。これに対し、温度センサ3から直接取得するようにすれば、暑い/寒いの意見が与えられた時と同時刻の室内温度tpvを得ることができる。
次に、CPU6−1は、記憶装置6−4に蓄積された居住者からの暑い/寒いの意見とその時の室内温度とを集計し、暑いという意見が与えられた件数および寒いという意見が与えられた件数を所定の温度幅毎に求め、これをグラフ化してディスプレイ6−8に表示する(ステップ403)。また、そのグラフ中に、居住空間1に対する設定温度の推奨値(推奨温度)を表示する(ステップ404)。
図6にディスプレイ6−8に表示されるグラフ(温度設定支援グラフ)を例示する。この温度設定支援グラフGにおいて、横軸は室内温度、縦軸は暑い/寒いの意見の件数である。なお、縦軸は、暑い/寒いの意見の件数の累積割合(%)を兼ねている。CPU6−1は、記憶装置6−4に蓄積された暑いという意見が与えられた件数を0.5℃幅毎に求め、これを図中網線で示す棒グラフで表示する。また、記憶装置6−4に蓄積された寒いという意見が与えられた件数を0.5℃幅毎に求め、これを図中白抜きで示す棒グラフで表示する。
また、CPU6−1は、暑いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合〔暑いという意見の累積割合:(暑いという意見の累積値/暑いという意見の全体件数)×100(%)〕を結んだ折れ線C1を表示する。また、寒いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合〔寒いという意見の累積割合:(寒いという意見の累積値/寒いという意見の全体件数)×100(%)〕を結んだ折れ線C2を表示する。また、折れ線C1とC2との交点P1で特定される室内温度を居住空間1に対する設定温度の推奨値として、すなわち居住空間1内の居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度として、数値で表示する。
この温度設定支援グラフGは、居住者から暑い/寒いの意見が与えられる毎に更新されて行く。すなわち、居住者から暑い/寒いの意見が与えられる毎に、暑いという意見が与えられた件数や寒いという意見が与えられた件数が変わり、これに伴ってその累積割合を示す折れ線C1やC2が変わる。これにより、居住空間1に対する設定温度の推奨値も変化する。なお、本実施の形態において、ビルの管理者は、居住者から暑い/寒いの意見が送られてくると、現在の設定温度tspを変更し、居住者の要望に応える。
図7に運用開始から1年が経過した後の温度設定支援グラフGを例示する。この1年経過後の温度設定支援グラフGから、暑いというクレームが発生する室温は、寒いというクレームが発生する室温に比べて高い領域にあるものの、重なっている傾向が大きいことが分かる。また、24℃の室温では、20%程度が暑いというクレームを、50%程度が寒いというクレームを発することが分かる。また、推奨温度として提示された24.6℃において、暑いというクレームを発する割合と寒いというクレームを発する割合がほゞ同じとなり、この温度が居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度であることが分かる。
ビルの管理者は、毎朝、中央装置6のディスプレイ6−8に表示される温度設定支援グラフGを確認し、このグラフG中に表示されている推奨温度を使用するのか、ランニングコストなどを考慮して定められている管理温度(初期値)を使用するのかの指示をCPU6−1へ与える。例えば、オーナからの要望などにより、管理温度を使用するのであれば、初期値を使用する旨の指示をCPU6−1へ与える。初期値を使用する旨の指示が与えられると(図5:ステップ501のYES)、CPU6−1は、管理温度(初期値)を設定温度tspとして空調機2へ送る(ステップ508)。
推奨温度を使用する旨の指示が与えられると(ステップ502のYES)、CPU6−1は、グラフG中に表示されている推奨温度(設定温度の推奨値)を取得したうえ(ステップ503)、外気温度補正を行うか否かをビルの管理者に問い合わせる(ステップ504)。ここで、ビルの管理者より外気温度補正の必要がない旨の指示が与えられれば(ステップ504のNO)、CPU6−1は、ステップ503で取得した推奨温度を設定温度tspとして空調機2へ送る(ステップ507)。
これに対し、ビルの管理者より外気温度補正の必要がある旨の指示が与えられれると(ステップ504のYES)、CPU6−1は、ステップ503で取得した推奨温度を外気温度補正する(ステップ505)。この場合、外気温度補正として、気象予報データから当日の予想される外気温度の最高値を取得し、当日の予想される外気温度の最高値が平年温度よりも2℃高ければ、推奨温度を0.5℃低くする。当日の予想される外気温度の最高値が平年温度よりも2℃低ければ、推奨温度を0.5℃高くする。そして、CPU6−1は、この補正した推奨温度を設定温度tspとして空調機2へ送る(ステップ506)。
なお、上述した実施の形態では、年間を通して同じ温度支援設定グラフGを更新して行くようにしたが、例えば4月初旬〜10月下旬を冷房時とし、11月初旬〜3月下旬を暖房時とし、1年を冷房時と暖房時のグラフに分け、それぞれのグラフ(冷房時の温度設定支援グラフ、暖房時の温度設定支援グラフ)を更新して行くようにしてもよい。この場合、冷房時に入れば、去年の最後の冷房時の温度設定支援グラフから更新を始め、暖房時に入れば、去年の最後の暖房時の温度設定支援グラフから更新を始める。図8に冷房時の温度設定支援グラフGAを、図9に暖房時の温度設定支援グラフGBを例示する。
また、上述した実施の形態では、温度設定支援グラフG中に折れ線C1とC2との交点P1で特定される室内温度を推奨温度として数値で表示するようにしたが、数値で表示せずに、折れ線C1とC2の交点P1で特定される室内温度をビルの管理者に読み取らせるようにしてもよい。また、折れ線C1やC2は表示せずに、この折れ線C1とC2の交点で特定される室内温度のみを数値で表示するようにしてもよい。暑い/寒いの意見の件数を示す棒グラフや累積割合の折れ線を表示すると、直感的に分かり易くなる。また、設定温度の推奨値を数値表示すると、ビルの管理者が一々グラフから読み取る手間が省ける。
また、上述した実施の形態では、外温度補正を行う場合、気象予報データから当日の予想される外気温度の最高値を取得し、この取得した当日の予想される外気温度の最高値と平年温度とを比較するようにしたが、当日の予想される外気温度の最低値と平年温度との比較により補正を行うようにしたり、平年温度の代わりに前日の温度を使用して補正を行うようにしたりしてもよい。
また、上述した実施の形態では、説明を簡単とするために居住空間を1つとしたが、テナントビル内には居住空間が複数ある。居住空間が複数ある場合も、上述と同様にして、本発明を適用することが可能である。図10に居住空間が複数ある場合のシステムの構成例を示す。この例では、4つの居住空間1−1〜1−4があり、居住空間1−1〜1−4に対して空調機2−1〜2−4と温度センサ3−1〜3−4が設けられている。この場合、中央装置6の画面上には、居住空間1−1,1−2,1−3,1−4について、例えば図11(a),(b),(c),(d)に示すような温度設定支援グラフG1,G2,G3,G4が表示される。ビルの管理者は、これらのグラフG1,G2,G3,G4中に表示される推奨温度(設定温度の推奨値)について、設定温度tspとして使用するか否かを判断する。また、外気温度補正を行うか否かを判断する。
上述した実施の形態では、提示された設定温度の推奨値を使用するか否かや外気温度補正を行うか否かをビルの管理者に判断させるようにしたが、ビルの管理者の判断を一々仰がずに、提示された設定温度の推奨値を設定温度tspとして、あるいは外気温度補正した設定温度の推奨値を設定温度tspとして、直ちに中央装置6から空調機2へ送るようにしてもよい。例えば、暑い/寒いの意見が与えられる毎ではなく、毎朝1回、設定温度の推奨値を求めるようにし、あるいは外気温度補正した設定温度の推奨値を求めるようにし、この求めた設定温度の推奨値を設定温度tspとして、中央装置6から空調機2へ直ちに送るようにする。この場合、ビルの管理者には設定温度の推奨値は提示されないが、中央装置6内では設定温度を送信する手段に対して提示しており、このような提示も本発明でいう提示の定義に含まれるものである。
また、上述した実施の形態では、パソコン4を用いて暑い/寒いの意見を中央装置6へ送るようにしたが、居住空間1毎に専用のユーザターミナルを設け、このユーザターミナルから中央装置6へ暑い/寒いの意見を送るようにしてもよい。また、暑い/寒いの意見の中央装置6への送信は、居住空間1における居住者を代表して一人の担当者が行うようにしてもよいが、居住空間1における居住者の各人が個別に行うようにしてもよい。
また、パソコンやユーザターミナルを使用するのではなく、ビルの管理者に暑い/寒いの意見を電話で伝えるようにしてもよい。この場合、ビルの管理者は、居住者からの暑い/寒いの意見を受け付け、その意見とその意見があった時刻を中央装置6へ手入力する。中央装置6は、このビル管理者から手入力された暑い/寒いの意見を、その意見のあった時刻の室内温度tpvと対応づけて記憶装置6−4に記憶する。なお、この場合、中央装置6のCPU6−1は、意見のあった時刻の室内温度tpvをデータ収集装置5から取得する。
本発明の実施に用いる設定温度推奨装置を含む空調システムの一例を示す構成図である。 この空調システムにおける中央装置のハード構成の概略を示すブロック図である。 居住者からの暑い/寒いの意見とその意見が与えられた時の室内温度との蓄積状況を説明する図である。 中央装置が実行する設定温度推奨値提示プログラムに従う処理動作(設定温度の推奨値の表示処理)を説明するフローチャートである。 中央装置が実行する設定温度推奨値提示プログラムに従う処理動作(設定温度の出力処理)を説明するフローチャートである。 中央装置のディスプレイに表示される温度設定支援グラフを例示する図である。 運用開始から1年が経過した後の温度設定支援グラフを例示する図である。 冷房時の温度設定支援グラフを示す図である。 暖房時の温度設定支援グラフを示す図である。 居住空間が複数ある場合のシステムの構成例を示す図である。 中央装置のディスプレイに表示される居住空間毎の温度設定支援グラフを示す図である。
符号の説明
1…居住空間、2…空調機、3…温度センサ、4…パーソナルコンピュータ(パソコン)、5…データ収集装置、6…中央装置、6−1…CPU、6−2…RAM、6−3…ROM、6−4…記憶装置、6−5〜6−7…インターフェイス、6−8…ディスプレイ、6−9…キーボード、6−10…マウス、7…ネットワーク(LAN)、G…温度設定支援グラフ、GA…冷房時の温度設定支援グラフ、GB…暖房時の温度設定支援グラフ、C1,C2…折れ線、P1…交点。

Claims (6)

  1. 温度設定対象空間の温度を室内温度として検出するステップと、
    前記温度設定対象空間内の居住者から与えられる不満足感を示す意見とその時の前記室内温度とを対応づけてメモリに蓄積するステップと、
    前記メモリに蓄積された居住者からの意見とその時の室内温度とを集計し、前記温度設定対象空間内の居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度を、前記温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示するステップと
    を備えたことを特徴とする設定温度推奨方法。
  2. 温度設定対象空間の温度を室内温度として検出するステップと、
    前記温度設定対象空間内の居住者から与えられる暑い/寒いの意見とその時の前記室内温度とを対応づけてメモリに蓄積するステップと、
    前記メモリに蓄積された居住者からの暑い/寒いの意見とその時の前記室内温度とを集計し、暑いという意見が与えられた件数および寒いという意見が与えられた件数を所定の温度幅毎に求め、暑いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合を結んだ折れ線と寒いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合を結んだ折れ線との交点で特定される室内温度を、前記温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示するステップと
    を備えたことを特徴とする設定温度推奨方法。
  3. 請求項1又は2に記載された設定温度推奨方法において、
    前記設定温度の推奨値を当日の予想される外気温度に基づいて補正するステップを備えたことを特徴とする設定温度推奨方法。
  4. 温度設定対象空間内の居住者から与えられる不満足感を示す意見とその時の前記温度設定対象空間の室内温度とを対応づけてメモリに蓄積する手段と、
    前記メモリに蓄積された居住者からの意見とその時の室内温度とを集計し、前記温度設定対象空間内の居住者が不満を感じることが最も少ない室内温度を、前記温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示する手段と
    を備えたことを特徴とする設定温度推奨装置。
  5. 前記温度設定対象空間内の居住者から与えられる暑い/寒いの意見とその時の前記温度接待対象空間の室内温度とを対応づけてメモリに蓄積する手段と、
    前記メモリに蓄積された居住者からの暑い/寒いの意見とその時の室内温度とを集計し、暑いという意見が与えられた件数および寒いという意見が与えられた件数を所定の温度幅毎に求め、暑いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合を結んだ折れ線と寒いという意見が与えられた件数の各温度幅毎の累積値の全体件数に対する割合を結んだ折れ線との交点で特定される室内温度を、前記温度設定対象空間に対する設定温度の推奨値として提示する手段と
    を備えたことを特徴とする設定温度推奨装置。
  6. 請求項4又は5に記載された設定温度決定装置において、
    前記設定温度の推奨値を当日の予想される外気温度に基づいて補正する手段を備えたことを特徴とする設定温度推奨装置。
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