JP2006193510A - 活性酸素消去剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターミナリアの新たな用途を提供すること。
【解決手段】本発明の活性酸素消去剤は、ターミナリアより得られる加工物からなる。さらに、本発明の活性酸素消去剤は、活性酸素によって変性しやすい成分を保持することができるため、食品添加剤としても利用できる。このような加工物の原料として、特に、ターミナリアの種子を除く果実部位が好ましく用いられる。
【選択図】なし

Description

本発明は、ターミナリアより得られる加工物からなる活性酸素消去剤または食品添加剤に関する。
ターミナリア(Terminalia)は、シクンシ科の植物である。例えば、インドにおいては、その果実は主に下痢止めとして利用されており、完熟果実は止瀉剤として利用されている。
近年、ターミナリアの1種であるターミナリアベリリカ(Terminalia bellirica)の果実には、血管の繊維化を防止する作用を有することが見出され、その乾燥粉末または抽出物からなる血管繊維化の予防または治療薬が開示されている(特許文献1)。しかし、ターミナリアが有する作用については、未だ十分な検討がされておらず、ターミナリアは、現状では十分に利用されていない。
特開2004−75584号公報
本発明の目的は、ターミナリアが有する新たな作用を見出すことにより、ターミナリアの用途拡大を図ることにある。
本発明者は、ターミナリアより得られる加工物が活性酸素消去能を有することを見出し、本発明を完成した。
本発明は、ターミナリアより得られる加工物からなる、活性酸素消去剤を提供する。
さらに、本発明は、ターミナリアより得られる加工物からなる、食品添加剤を提供する。
本発明によれば、ターミナリアより得られる加工物は、優れた活性酸素消去能を有し、活性酸素消去剤として利用し得る。さらに、食品の品質を保持する食品添加剤としても利用し得る。
(ターミナリアから得られる加工物)
本明細書において「ターミナリア」とは、ターミナリア(Terminalia)属に属する植物をいう。ターミナリア属の植物としては、例えば、Terminalia bellirica(belerica)、Terminalia catappa、Terminalia tomentosa、Terminalia citrina、Terminalia phellocarpa、Terminalia copelandii、Terminalia brassi、Terminalia ivorensis、Terminalia superba、Terminalia arjuna、Terminalia chebulaなどが挙げられる。これらの中で、Terminalia bellirica(belerica)、Terminalia arjuna、およびTerminalia chebulaが好ましく、Terminalia bellirica(belerica)およびTerminalia chebulaがより好ましい。
本発明において、ターミナリアより得られる加工物(以下、単に加工物という場合がある)とは、ターミナリアの葉、樹皮、根、花、木部、果実、種子などの部位に、乾燥処理、粉砕処理、圧搾処理、抽出処理などを施して得られるものをいう。このような加工物としては、乾燥物、ペースト、搾汁、抽出物などが挙げられる。本発明においては、ターミナリアのいずれの部位を用いてもよく、特に、種子以外の部位が好ましく、葉、樹皮、および果実の種子を除く部位(果皮または果肉部)がより好ましい。
上記加工物の一形態である乾燥物は、例えば、上記ターミナリアの各部位を、日干し、半日干し、陰干し、加熱乾燥、常温乾燥、凍結乾燥などを行うことによって得られる。乾燥後、必要に応じて、ボールミル、ハンマーミルなどを用いて粉末化して、乾燥粉末としてもよい。
上記加工物の一形態であるペーストは、例えば、上記ターミナリアの各部位を、乾燥せずにマスコロイダーなどで粉砕することによって得られる。さらに、このペーストをろ過または遠心分離をすることによって搾汁が得られる。搾汁は、上記ターミナリアの各部位を圧搾しても得られる。得られた搾汁は、そのまま用いてもよく、あるいは乾燥させてエキス末としてもよい。
上記加工物の一形態である抽出物は、例えば、水または有機溶媒を用いて、上記ターミナリアの各部位をそのまま、ペースト、あるいは乾燥物から抽出して得られる。特に、ペーストまたは乾燥粉末から抽出することが好ましい。
上記抽出物を得るために用い得る溶媒としては、水、有機溶媒、および水と有機溶媒との混合溶液が挙げられ、有機溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロピレングリコール、エチルメチルケトン、グリセリン、酢酸メチル、酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、食用油脂、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、および1,1,2−トリクロロエテンなどが挙げられる。これらの中で、好ましくは極性有機溶媒、より好ましくはエタノール、n−ブタノール、メタノール、アセトン、プロピレングリコール、および酢酸エチル、最も好ましくはエタノールである。
抽出に使用する溶媒の量は、ターミナリアに含まれる成分が十分に抽出される量であれば、特に制限されない。例えば、ターミナリアの乾燥物から抽出物を得る場合、溶媒の量は、乾燥物1質量部に対して、好ましくは1〜50質量部である。乾燥物以外から抽出物を得る場合、溶媒の量は、乾燥物1質量部に対して、好ましくは0.1〜30質量部である。
抽出温度は、特に制限されず、用いる溶媒の沸点に応じて適宜設定され得る。効率よく抽出するために、抽出温度は、好ましくは10℃以上、より好ましくは20℃以上であり、好ましくは120℃以下、より好ましくは用いる溶媒の沸点以下である。
抽出時間は、用いる抽出溶媒の量または抽出温度によって適宜設定され得る。抽出時間は、好ましくは30分以上、より好ましくは1時間以上であり、好ましくは72時間以下、より好ましくは48時間以下である。
このようにしてターミナリアより抽出液を得ることができる。得られた抽出液を、そのまま抽出物として用いてもよく、必要に応じて、当業者が通常用いる方法で濃縮して、ペーストあるいは粉末の形態の抽出物として用いてもよい。抽出液を濃縮するために、加熱乾固、減圧濃縮乾固、凍結乾燥などが行われる。これらの中で、抽出液中の成分の変性を抑える点から、好ましくは、減圧濃縮乾固または凍結乾燥が行われる。
さらに、得られた抽出物をより活性の高いものとするために、この抽出物を合成吸着剤(ダイアイオンHP20、セファビースSP825、アンバーライトXAD4、MCIgelCHP20Pなど)およびデキストラン樹脂(セファデックスLH−20など)を用いて、成分を分画または濃縮することも可能である。
(活性酸素消去剤)
本発明の活性酸素消去剤は、上述のターミナリアより得られる加工物からなる。本発明の活性酸素消去剤は、生体内に存在するSODと同様の活性を示し、速やかに活性酸素を消去し得る。
活性酸素とは、通常の酸素よりも活性化された酸素およびその関連化合物をいい、特に生体との関連では、スーパーオキサイド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素などが挙げられる。これらの活性酸素は、生体内に過剰に存在すると様々な組織障害をもたらすことが明らかとなっている。
生体内においては、通常、生体内で生産され他の活性酸素の出発物質ともなっているスーパーオキサイドは、細胞内に含まれているスーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)の触媒作用により逐次消去されている。しかし、スーパーオキサイドの産生が過剰である場合、あるいは老人の身体のようにSODの作用が低下している場合においては、スーパーオキサイドが十分に消去されず、生体内のスーパーオキサイド濃度が高くなる。その結果、関節リウマチ、ベーチェット病などの組織障害、白内障、シミ、ソバカス、しわ、肩凝り、冷え性などを引き起こす。したがって、活性酸素を速やかに消去することは、生体内における様々な疾病を予防するために重要である。
本発明の活性酸素消去剤の摂取量は、特に制限されず、抽出物、乾燥粉末などの加工物の態様により異なる。例えば、ターミナリアの抽出物の場合、成人の1日あたりの摂取量は、乾燥質量換算で、好ましくは10mg以上、より好ましくは20mg以上であり、好ましくは1000mg以下、より好ましくは600mg以下である。ターミナリアの乾燥粉末の場合、成人の1日あたりの摂取量は、好ましくは100mg以上、より好ましくは200mg以上であり、好ましくは10000mg以下、より好ましくは6000mg以下である。
(食品添加剤)
ターミナリアより得られる加工物は、優れた活性酸素消去能を有することから、食品の品質を維持するための食品添加剤として用いることができる。
例えば、アスコルビン酸、チアミン誘導体、ポリフェノールなどの食品中に存在する不安定な成分は、活性酸素よって変性し、失活、変色などを起こす。したがって、本発明の食品添加剤を食品に添加することによって、これらの不安定な成分、特に水溶性の成分が活性酸素により変性を受けることを防止できるため、食品の品質の劣化または品質の低下を防止し得る。
本発明の食品添加剤の食品中への配合量は、特に制限されず、抽出物、乾燥粉末などの加工物の態様により異なる。例えば、ターミナリアの抽出物の場合、食品中への配合量は、乾燥質量換算で、好ましくは0.0001質量%以上、より好ましくは0.001質量%以上であり、好ましくは90質量%以下、より好ましくは60質量%以下である。ターミナリアの乾燥粉末の場合、食品中への配合量は、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上であり、好ましくは90質量%以下、より好ましくは60質量%以下である。ペースト、搾汁、およびエキス末を用いる場合は、乾燥質量でターミナリアの乾燥粉末と同等量となるようにすればよい。
本発明の食品添加剤は、あらゆる形態の食品に添加し得る。このような食品の形態としては、例えば、飲料、顆粒、錠剤、ガム、キャンディー、トローチ、ゼリー、グミ、ティーバッグなどが挙げられる。
本発明の活性酸素消去剤および食品添加剤は、必要に応じて、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、着色料、香料、ミネラル(鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、セレンなど)、他の食品原料、医薬品原料などのその他の成分とともに用いてもよい。
本発明の食品添加剤は、例えば、ローヤルゼリー、プロポリス、ビタミン類(A、B、B、B、B12、ナイアシン、C、D、E、K、葉酸、パントテン酸、ビオチン、これらの誘導体など)、キチン、キトサン、レシチン、ポリフェノール(フラボノイド、これらの誘導体など)、カロテノイド(リコピン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ルテインなど)、キサンチン誘導体(カフェインなど)、タンパク質またはペプチド(大豆タンパク、コラーゲン、エラスチン、シルクまたはこれらの分解物など)、ムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン、デルマタン、ヘパラン、ヘパリン、ケタラン、これらの誘導体など)、アミノ糖(グルコサミン、アセチルグルコサミン、ガラクトサミン、アセチルガラクトサミン、ノイラミン酸、アセチルノイラミン酸、ヘキソサミン、それらの塩など)、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、環状オリゴ糖など)、リン脂質(ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリンなど)、スフィンゴ脂質およびその誘導体(スフィンゴミエリン、セラミドなど)、含硫化合物(アリイン、セパエン、タウリン、グルタチオン、メチルスルホニルメタンなど)、リグナン類(セサミンなど)、真珠粉末、α−リポ酸またはその誘導体、CoQ10、およびこれらを含有する動植物抽出物、根菜類(ショウガなど)などの成分の変性を防止し得る。特に、活性酸素によって変性しやすい不安定な成分としては、プロアントシアニジン、ガロタンニン、クロロゲン酸およびその誘導体などのポリフェノール、これらを含有する植物抽出物、CoQ10またはその誘導体、α−リポ酸およびその誘導体、システインまたはその誘導体、チアミンまたはその誘導体、カロテノイドまたはその誘導体、トコフェロールまたはその誘導体、グルタチオンおよびSODまたはこれらを含有する抽出物、リグナン類、キサンチン誘導体、トマト抽出物などが挙げられる。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明は、この範囲に限定されるものではない。
(調製例1)
ターミナリアベリリカの果実から種子を除去した残りの部分5gに水200mLを加え、100℃で30分間加熱還流抽出を行った。抽出後、ろ過してろ液を得、残渣に水200mLをさらに加え、100℃で30分間加熱還流抽出を行った。抽出後、ろ過して得られたろ液を合わせて凍結乾燥し、抽出物粉末A(2.3g)を得た。
(調製例2)
上記調製例1で用いた水の代わりに50容量%のエタノール水溶液を用い、加熱温度を80℃にしたこと以外は、上記調製例1と同様の手順で抽出物粉末B(2.4g)を得た。
(調製例3)
上記調製例1で用いた果実から種子を除去した残りの部分の代わりに種子2gを用いたこと以外は、上記調製例1と同様の手順で抽出物粉末C(0.4g)を得た。
(調製例4)
上記調製例2で用いた果実から種子を除去した残りの部分の代わりに種子2gを用いたこと以外は、上記調製例2と同様の手順で抽出物粉末D(0.6g)を得た。
(実施例1:活性酸素消去能の評価)
上記調製例1〜4で得られた抽出物粉末A〜Dを、それぞれ3mg/mLとなるように水に溶解してサンプルを調製した。次いで、測定キット(SODテストワコー、和光純薬工業株式会社)を用いてSOD活性を測定し、抽出物粉末1mgあたりのSOD様活性(unit)を算出した。比較として、緑茶抽出物(三井農林株式会社製)を用い、SOD様活性を算出した。結果を表1に示す。測定結果は、三重測定の平均値である。
Figure 2006193510
表1に示すように、ターミナリアベリリカの果実より得られた加工物(抽出物粉末)は、いずれもSOD様活性を有し、特に種子以外の部位において、SOD様活性を有することが知られている緑茶抽出物よりも非常に優れたSOD様活性を有することがわかる。すなわち、ターミナリアベリリカの果実より得られた加工物は、優れた活性酸素消去能を有することがわかる。したがって、本発明の活性酸素消去剤は、優れた活性酸素除去能を有し、特に、食品添加剤などとして利用し得る。
(調製例5)
ターミナリアチェブラ(Terminalia chebula)の果実から種子を除去した残りの部分5gに水200mLを加え、100℃で30分間加熱還流抽出を行った。抽出後、ろ過してろ液を得、残渣に水200mLをさらに加え、100℃で30分間加熱還流抽出を行った。抽出後、ろ過して得られたろ液を合わせて凍結乾燥し、抽出物粉末E(2.3g)を得た。
(調製例6)
上記調製例5のターミナリアチェブラの代わりにターミナリアカタッパ(Terminalia catappa)の葉を用いたこと以外は、上記調製例5と同様の手順で抽出物粉末F(1.2g)を得た。
(実施例2:活性酸素消去能の評価)
上記調製例5および6で得られた抽出物粉末EおよびFを、それぞれ3mg/mLとなるように水に溶解してサンプルを調製した。次いで、測定キット(SODテストワコー、和光純薬工業株式会社)を用いてSOD活性を測定し、抽出物粉末1mgあたりのSOD様活性(unit)を算出した。比較として、緑茶抽出物(三井農林株式会社製)を用い、SOD様活性を算出した。結果を表2に示す。測定結果は、三重測定の平均値である。
Figure 2006193510
表2に示すように、ターミナリアチェブラの果実およびターミナリアカタッパの葉より得られた加工物(抽出物粉末)は、SOD様活性を有することが知られている緑茶抽出物よりも優れたSOD様活性を有することがわかる。すなわち、本発明のターミナリアより得られた加工物は、優れた活性酸素消去能を有することがわかる。したがって、本発明の活性酸素消去剤は、優れた活性酸素除去能を有し、特に、食品添加剤などとして利用し得る。
(製造例1)
下記の原料を用いて、飲料(500mL)を調製した。
<配合成分> 配合量(質量%)
上記調製例1で得られた抽出物粉末A 0.002
シルクペプチド(一丸ファルコス株式会社製) 0.001
コラーゲンペプチド(株式会社ニッピ製) 0.001
エラスチンペプチド(株式会社アズウェル製) 0.001
コンドロイチン複合蛋白質(マルハ株式会社製) 0.001
アスコルビン酸ナトリウム(BASF武田ビタミン株式会社製) 0.1
シスチン(味の素株式会社製) 0.001
ビタミンB1(BASF武田ビタミン株式会社製) 0.001
(製造例2)
上記製造例1で用いた抽出物粉末Aの代わりに上記抽出物粉末Eを用いたこと以外は、上記製造例1と同様にして飲料を調製した。
上記製造例1および2で得られた飲料は、40℃で1ヶ月間保管しても活性酸素によって変性しやすいアスコルビン酸およびビタミンB1を安定に保持していた。
(製造例3)
下記の原料を用いて、錠剤(200mg)を調製した。
<配合成分> 配合量(mg)
上記調製例2で得られた抽出物粉末B 30
松樹皮抽出物(株式会社東洋新薬社製) 30
アスコルビン酸ナトリウム(BASF武田ビタミン株式会社製) 50
ショ糖エステル 5.0
二酸化ケイ素 2.5
還元麦芽糖 82.5
(製造例4)
上記製造例3で用いた抽出物粉末Bの代わりに上記抽出物粉末Fを用いたこと以外は、上記製造例3と同様にして錠剤を調製した。
上記製造例3および4で得られた錠剤は、40℃で1ヶ月間保管しても、松樹皮抽出物およびアスコルビン酸の変性によって生じる褐変は見られなかった。
本発明によれば、ターミナリアより得られる加工物からなる優れた活性酸素消去能を有する活性酸素消去剤が提供される。この活性酸素消去剤は、例えば、スーパーオキサイドに起因する種々の疾病の予防に有用である。さらに、本発明によれば、活性酸素によって変性しやすい成分を保持することができる食品添加剤が提供され、食品の品質の低下を防止し得る。

Claims (2)

  1. ターミナリアより得られる加工物からなる、活性酸素消去剤。
  2. ターミナリアより得られる加工物からなる、食品添加剤。
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