JP2006189191A - 汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルン - Google Patents

汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルン Download PDF

Info

Publication number
JP2006189191A
JP2006189191A JP2005000636A JP2005000636A JP2006189191A JP 2006189191 A JP2006189191 A JP 2006189191A JP 2005000636 A JP2005000636 A JP 2005000636A JP 2005000636 A JP2005000636 A JP 2005000636A JP 2006189191 A JP2006189191 A JP 2006189191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main fuel
rotary kiln
cement
kiln
fuel burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005000636A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Shimoda
直之 下田
Hisanobu Tanaka
久順 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2005000636A priority Critical patent/JP2006189191A/ja
Publication of JP2006189191A publication Critical patent/JP2006189191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 汚染ガスの供給量が増加しても、主燃料や主燃料を燃焼させるために必要となる酸素が不足することなく、安定した火炎や焼成帯温度を維持することができ、さらに著しく汚染ガスの供給量が増加しても、汚染ガスの燃焼分解とともに、品質に悪影響を及ぼすことなくセメントを製造することができる汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルンの提供を目的とする。
【解決手段】 セメント製造用のロータリーキルン(3)内を、主燃料バーナ(1)から供給される主燃料(F)および酸素(O2)により、高温雰囲気下に保持しつつ、セメント原料を焼成してセメントクリンカ(C)を製造するに際し、該高温雰囲気下において分解可能な汚染ガス(P)を、当該主燃料バーナ(1)から独立して設けられた注入管(2)を用いて、該主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させ、ロータリーキルン内へ供給することを特徴とする汚染ガスの処理方法とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロータリーキルンを用いたフロン(商標名)、ハロン等の汚染ガスの処理方法および処理装置に関するものである。
近年、環境問題が重要視されるようになり、その中でも特にフロンは成層圏のオゾン層を破壊するとして、世界的に規制されるようになっている。
このため平成4年11月のモントリオール議定書第4回締約国会合ではフロン等の回収、再利用、破壊を促進することが決議され、国連環境計画(UNEP)ではロータリーキルン法、プラズマ分解法等によるフロン等の破壊処理技術が推奨されている。
これを受け、世界的にロータリーキルン法を利用して汚染ガスを燃焼分解させることが検討されている。
例えば図3に示すように、ロータリーキルン内に、汚染ガス注入用パイプ6を挿入し、主燃料バーナ1の火炎13の側面から汚染ガスPを供給して、燃焼分解させることが行われている。
しかしながら、この方法では、汚染ガス注入用パイプ6の先端部が火炎13により高温にさらされるため熱で破損したり、汚染ガスの燃焼分解が注入用パイプ6内で生じて燃焼分解されたフッ素や塩素等の酸性ガスにより、注入用パイプ6が腐食したり、注入用パイプ6と化学反応してパイプが閉塞する等の問題があった。
このため特許文献1では、主燃料バーナの中央部に汚染ガス注入用パイプを挿入し、または主燃料バーナの中央部のパイプを利用し、汚染ガスをロータリーキルン内に供給する方法が提案されている。また特許文献2では、主燃料バーナの一次空気へ汚染ガスを混入する方法が提案されている。
しかしながら、これらの方法では、汚染ガスの供給量が増加すると、汚染ガスの供給の影響をうけ、主燃料バーナから供給される主燃料や主燃料を燃焼させるために必要となる酸素が不足して、火炎や焼成帯温度が安定しなくなるという問題がある。さらに著しく汚染ガスの供給量が増加すると、ロータリーキルン法により製造されるセメントは、品質変動を生じ、品質の低下を招きうる。これらは汚染ガスの供給量が増加するほど顕著に現れる。
また主燃料バーナの中央部に汚染ガス注入用パイプを挿入した場合には、注入用パイプが破損する等して長時間安全運転することが困難である。
特開平9−159135号公報 特開2004−53073号公報
このため本発明は、上記事情に鑑み、汚染ガスの供給量が増加しても、主燃料や主燃料を燃焼させるために必要となる酸素が不足することなく、安定した火炎や焼成帯温度を維持することができる汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルンの提供を目的とする。さらに著しく汚染ガスの供給量が増加しても、汚染ガスの燃焼分解とともに、品質に悪影響を及ぼすことなくセメントを製造することができる汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルンの提供を目的とする。
上記請求項1に記載の発明は、セメント製造用のロータリーキルン内を、主燃料バーナから供給される主燃料および酸素により、高温雰囲気下に保持しつつ、セメント原料を焼成してセメントクリンカを製造するに際し、該高温雰囲気下において分解可能な汚染ガスを、当該主燃料バーナから独立して設けられた注入管を用いて、該主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させ、ロータリーキルン内へ供給することを特徴とする汚染ガスの処理方法である。
請求項1に記載の発明は、請求項2に記載のように、セメント製造用のロータリーキルン内を、窯前に設けられた前記主燃料バーナから供給される前記主燃料および酸素により、高温雰囲気下に保持しつつ、窯尻から該窯前に送られる前記セメント原料を焼成して前記セメントクリンカを製造するに際し、前記汚染ガスを、当該窯前下方から前記ロータリーキルン内に供給される当該セメントクリンカによって暖められた二次空気の流れにより、該ロータリーキルン内へ拡散させることが好ましい。
上記請求項3に記載の発明は、窯前に設けられた主燃料バーナから供給される主燃料および酸素により、内部に焼成帯を形成し、窯尻から上記窯前に送られるセメント原料を焼成してセメントクリンカを製造するセメント製造用のロータリーキルンにおいて、当該焼成帯にて分解可能な汚染ガスを、前記主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させる注入管を、上記主燃料バーナから独立して設けたことを特徴とするセメント製造用のロータリーキルンである。
請求項3に記載の発明は、請求項4に記載のように、上記ロータリーキルンの上記窯前下部には、上記セメントクリンカを冷却するクリンカークーラーが設けられ、当該クリンカークーラーにおいて上記セメントクリンカにより暖められた二次空気が上記ロータリーキルン内に供給されるとともに、前記注入管は、前記主燃料バーナより下方に設置されていることが好ましい。
上記の請求項1に記載の発明によれば、汚染ガスを、主燃料バーナから独立して設けられた注入管を用いて、主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させ、ロータリーキルン内へ供給し、高温雰囲気下において分解したため、汚染ガスの供給により、主燃料バーナから供給される主燃料や酸素に影響を与えることがない。このため、汚染ガスの供給量が増加しても、主燃料や主燃料を燃焼させるために必要となる酸素が不足することなく、安定した火炎や高温雰囲気を得ることができる。よって、汚染ガスの供給によりセメントクリンカの品質に悪影響を及ぼすことはない。
また請求項2に記載の発明によれば、汚染ガスを、セメントクリンカにより暖められた二次空気の流れにより、ロータリーキルン内へ供給することで、汚染ガスをより拡散させ、燃焼分解反応を促進させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、主燃料バーナの火炎から離間した位置に汚染ガスを噴出させる注入管を、主燃料バーナと独立して設けるため、汚染ガスの噴出により、主燃料バーナから供給される主燃料や酸素に影響を与えることがない。このため、汚染ガスの供給量が増加しても、主燃料や主燃料を燃焼させるために必要となる酸素が不足することがなく、安定した火炎や焼成帯温度を得ることができる。よって、汚染ガスの供給によりセメントクリンカの品質に悪影響を及ぼすことはない。
また請求項4に記載の発明によれば、注入管は、主燃料バーナより下方に設置されているため、クリンカークーラーにおいてセメントクリンカにより暖められた二次空気がセメントキルンへ供給されることにより、汚染ガスをセメントキルン内へ拡散させることができ、汚染ガスとセメントクリンカとの燃焼分解反応を促進させることができる。
以下、本発明に係るセメント製造用のロータリーキルンの一実施形態を、図1および図2を用いて、説明する。
本実施形態におけるセメント製造用のロータリーキルンは、図1に示すように、窯前33に、主燃料Fや主燃料を燃焼、分解するため必要となる酸素O2(以下、「主燃料Fおよび酸素O2」とする)を供給する主燃料バーナ1と、汚染ガスPを供給する注入管2とが備えられている。
また、ロータリーキルン3内には、主燃料バーナ1から供給された主燃料Fおよび酸素O2により形成された焼成帯が、主燃料バーナ直下から窯尻側(図中左側)にかけて形成されている。
この注入管2は、その先端部にある噴出口が主燃料バーナ1の火炎から離間した位置になるようにして、主燃料バーナ1と独立して設けられている。また注入管2の位置は、図2に示すように、好ましくは、前記主燃料バーナ1より下方となるように設置されている。より詳しくは、注入管2の位置は、点線で示された注入管2のいずれの位置でもよく、注入管2の中心部22が、前記主燃料バーナ1の中心部11に引かれた水平線より下方に位置すればよい。
この主燃料バーナ1および注入管2のサイズ比としては、例えば、直径約700mmの主燃料バーナ1に対し、直径約50mmの注入管2を用いることができる。
さらに、本実施形態におけるロータリーキルン3の窯前33の下部には、クリンカークーラー4が連続して設けられている。また二次空気Sが、クリンカークーラー4を経てロータリーキルン3に供給されてなる。
次に、本発明に係る汚染ガスの処理方法の一実施形態について、上記セメント製造用のロータリーキルンの作用効果とともに説明する。
図1において、まずセメント原料は、図示されないプレートヒータを経て、ロータリーキルン3の上流端である窯尻側(図中左側)から投入され、矢印方向に回転するロータリーキルン3内を窯前33側に移動しながら焼成されてセメントクリンカC(セメントの中間生成物)(約1400℃)となる。次いで、セメントクリンカCは、窯前33の下部に連続して設けられているクリンカークーラー4に落下し、さらに下流側に移動しながら二次空気Sにより冷却される。
一方、二次空気Sは、セメントクリンカCの熱を吸収して、高温になるとともに上昇し、窯前33からロータリーキルン3に供給される。
このロータリーキルン3およびクリンカークーラー4の温度は、クリンカークーラー内の二次空気が700℃以上、特にロータリーキルンの窯前下の二次空気が1000℃以上であるのに対し、ロータリーキルン内が約1400℃、焼成帯が約1500℃、特に主燃料バーナ付近が約2000℃である。このロータリーキルン3およびクリンカークーラー4は、いずれも高温であるが、特に焼成帯およびその主燃焼バーナ付近が高温である。
そこで、これと並行し、主燃料Fおよび主燃料を燃焼分解する酸素O2を供給する主燃料バーナ1から独立して設けられた注入管2を用いて、汚染ガスPを、主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させ、ロータリーキルン3へ供給する。
この汚染ガスとしては、クリンカークーラー内の二次空気(1000℃以上)により、燃焼分解が進行し、ロータリーキルン内の焼成帯における燃焼分解が、二次空気により補助されるガスであればよく、特に、フルオロカーボン、クロロフルオロカーボン(CFC)およびハロンの他、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)等の代替フロンを含む。
これにより汚染ガスPは、注入管2が、主燃料バーナ1の下方に設置されることで、二次空気Sにより、拡散され、その一部が燃焼分解され、さらにロータリーキルン3内の焼成帯に供給されて、完全に燃焼分解される。そして燃焼分解した汚染ガスPとセメントクリンカCが反応することで、汚染ガスPがセメント内に吸収される。
例えば、汚染ガスPとして、フロンを燃焼分解反応させた場合には、以下のように、燃焼分解され、セメントクリンカCと反応してセメント内に吸収される。
フロンの燃焼分解により、下記のように、塩化水素とフッ化水素の酸性ガスが発生する。
CF2Cl2+2H2O→2HCl+2HF+CO2
さらに、これらの酸性ガスは、セメントの中間生成物であるセメントクリンカと接触し、下記のように、セメント焼成プロセスに利用され、セメント内に吸収される。
CaCO3→CaO+CO2
CaO(セメントクリンカの成分)+2HCl→CaCl2+H2O・・・・(1)
CaO(セメントクリンカの成分)+2HF→CaF2+H2
同様に、ハロンの燃焼分解により、下記のように、臭化水素とフッ化水素の酸性ガスが発生する。
CF2Br2+2H2O→2HBr+2HF+CO2
さらに、これらの酸性ガスは、セメントクリンカと接触し、セメント焼成プロセスに利用され、セメント内に吸収される。
この際、上記(1)の反応が
CaO(セメントクリンカの成分)+2HBr→CaBr2+H2
に替わるだけで、フロンと同様にして、セメント内に吸収される。
以上のように、本実施形態においては、注入管2が、噴出口が主燃料バーナ1の火炎から離間した位置に、主燃料バーナ1と独立して設けられるため、主燃料バーナ1から供給される主燃料Fおよび酸素O2の供給は、注入管2からの汚染ガスPの供給により、影響を受けない。また、主燃料バーナ1から供給される主燃料Fおよび酸素O2の供給量は、注入管2からの汚染ガスPの供給により、増減することはない。このため、汚染ガスPの供給量が増加しても、ロータリーキルン内において、主燃料Fや酸素O2の供給量が不足することなく、安定した火炎や焼成帯温度を得ることができる。これにより、著しく汚染ガスPの供給量が増加しても、セメント原料を焼成して得られるセメントクリンカの品質に悪影響を与えることはない。
さらに、汚染ガスPは、二次空気Sの流れにより、ロータリーキルン3内の焼成帯に供給されるため、窯前33から窯尻方向(図1中左側)により広く拡散される。特に二次空気Sが、ロータリーキルン3内の主燃焼バーナ1近傍において、高温雰囲気(約2000℃)と急速に接するため、高速により周囲へと流動して、汚染ガスPが、高温雰囲気下である焼成帯へ拡散される。また、ロータリーキルン3の回転(図1中矢印方向)によっても、ロータリーキルン3内に積層されたセメントクリンカCの積層方向における位置が入れ替わり、セメントクリンカCが回転方向に拡散される。これにより、汚染ガスPは、燃焼分解され、セメントクリンカCが窯尻から窯前33に移動する間に、セメントクリンカCと均一に反応し、吸収されるため、著しく汚染ガスの供給量が増加した場合にも、製造されるセメントに悪影響を与えることはない。
さらにまた、注入管2は、主燃料バーナ1より下方に設置されているため、以下の効果が得られる。
注入管2が主燃料バーナ1より上方にある場合に、注入管2から供給される汚染ガスPは、二次空気Sによりロータリーキルン3内に供給される際、注入管2の上方空間で対流する恐れや、注入管2の下方空間に流れるものの、その下方に設置された主燃料バーナ1から供給される主燃料Fおよび酸素O2により、流れが乱れたり、主燃料Fおよび酸素O2の圧力により、ロータリーキルン3内にそのまま供給されたり、二次空気Sにより供給されない恐れがある。
これに対し、本実施形態では、注入管2が主燃料バーナ1より下方に設置されているため、注入管2から供給される汚染ガスPが、二次空気Sによりロータリーキルン3内に供給される際、上述した現象は生じない。このため汚染ガスPが、下部に設けられたクリンカークーラー4から供給される二次空気Sにより、ロータリーキルン3内の焼成帯に拡散され、セメントクリンカCと反応してセメント内に吸収されるので、著しく汚染ガスPの供給量が増加しても、製造されたセメントに悪影響を及ぼすことがない。
本発明の一実施形態として示したセメント製造用のロータリーキルンの一部断面模式図である。 図1のII−II線に沿う要部断面図による注入管の設置位置説明図である。 従来技術における主燃料バーナの位置と汚染ガスの供給位置との関係を示す断面模式図である。
符号の説明
P・・・汚染ガス
S・・・二次空気
1・・・主燃料バーナ
2・・・注入管
3・・・キルン
4・・・クリンカークーラー
6・・・注入用パイプ
11・・・主燃料バーナの中心部
13・・・火炎
22・・・注入管の中心部
33・・・窯前

Claims (4)

  1. セメント製造用のロータリーキルン内を、主燃料バーナから供給される主燃料および酸素により、高温雰囲気下に保持しつつ、セメント原料を焼成してセメントクリンカを製造するに際し、
    該高温雰囲気下において分解可能な汚染ガスを、当該主燃料バーナから独立して設けられた注入管を用いて、該主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させ、ロータリーキルン内へ供給することを特徴とする汚染ガスの処理方法。
  2. セメント製造用のロータリーキルン内を、窯前に設けられた前記主燃料バーナから供給される前記主燃料および酸素により、高温雰囲気下に保持しつつ、窯尻から該窯前に送られる前記セメント原料を焼成して前記セメントクリンカを製造するに際し、
    前記汚染ガスを、当該窯前下方から前記ロータリーキルン内に供給される当該セメントクリンカによって暖められた二次空気の流れにより、該ロータリーキルン内へ拡散させることを特徴とする請求項1に記載の汚染ガスの処理方法。
  3. 窯前に設けられた主燃料バーナから供給される主燃料および酸素により、内部に焼成帯を形成し、窯尻から上記窯前に送られるセメント原料を焼成してセメントクリンカを製造するセメント製造用のロータリーキルンにおいて、当該焼成帯にて分解可能な汚染ガスを、前記主燃料バーナの火炎から離間した位置に噴出させる注入管を、上記主燃料バーナから独立して設けたことを特徴とするセメント製造用のロータリーキルン。
  4. 上記ロータリーキルンの上記窯前下部には、上記セメントクリンカを冷却するクリンカークーラーが設けられ、当該クリンカークーラーにおいて上記セメントクリンカにより暖められた二次空気が上記ロータリーキルン内に供給されるとともに、前記注入管は、前記主燃料バーナより下方に設置されていることを特徴とする請求項3に記載のセメント製造用のロータリーキルン。
JP2005000636A 2005-01-05 2005-01-05 汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルン Pending JP2006189191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000636A JP2006189191A (ja) 2005-01-05 2005-01-05 汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000636A JP2006189191A (ja) 2005-01-05 2005-01-05 汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006189191A true JP2006189191A (ja) 2006-07-20

Family

ID=36796568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005000636A Pending JP2006189191A (ja) 2005-01-05 2005-01-05 汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006189191A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101646906B1 (ko) * 2015-09-15 2016-08-09 한국에너지기술연구원 Sf6 처리를 위한 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 sf6 처리방법
KR20180014940A (ko) * 2016-08-02 2018-02-12 성신양회 주식회사 열 플라즈마 시스템을 구비한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리방법
KR20180014909A (ko) * 2016-08-02 2018-02-12 성신양회 주식회사 불화가스 처리를 위한 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 불화가스 처리방법
KR101915468B1 (ko) * 2018-02-02 2018-11-06 성신양회 주식회사 불화가스 처리를 위한 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 불화가스 처리방법
KR101915467B1 (ko) * 2018-02-02 2018-11-06 성신양회 주식회사 열 플라즈마 시스템을 구비한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리방법
KR20190093973A (ko) * 2018-02-02 2019-08-12 성신양회 주식회사 비이산화탄소 온실가스 처리용 시멘트 소성설비
KR20190093974A (ko) * 2018-02-02 2019-08-12 성신양회 주식회사 시멘트 소성설비용 비이산화탄소 온실가스 처리장치
WO2022236593A1 (zh) * 2021-05-10 2022-11-17 天津水泥工业设计研究院有限公司 一种全氧燃烧生产水泥熟料的***及方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101646906B1 (ko) * 2015-09-15 2016-08-09 한국에너지기술연구원 Sf6 처리를 위한 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 sf6 처리방법
KR20180014940A (ko) * 2016-08-02 2018-02-12 성신양회 주식회사 열 플라즈마 시스템을 구비한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리방법
KR20180014909A (ko) * 2016-08-02 2018-02-12 성신양회 주식회사 불화가스 처리를 위한 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 불화가스 처리방법
KR101869447B1 (ko) * 2016-08-02 2018-06-20 성신양회 주식회사 열 플라즈마 시스템을 구비한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리방법
KR101915468B1 (ko) * 2018-02-02 2018-11-06 성신양회 주식회사 불화가스 처리를 위한 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 불화가스 처리방법
KR101915467B1 (ko) * 2018-02-02 2018-11-06 성신양회 주식회사 열 플라즈마 시스템을 구비한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리 시멘트 소성설비 및 그를 이용한 비이산화탄소(non-CO2) 온실가스 처리방법
KR20190093973A (ko) * 2018-02-02 2019-08-12 성신양회 주식회사 비이산화탄소 온실가스 처리용 시멘트 소성설비
KR20190093974A (ko) * 2018-02-02 2019-08-12 성신양회 주식회사 시멘트 소성설비용 비이산화탄소 온실가스 처리장치
KR102040142B1 (ko) * 2018-02-02 2019-11-06 성신양회 주식회사 시멘트 소성설비용 비이산화탄소 온실가스 처리장치
KR102040155B1 (ko) * 2018-02-02 2019-11-06 성신양회 주식회사 비이산화탄소 온실가스 처리용 시멘트 소성설비
WO2022236593A1 (zh) * 2021-05-10 2022-11-17 天津水泥工业设计研究院有限公司 一种全氧燃烧生产水泥熟料的***及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5509483B2 (ja) 有害物質の燃焼破壊
US6969250B1 (en) Exhaust gas treating device
JP6153754B2 (ja) 除害機能付真空ポンプ
JP2006170603A (ja) 廃ガス処理装置
WO2002016830A1 (fr) Procede et dispositif de traitement par combustion des gaz d'echappement
JP2006189191A (ja) 汚染ガスの処理方法およびセメント製造用のロータリーキルン
JP2003530987A (ja) フッ素ガスを含む半導体製造排出物を削減するための装置および方法
KR101405166B1 (ko) 하이브리드 스크러버 시스템
TW202021657A (zh) 有害氣體分解用反應器
JP2008253903A (ja) ガス処理方法およびガス処理装置
JP3965216B2 (ja) 高周波プラズマによるフロン分解方法
JP2007162959A (ja) 廃ガス浄化処理装置
TW201938248A (zh) 減排
JP2981840B2 (ja) セメントキルンによる有害廃棄物の燃焼破壊処理方法
KR101371074B1 (ko) 공정 폐가스용 연소기
KR102040142B1 (ko) 시멘트 소성설비용 비이산화탄소 온실가스 처리장치
JPH09273727A (ja) 有機ハロゲン化合物分解方法
JP2005262099A (ja) 有機汚染廃棄物の無害化処理方法及び処理装置
KR100497059B1 (ko) 외부 가진형 캐비티 소각기
CN108662594A (zh) 一种液态氯代烃有机混合物的焚烧处理工艺
JP2006003024A (ja) 排ガスの燃焼除害装置
JPH08270922A (ja) フロンの無害化方法
JP2002035550A (ja) フロンの触媒分解処理方法及びその装置
JP2006305410A (ja) 難分解性フロンガスの分解方法
KR101657468B1 (ko) 난분해성 유해가스의 소각처리를 위한 배가스 전처리 장치 및 그 전처리장치를 이용한 배가스 전처리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070329

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080521

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Effective date: 20080722

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090317

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02