JP2006186816A - 通信方法、および通信機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の通信方法は、送信時においては、PTTスイッチがオフされて音声の入力が終了し、非音声データの入力も終了したときに、送信終了を検出し、前記通信フレームに所定の終話フレームを挿入して送信する。そして、受信時には、所定の終話フレームが挿入された通信フレームを受信したことを検出したときに、受信処理を終了させるとともに、受信終了したことを報知する。
【選択図】 図3
Description
アナログ通信の場合においては、相手からの受信信号が無くなると雑音が強くなったりするので、雑音やS/N比の変化から、相手の終話をある程度判断することができるが、デジタル通信の場合には、もともとS/N比が優れているので、雑音の強弱や、S/N比の変化で相手の終話を判断することは困難である。
以上のような事情もあって、送信側の話者自身が音声により終話を伝えることがよく行われている。しかし、このような音声による終話の通知は面倒であるという問題があった。
同様に、この種のデータフレームを受信する側においては、スピーカから音声が出力されず、音声データの受信が終了後と認識している場合であっても、非音声データの受信が継続している場合が有る。このため、非音声データフレームの受信が完了したことを確認した後でなければ、データ受信を終了することができない。
このような通信フレームを用いて通信を行うと、音声データフレームの送受信状態の確認作業と非音声データフレームの送受信状態の確認作業を別々に行うことが必要となるので、面倒である。
音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを送信する通信方法において、
送信終了を検出したときに、前記通信フレームに所定の終話フレームを挿入して送信することを特徴としている。
請求項2の通信方法は、
音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを受信する通信方法において、
所定の終話フレームが挿入された通信フレームを受信したことを検出したときに、受信処理を終了させるとともに、受信終了したことを報知することを特徴としている。
請求項3の通信機は、
音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを送信する通信機において、
送信終了を検出する検出手段と、
該検出手段で送信終了を検出したときに、所定の終話フレームを生成して、前記通信フレームに挿入して送信する終話送信手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項4の通信機では、
音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを受信する通信機において、
所定の終話フレームが挿入された通信フレームを受信したことを検出する検出手段と、
該検出手段で所定の終話フレームが挿入された通信フレームの受信を検出したときに、受信処理を終了させるとともに、受信終了したことを報知する制御手段と、
を備えている。
送信時においては、送信終了を検出したときに、前記通信フレームに所定の終話フレームを挿入して送信するので、使用者が音声によって終話を通知しなくても、相手局へ送信終了を通知することができる。
請求項2の通信機によれば、
受信時においては、所定の終話フレームが挿入された通信フレームを受信したことを検出したときに、受信処理を終了させるとともに、受信終了したことを報知するので、相手局の送信終了を確実に認識することができる。
請求項3の通信機によれば、
送信時においては、検出手段によって送信終了を検出すると、所定の終話フレームを自動的に生成して、通信フレームに挿入して送信するので、使用者が音声によって終話を通知しなくても、相手局へ送信終了を通知することができる。
請求項4の通信機によれば、
受信時においては、所定の終話フレームが挿入された通信フレームの受信を検出したときに、受信処理を終了させるとともに、受信終了したことを報知するので、相手局の送信終了を確実に認識することができる。
前記通信機の構成図を示した図1において、
1は通信機、10は送受信部、20はデータ処理部、30は音声信号変換部、41はスピーカ、42はマイク、51は非音声データ入力部、52は非音声データ出力部、60は制御部、70はPTT(Press To Talk)スイッチ、80は送受信状態表示部である。
なお、送受信状態表示部80は、実質的にデータ送信中である旨を示すLEDと、実質的にデータ受信中である旨を示すLEDとからなるものであってもよい。
そして、制御部60は、PTTスイッチ70がオンされている状態またはオフされている状態かを認識して、PTTスイッチ70の状態信号をデータ処理部20に伝送する。
前記データ処理部20は、音声信号変換部30から伝送される音声データフレームと非音声データフレームとを交互に配列するように通信フレームのデータ部を生成するものである。非音声データ入力部51からのデータの入力がなく、実質的に非音声データの送信をすることなく、マイクからの音声データのみを送信する場合であっても、データ処理部20は音声データフレームと非音声データフレームとを交互に配列してデータ部を生成する。この場合、非音声データフレームは実質的なデータが書き込まれていない形式的なものとなる。
つまり、データ部を構成する音声データフレームと非音声データフレームには、全て実質的なデータが書き込まれているとは限らないのである。
データ処理部20は、生成されるデータ部を構成する音声データフレームが形式的なものか、実質的なデータを含むものかを識別して、音声データの送信が実質的に終了したかを判断する。具体的には、制御部30から送られるPTTスイッチ70の状態信号がオンであれば実質的なデータを含むと判断し、オフであれば形式的なものであると判断する。
また、データ処理部20は、音声信号変換部30から伝送されたデジタル信号に音声帯域の信号が含まれていれば実質的なデータを含むと判断し、含まれていないと形式的なものであると判断するものであってもよい。
データ処理部20は、隣接する音声データフレーム、非音声データフレームの両方が形式的なものであることを検出すると、送信が終了したものと認識して、データ部の生成を終了し、終話フレームを生成し、データ部に付加してデータフレームを作成する。この際、一対の隣接する音声データフレーム、非音声データフレームが形式的なものであることを認識することによって、送信が終了したものと判断するものであってもよいし、隣接する音声データフレームと非音声データフレームとなるペアが、設定された所定のペア数以上連続して形式的なものであることを検出したときに、送信が終了したものと判断するものであってもよい。この場合、基準となるペア数は任意に設定し、変更することができるものとする。
図2に示したように、通信フレームは、音声データフレームc1,c2,c3,c4と非音声データフレームd1,d2,d3,d4とが交互に配列されている。そして、aはヘッダ部、bはデータ部、eは挿入された終話フレームである。前記ヘッダ部aは同期信号や、中継局識別情報、相手先識別情報、発信元識別情報等のID等を含んでいる。
この場合、音声データフレームc1,c2,c3,c4は、例えば、マイク等から入力された通話用の音声をデジタル信号に変換した固定長データである。
非音声データフレームd1,d2,d3,d4は、例えば、小さな静止画データや、テキストデータ等からなる固定長データである。
まず、送信時は、
PTTスイッチ70をオン(ステップS1)してマイク42に向かって音声を発すると、マイク42からの音声信号は音声信号変換部30にてデジタル信号に変換されて、データ処理部20において生成される送信パケットの音声データフレームを構成する。
このとき、前記マイク42からの音声信号の入力と並行して、前記非音声データ入力部51から静止画データ等が送信すべき非音声データ信号として入力されると、この非音声データ信号は、前記データ処理部20において生成される送信パケットの非音声データフレームを構成する。このようにして構成された音声データフレームと非音声データフレームとを含んだ送信パケットは、送受信部10から送信される(ステップS2)。
受信した通信フレームに、図2に示したような終話フレームが付加されているかを判定(ステップS5)し、付加されていない場合には、受信した通信フレームに含まれている音声データは前記スピーカ41から出力され、非音声データフレームに含まれている有効な非音声データは前記データ出力部52から出力される(ステップS6)。
そして、前記データ処理部20において前記終話フレームを検出した場合には、前記送受信部10における受信処理を終了するとともに、前記音声信号変換部30を制御して報知音を生成して、前記スピーカ41から出力する(ステップS7)。
この報知音によって、使用者は、相手局からの送信が終了したことを認識することができる。
また、アナログ通信と違って、デジタル通信の場合には、もともとS/N比が優れているので、雑音の強弱や、S/N比の変化で相手の終話を判断することは困難であったが、本発明によれば、受信側で、相手側の終話を示す報知音を発生して付加するので、相手の終話を確実に認識できるのである。
なお、アナログ無線通信においては、終話時に、送信側でビープ音を発生させ、それを付加して送信し、スタンバイしたことを受信側に報知する技術が知られている。しかし、それは、送信側でPTTスイッチを離してオフしたときに、変調器にビープ音を入力するように構成されたものであって、受信側では、前記ビープ音を鳴らしたり消したりすることはできない。しかし、本発明によれば、受信側で前記ビープ音を発生させて付加しているので、受信側で、必要に応じて鳴らしたり消したりすることが容易にできるのである。
なお、前記送受信部10における変調/復調形式はGMSK方式に限らず、平衡変調方式やリアクタンス変調方式を採用することができる。
10 送受信部
20 データ処理部
30 音声信号変換部
41 スピーカ
42 マイク
51 非音声データ入力部
52 非音声データ出力部
60 制御部
70 PTTスイッチ
Claims (4)
- 音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを送信する通信方法において、
送信終了を検出したときに、前記通信フレームに所定の終話フレームを挿入して送信することを特徴とする通信方法。 - 音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを受信する通信方法において、
所定の終話フレームが挿入された通信フレームを受信したことを検出したときに、受信処理を終了させるとともに、受信終了したことを報知することを特徴とする通信方法。 - 音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを送信する通信機において、
送信終了を検出する検出手段と、
該検出手段で送信終了を検出したときに、所定の終話フレームを生成して、前記通信フレームに挿入して送信する終話送信手段と、
を備えたことを特徴とする通信機。 - 音声データフレームと非音声データフレームとを含む通信フレームを受信する通信機において、
所定の終話フレームが挿入された通信フレームを受信したことを検出する検出手段と、
該検出手段で所定の終話フレームが挿入された通信フレームの受信を検出したときに、受信処理を終了させるとともに、受信終了したことを報知する制御手段と、
を備えたことを特徴とする通信機。
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JP2004379876A JP2006186816A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 通信方法、および通信機 |
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JP2004379876A JP2006186816A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 通信方法、および通信機 |
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