JP2006184328A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動転写紙選択で原稿サイズ不定時においても、より適切なサイズの転写紙用紙を選択することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 給紙トレイごとの使用回数を記憶する記憶手段と、給紙トレイごとの使用回数を比較する比較手段を有し、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時に、優先給紙トレイの使用回数が最も少なければ、最も使用回数が多い給紙トレイを選択し、この給紙トレイの転写紙サイズを原稿サイズとみなす。
【選択図】 図4

Description

本発明は、原稿サイズ確定処理において自動転写紙を選択することができる画像形成装置に関するものである。
従来、原稿を読み取る際の条件の設定を容易に行うことができ、ユーザの負担を軽減すると共に誤操作を低減させることのできる画像読取装置、及びその制御方法が知られている(特許文献1)。
また、自動転写紙選択が不可能な原稿で自動転写紙選択機能(APS)を選択して複写を行おうとしたユーザに対して必要最小限の操作で複写ミスを減少させることができる画像形成装置が知られている(例えば特許文献2)。
また、原稿サイズを検知し、設定されたモード(変倍、編集)を加味し、転写紙サイズを選択し、転写紙サイズの給紙トレイを選択する自動転写紙選択機能(APS)は既に知られている技術である。
特開2000−010361公報 特開2003−091210公報
ところで、上記した自動転写紙選択機能は原稿サイズ検知により原稿サイズが確定できていることが前提であるため、原稿サイズ不定時にはユーザに対して警告を表示したり、初期設定で設定されている優先給紙トレイを仮確定し、この転写紙サイズを原稿サイズとみなしユーザに注意を促したりしているに過ぎない。
つまり、原稿サイズ不定時には、必ずしも最適な転写紙サイズの給紙トレイを選択していないという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、自動転写紙選択で原稿サイズ不定時においても、より適切なサイズの転写紙用紙を選択することができる画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手段と、原稿サイズから転写紙サイズを確定する転写紙サイズ確定手段と、転写紙サイズから給紙トレイを選択する自動転写紙選択手段と、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時には優先給紙トレイを選択する優先給紙トレイ選択手段と、選択給紙トレイの転写紙サイズを原稿サイズと決定する原稿サイズ決定手段とを備える画像形成装置において、記憶手段と、前記記憶手段に前記給紙トレイごとの使用回数を記憶させる記憶制御と、前記給紙トレイごとの使用回数を比較する比較制御とを実行する制御手段を備え、前記制御手段は、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時に、前記優先給紙トレイの使用回数が最も少なければ、最も使用回数が多い給紙トレイを選択し、この給紙トレイの転写紙サイズを原稿サイズとみなす画像形成装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、原稿サイズ選択画面を表示する原稿サイズ選択画面表示手段をさらに備え、前記制御手段は、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時に、前記優先給紙トレイの使用回数が最も少なければ、前記原稿サイズ選択画面を表示し、該原稿サイズ選択画面で選択された原稿サイズにより給紙トレイを選択する請求項1記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、前記原稿サイズ選択画面でのサイズ表示順を給紙トレイ使用回数の多い順に表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、全給紙トレイの使用回数を算出する算出制御を行い、全トレイの使用回数が閾値に達しない場合は、前記給紙トレイごとの使用回数を参照しないようにした請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、初期設定で設定されている優先給紙トレイの使用回数が最も少ないときに、使用回数の最も多い給紙トレイを選択し、この転写紙サイズを原稿サイズとみなすことにより、ユーザの使用頻度の高いサイズ選択を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
先ず図1乃至図6を参照して本実施の形態の画像形成装置について説明する。
図1は本発明による画像形成装置の実施の形態を示す概略図である。図2は操作部を示す概略図である。図3は図2に示した操作部の液晶タッチパネルの表示例を示した概略図である。図4はメインコントローラを中心に、制御装置を示す概略図である。図5は画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。図6はセレクタにおける1ページ分の画像信号について説明するタイミングチャートである。
図1に示すような自動原稿送り装置(以後ADF)1の原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、図2に示す操作部30上のスタートキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。また画像形成装置には、1枚の原稿を給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
給送された原稿は読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。
さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は、図4に示す搬送モータ26によって駆動される。
第1給紙トレイ8、第2給紙トレイ9又は第3給紙トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。
そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
後処理装置のフィニシャ100は、本体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へ導くことができる。
切り換え板101を上に切り換えることにより、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り換え板101を下方向に切り換えることで、搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。
ステープル台108に積載された転写紙は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ104は、原稿毎、又は画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り換えのための反転ユニット(分岐爪)112を上側にセットすることで、いったん両面搬送ユニット111にストックする。
その後、両面搬送ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り換えのための分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。このように転写紙の両面に画像を作成する場合に両面搬送ユニット111が使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は、図4に示すメインモータ25によって駆動され、各給紙ユニット11〜13はメインモータ25の駆動を、図4に示す各々給紙クラッチ22〜24を介して伝達駆動する。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を、図4に示す中間クラッチ21を介して伝達駆動する。
また、図2に示す操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー(スタートキー)34、予熱キー35、リセットキー36、割り込みキー37があり、液晶タッチパネル31には、図3に示すような機能キー42、部数及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
割り込みキー37の押下により割り込み押下モードに移行する。割り込みモードは、コピー動作実行中及び操作中において一時的にコピー作業を割り込んでコピーをするときのモードである。
このモードを設定することにより、その前のコピーモード、及びコピー途中であればその途中経過情報を不揮発RAMに記憶し、割り込みモードに移行し、モードを初期化する。
コピー動作実行後、割り込みモード解除すると、不揮発RAMに記憶したモード及び情報を戻して割り込みモード設定前の状態を復帰させ、再スタートにて、割り込み前のモードを継続することができる。
初期設定キー38を押すことで、機械の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定したりすることが可能である。
また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等も選択するとか、国際エネルギースター計画にしたがった低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時間を設定することが可能である。
予熱キー35を押すと、機械は待機状態から、電力低減状態に移行し、定着温度を低下させ、操作部30の表示を消灯する。予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるには、この予熱キー35を再度押下する。
新規予約キー39は、予約コピーを行うときに使用する。ジョブ一覧キー40の押下により、動作中のコピージョブの一覧を表示する。カラーモードキー41は、カラーモードの選択時に使用する。必ずどれかが選択されていて、初期設定により初期値を設定することが可能である。
次に、図3に示した操作部30の液晶タッチパネル31の表示例について説明する。オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、変倍であれば変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、そのときの最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
次に、図4を参照してメインコントローラを中心に制御装置の構成を説明する。
メインコントローラ(制御手段)20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1等の分散制御装置が接続されている。
各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。また転写搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
図1に戻り、画像形成装置の原稿読み取りから画像の書き込みまでの動作を説明する。読み取りユニット50は原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等が包含される。
露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
次に、画像処理ユニット(IPU)49の内部構成を図1及び図5を参照して説明する。露光ランプ51から照射された光の反射をCCDイメージセンサ54にて光電変換し、図5に示すA/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62が行われた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等が行われる。そして、変倍処理部72を経由した画像信号は変倍率に合わせて拡大縮小され、セレクタ64に供給さされる。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正ユニット71、又は画像メモリコントローラ65への切り換えが行われる。書き込みγ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。
また、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取りユニット50及び書き込みユニット57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70を備えている。
さらにCPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。原稿画像で画像メモリコントローラ65へ送られた画像は、メモリコントローラ65内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。
ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリ66を非常に多く使用する。画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリ66を有効に利用できる。
また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合、画像を出力する際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
また画像メモリ66の機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば、4枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙1枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が1枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
画像メモリ66の画像はCPU68からアクセス可能な構成となっている。このため、画像メモリ66の内容を加工することが可能であり、例えば、画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことで画像メモリ66の処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリ66に保持される。
画像メモリ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリコントローラ65とのインターフェースにリード用とライト用の2組のアドレス・データ線で接続されている。
これにより、エリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が可能になる。また、画像メモリ66の内容をCPU68が読み出し、I/Oポート67を経て、画像データ73として操作部30に転送することが可能な構成となっている。
一般に、操作部30の画面表示解像度は低いため、画像メモリ66の原画像は画像間引きが行われ、操作部30に送られる。画像メモリ66は、多くの画像データを収納するためハードディスクが用いられることもある。
ハードディスクを用いることにより、外部電源が不要で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このハードディスクを用いるのが一般的である。
ここで、図6を用いて、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。
/FGATEは、1ページ画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。
主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。
本実施の形態では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は主走査4800画素、副走査6800画素である。また本実施の形態では、画像データは255に近いほど白画像になるとする。
図7は本実施形態に係る画像形成装置のメインコントローラの内部構成を示した機能ブロック図である。
この図7に示すようにメインコントローラ(制御手段)20には、コピーアプリケーション(コピーアプリ)81、システムコントローラ82、操作部コントローラ83、周辺機器コントローラ84、画像形成装置コントローラ85、画像読取装置コントローラ86、メモリユニット87、入出力制御部88、SISCコントローラ89などを備えている。またシステムコントローラ82内には、アプリ管理部91、ロギング機能部92、操作部制御部93、ジョブ制御部94、メモリ制御部95、リソース管理部96などの機能部が設けられている。
このようなメインコントローラ20では、コピージョブを行う場合は、コピーアプリ81はシステムコントローラ82内のジョブ制御部94に対してジョブ内容を通知する。これにより、ジョブ制御部94は、リソース管理部96やメモリ制御部95と連携しながら支持されたジョブ内容を実行するようにしている。この場合、自動用紙選択機能(自動転写紙選択手段)はジョブ制御部94が実行する。
また原稿サイズ(原稿サイズ検知手段)は画像読取装置コントローラ86からシステムコントローラ82のジョブ制御部92に伝送される。また、給紙トレイのジョブ制御部94から画像形成装置コントローラ85に伝送される。またジョブ実行時のロギングカウンタはロギング機能により保持される。
以下、本実施の形態に係る画像形成装置の特徴的な動作例について説明する。
なお、以下に説明する本実施の形態に係る画像形成装置の動作は、主にシステムコントローラ82のジョブ制御部94がリソース管理部96や操作部制御部93、メモリ制御部95などと連携しながら指示されたジョブ内容を実行することにより実現されるものである。
図8はコピー動作条件設定画面である表示画面を示した概略図である。
図8に示した表示画面80は、コピー動作条件設定画面であり、動作条件の設定を行えるようになっている。例えば、図8では自動転写紙選択、自動濃度、等倍が設定されている。
図9は自動転写紙選択(APS)での原稿サイズ不定時を画面フローで示す図である。「コピーできます」の画面表示からスタートキー34(図2参照)押下する。このとき、「コピーできます」及び「原稿サイズを選択してください」の画面表示が現れる。
ここでは原稿サイズが確定していないので、優先給紙トレイ(図ではトレイ2)を選択し、原稿サイズを選択する旨のガイダンスを表示し、中断状態に遷移する。この状態で再度スタートキー34が押下されると、選択した優先給紙トレイの転写紙サイズを原稿サイズとみなし、コピー動作を開始する。中断状態で給紙トレイ選択されると、例えば、トレイ1ボタンを押下すると、自動用紙選択を解除すると共にガイダンスを非表示とする。
図10は自動転写紙選択(APS)での原稿サイズ不定時を画面フローで示す図である。スタートキー34押下時に原稿サイズが確定していないときは、給紙トレイごとの使用回数を参照し、優先給紙トレイが最も使用回数が少なかった場合は、最も使用回数の多いトレイ(図ではトレイ1)を選択する。
画面には原稿サイズが異なる場合はトレイ選択を促すことをガイダンスに表示し、中断状態に遷移する。この場合、優先給紙トレイはトレイ2であるが、使用回数の多いトレイ1を選択する。
この状態で再度スタートキー34が押下されると、選択した給紙トレイの転写紙サイズを原稿サイズとみなし、コピー動作を開始する。中断状態で給紙トレイ選択されると、例えば、トレイ3ボタンが押下されると、自動用紙選択を解除すると共にガイダンスを非表示とする。
図11は給紙トレイを使用回数順にソートする動作を説明するフローチャートである。図11において、給紙トレイ段数を取得し、比較対象の個数を保持し、個数分のバッファを設け、トレイ1から割り当てる(S1)。対象トレイNをトレイ2に指定する(S2)。
対象トレイNの使用回数を取得する(S3)。比較対象となるトレイCを対象トレイNの1つ前のトレイに指定する(S4)。比較対象トレイCの使用回数を取得する(S5)。
対象トレイNと比較対象トレイCの使用回数を比較する(S6)。対象トレイNが比較対象トレイCの使用回数よりも少ない場合は(S6「Y」)、対象トレイNと比較対象トレイCの順序入れ替えを行い(S7)、比較対象トレイCを現在のものから1つ前のトレイに指定して(S8)、ステップS9に進む。なお、対象トレイNが比較対象トレイCの使用回数よりも多い場合は(S6「N」)、ステップS7、S8の処理を行うことなくステップS9に進む。
ステップS9においては、比較するトレイが存在するかの判断を行い、比較するトレイが存在する場合は(S9「N」)、ステップS5に戻って処理を行う。
比較するトレイが存在しない場合は(S9「Y」)、対象トレイNの次のトレイに指定する(S10)。対象とするトレイが存在するかの判断を行(S11)、対象とするトレイが存在する場合は(S10「N」)、ステップS3に戻って処理を行う。
この処理を行うことによりバッファ上では、使用回数の少ないトレイ順にソートされることになるので、最も使用回数の少ないトレイ、及び最も使用回数の多いトレイを得ることができる。
図12は自動転写紙選択(APS)での原稿サイズ不定時を画面フローで示す図である。スタートキー34押下時に原稿サイズが確定していないときは、給紙トレイごとの使用回数を参照し、優先給紙トレイが最も使用回数が少なかった場合は、ダイアログを表示し、中断状態に遷移する。
図13はダイアログ表示画面を示す概略図である。
この画面90には原稿サイズ候補が表示され、選択した原稿サイズでコピー動作を継続することと、コピー動作を中止することが選択できる。
ダイアログ表示時に継続ボタンが押下されると、ダイアログを非表示にし、選択された原稿サイズから転写紙サイズを確定し、転写紙サイズの給紙トレイを選択し、コピー動作を開始する。ダイアログ表示時に中止ボタンが押下されると、ダイアログを非表示にし、コピー動作を中止にする。
図14はダイアログ表示動作を説明するフローチャートである。
ダイアログ表示か否かの判断を行い(S21)、ダイアログ表示でなければ(S21「N」)、この処理を抜ける。ダイアログ表示であれば(S21「Y」)、各仕向けに対応した原稿サイズテーブルを参照する(S22〜S26)。例えば、サイズ仕向けが国内かどうかを判断し(S22)、国内でないならば(S22「N」)、サイズ仕向けが北米かどうかを判断し(S24)、北米でないならば(S24「N」)、欧州原稿サイズテーブルを参照する(S26)。
サイズ仕向けが国内であるならば(S22「Y」)、国内原稿サイズテーブルを参照し(S23)、サイズ仕向けが北米であるならば(S24「Y」)、北米原稿サイズテーブルを参照する(S25)。
次に、対象原稿サイズを原稿サイズテーブルの先頭に指定し(S27)、選択候補ボタンの原稿サイズ指定を行った後(S28)。原稿サイズテーブルの対象原稿サイズを1つ進める(S29)。
次に、対象原稿サイズが原稿サイズテーブルの終端かの判断を行い(S30)、終端でなければ(S30「N」)、ステップS28の処理から行う。対象原稿サイズが原稿サイズテーブルの終端であれば(S30「Y」)、ダイアログ画面表示を行う(S31)。
図15はダイアログ表示画面を示す概略図である。この画面には原稿サイズ候補が表示され、選択した原稿サイズでコピー動作を継続することと、コピー動作を中止することが選択できる。原稿サイズ候補は、使用回数の多い給紙トレイの転写紙サイズと一致するものから表示されるものとする。
ダイアログ表示時に継続ボタンが押下されると、ダイアログを非表示にし、選択された原稿サイズから転写紙サイズを確定し、転写紙サイズの給紙トレイを選択し、コピー動作を開始する。ダイアログ表示時に中止ボタンが押下されると、ダイアログを非表示にし、コピー動作を中止にする。
図16はダイアログ表示動作を説明するフローチャートである。ダイアログ表示か否かの判断を行い(S41)、ダイアログ表示でなければ(S41「N」)、この処理を抜ける。ダイアログ表示であれば(S41「Y」)、各仕向けに対応した原稿サイズテーブルを参照する(S42〜S46)。例えば、サイズ仕向けが国内かどうかを判断し(S42)、国内でないならば(S42「N」)、サイズ仕向けが北米かどうかを判断し(S44)、北米でないならば(S44「N」)、欧州原稿サイズテーブルを参照する(S46)。
一方、サイズ仕向けが国内であるならば(S42「Y」)、国内原稿サイズテーブルを参照し(S43)、サイズ仕向けが北米であるならば(S44「Y」)、北米原稿サイズテーブルを参照する(S45)。
次に、対象原稿サイズを原稿サイズテーブルの先頭に指定した後(S47)、給紙トレイの転写紙サイズを使用回数の多い順に選択候補ボタンの原稿サイズとして指定する(S48)。
次いで、対象原稿サイズが給紙トレイの転写紙サイズと一致しているかの判断を行い(S49)、一致していれば(S49「N」)、ステップS50の処理をスキップする。選択候補ボタンの原稿サイズ指定を行う(S50)。原稿サイズテーブルの対象原稿サイズを1つ進める(S51)。
対象原稿サイズが原稿サイズテーブルの終端かの判断を行う(S52)。終端でなければ(S52「N」)、ステップS49の処理から行う。対象原稿サイズが原稿サイズテーブルの終端であれば(S52「Y」)、ダイアログ画面表示を行う(S53)。
上述した実施の形態は各給紙トレイの使用回数を比較しているので、機器搬入直後などはサンプリング個数が足りなく、ユーザの使用頻度情報として意味を持たないことがあり得る。
そのため、サンプリング個数の閾値を設け、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時には、全給紙トレイの使用回数の合計が、この閾値に達しているかを見て、達していない場合は優先給紙トレイを選択するものとする。
図17は全給紙トレイの使用回数の合計を算出する動作を説明するフローチャートである。給紙トレイ段数を取得し、加算対象の個数を保持する(S61)。
対象トレイNをトレイ1に指定する(S62)。算出する全給紙トレイの使用回数Tを初期化する(S63)。対象トレイNの使用回数を取得する(S64)。
全給紙トレイの使用回数Tに対象トレイNの使用回数を加算する(S65)。対象トレイNを現在のものから1つ進める(S66)。対象トレイNが存在するかの判断を行い(S67)、対象トレイNが存在する場合は(S67「N」)、ステップS64の処理から行う。
このような本実施の形態の画像形成装置によれば、初期設定で設定されている優先給紙トレイの使用回数が最も少ないときに、原稿サイズ選択画面を表示し、選択された原稿サイズから給紙トレイを選択することにより、ユーザが期待しているサイズ選択を行うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、初期設定で設定されている優先給紙トレイの使用回数が最も少ないときに、選択項目を給紙トレイ使用回数の多い順に並べた原稿サイズ選択画面を表示し、選択された原稿サイズから給紙トレイを選択することにより、ユーザの期待したサイズ選択を行い易くすることが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、全給紙トレイ使用回数が少ない場合には、給紙トレイ使用回数を参照しないので、機器搬入直後の無用なトレイ選択を抑止することが可能となる。
本発明による画像形成装置の実施の形態を示す概略図である。 操作部を示す概略図である。 図2に示した操作部の液晶タッチパネルの表示例を示す概略図である。 メインコントローラを中心に、制御装置を示す概略図である。 画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。 セレクタにおける1ページ分の画像信号について説明するタイミングチャートである。 メインコントローラの機能ブロック図である。 コピー動作条件設定画面である表示画面を示す概略図である。 自動転写紙選択(APS)での原稿サイズ不定時を画面フローで示す図である。 自動転写紙選択(APS)での原稿サイズ不定時を画面フローで示す図である。 給紙トレイを使用回数順にソートする動作を説明するフローチャートである。 自動転写紙選択(APS)での原稿サイズ不定時を画面フローで示す図である。 ダイアログ表示画面を示す概略図である。 ダイアログ表示動作を説明するフローチャートである。 ダイアログ表示画面を示す概略図である。 ダイアログ表示動作を説明するフローチャートである。 全給紙トレイの使用回数の合計を算出する動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
8 第1給紙トレイ(トレイ1)、9 第2給紙トレイ(トレイ2)、10 第3給紙トレイ(トレイ3)、20 メインコントローラ、30 操作部、31 液晶タッチパネル、42 機能キー、49 画像処理ユニット(IPU)、68 CPU、81 コピーアプリ、82 システムコントローラ、83 操作部コントローラ、84 周辺機器コントローラ、85 画像形成装置コントローラ、86 画像読取装置コントローラ、87 メモリユニット、88 入出力制御部、89 SISCコントローラ、91 アプリ管理部、92 ロギング機能部、93 操作部制御部、94 ジョブ制御部、95 メモリ制御部、96 リソース管理部

Claims (4)

  1. 原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手段と、原稿サイズから転写紙サイズを確定する転写紙サイズ確定手段と、転写紙サイズから給紙トレイを選択する自動転写紙選択手段と、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時には優先給紙トレイを選択する優先給紙トレイ選択手段と、選択給紙トレイの転写紙サイズを原稿サイズと決定する原稿サイズ決定手段とを備える画像形成装置において、記憶手段と、前記記憶手段に前記給紙トレイごとの使用回数を記憶させる記憶制御と、前記給紙トレイごとの使用回数を比較する比較制御とを実行する制御手段を備え、前記制御手段は、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時に、前記優先給紙トレイの使用回数が最も少なければ、最も使用回数が多い給紙トレイを選択し、この給紙トレイの転写紙サイズを原稿サイズとみなすことを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿サイズ選択画面を表示する原稿サイズ選択画面表示手段をさらに備え、前記制御手段は、自動転写紙選択での原稿サイズ不定時に、前記優先給紙トレイの使用回数が最も少なければ、前記原稿サイズ選択画面を表示し、該原稿サイズ選択画面で選択された原稿サイズにより給紙トレイを選択することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記原稿サイズ選択画面でのサイズ表示順を給紙トレイ使用回数の多い順に表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、全給紙トレイの使用回数を算出する算出制御を行い、全トレイの使用回数が閾値に達しない場合は、前記給紙トレイごとの使用回数を参照しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262053A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Brother Ind Ltd 画像形成装置、スキャナ付画像形成装置及びコピーコントローラ
JP2013042393A (ja) * 2011-08-17 2013-02-28 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2014033295A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Brother Ind Ltd 複写機

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