JP2006180430A - 電子カメラ、画像処理装置、及び画像処理方法 - Google Patents

電子カメラ、画像処理装置、及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小容量の保持部を用いても積算処理を行うことができる電子カメラ、画像処理装置、及び画像処理方法を提供すること。
【解決手段】制御部114は、撮影時の動作モードや積算処理の内容に応じて積算処理の際の分割ブロック数及びブロックサイズを設定し、動画/静止画処理切り換え部106を介して積算部105に指示する。積算部105は、動画/静止画処理切り換え部106の指示に応じた分割ブロック数及びブロックサイズで積算処理を行う。この積算処理の際には、分割ブロック数及びブロックサイズに応じて保持部107への保持データの保持方法を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子カメラ、画像処理装置、及び画像処理方法に関する。
例えば、特許文献1において提案されている自動露出制御(以下、AEと称する)、自動ホワイトバランス調整(以下、AWBと称する)においては、撮像素子より入力される撮像信号に対し、フレーム毎に評価エリアを設定し、この設定した評価エリア内を複数のブロックに分割してブロック毎の積算処理を行うことで、AEやAWBにおける評価値を得るようにし、これら評価値に基づいて最適な露出量や色バランスを得るようにしている。
ここで、動画撮影時には高速の処理が求められるため、評価エリアを24×24程度の少なめの分割数のブロックに分割してAWB用の評価値を生成する。また、静止画撮影時には動画撮影時ほどの高速の処理が必要ではないが、精度の高い処理が必要となるため、評価エリアを動画撮影の場合よりも多くの、例えば160×120程度のブロックに分割してAE用の評価値やAWB用の評価値を生成する。このような動画撮影時におけるAE用及びAWB用の評価値生成、静止画撮影時におけるAWB用の評価値生成は分割するブロック数が異なるだけで処理そのものは同様のものであるので、回路規模の観点からこれらの処理を1つのブロックで行えるようにすることが好ましい。
ここで、図10を参照して特許文献1の手法について更に説明する。図10に示すように撮像素子201において得られた撮像信号は、積算部202において分割ブロック毎に積算される。分割ブロックの1番目の水平ラインにおいて積算された結果は、保持部(例えばSRAM)203に保持される。また、2番目以降の水平ラインにおいては、前ラインの積算結果が読み出され、この積算結果に2番目以降の水平ラインから入力される撮像信号が積算されて保持部203に保持される。このようにして積算されて保持部203に保持された積算結果は、内部バスを介してSDRAM204などに書き込まれ、AE用の評価値やAWB用の評価値として利用される。
特開平11−239291号公報
上記したように、積算途中の結果は、SRAMなどで構成された保持部203に保持される。ここで、静止画撮影時においては分割ブロック数が多くなるので保持部203に保持させるデータ数が多くなり、動画撮影時においては1つの分割ブロックのブロックサイズが大きくなるので積算結果のビット幅が広くなる。ところで、従来では、図11に示すように、静止画撮影においても動画撮影においても、1つのブロックで得られた積算結果を保持部203の1つのアドレスに保持させるようにしている。このため、
(1)動画撮影時の積算結果を保持することができるビット幅
(2)静止画撮影時の水平方向分割ブロック数分のアドレス幅
を有している保持部203を用意する必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、小容量の保持部を用いても積算処理を行うことができる電子カメラ、画像処理装置、及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による電子カメラは、被写体を撮像して撮像信号を得る撮像部と、前記撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理する積算部と、前記積算部による積算処理の結果を保持する保持部と、前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて前記保持部に前記積算処理の結果を保持させる際の保持方法を切り換える制御部とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による画像処理装置は、撮像部からの撮像信号を処理する画像処理装置であって、前記撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理する積算部と、前記積算部による積算処理の結果を保持する保持部と、前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて前記保持部の1アドレスに保持させる前記積算処理の結果の数を切り換える制御部とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第3の態様による画像処理装置は、撮像部からの撮像信号を処理する画像処理装置であって、前記撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理する積算部と、前記積算部による積算処理の結果を保持する保持部と、前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて1つの積算処理の結果を前記保持部の何アドレスに保持させるのかを切り換える制御部とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第4の態様による画像処理方法は、撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理し、前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて1つの積算処理の結果を保持部の何アドレスに保持させるのかを切り換え、前記切り換えに応じて前記積算処理した結果を前記保持部に保持させることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第5の態様による画像処理方法は、撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理し、前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて保持部の1アドレスに保持させる積算処理の結果の数を切り換え、前記切り換えに応じて前記積算処理の結果を前記保持部に保持させることを特徴とする。
これら第1〜第5の態様によれば、積算処理の際の分割ブロックの分割数とブロックサイズとに応じて積算結果を保持部に保持させる際の保持方法を切り換えることにより、小容量の保持部を用いても積算処理を行うことができる。
本発明によれば、小容量の保持部を用いても積算処理を行うことができる電子カメラ、画像処理装置、及び画像処理方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子カメラの構成について示すブロック図である。ここで、図1に示す電子カメラは静止画と動画の両方を撮影できるものを想定している。
図1に示す電子カメラは、撮像部101と、駆動部102と、アナログ信号処理部103と、アナログ/デジタル(A/D)変換部104と、積算部105と、動画/静止画処理切り換え部106と、保持部107と、SDRAM108と、デジタル信号処理部109と、圧縮/伸長処理部110と、記録媒体111と、ビデオ信号処理部112と、モニタ部113と、制御部114と、操作部115とから構成されている。
撮像部101は、光学系、撮像素子、絞りなどから構成されている。撮像部101は、図示しない被写体からの光束を受光して撮像信号を生成し、この撮像信号をアナログ信号処理部103に出力する。駆動部102は、撮像部101を構成する光学系のフォーカス駆動や撮像部101を構成する絞りの絞り駆動などを行う。
アナログ信号処理部103は、入力された撮像信号のノイズ成分の除去や、撮像信号の増幅などのアナログ信号処理を行って、得られた信号をA/D変換部104に出力する。A/D変換部104は入力された撮像信号をデジタル化して積算部105とSDRAM108とに出力する。
積算部105は、フレーム毎に設定された評価エリアを複数のブロックに分割し、分割したブロック毎の撮像信号を積算する。ここで、積算部105は、AE用の積算処理、AWB用の積算処理、及びAF用の積算処理を1つの処理ブロックで行うことができるようになっている。これらAE用の積算処理、AWB用の積算処理、及びAF用の積算処理のそれぞれにおける分割ブロック数や1ブロックあたりのブロックサイズは、動画/静止画処理切り換え部106を介して制御部114によって指示される。動画/静止画処理切り換え部106は、積算部105における分割ブロック数やブロックサイズの指示や、積算部105で得られた積算結果を保持部107に保持させる際の保持方法を、電子カメラの動作モードが動画モードであるか静止画モードであるかなどの条件に応じて切り換える。保持部107は、例えばSRAMなどで構成されており、積算部105において演算された積算結果を一時的に保持する。積算処理が終了した後、積算部105は、積算結果を、保持部107及びバスを介してSDRAM108に出力する。
SDRAM108は、各種データを一時格納するためのメモリである。このようにしてSDRAM108に格納された積算結果が、後のAE処理、AWB処理、AF処理に利用される。
デジタル信号処理部109は、A/D変換部104から出力されSDRAM108に格納されたデジタル撮像信号を読み出して静止画用のAE、AWB処理や動画用のAE、AWB処理、階調変換処理などの各種画像処理を施して圧縮/伸長処理部110に出力する。圧縮/伸長処理部110は、入力された信号をJPEG方式(静止画)やMPEG方式(動画)などの所定の方式で圧縮する。このようにして圧縮されたデータが記録媒体111に記録される。ここで、記録媒体111としては、着脱式のカード型メモリやハードディスクドライブなどが挙げられる。また、圧縮/伸長処理部110は、記録媒体111に圧縮記録された画像を伸長してデジタル信号処理部109に入力することも行う。
ビデオ信号処理部112は、撮像部101で取得されA/D変換部104を介して入力された撮像信号又は記録媒体111から読み出され圧縮/伸長処理部110で伸長された撮像信号をビデオ信号に変換し、画像をモニタ部113に表示させる。
制御部114は、上記したような電子カメラの全体的な制御を行う。例えば、制御部114は駆動部102を制御して撮像部101のフォーカス駆動を制御したり、撮像部101からの撮像信号の読み出しを制御したりする。更に、制御部114は、積算部105における積算処理の際の分割ブロックの数やブロックサイズを決定することも行う。ここで、保持部107のサイズが予め決定されていれば、分割ブロックの数とブロックサイズの何れか一方を決定することにより他方も決定することができる。
操作部115は、ユーザが電子カメラの各種の操作を行うためのものであり、撮影を開始させるためのレリーズボタンや、電子カメラの動作モードを、動画撮影を行うための動画モードと静止画撮影を行うための静止画モードとの間で切り換えるモードボタンなどが含まれる。操作部115が操作された場合に、制御部114は、その操作に応じた制御を実行する。
図2は、図1のような構成を有する電子カメラのメイン処理について示すフローチャートである。
図2において、ユーザによって電子カメラの電源がONされると(ステップS1)、制御部114は、現在の動作モードが動画モードであるか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2の判定において、現在の動作モードが動画でない、即ち静止画モードであると判定した場合には、ステップS2をステップS3に分岐して、制御部114は、静止画撮影処理を行う(ステップS3)。一方、ステップS2の判定において、現在の動作モードが動画モードであると判定した場合には、ステップS2をステップS4に分岐して、制御部114は、動画撮影処理を行う(ステップS4)。これら静止画撮影処理及び動画撮影処理については後で詳しく説明する。
静止画撮影処理又は動画撮影処理が終了すると、制御部114は、ユーザによって電源がOFFされたか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定において、電源がOFFされていないと判定した場合には、ステップS2に戻る。一方、ステップS5の判定において、電源がOFFされたと判定した場合には、ステップS5をステップ6に分岐して、制御部114は、本電子カメラを休止状態に移行させる電源OFF処理を行う(ステップS6)。
図3は、図2のステップS3における静止画撮影処理について示すフローチャートである。
静止画撮影処理においては、まず制御部114は、ユーザによってレリーズボタンが半押しされて1STレリーズスイッチ(図3では1STSWと表記している)がONされたか否かを判定する(ステップS11)。そして、ステップS11において1STレリーズスイッチがONされるまで待機する。
ステップS11において1STレリーズスイッチがONされたと判定した場合には、ステップS11をステップS12に分岐して、制御部114は、AF処理(ステップS12)、AE処理(ステップS13)、及びAWB処理を行う(ステップS14)。ここで、ステップS13のAE処理、ステップS14のAWB処理はスルー画表示のためのものである。
AF処理、AE処理、AWB処理が終了した後、撮像部101で得られた撮像信号に基づいてモニタ部113に動画像を表示させるスルー画表示を行う(ステップS15)。ここで、ステップS15のスルー画表示はカメラの動作モードによっては行わないにようにすることもできる。
次に、制御部114は、現在も1STレリーズスイッチがONのままであるか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16の判定において、1STレリーズスイッチがOFFされたと判定した場合には、ステップS11に戻る。
一方、ステップS16の判定において、1STレリーズスイッチがONのままであると判定した場合には、ステップS16をステップS17に分岐して、制御部114は、ユーザによってレリーズボタンが全押しされて2NDレリーズスイッチ(図3では2NDSWと表記している)がONされたか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17の判定において、2NDレリーズスイッチがONされていないと判定した場合には、ステップS16に戻る。
一方、ステップS17の判定において、2NDレリーズスイッチがONされたと判定した場合には、ステップS17をステップS18に分岐して、制御部114は、駆動部102を介して撮像部101内の絞りを駆動して(ステップS18)、露光を開始させる(ステップS19)。その後、制御部114は、撮像部101で得られた撮像信号を読み出す(ステップS20)。撮像信号の読み出しが終了した後、駆動部102を介して撮像部101内の絞りを閉じ駆動する(ステップS21)。
その後、制御部114は、ステップS20で読み出された撮像信号に基づいてAWB処理を行う(ステップS22)。ステップS22のAWB処理の後、制御部114は、階調補正処理や画像圧縮処理などの画像記録のためのその他の画像処理をデジタル信号処理部109や圧縮/伸長処理部110に行わせる(ステップS23)。そして、得られた画像を記録媒体111に記録させて(ステップS24)、静止画撮影処理を終了する。
図4は、図2のステップS4における動画撮影処理について示すフローチャートである。
動画撮影処理においては、まず制御部114は、ユーザによってレリーズボタンが半押しされて1STレリーズスイッチがONされたか否かを判定する(ステップS31)。そして、ステップS31において1STレリーズスイッチがONされるまで待機する。
ステップS31において1STレリーズスイッチがONされたと判定した場合には、ステップS31をステップS32に分岐して、制御部114は、AF処理(ステップS32)、AE処理(ステップS33)、及びAWB処理を行う(ステップS34)。
次に、制御部114は、現在も1STレリーズスイッチがONのままであるか否かを判定する(ステップS35)。ステップS35の判定において、1STレリーズスイッチがOFFされたと判定した場合には、ステップS31に戻る。
一方、ステップS35の判定において、1STレリーズスイッチがONのままであると判定した場合には、ステップS35をステップS36に分岐して、制御部114は、ユーザによってレリーズボタンが全押しされて2NDレリーズスイッチがONされたか否かを判定する(ステップS36)。ステップS36の判定において、2NDレリーズスイッチがONされていないと判定した場合には、ステップS35に戻る。
一方、ステップS36の判定において、2NDレリーズスイッチがONされたと判定した場合には、ステップS36をステップS37に分岐して、制御部114は、駆動部102を介して撮像部101内の絞りを駆動して(ステップS37)、露光を開始させる(ステップS38)。その後、制御部114は、撮像部101で得られた撮像信号を読み出して(ステップS39)、AWB処理を行う(ステップS40)。ステップS40のAWB処理の後、制御部114は、画像記録のためのその他の画像処理をデジタル信号処理部109や圧縮/伸長処理部110に行わせる(ステップS41)。そして、得られた画像をフレーム毎に記録媒体111に順次記録させていく(ステップS42)。
次に、制御部114は、現在も2NDレリーズスイッチがONのままであるか否かを判定する(ステップS43)。ステップS43の判定において、2NDレリーズスイッチがONのままであると判定した場合には、ステップS38に戻り、動画撮影を継続する。一方、ステップS43の判定において、2NDレリーズスイッチがOFFされたと判定した場合には、ステップS43をステップS44に分岐して、制御部114は、駆動部102を介して撮像部101内の絞りを閉じ駆動し(ステップS44)、動画撮影処理を終了する。
次に、積算処理について説明する。なお、AF処理時の積算処理については、従来周知の手法で良く、また本一実施形態の本質とも異なるので説明を省略する。
図5は、AE処理、静止画撮影時におけるスルー画表示用のAWB処理、及び動画撮影用のAWB処理における積算処理について示すフローチャートである。これらの場合の積算処理は、何れも積算処理の際の分割ブロック数が少なく、それぞれのブロックのブロックサイズが広い場合の処理である。ここで、図5に示す積算処理においては、ブロック毎の積算結果が保持部107に図6(a)のようにして保持される。即ち、AE処理、静止画撮影時におけるスルー画表示用のAWB処理、及び動画撮影用のAWB処理における積算処理においては、1つのブロックで得られた積算結果が保持部107の1つのアドレス(1つのアドレスは、例えば32ビットのビット幅を有している)に書き込まれるようになっている。この積算結果は、同じブロックに係る積算処理が行われるたびに更新される。
図5において、制御部114は、まず積算領域設定処理を行う(ステップS51)。この積算領域設定処理は、積算処理における分割ブロック数やブロックサイズを設定する処理である。この積算領域設定処理については後で詳しく説明する。ここで、図5の処理における積算領域設定処理では、1画面を18×18程度のブロックに分割する。即ち、AE処理や、スルー画表示用のAWB処理、動画撮影用のAWB処理では、積算結果を高精度に求めるよりも、処理の高速化を図るために、分割ブロック数を少なく、ブロックサイズを広くする。
積算領域設定処理の後、制御部114は、動画/静止画処理切り換え部106を介して積算部105に分割ブロック数の指示を行う。これを受けて積算部105は、積算処理対象のブロックラインを示すパラメータBLを1に設定する(ステップS52)。ここで、ブロックラインとは、分割したブロックを行方向に1アドレス分配列したブロックデータのことである。即ち、図5の処理では、1ブロックラインのデータは、行方向に18ブロックのデータが配列されて構成される。
次に、1ブロックラインのデータ内で積算処理の対象となるブロックを示すパラメータm(1≦m≦M)を1に設定するとともに、1ブロックラインのデータ内で積算処理の対象となるライン数を示すパラメータn(1≦n≦N)を1に設定する(ステップS53)。その後、積算部105は、現在の保持部107の読み出し及び書き込み対象のアドレスを示すパラメータADDを1に設定する(ステップS54)。
次に、積算部105は、nライン目の撮像信号を読み出す(ステップS55)。更に、保持部107のアドレスADDに格納されている保持データ(mブロック目における1つ前のラインまでの積算結果)を読み出す(ステップS56)。そして、読み出した撮像信号に対して積算処理を行い(ステップS57)、これにより得られた積算結果を動画/静止画処理切り換え部106を介して保持部107のアドレスADDに保持させる(ステップS58)。ここで、ステップS57の積算処理は、ステップS55で読み出した撮像信号に、保持部107に保持されている保持データを加算する処理である。即ち、読み出した撮像信号が1ライン目の場合には積算処理は行わずに、読み出した撮像信号をそのまま保持部107に保持させる。
次に、積算部105は、mに1を加えた後(ステップS59)、mが最大値M(例では18ブロック)を超えたか否か、即ちnライン目の最後のブロックまで積算処理を行ったか否かを判定する(ステップS60)。ステップS60の判定において、mが最大値Mを超えていないと判定した場合には、ステップS60をステップS61に分岐して、積算部105はADDに1を加え(ステップS61)、ステップS56に戻り、nライン目の次のブロックの積算処理を行う。
また、ステップS60の判定において、mが最大値Mを超えたと判定した場合には、ステップS60をステップS62に分岐して、積算部105は、nに1を加えた後(ステップS62)、nが最大値Nを超えたか否か、即ちBLブロックライン内に含まれる全ライン(全ブロック)について積算処理を行ったか否かを判定する(ステップS63)。ステップS63の判定において、nが最大値Nを超えていないと判定した場合には、ステップS54に戻ってADDを1に戻した後、BLブロックラインに含まれる次の1ラインの積算処理を行う。
ステップS63の判定において、nが最大値Nを超えたと判定した場合には、ステップS63をステップS64に分岐して、積算部105は保持部107に保持された保持データ(積算結果)を制御部114に出力させる。制御部114は、入力された保持データをSDRAM108にDMA転送する(ステップS64)。その後、積算部105は、BLに1を加え(ステップS65)、全ブロックラインについて積算処理が終了したか否かを判定する(ステップS66)。ステップS66の判定において、全ブロックラインについて積算処理が終了していないと判定した場合には、ステップS53に戻る。一方、ステップS66の判定において、全ブロックラインについて積算処理が終了したと判定した場合には、図5の処理を終了する。
図7は、静止画撮影時のAWB処理における積算処理について示すフローチャートである。この場合の積算処理は、積算処理の際の分割ブロック数が多く、それぞれのブロックのブロックサイズが狭い場合の処理である。ここで、保持部107には、積算結果がブロック毎に図6(b)のようにして保持される。即ち、静止画撮影時のAWB処理における積算処理においては、2つのブロックで得られた積算結果が保持部107の1つのアドレス(1ブロック目 前半16ビット、2ブロック目 後半16ビット)に書き込まれるようになっている。即ち、静止画撮影時のAWB処理では、1ブロックのビット幅を狭くできるので、図6(b)のように1つのアドレス内に複数の積算結果を保持させることができる。ただし、この場合には1ブロックの終了位置が分かるように、例えば1ブロックのビット幅を固定長としておく必要がある。
なお、図6(a)のように1つのアドレス内に1ブロックの積算結果を書き込むようにしたり、図6(b)のように1つのアドレス内に2ブロックの積算結果を書き込むようにしたりする切り換え制御(シリアル/パラレル変換)は、動画/静止画処理切り換え部106を介して制御部114により行われる。
図7において、制御部114は、まず図5と同様の積算領域設定処理を行う(ステップS71)。なお、図7の処理における積算領域設定処理では、1画面を160×120程度のブロックに分割する。即ち、静止画撮影時のAWB処理においては、速度よりも精度が必要なので、図5の場合よりも分割ブロック数を多くする。このように分割ブロック数を多くすると、1ブロックのブロックサイズは図5で分割したブロックのブロックサイズよりも狭くなる。
積算領域設定処理の後、制御部114は、動画/静止画処理切り換え部106を介して積算部105に分割ブロック数の指示を行う。これを受けて積算部105は、積算処理対象のブロックラインを示すパラメータBLを1に設定する(ステップS72)。図7の処理では、1ブロックラインのデータは、行方向に160ブロックのデータが配列されて構成される。
次に、積算部105は、1ブロックラインのデータ内で積算処理の対象となるブロックを示すパラメータmを1に設定するとともに、1ブロックラインのデータ内で積算処理の対象となるライン数を示すパラメータnを1に設定する(ステップS73)。その後、積算部105は、現在の保持部107の読み出し及び書き込み対象のアドレスを示すパラメータADDを1に設定する(ステップS74)。
次に、積算部105は、nライン目の撮像信号を読み出す(ステップS75)。更に、保持部107のアドレスADDに格納されている保持データ(ここでは、1つのアドレスに格納されている2つ分のブロックm、m+1に係る保持データ)を読み出す(ステップS76)。その後、積算部105は、読み出した2つ分のブロックの保持データのうち、m+1ブロックの保持データをフリップフロップなどで構成された図示しないワークエリアに保持させる(ステップS77)。
次に、積算部105は、ステップS75で読み出したnライン目の撮像信号のうち、mブロックの分に相当する撮像信号に、ステップS76で読み出したmブロックの保持データを積算して(ステップS78)、これにより得られた積算結果をワークエリアに保持させる(ステップS79)。次に、積算部105は、ステップS77においてワークエリアに保持させておいたm+1ブロックの保持データを読み出して(ステップS80)、ステップS75で読み出したnライン目の撮像信号のうち、m+1ブロックの分に相当する撮像信号に積算する(ステップS81)。その後、積算部105は、mブロックの保持データとm+1の保持データとを保持部107のアドレスADDに保時させる(ステップS82)。
次に、積算部105は、mに2を加えた後(ステップS83)、mが最大値M(ここでは、160ブロック)を超えたか否か、即ちnライン目の最後のブロックまで積算処理を行ったか否かを判定する(ステップS84)。なお、ステップS83においてmに2を加えているのは、積算処理を2ブロックずつ行っているためである。
ステップS84の判定において、mが最大値Mを超えていないと判定した場合には、ステップS84をステップS85に分岐して、積算部105はADDに1を加え(ステップS85)、ステップS76に戻り、nライン目の次の2ブロックの積算処理を行う。
また、ステップS84の判定において、mが最大値Mを超えたと判定した場合には、ステップS84をステップS86に分岐して、積算部105は、nに1を加えた後(ステップS86)、nが最大値Nを超えたか否か、即ちBLブロックライン内に含まれる全ライン(全ブロック)について積算処理を行ったか否かを判定する(ステップS87)。ステップS87の判定において、nが最大値Nを超えていないと判定した場合には、ステップS74に戻ってADDを1に戻した後、BLブロックラインに含まれる次の1ラインの積算処理を行う。
ステップS87の判定において、nが最大値Nを超えたと判定した場合には、ステップS87をステップS88に分岐して、積算部105は保持部107に保持された保持データ(積算結果)を制御部114に出力させる。制御部114は、入力された保持データをSDRAM108にDMA転送する(ステップS88)。その後、積算部105は、BLに1を加え(ステップS89)、全ブロックラインについて積算処理が終了したか否かを判定する(ステップS90)。ステップS90の判定において、全ブロックラインについて積算処理が終了していないと判定した場合には、ステップS73に戻る。一方、ステップS90の判定において、全ブロックラインについて積算処理が終了したと判定した場合には、図7の処理を終了する。
図8は、図5のステップS51及び図7のステップS71の積算領域設定処理について示すフローチャートである。この処理においては、これから行う積算処理に応じた分割ブロック数が設定される。
まず、制御部114は、これから行う積算処理がAF評価値を求めるための処理であるか否かを判定する(ステップS91)。ステップS91の判定において、これから行う積算処理が、AF評価値を求めるための処理であると判定した場合には、ステップS91をステップS92に分岐して、制御部114は、分割ブロック数をAF評価値を求めるための分割ブロック数である9×9に設定して(ステップS92)、積算領域設定処理を終了する。
一方、ステップS91の判定において、これから行う積算処理がAF評価値を求めるための処理でないと判定した場合には、ステップS91をステップS93に分岐して、制御部114は、これから行う積算処理が、AE評価値を求めるための処理又はスルー画表示用のAE評価値、スルー画表示用のAWB評価値を求めるための処理であるか否かを判定する(ステップS93)。ステップS93の判定において、これから行う積算処理が、AE評価値を求めるための処理又はスルー画表示用のAE評価値、スルー画表示用のAWB評価値を求めるための処理であると判定した場合には、ステップS93をステップS94に分岐して、制御部114は、分割ブロック数をAE評価値又はスルー画表示用の分割ブロック数である18×18に設定して(ステップS94)、積算領域設定処理を終了する。
また、ステップS93の判定において、これから行う積算処理がAE評価値を求めるための処理又はスルー画表示用のAE評価値、スルー画表示用のAWB評価値を求めるための処理でないと判定した場合には、ステップS93をステップS95に分岐して、制御部114は、これから行う積算処理が、撮影画像用のAWB評価値を求めるための処理であるか否かを判定する(ステップS95)。ステップS95の判定において、これから行う積算処理が撮影画像用のAWB評価値を求めるための処理のための積算処理であると判定した場合には、ステップS95をステップS96に分岐して、制御部114は、現在の動作モードが動画モードであるか静止画モードであるかを判定する(ステップS96)。ステップS96の判定において、現在の動作モードが動画モードであると判定した場合には、ステップS96をステップS97に分岐して、制御部114は、分割ブロック数を動画用のAWB評価値を求めるための分割ブロック数である18×18に設定して(ステップS97)、積算領域設定処理を終了する。一方、ステップS96の判定において、現在の動作モードが静止画モードであると判定した場合には、ステップS96をステップS98に分岐して、制御部114は、分割ブロック数を静止画用のAWB評価値を求めるための分割ブロック数である160×120に設定して(ステップS98)、積算領域設定処理を終了する。
以上説明したように、本一実施形態によれば、積算処理に応じて分割ブロック数を変更すると共に、分割したブロックの数やビット幅に応じて保持部107への保持データの保持方法を切り換えるようにしているので、保持部107を構成するSRAMに効率良くデータを書き込むことができ、小容量のSRAMで保持部107を構成することができる。即ち、本一実施形態の手法では、静止画撮影時の1ブロックライン分のデータを格納できるSRAMを用意することで保持部107を構成することができる。
ここで、上記した一実施形態では、保持部107に積算結果を保持させる際の保持方法は、上記した図6(a)や図6(b)の手法に限るものではない。例えば、図6(b)では1つのアドレスに2つのブロックの積算結果を保持させるようにしているが、1つのアドレスに3ブロック以上の積算結果を保持させるようにしても良い。
また、図9(a)や図9(b)に示すようにして積算結果を複数のアドレスにまたがるように保持させるようにしても良い。
また、本一実施形態の積算処理において得られた積算結果を、サムネイル画像を生成する際に利用するようにしても良い。この場合には、画像として見ることができるように、静止画用のAWB評価値を求める手法に順じて分割ブロック数を多くするように、分割ブロックサイズを狭くするようにする。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係る電子カメラの構成について示すブロック図である。 電子カメラのメイン処理について示すフローチャートである。 静止画撮影処理について示すフローチャートである。 動画撮影処理について示すフローチャートである。 AE処理、静止画撮影時におけるスルー画表示用のAWB処理、及び動画撮影用のAWB処理における積算処理について示すフローチャートである。 保持部への保持データの保持方法について説明するための図である。 静止画撮影時のAWB処理における積算処理について示すフローチャートである。 積算領域設定処理について示すフローチャートである。 保持部への保持データの保持方法の変形例について示す図である。 従来例における電子カメラの構成について簡単に示す図である。 従来例における保持部への保持データの保持方法について説明するための図である。
符号の説明
101…撮像部、102…駆動部、103…アナログ信号処理部、104…アナログ/デジタル(A/D)変換部、105…積算部、106…動画/静止画処理切り換え部106、107…保持部、108…SDRAM、109…デジタル信号処理部、110…圧縮/伸長処理部、111…記録媒体、112…ビデオ信号処理部、113…モニタ部、114…制御部、115…操作部

Claims (15)

  1. 被写体を撮像して撮像信号を得る撮像部と、
    前記撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理する積算部と、
    前記積算部による積算処理の結果を保持する保持部と、
    前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて前記保持部に前記積算処理の結果を保持させる際の保持方法を切り換える制御部と、
    を具備することを特徴とする電子カメラ。
  2. 前記分割時の分割数及び前記分割時のブロックサイズは、撮影時の動作モードに応じて変更されることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 前記動作モードは、少なくとも動画撮影を行うための動画モードと静止画撮影を行うための静止画モードとを含み、
    前記分割時の分割数及び前記分割時のブロックサイズは、前記動作モードが動画モードの場合に前記分割時の分割数が少なくなるように前記分割時のブロックサイズが広くなるように変更され、前記動作モードが静止画モードの場合に前記分割時の分割数が多くなるように前記分割時のブロックサイズが狭くなるように変更されることを特徴とする請求項2に記載の電子カメラ。
  4. 前記動作モードは、静止画撮影時に動画表示を行うスルー画表示モードを含み、
    前記分割時の分割数及び前記分割時のブロックサイズは、前記動作モードがスルー画表示モードの場合に前記分割時の分割数が少なくなるように前記分割時のブロックサイズが広くなるように変更されることを特徴とする請求項2に記載の電子カメラ。
  5. 前記積算処理は、AE評価値を求める処理であり、
    前記分割時の分割数及び前記分割時のブロックサイズは、前記積算処理がAE評価値を求める処理の場合に前記分割時の分割数が少なくなるように前記分割時のブロックサイズが広くなるように変更されることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  6. 前記積算処理は、AWB評価値を求める処理であり、
    前記分割時の分割数及び前記分割時のブロックサイズは、前記積算処理がAWB評価値を求める処理の場合に前記分割時の分割数が多くなるように前記分割時のブロックサイズが狭くなるように変更されることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  7. 前記積算処理は、サムネイル画像を生成する処理であり、
    前記分割時の分割数及び前記分割時のブロックサイズは、前記積算処理がサムネイル画像を求める処理の場合に前記分割時の分割数が多くなるように前記分割時のブロックサイズが狭くなるように変更されることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  8. 前記制御部は、前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて前記保持部の1アドレスに保持させる前記積算処理の結果の数を切り換えることにより、前記積算処理の結果を保持させる際の保持方法を切り換えることを特徴する請求項1に記載の電子カメラ。
  9. 前記制御部は、前記分割時の分割数が多い場合又は前記分割時のブロックサイズが狭い場合に、前記保持部の1アドレスに保持させる前記積算処理の結果の数を多くすることを特徴とする請求項8に記載の電子カメラ。
  10. 前記制御部は、前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて1つの積算処理の結果を前記保持部の何アドレスに保持させるのかを切り換えることにより、前記積算処理の結果を保持させる際の保持方法を切り換えることを特徴する請求項1に記載の電子カメラ。
  11. 前記制御部は、前記分割時の分割数が少ない場合又は前記分割時のブロックサイズが広い場合に、前記1つの積算処理の結果を保持させるアドレス数を多くすることを特徴とする請求項10に記載の電子カメラ。
  12. 撮像部からの撮像信号を処理する画像処理装置であって、
    前記撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理する積算部と、
    前記積算部による積算処理の結果を保持する保持部と、
    前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて前記保持部の1アドレスに保持させる前記積算処理の結果の数を切り換える制御部と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  13. 撮像部からの撮像信号を処理する画像処理装置であって、
    前記撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理する積算部と、
    前記積算部による積算処理の結果を保持する保持部と、
    前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて1つの積算処理の結果を前記保持部の何アドレスに保持させるのかを切り換える制御部と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  14. 撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理し、
    前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて1つの積算処理の結果を保持部の何アドレスに保持させるのかを切り換え、
    前記切り換えに応じて前記積算処理した結果を前記保持部に保持させる、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  15. 撮像部の1画面を複数のブロックに分割し、該分割したブロック毎に得られる撮像信号を積算処理し、
    前記分割時の分割数と前記分割時のブロックサイズの少なくとも何れか一方に応じて保持部の1アドレスに保持させる積算処理の結果の数を切り換え、
    前記切り換えに応じて前記積算処理の結果を前記保持部に保持させる、
    ことを特徴とする画像処理方法。
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