JP2006180426A - 動き補償予測符号化装置及び動き補償予測符号化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一次探索部25は探索アルゴリズムの第1の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する。極小解収束判定部26は動きベクトルが極小解に収束したものであるか否かを判定してその判定結果が肯定の場合に第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する。二次探索部28は極小解収束判定部26の判定結果が否定の場合に探索アルゴリズムの第2の上限反復数以下で第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する。等価判定部29は第二ブロックの各々の動きベクトルが等価であるか否かを判定し、等価であれば第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する一方、等価でなければ第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する。
【選択図】 図9
Description
この発明では、まず、第一ブロックの動きベクトルが求められ、その動きベクトルが極小解に収束したものであるか否かが判定される。ここで、極小解に収束した動きベクトルとは、探索アルゴリズムの最大反復数(ここでは第1の上限反復数)未満で求められたもののことをいう。探索アルゴリズムの最大反復数(第1の上限反復数)未満で求められた動きベクトルは、第一ブロックの動きを正しく表しているため、この場合、第一ブロックを選択しても差し支えない。
一方、上記のようにして求められた動きベクトルが、極小解に収束したものでない場合、つまり、探索アルゴリズムの最大反復数(ここでは第1の上限反復数)に達してから求められたものである場合には、その動きベクトルは不確かである(第一ブロックの動きを正しく表していない)から、この場合は、さらに、前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する。ここで、第二ブロックは、前記第一ブロックの分割ブロックに相当するから、第一ブロックは大きなサイズのブロック(マクロブロック)と言い換えることができ、第二ブロックは、その第一ブロックを分割したブロック、すなわち、小さなブロック(サブブロック)といいかえることができる。したがって、上記のようにして求められた第二ブロックの各々の動きベクトルは、サブブロックの各々の動きベクトルである。
さて、サブブロックの各々の動きベクトルが等価(完全等価又は近似等価)である場合、それぞれのサブブロックの画像は同量且つ同方向に移動しており、要するに、動きが揃っているから、この場合、第一ブロック(マクロブロック)を選択しても差し支えない。これに対して、サブブロックの各々の動きベクトルが等価(完全等価又は近似等価)でない場合、それぞれのサブブロックの画像はバラバラに動いているから、この場合、画質の点で第二ブロック(サブブロック)を選択すべきである。
本発明によれば、以上の作用が得られるので、画像の動きに対応した適切な大きさのブロック(第一ブロックと第二ブロック)を選択することができる。加えて、第一動きベクトル演算手段の計算量は、第1の上限反復数に依存するので、この第1の上限反復数を小さな値に設定することにより、少なくすることができる。これにより、この第一動きベクトル演算手段の後に第二動きベクトル演算手段を実行したとしても、トータルの演算量は、これら二つの演算手段の探索アルゴリズムに通常の最大反復数を適用した場合に比べて大幅に少なくなる。
したがって、トータルの演算量を減らしつつ、最適なブロックサイズの選択を可能とする動き補償予測符号化装置を提供できる。
さらに、大きなサイズの第一ブロックの探索から始めて小さなサイズの第二ブロックの探索へと進むので、誤った極小解に陥る不具合を抑制できる。これは、大きなサイズから探索を始めることにより、近視眼的な探索を回避して局所的な最小点の誤認を防止できるからである。
請求項2記載の発明は、前記第1の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項1記載の動き補償予測符号化装置である。
請求項3記載の発明は、探索アルゴリズムの所定の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する第一動きベクトル演算手段と、前記第一動きベクトル演算手段で演算された動きベクトルを探索アルゴリズムの初期値にセットして引き続き前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する第二動きベクトル演算手段と、前記第二動きベクトル演算手段で演算された第二ブロックの各々の動きベクトルが完全等価又は近似等価であるか否かを判定する第二判定手段と、前記第二判定手段の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第二選択手段と、前記第二判定手段の判定結果が否定の場合に前記第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第三選択手段とを備えたことを特徴とする動き補償予測符号化装置である。
この発明では、まず、第一ブロックの動きベクトルが求められ、次いで、その動きベクトルを初期値にセットして、前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルが求められる。そして、第二ブロックの各々の動きベクトルの等価(完全等価又は近似等価)が判定され、等価である場合には、第一ブロックが選択される一方、等価(完全等価又は近似等価)でない場合には、第二ブロックが選択される。
本発明によれば、以上の作用が得られるので、画像の動きに対応した適切な大きさのブロック(第一ブロックと第二ブロック)を選択することができる。加えて、第二動きベクトル演算手段は、第一動きベクトル演算手段の処理を引き継ぐ形で動作するため、これら二つの演算手段のトータルの演算量は(これら二つの演算手段を単独で動かした場合に比べて)ほぼ半減される。
したがって、トータルの演算量を減らしつつ、最適なブロックサイズの選択を可能とする動き補償予測符号化装置を提供できる。
さらに、大きなサイズの第一ブロックの探索から始めて小さなサイズの第二ブロックの探索へと進むので、誤った極小解に陥る不具合を抑制できる。これは、大きなサイズから探索を始めることにより、近視眼的な探索を回避して局所的な最小点の誤認を防止できるからである。
請求項4記載の発明は、前記所定の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項3記載の動き補償予測符号化装置である。
請求項5記載の発明は、前記探索アルゴリズムは、最近傍探索法、Nステップ探索法、対数探索法又は階層探索法であることを特徴とする請求項1又は請求項3いずれかに記載の動き補償予測符号化装置である。
請求項6記載の発明は、前記第二動きベクトル演算手段は、前記第一動きベクトル演算手段の反復がN回で終わったとき、N+1回から反復を開始するとともに、その反復の初期値として、前記第一動きベクトル演算手段のN反復で得られた中間値を使用することを特徴とする請求項1又は請求項3いずれかに記載の動き補償予測符号化装置である。
請求項7記載の発明は、探索アルゴリズムの第1の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する第一動きベクトル演算工程と、前記第一動きベクトル演算工程で演算された動きベクトルが極小解に収束したものであるか否かを判定する第一判定工程と、前記第一判定工程の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第一選択工程と、前記第一判定工程の判定結果が否定の場合に探索アルゴリズムの第2の上限反復数以下で前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する第二動きベクトル演算工程と、前記第二動きベクトル演算工程で演算された第二ブロックの各々の動きベクトルが完全等価又は近似等価であるか否かを判定する第二判定工程と、前記第二判定工程の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第二選択工程と、前記第二判定工程の判定結果が否定の場合に前記第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第三選択工程とを含むことを特徴とする動き補償予測符号化方法である。
請求項8記載の発明は、前記第1の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項7記載の動き補償予測符号化方法である。
請求項9記載の発明は、探索アルゴリズムの所定の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する第一動きベクトル演算工程と、前記第一動きベクトル演算工程で演算された動きベクトルを探索アルゴリズムの初期値にセットして引き続き前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する第二動きベクトル演算工程と、前記第二動きベクトル演算工程で演算された第二ブロックの各々の動きベクトルが完全等価又は近似等価であるか否かを判定する第二判定工程と、前記第二判定工程の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第二選択工程と、前記第二判定工程の判定結果が否定の場合に前記第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第三選択工程とを含むことを特徴とする動き補償予測符号化方法である。
請求項10記載の発明は、前記所定の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項9記載の動き補償予測符号化方法である。
請求項11記載の発明は、前記探索アルゴリズムは、最近傍探索法、Nステップ探索法、対数探索法又は階層探索法であることを特徴とする請求項7又は請求項9いずれかに記載の動き補償予測符号化方法である。
請求項12記載の発明は、前記第二動きベクトル演算工程は、前記第一動きベクトル演算工程の反復がN回で終わったとき、N+1回から反復を開始するとともに、その反復の初期値として、前記第一動きベクトル演算工程のN反復で得られた中間値を使用することを特徴とする請求項7又は請求項9いずれかに記載の動き補償予測符号化方法である。
まず、動き補償予測ブロックについて説明する。
図1は、動き補償予測ブロックの種類を示す図である。(a)〜(h)は、それぞれMPEG−4/AVC(又はH.264/AVC)で使用が認められている7種類の動き補償予測ブロックである。詳しくは、(a)は「16×16」のサイズの動き補償予測ブロック、(b)は「16×16」の動き補償予測ブロックを上下に2分割したそれぞれ「16×8」のサイズの動き補償予測ブロック、(c)は同じく「16×16」の動き補償予測ブロックを左右に2分割したそれぞれ「8×16」のサイズの動き補償予測ブロック、(d)は同じく「16×16」の動き補償予測ブロックを上下左右に4分割したそれぞれ「8×8」のサイズの動き補償予測ブロックである。
次に、動き補償予測符号化装置の構成を説明する。
図3は、動き補償予測符号化装置のブロック図である。動き補償予測符号化装置10は、入力されたビットストリーム中の現フレーム(元画像)と予測画像との差分をとる減算部11と、その差分を何らかの2次元関数の有限級数変換(たとえば、2次元離散コサイン変換:DCT)式として表示することにより圧縮する変換部12と、変換式の係数を量子化する量子化部13と、この量子化データと後述の動き情報及び分割モードとを符号化(たとえば、エントロピー符号化)して、その符号化ビットストリームを伝送媒体や蓄積媒体に出力する符号化部14と、量子化データを逆量子化する逆量子化部15と、逆量子化されたデータを逆変換して元の差分に戻す逆変換部16と、この差分と予測画像とを加算して復元画像を再生する加算部17と、復元画像を保持する復元画像メモリ18と、現在の元画像と復元画像メモリ18に保持されている一つ前の復元画像(参照画像)とに基づいて動き情報(動きベクトル等)やブロックの分割モードを推定する動き推定部19と、この動き情報に基づいて予測画像を生成する動き補償部20とを備える。
次に、本実施形態の特徴的事項を備える動き推定部19の構成と動作を説明するが、その前に、この動き推定部19で使用する探索アルゴリズム(最近傍探索法)について具体的に説明する。
図4は、元画像のブロック位置(座標)とブロックサイズを説明する図である。この図において、元画像21の升目22のそれぞれはブロック(MB又はSB)であり、それらのブロック位置は、たとえば、その升目22の左上隅の画素座標(x,y)で表されるものとする。また、ブロックサイズは横方向(行方向)をsx、縦方向(列方向)をsyとして表されるものとする。
図8は、残差評価値演算の概念図である。
残差評価値演算処理のサブルーチンフローでは、たとえば、SAD関数を用いて、計5点の残差評価値SADa〜SADeを順次に演算する(ステップS20〜ステップS24)。SAD関数とは、差分絶対値和(sum of absolute difference)を計算するための関数である。
図9は、動き推定部19の概念的なブロック図である。動き推定部19は、一次探索部25(第一動きベクトル演算手段)、極小解収束判定部26(第一判定手段)、第一動きベクトル出力部27(第一選択手段)、二次探索部28(第二動きベクトル演算手段)、等価判定部29(第二判定手段)、第二動きベクトル出力部30(第二選択手段)、及び、第三動きベクトル出力部31(第三選択手段)を備える。
次に、上記の動き推定部19の動作をより詳しく説明する。なお、ここではフローチャートの形で説明するが、これには二つの意味合いがある。第一の意味は、フローに沿って順番に動作説明を行うことにより理解を助ける点にあり、第二の意味は、上記の動き推定部19のそれぞれの機能をハードロジックで構成する実施態様だけでなく、このようなフローチャートの流れに沿って設計されたソフトウェアとコンピュータとの有機的結合によって実現される実施態様も排除しない点にある。
図12は、動き推定部19の動作フローチャートを示す図である。このフローチャートを開始すると、まず、通常の最大反復数(“14”)よりも小さな最大反復数(第1の上限反復数“2”)で上記のNNS関数を実行して、マクロブロックMB (図2参照)の動きベクトルfvを求める一次探索処理を行う(ステップS30:第一動きベクトル演算工程)。次いで、求められた動きベクトルfvが極小解に収束したときのものであるか否かを判定する極小解収束判定処理(ステップS31:第一判定工程)を行うが、この判定は、一次探索処理で動きベクトルfvを求めた際の中間値(SADa〜SADe)に基づいて行うことができる。すなわち、SADa〜SADeの中でSADaが最小であれば、極小解の「収束」を判定し、そうでなければ、「非収束」を判定することができる。これには、たとえば、引数で与えた複数の数値のうち最小のものを返すMin関数を用いることができる。Min関数の引数にSADa、SADb、SADc、SADd、SADeを与え、そのMin関数の戻り値とSADaとが等値であるか否かを調べればよい。
図13は、一次探索処理の動作フローチャートを示す図である。このフローチャートでは、まず、NNS関数に与える引数(x:ブロックX座標,y:ブロックY座標,ox:オフセットX座標,oy:オフセットY座標,sx:ブロックサイズX,sy:ブロックサイズY,n:最大反復数)をセットする(ステップS40、ステップS41)。この一次探索処理はマクロブロックMB (図2参照)の動きベクトルfvを求めるので、sxとsyにはそれぞれマクロブロックMBの横サイズ(“16”)と縦サイズ(“16”)をセットする。また、最大反復数nには、通常の値(“14”)よりも小さな値(第1の上限反復数“2”)をセットする。
図14は、二次探索処理の動作フローチャートを示す図である。このフローチャートでは、まず、NNS関数に与える引数のうちsx、sy及びnをセットする(ステップS51、ステップS51)。この二次探索処理では、マクロブロックMBを4分割したサブブロックSB0 、SB1 、SB2 、SB3 (図2参照)の各々の動きベクトルmv0 、mv1 、mv2 、mv3 を求めるため、sxとsyには、それぞれサブブロックの横サイズ(“8”)と縦サイズ(“8”)をセットし、また、最大反復数nには大きな値(第2の上限反復数“13”)をセットする。
本実施形態によれば、最大反復数nを通常の値(“14”)よりも小さな値(第1の上限反復数“2”)にしたNNS関数を用いてマクロブロックMBの動きベクトルfvを求める一次探索部21(又は図12のステップS30)と、その一次探索で求められた動きベクトルfvが最大反復数n(第1の上限反復数“2”)未満で得られたか否か(つまり、極小解に収束したときの動きベクトルfvであるか否か)を判定する極小解収束判定部26(又は図12のステップS31)と、極小解収束が判定されたときに大きい分割モードと1個の動きベクトルmv(=fv)を出力する第一動きベクトル出力部27(又は図12のステップS33)と、極小解収束が判定されなかったときに最大反復数nを大きな値(第2の上限反復数“13”)にしたNNS関数を用いて上記のマクロブロックMBを分割したサブブロックSB0 〜SB3 の各々の動きベクトルmv0 〜mv3 を求める二次探索部24(又は図12のステップS34)と、その4個の動きベクトルmv0 〜mv3 の等価を判定する等価判定部29(又は図12のステップS35)と、等価が判定されたときに大きい分割モードと1個の動きベクトルmv(=mv0 )を出力する第二動きベクトル出力部30(又は図12のステップS37)と、等価が判定されなかったときに小さな分割モードと4個の動きベクトルmv0 〜mv3 を出力する第三動きベクトル出力部31(又は図12のステップS38)とを備えたので、次の効果を奏することができる。
本実施形態では、まず、一次探索部21でマクロブロックMBの動きベクトルfvを求め、次いで、極小解収束判定部26で、そのマクロブロックfvが極小解に収束したときのものであるか否かを判定して、この判定結果が否定の場合にのみ二次探索部24で、サブブロックSB0 〜SB3 の各々の動きベクトルmv0 〜mv3 を求めている。つまり、極小解収束判定部26の判定結果が肯定の場合(前記の第一のケースの場合)には、二次探索部24は演算を行わず(休止状態)、この場合の演算量はもっぱら一次探索部21のみによって与えられる。しかも、この一次探索部21の最大反復数nは通常の値(“14”)よりも小さな値(第1の上限反復数“2”)であるため、ループの繰り返しは最大でもn=2回であり、一次探索部21の計算量それ自体も少ない。
本実施形態では、まず、マクロブロックMBの動きベクトルfvを求め(一次探索)、次いで、そのマクロブロックfvが極小解に収束したときのものであるか否かを判定して、この判定結果が否定の場合にのみサブブロックSB0 〜SB3 の各々の動きベクトルmv0 〜mv3 を求めている(二次探索)。つまり、最初に大きなブロック(マクロブロック)をサーチし、そのサーチ結果に従って、小さなブロック(サブブロック)をサーチしている。一般的に動き補償予測符号化では、動きベクトルが大きくなるにつれて誤差や偏差が増える性質(量子化によるものと、対象物体の動きの激しさによるものなどが考えられる)があるといわれている。本実施形態では、小さな動きに対しては大きなブロックだけを探索(一次探索)し、一方、大きな動きに対しては大きなブロック単位から探索(一次探索)を始め、その後に、小さなブロックの探索(二次探索)を行うようにしたので、小さな動きに対してはもちろんのこと、誤差や偏差が増える性質がある大きな動きに対しても、計算量を倍増することなく、統計的にみてほぼ適切な分割モードの選択を行うことができる。
対象範囲を満遍なく探索する全探索法などの探索アルゴリズムは、正確な結果を得られる点で優れているが、膨大な計算量を必要とする欠点がある。これに対して、ポイント(探索中心)を辿りながら逐次に探索を行う最近傍探索法などの探索アルゴリズムは、少ない計算量で速やかに結果が得られる利点があり、とりわけ、少ない電力消費や高速性が求められる動き補償予測符号化装置に用いて好適である。しかし一方で、最近傍探索法などは、誤った極小解に陥りやすいという欠点を持ち合わせている。これは、ポイントを辿る途中の局所的な最小点(正しくない最小点)を正しい最小点と誤認してしまうことが原因である。こうした誤認は、探索の対象となるブロックサイズが小さいほど起きやすい。近視眼的な探索になり、探索範囲を外れた真の最小点との比較ができないからである。
本発明は上記の実施形態に限定されない。その技術思想の範囲内において、様々な変形例を含むことはもちろんである。
図15は、改良されたNNS関数処理の要部フローチャートを示す図である。改良前(図6)との違いは、探索中心及びその探索中心近傍4点の計5個の残差評価値SADa〜SADeを演算する(ステップS12)前に、新たな処理(ステップS19)を行う点にある。
たとえば、一次探索処理におけるNNS関数の反復がN回で終わったとすると、二次探索処理のNNS関数は、その一次探索処理におけるNNS関数のN反復(図15ではi=0:これは第一反復を意味する)で得られた中間値(SADa〜SADe)を初期値にして反復を開始するので、この二次探索処理におけるNNS関数の反復開始は初回からではなく、N+1回目からとなる。このため、無駄な反復を排除し、それだけ処理時間の短縮を図ることができる。
(a)サブブロックのサイズ、個数、形状は任意である。また、分割方法に階層関係があれば同様に適用できる。例えば、H.264では「16×16」を分割した「8×8」をさらに「4×8」、「8×4」、「4×4」に分割することができ、階層構造が二重になっているが、このいずれかの階層間で、または両方の階層間で行うことができる。
(b)残差評価値はSADの代わりにSSD(sum of squared difference:差分二乗和)等であってもよい。サブブロック評価値の集まりからブロック評価値を計算可能であれば、全く同様に適用できる。また、動きベクトルの符号割り当てコストを評価値に加えてもよい。
(c)動きベクトルの等価判別は、完全等価のみならず、各成分の差分絶対値が所定値以内などの近似等価によって行ってもよい。
(d)探索アルゴリズムは、最近傍探索法だけでなく、たとえば、Nステップ探索法や対数探索法又は階層探索法などの座標毎の誤差の総和に基づく残差評価値の比較に従って探索範囲を限定する他の探索アルゴリズムを用いてもよい。
S31 ステップ(第一判定工程)
S33 ステップ(第一選択工程)
S34 ステップ(第二動きベクトル演算工程)
S35 ステップ(第二判定工程)
S37 ステップ(第二選択工程)
S38 ステップ(第三選択工程)
SB0 〜SB3 サブブロック(第二ブロック)
MB マクロブロック(第一ブロック)
10 動き補償予測符号化装置
25 一次探索部(第一動きベクトル演算手段)
26 極小解収束判定部(第一判定手段)
27 第一動きベクトル出力部(第一選択手段)
28 二次探索部(第二動きベクトル演算手段)
29 等価判定部(第二判定手段)
30 第二動きベクトル出力部(第二選択手段)
31 第三動きベクトル出力部(第三選択手段)
Claims (12)
- 探索アルゴリズムの第1の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する第一動きベクトル演算手段と、
前記第一動きベクトル演算手段で演算された動きベクトルが極小解に収束したものであるか否かを判定する第一判定手段と、
前記第一判定手段の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第一選択手段と、
前記第一判定手段の判定結果が否定の場合に探索アルゴリズムの第2の上限反復数以下で前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する第二動きベクトル演算手段と、
前記第二動きベクトル演算手段で演算された第二ブロックの各々の動きベクトルが完全等価又は近似等価であるか否かを判定する第二判定手段と、
前記第二判定手段の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第二選択手段と、
前記第二判定手段の判定結果が否定の場合に前記第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第三選択手段と
を備えたことを特徴とする動き補償予測符号化装置。 - 前記第1の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項1記載の動き補償予測符号化装置。
- 探索アルゴリズムの所定の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する第一動きベクトル演算手段と、
前記第一動きベクトル演算手段で演算された動きベクトルを探索アルゴリズムの初期値にセットして引き続き前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する第二動きベクトル演算手段と、
前記第二動きベクトル演算手段で演算された第二ブロックの各々の動きベクトルが完全等価又は近似等価であるか否かを判定する第二判定手段と、
前記第二判定手段の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第二選択手段と、
前記第二判定手段の判定結果が否定の場合に前記第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第三選択手段と
を備えたことを特徴とする動き補償予測符号化装置。 - 前記所定の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項3記載の動き補償予測符号化装置。
- 前記探索アルゴリズムは、最近傍探索法、Nステップ探索法、対数探索法又は階層探索法であることを特徴とする請求項1又は請求項3いずれかに記載の動き補償予測符号化装置。
- 前記第二動きベクトル演算手段は、前記第一動きベクトル演算手段の反復がN回で終わったとき、N+1回から反復を開始するとともに、その反復の初期値として、前記第一動きベクトル演算手段のN反復で得られた中間値を使用することを特徴とする請求項1又は請求項3いずれかに記載の動き補償予測符号化装置。
- 探索アルゴリズムの第1の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する第一動きベクトル演算工程と、
前記第一動きベクトル演算工程で演算された動きベクトルが極小解に収束したものであるか否かを判定する第一判定工程と、
前記第一判定工程の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第一選択工程と、
前記第一判定工程の判定結果が否定の場合に探索アルゴリズムの第2の上限反復数以下で前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する第二動きベクトル演算工程と、
前記第二動きベクトル演算工程で演算された第二ブロックの各々の動きベクトルが完全等価又は近似等価であるか否かを判定する第二判定工程と、
前記第二判定工程の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第二選択工程と、
前記第二判定工程の判定結果が否定の場合に前記第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第三選択工程と
を含むことを特徴とする動き補償予測符号化方法。 - 前記第1の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項7記載の動き補償予測符号化方法。
- 探索アルゴリズムの所定の上限反復数以下で第一ブロックの動きベクトルを演算する第一動きベクトル演算工程と、
前記第一動きベクトル演算工程で演算された動きベクトルを探索アルゴリズムの初期値にセットして引き続き前記第一ブロックの分割ブロックに相当する第二ブロックの各々の動きベクトルを演算する第二動きベクトル演算工程と、
前記第二動きベクトル演算工程で演算された第二ブロックの各々の動きベクトルが完全等価又は近似等価であるか否かを判定する第二判定工程と、
前記第二判定工程の判定結果が肯定の場合に前記第一ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第二選択工程と、
前記第二判定工程の判定結果が否定の場合に前記第二ブロックを動き補償予測ブロックとして選択する第三選択工程と
を含むことを特徴とする動き補償予測符号化方法。 - 前記所定の上限反復数は、前記探索アルゴリズムで通常用いられる最大反復数よりも小さな値であることを特徴とする請求項9記載の動き補償予測符号化方法。
- 前記探索アルゴリズムは、最近傍探索法、Nステップ探索法、対数探索法又は階層探索法であることを特徴とする請求項7又は請求項9いずれかに記載の動き補償予測符号化方法。
- 前記第二動きベクトル演算工程は、前記第一動きベクトル演算工程の反復がN回で終わったとき、N+1回から反復を開始するとともに、その反復の初期値として、前記第一動きベクトル演算工程のN反復で得られた中間値を使用することを特徴とする請求項7又は請求項9いずれかに記載の動き補償予測符号化方法。
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