JP2006179300A - 燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電流センサ板と、セルとの間に、防水用板部を配置した構成の燃料電池の電流測定装置に対して、防水用板部での回り込み電流による測定誤差を低減する。
【解決手段】電流センサ板21を制御する電流測定制御部に対して、以下の処理を実行させる。セルが発電していない場合に、防水用板部22の各電流センサに対応する領域に所定の大きさの電流を流す旨の指示信号を、電流測定制御部の演算部から電流供給部に対して、出力する。そして、防水用板部の各領域に電流を印加したときの各電流センサの測定値と、印加された電流量とを、測定した電流と回り込み電流との関係式に代入して、この関係式から面抵抗対積層方向抵抗比を算出する。続いて、セルが発電している場合に、各電流センサにより測定された測定値と、算出された面抵抗対積層方向抵抗比とに基づいて、セルの各測定領域における電流量を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システムに関するものである。
従来、酸化剤ガスと燃料ガスとの電気化学反応により電気エネルギーを発生させるセルが複数積層された燃料電池の局所電流を測定する電流測定装置がある。このような電流測定装置としては、例えば、板状の母材に設けられ、燃料電池の電極面内の各測定位置に対応して配置される複数の柱状部と、これらの柱状部を流れる電流を測定する電流センサとを有する構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。
この電流測定装置では、柱状部が設けられた板部(以下、電流センサ板と呼ぶ)が、電解質、電極、セパレータからなるセル同士の間であって、そのセル同士を電気的に接続させるように、配置され、柱状部に流れる電流量を電流センサで測定することで、燃料電池の局所電流を測定するようになっている。
特開2004−152501号公報
ところで、通常、セパレータには、冷却水路を構成する溝が、電解質および電極側の面と反対側の面に設けられている。このため、上記した燃料電池の電流測定装置を用いた場合、電流センサ板は、セパレータの冷却水路溝が形成されている面と接することになる。電流センサ板が水に浸ると、測定誤差が生じるため、柱状部を防水する必要がある。
そこで、柱状部を防水する方法として、図12に示すように、セパレータ13と電流センサ板21との間に、導電性の板からなる防水用板部22を配置することが考えられる。なお、図12は、セパレータ13と電流センサ板21との間に防水用板部22を配置した場合のセル11、防水用板部22および電流センサ板21(柱状部211)の断面図である。燃料極、電解質、空気極を構成するMEA(Membrane Electrode assembly)12とセパレータ13によってセル11が構成されている。
しかし、この場合、セル面内の各領域での発電電流が、隣のセルに向かって(図中左から右の方向)、柱状部211を流れる際に、図12中の矢印で示すように、防水用板部22の面方向(図中上下方向)にも電流(以下では、回り込み電流と呼ぶ)が流れてしまう。
このため、電流センサで測定したセル11の局所電流値に誤差が生じてしまう。例えば、セルの一領域で5A発電していても、防水用板部22で横方向(面方向)に電流が回り込むため、その領域に対応する柱状部211に流れる電流の値は、4Aとなってしまう。
なお、回り込み電流の大きさは、防水用板部22の面方向における電気抵抗(以下、面抵抗と呼ぶ)と、図12に示されるように、左側から順に配置されたセル11、防水用板部22、電流センサ板21、防水用板部22、セル11の積層方向における電気抵抗(以下、積層方向抵抗と呼ぶ)との比によって決まる。この積層方向抵抗とは、セパレータ13と防水用板部22との接触抵抗、防水用板部22の厚さ方向の電気抵抗、防水用板部22と電流センサ板21との接触抵抗、柱状部211の電気抵抗を合わせたものである。
しかし、積層方向抵抗の真の大きさは、燃料電池の構造上、直接実測できないので、積層方向抵抗と、面抵抗とを実測して、回り込み電流を考慮した補正を、電流センサの測定値に対して行うことができない。
本発明は、上記点に鑑み、電流センサ板21と、セル11との間に、防水用板部22を配置した構成の燃料電池の電流測定装置に対して、防水用板部22での回り込み電流による測定誤差を低減することができる燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、酸化剤ガスと燃料ガスとの電気化学反応により電気エネルギーを発生させるセル(11)が複数積層された燃料電池(10)における第1のセル(11a)と第2のセル(11b)との間であって、第1のセル(11a)の各測定領域に配置される複数の導電性の柱状部(211)と、柱状部(211)において、第1のセル(11a)から第2のセル(11b)に向かって流れる電流を測定する電流センサ(214)と、柱状部(211)と第1のセル(11a)との間に配置される導電性の第1の板部(22b)と、柱状部(211)と第2のセル(11b)との間に配置される導電性の第2の板部(22c)とを備えてなる燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システムであって、以下の手段を有することを特徴としている。
すなわち、燃料電池が発電していない場合に、第1の板部(22b)から第2の板部(22c)の間に電流を印加する電流印加手段に対して、第1の板部(22b)の柱状部(211)に対応する領域(41〜44)に、所定量の電流を印加する旨の指示信号を出力する出力手段(51)と、電流印加手段により、電流を印加した場合に、電流センサ(214)で測定された第1の測定電流量を入力する手段(52)と、電流印加手段によって印加された電流量と、第1の測定電流量とに基づいて、第1のセル(11a)、第1の板部(22b)、柱状部(211)、第2の板部(22c)および第2のセル(11b)の積層方向における積層方向電気抵抗と、第1の板部(22b)の面方向における面方向電気抵抗との比を算出する第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)と、燃料電池が発電している場合に、電流センサ(214)で測定された第2の測定電流量を入力する手段(71)と、第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)により算出された比と、第2の測定電流量とに基づいて、第1のセル(11a)の各測定領域(11c、11d、11e、11f)における電流量を算出する第2の算出手段(73、74)とを有することを特徴としている。
回り込み電流の大きさは、第1および第2の板部、柱状部の積層方向における電気抵抗と、第1の板部の面方向における電気抵抗との比によって、決まる。すなわち、この比が求まれば、電流センサの実測値に対して、回り込み電流量を考慮した補正を行うことができる。
そこで、本発明のように、第1および第2の板部、柱状部の積層方向における電気抵抗と、第1の板部の面方向における電気抵抗との比を算出し、その後、燃料電池の発電時に電流センサが測定した第2の測定電流量と、その比とに基づいて、セルの局所電流量を算出することで、回り込み電流による測定誤差を抑制することができる。この結果、燃料電池のセルにおける局所電流の測定精度を向上させることができる。
また、出力手段では、請求項2に示すように、例えば、第1の板部(22b)の各柱状部(211)に対応する複数の領域(41、42、43、44)に対して、1つの領域(41)にのみ他の領域(42、43、44)より大きな電流を印加し、もしくは、すべての領域(41〜44)に同じ大きさの電流を印加するように、電流印加手段に対して、指示信号を出力させることができる。
また、第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)では、請求項3に示すように、例えば、面方向電気抵抗、積層方向電気抵抗、電流センサおよび第1のセルを表した電気回路から、キルヒホッフの法則に基づいて表される関係式に、電流印加手段により印加された電流量と、第1の測定電流量とを代入することで、積層方向電気抵抗と、面方向電気抵抗との比を算出することができる。
また、第2に算出手段(73、74)では、請求項4に示すように、例えば、関係式に、第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)によって算出された積層方向電気抵抗と面方向電気抵抗との比と、第2の測定電流量とを代入することで、第1のセル(11a)の各測定領域(11c、11d、11e、11f)における電流量を算出することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態における電流測定装置が配置されている燃料電池スタックの斜視図を示す。また、図2に図1中の電流測定装置の分解斜視図を示す。なお、本実施形態の電流測定装置の使用状態は、図12に示す使用状態と同様である。また、図2では、図12と同様の構成部に、図12と同一の符号を付している。
図1に示すように、電流測定装置20は、複数のセル11が積層された燃料電池スタック10のセル11間に配置される。また、電流測定装置20は、電流測定制御部(ECU)30に測定結果を出力するようになっている。
セル11は、図12に示すように、MEA12とセパレータ13により構成されている。 本実施形態では、図12に示すように、電流センサ板21よりも左側のセル11aから、電流センサ板21よりも右側のセル11bに向かって電流が流れる。なお、図12中の左側のセル11aが本発明の第1のセルに相当し、図12中の右側のセル11bが本発明の第2のセルに相当する。
そして、図12中の左側のセル11aでは、MEA12中の図示しない空気極側の面に対して、電流センサ板21が電気的に接続され、図12中の右側のセル11bでは、MEA12中の図示しない燃料極側の面に対して、電流センサ板21が電気的に接続されている。
図2に示すように、電流測定装置20は、電流センサ板21と、防水用板部22とを備えている。電流センサ板21は、防水用板部22を介して、セル11と電気的に接続される。
ここで、図3に、電流センサ板21の斜視図を示し、図4に電流センサ板21の部分拡大図を示す。電流センサ板21は、図3に示すように、母材となる板状部材210と、板状部材210に設けられた複数の柱状部211とを有している。
板状部材210は、導電体で構成されており、例えば、カーボン材で板状部材210を構成することができる。柱状部211は、例えば、直方体であり、導電体で構成されている。例えば、カーボン材で柱状部211を構成することができる。
柱状部211は、例えば、板状部材210の一面にロの字状の溝212を形成することで、板状部材210の一面側に設けられる。柱状部211の板状部材210に対する位置は、セル11の電流測定領域に対応する位置である。柱状部211の数と位置は、任意に設定可能である。
また、図4に示すように、溝212には、柱状部211を囲むようにして、鉄心213が配置され、鉄心213の両端部間に、ホール素子214が配置されている。この鉄心213とホール素子214とが、本発明の電流センサに相当する。本実施形態では、柱状部211に電流が流れたときに発生する磁界をホール素子214で検出することで、柱状部211に流れる電流を測定するようになっている。ホール素子214の検出結果が電流測定制御部30に出力されるようになっている。
なお、ホール素子214に限らす、MR素子、MI素子等の他の磁気センサを用いることもできる。また、磁気センサを利用して、柱状部211を流れる電流を間接的に測定する他に、柱状部211を流れる電流を直接測定しても良い。
防水用板部22は、セパレータ13の冷却水路を流れる水と、電流センサ板21とを遮断し、電流センサ板21を防水するためのものである。防水用板部22は、水を通さない材料で構成されており、薄い板形状となっている。また、防水用板部22は、全体が導電性材料で構成されている。導電性材料としては、例えば、カーボンを用いることができる。なお、本明細書中の板部とは、薄く平らなものを意味し、膜形状の物も含む意味である。
また、防水用板部22は、図2に示すように、本実施形態では、2枚であり、電流センサ板21を挟むように、配置されている。言い換えると、図12に示すように、1枚の防水用板部22(以下では、第1の防水用板部22bと呼ぶ)が、図12中の左側のセル11aと電流センサ板21との間に配置され、もう1枚の防水用板部22(以下では、第2の防水用板部22cと呼ぶ)が、図12中の右側のセル11bと電流センサ板21との間に配置されている。
第1の防水用板部22bは、図12中の左側のセル11aと柱状部211とを電気的に接続し、第2の防水用板部22cは、図12中の右側のセル11bと柱状部211とを電気的に接続している。
本実施形態では、第1の防水用板部22bと第2の防水用板部および第2の防水用板部22は、それぞれ22cとは、同様の構成となっている。防水用板部22には、図12に示すように、セパレータ13と接する面22aに、冷却水路を構成する溝23が設けられている。これらの第1の防水用板部22b、第2の防水用板部22cがそれぞれ、本発明の第1の板部、第2の板部に相当する。
電流測定制御部30は、図1に示すように、電流センサとしてのホール素子214から柱状部211を流れる電流の測定結果が入力されるようになっている。
また、電流測定制御部30は、後述するように、電流センサの測定結果を補正して、回り込み電流を除いたセルの各測定領域における発電電流量を算出する補正処理や、その際に使用される補正値を算出するために必要なデータを取得する補正値算出用データ取得処理や、その取得したデータから補正値を算出する補正値算出処理を実行するとこである。
電流測定制御部30は、図示しないが、演算部と、入力部と、出力部と、メモリ部と、A/D変換部と、電流供給部とを有している。電流供給部は、電流センサ板21に対して、後述する印加電流を供給するものである。なお、電流測定制御部30は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路により構成されている。
次に、電流測定制御部30が実行する各制御について説明する。以下では、説明の便宜上、セル11における電流の測定箇所を4カ所とした場合を例として説明する。
まず、図5、6に、セル11の各測定領域で発電電流が発生した場合の防水用板部22で生じる回り込み電流を説明するための図を示す。図5は、第1の防水用板部22bの正面図である。第1の防水用板部22bには、セル11の4つの測定箇所に対応する領域41、42、43、44に、セル11から電流が流れる。
このとき、例えば、4つの領域41、42、43、44のうち、1つの領域41を流れる電流が、残りの3つの領域42、43、44を流れる電流よりも大きい場合、図5に示すように、その1つの領域41から残りの3つの領域に対して、回り込み電流が流れる。
図6は、第1の防水用板部22bと電流センサ板21とを、図12で説明した面抵抗Rss、積層方向抵抗Rを用いて表した模式図である。図6中の破線で示す部分が、図5の第1の防水用板部22bである。
また、第1の防水用板部22bと電流センサ板21とは、図6のように、表されることから、セル11と、第1の防水用板部22bと、電流センサ板21とを、図7に示す等価回路によって表すことができる。
図6、7において、R、R、R、Rは、それぞれ各領域41、42、43、44における積層方向抵抗である。また、Rss1、Rss2、Rss3、Rss4、Rss11、Rss22は、第1の防水用板部22bにおける各領域41〜44間の面抵抗である。
図7に示すように、セル11の各測定領域11c、11d、11e、11fから、発電電流I、I、I、Iが第1の防水用板部22b、電流センサ板21を介して、隣のセル11に向かって流れる。
このとき、例えば、セル11aの領域11cでの発電電流Iは、図6、7に示すように、第1の防水用板部22bの領域41に流れた後、領域41から各領域42、43、44との間の面抵抗Rss1、Rss2、Rss11を流れる電流(回り込み電流)と、積層方向抵抗Rを流れる電流とに別れる。
そして、積層方向抵抗R1を流れる電流が、測定値Ipp1として、電流センサによって測定される。同様に、他の各領域42、43、44における積層方向抵抗R、R、Rを流れる電流が測定値Ipp2、Ipp3、Ipp4として、各電流センサによって測定される。
また、各領域41〜44における積層方向抵抗R〜Rを流れる電流の合計が、負荷を流れる電流Iloadとなる。
したがって、図7に示す等価回路とキルヒホッフの第1法則、第2法則とから、以下の式(測定された電流と回り込み電流の関係式)が導き出される。なお、Eは、セルの出力電圧である。また、キルヒホッフの第1法則とは、分岐点に流れ込む電流の総和は、流れ出る電流の総和に等しいことをいい、キルヒホッフの第2法則とは、電源電圧の代数和は、抵抗と電流の積の代数和に等しいことをいう。
load=Ipp1+Ipp2+Ipp3+Ipp4
pp1=I−{(E/R)+(E/Rss1)+(E/Rss2)+(E/Rss11)}
pp2=I−{(E/R)+(E/Rss1)+(E/Rss3)+(E/Rss22)}
pp3=I−{(E/R)+(E/Rss2)+(E/Rss4)+(E/Rss22)}
pp4=I−{(E/R)+(E/Rss3)+(E/Rss4)+(E/Rss11)}
図8に、電流測定制御部30が実行する補正値算出用データ取得処理のフローチャートを示す。また、図9に、電流測定制御部30が実行する補正値算出処理のフローチャートを示す。また、図10に、電流測定制御部30が実行する補正処理のフローチャートを示す。
補正値算出用データ取得処理、補正値算出処理は、セルが発電していない場合に実行される。一方、補正処理は、セルが発電している場合に実行される。
補正値算出用データ取得処理では、図8に示すように、まず、ステップ51で、第1の防水用板部22bの各電流センサに対応する領域41〜44に所定の大きさの電流を流す旨の指示信号が、電流測定制御部30の演算部から電流供給部に対して、出力される。この電流供給部が本発明の電流印加手段に相当する。
このとき、第1の防水用板部22bの各電流センサに対応する領域41〜44に、相対値で、ひとつの領域が1、残りのすべての領域が0の電流が、印加されるようにする。
ここで、図11に、このときの電流印加パターンを示す。例えば、電流センサが4個の場合、各領域に印加する電流パターンを図11(a)〜(e)に示すパターンとする。すなわち、領域41:領域42:領域43:領域44=1:0:0:0、0:1:0:0、0:0:1:0、0:0:0:1、1:1:1:1の5パターンとする。相対値1を例えば1Aとし、相対値0を例えば0Aとする。
ステップ52では、各パターンで電流を印加したときの各電流センサの測定値が、電流センサから入力部に入力される。
そして、ステップ53では、印加した電流の印加電流値と、ステップ52で入力された電流測定値とが、メモリ部に書き込まれ、記憶される。なお、各電流センサの出力が、入力部を経てA/D変換部で、A/D変換され、その変換後のものがメモリ部に記憶される。
このようにして、補正値算出用データ取得処理が実行され、補正値算出用データとしての印加電流値と測定値とが取得される。その後、以下の補正値算出処理が実行される
補正値算出処理では、図9に示すように、ステップ61で、印加電流値と、その印加電流値に対応する電流測定値とが、メモリ部から読み出される。
ステップ62では、演算部で、上記した測定した電流と回り込み電流との関係式(等価回路とキルヒホッフの法則とから導き出された式)に、メモリ部から読み出した印加電流値が代入される。
具体的には、この関係式は、行列で表現される。例えば、電流センサが4個の場合は、15×15の行列になる。そして、1列目から4列目までが印加電流、5列目から8列目までが測定電流、9列目から14列目が防水用板部22の面内を流れる電流、15列目が負荷を流れる電流となる。この場合は1行目から5行目はキルヒホッフの第1法則、6行目から15行目はキルヒホッフの第2法則となる。
ステップ63では、上記した関係式において、面抵抗対積層方向抵抗比が1:1に設定される。
そして、ステップ64では、印加電流値と面抵抗対積層方向抵抗比とが代入された関係式から、各電流センサが測定するであろう電流値が算出される。
ステップ65では、電流センサの実測値と、ステップ64での算出値とが比較され、実測値が算出値以上であるか否かが判定される。この電流センサの実測値と算出値は、印加電流の相対値が1である領域に対応する電流センサの実測値と算出値である。実測値が算出値以上であれば、YESと判定され、ステップ66に進み、そうでなければ、NOと判定され、ステップ67に進む。
ステップ67では、面抵抗対積層方向抵抗比の面抵抗が0.1増加される。例えば、Rss:R=1:1から、Rss:R=1.1:1に変更される。その後、再び、ステップ64、65が実行される。
ステップ66では、実測値が算出値以上のときの面抵抗対積層方向抵抗比が、メモリ部に書き込まれる。なお、ステップ62〜67が本発明の第1の算出手段に相当する。
このようにして、補正値算出処理が実行され、補正値としての面抵抗対積層方向抵抗比が算出される。
次に、補正処理を説明する。図10に示すように、ステップ71では、セル発電時における各電流センサの測定値が、各電流センサから入力部に入力される。
ステップ72では、メモリ部から面抵抗対積層方向抵抗比が読み出される。そして、ステップ73では、演算部で、上記した測定した電流と回り込み電流との関係式に、入力された測定値と面抵抗対積層方向抵抗比とが代入される。
ステップ74では、各値が代入された関係式から、セル11の各測定領域11a〜11dにおける発電電流量が算出される。これらのステップ73、74が本発明の第2の算出手段に相当する。
このように、補正処理が実行され、セル11の各測定領域11a〜11dにおける発電電流量が推定される。なお、本実施形態では、セル11の電流測定箇所が4カ所(電流センサが4個)の場合を例として説明したが、測定箇所が何カ所であっても、本実施形態と同様の方法により、セルの各測定領域における局所電流を推定することができる。
電流測定制御部30で推定された結果は、発電復帰処理に使用される。例えば、その結果に基づいて、電流測定制御部30から直接、もしくは、燃料電池システムの制御部を介して、水素供給量調整手段、水素圧力調整手段、空気供給量調整手段に対して、作動指示信号が出力される。
これにより、水素出口付近の発電状態が悪ければ、水素流量を上げたり、水素圧力変化を加えたり、エア出口付近の発電が悪ければ、エア流量を調整したりすることで、燃料電池の発電状態が良好な状態に維持される。
以上説明したように、本実施形態では、電流測定装置20が、柱状部211と、ホール素子214と、第1の防水用板部22b、第2の防水用板部22cとを備えている。そして、このような構成の電流測定装置20に用いられる電流測定制御部30が、以下の機能を有している。
すなわち、電流測定制御部30は、セル11が発電していない場合に実行する、防水用板部22の各電流センサに対応する領域41〜44に所定の大きさの電流を流す旨の指示信号を、電流測定制御部30の演算部から電流供給部に対して、出力する機能(ステップ51)と、各パターンで電流を印加したときの各電流センサの測定値が入力される機能(ステップ52)と、電流測定制御部30から印加された電流量と、このときの各電流センサの測定値とを、測定した電流と回り込み電流との関係式に代入して、この関係式から面抵抗対積層方向抵抗比を算出する機能(ステップ62〜67)とを有している。
また、電流測定制御部30は、セル11が発電している場合に、各電流センサの測定値が、各電流センサから入力される機能(ステップ71)と、入力された測定値と、算出された面抵抗対積層方向抵抗比とに基づいて、セル11の各測定領域における電流量を算出する機能(ステップ73、74)とを有している。
電流センサの測定値は、セルの測定領域における発電電流の値ではなく、その発電電流が回り込み電流の影響を受けた値である。また、回り込み電流の大きさは、面抵抗と積層方向抵抗との比によって、決まる。
そこで、本実施形態のように、あらかじめ、セルが発電していないときに、面抵抗対積層方向抵抗比を算出し、その後、燃料電池の発電時における電流センサの測定値と、その比とに基づいて、セル11の各測定領域11c〜11fにおける発電電流量を算出する。これにより、回り込み電流による測定誤差を抑制することができる。この結果、燃料電池のセル11における局所電流の測定精度を向上させることができる。
(他の実施形態)
(1)上記した実施形態では、図8に示す補正値算出用データ取得処理において、印加電流の大きさを、相対値1を例えば1Aとし、相対値0を例えば0Aとする場合を例として説明したが、相対値0の方の電流値を0A以外にすることもできる。すなわち、相対値1と0とは、一方の電流値が大きく(H)、他方の電流値が小さい(L)関係であればよい。したがって、印加する電流値は、任意に設定することができる。
(2)上記した実施形態では、図8に示す補正値算出用データ取得処理において、印加電流パターンを、測定箇所の数(4)に1を加えた5つとする場合を例として説明したが、印加電流パターンの数は、任意に設定することができる。例えば、すべての測定箇所に、相対値1の電流を印加するパターン1つのみとすることもできる。この場合によっても、ある程度の補正が可能となる。なお、補正精度の向上の観点では、印加電流パターンの数を多くすることが好ましい。
(3)上記した実施形態では、図8に示す補正値算出用データ取得処理において、防水用板部22への印加電流を、電流測定制御部30から供給する場合を例として説明したが、他の電流供給手段により、印加電流を供給することもできる。
例えば、電流測定制御部30の出力部から、図示しない外部電源に対して、防水用板部22の所定領域に、電流を印加する旨の指示信号を出力させる。これにより、外部電源から防水用板部22へ印加電流を供給することもできる。
本発明の第1実施形態における電流測定装置が配置されている燃料電池スタックの斜視図である。 図1中の電流測定装置の分解斜視図である。 図2中の電流センサ板21の斜視図である。 図3の電流センサ板21の部分拡大図である。 第1の防水用板部22bの正面図である。 電流センサ板21、防水用板部22の電気的構成を示す模式図である セル11、電流センサ板21、防水用板部22の電気的構成を表した等価回路図である。 電流測定制御部30が実行する補正値算出用データ取得処理のフローチャートである。 電流測定制御部が実行する補正値算出処理のフローチャートである。 電流測定制御部が実行する補正処理のフローチャートである。 図8の電流測定制御部30が実行する補正値算出用データ取得処理において、防水用板部22に印加する電流印加パターンを示す図である。 本発明者が検討した電流測定装置20の断面図である。
符号の説明
10…燃料電池スタック、11…セル、11a〜11d…セルの電流測定箇所、
20…電流測定装置、21…電流センサ板、22…防水用板部、23…冷却水路溝、
211…柱状部、213…鉄心、214…ホール素子、
41、42、43、44…防水用板部22のうちセル11の電流測定箇所に対応する領域。

Claims (4)

  1. 酸化剤ガスと燃料ガスとの電気化学反応により電気エネルギーを発生させるセル(11)が複数積層された燃料電池(10)における第1のセル(11a)と第2のセル(11b)との間であって、前記第1のセル(11a)の各測定領域に配置される複数の導電性の柱状部(211)と、
    前記柱状部(211)において、前記第1のセル(11a)から前記第2のセル(11b)に向かって流れる電流を測定する電流センサ(214)と、
    前記柱状部(211)と前記第1のセル(11a)との間に配置される導電性の第1の板部(22b)と、
    前記柱状部(211)と前記第2のセル(11b)との間に配置される導電性の第2の板部(22c)とを備えてなる燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システムであって、
    前記燃料電池が発電していない場合に、前記第1の板部(22b)から前記第2の板部(22c)の間に電流を印加する電流印加手段に対して、前記第1の板部(22b)の前記柱状部(211)に対応する領域(41〜44)に、所定量の電流を印加する旨の指示信号を出力する出力手段(51)と、
    前記電流印加手段により、電流を印加した場合に、前記電流センサ(214)で測定された第1の測定電流量を入力する手段(52)と、
    前記電流印加手段によって印加された電流量と、前記第1の測定電流量とに基づいて、前記第1のセル(11a)、前記第1の板部(22b)、前記柱状部(211)、前記第2の板部(22c)および前記第2のセル(11b)の積層方向における積層方向電気抵抗と、前記第1の板部(22b)の面方向における面方向電気抵抗との比を算出する第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)と、
    前記燃料電池が発電している場合に、前記電流センサ(214)で測定された第2の測定電流量を入力する手段(71)と、
    前記第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)により算出された前記比と、前記第2の測定電流量とに基づいて、前記第1のセル(11a)の各測定領域(11c、11d、11e、11f)における電流量を算出する第2の算出手段(73、74)とを有することを特徴とする燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システム。
  2. 前記出力手段は、前記第1の板部(22b)の各柱状部(211)に対応する複数の領域(41、42、43、44)に対して、1つの領域(41)にのみ他の領域(42、43、44)より大きな電流を印加し、もしくは、すべての領域(41〜44)に同じ大きさの電流を印加するように、前記電流印加手段に対して、指示信号を出力するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システム。
  3. 前記第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)は、前記面方向電気抵抗、前記積層方向電気抵抗、前記電流センサおよび前記第1のセルを表した電気回路から、キルヒホッフの法則に基づいて表される関係式に、前記電流印加手段により印加された電流量と、前記第1の測定電流量とを代入することで、前記積層方向電気抵抗と、前記面方向電気抵抗との比を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システム。
  4. 前記第2に算出手段(73、74)は、前記関係式に、前記第1の算出手段(62、63、64、65、66、67)によって算出された前記積層方向電気抵抗と前記面方向電気抵抗との比と、前記第2の測定電流量とを代入することで、前記第1のセル(11a)の各測定領域(11c、11d、11e、11f)における電流量を算出することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池の電流測定装置に用いられる電流量推定システム。
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