JP2006178923A - 記憶デバイスおよびホスト機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記憶デバイスは、データを記憶する半導体メモリ21を含む。コントローラ22は、外部からの要求に応じて半導体メモリにデータを書き込む指示を行う。レジスタ24は、性能に応じて規定された複数の性能クラスのうちのサポートしている最大性能を出すために必要な性能クラス情報を保持する。
【選択図】図2
Description
第1実施形態は、不揮発性半導体記憶装置を内蔵する記憶デバイス、および記憶デバイスを用いるホスト機器に関する。
本発明の第1実施形態に係るホスト機器に用いられる記憶デバイスに内蔵された不揮発性半導体記憶装置として、NANDフラッシュTMメモリが用いられた場合を例にとって説明する。
デバイスコントローラ22は、バージョン情報レジスタ23、性能識別コードレジスタ24、性能パラメータレジスタ25を具備している。バージョン情報レジスタ23は、バージョン情報を保持し、バージョン情報は、メモリカードのバージョンを識別するために用いられる。性能識別コードレジスタ24は、性能識別コードは保持し、性能識別コードは、性能区分(性能クラス)を識別するために用いられる。性能パラメータレジスタ25は、記憶デバイスの性能パラメータ(後に詳述)を保持する。
ホスト機器20が記憶デバイス19の性能を知得できるように、記憶デバイス19は、自身の性能に応じた性能のクラス、および各種の性能パラメ−タの情報を保持している。以下、性能パラメータの定義について説明する。なお、以下、記憶デバイス19としてメモリカード、特にSDTMメモリカードを例に取り説明する。
[2−1−1]記憶領域の分割
まず、性能クラスの規定に用いられるパフォーマンスカーブの説明に必要な、ホスト機器20および記憶デバイス19による記憶領域の分割について説明する。
ホスト機器20によりRU単位のデータがメモリ領域21内のAの場所からBの場所まで順次記入される場合を例に取って、パフォーマンスカーブについて、図4を用いて説明する。
平均パフォーマンス:P(Nu)
=[Sc×(Nt−Nu)]/[Sc×(Nt−Nu)/Pw+Sc×Nu/Pm]
=[(Nt−Nu)×Pm×Pw]/[(Nt−Nu)×Pm+Nu×Pw]
ここで、
Sc:RUの寸法
Nt:AからBに順次書き込むRU数の合計(AUを構成するRU数)
Nu:AからBの間の使用済みRU数(AU中の使用済みRU数)
Pw:書き込みパフォーマンス(MB/sec単位)
Pm:移動パフォーマンス(MB/sec単位)
である。
フロントエンド処理時間:tWF=CSD/fSD
また、1つのAU31に記録する場合を考えると、フロントエンド処理時間tWFは書き込みコマンドの数に比例する。書き込みコマンドの数は、上述したRU32の数NRUと等価である。NRUが多くなると、すなわちRU寸法SRUが小さくなると、書き込み効率は低下する。
データに対する読み出しパフォーマンス(読み出しパフォーマンスと称してもよい)Prは、RU32単位の読み出しをランダムに行った場合の読み出しパフォーマンスの平均値の最低値として定義される。平均は、RU32単位の読み出しを256回ランダムに行うことで計算することができる。また、各ブロック33に対するECC(Error Correcting Code)訂正に要する時間は最悪ケースを考慮しておくべきである。読み出しパフォーマンスPrは書き込みパフォーマンスPwよりも大きいか、少なくとも同等である必要がある。
FAT(ファイルアロケーションテーブル)等のファイルシステムの読み出し時間TFR(4kB)は、4kBのFATを読む最大時間として定義される。これは、書き込みの間にFAT読み出しが可能であるという条件を満足していることが必要である。リアルタイム記録の場合を考慮すれば、ホスト機器20は、RU書き込みの相互間にFAT読み出しを行うしかないからである。また、各ブロック33に対するECC訂正時間は最悪ケースを考慮しておくべきである。ファイルシステム寸法(FR寸法)SFRに対するFAT読み出し時間はシール関数(CEIL関数)を用いて、以下のように記載できる。
r=Nu/Nt
と記載できる。
Nu=r×Nt
とも記載できる。
平均パフォーマンスカーブ:P(r)
=[(1−r)×Pw×Pm]/[r×Pw+(1−r)×Pm]
ただし、0≦r≦1である。この式を利用してプロットされたのが図6である。
データを書き込むRU32の開始アドレスが記憶領域21のブロック33の境界でない場合、書き込み開始位置がブロック33の境界と一致するように書き込み済みのデータを移動する時間が必要である。このため、このような場合、実際のパフォーマンスは期待パフォーマンスよりも劣る。したがって、正確なパフォーマンスを測定するためには、AとBのアドレスが消去単位(ブロック33)の境界と一致していることが要件となる。アロケーションユニットを規定するのはこの理由からである。
ファイルシステムの更新が書き込みシーケンスに挿入されることによって、書き込み時の総合的な(実際に得られる)パフォーマンスは低下する。このため、ホスト機器20が、後述のようにメモリカード19のパフォーマンスを計算する際、ファイルシステムの更新に関するパラメータを必要とする。そして、ホスト機器20は、このパラメータを用いて、ファイルシステムの更新が書き込みシーケンスに挿入されることによる、実際のパフォーマンスの低下を計算することができる。
ファイルシステム書き込み時間TFWは、数個の測定値の平均によって得られた値として定義される。[数式4]は平均ファイルシステム書き込み時間TFW(ave.)を規定する式である。[数式4]から分かるように、平均ファイルシステム書き込み時間TFW(ave.)として、例えば、任意の8回のファイルシステム書き込みサイクルの平均値の最悪値を用いられる。
平均ファイルシステム書き込み時間:(TFW(ave.))
=[max(TFW(1)+TFW(2)+・・・+TFW(7)+TFW(8))]/8
[2−2−2]最大ファイルシステム書き込み時間
後述のように、ホスト機器20は、ファイルシステムの更新の間に、ホストバッファ27によってデータを一時保存する。このため、ホストバッファ27のサイズを決める時には、最大ファイルシステム更新時間を考慮する必要がある。ホストバッファ27のサイズに対する要求に関しては、[4−5]でさらに説明する。
ファイルシステム(FAT)書き込み時間の最悪値:(TFW(max))≦750[ms]
[2−2−3]データ書き込みとファイルシステム書き込みの独立
ファイルシステム書き込みは、リアルタイム記録中の任意のRU間あるいはAU間に挿入可能である。デバイスコントローラ22は、ファイルシステム書き込みが、データの書き込みパフォーマンスPwそのものに影響しないように制御できる必要がある。
メモリカード19のパフォーマンスとホスト機器20が要求する性能との整合を取ることを容易にするために、メモリカード19は、カードパフォーマンスに応じて複数のクラス(性能クラス)に分類される。各クラスは、例えば、上記のパフォーマンスカーブおよびファイルシステム書き込み時間TFW等の性能パラメータに応じて分類される。そして、クラスの情報は、メモリカード19の性能識別コード24として、デバイスコントローラにおいて保持される。
ホスト機器20のアプリケーションは、アプリケーションが用いるメモリカード19に高性能のパフォーマンスを求めている。以下に代表例を記す。
MPEG2やMotionJPEGではメモリカード19への直接記録が求められている。標準的なテレビ画像の品質、解像度を得るには、約2MB/secカード性能が求められる。また、高品質の画像記録には、約4MB/secのカード性能が求められる。
デジタルスチルカメラメーカーは連写機能を実現するために高性能のメモリカード19を必要としている。デジタルスチルカメラメーカーは使用者に可能な連写レートを明示する場合は、カードパフォーマンスとホスト機器20の制御方法から計算することができる。
図10は、パフォーマンスカーブとクラスとの関係を示している。図10は、2本のパフォーマンスカーブで区分した場合の3つの領域を示す。図10に示すように、クラス2およびクラス4のパフォーマンスカーブで、縦軸P(r)と横軸rからなる領域は3領域に区分されている。なお。縦軸P(r)はパフォーマンスを、横軸rは使用済みRU比を示している。
CLASS4:Pw=4[MB/sec]、Pm=2[MB/sec]、Pr=4[MB/sec]
CLASS6:Pw=6[MB/sec]、Pm=3[MB/sec]、Pr=6[MB/sec]
また、平均ファイルシステム書き込み時間TFW(ave.)、最大ファイルシステム書き込み時間TFW(max)、ファイルシステム読み出し時間TFR(4kB)は、各クラスとも同じで、それぞれ、例えば100[ms]、750[ms]、4[ms]である。
ブロックサイズに関係してホスト機器20から別のパラメータが要求される。メモリカード19の物理規格によりAU寸法SAUを送出するレジスタを規定することによって、ホスト機器20に対して、メモリカード19にとって最適なAU寸法SAUを明示することができる。この結果、ホスト機器20は、AU31を効率的に利用できる。なお、後述のように、AU31の最大値によって、ホストバッファ27の必要なサイズが規定される。
[3−4]読み出しパフォーマンス要求
クラス2、クラス4、クラス6のカードはRU32単位の読み出しを行った場合、それぞれ最低2[MB/sec]、4[MB/sec]、6[MB/sec]の読み出し性能が規定されている。ただし、これはホスト機器からの読み出し能力を保証するものではない。上記にはホスト機器の環境を考慮していないからである。
以上述べたクラスおよび各種のパラメータにより規定されるパフォーマンスを規格化する際、このパフォーマンス規格が、現行規格と将来規格を包含する必要がある。これらの規格に加えて将来のメモリカードも包含できる必要がある。このため、たとえば現在のSDTMメモリカードでは、書き込みパフォーマンスPw、移動パフォーマンスPm、フィルシステム書き込み時間TFW等のパラメータは物理規格1.01、1.10に合うように規定される必要がある。
新規規格では、例えば、クラス、AU寸法SAU、移動パフォーマンスPm、係数CSDをメモリカードのステータス情報としてレジスタに保持することができる。より具体的には、例えば、クラスは、性能識別コードレジスタ24に格納されている。AU寸法SAU、移動パフォーマンスPm、係数CSDは、性能パラメータレジスタ25に格納されている。
[4−1]リアルタイム記録を行う際のホスト機器の動作シーケンス
リアルタイム記録を行う際のホスト機器20は、上記のパフォーマンスカーブ、クラス、各種パラメータを用いて以下に述べるシーケンスによって計算を行いながら、書き込みを行うことができる。そして、ホスト機器20は、リアルタイム記録の際に、以下に述べるシーケンスを取ることが望ましい。
リアルタイム記録時の典型的なファイルシステム(FAT)更新サイクルのシーケンスは、図7に示した通りである。ホスト機器20は、ファイルシステム更新時に、このシーケンスを取ることが望ましい。
ホスト機器20は、Paを満足するために必要なカードパフォーマンスPcを、アプリケーションパフォーマンスPa、および平均ファイルシステム書き込み時間TFWから決定する。上記のように、ファイルシステム書き込みシーケンスが挿入されることにより、書き込み時の総合的なパフォーマンスは低下する。よって、ホスト機器20は、一般に、アプリケーションパフォーマンスPaよりも高いカードパフォーマンスPcを有するカードを必要とする。
アプリケーションが要求するパフォーマンス:Pa
=(Sc×Nd)/(Sc×Nd/Pc+TFW)
[数式7]
Paを満足するために必要なカードパフォーマンス:Pc
=(Sc×Nd×Pa)/(Sc×Nd−Pa×TFW)
カードパフォーマンスPcは、ファイルシステム更新間の書き込みRU数Ndによって変化し、図7からも分かるように、ファイルシステム更新間の書き込みRU数Ndは、ファイルシステム更新の頻度によって変化する。よって、カードパフォーマンスPcは、ファイルシステムの更新の頻度によって影響される。ファイルシステムの更新の頻度の決定の仕方は、次の[4−2−2]で述べる。
ファイルシステム(FAT)更新期間(ファイルシステム更新から次のファイルシステム更新までの期間)は、ファイルシステム書き込みシーケンスを各データ転送の間に挿入することにより決定される。したがって、ファイルシステム更新期間は、書き込み速度に依存するが、期間の精度は重要ではない。ホスト機器20がファイルシステム更新期間を簡単に計算できるように、簡単な方法をとってよい。
ファイルシステム更新期間:TPF
=Sc×Nd/Pa
=Sc×Nd/Pc+TFW(ave.)
ホスト機器20は、ファイルシステム書き込みによるカードパフォーマンスの低下の程度を考慮して、ファイルシステム更新の間に書き込まれるRU数Ndを適切な値に調整してよい。ただし、ファイルシステム更新期間TPFは1秒以上が望ましい。
TFUの間のデータ量:Pa×TFU
=Pc×(TFU−TFW(ave.))
[数式9]を変形することにより、カードパフォーマンスPcが、[数式10]のように表現される。
Paを満足するためのカードパフォーマンス:Pc
=(Pa×TFU)/(TFU−TFW(ave.))
[4−3]アロケーションユニット(AU)の分類
ホスト機器20は、どのAU31がリアルタイム記録に使用可能かを判定する。すなわち、各AU31が、求められたカードパフォーマンスPcを満たすかを判定する。各AU31のパフォーマンスは、図6から分かるように、使用済みRU比rによって変化するので、各AU31が、使用済みRU比rを閾値として用いて判定される。
図4に示したように、書き込み開始位置Aおよび終了位置BがそれぞれAU31の境界と一致しているとすれば、[数式3]によりAU31のパフォーマンスの計算を求めることができる。
最大使用済みRU比:r(Pc)
=[(Pw−Pc)×Pm]/[(Pw−Pm)×Pc+Pw×Pm]
[4−3−2]2つのカテゴリへのAUの分類
ホスト機器20は、AU31を2つのカテゴリに分類する。ひとつはAUfast(適合管理単位領域)であり、これはカードパフォーマンスPcでリアルタイム記録を行うのに充分対応できる速さを有する。他方はAUslow(不適管理単位領域)であり、これはメモリ領域が断片化し過ぎているためにリアルタイム記録に適さないものである。
Nu/Nt<r(Pc)であればAUはAUfast
Nu/Nt≧r(Pc)であればAUはAUslow
すなわち、(使用済みRU数Nu)/(AU中の全RU数Nt)が最大使用済みRU比r(Pc)未満のときはAUはAUfastに分類され、最大使用済みRU比r(Pc)以上のときはAUslowに分類される。
ホスト機器20は、リアルタイム記録が可能な時間を[数式13]により計算できる。[数式13]において、Nrは、AUfastと判定された全てのAU31内の書き込み可能なRU32の数Nrである。充分な記録可能時間が準備できないときは、ホスト機器20は、例えばユーザに記録したデータを別のところに移動するように指示するか、メモリカード19を再フォーマットするように指示する必要がある。
記録可能時間:TREC
=Sc×Nr/Pa
または、ホスト機器20は、ファイルシステム更新間の書き込みRU数Ndを大きくした場合、すなわち、ファイルシステム更新期間TPFを大きくした場合、記録時間を再度計算する。ファイルシステム更新間の書き込みRU数Ndを大きくすることにより、パフォーマンスが改善されるからである。すなわち、最大使用済みRU比r(Pc)の値が大きくなり、AUfastの数が増えるため、記録時間が増加する。
ホストバッファ27は、データを一時的に保存するために十分な大きさを有する必要がある。ホストバッファ27には下記の要件が求められる。
ホストバッファ27は、以下に示す要求を満たす大きさを有している必要がある。
ホスト機器20がファイルシステムを更新するとき、ホストバッファ27は、ファイルシステム書き込み中に本来書き込むべきデータを一時的に保存するために用いられる。このため、大きなバッファの大きさが必要とされる。上記のファイルシステム書き込み時間の最悪値TFW(max)として規定される。ファイルシステム書き込み時間の最悪値TFW(max)は、例えば、[数式5]に示すように、750[ms]である。なお、バッファの大きさは、一般的に、一定時間の記録データを保存可能な領域として記録時間に換算して記述される。
ホストバッファ27は、書き込みデータの誤りを訂正しているときの遅延を補完するときにも用いられる。書き込みの誤りが発生したとき、メモリカード19はCRCステータスを返さないか、エラーを表示してマルチブロック書き込みを停止する。ホストバッファ27は、誤りが発生した場合に再書き込みを行うことができるように、書き込みが完了するまでデータを保持する必要がある。
使用済みRU32がAU31の上部に集まったときも含めてAU31内に書き込み済みのRU32がある場合、使用済みRU32に格納されているデータが他のRU32へ移動されない限り、書き込みデータを書き込むことができない。したがって、書き込み済みRU32を移動している間、書き込みデータはホストバッファ27に保管されなければならない。
ホスト機器20が書き込みデータを準備するにはある程度の時間がかかり、書き込みデータの生成は離散的になってしまう。このデータを一旦ホストバッファ27を介して、ホストコントローラ26からデータを書き込むようにすることができる。こうすることにより、空き時間なく転送ができるため、効率の良い転送が可能になる。
必要なバッファサイズ:SBUF>Pa+[r(Pc)×SAU×Pa]/Pm
もしもアプリケーションパフォーマンスPaが移動パフォーマンスPmよりも小さく、ホストバッファ27が、Pa+SAUを上回る充分な大きさを有しているとき、[数式14]は常に満足される。
以下は、上述の議論とは独立して、ホストバッファ27の大きさが不十分な場合に、断片化度合いが小さいAUfastを見つける方法について述べる。ただし、ここに述べる方法を取るよりも、ホストバッファ27が十分な大きさを持つことが好ましい。
ホストバッファサイズ:SBUF>Pa×[(r(Pc)×SAU)/Pm]
[数式15]より、[数式16]が得られる。
ホストバッファサイズによって限定される使用済みRU比
=r(Pc)<[(Pm×SBUF)/(Pa×SAU)]
[数式16]から分かるように、ホストバッファ27のサイズが小さい場合、最大使用済みRU比r(Pc)が、ホストバッファ27の大きさによって制限される。そして、この場合、ホストバッファ27の大きさによって制限された最大使用済みRU比r(Pc)を[数式12]内のr(Pc)として用いてAU31を分類する必要がある。
ホスト機器20は、メモリカード19の性能情報(クラス、性能パラメータ等の情報)と自身の性能情報(クラス、性能パラメータ等の情報)とを比較する手段を有することができる。
次に上記の第1実施形態を適用することが出来るSDTMメモリカードについて詳細に説明する。
Claims (14)
- データを記憶する半導体メモリと、
外部からの要求に応じて前記半導体メモリにデータを書き込む指示を行うコントローラと、
性能に応じて規定された複数の性能クラスのうちのサポートしている最大性能を出すために必要な性能クラスを示す性能クラス情報を保持するレジスタと、
を具備することを特徴とする記憶デバイス。 - 前記レジスタが、前記半導体メモリおよび前記コントローラの性能に関する性能パラメータ情報をさらに保持することを特徴とする請求項1に記載の記憶デバイス。
- 前記性能パラメータ情報は、前記メモリ内でのデータの移動に要する移動速度と、前記記憶デバイスを用いるホスト機器が用いる、記憶領域の管理単位領域の大きさと、の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の記憶デバイス。
- 前記半導体メモリが、データの書き込み単位である複数の物理領域を含み、
前記コントローラが、連続したデータを連続する前記物理領域に書き込んでいる最中にファイルシステムの更新要求があった場合、書き込み再開後のデータの書き込みを、書き込み中断前に最後に書き込まれた前記物理領域の次の前記物理領域から再開する、
ことを特徴とする請求項1に記載の記憶デバイス。 - 前記半導体メモリと、前記コントローラと、前記レジスタと、を覆う外囲器と、
前記外囲器上に設けられ、前記レジスタが保持する前記性能クラス情報が示す前記性能クラスを表示する表示部と、
をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の記憶デバイス。 - 性能に応じて規定された複数の性能クラスのうちのサポートしている最大性能を出すために必要な性能クラスを示す性能クラス情報およびデータを記憶する半導体メモリを含んだ記憶デバイスからのデータの読み出し、前記記憶デバイスへのデータの書き込みを行い、
複数の前記性能クラスのうちの自身がサポートしている最大性能を引き出すために必要な性能クラスが設定されている、
ことを特徴とするホスト機器。 - 前記記憶デバイスから前記記憶デバイスの性能に関する性能パラメータを読み出し、前記性能パラメータを用いて計算を行うことを特徴とする請求項6に記載のホスト機器。
- 前記半導体メモリのメモリ領域を、それぞれが複数の書き込み単位領域からなる複数の管理単位領域によって管理し、
複数の前記管理単位領域内の使用状態に応じて、複数の前記管理単位領域を、前記性能パラメータを用いて、要求される性能でのデータの書き込みが可能な適合管理単位領域と不可能な不適管理単位領域とに分類する、
ことを特徴とする請求項7に記載のホスト機器。 - 前記適合管理単位領域をリアルタイム書き込みに用いることを特徴とする請求項8に記載のホスト機器。
- 前記性能パラメータと前記適合管理単位領域の数とを用いて、前記要求される性能でのデータの書き込みが可能な残存記録時間を計算することを特徴とする請求項9に記載のホスト機器。
- 前記記憶デバイスの前記性能クラス情報が“0”の場合、この記憶デバイスに前記性能クラスが定義されていないと判定することを特徴とする請求項6に記載のホスト機器。
- 前記記憶デバイスの性能が前記ホスト機器が求める第1性能を満たすことができない場合、前記第1性能より低い第2性能で前記記憶デバイスにデータを書き込むことを特徴とする請求項6に記載のホスト機器。
- 前記記憶デバイスにデータを書き込めない間、書き込み要求されている書き込みデータをバッファで保存することを特徴とする請求項6に記載にホスト機器。
- 外囲器と、
前記外囲器上に設けられ、ホスト機器に設定された前記性能クラスを表示する表示部と、
をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載のホスト機器。
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