JP2006178330A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】
トナー不足時にこれを報知することで不意のトナー切れを防止するとともに無駄な印刷をなくしてトナーを有効に使用できるようにした画像形成装置および方法を提供する。
【構成】
トナー残量をトナー残量認識部30で認識するとともに、複数部数の印刷に際して一部当たりのトナー消費量をトナー消費量算出部20で算出し、トナー消費量算出部20で算出した一部当たりのトナー消費量とトナー残量認識部30で認識したトナー残量に基づき全ての部数の印刷に十分なトナー残量があるかを印刷可能判断部40で判断し、印刷可能判断部40で全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合は、該トナー残量で印刷可能な部数を印刷可能部数算出部50で算出して表示操作部60に表示することで報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書の画像をトナーで現像して印刷する電子写真式の画像形成装置および方法に関し、特に、トナー不足時にこれを報知することで不意のトナー切れを防止するとともに無駄な印刷をなくしてトナーを有効に使用できるようにした画像形成装置および方法に関する。
文書の画像をトナーで現像して印刷する電子写真式の画像形成装置において、複数部数の印刷を行う場合は、必然的にトナーの消費量が多くなり、その結果、不意にトナー切れになったり、必要部数印刷できなくなったりする場合が発生する。
この問題を解決するために、特許文献1に開示されているように、印刷データの印刷に必要なトナー消費量を求め、このトナー消費量をトナー残量と比較して、トナー残量が少ない場合は、トナー切れにならないようにトナーの消費量を抑制するトナー抑制印刷を行う技術が知られている。
特開平2003−140509号公報
ところで、この特許文献1に開示されている技術を採用して、複数部数の印刷を指示し、必要部数の印刷を確保するためには、複数部数分のトナー消費量を求めることが必要になり、ここで、トナー残量が複数部数分のトナー消費量に満たない場合は、各部の文書の全てがトナーの消費量を抑制したトナー抑制印刷となる。
この場合、トナー抑制印刷が自動実行されるため、トナー補給やカートリッジ交換の準備ができず、緊急時の印刷には有効であるが、トナー補給やカートリッジ交換ができ、かつ画質を優先する場合には、トナーの消費量を抑制した印刷は無駄となってしまうという問題がある。
また、複数部数印刷は、会議等の配布資料の印刷時に使われることが多く、会議によっては、ある部数分は画質を優先する資料が必要となる場合がある。
ここで、緊急時に、このような複数部数印刷を行う場合において、特許文献1に開示されている技術では、必要部数を確保することができても、全てがトナーの消費量を抑制した印刷となるため、ユーザーは、トナー無し間際であるかを確認しながら、画質を優先する部数分の印刷を行い、その後、画質を優先しない部数分の印刷を行わなければならないという問題がある。
そこで、本発明は、トナー不足時にこれを報知することで不意のトナー切れを防止するとともに無駄な印刷をなくしてトナーを有効に使用できるようにした画像形成装置および方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、文書の画像をトナーで現像して印刷する電子写真式の画像形成装置において、トナー残量を認識するトナー残量認識手段と、複数部数の印刷に際して、1部当たりのトナー消費量を算出するトナー消費量算出手段と、前記トナー消費量算出手段で算出した1部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき全ての部数の印刷に十分なトナー残量があるかを判別する判別手段と、前記判別手段で全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合に、前記トナー消費量算出手段で算出した1部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき該トナー残量で印刷可能な部数を算出する印刷可能部数算出手段と、前記印刷可能部数算出手段で算出した印刷可能部数を報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
このような構成によると、トナー残量が少なくなった場合に、該トナー残量で印刷可能な部数が報知されるので、この時点で印刷部数の変更、トナー補給やカートリッジ交換等が可能になり、これにより不意のトナー切れを防止するとともに無駄な印刷をなくしてトナーを有効に使用することが可能になる。
ここで、印刷可能な部数の報知は、ディスプレイ上の表示による報知、音声案内による報知等を採用することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、通常印刷でのトナー消費量よりも少ないトナー消費量で印刷を行うそれぞれトナー抑制レベルが異なる1又は複数のトナー抑制印刷を制御するトナー抑制印刷制御手段を更に具備し、前記トナー残量認識手段は、前記通常印刷および前記トナー抑制レベルが異なるトナー抑制印刷における1部当たりのトナー消費量をそれぞれ算出し、前記印刷可能部数算出手段は、前記通常印刷および前記トナー抑制レベルが異なるトナー抑制印刷における印刷可能な最大部数をそれぞれ算出し、前記報知手段は、前記通常印刷および前記トナー抑制レベルが異なるトナー抑制印刷における印刷可能な最大部数をそれぞれ算出して報知することを特徴とする。
このような構成によると、トナー抑制印刷としてトナー抑制レベルが異なる1又は複数のトナー抑制印刷を採用する構成において、トナー残量が少ないと、該トナー残量で通常印刷で印刷可能な最大部数および各トナー抑制レベルのトナー抑制印刷で印刷可能な最大部数がそれぞれ報知されるので、この時点で印刷部数の変更、トナー抑制レベルの指定、トナー補給やカートリッジ交換等が可能になる。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記複数部数の印刷に際して前記通常印刷を優先するか部数を優先するかを指示する指示手段を更に具備し、前記報知手段は、前記指示手段で通常印刷を優先すると指示された場合に、前記トナー残量で通常印刷可能な最大部数を報知することを特徴とする。
このような構成によると、トナー抑制印刷としてトナー抑制レベルが異なる1又は複数のトナー抑制印刷を採用する構成において、通常印刷を優先すると指示された場合、該トナー残量で通常印刷で印刷可能な最大部数が報知されるので、この時点で印刷部数の変更、トナー補給やカートリッジ交換等が可能になる。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記報知手段は、前記指示手段で通常印刷を優先すると指示された場合に、前記トナー残量で通常印刷で印刷可能な部数と前記トナー抑制印刷で印刷可能な部数との組み合わせを報知することを特徴とする。
このような構成によると、トナー抑制印刷としてトナー抑制レベルが異なる1又は複数のトナー抑制印刷を採用する構成において、通常印刷を優先すると指示された場合に、トナー残量が少ないと、各トナー抑制印刷のトナー抑制レベルに対応して通常印刷可能な部数と該トナー抑制印刷で印刷可能な部数の組み合わせが報知されるので、この時点で、トナー抑制印刷の選択、トナー補給やカートリッジ交換等が可能になり、また、少ないトナー残量でのユーザの所望する印刷の選択も可能になる。
また、請求項5の発明は、請求項3の発明において、前記トナー抑制印刷制御手段は、前記指示手段で部数を優先すると指示された場合に、全部数印刷可能でかつトナー抑制レベルが低いトナー抑制印刷制御を行うことを特徴とする。
このような構成によると、トナー抑制印刷としてトナー抑制レベルが異なる1又は複数のトナー抑制印刷を採用する構成において、部数を優先すると指示された場合に、最大部数印刷可能なトナー抑制印刷を選択した印刷が可能になる。
また、請求項6の発明は、文書の画像をトナーで現像して印刷する電子写真式の画像形成方法において、トナー残量をトナー残量認識手段で認識するとともに、複数部数の印刷に際して一部当たりのトナー消費量を算出手段で算出し、前記算出手段で算出した一部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき全ての部数の印刷に十分なトナー残量があるかを判別手段で判別し、前記判別手段で全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合は、該トナー残量で印刷可能な部数を算出して報知手段で報知することを特徴とする。
このような構成によると、トナー残量が少なくなった場合に、該トナー残量で印刷可能な部数が報知されるので、この時点で印刷部数の変更、トナー補給やカートリッジ交換等が可能になり、これにより不意のトナー切れを防止するとともに無駄な印刷をなくしてトナーを有効に使用することが可能になる。
本発明によれば、トナー残量をトナー残量認識手段で認識するとともに、複数部数の印刷に際して一部当たりのトナー消費量を算出手段で算出し、前記算出手段で算出した一部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき全ての部数の印刷に十分なトナー残量があるかを判別手段で判別し、前記判別手段で全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合は、該トナー残量で印刷可能な部数を算出して報知手段で報知するように構成したので、不意のトナー切れを防止するとともに無駄な印刷をなくしてトナーを有効に使用することが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明に係る画像形成装置および方法の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の要部の概略構成を示すブロック図である。
なお、図1に示す画像形成装置100は、印刷制御部70の制御によりトナー消費量を抑制しない通常印刷に加えて、トナー消費量をそれぞれ異なるレベルで抑制する複数のトナー抑制印刷機能を有している。
ここで、この実施例においては、通常印刷のトナー消費量に対して70%のトナー消費量で印刷を行うトナー抑制レベル1のトナー抑制印刷、通常印刷のトナー消費量に対して50%のトナー消費量で印刷を行うトナー抑制レベル2のトナー抑制印刷、通常印刷のトナー消費量に対して30%のトナー消費量で印刷を行うトナー抑制レベル3のトナー抑制印刷を実現している。
トナー抑制印刷の手法は既に種々提案されており周知であるが、この実施例では、例えば、ドットイメージに展開された画像のドットを各トナー抑制レベルで間引くことによりトナー抑制を行う手法等を採用することができる。
さて、図1に示す画像形成装置100は、印刷データ受信部10、トナー消費量算出部20、トナー残量認識部30、印刷可能判断部40、印刷可能部数算出部50、表示操作部60、印刷制御部70を具備して構成される。
ここで、印刷データ受信部10は、印刷データを図示しないネットワークを介して若しくは直接ホスト装置等から受信する。ここで、この印刷データには、複数の印刷部数の指定を含む複数部数印刷データが含まれている。
なお、この印刷データ受信部10で受信する印刷データには、トナー抑制レベルを指定したトナー抑制印刷データの場合もあるが、この場合は、指定されたトナー抑制レベルでのトナー抑制印刷が通常印刷となる。
トナー消費量算出部20は、印刷データ受信部10で受信した印刷データの通常印刷における1部当たりのトナー消費量を算出する。このトナー消費量の算出は、例えば、印刷データの1部に関してドットイメージに展開された画像の総ドット数を計数することにより算出することができる。
なお、ここで、印刷データ受信部10で受信する印刷データがトナー抑制レベル1を指定していると、このトナー抑制レベル1のトナー抑制印刷が通常印刷となり、トナー消費量算出部20では、印刷データ受信部10で受信した印刷データのトナー抑制レベル1のトナー抑制印刷における1部当たりのトナー消費量を算出することになる。
トナー残量認識部30は、図示しないトナー現像機のトナー残量を認識する。このトナー残量の認識は、トナー現像機のトナー残量を直接検出して認識するように構成してもよいが、各印刷でのトナー消費量を累積してこの累積したトナー消費量を初期のトナー総量から減算することにより算出してもよい。
印刷可能判断部40は、トナー消費量算出部20で算出した通常印刷の1部当たりのトナー消費量と印刷データに指定された印刷部数とに基づき印刷に要するトナー総消費量を算出し、このトナー総消費量とトナー残量認識部30で認識したトナー残量との比較に基づき当該印刷が可能か、すなわち、当該印刷に際して十分なトナー残量があるかを判別する。
印刷可能部数算出部50は、印刷可能判断部40で印刷不可、すなわち、当該印刷に際して十分なトナー残量がないと判別された場合に、通常印刷での印刷可能部数および各トナー抑制レベルのトナー抑制印刷での印刷可能部数をそれぞれ算出する。
なお、この印刷可能部数算出部50における印刷可能部数の算出は、後に詳述するように、通常印刷での印刷可能最大部数および各トナー抑制レベルのトナー抑制印刷での印刷可能最大部数をそれぞれ算出する場合および各トナー抑制レベルに対応して通常印刷での印刷可能部数および当該トナー抑制レベルのトナー抑制印刷での印刷可能部数の組み合わせを算出する場合がある。
表示操作部60は、印刷可能部数算出部50で算出された印刷可能部数の表示およびこれに基づくユーザ操作の入力を行う。
印刷制御部70は、表示操作部60でのユーザ操作入力に基づき、通常印刷および前述したような各トナー抑制レベルでのトナー抑制印刷を制御する。
図2は、図1に示した画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。
図2において、複数部数の指定、例えば、10部の指定を含む複数部数印刷データを印刷データ受信部10で受信すると(ステップ201)、この複数部数印刷データに基づきトナー消費量算出部20で、通常印刷での1部当たりのトナー消費量を算出する(ステップ202)。
また、トナー残量認識部30でトナー残量を認識し(ステップ203)、このトナー残量と上記通常印刷での1部当たりのトナー消費量に基づき算出した複数部分(10部分)の総トナー消費量とを印刷可能判断部40で比較する(ステップ204)。
この比較において、トナー残量が通常印刷での複数部分の総トナー消費量より多いと(ステップ204でTES)、印刷可能判断部40は、この複数部数印刷データが通常印刷で印刷可能と判断して、印刷制御部70を制御して、この複数部数印刷データに基づく通常印刷を実行して(ステップ205)、この処理を終了する。
また、ステップ204の比較において、トナー残量が通常印刷での複数部分の総トナー消費量より少ないと判断されると(ステップ204でNO)、印刷可能部数算出部50で各トナー抑制レベルでの1部当たりのトナー消費量を算出し(ステップ206)、ステップ203で認識したトナー残量およびこの各トナー抑制レベルでの1部当たりのトナー消費量に基づき各トナー抑制レベルでのトナー抑制印刷における最大印刷可能部数を算出して、これを表示操作部60に表示することによりユーザに通知し(ステップ207)、ユーザに対して印刷設定要求を行う(ステップ208)。
この表示操作部60に表示される印刷設定要求画面の一例を図3に示す。
図3に示す印刷設定要求画面300おいては、現在のトナー残量により、トナー抑制レベル1のトナー抑制印刷では10部印刷可能であり、トナー抑制レベル2のトナー抑制印刷では15部印刷可能であり、トナー抑制レベル3のトナー抑制印刷では25部印刷可能であることを示している。
また、この印刷設定要求画面300には、印刷中断を選択する「印刷中断」ボタン301、部数優先の印刷を行う「部数優先」ボタン302、通常印刷を優先する「通常印刷優先」ボタン303が設けられている。
ここで、「印刷中断」ボタン301は、この状態ではどの印刷も満足できないので、トナー補給やカートリッジ交換等を行った後、再度印刷するとユーザが判断した場合に押される。
また、「部数優先」ボタン302は、トナー抑制印刷でもかまわないので、必要な部数を確保したいとユーザが判断した場合に押される。
また、「通常印刷優先」ボタン303は、トナー抑制印刷が含まれてもかまわないので、少なくとも1部は通常印刷で印刷したい場合に押される。
上記印刷設定要求画面300で、ユーザにより「部数優先」ボタン302が押されると、ステップ209で部数優先と判断され(ステップ209でYES)、トナー抑制印刷が実行される(ステップ211)。ここでは、複数部数印刷データで指定された部数が10部であるので、10部印刷可能でかつトナー抑制レベルが低いトナー抑制印刷、すなわち、トナー抑制レベル1のトナー抑制印刷が自動選択されて、トナー抑制レベル1のトナー抑制印刷が自動実行され、この処理を終了する。
なお、印刷設定要求画面300で、どのトナー抑制レベルの印刷部数も10部に達していない場合で、ユーザにより「部数優先」ボタン302が押された場合は、その中で印刷部数が最も大きいトナー抑制レベルのトナー抑制印刷が選択されて、自動実行され、この場合は、複数部数印刷データで指定された部数である10部に達する前にトナー切れが通知され(ステップ212)、この処理が終了することになる。
また、図3に示す印刷設定要求画面300で、ユーザにより「通常印刷優先」ボタン303が押されると、ステップ210で通常印刷優先と判断され(ステップ210でYES)、この場合は、印刷可能部数算出部50で、まず、ステップ202で算出した通常印刷での1部当たりのトナー消費量およびステップ203で認識されたトナー残量に基づき通常印刷での最大可能印刷部数が算出され、次に、ステップ202で算出した通常印刷での1部当たりのトナー消費量およびステップ203で認識されたトナー残量およびステップ206で算出された各トナー抑制レベルでの1部当たりのトナー消費量に基づき、各トナー抑制レベルでの通常印刷可能部数および当該トナー抑制レベルのトナー抑制印刷における印刷可能部数の組み合わせが算出され、これらを表示操作部60に表示することによりユーザに通知し(ステップ213)、ユーザに対して印刷設定要求を行う(ステップ214)。
この場合の表示操作部60に表示される印刷設定要求画面の一例を図4に示す。
図4に示す印刷設定要求画面400おいては、現在のトナー残量により、通常印刷においては7部印刷可能であり、トナー抑制レベル1のトナー抑制印刷を選択すると、1部の通常印刷と9部のトナー抑制レベル1のトナー抑制印刷が可能であり、トナー抑制レベル2のトナー抑制印刷を選択すると、5部の通常印刷と5部のトナー抑制レベル2のトナー抑制印刷が可能であり、トナー抑制レベル3のトナー抑制印刷を選択すると、6部の通常印刷と4部のトナー抑制レベル3のトナー抑制印刷が可能であることを示している。
また、この印刷設定要求画面400には、この場合、7部での通常印刷を選択する「通常設定で印刷」ボタン401、1部の通常印刷と9部のトナー抑制レベル1のトナー抑制印刷を選択する「トナー抑制レベル1で印刷」ボタン402、5部の通常印刷と5部のトナー抑制レベル2のトナー抑制印刷を選択する「トナー抑制レベル2で印刷」ボタン403、6部の通常印刷と4部のトナー抑制レベル3のトナー抑制印刷を選択する「トナー抑制レベル3で印刷」ボタン404、印刷中断を選択する「印刷中断」ボタン405が設けられている。
ここで、「通常設定で印刷」ボタン401は、複数部数印刷データに指定された部数が10部であるが、とりあえず7部印刷して、その後、トナー補給やカートリッジ交換等を行って残りの3部は後で印刷するとユーザが判断した場合に押される。
また、「トナー抑制レベル1で印刷」ボタン402は、とりあえず、1部の通常印刷と9部のトナー抑制レベル1のトナー抑制印刷で充分であるとユーザが判断した場合に押される。
また、「トナー抑制レベル2で印刷」ボタン403は、とりあえず、5部の通常印刷と5部のトナー抑制レベル2のトナー抑制印刷で充分であるとユーザが判断した場合に押される。
また、「トナー抑制レベル3で印刷」ボタン404は、とりあえず、6部の通常印刷と4部のトナー抑制レベル3のトナー抑制印刷で充分であるとユーザが判断した場合に押される。
また、「印刷中断」ボタン405は、この状態ではどの印刷も満足できないので、トナー補給やカートリッジ交換等を行った後、再度印刷するとユーザが判断した場合に押される。
上記印刷設定要求画面400で、ユーザにより「印刷中断」ボタン405が押されると、ステップ215で印刷中断と判断され(ステップ215でYES)、該当印刷データに基づく印刷処理がキャンセルされ(ステップ218)、この処理を終了する。
また、ステップ215で、印刷中断でない、すなわち、「通常設定で印刷」ボタン401、「トナー抑制レベル1で印刷」ボタン402、「トナー抑制レベル2で印刷」ボタン403、「トナー抑制レベル3で印刷」ボタン404のいずれかが押された場合は、まず、指定された部数での通常印刷が実行され(ステップ216)、次に、指定された部数でのトナー抑制印刷が実行され(ステップ217)、この処理を終了する。
なお、図3に示す印刷設定要求画面300で、ユーザにより「印刷中断」ボタン301が押された場合は、ステップ210で、NOと判断され、該当印刷データに基づく印刷処理がキャンセルされ(ステップ218)、この処理を終了する。
なお、上記実施例においては、複数部数の印刷に際して、全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合は、この旨を表示操作部の表示により報知するように構成したが、この表示に代えて音声案内で報知するように構成してもよい。
本発明は、文書の画像をトナーで現像して印刷する電子写真式の画像形成装置で複数部数の印刷を行う場合に有効に適用できる。本発明によれば、トナー残量をトナー残量認識手段で認識するとともに、複数部数の印刷に際して一部当たりのトナー消費量を算出手段で算出し、前記算出手段で算出した一部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき全ての部数の印刷に十分なトナー残量があるかを判別手段で判別し、前記判別手段で全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合は、該トナー残量で印刷可能な部数を算出して報知手段で報知するように構成したので、不意のトナー切れを防止するとともに無駄な印刷をなくしてトナーを有効に使用することが可能になる。
本発明に係る画像形成装置の要部の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の表示操作部に表示される印刷設定要求画面の一例を示す図である。 図1に示した画像形成装置の表示操作部に表示される印刷設定要求画面の他の例を示す図である。
符号の説明
10 印刷データ受信部
20 トナー消費量算出部
30 トナー残量認識部
40 印刷可能判断部
50 印刷可能部数算出部
60 表示操作部
70 印刷制御部(トナー抑制制御部)
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 文書の画像をトナーで現像して印刷する電子写真式の画像形成装置において、
    トナー残量を認識するトナー残量認識手段と、
    複数部数の印刷に際して、1部当たりのトナー消費量を算出するトナー消費量算出手段と、
    前記トナー消費量算出手段で算出した1部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき全ての部数の印刷に十分なトナー残量があるかを判別する判別手段と、
    前記判別手段で全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合に、前記トナー消費量算出手段で算出した1部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき該トナー残量で印刷可能な部数を算出する印刷可能部数算出手段と、
    前記印刷可能部数算出手段で算出した印刷可能部数を報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 通常印刷でのトナー消費量よりも少ないトナー消費量で印刷を行うそれぞれトナー抑制レベルが異なる1又は複数のトナー抑制印刷を制御するトナー抑制印刷制御手段
    を更に具備し、
    前記トナー残量認識手段は、
    前記通常印刷および前記トナー抑制レベルが異なるトナー抑制印刷における1部当たりのトナー消費量をそれぞれ算出し、
    前記印刷可能部数算出手段は、
    前記通常印刷および前記トナー抑制レベルが異なるトナー抑制印刷における印刷可能な最大部数をそれぞれ算出し、
    前記報知手段は、
    前記通常印刷および前記トナー抑制レベルが異なるトナー抑制印刷における印刷可能な最大部数をそれぞれ算出して報知する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数部数の印刷に際して前記通常印刷を優先するか部数を優先するかを指示する指示手段
    を更に具備し、
    前記報知手段は、
    前記指示手段で通常印刷を優先すると指示された場合に、前記トナー残量で通常印刷可能な最大部数を報知する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記報知手段は、
    前記指示手段で通常印刷を優先すると指示された場合に、前記トナー残量で通常印刷で印刷可能な部数と前記トナー抑制印刷で印刷可能な部数との組み合わせを報知する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー抑制印刷制御手段は、
    前記指示手段で部数を優先すると指示された場合に、全部数印刷可能でかつトナー抑制レベルが低いトナー抑制印刷を選択してトナー抑制印刷制御を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 文書の画像をトナーで現像して印刷する電子写真式の画像形成方法において、
    トナー残量をトナー残量認識手段で認識するとともに、
    複数部数の印刷に際して一部当たりのトナー消費量を算出手段で算出し、
    前記算出手段で算出した一部当たりのトナー消費量と前記トナー残量認識手段で認識したトナー残量に基づき全ての部数の印刷に十分なトナー残量があるかを判別手段で判別し、
    前記判別手段で全ての部数の印刷に十分なトナー残量がないと判別された場合は、該トナー残量で印刷可能な部数を算出して報知手段で報知する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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