JP2006174655A - モータおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マグネットを周壁の内周面に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することのできるモータを提供することにある。
【解決手段】 モータでは、マグネット5の外周面501の一部が第1の接着剤81によって周壁30の内周面301に接着固定され、かつ、周壁30の開口部36側では、マグネット5の第1の端面51の第1の凹部511の外周縁が周壁30の内周面301に第2の接着剤82で固定されている。マグネット5の第2の端面52でも、第2の凹部521の外周縁が周壁30の内周面301に第1の接着剤81で固定されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、周壁の内周面にマグネットが固定されたモータおよびその製造方法に関するものである。
ケースの周壁の内周面に固定されたマグネットの内側にロータが配置されたモータにおいて、マグネットをケースの内周面に固定するにあたっては、従来、ケースの一部を切り起こし、固定ピンでマグネットを押し付け固定することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ケースの周壁に突起を形成し、突起によってマグネットを挟み込んで固定した構造のものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
その他にも、周壁とマグネットとを接着固定する技術としては、ロータの周壁にマグネットを挿入した後、その開口部側の端面と周壁との間に接着剤を塗布する技術や、ロータの周壁に軸線方向に延びた溝を形成しておき、この溝から接着剤を供給する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、ヨークの周壁に接着剤を塗布した後、マグネットを開口部側からヨークの周壁に沿うように軸線方向にスライドさせてマグネットを固定するにあたって、マグネットの外周面に軸線方向に延びた溝を形成しておく技術が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
実開平03−60853号公報 実開平02−53270号公報 特開平11−356026号公報 特開2004−159384号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術のように、固定ピンなどの固定部材を用いると、部品点数が増大し、かつ、作業に多大な手間がかかるので、コストが増大するという問題点がある。また、特許文献2に記載の技術のように、突起によってマグネットを挟み込んで固定する構造、あるいは圧入する構成では、マグネット屑の発生やマグネットに割れが発生するなどの問題点がある。
これに対して、特許文献3、4に記載の技術のように、マグネットを接着固定する方法は、特許文献1、2に記載の技術で発生する問題点を解消できる。しかしながら、特許文献3に記載の技術のように、開口部側においてマグネットの端面と周壁との間のみで接着を行った構成や、溝から接着剤を注入する構成では、接着面積が狭いため、十分な接着強度を確保できないという問題点がある。さらに、特許文献4に記載の技術のように、ヨークの周壁に接着剤を塗布した後、ヨークの開口部側からマグネットをヨークの周壁に沿って軸線方向に移動させる構成では、たとえマグネットの外周面に溝を形成しても、ヨークの開口部の側で接着剤が疎になってしまうことを避けることができず、十分な接着強度を確保できないという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、マグネットを周壁の内周面に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することのできるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、軸線方向の一方端側に開口部を備えたケースまたはロータの周壁の内周面に1つないし複数のマグネットが固定されたモータにおいて、前記マグネットは、外周面の少なくとも一部が前記周壁の内周面に第1の接着剤で固定され、かつ、前記マグネットの前記開口部側に位置する第1の端面の外周縁が前記周壁の内周面に第2の接着剤で固定されていることを特徴とする。
本発明では、軸線方向の一方端側に開口部を備えたケースまたはロータの周壁の内周面に1つないし複数のマグネットが固定されたモータの製造方法において、前記マグネットの外周面あるいは前記周壁の内周面に第1の接着剤を塗布した後、前記マグネットを前記開口部側から前記周壁の内周面に沿うように軸線方向にスライドさせていく第1の工程と、前記マグネットを前記周壁の内周面の所定位置に配置した後、前記マグネットの前記開口部側に位置する第1の端面と前記周壁の内周面との間に第2の接着剤を塗布する第2工程とを有していることを特徴とする。
本発明において、マグネットは、その外周面が第1の接着剤によって周壁の内周面に接着固定され、かつ、周壁の開口部側ではマグネットの第1の端面と周壁の内周面とが第2の接着剤で固定されている。このため、マグネットと周壁との接着面積が広いので、マグネットを周壁の内周面に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
本発明において、前記マグネットの前記第1の端面には、少なくとも外周側で軸線方向に凹む第1の凹部および軸線方向に突き出た第1の凸部のうちの少なくとも一方が1箇所ないし複数個所に形成され、前記第1の凹部の外周縁または前記第1の凸部の外周縁が前記周壁の内周面に前記第2の接着剤で固定されていることが好ましい。すなわち、本発明に係るモータの製造方法において、前記マグネットには、前記第1の端面に少なくとも外周側で軸線方向に凹む第1の凹部または軸線方向に突き出た第1の凸部を1箇所ないし複数個所に形成しておき、前記第2の工程では、少なくとも前記第1の凹部または前記第1の凸部と前記周壁の内周面との間に前記第2の接着剤を塗布することが好ましい。このように構成すると、第1の凹部または第1の凸部がない場合と比較してマグネットの第1の端面では外周縁の長さ寸法(沿線距離)が長いので、長い距離にわたってマグネットと周壁とを第2の接着剤で固定することができる。それ故、マグネットを周壁の内周面に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
本発明において、前記マグネットの前記開口部と反対側に位置する第2の端面の外周縁が前記周壁の内周面に前記第1の接着剤で固定されていることが好ましい。このように構成すると、マグネットと周壁との接着面積をさらに広くできるので、マグネットを周壁の内周面に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
この場合、前記マグネットの前記第2の端面には、少なくとも外周側で軸線方向に凹む第2の凹部および軸線方向に突き出た第2の凸部のうちの少なくとも一方が1箇所ないし複数個所に形成され、前記第2の凹部の外周縁または前記第2の凸部の外周縁が前記周壁の内周面に前記第1の接着剤で固定されていることが好ましい。すなわち、本発明に係るモータの製造方法において、前記マグネットには、前記開口部と反対側に位置する第2の端面に少なくとも外周側で軸線方向に凹む第2の凹部または軸線方向に突き出た第2の凸部を1箇所ないし複数個所に形成しておき、前記第1の工程では、前記第1の接着剤を、少なくとも前記第2の凹部または前記第2の凸部と軸線方向で重なる位置に塗布しておくことが好ましい。このように構成すると、第2の凹部または第2の凸部がない場合と比較してマグネットの第2の端面では外周縁の長さ寸法(沿線距離)が長いので、長い距離にわたってマグネットと周壁とを第1の接着剤で固定することができる。それ故、マグネットを周壁の内周面に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
本発明において、前記凹部は、前記マグネットの厚さ方向の全体が除去された形状、あるいは前記マグネットの厚さ方向における途中位置から外周側に斜めに面取りされた形状を備えている。
本発明において、前記凹部は、その軸線方向に延びる側部、および軸線方向と直交する底部のうちの少なくとも一方が当該マグネットの厚さ方向における途中位置から外周側に斜めに面取りされた形状を備えていることが好ましい。
本発明において、前記マグネットは、前記端面の外周縁全体が厚さ方向における途中位置から外周側に向かって斜めに面取りされていることが好ましい。
ここで、前記第1の接着剤および前記第2の接着剤については各々を塗布した後、一括硬化させてもよいが、前記第1の接着剤および前記第2の接着剤のいずれもが熱硬化樹脂である場合、前記第1の工程において前記第1の接着剤を熱硬化させた後、前記第2の工程で前記第2の接着剤を熱硬化させることが好ましい。このように構成すると、前記第2の工程で前記第2の接着剤を熱硬化させる際、第1の接着剤の熱硬化をさらに進行させることができる。
本発明において、マグネットは、その外周面が第1の接着剤によって周壁の内周面に接着固定され、かつ、周壁の開口部側ではマグネットの第1の端面と周壁の内周面とが第2の接着剤で固定されている。このため、マグネットと周壁との接着面積が広いので、マグネットを周壁の内周面に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用したモータの要部を示す断面図、図2(a)、(b)はそれぞれ、図1のA−A′線断面図、およびB−B′線断面図である。図3(a)、(b)はそれぞれ、図1に示すモータに用いたマグネットを内周側からみたときの斜視図、および外周側からみたときの斜視図である。なお、図3(a)、(b)には、マグネットに形成した凹部の外周縁に相当する位置を太線で表してある。
図1および図2(a)、(b)において、本形態のモータ1は、軸線方向の一方端側に開口部36を備えたケース3と、このケース3の開口部36に取り付けられた蓋材4と、ケース3の周壁30の内周面301に固定された2つのマグネット5と、これらのマグネット5の内周面に外周面が対向するロータ2とを有している。ロータ2は、軸線方向に延びた回転軸20と、この回転軸20に対して樹脂製スリーブ61、62によって軸線方向の両側から挟み込み固定されたロータコア22と、ロータコア22に巻回されたコイル24とを有している。回転軸20は、ケース3の底部に配置されたラジアル軸受38によって回転可能に支持されているとともに、蓋材4の中央穴に構成されたラジアル軸受42およびスラスト軸受44によって回転可能に支持されている。回転軸20において、ケース3の開口部36の側では、スリーブ62の外周面に整流子63が構成され、この整流子63にはブラシ65が接触している。なお、コイル24から引き出されたコイル線の端末は、スリーブ62上の端子に接続されている。
ここで、ケース3は、ヨークとしての機能も果たすよう磁性材から構成されている。また、ケース3は、軸線方向と直交する方向で切断したときに、小判形、長円あるいは楕円の断面形状を備えており、マグネット5は、図2(b)、および図3(a)、(b)に示すように、2つのマグネット5はいずれも、軸線方向と直交する方向に切断したときにケース3の内周形状面に対応する円弧形状を備えている。なお、図2(a)に示すように、蓋材4には、ケース3に圧入固定するための小突起47、48が形成されている。なお、軸線方向と直交する方向で切断したときに、ケース3が円形の場合も本発明を適用できる。
図1および図3(a)、(b)に示すように、本形態のマグネット5には、ケース3の開口部36側に位置する第1の端面51に軸線方向の途中位置まで凹む第1の凹部511が1箇所に形成されている。また、マグネット5は、ケース3の開口部36とは反対側に位置する第2の端面52にも、軸線方向の途中位置まで凹む第2の凹部521が1箇所に形成されている。
ここで、第1の凹部511および第2の凹部521は、少なくとも外周側(ケース3の周壁30側)で軸線方向に凹んでいればよく、本形態において、第1の凹部511および第2の凹部521は、マグネット5の厚さ方向の全体が除去された形状になっている。
(マグネット5の固定構造および固定方法)
図4(a)〜(e)は、本発明に係るモータの製造工程のうち、ケースの周壁の内周面にマグネットを接着固定する工程を示す説明図である。
本形態のモータ1の製造方法を説明しながら、本形態のモータ1におけるマグネット5のケース3の周壁30に対する固定構造を説明する。なお、2つのマグネット5はいずれも同一の構成を有し、同一の構造をもってケース3に固定されているので、図4にはそのうちの一方のみを図示し、他方の図示を省略してある。
本形態のモータ1の製造方法において、マグネット5をケース3の周壁30に固定するには、まず、第1の工程において、図4(a)に示すように、ケース3の周壁30の内周面301に、エポキシ系などの熱硬化性樹脂からなる第1の接着剤81をスポット状に塗布する。その際、第1の接着剤81は、少なくとも第2の凹部521と軸線方向で重なる位置に塗布しておく。次に、図4(b)に示すように、マグネット5を開口部36側から周壁30の内周面301に沿うように軸線方向にスライドさせて、図4(c)に示すように、マグネット5を所定位置に配置する。その結果、接着剤は、マグネット5の外周面501とケース3の周壁30の内周面301との間で展開されながら、マグネット5の第2の端面52で押し退けられて第2の端面52とともに移動する。従って、第1の接着剤81を熱硬化すると、マグネット5は、外周面501の少なくとも一部が周壁30の内周面301に第1の接着剤81で固定され、かつ、第2の端面52側において第2の凹部521の外周縁が周壁30の内周面301に第1の接着剤81で固定された状態となる。
次に、第2工程では、図4(d)に示すように、開口部36の側から第1の凹部511の内側にエポキシ系などの熱硬化性樹脂からなる第2の接着剤82を塗布した後、第2の接着剤82を熱硬化させる。その結果、図4(e)に示すように、第1の凹部511の外周縁が周壁30の内周面301に第2の接着剤82で固定された状態となる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のモータ1では、マグネット5の外周面501の一部が第1の接着剤81によって周壁30の内周面301に接着固定され、かつ、周壁30の開口部36側ではマグネット5の第1の端面51と周壁30の内周面301とが第2の接着剤82で固定されている。このため、第1の接着剤81については開口部36側で疎、開口部36とは反対側で密になっている場合でも、周壁30の開口部36側ではマグネット5の端面と周壁30の内周面301とが第2の接着剤82で固定されている。しかも、マグネット5の開口部36側の第1の端面51には第1の凹部511が形成されているため、第1の凹部511がない場合と比較してマグネット5の端面では外周縁の長さ寸法(沿線距離)が長いので、長い距離にわたって第2の接着剤82で固定されていることになる。それ故、本発明によれば、マグネット5を周壁30の内周面301に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
また、本形態において、周壁30の開口部36とは反対側においても、マグネット5の第2の端面52と周壁30の内周面301とが第1の接着剤81で固定され、かつ、第2の端面52側では、第2の凹部521の外周縁が周壁30の内周面301に第1の接着剤81で固定されている。このため、本形態では、第2の凹部521がない場合と比較して外周縁の長さ寸法(沿線距離)が長いので、長い距離にわたって第1の接着剤81で固定されていることになる。それ故、本発明によれば、マグネット5を周壁30の内周面301に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
さらに、本形態では、第1の接着剤81および第2の接着剤82としてエポキシ系の熱硬化樹脂を用い、第1の工程において第1の接着剤81を熱硬化させた後、第2の工程で第2の接着剤82を熱硬化させる。このため、第2の工程で第1の接着剤81の熱硬化をさらに進行させるため、マグネット5を周壁30の内周面301に接着剤で固定した場合でも、十分な固定強度を確保することができる。
なお、第1の接着剤81および第2の接着剤82については、第2の工程において一括硬化させる方法を採用してもよい。
(マグネット5の変形例)
図5(a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の変形例1に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。図6(a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の変形例2に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。図7(a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の変形例3に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。図8(a)、(b)はそれぞれ、本発明の変形例4に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。
上記形態では、第1の凹部511および第2の凹部521として、マグネット5の厚さ方向の全体が除去された形状のものを形成したが、図5(a)、(b)、(c)に示すように、第1の凹部511および第2の凹部521において軸線方向と直交する底部511a、521aが、厚さ方向の途中位置から外周側に向けて斜めに面取りされたテーパ面になっている構成でもよい。このように構成すると、マグネット5と第1の接着剤81および第2の接着剤82との接触面積を増大させることができる。また、ケース3の周壁30の内周面301とテーパ面との間に余剰な接着剤が溜まる隙間が形成されるので、接着剤のはみ出しなどを防止できる。
また、第1の凹部511および第2の凹部521において軸線方向に延びる側部511b、521bが、厚さ方向の途中位置から外周側に向けて斜めに面取りされたテーパ面になっている構成、第1の凹部511および第2の凹部521において軸線方向に延びる側部511b、521b、および軸線方向と直交する底部511a、521aの双方が、厚さ方向の途中位置から外周側に向けて斜めに面取りされたテーパ面になっている構成でもよい。
また、図6(a)、(b)、(c)に示すように、マグネット5の第1の端面51および第2の端面52の外周縁全体が面取りによるテーパ面になっている構造を採用してもよい。
さらに、第1の凹部511および第2の凹部521については、少なくとも外周側(ケース3の周壁30側)で軸線方向に凹んでいればよいので、図7(a)、(b)、(c)に示すように、第1の端面51および第2の端面52の外周縁の一部分を、マグネット5の厚さ方向における途中位置から外周側に斜めに面取りすることにより、第1の凹部511および第2の凹部521を形成してもよい。
ここで、マグネット5に第1の凹部511および第2の凹部521を形成した場合には、その軸線方向における寸法を延長することなく、接着剤との接触距離を長く確保できる。但し、接着剤との接触距離を長く確保するという観点だけからすれば、図8(a)、(b)に示すように、マグネット5の第1の端面51および第2の端面52に軸線方向に突き出た第1の凸部512および第2の凸部522を形成してもよい。
(他の実施の形態)
本発明は、軸線方向の一方端側に開口部36を備えた部材の周壁30の内周面301にマグネット5を固定するのに適していることから、上記形態ではケース3の周壁30の内周面301にマグネット5を固定する例を説明したが、例えば、アウターロータ型のモータにおいて、ロータマグネットをロータの周壁の内周面に固定する場合に本発明を適用してもよい。また、マグネットを1つ、あるいは3つ以上備えたモータに本発明を適用してもよい。さらに、マグネットに形成する凹部や凸部については複数、形成してもよい。
本発明を適用したモータの要部を示す断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ、図1のA−A′線断面図、およびB−B′線断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ、図1に示すモータに用いたマグネットを内周側からみたときの斜視図、および外周側からみたときの斜視図である。 (a)〜(e)は、本発明に係るモータの製造工程のうち、ケースの周壁の内周面にマグネットを接着固定する工程を示す説明図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の変形例1に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の変形例2に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の変形例3に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ、本発明の変形例4に係るマグネットを内周側からみたときの斜視図、外周側からみたときの斜視図、およびその縦断面図である。
符号の説明
1 モータ
2 ロータ
3 ケース
4 蓋材
5 マグネット
20 回転軸
24 コイル
30 周壁
36 開口部
38、42 ラジアル軸受
51 マグネットの第1の端面
81 第1の接着剤
82 第2の接着剤
301 周壁の内周面
511 マグネットの第1の凹部
512 マグネットの第1の凸部
521 マグネットの第2の凹部
522 マグネットの第2の凸部

Claims (10)

  1. 軸線方向の一方端側に開口部を備えたケースまたはロータの周壁の内周面に1つないし複数のマグネットが固定されたモータにおいて、
    前記マグネットは、外周面の少なくとも一部が前記周壁の内周面に第1の接着剤で固定され、かつ、
    前記マグネットの前記開口部側に位置する第1の端面の外周縁が前記周壁の内周面に第2の接着剤で固定されていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1において、前記マグネットの前記第1の端面には、少なくとも外周側で軸線方向に凹む第1の凹部および軸線方向に突き出た第1の凸部のうちの少なくとも一方が1箇所ないし複数個所に形成され、
    前記第1の凹部の外周縁または前記第1の凸部の外周縁が前記周壁の内周面に前記第2の接着剤で固定されていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1または2において、前記マグネットの前記開口部と反対側に位置する第2の端面の外周縁が前記周壁の内周面に前記第1の接着剤で固定されていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項3において、前記マグネットの前記第2の端面には、少なくとも外周側で軸線方向に凹む第2の凹部および軸線方向に突き出た第2の凸部のうちの少なくとも一方が1箇所ないし複数個所に形成され、
    前記第2の凹部の外周縁または前記第2の凸部の外周縁が前記周壁の内周面に前記第1の接着剤で固定されていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項2または4において、前記凹部は、前記マグネットの厚さ方向の全体が除去された形状、あるいは前記マグネットの厚さ方向における途中位置から外周側に斜めに面取りされた形状を備えていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項2または4において、前記凹部は、その軸線方向に延びる側部、および軸線方向と直交する底部のうちの少なくとも一方が当該マグネットの厚さ方向における途中位置から外周側に斜めに面取りされた形状を備えていることを特徴とするモータ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記マグネットは、前記端面の外周縁全体が厚さ方向における途中位置から外周側に向かって斜めに面取りされていることを特徴とするモータ。
  8. 軸線方向の一方端側に開口部を備えたケースまたはロータの周壁の内周面に1つないし複数のマグネットが固定されたモータの製造方法において、
    前記マグネットの外周面あるいは前記周壁の内周面に第1の接着剤を塗布した後、前記マグネットを前記開口部側から前記周壁の内周面に沿うように軸線方向にスライドさせていく第1の工程と、
    前記マグネットを前記周壁の内周面の所定位置に配置した後、前記マグネットの前記開口部側に位置する第1の端面と前記周壁の内周面との間に第2の接着剤を塗布する第2工程とを有していることを特徴とするモータの製造方法。
  9. 請求項8において、前記マグネットには、前記第1の端面に少なくとも外周側で軸線方向に凹む第1の凹部または軸線方向に突き出た第1の凸部を1箇所ないし複数個所に形成しておき、
    前記第2の工程では、少なくとも前記第1の凹部または前記第1の凸部と前記周壁の内周面との間に前記第2の接着剤を塗布することを特徴とするモータの製造方法。
  10. 請求項8または9において、前記マグネットには、前記開口部と反対側に位置する第2の端面に少なくとも外周側で軸線方向に凹む第2の凹部または軸線方向に突き出た第2の凸部を1箇所ないし複数個所に形成しておき、
    前記第1の工程では、前記第1の接着剤を、少なくとも前記第2の凹部または前記第2の凸部と軸線方向で重なる位置に塗布しておくことを特徴とするモータの製造方法。
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