JP2006172848A - 電圧分担素子装着真空バルブ - Google Patents

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晋 木下
Masaru Miyagawa
勝 宮川
Osamu Sakaguchi
修 阪口
Toshihisa Saito
敏久 齋藤
Masamichi Ono
正道 大野
Satoshi Makishima
聡 槙島
Satoru Shioiri
哲 塩入
Junichi Sato
純一 佐藤
Toshio Shimizu
敏夫 清水
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玄 小宮
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Abstract

【課題】 真空バルブと電圧分担素子とを一体でモールドし、中間電位を固定する。
【解決手段】 中間金具3a、3b、3cで接続された真空絶縁容器2a、2b、2c、2dと、固定側封着金具4と、可動側封着金具5と、接離自在の一対の接点7、8と、中間金具3a、3b、3cに固定されたアークシールド11、12、13と、前記固定側封着金具4と前記中間金具3a(3b、3c)間、および前記中間金具3a(3b、3c)と前記可動側封着金具5間に、それぞれ接続導体15、16、17、18によって接続された電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hと、モールドして形成された絶縁層19とを備え、前記接続導体15、16、17、18は、前記電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hとの接続端が半径方向に広がるテーパ状に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接離自在の一対の接点を有する真空バルブ内のアークシールドの電位固定を確実にし得る電圧分担素子装着真空バルブに関する。
アークシールドを備えた接離自在の一対の接点を有する真空バルブにおいては、アークシールドが主回路(電位100%)と対地(電位0%)との中間の中間電位になる。そして、中間電位を中間値のほぼ50%に固定することにより、絶縁特性および遮断特性の優れた真空バルブとすることができる。
従来、気中における真空バルブにおいては、真空バルブ外の一方の主回路とアークシールド間、およびアークシールドと他方の主回路間にそれぞれコンデンサを接続し、アークシールドの電位をほぼ50%に固定するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、真空バルブをエポキシ樹脂のような絶縁材料でモールドし、全体形状の小型化を図ったものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、エポキシ樹脂で真空バルブをモールドするものでは、真空バルブとコンデンサとを一体でモールドすることが困難であった。これは、コンデンサとエポキシ樹脂との熱膨張係数が異なり、エポキシ樹脂の硬化収縮時に残留応力が発生し、コンデンサもしくはエポキシ樹脂にクラックなどが起きるためである。
このため、従来、コンデンサの表面にシリコンゴムのような緩衝層を設け、エポキシ樹脂でモールドするものが知られている。ここで、コンデンサは、円柱状からなり、軸方向の両端にコンデンサの外径よりも細経の接続端子をそれぞれ設けたセラミックコンデンサが用いられている(例えば、特許文献3参照。)。そして、残留応力が最も大きくなる個所は、エポキシ樹脂の絶縁厚さが大きく変化するコンデンサの両端外周部とされている。
特開平10−12459号公報(第4〜5ページ、図9) 特開2001−286018号公報(第4ページ、図4) 特開平3−142371号公報(第2ページ、第1図)
上記の従来のコンデンサのモールドにおいては、次のような問題がある。
コンデンサの表面に緩衝層を設ける場合には、エポキシ樹脂をモールドする前に、コンデンサに別工程で緩衝層の取り付け作業をしなければならず、作業工数が増加していた。また、緩衝層を取り付けたコンデンサは、モールドされる直前まで防塵室で保管をしなくてはならず、取り扱いが困難であった。
一方、真空バルブをエポキシ樹脂でモールドした後、その外周にコンデンサを取り付ける方法が考えられるが、モールドした真空バルブの外側にコンデンサが突出するので、全体形状が大型化してしまうことになる。これは、最近の趨勢である小型化に逆行するものである。
このため、緩衝層などを設けずにコンデンサを一体でモールドでき、真空バルブ内のアークシールドの電位固定を確実に行えるものが望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、真空バルブとコンデンサのような電圧分担素子とを一体でモールドし、アークシールドの電位固定を確実にし得る電圧分担素子装着真空バルブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電圧分担素子装着真空バルブは、中間部が中間金具で気密に直列接続された筒状の真空絶縁容器と、前記真空絶縁容器の一方端開口部に封着された固定側封着金具と、この真空絶縁容器の他方端開口部に封着された可動側封着金具と、前記真空絶縁容器内に設けられた接離自在の一対の接点と、前記一対の接点を包囲するように配置されるとともに、前記中間金具に固定された中間電位のアークシールドと、前記固定側封着金具と前記中間金具間、および前記中間金具と前記可動側封着金具間に、それぞれ接続導体によって接続された電圧分担素子と、前記真空絶縁容器および前記電圧分担素子の外側に絶縁材料をモールドして形成された絶縁層とを備え、前記接続導体は、前記電圧分担素子との接続端が半径方向に広がるテーパ状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、アークシールドを備えた真空バルブの外側に、残留応力が発生し難いテーパ状の接続導体で接続した複数の電圧分担素子を接続し、この真空バルブと電圧分担素子とを絶縁材料で一体モールドしているので、絶縁層内に残留応力が発生し難く、中間電位となるアークシールドの電位を確実に固定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る電圧分担素子装着真空バルブを図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る電圧分担素子装着真空バルブの構成を示す半断面図、図2は、本発明の実施例1に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図である。
図1に示すように、電圧分担素子を装着した真空バルブは、接離自在の一対の接点を有する真空バルブ部1aと、この真空バルブ部1aに電圧分担素子を接続し、これらの周囲にエポキシ樹脂のような絶縁材料をモールドした絶縁部1bとから構成されている。
真空バルブ部1aには、アルミナ磁器からなる筒状の四個の真空絶縁容器2a、2b、2c、2dが、それぞれ筒状の第1乃至第3の中間金具3a、3b、3cで気密に直列接続されている。両端の真空絶縁容器2a、2dの開口部には、それぞれ固定側封着金具4と可動側封着金具5とが封着されている。
固定側封着金具4には、固定側通電軸6が気密に貫通固定され、真空絶縁容器2a、2b、2c、2d内の固定側通電軸6端に固定側接点7が設けられている。なお、固定側通電軸6の真空絶縁容器2a、2b、2c、2d外には、図示しない他の電気機器の主回路導体が嵌合できるように凹部6aが形成されている。
可動側封着金具5には、固定側接点7と対向して接離自在の可動側接点8を設けた可動側通電軸9が移動自在に中央開口部を貫通している。そして、可動側通電軸9の真空絶縁容器2a、2b、2c、2d内の中間部には、伸縮自在のベローズ10の自由端が気密に固定され、固定端が可動側封着金具5の中央開口部に気密に固定されている。これにより、内部圧力10−2Pa以下の真空を維持しながら、可動側通電軸9を図示しない操作機構により軸方向に移動させることが可能となっている。
また、中間部の真空絶縁容器2b、2cを接続する第1の中間金具3aには、両接点7、8を包囲するように設けられた筒状の第1のアークシールド11が固定されている。更に、図示上方の固定側の真空絶縁容器2a、2bを接続する第2の中間金具3bにも、第1のアークシールド11端部を包囲するように設けられた第2のアークシールド12が固定されている。同様に、図示下方の可動側の真空絶縁容器2c、2dを接続する第3の中間金具3cにも、第1のアークシールド11端部を包囲するように設けられた第3のアークシールド13が固定されている。
これらのアークシールド11、12、13により、両接点7、8の電流開閉時に発生する金属蒸気が真空絶縁容器2a、2b、2c、2dの内面に付着して沿面の絶縁抵抗が低下することを防止している。これらのアークシールド11、12、13の電位は、後述するが、両接点7、8の電位(電位100%)と接地電位(電位0%)との中間の電位となる。
絶縁部1bには、円柱状のセラミックコンデンサのような第1および第2の電圧分担素子14aおよび14bが直列接続され、固定側封着金具4と第2の中間金具3b間に接続されている。また、同様に第3および第4の電圧分担素子14cおよび14dが第2の中間金具3bと第1の中間金具3a間に接続されている。また、同様に第5および第6の電圧分担素子14eおよび14fが第1の中間金具3aと第3の中間金具3c間に接続されている。更に、第7および第8の電圧分担素子14gおよび14hが第3の中間金具3cと可動側封着金具5間に接続されている。
これらの電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hの静電容量は、それぞれ同様の静電容量を有し、真空バルブ部1aの浮遊容量以上である。なお、電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hは、高抵抗体やコンデンサと抵抗体とを直並列に接続したものでもよい。
ここで、第1および第2の電圧分担素子14aおよび14b間、第3および第4の電圧分担素子14cおよび14d間、第5および第6の電圧分担素子14eおよび14f間、第7および第8の電圧分担素子14gおよび14h間の接続は、両端が半径方向に広がるテーパ状の第1の接続導体15でそれぞれ接続されている。また、第2および第3の電圧分担素子14bおよび14c間、第4および第5の電圧分担素子14dおよび14e間、第6および第7の電圧分担素子14fおよび14g間も、両端がテーパ状の第2の接続導体16で接続されるとともに、それぞれ第1の中間金具3a、第2の中間金具3bおよび第3の中間金具3cに接続されている。
更に、第1の電圧分担素子14aと固定側封着金具4間は、第3の接続導体17で接続され、第1の電圧分担素子14aとの接続端が半径方向に広がるテーパ状に形成されている。また、第8の電圧分担素子14hと可動側封着金具5間も同様に、第8の電圧分担素子14hとの接続端がテーパ状に形成された第4の接続導体18で接続されている。
これら電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hの接続状態を第1および第2の電圧分担素子14aおよび14bを例にとり説明する。
図2に示すように、第1および第2の電圧分担素子14aおよび14bの両端には、金属蒸着などにより電極14a1、14a2、14b1、14b2が取り付けられている。また、電極14a1、14a2、14b1、14b2には、それぞれ突出した接続金具14a3、14a4、14b3、14b4が固定されている。
そして、図示上部の接続金具14a3には、第3の接続導体17端がネジ固定されている。この第3の接続導体17端は、上述したように、テーパ状に形成されており、そのテーパ部が第1の電圧分担素子14aと接触する接触面となす角度θ1をθ1=25〜45度としている。テーパ部の太径部は、第1の電圧分担素子14aの外径とほぼ同様の大きさである。
また、第1の電圧分担素子14aと第2の電圧分担素子14b間を接続する第1の接続導体15端も同様にテーパ状に形成されており、それぞれの電圧分担素子14a、14bと接する接触面となす角度θ1をθ1=25〜45度としている。更に、第2の接続導体16も同様に、テーパ部が接触面となす角度θ1をθ1=25〜45度としている。
そして、これらの電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hおよび真空バルブ部1aなどの外周には、エポキシ樹脂のような絶縁材料をモールドして形成した絶縁層19が設けられている。なお、絶縁層19の両端には、固定側が凹状19a、可動側が凸状19bに形成された界面接続部となっている。この界面接続部により、他の電気機器との接続が行われる。
絶縁層19のモールドにおいては、電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hと絶縁層19との熱膨張係数の相違から残留応力の発生が想定される。しかしながら、接続導体15、16、17、18の接続端がテーパ状になっているので、エポキシ樹脂の硬化収縮時に、応力集中を抑制し、絶縁層19内の残留応力が緩和される。
ここで、テーパの角度θ1は、θ1=25度未満では、テーパの角度が鋭角になり応力集中を起こし易く、緩衝層などを設ける必要を生じるので好ましくない。また、θ1=45度超過では、接続導体15、16、17、18の重量が増加したり、長手方向の長さが増加したりするので好ましくない。
これにより、電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hを真空バルブ部1aと一体でモールドすることが可能となり、中間電位となる第1乃至第3のアークシールド11乃至13の電位を確実に電位固定することができる。そして、両接点7、8の開極時に、第2のアークシールド12を電位ほぼ75%、第1のアークシールド11を電位ほぼ50%、第3のアークシールド13を電位ほぼ25%とすることができる。
上記実施例1の電圧分担素子装着真空バルブによれば、接続端がテーパ状の接続導体15、16、17、18を用いて電圧分担素子14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14hを接続しているので、真空バルブ部1aと一体でモールドしても絶縁層19内の残留応力が緩和され、中間電位となるアークシールド11、12、13の電位を確実に固定することができる。
なお、上記実施例1では、真空バルブ部1aの外側に絶縁層19のみを形成して説明したが、汚損湿潤の対策として界面接続部を除く絶縁層19の外側に接地層を設けたものでも絶縁層19内の残留応力を緩和することができる。
次に、本発明の実施例2に係る電圧分担素子装着真空バルブを図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、電圧分担素子を接続する接続導体である。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、第1の電圧分担素子14aと第2の電圧分担素子14b間は、これら第1および第2の電圧分担素子14aおよび14bの外径φ1よりも大きい外径φ2を有する第5の接続導体21で接続されている。そして、第5の接続導体21の両端部には、それぞれの電極14a2および14b1を覆うような湾曲部21aが形成されている。
同様に、第6の接続導体22および第7の接続導体23も外径φ2を有し、それぞれの電極14a1および電極14b2を覆うような湾曲部22aおよび23aが形成されている。湾曲部22aおよび23aが形成された後は、テーパ状となって細径になっている。
上記実施例2の電圧分担素子装着真空バルブによれば、実施例1による効果のほかに、電極14a1、14a2、14b1、14b2端部の電界緩和を図ることができる。
次に、本発明の実施例3に係る電圧分担素子装着真空バルブを図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例3に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図である。なお、この実施例3が実施例2と異なる点は、電圧分担素子を接続する接続導体である。図4において、実施例2と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。接続導体は、第1の電圧分担素子の部分を例にとり説明する。
図4に示すように、第1の電圧分担素子14aは、接続端が半径方向にテーパ状に広がって凸部24a、25aが形成された第8の接続導体24および第9の接続導体25で接続されている。そして、テーパ状に広がる角度θ2を、それぞれθ2=120〜150度としている。テーパ部の細径部は、第1の電圧分担素子14aの外径とほぼ同様である。
ここで、角度θ2がθ2=120度未満では、電極14a1および14a2端部の電界緩和を図ることがし難くなり、また、θ2=150度超過では、凸部24a、25aが鋭角状に突出してしまうので、絶縁層19内の残留応力を緩和し難くなり好ましくない。
上記実施例3の電圧分担素子装着真空バルブによれば、実施例2と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の実施例4に係る電圧分担素子装着真空バルブを図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施例4に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図である。なお、この実施例4が実施例3と異なる点は、電圧分担素子などの表面に緩衝層を設けたことである。図5において、実施例3と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、第1の電圧分担素子14a、第8の接続導体24および第9の接続導体25の表面には、絶縁層19よりもヤング率の小さい例えばエポキシ樹脂からなる緩衝層26を設けている。
ここで、緩衝層26のヤング率は、絶縁層19のヤング率に対して、1/5〜1/100の範囲としている。これは、ヤング率が1/5未満では、エポキシ樹脂が硬すぎて残留応力の緩和には適さず、また、ヤング率が1/100超過では、逆にエポキシ樹脂が柔らかすぎて緩衝層26の絶縁厚さを所定の厚さに保つことが困難となるので好ましくない。なお、絶縁厚さは、0.5〜2mmである。
上記実施例4の電圧分担素子装着真空バルブによれば、実施例1による効果のほかに、更に絶縁層19内の残留応力を緩和することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。上記実施例では、四個の真空絶縁容器2a、2b、2c、2dと三個のアークシールド11、12、13とを有する真空バルブで説明したが、二個以上の真空絶縁容器と一個以上の複数個のアークシールドを有する真空バルブにおいても用いることができる。
また、それぞれのアークシールド11、12、13の電圧分担を二個直列接続した電圧分担素子14a、14b(14c、14d)、(14e、14d)、(14g、14h)で説明したが、これらの電圧分担素子は、一個以上の複数個にしてもよい。
本発明の実施例1に係る電圧分担素子装着真空バルブの構成を示す半断面図。 本発明の実施例1に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図。 本発明の実施例2に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図。 本発明の実施例3に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図。 本発明の実施例4に係る電圧分担素子の接続状態を示す半断面図。
符号の説明
1a 真空バルブ部
1b 絶縁部
2a、2b、2c、2d 真空絶縁容器
3a 第1の中間金具
3b 第2の中間金具
3c 第3の中間金具
4 固定側封着金具
5 可動側封着金具
6 固定側通電軸
6a、19a 凹部
7 固定側接点
8 可動側接点
9 可動側通電軸
10 ベローズ
11 第1のアークシールド
12 第2のアークシールド
13 第3のアークシールド
14a 第1の電圧分担素子
14a1、14a2、14b1、14b2 電極
14a3、14a4、14b3、14b4 接続金具
14b 第2の電圧分担素子
14c 第3の電圧分担素子
14d 第4の電圧分担素子
14e 第5の電圧分担素子
14f 第6の電圧分担素子
14g 第7の電圧分担素子
14h 第8の電圧分担素子
15 第1の接続導体
16 第2の接続導体
17 第3の接続導体
18 第4の接続導体
19 絶縁層
19b、24a、25a 凸部
21 第5の接続導体
21a、22a、23a 湾曲部
22 第6の接続導体
23 第7の接続導体
24 第8の接続導体
25 第9の接続導体
26 緩衝層

Claims (6)

  1. 中間部が中間金具で気密に直列接続された筒状の真空絶縁容器と、
    前記真空絶縁容器の一方端開口部に封着された固定側封着金具と、
    この真空絶縁容器の他方端開口部に封着された可動側封着金具と、
    前記真空絶縁容器内に設けられた接離自在の一対の接点と、
    前記一対の接点を包囲するように配置されるとともに、前記中間金具に固定された中間電位のアークシールドと、
    前記固定側封着金具と前記中間金具間、および前記中間金具と前記可動側封着金具間に、それぞれ接続導体によって接続された電圧分担素子と、
    前記真空絶縁容器および前記電圧分担素子の外側に絶縁材料をモールドして形成された絶縁層と
    を備え、前記接続導体は、前記電圧分担素子との接続端が半径方向に広がるテーパ状に形成されていることを特徴とする電圧分担素子装着真空バルブ。
  2. 前記接続導体の接続端のテーパは、前記電圧分担素子の接続面となす角度θ1がθ1=25〜45度であることを特徴とする請求項1に記載の電圧分担素子装着真空バルブ。
  3. 中間部が中間金具で気密に直列接続された筒状の真空絶縁容器と、
    前記真空絶縁容器の一方端開口部に封着された固定側封着金具と、
    この真空絶縁容器の他方端開口部に封着された可動側封着金具と、
    前記真空絶縁容器内に設けられた接離自在の一対の接点と、
    前記一対の接点を包囲するように配置されるとともに、前記中間金具に固定された中間電位のアークシールドと、
    前記固定側封着金具と前記アークシールド間、および前記アークシールドと前記可動側封着金具間に、それぞれ接続導体によって接続された電圧分担素子と、
    前記真空絶縁容器および前記電圧分担素子の外側に絶縁材料をモールドして形成された絶縁層と
    を備え、前記接続導体は、前記電圧分担素子の外径よりも大きい外径を有することを特徴とする電圧分担素子装着真空バルブ。
  4. 前記接続導体の周縁部に湾曲部を設け、前記電圧分担素子の端部がこの湾曲部で覆われるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の電圧分担素子装着真空バルブ。
  5. 前記接続導体の接続端が凸状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電圧分担素子装着真空バルブ。
  6. 前記電圧分担素子および前記接続導体の表面に、前記絶縁層よりもヤング率の小さい緩衝層を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電圧分担素子装着真空バルブ。
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