JP2006171381A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピント精度が高く、AF総合速度が速いカメラを提供する。
【解決手段】 (1)位相差AFとコントラストAFを持つ多点AFカメラで、位相差AFとコントラストAFの偏差測定手段を持つ。
偏差測定が不可能であった測距点の偏差量は、周りの偏差値から補間する。
(2)さらに、カメラの振動を検知する手段を持ち、振動量によって、全ての測距点の偏差測定か、一点の偏差測定か、偏差測定禁止を選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子スチルカメラ等の電子カメラをはじめとする撮像装置およびその撮影方法、特に測距方法に関するものである。
従来、銀塩フィルムを用いる交換レンズ式のオートフォーカス一眼レフカメラの測距機構としては、TTL位相差方式の測距が良く用いられている。この測距機構は、カメラ本体に測距のためのデフォーカス検出機構が設けられ、交換レンズの焦点調節レンズをレンズ内もしくはカメラ内のモータにより焦点調節動作を行なっている。
また、デジタルコンパクトカメラ等では、撮像素子の信号の高周波成分によりコントラスト検知を行なうコントラスト方式測測距(別名「山登りAF」)が行われている。TTL位相差方式の測距とコントラスト方式の測距は、それぞれ特徴があり、用途に応じて使い分けられている。
TTL位相差方式の測距では、合焦に必要なレンズの移動量と移動方向が測定可能で素早い合焦駆動が可能だが、撮影レンズを通過し、撮像素子に結像する光束を途中で分割して、位相差方式の測距センサに導いている為、その分割後の光路部分で、組立誤差や、温度変化や湿度変化、経時変化による誤差でピントがズレる事がある。
コントラスト方式の測距では、撮像素子で結像そのもののピントを測定している為、組立誤差や、温度や湿度、経時変化による誤差は発生しないが、測距するのに時間が掛かる問題があった。
そこで、特許公開平5−64056号公報によれば、コントラスト検知測距のみでは、デフォーカス方向やデフォーカス量が1回の焦点検出で知ることができないため、コントラスト方式の測距とTTL位相差方式の測距を組み合わせてAFの総合速度を速め、AF精度を高める技術が提案されている。
特開2003‐107333号公報では、さらにAFの総合速度を速める技術として、位相差方式で測距後、ある狭いレンズ駆動範囲でコントラスト方式の測距合焦を行なう技術が示されている。
特開平5−64056号公報 特開2003‐10733号公報
この様に、ハイブリッドAFを採用することで、これまでのコントラストAFに比べ、かなり短い時間でピントの保証されたAFが可能となった。しかしながら、TTL位相差AF単独の場合と比較すると、コントラストAFを追加する分だけ余分に時間がかかってしまうという問題が残る。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたものであり、電子カメラの合焦精度を向上させながら調整速度の低下を防止する撮像装置および撮像方法を提供することを目的とする。
なかでも、複数の測距点を持つカメラに対して、応答性および精度の双方に優れた焦点調節装置および方法を提供する。
前記目的を達成する為、本発明の請求項1のカメラは、第1の測距手段と、第2の測距手段と、前記第1の測距手段で得られる合焦位置情報に対する、前記第2の測距手段で得られる合焦位置情報との偏差量を求める偏差測定手段と、前記偏差量を記憶する偏差記憶手段と、前記偏差測定動作の必要性を判断し実行する偏差測定判断手段と、複数の測距点とを持つカメラにおいて、各測距点毎に、レンズの各焦点距離毎、各絞り値毎の偏差情報を記憶する多点偏差記憶手段と、選択された測距点、設定したレンズの各焦点距離、設定した絞り値の情報を基に、偏差情報を選択する多点偏差選択手段とを持つ事によって、通常の撮影時、何れの測距点においても、第1の測距手段と記憶された偏差量によって、高速の合焦速度と、高精度の合焦精度のカメラが実現可能となる。
本発明の請求項2のカメラは、請求項1のカメラにおいて、偏差測定手段による偏差測定中、第1の測距手段による測距が不能の測距点と、第2の測距手段による測距が不能の測距点において、その近傍の測距点で求められた複数の偏差量から、補間して偏差量を求める偏差量補間手段を持つ事によって、偏差測定が不能であった測距点においても、通常撮影時に、第1の測距手段と補間した偏差量を基に、高速で高精度な合焦であるカメラが実現可能となる。
本発明の請求項3のカメラは、請求項1から2のカメラにおいて、カメラの振動を検出する手段を持ち、カメラが振動していないと判断された際は、全ての測距点の偏差測定を行なうが、振動が第1の設定値を超えている場合は、ある一点の測距点のみで偏差測定を行ない、振動が第2の設定値超えている場合は、偏差測定を禁止する事によって、偏差測定時、各測距点での第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減され、偏差測定の精度が低下しないカメラが実現可能となる。
本発明の請求項4のカメラは、請求項3のカメラにおいて、振動が第1の設定値を超えている場合は、カメラによって自動的に選択されている測距点のみ偏差測定を行なう事によって、第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減されて偏差測定の精度が低下せず、偏差測定時間も短縮したカメラが実現可能となる。
本発明の請求項5のカメラは、請求項3のカメラにおいて、振動が第1の設定値を超えている場合は、使用者が任意に選択した測距点のみ偏差測定を行なう事によって、第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減されて偏差測定の精度が低下せず、撮影者が必要とされる測距点の測距精度を高めるカメラが実現可能となる。
本発明の請求項6のカメラは、請求項3のカメラにおいて、振動が第1の設定値を超えている場合は、画面内の中央に位置する測距点のみ偏差測定を行なう事によって、第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減されて偏差測定の精度が低下せず、多用される中央の測距精度を高められるカメラが実現可能となる。
本発明の請求項7のカメラは、請求項1から6のカメラにおいて、第1の測距手段は位相差方式測距手段であり、第2の測距手段は、コントラスト方式測距手段である事によって、高い精度の偏差測定が可能で、通常撮影時には高速な測距合焦動作が可能なカメラが実現可能となる。
本発明の請求項8のカメラは、請求項1から6のカメラにおいて、第1の測距手段は外部アクティブ方式測距手段であり、第2の測距手段は、コントラスト方式測距手段である事によって、高い精度の偏差測定が可能で、通常撮影時には高速で、暗い被写体にも合焦可能なカメラが実現可能となる。
本発明の請求項9のカメラは、請求項1から6のカメラにおいて、第1の測距手段は外部パッシブ方式測距手段であり、第2の測距手段は、コントラスト方式測距手段である事によって、高い精度の偏差測定が可能で、通常撮影時には高速な測距合焦動作が可能なカメラが実現可能となる。
本発明の請求項10のカメラは、請求項1から9のカメラにおいて、カメラ全体の電源を制御するスイッチを持ち、前記偏差測定判断手段は、前記スイッチがオンになった後の撮影である事を検知した際、偏差測定動作の必要性が有ると判断する事によって、撮影開始の1枚目から、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本発明の請求項11のカメラは、請求項1から9のカメラにおいて、カメラ本体に対して、交換可能なレンズを持ち、前記偏差測定判断手段は、前記レンズが交換された直後の撮影である事を検知した際、偏差測定動作の必要性が有ると判断する事によって、新たに装着されたレンズにおいても、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本発明の請求項12のカメラは、請求項1から9のカメラにおいて、最後に撮影した時刻からの経過時間を測定する経過時間測定手段を持ち、前記偏差測定判断手段は、撮影時に、前記経過時間が、設定された時間を超えている際、偏差測定動作の必要性が有ると判断する事によって、カメラ精度が経時変化を起こしても、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本発明の請求項13のカメラは、請求項1から9のカメラにおいて、カメラに加わる加速度を測定する加速度測定手段を持ち、前記偏差測定判断手段は、最後に撮影した後から現時刻の間に、前記加速度手段が設定した値以上の加速度を検知した際、偏差測定動作の必要性が有ると判断する事によって、落下・衝撃等がカメラに加わって合焦精度が低下しても、偏差測定によって、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本発明の請求項14のカメラは、請求項1から9のカメラにおいて、カメラの温度測定する温度測定手段を持ち、前記偏差測定判断手段は、前記温度測定手段によって、設定している温度範囲を超える温度を検知した際、偏差測定動作の必要性が有ると判断する事によって、温度変化・湿度変化によるカメラの合焦精度の低下があっても、偏差測定によって、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
以上説明したように、本出願に係わる第1の発明によれば、高速の合焦速度と、高精度の合焦精度のカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第2の発明によれば、偏差測定が不能であった測距点においても、通常撮影時に、第1の測距手段と補間した偏差量を基に、高速で高精度な合焦であるカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第3の発明によれば、偏差測定時、各測距点での第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減され、偏差測定の精度が低下しないカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第4の発明によれば、第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減されて偏差測定の精度が低下せず、偏差測定時間も短縮したカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第5の発明によれば、第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減されて偏差測定の精度が低下せず、撮影者が必要とされる測距点の測距精度を高めるカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第6の発明によれば、第1の測距手段による測距時の被写体と、第2の測距手段による測距時の被写体とが、手ブレによって像がずれる量が低減されて偏差測定の精度が低下せず、多用される中央の測距精度を高められるカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第7の発明によれば、高い精度の偏差測定が可能で、通常撮影時には高速な測距合焦動作が可能なカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第8の発明によれば、高い精度の偏差測定が可能で、通常撮影時には高速で、暗い被写体にも合焦可能なカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第9の発明によれば、高い精度の偏差測定が可能で、通常撮影時には高速な測距合焦動作が可能なカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第10の発明によれば、撮影開始の1枚目から、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第11の発明によれば、新たに装着されたレンズにおいても、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第12の発明によれば、カメラ精度が経時変化を起こしても、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第13の発明によれば、落下・衝撃等がカメラに加わって合焦精度が低下しても、偏差測定によって、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本出願に係わる第14の発明によれば、温度変化・湿度変化によるカメラの合焦精度の低下があっても、偏差測定によって、合焦精度の高い写真が撮影できるカメラが実現可能となる。
本発明は、以上の様に、電子カメラの合焦精度を向上させながら調整速度の低下を防止する撮像装置および撮像方法を提供可能となる。
なかでも、複数の測距点を持つカメラに対して、応答性および精度の双方に優れた焦点調節装置および方法を提供可能となる。
以下、図面に基づき、本発明の好適な実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1および図2は、本発明を適用した第1の実施形態である電子カメラのブロック図である。本実施形態に係る電子カメラは、レンズ交換可能な一眼レフタイプのデジタルスチルカメラであり、の固体撮像素子を使用し、一次結像にて撮像するタイプのデジタルスチルカメラである。また、本電子カメラに使用される交換レンズは、銀塩写真を使用するオートフォーカス一眼レフカメラ用のものである。
図1はファインダ観察状態を示し、図2は露光状態を示している。図1において、1は交換レンズであり、この交換レンズ1には撮影光学系2、撮影光学系2の焦点位置を調節する第1の駆動手段3、コントロール回路4が含まれる。5は電子カメラ本体である。電子カメラ本体5と交換レンズ1は着脱可能に結合し、電気信号の授受を行なう。
6は第1のミラーであり、中央部がハーフミラーになっている。図1における第1のミラー6はファインダ観察状態の位置を示している。ファインダ観察状態では、撮影光学系2による被写体像は、第1のミラー6によりファインダスクリーン7に導かれる。ファインダスグリーン7は下面側に拡散面が、また上面側にはフレネルレンズがそれぞれ形成されている。
ファインダスクリーン7に導かれた被写体像は、ファインダスクリーン7の拡散面で結像し、フレネルレンズにより集光される。そして、ペンダプリズム8とファインダレンズ9を通してファインダ像として観察される。
また、ファインダ観察状態では、第1のミラー6の中央部を透過した一部の光束は、第2のミラー10によりAFセンサ11に導かれる。さらに図において、12は第1の合焦評価手段であり、AFセンサ11の出力信号から、焦点のずれ量を算出する。13は第1の合焦調節手段であり、第1の合焦評価手段12の評価結果に基づき、交換レンズ1のコントロール回路4を介して撮影光学系2を移動し、撮影光学系2を合焦させる。
上記動作による合焦精度は、第1の合焦評価手段12の検出精度と、撮影光学系2の移動精度に依存している。ここで得られる精度を撮像面換算で±x1mmとする。
14はフォーカルプレーンシャッターであり、結像光束の通過遮断を制御する。電子カメラの撮影状態で撮影光学系2によって被写体像を固体撮像素子172に結像させる。
18は画像処理手段であり、固体撮像素子172の出力信号を処理して画像のコントラスト情報を取出すと共に、ホワイトバランス、γ処理、カラーマトリックス処理等を行ない、撮影画像を形成する。その撮影画像は最終的にメモリカード313等に記憶される。19は第2の合焦評価手段であり、カメラ制御用MCU531を介して、画像処理手段18から得られるコントラスト情報を元にして合焦位置評価を行なう。その合焦評価を元に、コントロール回路4で、第1の駆動手段3をコントロールし、第1の駆動手段3で、撮影光学系2の位置の調整を行なう。
図3において、画像処理手段18とカメラ制御用MCU531の詳細説明を行なう。
カメラ制御用マイクロコントローラ(以下、「MCU」と略記する)531にはレリーズ釦スイッチ503、メインスイッチ507、が接続されている。
カメラ制御用MCU531内には、カメラ動作を実行するプログラムを格納したROM、変数を記憶するためのRAM531a、上述の補正データやその他のパラメータを記憶するためのEEPROM(電気的消去・書込み可能なメモリ)が内蔵されている。カメラ制御用MCU531は通信線120で撮像制御用MCU304に接続され、このMCU304はカメラ制御用MCU531の指示に従ってデジタル画像の撮像動作を制御する。撮像制御用MCU304は、フラッシュメモリ306に予め格納されているプログラムに従って、撮像に関わる各種デバイスの制御を行なう。
レリーズ釦スイッチ503の押下によるレリーズ動作により、カメラ制御用MCU531の指示を受け、固体撮像素子172(たとえばCCDあるいはCMOSエリアセンサなど)上に形成された被写体像が光電変換され、その画像信号はA/D変換器302でA/D変換され、画像信号処理IC303で色補間処理やフィルタリング処理を行った後、データバス311を介して、一旦DRAM308に格納される。DRAM308に格納されたデジタル画像データは、必要に応じてカラーモニタ305に表示される。デジタル画像データは、JPEGIC307でデータ圧縮され、メモリカード・インタフェース(I/Fと略する)310を介して、着脱可能なメモリカード313に書き込まれる。また、画像データはシリアルI/F309を介して、シリアルバス312へも出力でき、ネットワークでの画像データの配布も容易に行なうことができるようになっている。
図4は、ファインダを覗いた時の、測距点の表示である。
このカメラの測距点は、複数15点有り、3行5列の配置となっている。ここでは、説明の為、左上からA1〜C5と番号を付けている。
この電子カメラ本体5には、図中不指示だが、特開平7−191360カメラ防振制御装置(キヤノン)に開示されている様な、撮影者の視線を検知して、測距点を視線で選択する機構が組み込まれている。
つぎに、上記構成による電子カメラの動作を、図5のフローチャートを参照しながら説明する。レリーズ釦スイッチ503が押されると、測距ステップS102から動作が始まる。
(ステップS103)ファインダ中の撮影者が見つめている測距点を検出する。
(ステップS104)今現在、第1の測距手段と第2の測距手段の偏差を測定する必要があるか判断する。メインスイッチ507がオンになった直後の撮影であれば、偏差測定の必要があると判断する。偏差測定の必要があると判断されるとステップS110に進む。
(ステップS110)15点有る測距点で、各々、第1の測距手段による測距と第2の測距手段による測距を行ない、その2つの測距値の差を偏差量として算出する。
(ステップS111)ステップS110で、第1の測距手段による測距、もしくは第2の測距手段による測距が不能で偏差量が求められなかった測距点の偏差量を、周りの測距点の偏差量から補間してもとめる。
(ステップS112)測定算出または補間によって求められた15個の偏差量を、カメラ制御用MCU531内のRAM531aに記憶させる。
(ステップS105)ステップS103で選択されていた測距点にて、第1の測距手段で測距する。
(ステップS106)選択されている測距点で、現在の焦点距離・絞り値に相当する偏差量を、カメラ制御用MCU531内のRAM531aから読み出し、第1の測距手段での測距値に論理的に加算し、修正する。
(ステップS107)ステップS106で修正された測距値を元に、コントロール回路4で第1の駆動手段3を制御し、撮影光学系2を駆動する事で、合焦させる。
(ステップS108)一連のカメラ内部の機構を制御して、撮影を行なう。
ちなみに、ステップS104で、偏差測定の必要が無いと判断されると、ステップS105に進む。
次に、ステップS110の処理内容を詳細に図6で説明する。
ステップS104で、偏差測定が必要と判断されると、以下のステップS110aからステップS110hを経て、ステップS112に進む。そのステップを詳細に説明する。
(ステップS110a)AFセンサー11によって、位相差方式で、測距点A1からC5までの15点を順次測距する。
(ステップS110b)ステップS110aでの測距値を元に、各測距点毎に、第1のレンズ繰り出し量を算出する。
(ステップS110c)第1のミラー6を図2の様に退避させる。
(ステップS110d)フォーカルプレーンシャッター14を開く。
(ステップS110e)各測距点において、以下のようにコントラスト式測距(山登りAF)が行われる。
(1)固体撮像素子172から、画角中で、測距点の位置に対応した部分の画像の高速読出しが行われる。
(2)画像処理手段18による画像コントラスト情報取出しが行われる。
(3)第2の合焦評価手段19による画像コントラスト情報の評価および記憶が行なわれる。前回の評価値がある場合には前回の評価値との比較を行ない、無い場合には評価値の記憶を行なう。
(4)第1の駆動手段3により撮影光学系2を合焦位置に移動する。
上記(1)〜(3)により画像コントラストのピーク位置を検出し、その位置に撮影光学系2の合焦位置を合わせる。この場合、山登りAFのためのサーチは、撮像面換算で±x2mm(x2≧x1)の範囲をΔxmm(Δx<1/2x1)ステップで行われる。±x2mmの範囲のサーチで評価値に有効な変動がなかったときには、予め決められた位置に撮影光学系2の合焦位置が設定される。図7に、撮影光学系2の駆動によるコントラスト変化の状態を模式的に示した。
(ステップS110f)ステップS110eで求められた第2のレンズ繰り出し量を記憶する。
(ステップS110g)各測距点にて、算出記憶された第1のレンズ繰り出し量と第2のレンズ繰り出し量の差分を算出し、記憶する。
(ステップS110h)フォーカルプレーンシャッター14を閉じる。
(ステップS110I)第1のミラー6を図1の様に復帰させる。
この後、ステップS111に進む。
次に、ステップS110gの処理内容を詳細に図8と図9で説明する。
ここのステップS110gでは、各測距点にて、算出記憶された第1のレンズ繰り出し量と第2のレンズ繰り出し量の差分を算出し、記憶している。
図8において、一時的に記憶されるデータの概念図を示した。3行5列の測距点に対応した15個のマトリックスが有り、第1の測距手段によるレンズ繰り出し量に対して、幾らの補正量で、第2の測距手段によるレンズ繰り出し量に一致するかを示した値が書き込まれている。
例えば、測距点A1の欄に書かれた+0.18mmの意味は、第1の測距手段によって求められたレンズ繰り出し量に0.18mm加算すると、第2の測距手段によって求められたレンズの繰り出し量と一致する事を意味している。
測距点B2の欄に書かれた「測定不能」の意味は、第1の測距手段による測距か、第2の測距手段による測距が不可能であった為、補正量が算出できなかった事を示している。
この図8のデータには、測距した際の焦点距離=28mm、絞り値=F5.6も書き込まれている。
図9は、図8と同様に、焦点距離200mmの際、測定し一時記憶されたデータを示している。
ここでは、補正量をレンズ繰り出し量(mm)としたが、レンズ繰り出しパルス量や、像面の移動量(mm)を補正量として記憶するカメラとしても良い。
次に、ステップS111の処理内容を詳細に図10と11で説明する。
ここのステップは、ステップS110で、第1の測距手段による測距、もしくは第2の測距手段による測距が不能で偏差量が求められなかった測距点の偏差量を、周りの測距点の偏差量から補間してもとめている。
図10において、ステップS110g時点では、測距点B2の偏差量が測定不能であった。
そこで、上下と左右の測距点B1・B3・A2・C2の偏差量の相加平均値(+0.08)を、測距点B2の偏差量とし、「補間値+0.08」として記憶させる。
図11においても、偏差量が求められなかった測距点A4は、左右と下の測距点A3・A5・B4の偏差量の相加平均(−0.06)を偏差量として、「補間値−0.06」として記憶させる。
ここでは、測定不能であった偏差量の補間方法は、その上下左右の近接する偏差量の相加平均で行なったが、隣接する左右だけの偏差量からの補間や、全体平均による補間や、予め設定した一定値を記憶させても良い。
次に、ステップS108撮影動作の処理内容を詳細に図12で説明する。
(ステップS108a)交換レンズ1中にある絞り(図中不指示)を設定値まで絞り込む。
(ステップS108b)第1のミラー6と第2のミラー10が撮影位置(図2の位置)に退避する。
(ステップS108c)フォーカルプレーンシャッター14が開き(退避状態)、撮影光が固体撮像素子172に通過し始める。
(ステップS108d)固体撮像素子172の正規の駆動が行なわれ、電子シャッタにより露出時間を制御して撮像動作を行なう。
(ステップS108e)画像処理手段18によりホワイトバランス、γ処理、カラーマトリックス処理等を行ない、撮影画像が形成される。
(ステップS108f)フォーカルプレーンシャッター14が閉じる(遮断状態に復帰する)。そして、レンズ1の絞りが開放位置に復帰する。また、第1のミラー6と第2のミラー10がファインダ観察状態に復帰する。
(ステップS108g)ステップS108fで形成された撮影画像が、一時的にDRAM308に記憶され、最終的にメモリカード313に記憶される。
上記実施形態の合焦動作の精度・範囲関係は、以下のようになっている。(図7参照)
(1)第1の測距手段
・焦点調節範囲 被写体距離無限遠〜至近距離(0.5m等)
像面換算x1(交換レンズに依存)
・合焦検出精度 像面 ±1/2x1mm
・焦点調節分解能 像面 1/2x1mm
・保証合焦精度 像面 ±x1mm以内
(2)第2の測距手段
・焦点調節範囲 像面 ±x2mm(x2≧x1)
・合焦検出分解能 コントラストピークによる
・焦点調節分解能 像面 Δxmm(Δx<1/2x1)
・保証合焦精度 ±Δxmm以内
上記に示されているように第1の合焦手段は、焦点調節範囲が広い代わりに焦点調節分解能が必要最小限になっている。この効果により第1の合焦手段は、十分に高速な動作が可能となる。一方、第2の合焦手段は、第1の合焦結果を基に、コントラストピークがあると思われる位置を中心に焦点調節範囲を±x2mmに限定した代わりに、焦点調節分解能を十分に細かいΔxmmに設定してある。この効果により第2の合焦手段は、作動範囲が狭いので高速動作が可能で、かつ十分に細かい精度で合焦調節を行なうことが可能である。
したがって、この構成によれば第1の測距手段であるレンズ駆動機構とAFセンサは、従来の銀塩フィルムを使用したオートフォーカス一眼レフカメラと同じものを使用することが可能となる。また、第2の測距手段であるセンサ出力のコントラスト検知により、第1の測距手段にどのようなセンサを使用したとしても、十分な合焦精度を得ることが可能である。
本実施形態では、(ステップS104)で第1の測距手段と第2の測距手段の偏差を測定する必要があるか判断する方法として、メインスイッチ507がオンになった直後の撮影であれば、偏差測定の必要があると判断した。
これ以外の判断条件として、
(1)カメラ側に、レンズが着脱された事を検出するセンサを持ち、レンズが交換された直後の撮影である際や、
(2)カメラ内部に経過時間測定手段を持ち、設定された時間を経過した直後の撮影である際、(3)カメラ内部に温度検出手段を持ち、設定した温度範囲を超えた撮影である際に、ステップS104で、偏差測定の必要性があると判断しても良い。
(この第1の実施形態での特徴)
この第1の実施形態の構成特有の特徴は、偏差測定後、再び第1の測距手段で測距後、偏差量を考慮して、レンズを合焦させている為、偏差測定時点から被写体が動いた場合も、ピントの合った写真撮影が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
なお、本実施形態は第1の実施形態の変形例であるため、対応する部分もしくは部材には同一符号を付し、また重複する部分の説明は省略する。
図13は、本発明を適用した第2の実施形態に係る電子カメラの概略ブロック図である。
第1の実施形態(図1)と異なる構造は、交換レンズ1内に、カメラの振れ状態を検出する振動検知手段201が配置され、カメラのピッチング(上下方向のブレ)とヨーイング(左右方向のブレ)を時系列で計測し、電子カメラ本体5内のカメラ制御用MCU531による制御で、交換レンズ1内の駆動手段203がシフト光学系202を、撮影光軸に対して垂直な平面内で移動する事で、撮影画像のブレを低減している。
図14は露光状態の図であり、第1のミラー6と第2のミラー10が格納され、フォーカルプレーンシャッター14が開いている図である。
次に、上記構成による電子カメラの動作を、図15のフローチャートを参照しながら説明する。レリーズ釦スイッチ503が押されると、測距ステップS102から動作が始まる。以下、第2の実施形態特有と関連ずるステップのみ説明する。
(ステップS103)ファインダ中の撮影者が見つめている測距点を検出する。
(ステップS201)前述した振動検知手段201でカメラの振動状態を検知して、シフト光学系202を駆動する事で、観察中のファインダ像のブレを低減開始する。
(ステップS104)今現在、第1の測距手段と第2の測距手段の偏差を測定する必要があるか判断する。交換レンズ1内の振動検知手段201は、手ぶれ以外に、カメラのメインスイッチ507のオン/オフに関わらず、大きな衝撃の有無も検出し、ある設定値を超える衝撃が有った後の撮影の際は、カメラの測距手段が狂っている可能性が有る為、偏差測定の必要があると判断する。偏差測定の必要があると判断されるとステップS202に進む。
(ステップS202)信号検知手段201で、現在の手ぶれの振幅幅を測定する。
(ステップS203)カメラ制御用MCU531内で、ステップS202で測定した振幅幅が第2の設定値(>第1の設定値)に対して大小を判断する。第2の設定値より大きい場合は、手ぶれが非常に大きいので、偏差測定を行なわず、ステップS105に進む。また、第2の設定値より小さい場合、手ぶれが大きく無いので、偏差測定を行なう為、ステップS204に進む。
(ステップS204)カメラ制御用MCU531内で、ステップS202で測定した振幅幅が第1の設定値(<第2の設定値)に対して大小を判断する。第1の設定値より小さい場合は、手ぶれが小さいので、測距点15点全ての偏差測定を行なう為、ステップS110へ進む。第1の設定値より大きい場合は、手ぶれが中位なので、簡略化した偏差測定を行なう為、ステップS205へ進む。
(ステップS205)ステップS103で選択されている測距点B4での偏差測定を行なう。この詳細は、先ず第1の測距手段で測距を行ない、第1のレンズ繰出し量を算出する。次に第2の測距手段で測距を行ない、第2のレンズ繰出し量を記憶する。第1のレンズ繰出し量と第2のレンズ繰出し量の差分を算出し一時記憶する。
(ステップS206)ステップS205で偏差測定が可能で有ったか判断する。偏差測定か完了していた場合は、ステップS209へ進む。図16の様に、偏差測定が不可能であった場合は、ステップS207へ進む。
(ステップS207)選択されている測距点B4の左右に隣接する測距点B3とB5の偏差測定し、一時記憶する。
(ステップS208)図17の様に、ステップS207で測定した2つの偏差量(+0.04と+0.08)の平均値を、選択されている測距点B4の偏差量+0.06とする。
(ステップS209)ステップS205で算出された偏差量か、ステップS208で補間された偏差量を記憶し、ステップS106へ進む。
ステップS105からS109は、実施の形態1と同一フローなので説明を省略する。
本実施形態では、ステップS205で偏差測定をおこなった測距点は、ステップS103で撮影者が視線により選択した測距点としたが、その他の方法として、カメラ側が15点ある測距点全てを仮測距して、被写体のいる位置を推定し、自動的に偏差測定を行なう測距点を選択する方法もある。また、中央の測距点B3で偏差測定を行なっても良い。
(この第2の実施形態での特徴)
この第2の実施形態の構成特有の特徴は、手ぶれが中程度(第1の設定値以上で、第2の設定値以下)の場合、視線入力により、撮影者が撮影したい測距点の偏差測定のみ行なう為ピント精度の高い写真が撮影可能で、且つ偏差測定が早く終わる事が可能である。
(第3の実施形態)
つぎに、本発明の第3の実施形態を説明する。図18は、本発明を適用した第3の実施形態に係る電子カメラの概略ブロック図である。
第1の実施形態(図1)と異なる部分は、第2のミラー10が無く、位相差方式のAFセンサ11の換わりに、外部アクティブ方式のAFセンサー611を持つ。この外部アクティブ方式のAFセンサー611の特徴は、投光部611aが被写体に向けて測距用の赤外光を投光し、被写体からの反射光を、受光部611bで受光し、三角測量の原理で、被写体までの距離を測定(測距)する。よって、暗い被写体に対しても、測距が可能となる特徴がある。
偏差量算出のフローや撮影のフローは、第1の実施の形態と同様の為、説明を省略する。
また、この外部アクティブ方式のAFセンサー611の換わりに、外部パッシブ方式のAFセンサを取り付けても良い。
(この第3の実施形態での特徴)
この第1の実施形態の構成特有の特徴は、第1の測距手段を、外部アクティブ方式のAFセンサーにした為、被写体が薄暗くても測距可能となる。
第1の実施形態のファインダ観察状態のブロック図。 露光状態のブロック図。 画像処理手段18の詳細図。 測距点のファインダ内表示。 撮影のフロー図。 ステップS110の詳細フロー図。 像面位置とコントラストの関係の概念図。 偏差量一時記憶の概念図1。 偏差量一時記憶の概念図2。 偏差量一時記憶の概念図1。 偏差量一時記憶の概念図2。 撮影動作S108の詳細フロー図。 第2の実施形態のファインダ観察状態のブロック図。 第2の実施形態の露光状態のブロック図。 第2の実施形態の撮影のフロー図。 第2の実施形態の偏差量一時記憶の概念図。 第2の実施形態の偏差量を補間する概念図。 第3の実施形態のファインダ観察状態のブロック図。
符号の説明
1 交換レンズ
2 撮影光学系
3 第1の駆動手段
4 コントロール回路
5 電子カメラ本体
6 第1のミラー
7 ファインダスクリーン
8 ペンタプリズム
9 ファインダレンズ
10 第2のミラー
11 AFセンサ
12 第1の合焦判断手段
13 第1の合焦手段
14 フォーカルプレーンシャッター
18 画像処理手段
19 第2の合焦判断手段
120 通信線
172 固体撮像素子(CCD)
201 振動検知手段
202 シフト光学系
203 駆動手段
302 A/D変換器
303 像信号処理IC
304 撮像制御用MCU(マイクロコントローラ)
305 カラーモニタ
306 フラッシュメモリ
307 JPEG-IC
308 DRAM
309 シリアルI/F(インターフェース)
310 メモリカードI/F(インターフェース)
311 データバス
312 シリアルバス
313 メモリカード
503 レリーズ釦スイッチ
507 メインスイッチ
531 カメラ制御用MCU
531a RAM
611 AFセンサ
611a 投光部
611b 受光部

Claims (14)

  1. 第1の測距手段と、第2の測距手段と、
    前記第1の測距手段で得られる合焦位置情報に対する、前記第2の測距手段で得られる合焦位置情報との偏差量を求める偏差測定手段と、
    前記偏差量を記憶する偏差記憶手段と、
    前記偏差測定動作の必要性を判断し実行する偏差測定判断手段と、
    複数の測距点とを持つカメラにおいて、
    各測距点毎に、レンズの各焦点距離毎、各絞り値毎の偏差情報を記憶する多点偏差記憶手段と、
    選択された測距点、設定したレンズの各焦点距離、設定した絞り値の情報を基に、偏差情報を選択する多点偏差選択手段とを持つ事を特徴とするカメラ。
  2. 請求項1のカメラにおいて、
    偏差測定手段による偏差測定中、第1の測距手段による測距が不能の測距点と、第2の測距手段による測距が不能の測距点において、その近傍の測距点で求められた複数の偏差量から、補間して偏差量を求める偏差量補間手段を持つ事を特徴とするカメラ。
  3. 請求項1から2のカメラにおいて、
    カメラの振動を検出する手段を持ち、
    カメラが振動していないと判断された際は、全ての測距点の偏差測定を行なうが、
    振動が第1の設定値を超えている場合は、ある一点の測距点のみで偏差測定を行ない、
    振動が第2の設定値超えている場合は、偏差測定を禁止する事を特徴とするカメラ。
  4. 請求項3のカメラにおいて、
    振動が第1の設定値を超えている場合は、カメラによって自動的に選択されている測距点のみ偏差測定を行なう事を特徴とするカメラ。
  5. 請求項3のカメラにおいて、
    振動が第1の設定値を超えている場合は、使用者が任意に選択した測距点のみ偏差測定を行なう事を特徴とするカメラ。
  6. 請求項3のカメラにおいて、
    振動が第1の設定値を超えている場合は、画面内の中央に位置する測距点のみ偏差測定を行なう事を特徴とするカメラ。
  7. 請求項1から6のカメラにおいて、第1の測距手段は位相差方式測距手段であり、第2の測距手段は、コントラスト方式測距手段である事を特徴とするカメラ。
  8. 請求項1から6のカメラにおいて、第1の測距手段は外部アクティブ方式測距手段であり、第2の測距手段は、コントラスト方式測距手段である事を特徴とするカメラ。
  9. 請求項1から6のカメラにおいて、第1の測距手段は外部パッシブ方式測距手段であり、第2の測距手段は、コントラスト方式測距手段である事を特徴とするカメラ。
  10. 請求項1から9のカメラにおいて、
    カメラ全体の電源を制御するスイッチを持ち、
    前記偏差測定判断手段は、
    前記スイッチがオンになった後の撮影である事を検知した際、
    偏差測定動作の必要性が有ると判断する事を特徴とするカメラ。
  11. 請求項1から9のカメラにおいて、
    カメラ本体に対して、交換可能なレンズを持ち、
    前記偏差測定判断手段は、
    前記レンズが交換された直後の撮影である事を検知した際、
    偏差測定動作の必要性が有ると判断する事を特徴とするカメラ。
  12. 請求項1から9のカメラにおいて、
    最後に撮影した時刻からの経過時間を測定する経過時間測定手段を持ち、
    前記偏差測定判断手段は、
    撮影時に、前記経過時間が、設定された時間を超えている際、
    偏差測定動作の必要性が有ると判断する事を特徴とするカメラ。
  13. 請求項1から9のカメラにおいて、
    カメラに加わる加速度を測定する加速度測定手段を持ち、
    前記偏差測定判断手段は、
    最後に撮影した後から現時刻の間に、前記加速度手段が設定した値以上の加速度を検知した際、
    偏差測定動作の必要性が有ると判断する事を特徴とするカメラ。
  14. 請求項1から9のカメラにおいて、
    カメラの温度測定する温度測定手段を持ち、
    前記偏差測定判断手段は、
    前記温度測定手段によって、設定している温度範囲を超える温度を検知した際、
    偏差測定動作の必要性が有ると判断する事を特徴とするカメラ。
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