JP2006170406A - 車輪 - Google Patents

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JP2006170406A
JP2006170406A JP2004367549A JP2004367549A JP2006170406A JP 2006170406 A JP2006170406 A JP 2006170406A JP 2004367549 A JP2004367549 A JP 2004367549A JP 2004367549 A JP2004367549 A JP 2004367549A JP 2006170406 A JP2006170406 A JP 2006170406A
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rubber tire
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Atsushi Ogawa
敦司 小川
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】 バランスウェイトを容易に着脱可能としつつ、バランスウェイトを確実に固定可能な車輪の提供を目的とする。
【解決手段】 車輪1は、ホイール2と、このホイール2に装着されるゴムタイヤ3とを含む。ホイール2のリム20には、バランスウェイト4を挿通させる貫通孔21が形成されている。また、ゴムタイヤ3は、中実のソリッドタイヤであり、その内周には、ホイール2の貫通孔21に対応するように一連のウェイト挿入溝30が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホイールと、このホイールに装着されるゴムタイヤとを含む車輪に関する。
一般に、各種車両の車輪には、回転時のバランスをとるために、ホイールの側部に鉛や鉄あるいは樹脂等からなるバランスウェイトが装着される。このようなバランスウェイトをホイールに取り付ける手法としては、取付金具を介して鉛製のバランスウェイトをホイールに打ち込んで固定するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、この種のバランスウェイトの取り付け手法としては、ホイールのリムの内周面に鉛等からなる薄板状のバランスウェイトを接着剤や接着テープ等を介して固定するものも知られている(特許文献1および2参照。)。更に、サイドウォール部にバランスウェイトを挿入する袋状部を備えたタイヤも提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2000−314453号公報(図8、図11) 特開2004−217061号公報 実開昭62−51007号公報
しかしながら、上述のように取付金具等を介して錘をホイールに取り付けた場合、車両の走行中に縁石等との接触により、バランスウェイトが脱落してしまうおそれがあった。また、上述の何れの手法を用いても、バランスウェイトの取り付けや、タイヤ交換等に伴うバランスウェイトの取り外しには、比較的手間を要し、取り外されたバランスウェイトの再利用が困難となることもあった。
そこで、本発明は、バランスウェイトを容易に着脱可能としつつ、バランスウェイトを確実に固定可能な車輪の提供を目的とする。
本発明による車輪は、ホイールと、このホイールに装着されるゴムタイヤとを含む車輪において、ホイールのリムを貫通させつつ、ゴムタイヤにバランスウェイトを挿入可能に構成されていることを特徴とする。
この車輪に対してバランスウェイトを取り付けるに際しては、ホイールのリムを貫通させつつ、ゴムタイヤにバランスウェイトを挿入すればよいので、バランスウェイトの取り付け作業を容易に実行することができる。また、ホイールからゴムタイヤを取り外せば、バランスウェイトもゴムタイヤおよびリムから脱落することになるので、バランスウェイトの取り外し作業も容易に実行することができる。更に、車輪の回転中、バランスウェイトは、遠心力によってゴムタイヤの外周側へと付勢されることから、バランスウェイトが車輪から脱落するおそれは極めて少ない。従って、この車輪によれば、バランスウェイトを容易に着脱すると共に、バランスウェイトを確実に固定することが可能となる。
この場合、ホイールのリムには、バランスウェイトを挿通させる貫通孔が形成されており、ゴムタイヤには、ホイールの貫通孔に対応するようにバランスウェイト挿入部が形成されていると好ましい。
また、ホイールには、貫通孔が複数配設されており、ゴムタイヤのバランスウェイト挿入部は、ゴムタイヤの内周に形成された一連の凹部であると好ましい。
このような構成を採用すれば、ホイール側の貫通孔のそれぞれに対応させてバランスウェイト挿入部を設ける必要がなくなるので、ゴムタイヤの製造の手間やコストを低減することが可能となる。
更に、ゴムタイヤは、中実のソリッドタイヤであると好ましい。
このように、中実のソリッドタイヤであれば、タイヤ内圧を保つためにリムとゴムタイヤ間を気密状態に保つ必要がないことから、バランスウェイト挿入部をゴムタイヤに対して容易に形成することができる。
本発明によれば、バランスウェイトを容易に着脱可能としつつ、バランスウェイトを確実に固定可能な車輪の実現が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明による車輪を示す断面図であり、図2には、図1の車輪の要部を示す拡大断面図である。これらの図面に示される車輪1は、ホイール2と、このホイール2に装着されるゴムタイヤ3とを含むものであり、例えば、フォークリフト等の比較的低速で走行する車両に適用されると好適なものである。ホイール2は、鉄あるいはアルミ合金等により形成されたものである。また、本実施形態では、ゴムタイヤ3として、その全体がウレタン等のゴム材により形成された中実のソリッドタイヤが用いられる。
このような車輪1にも、回転時のバランスをとるために、鉛や鉄あるいは樹脂等からなるバランスウェイト4が装着されるが、本実施形態の車輪1では、ホイール2のリム20を貫通させつつ、ゴムタイヤ3にバランスウェイト4を挿入することができる。すなわち、リム20の両方の側端部には、複数の貫通孔21が周方向に所定の間隔をおいて配設されている。そして、ゴムタイヤ3の内周面の両側端部には、ホイール2側の各貫通孔21に対応するように、バランスウェイト挿入部としての一連のウェイト挿入溝30が形成されている。各ウェイト挿入溝30は、ゴムタイヤ3の内周面の側端部全体にわたって延在している。
また、本実施形態では、バランスウェイト4として、図2に示されるように、ホイール2のリム20と概ね同一の厚さを有する基部40と、基部40から延出された先端部41とを有するものが採用される。そして、上述のホイール2の各貫通孔21は、バランスウェイト4の基部40を嵌め込むことができるようなサイズに形成されている。また、ゴムタイヤ3のウェイト挿入溝30の幅は、バランスウェイト4の先端部41が多少きつめに嵌め込まれるように設定されており、ウェイト挿入溝30の深さは、バランスウェイト4の先端部41の長さよりも多少長めに設定されている。
このように構成される車輪1に対してバランスウェイト4を取り付けるに際しては、まず、タイヤバランサを用いて、バランスウェイト4の取り付け箇所を決定する。そして、対象となるホイール2の貫通孔21を介して、バランスウェイト4の先端部41をゴムタイヤ3のウェイト挿入溝30に挿入する。そして、基部40の底面がリム20の内面と概ね面一になるまで、バランスウェイト4をゴムタイヤ3に対して押し込む。このように、本実施形態の車輪1においては、バランスウェイト4の取り付け作業を極めて容易に実行することができる。
上述のようにして車輪1に対して取り付けられるバランスウェイト4は、ウェイト挿入溝30内でゴムの弾性により保持される。また、車輪1の回転中、バランスウェイト4は、遠心力によってゴムタイヤ3の外周側へと付勢される。従って、バランスウェイト4が車輪から脱落するおそれは極めて少ない。更に、車輪1では、ホイール2からゴムタイヤ3を取り外せば、ゴムタイヤ3の離脱とほぼ同時に、バランスウェイト4もゴムタイヤ3およびリム20から脱落することになる。従って、本実施形態の車輪1においては、バランスウェイト4の取り外し作業も極めて容易に実行することが可能である。この結果、車輪1によれば、バランスウェイト4を容易に着脱すると共に、バランスウェイト4を確実に固定することが可能となる。
また、ゴムタイヤ3の取り外しに伴ってゴムタイヤ3およびリム20から脱落したバランスウェイト4は、何らかの要因によって損傷していない限り、基本的に、そのまま再利用され得る。従って、車輪1によれば、バランスウェイト4のリサイクル性をも向上させることができる。そして、本実施形態の車輪1では、ゴムタイヤ3として、中実のソリッドタイヤが採用されていることから、ゴムタイヤ3の内圧を保つためにリム20とゴムタイヤ3間を気密状態に保つ必要がないことから、ウェイト挿入溝30をゴムタイヤ3に対して特に工夫を要することなく容易に形成することができる。
更に、ゴムタイヤ3に対して、リム20の各貫通孔21に対応するように、一連のウェイト挿入溝30を形成すれば、ホイール2側の貫通孔21のそれぞれに対応させてバランスウェイト挿入部を設ける必要がなくなるので、ゴムタイヤ3の製造の手間やコスト、更には、ゴムタイヤ3をホイール2に対して取り付ける際に貫通孔21とバランスウェイト挿入部とを一致させる手間を低減することが可能となる。ただし、ゴムタイヤ3に対して、ホイール2側の貫通孔21のそれぞれに対応させてバランスウェイト挿入部を設けてもよいことはいうまでもない。
なお、バランスウェイト4の形状は、上述のものに限られるものではない。すなわち、バランスウェイト4としては、任意のものを採用可能であり、その場合、バランスウェイト4の形状に合わせて、ホイール2の貫通孔21や、ゴムタイヤ3のウェイト挿入溝30を形成すればよい。このような本発明の他の実施形態を図3に示す。
図3に例示されたバランスウェイト4Aは、例えば円形または矩形の断面を有する棒状に形成されている。この場合、ホイール2のリム20に形成された貫通孔21は、バランスウェイト4Aの断面積より大きな開口面積を有しており、ゴムタイヤ3に形成されたウェイト挿入溝30は、バランスウェイト4Aのほぼ全体が嵌り込むことできるような深さを有している。このような構成のもとでは、バランスウェイト4Aの概ね全体がウェイト挿入溝30内に収容されることから、ゴムタイヤ3をホイール2から取り外した際に、バランスウェイト4Aがゴムタイヤ3に嵌め込まれたままとなる。従って、図3の構成のもとでは、ホイール2からゴムタイヤ3を取り外す前にバランスウェイト4Aを取り外す作業が不要となる。
本発明による車輪を示す断面図である。 図1の車輪の要部を示す拡大断面図である。 本発明による車輪の他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 車輪、2 ホイール、20 リム、21 貫通孔、3 ゴムタイヤ、30 ウェイト挿入溝、4 バランスウェイト、40 基部、41 先端部

Claims (4)

  1. ホイールと、このホイールに装着されるゴムタイヤとを含む車輪において、
    前記ホイールのリムを貫通させつつ、前記ゴムタイヤにバランスウェイトを挿入可能に構成されていることを特徴とする車輪。
  2. 前記ホイールの前記リムには、前記バランスウェイトを挿通させる貫通孔が形成されており、前記ゴムタイヤには、前記ホイールの貫通孔に対応するようにバランスウェイト挿入部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪。
  3. 前記ホイールには、前記貫通孔が複数配設されており、ゴムタイヤの前記バランスウェイト挿入部は、前記ゴムタイヤの内周に形成された一連の凹部であることを特徴とする請求項2に記載の車輪。
  4. 前記ゴムタイヤは、中実のソリッドタイヤであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車輪。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020466A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Hatsuta Kakusanki Co Ltd 軟質タイヤ

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