JP2006170285A - 管継手 - Google Patents

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Kenichi Kase
憲一 加勢
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Abstract

【課題】雄ボディと雌ボディとを結合させて構成される管継手において、シール部径の小径化により、ボディ外径の小径化がなされるとともにシール反力も軽減される新規な構造の管継手を提供すること。
【解決手段】雄ボディと雌ボディを組合わせ結合させて構成される管継手において、前記雌ボディの内筒部内にて移動可能にインナースリーブを配し、該インナースリーブにO−リング溝を設けてO−リングを装着し、少なくとも、雄ボディの先端ノーズ部の内径部にてシールをする構造としたことを特徴とする管継手。
【選択図】図1

Description

本発明は、管継手に関し、さらに詳しくは、ボディ外径の小径化がなされるとともにシール反力が軽減された新規な構造の管継手に関する。
従来、雄ボディと雌ボディとを結合させて構成される管継手において、両ボディ結合時のシール手段としては、雌ボディにO−リング溝を設け、該溝にO−リングを装着することによりシールする軸シール構造が知られている。
図5に、かかる従来の管継手における雄ボディと雌ボディとを結合した状態を半断面図で示した。
図5において、管継手1は、雄ボディ2と雌ボディ3とからなっており、4が軸シール機構である。しかし、該態様においては、雌ボディ3に軸シール機構4を設けるためにその分外径が大きくなってしまうこと、また、シール反力が大きくなってしまうという不都合があり、取扱い性や管理面、寿命の点等にも影響があった。
また、両ボディを分離したときは、雄ボディ2のシール面5が外周面として露出するため、シール面5に新たな傷をつけたり、打痕を与えるおそれも大きく、そうした点でも取扱いが難しいとの不都合があった。該両ボディを分離したときの状態を図6の(a)、(b)に示したが、同図6(a)が雌ボディ3、同図6(b)が雄ボディ2であり、5が雄ボディのシール面である。また、図5および図6において、6はO−リング、7はスプリング、10がO−リング溝である。
一方で、外径寸法が大きくなることをできるだけ抑えるため、雌ボディ3の結合用O−リング機構を廃し、弁の先端にパッキンおよび焼付ゴム等によるシール類を装着し、スプリング反力により雄ボディに押付けてシールする構造とすることが考えられる。該構造の1例を図7に示したが、弁8の先端に焼付ゴム9等のシール類を装着したものである。しかし、そのような構造の場合には、振動または瞬間的な圧力等に対して弁が開いてしまい流体が漏れるという心配があった。
一方、先行する関連技術として、雄ボディおよび雌ボディにおける配管接続側の口径や形状の制約をなくし、配管の部品点数の削減及び配管のコンパクト化を図ることができる弁付きの管継手として、ボディ本体またはノーズ本体と、その内側で分離時の内部流体の漏れを防止するバルブ(弁)となるポペット及びスリーブとからなり、スリーブが、ボディ本体またはノーズ本体と別体の部材から構成され、かつ、ボディ本体またはノーズ本体の結合部側から挿入されているという弁付き管継手が提案されている(特許文献1)。
しかし、この提案による管継手では、管継手装置全体のコンパクト化、内部流体を漏らさないという良好なシール特性の実現という点、特に、全体としての小径・小型化という点ではいまだ不十分であった。
また、バルブとなるポペットの接触部の加工を容易にし、管継手の生産性及び流体漏れに対する信頼性を向上させたバルブ付き管継手を提供することを目的に、雄ボディとなるボディと雌ボディとなるノーズとが結合・分離する管継手であって、ボディ本体またはノーズ本体と、その内側で分離時の内部流体の漏れを防止するバルブとなるポペットと、ポペットシール材と、ポペットシール材が接触するシール面を有するスリーブとからなり、スリーブが、ボディ本体またはノーズ本体と別体の部材から構成されたバルブ付き管継手が提案されている(特許文献2)。
しかし、この提案による管継手も、管継手装置全体のコンパクト化、内部流体を漏らさないという良好なシール特性の実現という点ではいまだ不十分であった。具体的には、従来の管継手と比較すると、若干長手方向に短くなるものの、径方向はスリーブを固定内蔵し流体を漏れなくするためにスリーブシール材および止め輪を使用するため、特に径方向にはコンパクト化できないものであった。また、従来の管継手よりも、結合時、スリーブを設置したためにバルブ先端を延ばさなければならず、これにより、結合時における空気混入量の増加や流体の漏れ量の増加という弊害があり、さらには、空気混入による配管設備の性能低下、寿命低下および流体の流れによる環境破壊が発生するという危険があった。また、雄ボディとなるボディと雌ボディとなるノーズのいずれも、図5に示した従来品と比較すると、部品点数が多くなるという問題があった。
特開2004−100844号公報 特開2004−100845号公報
本発明の目的は、上述したような点に鑑み、雄ボディと雌ボディとを結合させて構成される管継手において、シール部径の小径化により、ボディ外径の小径化がなされるとともにシール反力も軽減される新規な構造の管継手を提供することにある。
上述した目的を達成する本発明の管継手は、以下の(1) の構成からなる。
(1)雄ボディと雌ボディを組合わせ結合させて構成される管継手において、前記雌ボディの内筒部内にて移動可能にインナースリーブを配し、該インナースリーブにO−リング溝を設けてO−リングを装着し、少なくとも、雄ボディの先端ノーズ部の内径部にてシールをする構造としたことを特徴とする管継手。
また、かかる本発明の管継手において、好ましくは、以下の(2) 〜(3) の具体的構成からなるものである。
(2)インナースリーブに複数のO−リング溝を設けて、複数のO−リングを装着してなることを特徴とする上記(1) 記載の管継手。
(3)インナースリーブの先端部に焼付けゴムからなる部材が付設され、該焼付けゴムからなる部材によってもシールがされてなるものであることを特徴とする上記(1) または(2) 記載の管継手。
請求項1にかかる本発明によれば、雄ボディと雌ボディとを結合させて構成される管継手において、シール部径の小径化が実現できたことにより、ボディ外径の小径化が可能となり、同時に、シール反力も軽減された新規な構造の管継手が提供される。
特に、請求項2にかかる本発明によれば、内部流体のシール性において、より優れた管継手を実現でき、小径化、シール性においてより優れた本発明の管継手が提供される。
また、請求項3にかかる本発明によれば、さらに、内部流体のシール性において、より優れた管継手が実現でき、小径化、シール性においてより優れた本発明の管継手が提供される。
以下、更に詳しく本発明の管継手について、説明する。
本発明にかかる管継手、更に該管継手に用いられる雄ボディと雌ボディについて、それらが分離している状態、結合される途中の状態、さらに結合された状態、流体の流路について、図1、図2、図3および図4を用いて説明する。
本発明にかかる管継手は、図1にその構造の概略を示したように、雄ボディ2と雌ボディ3を組合わせ結合させて構成される管継手1であって、雌ボディ3の内筒部内にインナースリーブ11を配し、該インナースリーブ11にO−リング溝10、10′を設けてO−リング6、12を装着し、少なくとも、雄ボディ2の先端ノーズ部の内径部22にてシールをする構造としたものである。
インナースリーブ11は、雌ボディ3の内筒部内にて、該インナースリーブ11の軸方向に移動可能に配されていて、該インナースリーブ11の外側周面にO−リング溝10、10′が設けられてO−リング6、12が装着されるものである。
図2において、(a)は雌ボディ3の構造の1例を示した半断面図であり、(b)は雄ボディ2の構造の1例を示した半断面図である。
図2(a)に示したように、雌ボディ3は、該雌ボディ3のインナースリーブ11のO−リングA12が雌ボディ3の内径面13をシールし、さらに、インナースリーブ11の先端の焼付けゴム部14がステムバルブ16の先端にスプリングA17の反力により押付けられてシールし、管継手1内の流体が漏れない構造となっている。すなわち、O−リングA12はスリーブシール材として機能するものである。
図2(b)に示したように、雄ボディ2は、ポペットバルブ18の先端の焼付けゴム部19がスプリングB20の反力により雄ボディ2のテーパー面21に押付けられてシールし、管継手1内の流体が漏れない構造となっている。
雄ボディ2と雌ボディ3とを結合していくと、図3(a)に示したように、雄ボディ2の先端ノーズ部の内径部22が雌ボディ3のインナースリーブ11の外径先端部のO−リングB6とシールし、また、インナースリーブ11の先端の焼付けゴム部14が雄ボディ2の端面15とシールすることになり二重シールがなされることとなる。
さらに結合していくと、インナースリーブ11が移動し始め(図3(a)上で、左側に移動)、インナースリーブ11の先端の焼付けゴム部14とステムバルブ16とのシールが解除され、かつ、雄ボディ2のポペットバルブ18がステムバルブ16に押され、シールが解除されて流路が開放される。
そして、図3(b)に示したように、雌ボディ3の先端部と雄ボディ2の肩部とが接触して結合が完了となる。図3(b)で23で示しているのが該雌ボディ3の先端部と雄ボディ2の肩部との接触部である。
図4は、図1に示した本発明にかかる管継手の内部における流体流路を示したものであり、 図4は、図1に示した本発明にかかる管継手の内部における流体流路を示したものであり、図4(a)は管継手の概略断面図、図4(b)は図4(a)のA−A断面図、図4(c)は図4(a)のB−B断面図であり、図4(a)〜図4(c)のハッチング部分が流体通路(流路)となるものである。図4(a)において矢印Fは、流体の流れ方向を示している。
本発明の管継手を構成する際には、上述した雄ボディ2と雌ボディ3とを適宜のロック機構により一体結合せしめて構成するものである。該ロック機構は、従来の管継手でのロック機構として用いられているネジ式や差込み式のソケット機構、プラグ機構などを使用することができる。
図1は、本発明にかかる管継手の1実施態様例を示した半断面モデル図である。 図2は、本発明の管継手の1実施態様例を説明するものであり、図1に示した本発明の管継手を雄ボディと雌ボディに分離したときのそれぞれの半断面モデル図であり、図2(a)が雌ボディ、図2(b)が雄ボディについてのものである。 図3は、図2に示した本発明の管継手の1実施態様例にかかる雄ボディと雌ボディとを結合していく過程を示した概略説明図であり、図3(a)は結合過程の途中の状態、図3(b)は結合が完了した状態を示したものである。 図4は、図1に示した本発明にかかる管継手の内部における流体流路を示したものであり、図4(a)は管継手の概略断面図、図4(b)は図4(a)のA−A断面図、図4(c)は図4(a)のB−B断面図である。 図5は、従来の管継手における雄ボディと雌ボディとを結合した状態を半断面図で示したものである。 図6は、図5に示した従来の管継手を構成する雄ボディと雌ボディとに分離したときの状態を示した半断面図であり、図6(a)が雌ボディ、同図(b)が雄ボディをそれぞれ示しているものである。 図7は、従来の管継手における雄ボディと雌ボディとを結合した基本構造のもとで、雌ボディの結合用O−リング機構を用いないときの構造例を示した半断面モデル図である。
符号の説明
1:管継手
2:雄ボディ
3:雌ボディ
4:軸シール機構
5:シール面
6:O−リングB
7:スプリング
8:弁
9:焼付ゴム
10:O−リング溝
11:インナースリーブ
12:O−リングA
13:雌ボディの内径面
14:焼付けゴム部
15:雄ボディの端面
16:ステムバルブ
17:スプリングA
18:ポペットバルブ
19:焼付けゴム部
20:スプリングB
21:雄ボディのテーパー面
22:雄ボディの先端ノーズ部の内径部
23:雌ボディの先端部と雄ボディの肩部との接触部
F:流体の流れ方向

Claims (3)

  1. 雄ボディと雌ボディを組合わせ結合させて構成される管継手において、前記雌ボディの内筒部内にて移動可能にインナースリーブを配し、該インナースリーブにO−リング溝を設けてO−リングを装着し、少なくとも、雄ボディの先端ノーズ部の内径部にてシールをする構造としたことを特徴とする管継手。
  2. インナースリーブに複数のO−リング溝を設けて、複数のO−リングを装着してなることを特徴とする請求項1記載の管継手。
  3. インナースリーブの先端部に焼付けゴムからなる部材が付設され、該焼付けゴムからなる部材によってもシールがされるものであることを特徴とする請求項1または2記載の管継手。
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