JP2006168941A - Crawler crane - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建設機械であるクローラクレーンに関し、特に、上部旋回体の前部にキャブを設置するために取り付けられるキャブデッキの取付構造に係わる。 The present invention relates to a crawler crane as a construction machine, and more particularly to a cab deck mounting structure that is mounted to install a cab at the front of an upper swing body.
一般に、クローラクレーンにおいては、運転室を構成するキャブ内からの作業時の視界を広くするために、上部旋回体の前部にキャブデッキが上部旋回体の他の部位よりも側方に突出して取り付けられ、このキャブデッキ上にキャブが設置されている。 In general, in a crawler crane, a cab deck protrudes laterally from other parts of the upper swing body at the front of the upper swing body in order to widen the field of view when working from within the cab constituting the cab. A cab is installed on this cab deck.
また、クローラクレーンは、一般公道を自走することができないためにトレーラで輸送される。この輸送時にはキャブデッキないしキャブを含む全幅がトレーラ幅に収まるように規制されており、その規制値は世界の各国で相違し、例えば我が国では3.2m、北米では3.6m、欧州では3.5mである。このため、全幅が3.5〜3.6mクラスのクローラクレーンの場合、キャブデッキの取付構造として、固定式のものと回動式のものとが併用され、北米向けには固定式のものが製造され輸出される一方、欧州向けには回動式のものが製造され輸出されている。尚、キャブデッキの取付構造が異なる同一クラスのクローラクレーン同士は俗に兄弟機種と称される。 In addition, the crawler crane is transported by trailer because it cannot self-propel on public roads. During this transportation, the entire width including the cab deck or cab is regulated to be within the trailer width, and the regulation values are different in each country in the world, for example, 3.2 m in Japan, 3.6 m in North America, and 3. m in Europe. 5 m. For this reason, in the case of a crawler crane with a total width of 3.5 to 3.6 m, a fixed type and a rotary type are used together as a cab deck mounting structure, and a fixed type is used for North America. While manufactured and exported, rotating products are manufactured and exported to Europe. The same class of crawler cranes with different cab deck mounting structures are commonly referred to as sibling models.
ここで、固定式のキャブデッキ取付構造としては、例えば図14に示すように、矩形枠状のキャブデッキaの内側の側枠部a1を複数個所、例えば符号cで示す3個所でそれぞれ上部旋回体bの対応する部分にボルト止めにより固定してなるものが知られている。この取付構造において、上部旋回体b側からキャブデッキa側に油圧ホースや電気ハーネスなどのホース類を配置する場合、上部旋回体bのサイドデッキ部b1前端からキャブデッキaの後枠部a2に設けた開口部(図示せず)を通して配置するのが一般的である。 Here, as a fixed cab deck mounting structure, as shown in FIG. 14, for example, as shown in FIG. 14, the inner side frame portion a1 of the rectangular frame-shaped cab deck a is pivoted upward at a plurality of locations, for example, at three locations indicated by reference symbol c. What is fixed to the corresponding part of the body b by bolting is known. In this mounting structure, when hoses such as a hydraulic hose and an electric harness are arranged from the upper swing body b side to the cab deck a side, the front deck side b2 of the upper swing body b is connected to the rear frame part a2 of the cab deck a. Generally, it is arranged through the provided opening (not shown).
一方、回動式のキャブデッキ取付構造としては、例えば特許文献1に開示され、また図15にも示すように、キャブデッキaの内側の側枠部a1と上部旋回体bの前端部との間に中空状のスイングアームdを配置し、このスイングアームdの一端をキャブデッキaの内側側枠部a1にボルト止めにより接合する一方、スイングアームdの他端を、上部旋回体bの前端部に各々固着した上下2つのブラケットe,fにベアリング(図示せず)などを介して垂直軸回りに回動可能に連結することにより、キャブデッキaを上部旋回体bの前部側方に突出する作業位置と上部旋回体bの前方で全幅内に収まる輸送位置との間で回動し得るようにしたものが知られている。この取付構造の場合、ホース類をスイングアームdの内部に通して配置することができ、それにより、ホース類の外部異物との接触などによる損傷やキャブデッキa回動時の摩耗を極力防止できることが特許文献1にも開示されている。
ところで、クローラクレーンの製造は、受注方式ではなく見込み方式によるものであるため、上述の如くキャブデッキの取付構造として固定式のものと回動式のものとを併用するクラスのクローラクレーンの場合、輸出先毎の実際の受注数と見込み数とが異なると北米向けの固定式のキャブデッキ取付構造のものから欧州向けに回動式のキャブデッキ取付構造のものに変更したり、逆に回動式のキャブデッキ取付構造のものを固定式のキャブデッキ取付構造のものに変更したりする必要がある。 By the way, since the production of the crawler crane is not based on the order receiving method but based on the prospective method, as described above, in the case of a class of crawler crane that uses both a fixed type and a rotary type as the cab deck mounting structure, If the actual number of orders for each export destination differs from the expected number, it is possible to change from a fixed cab deck mounting structure for North America to a rotating cab deck mounting structure for Europe, or reverse rotation It is necessary to change the type of the cab deck mounting structure to the type of the fixed cab deck mounting structure.
しかるに、上記従来のキャブデッキ取付構造では、固定式のものと回動式ものとでは取付構造自体が異なるだけでなく、ホース類の配置及びそれに伴うキャブデッキaなどの構造も異なるため、輸出先の変更に伴うキャブデッキ取付構造の固定式と回動式との間の変更が容易ではなく、労力、時間及び部品のロスが大きくなるという問題があった。 However, in the above conventional cab deck mounting structure, not only the mounting structure itself is different between the fixed type and the rotating type, but also the arrangement of the hoses and the accompanying cab deck a and the like are different. There is a problem that it is not easy to change between the fixed type and the rotary type of the cab deck mounting structure in accordance with the change of the cab deck, and labor, time, and parts loss are increased.
そこで、このような問題を解決するために、兄弟機種のクローラクレーンを、回動式のキャブデッキ取付構造に統一することが考えられるが、北米では重量規制が厳しいことから、固定式のキャブデッキ取付構造で足りるのに重量の大きい回動式のキャブデッキ取付構造を採用することはできないのが実情である。 In order to solve these problems, it may be possible to unify the sibling crawler crane with a rotating cab deck mounting structure. However, because weight restrictions are strict in North America, a fixed cab deck is recommended. Actually, it is not possible to adopt a rotating cab deck mounting structure that is heavy in weight even though the mounting structure is sufficient.
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、キャブデッキ取付構造の固定式と回動式との間の変更を容易に行い得るようにし、もって輸出先の変更に伴う労力、時間及び部品のロスを可及的にかつ実施上有効に少なくし得るクローラクレーンを提供せんとするものである。 The present invention has been made in view of such various points, and the problem is that the cab deck mounting structure can be easily changed between the fixed type and the rotary type, and the export destination can be changed. It is an object of the present invention to provide a crawler crane capable of effectively and practically reducing the loss of labor, time and parts involved.
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、上部旋回体の前部にキャブデッキが上部旋回体の他の部位よりも側方に突出して取り付けられ、このキャブデッキ上にキャブが設置されてなるクローラクレーンにおいて、上記キャブデッキと上部旋回体との間に、内部にホース類を通すための中空部材を設ける。そして、この中空部材を、キャブデッキを垂直軸回りに回動可能に支持するためのスイング機能を有するものと、この機能を有しないものとに変更可能になるように、キャブデッキ及び上部旋回体に対しそれぞれ取り外し可能に連結する構成にする。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention according to
この構成では、中空部材が従来のスイングアームの如きスイング機能を有するものの場合、あるいはスイング機能を有しないものの場合のいずれでも同じくこの中空部材がキャブデッキと上部旋回体との間に設けられているとともに、キャブデッキ及び上部旋回体に対しそれぞれ取り外し可能に連結されているため、輸出先の変更に伴う中空部材の変更を容易に行うことができる。しかも、中空部材を変更してもその内部を通してホース類を上部旋回体側からキャブデッキ側に配置する構成は変わらないので、それに伴うキャブデッキ及び上部旋回体の構造などをも変更する必要がなく、この点からも輸出先の変更に伴う中空部材の変更を容易に行うことができる。また、中空部材がスイング機能を有しないものの場合、中空部材は内部にホース類を通すためのダクトとしての機能を有すれば足りるため、その重量が大きくなることはなく、重量規制の点からも問題なく実施することができる。 In this configuration, the hollow member is similarly provided between the cab deck and the upper swing body regardless of whether the hollow member has a swing function like a conventional swing arm or does not have a swing function. In addition, since the cab deck and the upper swing body are detachably connected to each other, the hollow member can be easily changed in accordance with the change of the export destination. Moreover, even if the hollow member is changed, the configuration in which the hoses are arranged from the upper swing body side to the cab deck side through the inside does not change, so it is not necessary to change the structure of the cab deck and the upper swing body associated therewith, From this point, the hollow member can be easily changed in accordance with the change of the export destination. In addition, in the case where the hollow member does not have a swing function, it is sufficient that the hollow member has a function as a duct for passing hoses inside, so that the weight does not increase, and also from the point of weight regulation Can be implemented without problems.
請求項2に係る発明は、請求項1記載のクローラクレーンにおいて、上記中空部材がスイング機能を有するものの場合の一つの具体的な形態を提供するものである。すなわち、この中空部材を、一端にキャブデッキにボルト止めにより取り外し可能に接合される接合プレートを有するキャブ側部材と、一端に上部旋回体にボルト止めにより取り外し可能に接合される接合プレートを有する旋回体側部材とにより構成するとともに、キャブ側部材と旋回体側部材の他端同士を、ベアリングを介して垂直軸回りに回動可能に連結する構成にする。この構成では、中空部材の2つの部材のうち、キャブ側部材の接合プレートがキャブデッキに、旋回体側部材の接合プレートが上部旋回体にそれぞれボルト止めにより取り外し可能に接合されているため、中空部材とキャブデッキ及び上部旋回体との連結を確実に行うことができるとともに、その取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。また、キャブ側部材と旋回体側部材の他端同士は、ベアリングを介して垂直軸回りに回動可能に連結されているため、この連結部分が開放状態に保たれ、中空部材のダクトとしての機能が損なわれることはない。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項2記載のクローラクレーンにおいて、中空部材のより好ましい具体的な形態を提供するものである。すなわち、上記旋回体側部材は、その接合プレートから互いに上下方向に所定距離隔てて水平方向に延出する上下2つの水平プレートを有してなり、この両水平プレートの間に上記キャブ側部材の他端部を配置し、キャブ側部材の下部を下側の水平プレート上にベアリングを介して連結するとともに、キャブ側部材の上部を上側の水平プレートにベアリングと同一軸上に位置する支持ピン回りに回動可能に連結する構成にする。この構成では、クレーン作業時及びトレーラ輸送時の振動によるベアリングの負荷を軽減しながら、中空部材のダクトとしての機能を実施上有効に確保することができる。
The invention according to
請求項4に係る発明は、請求項2又は3記載のクローラクレーンにおいて、上記キャブデッキが上部旋回体の前部側方に突出する作業位置に位置するときこのキャブデッキを上部旋回体に固定する固定部材とは別に、キャブデッキの回動を規制するロック部材を設け、このロック部材の一端を上部旋回体側に回動可能に支持させ、他端を、キャブデッキ側に設けた係合部に脱着可能に係合する構成にする。この構成では、中空部材のデッキ側部材と旋回体側部材とがベアリングを介して垂直軸回りに回動可能に連結されていることから、キャブデッキが上部旋回体の前部側方に突出する作業位置に位置するときキャブデッキを上部旋回体に固定する固定部材を外すとキャブデッキが作業位置から地面の傾斜などに起因して上部旋回体前方の輸送位置に回動する虞があるが、この回動はロック部材により確実に阻止される。また、このロック部材は、トレーラ搬送後にキャブデッキ側の係合部に係合するのを忘れた場合上部旋回体から垂れ下り、クレーン作業時に上部旋回体が旋回した際他の部材に当たって金属音を発するので、ロック部材の係合忘れを防止することができる。
The invention according to
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載のクローラクレーンにおいて、上記中空部材がスイング機能を有しないものの場合の一つの具体的な形態を提供するものである。すなわち、この中空部材を、中央部で折れ曲がった形状に形成し、その両端にそれぞれキャブデッキ及び上部旋回体にボルト止めにより取り外し可能に接合される接合プレートを有する構成にする。この構成では、中空部材の両端の接合プレートがそれぞれキャブデッキ及び上部旋回体にボルト止めにより取り外し可能に接合されているため、中空部材とキャブデッキ及び上部旋回体との結合を確実に行うことができるとともに、その取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。
The invention according to
請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載のクローラクレーンにおいて、上記中空部材がスイング機能を有しないものの場合、キャブデッキを、上部旋回体に固定したプレートのねじ孔にボルトをキャブデッキ側からねじ込んで上部旋回体に固定する一方、上記プレートを、中空部材がスイング機能を有するものの場合にも上部旋回体に固定する構成にする。この構成では、中空部材がスイング機能を有するものの場合とスイング機能を有しないものの場合のいずれにもキャブデッキを上部旋回体に固定するためのねじ孔を有するプレートが上部旋回体に固定されているため、輸出先の変更に伴うキャブデッキ取付構造の固定式と回動式との間の変更をより容易に行うことができる。しかも、プレート自体はそれ程重量物ではないので、固定式のキャブデッキ取付構造の場合に重量規制の問題が生じることはない。
The invention according to
以上のように、本発明のクローラクレーンによれば、中空部材がスイング機能を有するものの場合、あるいはスイング機能を有しないものの場合のいずれでも中空部材がキャブデッキ及び上部旋回体に対しそれぞれ取り外し可能に連結されているため、輸出先の変更に伴う中空部材の変更を容易に行うことができる上、中空部材を変更してもその内部を通してホース類を上部旋回体側からキャブデッキ側に配置する構成は変わらないので、それに伴うキャブデッキ及び上部旋回体の構造などをも変更する必要がなく、この点からも輸出先の変更に伴う中空部材の変更つまりキャブデッキ取付構造の固定式と回動式との間の変更を容易に行うことができる。また、中空部材がスイング機能を有しないものの場合、中空部材は内部にホース類を通すためのダクトとしての機能を有すれば足りるため、その重量が大きくなることはなく、重量規制の点からも問題なく実施化を図ることができる。 As described above, according to the crawler crane of the present invention, the hollow member can be detached from the cab deck and the upper swing body, regardless of whether the hollow member has a swing function or does not have a swing function. Since it is connected, it is possible to easily change the hollow member according to the change of the export destination, and even if the hollow member is changed, the configuration in which the hoses are arranged from the upper swing body side to the cab deck side through the inside Since there is no change, it is not necessary to change the structure of the cab deck and upper revolving body associated with it. From this point also, the change of the hollow member accompanying the change of the export destination, that is, the fixed type and the rotating type of the cab deck mounting structure Can be easily changed. In addition, in the case where the hollow member does not have a swing function, it is sufficient that the hollow member has a function as a duct for passing hoses inside, so that the weight does not increase, and also from the point of weight regulation Implementation can be achieved without problems.
特に、請求項2に係る発明では、中空部材がスイング機能を有するものの場合、この中空部材とキャブデッキ及び上部旋回体との連結を確実に行うことができるとともに、その取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。また、中空部材のキャブ側部材と旋回体側部材の他端同士は、ベアリングを介して垂直軸回りに回動可能に連結されているため、この連結部分が開放状態に保たれ、中空部材のダクトとしての機能が損なわれることはなく、実施化を有効に図ることができる。
In particular, in the invention according to
請求項3に係る発明では、クレーン作業時及びトレーラ輸送時の振動によるベアリングの負荷を軽減しながら、中空部材のダクトとしての機能を実施上有効に確保することができるという効果をも併有する。
The invention according to
請求項4に係る発明では、キャブデッキが上部旋回体の前部側方に突出する作業位置に位置するときキャブデッキを上部旋回体に固定する固定部材を外してもキャブデッキの輸送位置への回動をロック部材により確実に阻止することができる。また、ロック部材は、トレーラ搬送後にキャブデッキの係合部に係合するのを忘れた場合上部旋回体から垂れ下り、クレーン作業時に上部旋回体が旋回した際他の部材に当たって金属音を発するので、ロック部材の係合忘れを防止できるという効果をも奏する。
In the invention which concerns on
請求項5に係る発明では、中空部材がスイング機能を有しないものの場合、中空部材とキャブデッキ及び上部旋回体との結合を確実に行うことができるとともに、その取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができ、実施化を図る上で有効である。
In the invention according to
さらに、請求項6に係る発明では、中空部材がスイング機能を有するものの場合とスイング機能を有しないものの場合のいずれにもキャブデッキを上部旋回体に固定するためのねじ孔を有するプレートが上部旋回体に固定されているため、輸出先の変更に伴うキャブデッキ取付構造の固定式と回動式との間の変更をより容易に行うことができる。しかも、プレート自体はそれ程重量物ではないので、固定式のキャブデッキ取付構造の場合に重量規制の問題が生じることはなく、実施化を有効に図ることができる。
Further, in the invention according to
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。 DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments that are the best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1ないし図3は本発明の一実施形態に係るクローラクレーンの上部旋回体の前部付近を示し、1はクローラクレーンの上部旋回体であって、この上部旋回体1は、図示していないが自走可能なクローラ式の下部走行体上に旋回可能に搭載されており、上部旋回体1の前部には、作業アタッチメントとしてのラチスブーム(図示せず)の基端を支持する左右一対のブーム支持部2,2が上方に突出して形成されている。
FIGS. 1 to 3 show the vicinity of the front part of an upper swing body of a crawler crane according to an embodiment of the present invention.
また、上記上部旋回体1の前部には、右側のブーム支持部2の右隣にキャブデッキ3が上部旋回体1の他の部位、特にキャブデッキ3後方のサイドデッキ部1aよりも側方に突出して取り付けられている。このキャブデッキ3は、4辺がそれぞれ平板からなる矩形枠状のものであり、キャブデッキ3の厚み寸法(つまり高さ寸法)は、サイドデッキ部1aのそれと略同一に設定されている。キャブデッキ3の上面側にはその四隅部などにキャブ(図示せず)を設置するための複数(図では6つ)のキャブ固定部4,4,…が設けられ、この各固定部4にてキャブを固定してキャブデッキ3上にキャブが設置される。上部旋回体1の前端部にはキャブデッキ3と反対側にプラットホーム5が取り付けられている一方、キャブデッキ3の前枠部3aには補助プラットホーム6が取り付けられている。
Further, at the front of the
上記キャブデッキ3の内側の側枠部3cと上部旋回体1の前端部との間には内部にホース類(図示せず)を通すための中空部材10が配置されている。この中空部材10は、キャブデッキ3を垂直軸回りに回動可能に支持するためのスイング機能を有するものであるが、このスイング機能を有しないものと変更可能になるように両端がそれぞれキャブデッキ3及び上部旋回体1に対し取り外し可能に連結されている。
Between the
すなわち、上記中空部材10は、図4ないし図6に拡大詳示するように、一端にキャブデッキ3の内側側枠部3cにボルト11止めにより取り外し可能に接合される接合プレート12を有するキャブ側部材13と、一端に上部旋回体1の前端部にボルト14止めにより取り外し可能に接合される接合フレーム15を有する旋回体側部材16とからなる。キャブ側部材13は、内部にホース類が挿通可能になるように矩形のダクト状に形成されており、また内部にホース類を支持するための上下2つの支持棚17,17を有している。このキャブ側部材13の接合プレート12は、キャブデッキ3の厚み寸法と略同一長さを一辺の長さとする略正方形状のもので、この接合プレート12の中央部にはキャブ側部材13の内側に対応して上半部が矩形状でかつ下半部が半円形状の開口部18が設けられており、この開口部18及びキャブデッキ3の内側側枠部3cに設けた開口部19(図2参照)を通して中空部材10とキャブデッキ3との間に跨ってホース類が配置される。接合プレート12の左右両側縁部は、それぞれキャブ側部材13の外側でこれに近接する3個所(計6個所)でボルト11止めによりキャブデッキ3の内側側枠部3cに取り外し可能に接合されている。
That is, the
上記旋回体側部材16の接合プレート15は、図3に示す如く上部旋回体1の前端部の厚み寸法と略同一長さを一辺の長さとする略正方形状のもので、この接合プレート15の中央部には横方向に長い略楕円形状の開口部20が設けられており、この開口部20及び上部旋回体1の前端部に設けた開口部21(図6参照)を通して中空部材10と上部旋回体1との間に跨ってホース類が配置される。接合プレート15の上縁部及び左右両側縁部は、いずれも複数個所でそれぞれ接合プレート15の外面側から上部旋回体1の前端部に固着したプレート22のねじ孔にボルト14をねじ込んで固定することにより取り外し可能に接合されている。旋回体側部材16は、接合プレート15の外に、この接合プレート15の開口部20の上方部位から水平方向に延出する略三角形状の上側水平プレート23と、接合プレート15の下端部から上側水平プレート23と上下方向に所定距離隔てて水平方向に延出する上側水平プレート23よりも長大な下側水平プレート24とを有してなる。そして、この旋回体側部材16の上側水平プレート23の先端部と下側水平プレート24の先端部との間に上記キャブ側部材13の他端部(先端部)が配置され、キャブ側部材13の下面を構成する下面壁13aは下側水平プレート24にベアリング25及び円形プレート26などを介して垂直軸回りに回動可能に連結されているとともに、キャブ側部材13の上面を構成する上面壁13bは上側水平プレート23にベアリング25と同一軸上に位置する支持ピン27回りに回動可能に連結されている。尚、上記ベアリング25と円形プレート26とによりターンテーブルが構成されるので、ベアリングサイズによっては上記支持ピン27が無くても円滑にスイングできるので、これを省略しても良い。
As shown in FIG. 3, the joining
上記ベアリング25は、キャブ側部材13の下面壁13aに固定した円形プレート26の下面周縁部に取り付けられた外輪25aと、下側水平プレート24の先端部上面に取り付けられた内輪25bと、この両輪25a,25b間に各々転動可能に介在された多数のボール25cとからなる。しかして、中空部材10は、このベアリング25の中心軸である垂直軸回りにキャブ側部材13がスイングアームとして回動するスイング機能を有しており、キャブデッキ3は、この中空部材10のスイング機能に基づいて、図1に実線で示す如く上部旋回体1のサイドデッキ部1aよりも側方に突出して位置する作業位置と、図1に仮想線で示す如く上部旋回体1の前方で上部旋回体1の全幅内に収まる輸送位置との間で回動するようになっている。
The
上記キャブデッキ3が作業位置に位置するとき、このキャブデッキ3の後枠部3bは上部旋回体1のサイドデッキ部1aに上下2つの固定部材31,31を介して固定されている。この各固定部材31は、図7に拡大詳示するように、六角形の頭部31aと、この頭部31aに連続する6角柱状の軸部31bと、この軸部31bの先端に連続する軸部31bよりも小径のねじ部31cとからなり、ねじ部31cを、サイドデッキ部1aの前端部に取り付けたアングル材32の貫通孔33を通してキャブデッキ3の後枠部3bに設けたねじ孔34にねじ込むことによりキャブデッキ3の後枠部3bを上部旋回体1のサイドデッキ部1aにアングル材32を介在して固定する。各固定部材31の頭部31aにはレンチなど専用の回転操作具が無くても棒状部材で用いて固定部材31のねじ込み操作を可能にするための3つの挿入孔35,35,35が設けられている。
When the
また、キャブデッキ3が作業位置に位置するとき、上記固定部材31とは別に、図1、図4及び図5に示すように、キャブデッキ3の回動を規制するロック部材36が設けられている。このロック部材36は、両端部が互いに同一方向に略直角に折れ曲がった棒状のもので、その一端部は上部旋回体1の前端部に取り付けた支持プレート37に回動自在に支持され、他端部は、上記中空部材10のキャブ側部材13の下面壁13aに垂下して取り付けた係合部としての係合プレート38の小孔に挿入した後抜け止めピン39を差し込むことにより係合プレート38に脱着可能に係合されている。
Further, when the
尚、図1ないし図4中、41はキャブデッキ3の前枠部3aの内側側枠部3c寄りに設けられた固定部であって、この固定部41は、キャブデッキ3が輸送位置に位置するとき上部旋回体1のプラットホーム5の前端部に取り付けたブラケット42との間で固定ピン43を差し込むことなどでキャブデッキ3を輸送位置に固定するためのものである。45はキャブデッキ3の内側側枠部3cの前端に取り付けられた第1のストップラバーであって、この第1のストップラバー45は、キャブデッキ3が作業位置から輸送位置に回動する際にプラットホーム5の前端部に接触して回動を規制するものである。また、図1及び図7中、46は上部旋回体1のサイドデッキ部1aの前端に取り付けられた第2のストップラバーであって、この第2のストップラバー46は、キャブデッキ3が輸送位置から作業位置に回動する際にキャブデッキ3の後枠部3bに接触して回動を規制するものである。
1 to 4,
以上の説明は、上記中空部材10がスイング機能を有するものの場合(換言すればキャブデッキ3の取付構造が回動式のものの場合)について述べたが、中空部材がスイング機能を有しないものの場合(換言すればキャブデッキ3の取付構造が固定式のものの場合)については、図8ないし図13を用いて以下に説明する。
In the above description, the
図8ないし図10において、キャブデッキ3は、上部旋回体1の前部に上部旋回体1のサイドデッキ部1aよりも側方に突出して取り付けられており、このキャブデッキ3の内側側枠部3cと上部旋回体1の前端部との間に中空部材50が配置されている。この中空部材50は、スイング機能を有しないもので、単に内部にホース類(図示せず)を通すためのものであるが、スイング機能を有する中空部材10の場合と同様に、両端がそれぞれキャブデッキ3及び上部旋回体1に対し取り外し可能に連結されている。
8 to 10, the
すなわち、上記中空部材50は、図11ないし図13に拡大詳示するように、内部にホース類が挿通可能になるように矩形のダクト状に形成されており、また内部にホース類を支持するための1つの支持棚51を有している。この中空部材50の肉厚は、上記中空部材10のそれよりも薄く設定されている。また、中空部材50は、平面的に見て中央部で折れ曲がった略への字状に形成されており、その両端にそれぞれキャブデッキ3の内側側枠部3c及び上部旋回体1の前端部にボルト52,53止めにより取り外し可能に接合される接合プレート54,55を有している。
That is, the
上記中空部材50のキャブデッキ側の接合プレート54は、中空部材50の断面形状よりも一回り大きい略矩形状のもので、この接合プレート54の中央部には中空部材50の内側に対応して上半部が矩形状でかつ下半部が半円形状の開口部56が設けられており、この開口部56及びキャブデッキ3の内側側枠部3cの開口部19(図9参照)を通して中空部材50とキャブデッキ3との間に跨ってホース類が配置される。接合プレート54の左右両側縁部は、それぞれ中空部材13の外側でこれに近接する上下2個所(計4個所)でボルト52止めによりキャブデッキ3の内側側枠部3cに取り外し可能に接合されている。また、中空部材50の上部旋回体側の接合プレート55は、中空部材50の断面形状と比べて横方向に2倍程度長い矩形状のもので、図10に示す如くこの接合プレート55の前方から見て右側部分には中空部材50の内側に対応して略半円形状の開口部57が設けられており、この開口部57及び上部旋回体1の前端部の開口部21(図6参照)を通して中空部材50と上部旋回体1との間に跨ってホース類が配置される。接合プレート55の左右両側縁部は、それぞれ上下2個所ずつ計4個所でボルト53止めにより取り外し可能に接合されている。
The joining
上記中空部材50がスイング機能を有しないものの場合、上記キャブデッキ3は、その後枠部3bと内側側枠部3cの2個所でそれぞれ上部旋回体1側に固定して取り付けられている。そのうち、キャブデッキ3の後枠部3b側の固定部では、上述した中空部材10がスイング機能を有するものの場合における固定部材31(図7参照)の代わりに、通常のボルト61を用い、このボルト61のねじ部を、サイドデッキ部1aの前端部に取り付けたアングル材32の貫通孔33(図7参照)を通してキャブデッキ3の後枠部3bに設けたねじ孔34(同じく図7参照)にねじ込むことにより、キャブデッキ3の後枠部3bが上部旋回体1のサイドデッキ部1aにアングル材32を介在して固定されている。
In the case where the
また、キャブデッキ3の内側側枠部3cの固定部では、図11及び図12に詳示するように、キャブデッキ3の内側側枠部3cの外面に、左右両側縁部にそれぞれ3つずつ計6つの貫通孔62,62,…を有する矩形状の当接プレート63が固定されている一方、上部旋回体1に、この当接プレート63の貫通孔62に対応して、それぞれ上下方向に3つずつのねじ孔64を有する左右2つの固定プレート65,65が固定されている。そして、当接プレート63と固定プレート65とを重ね合わせ、キャブデッキ3の内側側枠部3cの内面側から6つのボルト66,66,…をそれぞれ当接プレート63の貫通孔62を通して固定プレート65のねじ孔64にねじ込むことにより、キャブデッキ3の内側側枠部3cが上部旋回体1に当接プレート63及び固定プレート65などを介在して固定されている。ここで、上述した中空部材10がスイング機能を有するものの場合、図5に明示するように、当接プレート63はキャブデッキ3の内側側枠部3cの外面に固定されていないが、固定プレート65は、上部旋回体1に同様に固定されている。
Further, in the fixing portion of the inner
尚、中空部材50がスイング機能を有しないものの場合、中空部材10がスイング機能を有するものの場合の如き固定部41やストップラバー45,46など中空部材のスイング機能に関連する部材・部品を設けていないが、クローラクレーンの上部旋回体1及びキャブデッキ3などのその他の構成は、上述した中空部材10がスイング機能を有するものの場合と同じであり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
In the case where the
従って、上記実施形態においては、中空部材10がスイング機能を有するものの場合と、中空部材50がスイング機能を有しないものの場合のいずれでも中空部材10,50が同様にキャブデッキ3の内側側枠部3cと上部旋回体1の前端部との間に設けられているとともに、その両端がそれぞれキャブデッキ3の内側側端部3c及び上部旋回体1の前端部に対し取り外し可能に連結されているため、輸出先の変更に伴う中空部材10,50の変更、換言すればキャブデッキ取付構造の回動式と固定式との間の変更を容易に行うことができる。
Accordingly, in the above-described embodiment, the
しかも、上記中空部材10,50は、スイング機能を有するか否かに拘わらず、いずれも内部にホース類を通す機能を有するものであり、その内部を通してホース類を上部旋回体1側からキャブデッキ3側に配置する構成は変わらないので、それに伴うキャブデッキ3及び上部旋回体1の構造などをも変更する必要がなく、この点からも輸出先の変更に伴うキャブデッキ取付構造の回動式と固定式との間の変更を容易に行うことができる。また、中空部材50がスイング機能を有しないものの場合その中空部材50は内部にホース類を通すためのダクトとしての機能を有すれば足りるため、その肉厚を薄くすることなどでその重量を軽減することができ、北米の重量規制などに抵触することなく実施化を図ることができる。
Moreover, regardless of whether the
特に、本実施形態では、中空部材10がスイング機能を有するものの場合その中空部材10の2つの部材13,16のうち、キャブ側部材13の接合プレート12はキャブデッキ3の内側側枠部3cに、旋回体側部材16の接合プレート15は上部旋回体1の前端部にそれぞれボルト11,14止めにより取り外し可能に接合されているため、中空部材10とキャブデッキ3及び上部旋回体1との連結を確実に行うことができるとともに、その取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。
In particular, in this embodiment, when the
また、上記旋回体側部材16は、その接合プレート15から互いに上下方向に所定距離隔てて水平方向に延出する上側水平プレート23及び下側水平プレート24を有してなり、この両水平プレート23,24の間にキャブ側部材13の他端部が配置され、キャブ側部材13の下面壁13aは下側水平プレート24にベアリング25を介して垂直軸回りに回動可能に連結されているとともに、キャブ側部材13の上面壁13bは上側水平プレート23にベアリング25と同一軸上に位置する支持ピン27回りに回動可能に連結されているため、中空部材10のキャブ側部材13と旋回体側部材16との結合部分を開放状態に保つことができ、中空部材10のダクトとしての機能を損うことなく、実施化を有効に図ることができる。その上、クレーン作業時及びトレーラ輸送時の振動によるベアリング25の負荷を支持ピン27により軽減することもできる。
The revolving
さらに、中空部材10がスイング機能を有するものの場合、キャブデッキ3が上部旋回体1のサイドデッキ部1aよりも側方に突出する作業位置に位置するときこのキャブデッキ3の後枠部3bを上部旋回体1のサイドデッキ部1aに固定する固定部材31とは別に、キャブデッキ3の回動を規制するロック部材36が設けられているため、固定部材31の固定を解除した際地面の傾斜などに起因してキャブデッキ3が作業者の意思に反して作業位置から輸送位置に回動するのを確実に阻止することができ、安全性の確保を図ることができる。
Further, in the case where the
その上、上記ロック部材36は、その一端が上部旋回体2側の支持プレート37に回動可能に支持され、他端がキャブデッキ3側である中空部材10のキャブ側部材13の下面壁13aに垂下して取り付けた係合プレート38に脱着可能に係合されているため、上記固定部材31の固定を解除した後ロック部材36の他端と係合プレート38との係合を解除する際キャブデッキ3を作業位置に押さえながら係合を解除することができる。また、このロック部材38の係合を解除し、クローラクレーンをトレーラで搬送した後にロック部材38の他端を係合プレート38に係合するのを忘れた場合、ロック部材38は上部旋回体2側の支持プレート37から垂れ下り、クレーン作業時に上部旋回体2が旋回した際他の部材に当たって金属音を発するので、ロック部材38の係合忘れを防止することができる。
In addition, the
一方、中空部材50がスイング機能を有しないものの場合この中空部材50は、中央部で折れ曲がった形状に形成され、その一端の接合プレート54がキャブデッキ3の内側側枠部3cに、他端の接合プレート55が上部旋回体1の前端部にそれぞれボルト52,53止めにより取り外し可能に接合されているため、中空部材50とキャブデッキ3及び上部旋回体1との連結を確実に行うことができるとともに、その取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。
On the other hand, in the case where the
加えて、中空部材10がスイング機能を有するものの場合と、中空部材50がスイング機能を有しないものの場合のいずれにもキャブデッキ3の内側側枠部3cを上部旋回体1に固定するためのねじ孔64を有する固定プレート65が上部旋回体1に固定されているため、輸出先の変更に伴うキャブデッキ取付構造の固定式と回動式との間の変更をより容易に行うことができる。しかも、固定プレート65自体はそれ程重量物ではないので、固定式のキャブデッキ取付構造の場合に重量規制の問題が生じることはなく、実施化を図ることができる。
In addition, a screw for fixing the inner
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、中空部材50がスイング機能を有しないものの場合、この中空部材50を中央部で折れ曲がった略への字状に形成し、その両端をそれぞれキャブデッキ3の内側側枠部3c及び上部旋回体1の前端部にボルト52,53止めにより取り外し可能に連結したが、本発明は、中空部材を中央部で略直角に折れ曲がったL字状に形成し、その両端をそれぞれキャブデッキ3の内側側枠部3c及び上部旋回体1の前端部に取り外し可能に連結し、あるいは上部旋回体1の前端部との間に隙間が生じないように中空部材を、キャブデッキ3の内側側枠部3cから上部旋回体1の前端部に沿って幅方向に延ばして配置し、この中空部材の直交する二辺のうちの一辺をキャブデッキ3の内側側枠部3cに、他の一辺を上部旋回体1の前端部にそれぞれ取り外し可能に結合してもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, Other various embodiment is included. For example, in the above-described embodiment, when the
また、上記実施形態では、中空部材10がスイング機能を有するものの場合中空部材10のキャブ側部材13を、中空部材50がスイング機能を有しないものの場合中空部材5全体をそれぞれ、内部にホース類が挿通可能になるように矩形のダクト状に形成したが、本発明は、これら中空部材10,50又はその一部を円形や楕円形などのダクト状に形成してもよいのは勿論である。
Moreover, in the said embodiment, when the
1 上部旋回体
3 キャブデッキ
10,50 中空部材
12,15,54,55 接合プレート
13 キャブ側部材
16 旋回体側部材
23 上側水平プレート
24 下側水平プレート
25 ベアリング
27 支持ピン
31 固定部材
36 ロック部材
38 係合プレート(係合部)
64 ねじ孔
66 固定プレート
DESCRIPTION OF
64
Claims (6)
上記キャブデッキと上部旋回体との間には内部にホース類を通すための中空部材が設けられ、この中空部材は、キャブデッキを垂直軸回りに回動可能に支持するためのスイング機能を有するものと、この機能を有しないものとに変更可能になるようにキャブデッキ及び上部旋回体に対しそれぞれ取り外し可能に連結されていることを特徴とするクローラクレーン。 In the crawler crane in which the cab deck is attached to the front portion of the upper swing body so as to protrude sideward from the other parts of the upper swing body, and the cab is installed on the cab deck.
A hollow member for allowing hoses to pass therethrough is provided between the cab deck and the upper swing body, and the hollow member has a swing function for supporting the cab deck so as to be rotatable about a vertical axis. A crawler crane, which is detachably connected to the cab deck and the upper swing body so as to be changeable to one that does not have this function.
In the case where the hollow member does not have a swing function, the cab deck is fixed to the upper swing body by screwing a bolt into the screw hole of the plate fixed to the upper swing body from the cab deck side, and the plate is The crawler crane according to any one of claims 1 to 5, wherein the crawler crane is fixed to the upper-part turning body even in the case of the one having a swing function.
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CN104444823A (en) * | 2014-12-23 | 2015-03-25 | 河南新科起重机股份有限公司 | Novel bridge-frame crane |
JP2018024503A (en) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 株式会社神戸製鋼所 | Work machine |
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