JP2006164118A - コンテンツ・データ利用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望のコンテンツ・データを簡単で素早く利用できるようにしたコンテンツ利用装置を提供する。
【解決手段】 コンテンツ・データの保護記憶部1は、多数のコンテンツ・データが、ユーザが自由に利用できない状態でプリセット記憶されている。コンテンツ一覧表示部2は、コンテンツ・データの保護記憶部1に記憶されたコンテンツ・データの一覧をディスプレイに表示させる。コンテンツ選択部3は、ユーザの所望するコンテンツ・データを選択させる。コンテンツ利用制御部4は、所望のコンテンツ・データを利用可能にするための決済を決済装置5に行わせる。決済処理が完了して決済装置5から決済完了通知を受けたときに、所望のコンテンツ・データを利用可能状態にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多数のコンテンツ・データの中から所望のコンテンツ・データを選択して利用可能にするコンテンツ・データ利用装置に関するものである。
コンテンツ・データには、例えば、電子楽器に記憶された楽音制御データやオーディオ・データ、楽曲の楽譜データなどの音楽コンテンツ・データがある。
従来の電子楽器は、多数の楽音制御データ、例えば、デモンストレーション演奏用の楽曲演奏データ、電子楽器の楽音発生機能を実現するための、伴奏データ、音色データ、効果データ、所望のジャンルの楽曲演奏に適した演奏設定データのセット(レジストレーションデータ)、多数の楽曲の楽譜データなどが、電子楽器のROM(Read Only Memory)にプリセットされており、ユーザが自由に使用できる状態で出荷されている。
しかし、演奏の習熟度や音楽ジャンルの好みはユーザによって異なるので、すべてのユーザを満足させようとすれば、大きな記憶容量を持つ記憶装置が必要となるだけでなく、著作権料や制作コストが多額になるため、例えば、楽曲演奏データについては、多くても数十曲程度をプリセットしているにすぎない。
従って、電子楽器メーカは、多数のユーザを平均的に満足させる楽音制御データをプリセットすることになるので、個々のユーザの習熟度や好みに適合しない場合が多い。
従来、ユーザがWebサーバ装置にアクセスし、所望の楽曲演奏データの購入をして、この楽曲演奏データを電子楽器にダウンロードするものが知られている(特許文献1参照)。
しかし、インターネット接続機能を持つ電子楽器から、あるいは、パーソナルコンピュータからWebサーバ装置にアクセスし、購入処理とダウンロード操作をしなければならない。このダウンロード操作は、保存先の指定などが面倒であること、転送時間がかかることなどから、各コンテンツを得ようとする度にユーザに負担をかけてしまう。
一方、利用制限状態で多数のコンテンツ・データが記憶されたCD-ROM等の外部記録媒体をユーザに配布し、ユーザは、所望のコンテンツ・データを電子楽器にインストールするとともに、Webサーバ装置にアクセスし、この所望のコンテンツ・データを購入して、利用制限を解除するものが知られている(特許文献2参照)。
しかし、ユーザがインストール操作と、Webサーバ装置にアクセスし購入処理をする必要がある。
そのため、いずれの方法も、楽曲演奏データを利用できるまでに手間と時間がかかるという問題がある。
一方、コンテンツ・データの購入処理については、いわゆる、電子マネー(Electronic Money)を用いる方法が知られている。
電子マネーとは、貨幣価値を価値データに置き換えたものといえる。
種々の電子マネーが使用されているが、最近では、携帯電話機に内蔵された非接触式ICチップに電子マネーを記憶しておく非接触ICチップ内蔵携帯電話機がある(非特許文献1,2参照)。
この非接触ICチップ内蔵携帯電話機では、決済サーバ装置と通信ができる、店頭のキャッシュレジスタに備え付けられた読み出し書き込み装置(Reader/Writer:リーダ/ライタ)からの電磁波を受けて、電子マネーを用いて料金を支払ったり、電子マネーのチャージ(入金)ができたりする。
また、非接触ICチップ内蔵携帯電話機を用いてインターネットショッピングをし、この電子マネーを用いて支払をしたり、インターネット上で電子マネーのチャージができたりする。
また、読み出し書き込み装置が接続されたパーソナルコンピュータを用いてインターネットショッピングをし、同様に、この電子マネーを用いて支払をしたり、電子マネーのチャージができたりする。
上述した非接触ICチップ内蔵携帯電話機による支払は、ユーザにとって便利である。
しかし、決済サーバ装置にアクセスする手段を持たない機器に、読み出し書き込み装置を接続することにより、この機器側から電子マネーを用いた決済をさせるシステムは考えられていなかった。
特開2003−050579 特開2001−331658 "iモード操作ガイド、04.11、第62版"、[平成16年11月検索]、p.57-61インターネット<URL:http://www.nttdocomo.co.jp/p#s/f/imode#sousa.html> 「i-mode(登録商標)FeliCa(登録商標)の開発」、NTT DoCoMoテクニカル・ジャーナル、Vol.12No.3(平成16年10月1日)(社)電気通信協会、p.25-32
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、所望のコンテンツ・データを、簡単で素早く利用できるようにしたコンテンツ利用装置を提供することを目的とするものである。
加えて、電子マネーを記憶したICチップを用いて、コンテンツを利用可能にするための決済を便利にしたコンテンツ利用装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明においては、コンテンツ・データ利用装置において、ユーザが自由に利用できない状態で複数のコンテンツ・データがプリセット記憶されている保護記憶手段と、前記複数のコンテンツ・データの中からユーザに所望のものを選択させるコンテンツ選択手段と、選択された所望のコンテンツ・データを利用可能にするための決済を外部の決済装置に行わせ、前記決済装置から決済完了通知を受けたときに前記所望のコンテンツ・データを利用可能状態にするコンテンツ利用制御手段を有するものである。
従って、所望のコンテンツ・データを、新たに取得することなく、簡単で素早く利用できるようになる。
著作権料や制作費の高いコンテンツ・データが多数プリセットされていても、ユーザが選択した所望のコンテンツにだけ料金を支払えばよいので、ユーザに余分な費用負担がかからない。
また、コンテンツ・データ利用装置と決済装置とが分離されているので、コンテンツ・データ利用装置とは切り離して、決済の態様を変更することができる。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載のコンテンツ・データ利用装置において、インターネットに接続するインタフェース手段を有し、前記コンテンツ利用制御手段は、前記インタフェース手段を介して決済サーバ装置にアクセスし、前記決済を行わせるとともに前記決済完了通知を受けるものである。
従って、コンテンツ・データ利用装置側にインターネット接続手段が備わっていれば、コンテンツ・データ利用装置だけで決済ができるので、ユーザに負担がかからない。
請求項3に記載の発明においては、請求項1に記載のコンテンツ・データ利用装置において、電子マネーを記憶するICチップに対して読み出し書き込みをするインタフェース手段を有し、前記コンテンツ利用制御手段は、前記インタフェース手段を介して前記ICチップにアクセスし、前記電子マネーを用いた決済を行わせるとともに前記決済完了通知を受けるものである。
従って、電子マネーを記憶するICチップに対して読み出し書き込みをするインタフェース手段を備えるだけで、簡単に決済を行うことができる。
インターネットに接続するための装置間の接続および設定は、電子楽器のユーザによっては難しい場合がある。
しかし、請求項3に記載の発明は、インターネットに接続する必要がないスタンドアローンとして動作するので、インターネット接続やその設定の知識は不要であり、ネットワークからの侵入などがないなど、決済処理が安全で時間を要しないので、ユーザの負担が少なくなる。
電子マネーを用いた決済システムを利用しているので、ユーザにとっても、メーカにとっても、決済処理が簡単になる。
請求項4に記載の発明においては、請求項3に記載のコンテンツ・データ利用装置において、前記ICチップは携帯電話機に内蔵された非接触ICチップであり、前記インタフェース手段は、前記ICチップにアクセスし、前記携帯電話機を決済サーバ装置にアクセスさせて、前記決済サーバ装置との間で、前記電子マネーを用いた決済を行わせ、前記ICチップから決済完了の通知を受けるものである。
従って、電子マネーを用いた決済に決済サーバ装置が必要な場合でも、コンテンツ・データ再生装置の側では、決済サーバ装置にアクセスするためのインタフェースを備える必要がない。その結果、スタンドアローンな機種でも、決済が可能になる。
請求項5に記載の発明においては、請求項4に記載のコンテンツ・データ利用装置において、前記ICチップは、電子マネーに加えて電子クーポンを記憶領域に記憶可能なものであり、前記記憶領域に前記電子クーポンが残っているときは、前記電子クーポンを用いて決済を行わせ、前記記憶領域から前記電子クーポンがなくなれば、前記電子マネーを用いた決済に切り替えるものである。
請求項6に記載の発明においては、請求項5に記載のコンテンツ・データ利用装置において、前記携帯電話機は、前記非接触ICチップに対する読み出し書き込み処理、および、決済処理を行うプログラムを記憶可能であり、該プログラムをインストールする際またはインストール後の所定操作を実行した際に前記コンテンツ・データ利用装置のID番号を入力することにより、前記電子クーポンが設定記憶されるものである。
携帯電話機に専用のプログラムをインストールすることは、ユーザにとって手間がかかり煩わしいことであるが、請求項5,6に記載の発明においては、インストールによってメーカからの特典として電子クーポンが得られるので、ユーザのインストールひいてはコンテンツ・データ利用装置における内蔵コンテンツの利用を促進することができる。
本発明によれば、ユーザ側では、コンテンツ・データを取得するための負担が少ないので、所望のコンテンツ・データを簡単に利用できるという効果がある。
一方、コンテンツ・データ提供側では、多数のコンテンツ・データをネットワーク上のサーバ装置から提供するシステムを構築したり、多数のコンテンツ・データを記録した外部記録媒体を配布したりする必要がないので、コンテンツ・データの提供側でも負担が少ないという効果がある。
図1は、本発明の実施の一形態のコンテンツ・データ再生装置を説明する機能構成図である。
図中、1はコンテンツ・データの保護記憶部であって、著作権楽曲等の、多数のコンテンツ・データが、ユーザが自由に利用できないセキュアな状態でプリセット記憶されて工場出荷される。その結果、販売された時点では、コンテンツ・データを利用できない。
コンテンツ・データは、記憶領域の管理により、自由に読み出せないようにしておく。コンテンツ・データを暗号化して記憶することにより、自由に読み出せないようにしてもよく、また、両者を併用してもよい。
コンテンツ・データの保護記憶部1に記憶されている各コンテンツ・データは、その一部分が試用(試聴あるいは試見)できるようにしてもよいし、試用のためのコンテンツ・データは別に記憶しておいてもよい。
2はコンテンツ一覧表示部であって、コンテンツ・データの保護記憶部1に記憶されたコンテンツ・データの一覧をディスプレイに表示させる。コンテンツ・データの一覧は、コンテンツ・データの保護記憶部1から、コンテンツ・データのタイトル等の書誌的事項のみを取得してもよいし、別に記憶しておいたものを用いてもよい。
3はコンテンツ選択部であって、コンテンツ一覧表示部2に表示された複数のコンテンツ・データの中から、ユーザによるコンテンツ選択操作に応じて、所望のコンテンツ・データを選択させる。
4はコンテンツ利用制御部であって、ユーザのコンテンツ購入操作により、コンテンツ選択部3により選択された所望のコンテンツ・データの購入処理、すなわち、所望のコンテンツ・データを利用可能にするための決済を決済装置5に行わせる。決済処理が完了して決済装置5から決済完了通知を受けたときに、所望のコンテンツ・データを利用可能状態にする。
なお、コンテンツ購入を指示する操作をした後に、コンテンツ一覧を表示し、コンテンツ選択操作をするようにしてもよいし、コンテンツ選択操作がされると、自動的にコンテンツ購入処理に移るようにしてもよい。
決済装置5は、例えば、インターネット上の決済サーバ装置である。
コンテンツ利用制御部4は、インターネットに接続する、図示しないインタフェース部を介して決済装置5にアクセスする。決済は、決済装置5に対し、クレジット・カード、電子マネー等を用いて行う。
また、従来技術(非特許文献1,2参照)において説明した、携帯電話機に内蔵された非接触ICチップに記憶されている電子マネーを用いてもよい。
この場合、コンテンツ利用制御部4に対する決済装置5は、コンテンツ利用制御部4側から見れば、電子マネーを記憶する非接触ICチップである。
コンテンツ利用制御部4は、非接触ICチップに対して読み出し書き込みをする、図示しないインタフェース部を介して、非接触ICチップにアクセスし、電子マネーを用いた決済を行わせるとともに決済完了通知を受ける。
詳細は、図2を参照して説明する。
コンテンツ・データの保護記憶部1から読み出されたコンテンツ・データは、図示のようなコンテンツ・データの非保護記憶部6に書き込まれてもよい。ユーザは、購入した音楽コンテンツを、以後、このコンテンツ・データの非保護記憶部6から自由に読み出すことができる。コンテンツ・データの利用を制限する、例えば、利用回数を制限する場合もある。この場合、利用回数が指定回数になれば、コンテンツ・データの非保護記憶部6から消去する。
コンテンツ選択部3またはこれと同様のものを用いて、コンテンツ・データの非保護記憶部6に記憶されたものの中から、利用したいコンテンツ・データを選択することができる。コンテンツ一覧表示部2を用いてもよく、その場合、自由に利用可能にされたコンテンツのみを一覧表示したり、コンテンツ・データの保護記憶部1に記憶されたすべてのコンテンツ一覧の中で、自由に利用可能なコンテンツが識別できるように表示したりしてもよい。
コンテンツ・データの非保護記憶部6が不要な場合もある。
例えば、コンテンツ・データの保護記憶部1から1回だけ読み出して再生をする利用形態がある。
また、自由に利用可能となったコンテンツ・データについては、コンテンツ・データの保護記憶部1に記憶したまま、記憶管理上で、制限なく自由に読み出せるようにしてもよい。例えば、ユーザが自由に利用できないセキュアな状態を、コンテンツ・データに付された管理データを利用不可から利用可に変更することにより、自由に利用できるようにする。
この場合も、コンテンツ選択部3、コンテンツ一覧表示部2を用いるようにして、上述した説明と同様に、自由に読み出し可能なコンテンツの中から再生したいコンテンツ・データを選択できるようにすることができる。
上述したコンテンツ・データの保護記憶部1としては、再書き込みできないROMのほか、フラッシュメモリ、小型ハード磁気ディスク装置を用いることができる。一方、コンテンツ・データの非保護記憶部6としては、フラッシュメモリ、小型ハード磁気ディスク装置、電源が供給されなくなると消去されるRAM(Random Access Memory)等を用いることができる。
両者をともに、フラッシュメモリ、小型ハード磁気ディスク装置とした場合、記憶領域を保護記憶領域と非保護記憶領域に分割して、別々に管理すればよい。
図2は、図1に示した機能構成において、決済装置5として非接触ICチップ内蔵携帯電話機(以下、単に携帯電話機という)13を用いた場合の、一具体例を示すシステム構成図である。
コンテンツ・データ再生装置が電子楽器である場合を説明する。
図中、11は電子楽器、12は読み出し書き込み部であって、近接して置かれる非接触ICチップからデータを読み出したり書き込んだりする。
携帯電話機13は、非接触ICチップ内に電子マネー14aを記憶している。非接触ICチップは、携帯電話機13の本体回路部と電気的に接続されており、携帯電話機13に記憶された電子楽器11のコンテンツ購入決済用アプリケーションプログラムによりアクセスされて、データの読み出し書き込みがなされる。
非接触ICチップ内には、電子マネー14aを記憶する共通領域14の他に、料金支払を伴わないクーポン(以下、電子クーポン:Electronic couponという)15aを記憶するフリー領域15が設定されている。
共通領域14は、電子マネー決済システムの運営管理会社が管理しており、セキュリティの高いサービスを提供する場合に用いられ、サービス提供事業者毎に領域を設定することができる。
従って、電子マネー14aを、この運営管理会社の電子マネーとするほか、電子楽器11のメーカがサービス提供事業者となって、電子楽器11のメーカに専用の電子マネーとしてもよい。
一方、フリー領域15は、運営管理会社への事前登録なしに、自由に利用可能なデータ格納領域であり、電子クーポン15aなどを記憶することができる。ただし、共通領域14のサービス提供事業者の領域に電子クーポンを記憶させることも可能である。
この図では、携帯電話ネットワークを含め、インターネットプロトコル(Internet Protocol)を用いて通信されるネットワーク全体を1つにまとめている。
16は携帯電話ネットワーク内に設置されている基地局である。17はインターネットである。18は決済サーバ装置である。
携帯電話機13と決済サーバ装置18とは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いて決済処理のための通信を行う。
電子楽器11を購入したユーザは、サービスを受けるために、携帯電話機13に、電子楽器11のコンテンツ購入決済用アプリケーションプログラムを、電子楽器11のメーカのサーバ装置からインストールしておく。その際、購入ユーザの特定は、電子楽器11にユニークなID番号(製造番号等)を入力させることにより行うことができる。
上述した電子楽器11、決済サーバ装置18、携帯電話機13により、電子楽器11のための決済システムが構築されている。
すなわち、ユーザが自由に利用できない状態で複数のコンテンツ・データがプリセット記憶されている保護記憶手段と、前記複数のコンテンツ・データの中からユーザに所望のものを選択させるコンテンツ選択手段と、電子マネーを記憶する非接触ICチップに対して読み出し書き込みをするインタフェース手段と、該インタフェース手段を介して前記電子マネーを記憶する非接触ICチップにアクセスし、前記電子マネーを用いた決済を行わせるとともに前記決済完了通知を受けたときに前記所望のコンテンツ・データを利用可能状態にするコンテンツ利用制御部4を有する電子楽器(コンテンツ・データ利用装置)11、決済サーバ装置と、前記非接触ICチップを内蔵し、前記インタフェース部から前記非接触ICチップにアクセスを受け、前記決済サーバ装置18にアクセスして、前記決済サーバ装置18との間で、前記電子マネーを用いた決済を行わせ、前記ICチップから前記インタフェース手段に決済完了の通知をする携帯電話機13、を有する電子楽器(コンテンツ・データ利用装置)11のための決済システムである。
上述した前記非接触ICチップに、音楽コンテンツを無料で利用するための複数の電子クーポン15a(例えば、10曲分の電子クーポン)を、予めまたは任意の時点でフリー領域15に書き込んでおくことができる。
携帯電話機13は、その非接触ICチップに対する読み出し書き込み処理、および、決済サーバとの決済処理等を行う専用プログラムを記憶している。電子楽器11のメーカ等が運営するサイトからそのプログラムをダウンロードしインストールする際、または、インストール後、所定操作を実行した際に、ユーザ特典としての電子クーポンを導入するステップを起動させ、電子楽器11のID番号を入力することにより、電子クーポンが設定記憶されるようにする。
専用のプログラムのインストールは手間がかかり煩わしいことであるが、それによって特典としての電子クーポンが得られるので、プログラムのインストール、ひいては、電子楽器11における内蔵コンテンツの利用を促進することになる。
電子クーポン15aが残っている間は、電子クーポン15aを用いて決済を行い、読み出し書き込み部12に決済完了の通知をさせることができる。電子クーポン15aがなくなれば、電子マネー14aを用いた決済に切替え、電子マネー14aを用いて決済サーバ装置との間で、所望のコンテンツ・データを利用可能状態にするための決済をさせることができる。
従って、プリセットされた多数のコンテンツ・データの中から、コンテンツ・データを所定曲数、あるいは所定利用金額までは、電子クーポン15aを用いて無料で利用できるようにすることができる。残りのコンテンツ・データは、電子マネーを用いて利用できるようにして、コンテンツ・データの提供サービスを合理的に行うことができる。また、電子クーポン15aにより購入操作を無料で試すことができるので、その後の電子マネーを使った楽曲演奏データ購入を促進することができる。
なお、電子マネー14aを、電子楽器11のメーカに専用の電子マネーとした場合には、決済サーバ装置18にアクセスすることなく、電子楽器11と携帯電話機13との間だけで決済を完了させることもできる。
電子楽器11のコンテンツ利用制御部4は、読み出し書き込み部12を介して、非接触ICチップにアクセスし、選択された音楽コンテンツの総数に応じた料金を電子マネー14aの残高から減算すればよい。この処理は、携帯電話機13のアプリケーションプログラムを起動することなく実行することもできる。
図3は、図2に示した電子楽器11のハードウエア構成の一例を示すブロック構成図である。
インターネットに直接に接続できる電子楽器の構成に、図2に示した非接触ICチップの読み出し書き込み部12を追加したものである。
この読み出し書き込み部12は、電子楽器11の筐体内部に組み込まれているが、USB(Universal Serial Bus)インタフェース等を介して電子楽器11に接続される外付け構成にしてもよい。
図中、21はバス、22はCPU(Central Processing Unit)、23はROM、24はRAMである。
ROM23には、CPU22を動作させる制御プログラム、楽音制御データ等が記憶されている。その一部の領域は、図1に示したコンテンツ・データの保護記憶部1として使用する。ROM23はフラッシュメモリでもよい。
25はタイマであり、タイマ割り込み処理における割込時間等を計時する。
26は鍵盤、操作パネルにある各種の操作子、27は液晶表示器等のディスプレイ、28は表示回路である。
29は音源、再生回路、30はアンプやスピーカ等のサウンドシステムである。
SMF(Standard MIDI File)の再生など、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式の演奏データを再生するために音源回路を備え、MP3(MPEG-1 Audio Layer-III)などの圧縮オーディオ波形データを再生するためにデコーダを備える。
これに代えて、CPU22がプログラムを実行することによって音源機能(ソフトウエア音源)およびデコーダ機能(ソフトウエア・デコーディング)を実現するようにしてもよい。
31はフラッシュメモリであって、図1に示したコンテンツ・データの非保護記憶部6として使用する。
32は通信インタフェースである。例えば、USB-無線LAN(Local Area Network)アダプタと無線ルータ付モデム装置とを用い、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の通信ネットワークを介してインターネットに接続し、図1に示した決済装置5である決済サーバ装置にアクセスすれば、購入したコンテンツ・データの決済処理を行うことができる。
CPU22は、ROM23に記憶された制御プログラムをRAM24に読み出して、鍵盤や操作パネル26の操作イベント検出や、ディスプレイ27に対する表示制御等の一般的な制御を前提として、演奏制御データに応じて音源およびオーディオ再生回路29を制御して、サウンドシステム30から楽音信号やオーディオ信号を出力させたりする。
また、図1に示したようなコンテンツ利用機能を実行する。
なお、図2に示した決済サーバ装置18、携帯電話機13のハードウエア構成については周知のものであり、説明を省略する。
図4は、図3に示したROM23の記憶内容の一例の説明図である。
ROM23には、図4(a)に示すように、電子楽器11の制御プログラム、初期値、プリセット音楽コンテンツ・データ(自由利用可)、プリセット音楽コンテンツ・データ(自由利用不可)、その他のデータが記憶されている。
図4(b)にその内容の一例を示す、自由利用不可のプリセット音楽コンテンツ・データの記憶領域は、楽曲演奏データ(1)〜(m)、自動伴奏データ(1)〜(n)、音色データ(1)〜(p)、オーディオ・データ(1)〜(q)が記憶されており、図1に示したコンテンツ・データの保護記憶部1に対応する。
楽曲演奏データ(1)は、例えば、タイトル、アーチスト等の楽曲情報、イベントとタイミングの対からなる音符情報が記述されている。イベントは、音符の音高を表すキーコード、音符の長さ、音符の強さを表すベロシティで構成されている。
自動伴奏データ(1)は、コードパターン、リズムパターン等を有する。
音色データ(1)は、アタック部の波形データ、サステイン部の切り返し波形のデータ等を有する。
オーディオ・データ(1)は、楽曲情報、PCM化された波形データWAVデータを有する。圧縮されて記録される場合もある。
図5〜図7は、図2に示した電子楽器11等の動作を説明するフローチャートである。電子楽器11から図示しない決済サーバ装置A,Bに、直接にアクセスして決済する方法も選択できるようにしている。
図5(a)は、電子楽器11の処理であるが、コンテンツ・データを利用可能にする処理を中心に説明する。
S31において、鍵盤演奏や自動演奏などの通常の処理を行う。
S32において、プリセットされたセキュア音楽コンテンツ・データ(自由利用不可)の一部のコンテンツ・データの購入操作がされたのであればS33に処理を進め、そうでなければS34の終了処理に進める。
S33において、音楽コンテンツの選択画面をディスプレイ27に表示させ、ユーザに検索条件を入力させる。検索条件に合致した音楽コンテンツを表示させ、その中から、ユーザに所望のものを選択させる。
「試聴」操作を検出したとき、選択された音楽コンテンツの一部を、図4に示したROM23(図4のプリセット音楽コンテンツ・データ(自由利用不可)の記憶領域)から、RAM24にコピーする。次に、選択された音楽コンテンツがMIDIデータであれば、図3の音源、再生回路29内の音源回路に転送し、選択された音楽コンテンツがMP3データあるいはWAVデータであれば、図2の音源、再生回路29内の再生回路に転送し、試聴楽音をサウンドシステム30から再生させる。
試聴後は、RAM24にコピーされたデータを削除する。
S35においては、S32において決めた「購入」が、携帯電話機13による「購入」の指示であるか否かを判定し、そうであればS36に処理を進め、そうでなければ図6のS51に処理を進める。
S36において、図2,図3に示した読み出し書き込み部12を起動し、S37の処理を実行する。
すなわち、携帯電話機13が読み出し書き込み部12との通信範囲にあるときは相互認証処理をし、通信範囲にないときは、「非接触ICチップ内蔵携帯電話機を読み出し書き込み部に近づけて下さい」と表示するなどして、相互認証処理の完了を待つ。
完了すれば、選択された音楽コンテンツの総数を、携帯電話機13に送信する。携帯電話機13から決済処理完了を受信したときは、選択されている音楽コンテンツをROM23から読み出してフラッシュメモリ31に書き込む。読み出し書き込み部12をオフにし、S34において、ユーザが、電子楽器11の使用を終了しないのであれば、先頭のS31に処理を戻す。
図5(b)は、携帯電話機13の処理であるが、コンテンツ・データを利用可能にする決済処理を中心に説明する。
S41において、電話通信,メールの送受信,ディスプレイ表示などの通常の処理を行う。
S42において、非接触ICチップは、読み出し書き込み部12の電磁波を受信したか否かを判定し、受信すればS43に処理を進め、受信しなければS44の終了処理に進める。
S43において、非接触ICチップは、読み出し書き込み部12との間で相互認証処理を行う。
非接触ICチップは、電子楽器11のコンテンツ購入決済用のアプリケーションプログラムを自動起動し、このプログラムにより、S45〜S48の処理を実行する。
S45において、非接触ICチップ内に電子クーポン15aが残っていればS46に処理を進め、残っていなければS47に処理を進める。
S46において、読み出し書き込み部12から受信した音楽コンテンツの総数に応じた個数の電子クーポン15aを非接触ICチップから減らし、S48に処理を進める。
S47において、読み出し書き込み部12から受信した音楽コンテンツの総数に応じた料金を共通領域14の電子マネー14aの残高から減額する。
インターネット上の電子マネー決済サーバ装置(図2の18)にアクセスし、この決済サーバ装置18に対し、減額した金額を含む支払詳細情報に基づき、電子楽器メーカの利益を計上させて、S48に処理を進める。
なお、S45,S46,S47(残高の減額についてのみ)は、携帯電話機13側ではなく、電子楽器11のコンテンツ利用制御部4側において実行することもできる。
S48において、決済処理完了を読み出し書き込み部12に送信する。
S44において、ユーザが携帯電話機13の使用を終了しないのであれば、先頭のS41に処理を戻す。
図6(a)は、図5(a)のS35に引き続く電子楽器11の処理を示すフローチャートである。
S51において、プリペイドカードによる「購入」操作があったか否かを判定し、そうであれば、S52に処理を進め、そうでなければ、図7のS71に処理を進める。
S52において、図2には図示していないインターネット上の決済サーバ装置Aにアクセスし、選択されている音楽コンテンツの総数とともに、プリペイド電子マネーのスクラッチ番号を送信する。
決済サーバ装置Aから決済処理完了を受信したときは、選択されている音楽コンテンツ・データを、図3,図4のROM23のプリセット音楽コンテンツ・データ(自由利用不可)の記憶領域から読み出してフラッシュメモリ31に書き込む。
図6(b)は、決済サーバ装置A側の処理を示すフローチャートである。この決済サーバ装置Aは、例えば、電子楽器メーカのWebサーバ装置である。
S61において、メンテナンス,他のクライアントとの通信などの通常の処理をする。
S62において、電子楽器11から所定のアクセスがあればS63に処理を進め、なければS64に処理を進める。
S63において、電子楽器11から受信した、音楽コンテンツの総数に応じた料金データを、プリペイド電子マネーの発行業者に、スクラッチ番号とともに送信し、決済処理を行う。
決済処理の完了後に、決済処理完了をクライアントである電子楽器11に送信する。
S64において、決済サーバ装置Aの稼働を終了させない限り、先頭のS61に処理を戻す。
図7(a)は、図6(a)のS51に引き続く電子楽器11の処理を示すフローチャートである。
S71において、クレジット・カードによる「購入」操作であればS72に処理を進め、そうでなければ図5(a)に示したS34の終了処理に進める。
S72において、インターネット上の決済サーバ装置Bにアクセスし、ユーザID、パスワードとともに、選択されている音楽コンテンツの総数を送信する。
決済サーバ装置Bから、決済処理完了を受信したときは、選択されている音楽コンテンツをROM23のプリセット音楽コンテンツ・データ(自由利用不可)の記憶領域からフラッシュメモリ31に書き込む。
図7(b)は、決済サーバ装置B側の処理を示すフローチャートである。この決済サーバ装置Bは、例えば、電子楽器メーカのインターネットショッピングのWebサーバ装置である。
S81において、メンテナンス,他のクライアントとの通信などの通常処理を行う。
S82において、電子楽器11から、所定のアクセスがあればS83に処理を進め、なければS84に処理を進める。
S83において、電子楽器11から受信した、ユーザID、パスワードとともに、音楽コンテンツの総数を受信し、ユーザIDに対応して予め記憶されたクレジット・カード番号の口座で、音楽コンテンツの総数に応じた料金を決済処理し、決済処理完了をクライアントである電子楽器11に送信する。
S84において、決済サーバ装置Bの稼働を終了させない限り、先頭のS81に処理を戻す。
上述した電子マネーを記憶するICチップは、読み出し書き込み部12に対して非接触であり、携帯電話機13に内蔵されたものである場合について説明した。
その結果、ユーザは、携帯電話機13を読み出し書き込み部12にかざす操作によって、汎用性のある電子マネーを用いて簡単に決済をすることができる。
また、携帯電話機13内のアプリケーションプログラムの改変によって、最初に提供される電子クーポン数の変更、その後の電子クーポンの提供、決済サーバ装置の所在の変更等に柔軟に対応できる。
しかし、上述した電子マネーを記憶するICチップは、読み出し書き込み装置12に電気的に接続されるものでもよい。また、上述した電子マネーを記憶するICチップは、携帯可能なICカード単体に内蔵されたものでもよい。
上述した説明では、コンテンツ・データ利用装置として、電子楽器11を一例として説明した。しかし、少なくとも音楽コンテンツを再生して楽しむようなオーディオ装置、例えば、カラオケ装置、ホームシアター装置、テレビジョン装置、ビデオ記録再生装置、携帯型のオーディオ装置などを含む電子音楽装置であってもよい。
また、専用の電子音楽装置ではなく、電子音楽装置の機能をCPUがコンピュータプログラムを実行することにより実現するパーソナルコンピュータであってもよい。
コンテンツ・データは、多数のものから選択されてユーザに利用されるものであればよく、楽曲のMIDIデータ、楽曲のオーディオ・データ、楽曲の楽譜データ、楽曲の画像データ等に限られない。
本発明の実施の一形態のコンテンツ・データ再生装置を説明する機能構成図である。 図1に示した機能構成において、決済装置として非接触ICチップを内蔵する携帯電話機を用いた場合の、一具体例を示すシステム構成図である。 図2に示した電子楽器のハードウエア構成の一例を示すブロック構成図である。 図3に示したROMの記憶内容の一例の説明図である。 図2に示した電子楽器等の動作を説明する第1のフローチャートである。 図2に示した電子楽器等の動作を説明する第2のフローチャートである。 図2に示した電子楽器等の動作を説明する第3のフローチャートである。
符号の説明
1…コンテンツ・データの保護記憶部、2…コンテンツ一覧表示部、3…コンテンツ選択部、4…コンテンツ利用制御部、5…決済装置、6…コンテンツ・データの非保護記憶部

Claims (6)

  1. ユーザが自由に利用できない状態で複数のコンテンツ・データがプリセット記憶されている保護記憶手段と、
    該保護記憶手段に記憶されている複数のコンテンツ・データの中からユーザに所望のものを選択させるコンテンツ選択手段と、
    該コンテンツ選択手段により選択された所望のコンテンツ・データを利用可能にするための決済を外部の決済装置に行わせ、前記決済装置から決済完了通知を受けたときに前記所望のコンテンツ・データを利用可能状態にするコンテンツ利用制御手段、
    を有することを特徴とするコンテンツ・データ利用装置。
  2. インターネットに接続するインタフェース手段を有し、
    前記コンテンツ利用制御手段は、前記インタフェース手段を介して決済サーバ装置にアクセスし、前記決済を行わせるとともに前記決済完了通知を受ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ・データ利用装置。
  3. 電子マネーを記憶するICチップに対して読み出し書き込みをするインタフェース手段を有し、
    前記コンテンツ利用制御手段は、前記インタフェース手段を介して前記ICチップにアクセスし、前記電子マネーを用いた決済を行わせるとともに前記決済完了通知を受ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ・データ利用装置。
  4. 前記ICチップは携帯電話機に内蔵された非接触ICチップであり、前記インタフェース手段は、前記ICチップにアクセスし、前記携帯電話機を決済サーバ装置にアクセスさせて、前記決済サーバ装置との間で、前記電子マネーを用いた決済を行わせ、前記ICチップから決済完了の通知を受ける、
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ・データ利用装置。
  5. 前記ICチップは、電子マネーに加えて電子クーポンを記憶領域に記憶可能なものであり、前記記憶領域に前記電子クーポンが残っているときは、前記電子クーポンを用いて決済を行わせ、前記記憶領域から前記電子クーポンがなくなれば、前記電子マネーを用いた決済に切り替える、
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ・データ利用装置。
  6. 前記携帯電話機は、前記非接触ICチップに対する読み出し書き込み処理、および、決済処理を行うプログラムを記憶可能であり、該プログラムをインストールする際またはインストール後の所定操作を実行した際に前記コンテンツ・データ利用装置のID番号を入力することにより、前記電子クーポンが設定記憶される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ・データ利用装置。

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