JP2006162776A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投射ランプユニットから投射された投射光が、略水平方向に出光する投射型表示装置において、投射ランプユニットを構成する放電ランプの発光部の一部が長時間高温状態になることで発生する問題を解消する。
【解決手段】投射ランプユニットの上下方向を変えて投射型表示装置内に取付を可能とする、前記投射ランプユニットの保持手段および投射ランプユニット取付機構を備え、前記投射ランプユニットの取付方向を変えることで、放電ランプの発光部の一部が長時間高温状態にならないようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、投射ランプユニットおよびライトバルブを備え、前記投射ランプユニットからの投射光を前記ライトバルブによって変調し、変調光を投射する投射型表示装置に関する。
従来より、投射ランプユニットおよびライトバルブを備え、前記投射ランプユニットからの投射光を前記ライトバルブによって変調し、変調光を拡大投射する投射型表示装置において、前記投射ランプユニットを構成する放電ランプとして、ショートアークタイプのメタルハライドランプやキセノンランプ、超高圧水銀ランプ等が使用されている。
中でも高圧水銀ランプは、発光効率が高く、さらに長寿命であることから、現在、投射型表示装置に使用される放電ランプの主流となっている。
図7は、従来の投射型表示装置D4の構成を示した概略図である。
図7において、10は、内面が凹面状に湾曲している反射ミラー1および、前記反射ミラー1と中心軸を一致させて前記反射ミラー1の内面側に固定された放電ランプ2、透光性材料で形成された前面板3、前記放電ランプ2を前記反射ミラーに固定する為のランプ保持部材4によって構成された投射ランプユニットであり、14はライトバルブ、15は投射レンズ、250は装置筐体である。
従来の投射型表示装置D4において、前記投射ランプユニット10から出射された出射光L1はライトバルブ14に入射し、映像信号に応じて変調され変調光L2となり、投射レンズ15によって出射光L3として拡大投射される。
ここで、前記投射ランプユニット10は、該投射型表示装置D4を略水平方向に設置したときに、投射された投射光L1の中心が0°以上±10°未満の範囲で略水平方向に出光するように、配置されている。
前記投射ランプユニット10は、保持手段であるランプホルダ110によって、保持固定されている。
前記装置筐体250には、前記投射ランプユニット10を着脱するための開口部251が形成され、さらに前記開口部251に面して前記装置筐体250内部に、投射ランプ取付機構部252が構成されている。
前記ランプホルダ110によって保持された前記投射ランプユニット10は、前記開口部251より、前記装置筐体250内へと挿入され、前記ランプホルダ110を前記投射ランプ取付機構部252へ固定する事で、前記装置筐体250内で保持固定されることとなる。
また、前記投射ランプ取付機構部252の近傍には、前記投射ランプユニット10を冷却する為の冷却ファン61および同62が設置され、さらに前記冷却ファン61および同62のために前記装置筐体250には開口部253、同254が設置されている。
前記冷却ファン61は前記開口部253から外気を吸気し、前記投射ランプユニット10に対して送風し冷却を行い、前記冷却ファン62が前記開口部254から、排熱を前記装置筐体250内部から排気する。
特開平5−251054号公報 特開平11−39934号公報 特開2000−82322号公報 特開平5−62501号公報
しかし、このような投射型表示装置に使用される、前述のショートアークタイプの放電ランプは、点灯中の発光管の内圧が非常に高いため、点灯中に破裂するケースがある。
ここで近年では、投射ランプユニットの構造として、特許文献1に開示されているように、放電ランプが破裂した場合に、その破片が飛散しないよう投射ランプユニットを構成する反射ミラーの開口部に防爆部材として光透過部材で形成した前面板を固着させる構造が一般的に使用されている。
図8は、従来の投射型表示装置D4における、投射ランプユニット10の概略および取付状態の概略を示した断面図である。
投射ランプユニット10を構成する放電ランプ2は、石英ガラスによって形成された管状形状であり、高圧水銀ランプの場合、一対の電極20a、20bが配置され、水銀、キセノン等の希ガス、ハロゲン化物が封入された略楕円空間となっている発光部20cが形成されている。
発光部20c両端には封止部21a、21bが形成され、前記封止部21a、21bにはモリブデンで形成された導電箔22a、22bを介して、リード棒23a、23bがそれぞれ接続されている。
さらに、前記リード棒23a、23bにはリード線24a、24bが接続され、前記リード線24a、24bに接続された電源部(不図示)から供給された電力によって、前記電極20a、20b間にアークによって前記発光部20cに封入された希ガス、ハロゲン化物が反応して発光する。
ところで、前記放電ランプ2は点灯時に非常に高温となるが、該投射ランプユニット10においては、前記前面板3によって前記放電ランプ2は前記反射ミラー1内に密閉された構成となっているため、前記放電ランプ2は点灯時にさらに高温となる。
D4において、投射ランプユニット10は、略水平状態で使用されるため、前記放電ランプ2においては、前記発光部20cの上側20d部が最も高温となり、150Wの高圧水銀タイプで1000℃前後、密閉状態ではそれ以上に達することがある。
この高温状態で点灯を長時間続けると、石英ガラスによって形成された発光部20cの上側20dが高温の影響により次第に結晶化し白濁する場合がある。
この白濁現象による失透部は点灯時間と共に拡大し、失透部の光の透過率が低下することにより、投射ランプユニット10は点灯時間に応じて投射光量を低下させることとなる。
また、前記白濁現象が発生した部位においては放電ランプを形成するガラス部材の強度が低下し、放電ランプの破損、発光部の動作圧力の低下による点灯不安定、輝度低下等も発生する場合があり、これらは投射ランプの寿命を短くする要因となっている。
そこで、前記発光部20cを冷却させる方法として、反射ミラー1の周縁部および反射ミラー頸部に冷却用開口孔を形成し、前記開口孔を使用して冷却風を通過させることで前記発光部20cを冷却する方法として、特許文献2や特許文献3等が知られている。
図8においても、冷却ファン61によって、前記装置筐体250に形成した前記開口部253から外気を吸気し、前記反射ミラー1に形成した冷却用開口孔1aより冷却風W1を送風し、前記放電ランプ2周辺を通過させ冷却し、前記反射ミラー1頸部およびランプ保持部材4によって形成した開口孔4aから排気し、さらに前記開口孔4aから排気された排熱W2を、冷却ファン62によって、前記装置筐体250に形成した開口部254から、該装置筐体250外へと排気されるようになっている。
しかしながら、図8に示す様に、従来の投射型表示装置D4において、投射ランプユニット10は、ランプホルダ110によって保持されている為、該投射型表示装置D4の設置状態が上下方向において同一方向であれば、前記投射ランプユニット10の上下方向も常に同一方向であり、前記発光部20cにおいて、点灯中に最も高温となる部位は常に20d部で一定となる。
また、近年は投射型表示装置に使用される投射ランプにおいては、高輝度化への要望から、放電ランプ内発光部の動作圧力をより増大させ発光効率を高めたものが好ましく使用されている。
その為、前記発光部20cにおいて最も高温となる20d部を冷却するために、前記発光部を通過させる冷却風W1を増大させると、同時に前記発光部20cにおいて逆に最も低温となる下側20e部の温度も低下する。
この最冷部となる下側20e部の温度が低下した場合、例えば高圧水銀ランプでは、封入された水銀等が発光部内の最冷部において未蒸発状態となり前記発光部20cの動作圧力が低下し、輝度の低下、点灯状態が不安定になる等の問題が生じる可能性があり好ましくない。
よって、発光部内の最冷部となる下側20e部を前述の理由で過冷却しない為に、前記点灯中に最も高温となる前記20d部の冷却は必要最低限とせざるを得ず、前記20d部から、高温状態を原因とする石英ガラスの結晶化による白濁が発生し、点灯時間の経過によってさらに白濁部位が拡大する場合があり、前述の投射ランプの寿命を短くする原因となる場合がある。
そこで、前記発光部20cにおける最も高温となる部位が可変するように、放電ランプを、中心軸を回転中心として、回動装置を使用してランプの点灯中、常時回転させ、前記発光部の温度を一定にする方法として、特許文献4が提案されている。
しかしながら、回動装置は構成が複雑となる上に、放電ランプに電源を供給するリード線が常時可動することになり、耐久性の面でも問題があった。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、投射ランプユニットから投射された投射光が、略水平方向に出光する投射型表示装置において、投射ランプユニットを構成する放電ランプの発光部の一部が長時間高温状態になることで発生する問題を解消する投射型表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、
内面が凹面状に湾曲している反射ミラーおよび、前記反射ミラーと中心軸を一致させて前記反射ミラーの内面側に固定された放電ランプによって構成される投射ランプユニットを保持する保持手段を有し、
前記投射ランプユニットから投射された投射光は、その中心が0°以上±10°未満の範囲で水平方向に出光する投射型表示装置において、
前記投射ランプユニットの上下方向を変えて該投射型表示装置内に取付を可能とする、前記保持手段および投射ランプユニット取付機構を備えた。
本発明によれば、投射ランプユニットの取付方向を変更することで、放電ランプの発光部において点灯中最も高温となっている部位を変えることができ、放電ランプを形成するガラス部材が長期間高温状態にさらされる事によりガラス部材が結晶化し白濁現象が発生する前もしくは、前記白濁部位が拡大する前に、前記取付方向を変更させることが可能となる。
その結果、前記放電ランプにおける白濁現象の防止または白濁部位の拡大を遅延させることが可能となり、これらの働きにより、回動装置を用いて放電ランプを回転させる方法に較べ、簡易な構成で、投射ランプの寿命を長くする事が可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下図1乃至図3を参照して、本発明の第一の実施例について説明する。
図1は、本発明に係る投射型表示装置D1の構成を示した概略図である。
図1において、10は、内面が凹面状に湾曲している反射ミラー1および、前記反射ミラー1と中心軸を一致させて前記反射ミラー1の内面側に固定された放電ランプ2、透光性材料で形成された前面板3、前記放電ランプ2を前記反射ミラーに固定する為のランプ保持部材4によって構成された投射ランプユニット10であり、14はライトバルブ、15は投射レンズ、50は装置筐体である。
投射型表示装置D1において、前記投射ランプユニット10から出射された出射光L1はライトバルブ14に入射し、映像信号に応じて変調され変調光L2となり、投射レンズ15によって投射光L3として拡大投射される。
ここで、前記投射ランプユニット10は、該投射型表示装置D1を略水平方向に設置したときに、投射された投射光L1の中心が0°以上±10°未満の範囲で略水平方向に出光するように、配置されている。
前記投射ランプユニット10は、保持手段であるランプホルダ11によって、保持固定されている。
前記装置筐体50には、前記投射ランプユニット10を着脱するための開口部51が形成され、さらに前記開口部51に面して前記装置筐体50内部に、投射ランプ取付機構部52が構成されている。
前記ランプホルダ11によって保持された前記投射ランプユニット10は、前記開口部51より、前記装置筐体50内へと挿入され、前記ランプホルダ11を前記投射ランプ取付機構部52へ固定する事で、該装置筐体50内で保持固定されることとなる。
また、前記投射ランプ取付機構部52の近傍には、前記投射ランプユニット10を冷却する為の冷却ファン61および同62が設置され、さらに前記冷却ファン61および同62のために前記装置筐体50には開口部53、同54が設置されている。
前記冷却ファン61は前記開口部53から外気を吸気し、前記投射ランプユニット10に対して送風し冷却を行い、前記冷却ファン62が前記開口部54から、排熱を該装置筐体50から排気する。
図2は、投射型表示装置D1における、投射ランプユニット10の概略および取付状態の概略を示した断面図である。
図3は、投射ランプユニット10の概略を示した斜視図である。
本実施例においては投射ランプユニット10を構成する放電ランプの例として超高圧水銀ランプを使って説明する。
放電ランプ2は、石英ガラスによって形成された管状形状であり、高圧水銀ランプの場合、一対の電極20a、20bが配置され、水銀、キセノン等の希ガス、ハロゲン化物が封入された略楕円空間となっている発光部20cが形成されている。
発光部20c両端には封止部21a、21bが形成され、前記封止部21a、21bにはモリブデンで形成された導電箔22a、22bを介して、リード棒24a、24bがそれぞれ接続されている。
さらに、前記リード棒23a、23bにはリード線24a、24bが接続され、前記リード線24a、24bに接続された電源部(不図示)から供給された電力によって、前記電極20a、20b間にアークによって前記発光部20cに封入された希ガス、ハロゲン化物が反応して発光する。
また、前記投射ランプユニット10は、保持手段であるランプホルダ11に保持固定されている。
前記ランプホルダ11によって固定された前記投射ランプユニット10は、前記開口部51より、前記装置筐体50内へと挿入され、前記ランプホルダ11を介して、前記ランプ取付機構部52によって前記装置筐体50内に保持されるが、前記ランプホルダ11および前記ランプ取付機構部52部は、前記投射ランプユニット10が10a側、10b側どちらの方向を上にしても、該装置筐体50内で保持、固定が可能となる構造となっている。
前記投射ランプユニット10が図2に示す様に、10a側を上側にして、前記装置筐体50内で保持固定された場合は、前記放電ランプ2の発光部20cにおいて、点灯中最も高温となるのは、20d部となる。
逆に、前記投射ランプユニット10が上下方向を逆にして、つまり10b側を上にして、前記装置筐体20内で保持固定された場合は、前記放電ランプ2の発光部20cにおいて、点灯中最も高温となるのは、20e部となり、前記投射ランプユニット10の取付方向を変えることで、前記放電ランプ2の発光部20cにおける、最も高温となる部位を20dまたは20eに変更することを可能とする構造となっている。
これにより、該投射ランプユニット10の取付方向を変更することで、前記発光部20cにおいて点灯中最も高温となっていた部位を変えることができ、放電ランプを形成するガラス部材が長期間高温状態にさらされる事によりガラス部材が結晶化し白濁現象が発生する前もしくは、前記白濁部位が拡大する前に、前記取付方向を変更させることが可能となる。
その結果、前記放電ランプにおける白濁現象の防止または白濁部位の拡大を遅延させることが可能となり、これらの働きにより、回動装置を用いて放電ランプを回転させる方法に較べ、簡易な構成で、投射ランプの寿命を長くする事が可能となる。
以下図4乃至図5を参照して、本発明の第二の実施例について説明する。
尚、本実施例の構成は、第一の実施例とほぼ同等であり、共通の構成要素については、第一の実施例と同符号を付与し説明は省略する。
本実施例における、投射型表示装置D2には、投射ランプユニット10の取付方向を検出する検出スイッチ80および、前記検出スイッチ80で検出した前記投射ランプ10の取付方向および累積使用時間を測定する測定装置(不図示)および、前記測定装置で測定された前記取付方向と前記累積使用時間の情報によって、前記投射ランプユニット10の上下方向を変えるようにメッセージを発するかどうかを判断する処理装置(不図示)が備えられている。
図4および図5において、前記投射ランプユニット10は、保持手段であるランプホルダ70によって、保持固定されている。
該装置筐体150には、前記投射ランプユニット10を着脱するための開口部151が形成され、さらに前記開口部151に面して前記装置筐体150内部に、投射ランプ取付機構部152が構成されている。
前記ランプホルダ70によって保持された前記投射ランプユニット10は、前記開口部151より、前記装置筐体150内へと挿入され、前記ランプホルダ11を前記投射ランプ取付機構部152へ固定する事で、該装置筐体150内で保持固定されることとなる。
また、前記投射ランプ取付機構部152の近傍には、前記投射ランプユニット10を冷却する為の冷却ファン61および同62が設置され、さらに前記冷却ファン61および同62のために前記装置筐体150には開口部153、同154が設置されている。
前記冷却ファン61は前記開口部153から外気を吸気し、前記投射ランプユニット10に対して送風し冷却を行い(W1)、前記冷却ファン62が前記開口部154から、排熱を該装置筐体50から排気する(W2)。
さらに、投射ランプユニット10を保持固定するランプホルダ70には、前記投射ランプユニット10の取付状態における上下方向を識別するための標識として、突起形状71を形成した。
また前記投射ランプ取付機構部152には、前記突起形状71を検出する検出スイッチ80が備えられている。
これにより、前記ランプホルダ70が、70a方向を上にして前記投射ランプ取付機構部152に挿入、取付された場合には、前記突起形状71を前記検出スイッチ80が検出して、前記処理装置によって前記投射ランプユニット70は、71a方向を上にして挿入されたと判断され、この方向の累積使用時間を計測する。
逆に前記ランプホルダ70が、70b方向を上にして前記投射ランプ取付機構部152に挿入された場合には前記検出スイッチ80は前記突起形状71を検出しないので、前記処理装置によって前記投射ランプユニット10は70b方向を上にして挿入されたと判断され、この方向における累積使用時間を計測する。
前記処理装置は、前記投射ランプユニット10が70a、70bそれぞれの方向での累積点灯時間を測定し、その情報によって、前記投射ランプユニット10の上下方向を変えるようにメッセージを発するかどうかを判断する。
なお、本実施例においては、前記投射ランプユニット10の上下方向を検出するのに、前記ランプホルダの突起形状71と、前記検出スイッチ80を使用した例を示しているがこれに限定されるものではなく、前記ランプホルダに標識として磁気チップを備え、前記投射ランプ取付機構部152に磁気センサ等を用いて、取付方向を検出する等の手段を用いても良い。
さらに、前記累積使用時間の計測に加え、またはその代替として前記放電ランプからの投射光の光学性能を測定するための測定手段を備え、この測定結果を前記処理装置に入力し、その情報によって前記投射ランプユニット10の上下方向を変えるようにメッセージを発するかどうかを判断しても良い。
これにより、前記第一の実施例における効果に加えて、前記投射ランプユニット10の上下方向を検出すると共に、それぞれにおける累積使用時間または前記光学性能の測定結果またはその両方の情報から前記処理装置が判断して、ユーザーに前記投射ランプユニット10の上下方向を変更するようにメッセージを発することで、ユーザーが前記投射ランプユニット10の上下方向を回転させる際に、誤った方向で取付を行った場合にはメッセージを発することで誤挿入を防ぐ事ができると共に、さらに前記処理装置が判断した適切な時期に、前記投射ランプ10の取付方向を変えるメッセージを出すことができ、投射ランプの寿命を長くする事が可能である。
以下図6を参照して、本発明の第三の実施例について説明する。
尚、本実施例の構成は、第一、第二の実施例とほぼ同等であり、共通の構成要素については、第一、第二の実施例と同符号を付与し説明は省略する。
本実施例における、投射型表示装置D3においては、投射ランプユニット10の保持手段であるランプホルダ90には、放電ランプ2に電源を供給する為に、前記放電ランプ2を構成するリード線24a、同24bに接続される電源供給コネクタ91が備えられ、投射ランプユニット取付機構155には、前記投射ランプユニット10の取付方向に応じて前記電源供給コネクタ91に接続される2箇所のコネクタ接続部92aおよび92bが備えられている。
該投射型表示装置D3においては、前記投射ランプユニット10の取付方向に応じて、前前記電源供給コネクタ92と前記コネクタ接続部92a、同92bの接続状態が変化する為、この接続状態から、前記投射ランプユニット10の上下を判定する。
これにより、前記第一、第二の実施例における効果に加えて、簡易な構成で投射ランプユニット10の取付方向を検出することができる。
本発明の第一の実施例を示した投射型表示装置D1の概略図 投射型表示装置D1における投射ランプユニット及び取付構造の断面図 投射型表示装置D1における投射ランプユニットの概略図 本発明の第二の実施例を示した投射型表示装置D2における投射ランプユニット及び取付構造の断面図 投射型表示装置D2における投射ランプユニット及び取付構造の断面図 本発明の第三の実施例を示した投射型表示装置D3における投射ランプユニット及び取付構造の断面図 従来の投射型表示装置D4の概略図 投射型表示装置D4における投射ランプユニット及び取付構造の断面図
符号の説明
1 反射ミラー
1a 開口孔
2a 開口孔
2 放電ランプ
3 前面板
4 ランプ保持部材
4a 開口孔
10 投射ランプユニット
10a 取付方向
10b 取付方向
11 ランプホルダ
20a 電極
20b 電極
20c 発光部
20d 発光部
20e 発光部
21a 封止部
21b 封止部
22a 導電箔
22b 導電箔
23a リード棒
23b リード棒
24a リード線
24b リード線
50 装置筐体
51 開口部
52 投射ランプユニット取付機構部
53 開口部
54 開口部
61 冷却ファン
62 冷却ファン
70 ランプホルダ
70a 取付方向
70b 取付方向
71 突起形状
80 検出スイッチ
90 ランプホルダ
91 電源供給コネクタ
92a コネクタ接続部
92b コネクタ接続部
110 ランプホルダ
150 装置筐体
151 開口部
152 投射ランプユニット取付機構部
153 開口部
154 開口部
155 投射ランプユニット取付機構部
250 装置筐体
251 開口部
252 投射ランプユニット取付機構部
253 開口部
254 開口部
L1 投射光
L2 変調光
L3 投射光
W1 冷却風
W2 排熱

Claims (6)

  1. 内面が凹面状に湾曲している反射ミラーおよび、前記反射ミラーと中心軸を一致させて前記反射ミラーの内面側に固定された放電ランプによって構成される投射ランプユニットを保持する保持手段を有し、
    前記投射ランプユニットから投射された投射光は、その中心が0°以上±10°未満の範囲で水平方向に出光する投射型表示装置において、
    前記投射ランプユニットの上下方向を変えて該投射型表示装置内に取付を可能とする、前記保持手段および投射ランプユニット取付機構を備えたことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記放電ランプの累積発光時間を測定する測定手段と前記光源ユニットの取付方向を変えるようにメッセージを発するメッセージ手段を有し、所定の累積発光時間を超えた後に前記メッセージ手段が前記メッセージを発することを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記放電ランプの光学性能を測定するための測定手段と前記光源ユニットの取付方向を変えるようにメッセージを発するメッセージ手段を有し、前記測定手段による測定結果を基に、前記メッセージ手段が前記メッセージを発することを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  4. 前記投射ランプユニットの取付方向を検出する取付方向判定手段を有し、前記メッセージ手段は前記取付方向判定手段の判定結果を基に、前記投射ランプユニットの取付方向を指定するメッセージを発することを特徴とする請求項2又は3に記載の投射型表示装置。
  5. 前記取付方向判定手段は、前記投射ランプユニットを保持する保持手段に設けられている標識から前記投射ランプユニットの取付方向を判定する手段であることを特徴とする請求項4に記載の投射型表示装置。
  6. 前記保持手段は、前記放電ランプに接続される電源供給コネクタを有し、前記投射ランプユニット取付機構には、前記投射ランプユニットの取付方向に応じて前記電源供給コネクタに接続される2箇所のコネクタ接続部が備えられ、前記取付方向判定手段は、前記電源供給コネクタと前記コネクタ接続部の接続状態から、前記投射ランプユニットの上下を判定する手段であることを特徴とする請求項4に記載の投射型表示装置。
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