JP2006161173A - ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法 - Google Patents
ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006161173A JP2006161173A JP2004349513A JP2004349513A JP2006161173A JP 2006161173 A JP2006161173 A JP 2006161173A JP 2004349513 A JP2004349513 A JP 2004349513A JP 2004349513 A JP2004349513 A JP 2004349513A JP 2006161173 A JP2006161173 A JP 2006161173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- mark
- resin sheet
- sheet
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
Abstract
【課題】
刺繍マークを作るときに用いる合成樹脂シートを、極めて容易に剥がし取って、ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法。
【解決手段】
ユニホーム等に仮着したマーク面にホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層を形成した合成樹脂シートを重ね、該合成樹脂シートと共に該マークの輪郭に沿ってミシン掛けを行った後、該シートに剥離シートを重ねて両シートを熱圧着して一体化して、これをマーク面から剥がし取る。
【選択図】図6
刺繍マークを作るときに用いる合成樹脂シートを、極めて容易に剥がし取って、ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法。
【解決手段】
ユニホーム等に仮着したマーク面にホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層を形成した合成樹脂シートを重ね、該合成樹脂シートと共に該マークの輪郭に沿ってミシン掛けを行った後、該シートに剥離シートを重ねて両シートを熱圧着して一体化して、これをマーク面から剥がし取る。
【選択図】図6
Description
本件発明は、ユニホーム等に貼着するマークを、その輪郭に沿ってミシンによる縁取りかがり縫付を施し、そのかがり縫付糸を以て縁取りを行ったいわゆる刺繍マークとして、ユニホーム等に取付ける方法に関する発明である。
これまでのユニホーム等に貼着する前記した刺繍マークは、マーク用生地から所望の文字、図柄として裁断したマークをユニホーム等の所望の個所に仮着させ、マークの輪郭に沿った縁取り部分の厚みをもたせるためマーク面に合成樹脂シートを重ねて、前記マークの輪郭に沿って、前記合成樹脂シートを挟み込んでユニホーム等に前記マークの縁をかがり縫付けるミシン掛けを施し、前記操作終了後、前記マークに重ねた合成樹脂シートを前記かがり付け作業によって前記合成樹脂シートに穿設した穿孔であるミシン目に沿って剥し取る作業を行っていた。
前記した作業に使ったマークに重ね合わせた合成樹脂シートを、マークの輪郭の外側に沿って剥し取る作業は、マークの輪郭の外側に沿って前記合成樹脂シートに穿孔されたミシン目に沿って引き剥がせばよいので、さして手間のかかる作業ではない。しかし、マークの輪郭の内側に沿った前記合成樹脂シートの剥し取は、いちいちピンセット等の器具で前記合成樹脂シートをつまんで剥し取らなければならないので、その作業は手間のかかる作業となっていて熟練を要する作業であり、この作業の簡略化の開発が業界では急務であった。ところが、これを解決する手段は開発されていなかった。
本発明は、従来から刺繍マークを作るときに行われていたマークに重ねた合成樹脂シートを、マークの輪郭の外側だけでなく、マークの輪郭の内側からもきわめて簡単に、且つ、綺麗に剥し取ることができる方法を提供するものである。
ユニホーム1等の所望の個所に仮着したマーク2の面に、ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3を形成した合成樹脂シート4を重ね合わせた後、マークの輪郭に沿って、ミシンによるかがり縫い付けを行い、前記ミシンによるかがり縫い付けによって、かがり縫い付部分に前記ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂極薄層3を形成した合成樹脂シート4を挟み込んでマークの輪郭の外側、並に内側にミシン目による穿孔が穿設された前記合成樹脂シート4とする。その合成樹脂シート4の面に別の合成樹脂シートを剥離シート5として均一に且つ強力に貼り付ける。その後、前記合成樹脂シートである剥離シート5と共に前記したホットメルト系の熱可塑性合成樹脂極薄層3を形成した合成樹脂シート4とを前記ミシン目による穿孔どうりに剥し取ることで、ユニホーム等の所望個所にミシンによるかがり縫付したかがり縫付糸から成るマークの輪郭の外側並びに内側からマークの輪郭どうりに縁取りした刺繍マークとする方法である。
即ち、これまで、マークをユニホーム等の所望個所にかがり縫付作業に使用したマークに重ねた合成樹脂シートを剥し取るのに、まず、マークの輪郭の外側に穿孔されたミシン目どうりに引き剥がし、次で、マークの輪郭の内側に残った前記合成樹脂シートを熟練を要する手作業によって引き剥がすと言う二度手間をかけていた合成樹脂シートの引き剥がし作業を一度の操作によって行えることができる。
本発明の好適な実施例を説明する。
常法に従って、マーク2をユニホーム等1に仮着する。
その仮着手段は問わないが、普通はマーク地裏にホットメルト系の熱可塑性合成樹脂から成る熱融着性接着層を形成したマーク2を、常法の手段である加熱加圧によりユニホーム等1の所望個所に仮着する。
常法に従って、マーク2をユニホーム等1に仮着する。
その仮着手段は問わないが、普通はマーク地裏にホットメルト系の熱可塑性合成樹脂から成る熱融着性接着層を形成したマーク2を、常法の手段である加熱加圧によりユニホーム等1の所望個所に仮着する。
前記した作業終了後、常法通り合成樹脂シートをユニホーム等の所望個所に仮着されたマーク2の面に重ねる。その後、常法に従ってマーク2の輪郭に沿って、ユニホーム1等の所望の個所にミシンによるかがり縫付作業を行い、マークの輪郭に沿ってミシン糸6による縁取りを行う。
本発明の実施に用いる合成樹脂シート4は、図1に示すとおり合成樹脂シート4の表面に、ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3を形成したものである。
マーク2面に前記したホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3を形成した合成樹脂シート4を図2に示すとおり重ね合わせた後、マーク2の輪郭に沿って、ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3を形成した合成樹脂シート4を挟み込んだ状態でミシン糸6によるかがり縫付がなされる。
このミシン糸5によるかがり縫付操作によって、マーク2の輪郭に沿って、その輪郭の外側と内側にミシンによる穿孔、いわゆるミシン目(図示しない)が出来る。
このミシン糸5によるかがり縫付操作によって、マーク2の輪郭に沿って、その輪郭の外側と内側にミシンによる穿孔、いわゆるミシン目(図示しない)が出来る。
前記操作の終了後、図3に示すとおりマーク2に重ねた前記ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3を形成した合成樹脂シート4のホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層の面だけに強力に接着する合成樹脂シートである剥離シート6を貼り合わせる。
その貼り合わせは、常法によりアイロン等の加熱加圧機具として使用されているプレス機によって行う。
その貼り合わせは、常法によりアイロン等の加熱加圧機具として使用されているプレス機によって行う。
この操作によって、ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3を形成した合成樹脂シート4と、これに重ね合わせた合成樹脂シートである剥離シート6とは、マーク2の輪郭をかがり縫い付けをしたミシン糸5の面を除いて均一に且つ強力に貼り合わされる。
前記したマーク2に重ねる合成樹脂シート4にはホットメルト系の合成樹脂層3が形成され、マーク2の輪郭はこのシート4を挟み込んでかがり縫付がおこなわれているので、この合成樹脂シート4に重ね合わせた合成樹脂シートである剥離シート6をプレス機によって加熱加圧する際ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3が溶解して前記かがり縫付をしたミシン糸6に付着し、その結果かがり縫付けしたミシン糸6のホツレを阻止する機能を発揮することになる。
この操作後、図4に示すとおりユニホーム1等から合成樹脂シート4と均一に且つ強力に貼り合わされた合成樹脂シートである剥離シート6とを引き剥がす。
この引き剥がし操作によって、マーク2をユニホーム等1の所望の個所にかがり縫付を行う際、マークの輪郭に沿ってその輪郭の外側と内側にマーク地とユニホーム1等の生地、並に、その間に挟まれた合成樹脂シート4に、ミシン目が穿孔されて、そのミシン目によって切り離しやすくなった合成樹脂シート4は、該シートの均一に且つ強力に貼り付いた合成樹脂シートである剥離シート6と共に図4に示すとおりマーク2の輪郭の外側Xのミシン目どうりに切り離され、図5に示すとおり次で輪郭の内側Yのミシン目どうりに切り離される。即ち、図6に示すような刺繍マークがユニホーム等1に取り付けられる。
この引き剥がし操作によって、マーク2をユニホーム等1の所望の個所にかがり縫付を行う際、マークの輪郭に沿ってその輪郭の外側と内側にマーク地とユニホーム1等の生地、並に、その間に挟まれた合成樹脂シート4に、ミシン目が穿孔されて、そのミシン目によって切り離しやすくなった合成樹脂シート4は、該シートの均一に且つ強力に貼り付いた合成樹脂シートである剥離シート6と共に図4に示すとおりマーク2の輪郭の外側Xのミシン目どうりに切り離され、図5に示すとおり次で輪郭の内側Yのミシン目どうりに切り離される。即ち、図6に示すような刺繍マークがユニホーム等1に取り付けられる。
1 ユニホーム等
2 マーク
3 合成樹脂シート面に形成されたホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層
4 ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層を形成した合成樹脂シート
5 ミシン糸
6 剥離シート
2 マーク
3 合成樹脂シート面に形成されたホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層
4 ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層を形成した合成樹脂シート
5 ミシン糸
6 剥離シート
Claims (1)
- ユニホーム1等の所望の個所に仮着したマーク2の面に、ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂層3を形成した合成樹脂シート4を重ね合わせた後、マークの輪郭に沿って、ミシンによるかがり縫い付けを行い、前記ミシンによるかがり縫い付けによって、かがり縫い付部分に前記ホットメルト系の熱可塑性合成樹脂極薄層3を形成した合成樹脂シート4を挟み込んでマークの輪郭の外側、並に内側にミシン目による穿孔が穿設された前記合成樹脂シート4とし、その合成樹脂シート4の面に別の合成樹脂シートを剥離シート5として均一に且つ強力に貼り付けた後、前記合成樹脂シートである剥離シート5と共に前記したホットメルト系の熱可塑性合成樹脂極薄層3を形成した合成樹脂シート4とを前記ミシン目による穿孔どうりに剥し取ることで、ユニホーム等の所望個所にミシンによるかがり縫付したかがり縫付糸から成るマークの輪郭の外側並びに内側からマークの輪郭どうりに縁取りしたことを特徴とする刺繍マークとする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004349513A JP2006161173A (ja) | 2004-12-02 | 2004-12-02 | ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004349513A JP2006161173A (ja) | 2004-12-02 | 2004-12-02 | ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006161173A true JP2006161173A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36663512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004349513A Pending JP2006161173A (ja) | 2004-12-02 | 2004-12-02 | ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006161173A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201700026249A1 (it) * | 2017-03-09 | 2018-09-09 | Officina Ciemmeci S R L | Metodo per l’applicazione di elementi decorativi su pelli o simili prodotti sintetici, e prodotti ottenuti |
-
2004
- 2004-12-02 JP JP2004349513A patent/JP2006161173A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201700026249A1 (it) * | 2017-03-09 | 2018-09-09 | Officina Ciemmeci S R L | Metodo per l’applicazione di elementi decorativi su pelli o simili prodotti sintetici, e prodotti ottenuti |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4677278B2 (ja) | 無縫製衣服の製造方法 | |
RU2551757C2 (ru) | Способ изготовления текстильного продукта | |
EP2216168A2 (en) | Stretchable appliqué and method for making the same | |
JP2013506057A (ja) | 補足材料を織物に接合する方法 | |
US3138505A (en) | Method of and means for mending fabric | |
US4386980A (en) | Production of quilting piecework | |
JP2542551B2 (ja) | 熱可塑性合成樹脂製の熱転写装飾片とその製造方法 | |
JP2024015187A (ja) | ファン取付部付きシート | |
JP2006161173A (ja) | ユニホーム等に刺繍マークを取り付ける方法 | |
JP2006249601A (ja) | 布帛の結合部分、衣料、及び衣料の製造方法 | |
JPH0730705Y2 (ja) | 柄地付布地 | |
TWI734376B (zh) | 皮料與布料結合之鞋材料製程及其所製成之鞋材料 | |
JP3867298B2 (ja) | アップリケ付レース製品の製作方法並びにアップリケ付伸縮性生地製品の製作方法 | |
JP3067238U (ja) | 学年表示色彩を特定して成る熱圧着性ゼッケン。 | |
KR102231120B1 (ko) | 시트부재 제조 방법 | |
EP1633921B1 (en) | Process for obtaining a fused seam for pieces of fabric | |
JP2008069470A (ja) | 無縫製衣服及び無縫製衣服の製造方法 | |
JP4399671B2 (ja) | 無縫製衣服とその製造方法 | |
KR101498489B1 (ko) | 봉투 및 그 제조방법 | |
JPH0756104B2 (ja) | 立体柄地付布地 | |
JP2608854B2 (ja) | 防染糊板及びその関連技術 | |
CA1215884A (en) | Production of quilting piecework | |
JP3138047U (ja) | ボタンホール形成布 | |
JPS6114277B2 (ja) | ||
JP4231094B1 (ja) | ボタンホール形成布 |