JP2006159154A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流し台のシンクの下方位置に配置され、蓋体2により開閉可能な投入口部3から生ゴミN及び生ゴミを分解可能な菌床材Kが投入される分解処理槽部1aをもつケース本体1と、ケース本体内の生ゴミ及び菌床材を撹拌可能な撹拌ロータ5と、分解処理槽部内に水を供給する給水部7と、ケース本体内の撹拌分解された生ゴミ処理物を排出する排出部8とからなる。
【効果】投入口部から生ゴミ及び生ゴミを分解可能な菌床材を分解処理槽部内に投入し、蓋体を閉じ、撹拌ロータを回転させると共に給水部により分解処理槽部内に水を供給し、生ゴミは撹拌ロータによる撹拌及び菌床材による分解作用により減量分解され、この撹拌減量分解された生ゴミ処理物は排出部から排出させることができる。
【選択図】図2
【効果】投入口部から生ゴミ及び生ゴミを分解可能な菌床材を分解処理槽部内に投入し、蓋体を閉じ、撹拌ロータを回転させると共に給水部により分解処理槽部内に水を供給し、生ゴミは撹拌ロータによる撹拌及び菌床材による分解作用により減量分解され、この撹拌減量分解された生ゴミ処理物は排出部から排出させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は例えば家庭生ゴミを菌床材を用いて分解減量処理する際に用いられる生ゴミ処理装置に関するものである。
従来、この種の生ゴミ処理装置として、生ゴミが投入される袋体と、生ゴミの水分を排水するための仕切弁と、生ゴミの水分を排水する排水路とからなる構造のものが知られている。
特開平5−132101号公報
しかしながら上記従来構造の場合、上記袋体内の生ゴミの処理が厄介であることがあるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、流し台のシンクの下方位置に配置され、蓋体により開閉可能な投入口部から生ゴミ及び生ゴミを分解可能な菌床材が投入される分解処理槽部をもつケース本体と、該ケース本体内の生ゴミ及び菌床材を撹拌可能な撹拌ロータと、該分解処理槽部内に水を供給する給水部と、該ケース本体内の撹拌分解された生ゴミ処理物を排出する排出部とからなることを特徴とする生ゴミ処理装置にある。
又、請求項2記載の発明は、流し台のシンクの下方位置に配置され、ディスポーザから生ゴミ及び水が供給される受入槽部及び該受入槽部から生ゴミ及び水が供給されると共に生ゴミを分解可能な菌床材が供給される分解処理槽部からなるケース本体と、該分解処理槽部内の生ゴミ及び菌床材を撹拌可能な撹拌ロータと、該分解処理槽部内の撹拌分解された生ゴミ処理物を排出する排出部とからなることを特徴とする生ゴミ処理装置にある。
又、請求項3記載の発明は、上記ケース本体は流し台のシンクの下方位置に引き出し自在に配設されてなることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記撹拌ロータは、回転横軸に複数個の撹拌羽根体を放射状に突設してなることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明は、上記受入槽部内の生ゴミ及び菌床材を撹拌しつつ上記分解処理槽部に供給可能な撹拌供給ロータを設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項6記載の発明は、上記撹拌ロータは間欠的に正逆回転するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、流し台のシンクの下方位置に配置されたケース本体の蓋体を開き、投入口部から生ゴミ及び生ゴミを分解可能な菌床材を分解処理槽部内に投入し、蓋体を閉じ、撹拌ロータを回転させると共に給水部により分解処理槽部内に水を供給し、生ゴミは撹拌ロータによる撹拌及び菌床材による分解作用により減量分解され、この撹拌減量分解された生ゴミ処理物は排出部から排出されることになり、したがって、生ゴミをケース本体内の分解処理槽部内に投入することにより、生ゴミは撹拌ロータによる撹拌及び菌床材による分解作用により減量分解され、給水部による給水により撹拌分解が促進され、撹拌減量分解された生ゴミ処理物は排出部から排出させることができ、生ゴミをそのまま分解して排出することができ、水切りや残渣の取出も不要となり、処理速度を向上することができ、悪臭の発生も抑制することができ、菌床材によりほぼ完全に水と炭酸ガスなどに分解することができ、連続投入も可能となり、使用の利便性を高めることができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、流し台のシンクの下方位置に配置されたケース本体の受入槽部内にディスポーザから生ゴミ及び水が供給され、この受入槽部から分解処理槽部に生ゴミ及び水、生ゴミを分解可能な菌床材が供給され、撹拌ロータを回転させ、生ゴミは撹拌ロータによる撹拌及び菌床材による分解作用により減量分解され、この撹拌減量分解された生ゴミ処理物は排出部から排出されることになり、したがって、生ゴミはケース本体内の受入槽部内にディスポーザから供給され、この受入槽部から分解処理槽部内に供給され、生ゴミは撹拌ロータによる撹拌及び菌床材による分解作用により減量分解され、撹拌減量分解された生ゴミ処理物は排出部から排出させることができ、生ゴミをそのまま分解して排出することができ、水切りや残渣の取出も不要となり、処理速度を向上することができ、悪臭の発生も抑制することができ、菌床材によりほぼ完全に水と炭酸ガスなどに分解することができ、連続投入も可能となり、使用の利便性を高めることができる。
又、請求項3記載の発明にあっては、上記ケース本体は流し台のシンクの下方位置に引き出し自在に配設されているから、生ゴミの投入時において、ケース本体を引き出し、生ゴミの投入後はシンクの下方位置に収納することができ、それだけ、使用の利便性を高めることができ、又、請求項4記載の発明にあっては、上記撹拌ロータは、回転横軸に複数個の撹拌羽根体を放射状に突設してなるから、生ゴミ及び菌床材の撹拌を良好に行うことができ、又、請求項5記載の発明にあっては、上記受入槽部内の生ゴミ及び菌床材を撹拌しつつ上記分解処理槽部に供給可能な撹拌供給ロータを設けてなるから、撹拌供給ロータにより前処理的に生ゴミ及び菌床材を撹拌することができ、それだけ処理速度を高めることができ、作業性を向上することができ、又、請求項6記載の発明にあっては、上記撹拌ロータは間欠的に正逆回転するように構成されているから、生ゴミ及び菌床材の撹拌を良好に行うことができ、それだけ分解減量作用を良好に行うことができる。
図1乃至図7は本発明の実施の形態例を示し、図1乃至図5は第一形態例、図6、図7は第二形態例である。
図1乃至図5の第一形態例において、1はケース本体であって、流し台WのシンクSの下方位置に配置され、上面に蓋体2により開閉可能な投入口部3が形成され、この投入口部3から生ゴミN及び生ゴミを分解可能な菌床材Kが投入される分解処理槽部1aを設けて構成している。
この菌床材Kとしては、例えば、そば殻に例えば、好気性中温菌からなる微生物を着床させたものが用いられ、特に、生ゴミの油分を分解させる機能をもち、特殊処理により乾燥させたものが用いられる。
この場合、上記ケース本体1は、流し台WのシンクSの下方位置に伸縮レール4a及び車輪4bからなる引出機構4により引き出し自在に設けられている。
5は撹拌ロータであって、上記ケース本体1内部の分解処理槽部1a内に回転自在に横設され、この場合、撹拌ロータ5は、回転横軸5aに複数個の撹拌羽根体5bを放射状に突設して形成され、撹拌ロータ5は、駆動機構6としての駆動用モータ6aの回転を伝導機構6bを介して回転横軸5aに伝導し、連続回転又は間欠回転、又は所定時間毎に間欠的に正逆回転させる構造となっている。
7は給水部であって、図外の水供給源に弁7cを介して接続される給水パイプ7aの複数個の給水穴7bから分解処理槽部1aに水Hを給水する構造となっている。
8は排出部であって、上記ケース本体1の内分解処理槽部1aの底部に複数個の排水穴8aを形成し、ケース本体1の後部に臨む排水路8bを形成してなり、排水路を介して図外の下水等に分解処理槽部1a内の撹拌分解された生ゴミ処理物Fを排水するように構成されている。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、たとえば、図2の如く、流し台WのシンクSの下方位置に配置されたケース本体1の蓋体2を開き、投入口部3から生ゴミN及び生ゴミを分解可能な菌床材Kを分解処理槽部1a内に投入し、蓋体2を閉じ、撹拌ロータ5を回転させると共に給水部7により分解処理槽部1a内に水Hを供給し、生ゴミNは撹拌ロータ5による撹拌及び菌床材Kによる分解作用により減量分解され、この撹拌減量分解された生ゴミ処理物Fは排出部8から排出されることになる。
したがって、生ゴミNをケース本体1内の分解処理槽部1a内に投入することにより、生ゴミNは撹拌ロータ5による撹拌及び菌床材Kによる分解作用により減量分解され、給水部7による給水により撹拌分解が促進され、撹拌減量分解された生ゴミ処理物Fは排出部8から排出させることができ、生ゴミをそのまま分解して排出することができ、水切りや残渣の取出も不要となり、処理速度を向上することができ、悪臭の発生も抑制することができ、菌床材Kによりほぼ完全に水と炭酸ガスなどに分解することができ、連続投入も可能となり、使用の利便性を高めることができる。
この場合、上記ケース本体1は流し台WのシンクSの下方位置に引き出し自在に配設されているから、生ゴミNの投入時において、ケース本体1を引き出し、生ゴミNの投入後はシンクSの下方位置に収納することができ、それだけ、使用の利便性を高めることができ、又、この場合、上記撹拌ロータ5は、回転横軸5aに複数個の撹拌羽根体5bを放射状に突設してなるから、生ゴミN及び菌床材Kの撹拌を良好に行うことができ、又、この場合、上記撹拌ロータ5は間欠的に正逆回転するように構成されているから、生ゴミN及び菌床材Kの撹拌を良好に行うことができ、それだけ分解減量作用を良好に行うことができる。
図6、図7の第二形態例は別例構造を示し、この場合、ケース本体1は、図外のディスポーザの排出パイプMから生ゴミN及び水Hが供給される受入槽部1b及び受入槽部1bから生ゴミN及び水Hが供給されると共に生ゴミNを分解可能な菌床材Kが供給される分解処理槽部1aから構成され、この分解処理槽部1a内には生ゴミN及び菌床材Kを撹拌可能な撹拌ロータ5が回転自在に横設され、分解処理槽部1a内の撹拌分解された生ゴミ処理物Fを排出する構造となっており、この場合、上記受入槽部1b内に生ゴミN及び菌床材Kを撹拌しつつ分解処理槽部1aに供給可能な撹拌供給ロータ9が設けられ、この撹拌供給ロータ9は、上記回転横軸5aに複数個の撹拌羽根体9aを放射状に突設し、この撹拌羽根体9aをやや斜めに傾けて形成し、この撹拌羽根体9aの傾斜により受入槽部1b内の生ゴミN及び菌床材Kを撹拌しつつ仕切壁体10に形成された供給口部10aを介して分解処理槽部1aに供給するように構成している。
この第二形態例にあっては、図6の如く、流し台WのシンクSの下方位置に配置されたケース本体1の受入槽部1b内にディスポーザから生ゴミN及び水Hが供給され、この受入槽部1bから分解処理槽部1aに生ゴミN及び水H、生ゴミを分解可能な菌床材Kが供給され、撹拌ロータ5を回転させ、生ゴミNは撹拌ロータ5による撹拌及び菌床材Kによる分解作用により減量分解され、この撹拌減量分解された生ゴミ処理物Fは排出部8から排出されることになる。
したがって、生ゴミNはケース本体1内の受入槽部1b内にディスポーザから供給され、この受入槽部1bから分解処理槽部1a内に供給され、生ゴミNは撹拌ロータ5による撹拌及び菌床材Kによる分解作用により減量分解され、撹拌減量分解された生ゴミ処理物Fは排出部8から排出させることができ、生ゴミをそのまま分解して排出することができ、水切りや残渣の取出も不要となり、処理速度を向上することができ、悪臭の発生も抑制することができ、菌床材Kによりほぼ完全に水と炭酸ガスなどに分解することができ、連続投入も可能となり、使用の利便性を高めることができる。
又、この場合、上記受入槽部1b内の生ゴミN及び菌床材Kを撹拌しつつ上記分解処理槽部1aに供給可能な撹拌供給ロータ9を設けてなるから、撹拌供給ロータ9により前処理的に生ゴミN及び菌床材Kを撹拌することができ、それだけ処理速度を高めることができ、作業性を向上することができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、ケース本体1、撹拌ロータ5、引出機構4、給水部7、排水部8、撹拌供給ロータ9の構造や形態等は適宜変更して設計される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
W 流し台
S シンク
N 生ゴミ
K 菌床材
H 水
F 生ゴミ処理物
1 ケース本体
1a 分解処理槽部
1b 受入槽部
2 蓋体
3 投入口部
5 攪拌ロータ
7 給水部
8 排出部
9 攪拌供給ロータ
S シンク
N 生ゴミ
K 菌床材
H 水
F 生ゴミ処理物
1 ケース本体
1a 分解処理槽部
1b 受入槽部
2 蓋体
3 投入口部
5 攪拌ロータ
7 給水部
8 排出部
9 攪拌供給ロータ
Claims (6)
- 流し台のシンクの下方位置に配置され、蓋体により開閉可能な投入口部から生ゴミ及び生ゴミを分解可能な菌床材が投入される分解処理槽部をもつケース本体と、該ケース本体内の生ゴミ及び菌床材を撹拌可能な撹拌ロータと、該分解処理槽部内に水を供給する給水部と、該ケース本体内の撹拌分解された生ゴミ処理物を排出する排出部とからなることを特徴とする生ゴミ処理装置。
- 流し台のシンクの下方位置に配置され、ディスポーザから生ゴミ及び水が供給される受入槽部及び該受入槽部から生ゴミ及び水が供給されると共に生ゴミを分解可能な菌床材が供給される分解処理槽部からなるケース本体と、該分解処理槽部内の生ゴミ及び菌床材を撹拌可能な撹拌ロータと、該分解処理槽部内の撹拌分解された生ゴミ処理物を排出する排出部とからなることを特徴とする生ゴミ処理装置。
- 上記ケース本体は流し台のシンクの下方位置に引き出し自在に配設されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の生ゴミ処理装置。
- 上記撹拌ロータは、回転横軸に複数個の撹拌羽根体を放射状に突設してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の生ゴミ処理装置。
- 上記受入槽部内の生ゴミ及び菌床材を撹拌しつつ上記分解処理槽部に供給可能な撹拌供給ロータを設けてなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の生ゴミ処理装置。
- 上記撹拌ロータは間欠的に正逆回転するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004358250A JP2006159154A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 生ゴミ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004358250A JP2006159154A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 生ゴミ処理装置 |
Publications (1)
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JP2006159154A true JP2006159154A (ja) | 2006-06-22 |
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JP2004358250A Pending JP2006159154A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 生ゴミ処理装置 |
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JP (1) | JP2006159154A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104141331A (zh) * | 2013-05-08 | 2014-11-12 | 道沃赛斯有限公司 | 食物垃圾处理器 |
-
2004
- 2004-12-10 JP JP2004358250A patent/JP2006159154A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104141331A (zh) * | 2013-05-08 | 2014-11-12 | 道沃赛斯有限公司 | 食物垃圾处理器 |
CN104141331B (zh) * | 2013-05-08 | 2016-07-06 | 道沃赛斯有限公司 | 食物垃圾处理器 |
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