JP2006159004A - ポンプディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、液漏れを防止すべく通気穴をパッキングシール面よりも高くすると同時に、極力、金型構造を簡単にしてコスト的にも有利なポンプディスペンサを提供すること。
【解決手段】 液体を収容する容器本体13の口部に取り付けられるキャップ1を有するポンプディスペンサにおいて、前記キャップに係合される胴部2Aを有するハウジング2と、該ハウジングに内嵌され、シール部より上方に配置されたシリンダ3と、該シリンダ内を摺動可能なピストン部材6とを備え、前記シリンダには通気穴3b1が形成され、該シリンダの外壁とハウジングの内壁との間には、外気Pに通じ前記容器本体内の負圧を解消するための通気流路が形成されているポンプディスペンサ。
また、シリンダ3は、ハウジング2の内壁に形成されたリブ2dにより支持されるようにしてハウジングに内嵌されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、洗浄液、薬液及び化粧液等を吐出させるためのポンプディスペンサに関し、特に、ポンプディスペンサが取り付けられる容器本体内の空間の圧力を調整するための機構を改良したポンプディスペンサに関する。
従来、ポンプディスペンサが取り付けられる容器本体内の空間の圧力を調整するためにシリンダの上部に外気と連通する貫通穴が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる構造を有しつつ且つ本出願人が実際に作製したポンプディスペンサの例について図を用いて以下に説明する。
図9は、そのポンプディスペンサの内部構造を示している。
図9(A)はポンプディスペンサの断面図であり、図9(B)は図9(A)のA−A線に沿う断面図である。
容器本体100に取り付けられるポンプディスペンサのキャップ101には、シリンダ部102aに形成された突起102a1が係合されている。
このシリンダ部102aは取手部102bと一体的に形成されており、全体としてハウジング102を構成している。
突起102a1より僅かに下方のシリンダ部102aの側面には、通気穴102a2が形成されている。
シリンダ部102aには摺動自在にピストン部材103が挿入されており、このピストン部材103は、通気穴102a2を介して容器本体内と外気とを連通状態及び非連通状態に切り換えることができる。
このピストン部材103はピストンシャフト104の下端に内嵌されており、このピストンシャフト104の上端側には十字状に羽部104aが形成されている。
この羽部104aはシリンダ部102aの上端側付近を摺動する。
外気Pは羽部104a間の空間を通り、シリンダ部102aの内部空間S1と連通している。
図9では、ピストン部材103が上死点に位置しており、通気穴102a2と内部空間S1とは非連通状態となっている。
図9のノズル105のノズルキャップ105aを開き、トリガー106を引くと、図10に示すようになる。
図10(A)はポンプディスペンサの断面図であり、図10(B)は図10(A)のB−B線に沿う断面図である。
図に示すように、トリガー106を引くとトリガー106は回動軸Kを軸として下がることで、ピストンシャフト104を押し下げる。
このピストンシャフト104の下端に連結されたピストン部材103が押し下げられることで、シリンダ部102aの密閉された内部空間S3に閉じ込められた液体Fが噴射される。
ピストン部材103の押し下げがある程度進むと、この通気穴102a2を介して、容器本体100の口部の内壁とシリンダ部102aの外壁との間の間隙(この間隙は容器本体内、すなわち内部空間S2と連通している)と外気Pとが連通する。
そのため、図に示す矢印のように、外気Pが流入して負圧が解消される。
因みに、この流入する空気の体積は、トリガー106を引いたことによりノズル105から噴出される液体Fの体積とほぼ等しい。
図10の状態のポンプディスペンサを斜めに傾けて図11に示す状態にすると、拡大した図12に示すように、容器本体100内の液体Fは、容器本体100の口部の内壁とシリンダ部102aの外壁との間の間隙に入り込む。
このような状態になると、ポンプディスペンサを横に傾けたときに、液体Fはシリンダ部102aの通気穴102a2を介して羽部104aの間を抜けて外に出ることとなる。
すなわち、液漏れが発生するのである。
そのため、かかる液漏れの発生を防止すべく、できるだけ通気穴102a2が高い位置にくるようにすることが好ましい。
しかし、従来の通気穴102a2の位置は、キャップ101より上方、詳しくはキャップ101の内壁と係合する突起102a1の位置より上にすることはできなかった。
そこで、出願人により突起102a1が形成される円筒部より内側に更に円筒部を形成する方法が発案された。
以下、この具体的な形態を図13を用いて説明する。
図に示すように、キャップ200の内側にはハウジング201が設けられている。
このハウジング201にはシリンダ部201aが形成されている。
このシリンダ部201aにはキャップ200の内壁の上端側の肉厚部と係合する突起201a1が形成されている。
またシリンダ部201aの内側には、円筒状の筒部201bが形成されており、この筒部201bの上端側に通気穴201cが形成されている。
突起201a1の位置をパッキングシール面Lとすると、上述したように、従来はこのパッキングシール面Lより上方に通気穴を形成するのは困難であった。
しかし、円筒部を二重構造にすることで、筒部201bに突起201a1を形成しなくて済むので、通気穴201cを形成する位置の制約はなくなり、通気穴をより高い位置に形成することができるようになる。
特開2002−200443号公報 (図1、図3)
しかしながら、図13に記載のような二重の円筒構造にしたとすると、形状に応じて金型構造も複雑になりコスト高である。
またシリンダ部に歪み(例えば、偏芯)が生じると、ハウジング201全体が不良品となり不経済でもある。
しかも、摩擦を受けるシリンダ部のみを耐久性のある材質にするようなことが困難である。
本発明は、かかる背景技術をもとになされたもので、上記の背景技術の問題点を克服するためになされたものである。
すなわち、本発明は、液漏れを防止すべく通気穴をパッキングシール面よりも高くすると同時に、極力、金型構造を簡単にしてコスト的にも有利なポンプディスペンサを提供することを目的とする。
かくして、本発明者は、このような課題背景に対して鋭意研究を重ねた結果、キャップに係合される胴部を有するハウジングと、該ハウジングに内嵌されキャップより上方に配置されたシリンダと、該シリンダ内を摺動可能なピストン部材と、を設け、ハウジングとシリンダとを別体とした二重円筒構造を採用することにより、上記の問題点を解決することができることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は、(1)、液体を収容する容器本体の口部に取り付けられるキャップを有するポンプディスペンサにおいて、前記キャップに係合される胴部を有するハウジングと、該ハウジングに内嵌され、シール部より上方に配置されたシリンダと、該シリンダ内を摺動可能なピストン部材とを備え、前記シリンダには通気穴が形成され、該シリンダの外壁とハウジングの内壁との間には、外気に通じ前記容器本体内の負圧を解消するための通気流路が形成されていることに存する。
また、本発明は、(2)、シリンダの通気穴は、容器本体内と外気が通ずる状態において、前記第1襞部より上方に位置するものであることを特徴とする上記(1)記載のポンプディスペンサに存する。
また、本発明は、(3)、シリンダの通気穴は、容器本体内と外気が通ずる状態において、前記第1襞部より上方に位置するものであることを特徴とする上記(2)記載のポンプディスペンサに存する。
また、本発明は、(4)、シリンダの通気穴は、容器本体内の液体を噴射する前の状態において、前記第1襞部と第2襞部との間に位置するものであることを特徴とする上記(2)記載のポンプディスペンサに存する。
また、本発明は、(5)、ハウジングにピストン部材の径大部が圧接することで通気流路が遮断されていることを特徴とする上記(1)記載のポンプディスペンサに存する。
また、本発明は、(6)、シリンダは、ハウジングの内壁に形成されたリブにより支持されるようにしてハウジングに内嵌されていることを特徴とする上記(1)記載のポンプディスペンサに存する。
また、本発明は、(7)、ハウジングには、ポンプディスペンサを把持し易くするために環状の取手部が形成されていることを特徴とする上記(1)記載のポンプディスペンサに存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば、上記(1)から(7)を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明のポンプディスペンサは、キャップに係合される胴部を有するハウジングと、該ハウジングに内嵌され、シール部より上方に配置されたシリンダと、該シリンダ内を摺動可能なピストン部材とを備え、前記シリンダには通気穴が形成され、該シリンダの外壁とハウジングの内壁との間には、外気に通じ前記容器本体内の負圧を解消するための通気流路が形成されているので、容器本体内と外気とを必要時に連通できて圧力調整が可能である。
ハウジングとシリンダとが別体とされているので、設計上の自由度が出て制約が無くなり、液漏れを防止すべく通気穴をパッキングシール面よりも高くすることができる。
また、金型の構造がシンプルとなり、コスト的にも有利である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のポンプディスペンサの一実施形態を示している。
また、図2(A)及び図2(B)は、図1のポンプディスペンサの分解図である。
この実施形態のポンプディスペンサは、液体を収容する容器本体の口部に取り付けられるキャップ1を有している。
このキャップ1は短筒状に形成され、その内壁には容器本体の口部に螺合させるために雌螺子1aが形成されている。
キャップ1の上端側は、ハウジング2を係合させるために、テーパー状の肉厚部1bが形成されている。
一方、キャップ1の外壁にはキャップ1を指等で容器本体に螺合し易くするために、キャップ長手方向に沿ってリブ1cが形成されている。
一方、ハウジング2は、キャップ1に係合される筒状の胴部2aと環状の取手部2bとを備えている。
この取手部2bに指を入れてポンプディスペンサを支えることができるために、傾斜して噴射もし易い。
この胴部2aの下端側に輪環状の突起2a1を形成し、これをキャップ1の肉厚部1bに上方より係合させるのである。
これで、環状の取手部2bにより下方への移動もなくなり確実にキャップ1に固定される。
ハウジング2をキャップ1に取り付けるには、上方からハウジング2の下端側を強くキャップに挿入し、突起2a1を撓ませながらテーパー状の肉厚部1b上を滑らせる。
突起2a1が肉厚部1bより低い位置にくると係合音がすることで係合が完了する。
これで突起2a1により容器本体の口部とハウジング2とが固定されてシール面Lが区画される(図3参照)。
筒状のハウジング2の胴部2aには、細筒部3aと太筒部3bとからなるシリンダ3が内嵌される。
太筒部3bの上端側側面には、後述する通気流路の一部を形成する通気穴3b1が形成されている。
このシリンダ3をハウジング2に係合する際は、細筒部3aが下方にくるようにする。
この細筒部3aは途中でやや径が異なっているが、その部分にはボール弁4が設けられる。
また細筒部3aの下端側には、容器本体の液を吸い上げるための細長のチューブ5の上端側が装着される。
シリンダ3の太筒部3bの内壁には、ピストン部材6が内挿されて摺動自在となっている。
このピストン部材6は、細筒部6aと、末広がりであるスカート部6bとを有している。
ピストン部材6のスカート部6bには、シリンダ内を封するための第1襞部6b1と該第1襞部6b1より下方にある第2襞部6b2とが形成されている。
このピストン部材6は、第1襞部6b1と第2襞部6b2とにより、後述するように、通気穴3b1を介して外気とを容器本体内(すなわち内部空間S2)を連通状態及び非連通状態に切り換える働きをする。
ピストン部材6のスカート部6bの内側には、ロケット状の弁棒7が挿入される。
そして、細筒部6aの内壁の一部が弁座6a1となり、弁棒7の先端部が弁部7aとなる。
弁棒7の下端側には鍔部7bが形成され、この鍔部7bと、ピストン部材6の細筒部6aとスカート部6bとの段差部と、の間にスプリング8が設けられる。
ピストン部材6の細筒部6aにはピストンシャフト9の下端側が外嵌される。
このピストンシャフト9の先端側はボール状に球面にされている。
またピストンシャフト9には前方に水平に延びており液体噴射部9aが形成されている。
この液体噴射部9aの先端側は、内筒部9a1と外筒部9a2とからなる二重の筒状構造となっており、 この内筒部9a1には液体を噴出する流路が形成されている。
また、内筒部9a1と外筒部9a2との間の筒状の間隙には筒状のノズル10の後端側が嵌合される。
このノズル10の先端側には、ノズルキャップ10aが一体成形されている。
ピストンシャフト9とノズル10との間には、螺旋形状のバネ部11aを有するバネ付き弁11が設けられている。
このバネ付き弁11の後端には液体噴射部9aの内壁を弁座とする弁部11bが形成されている。
一方、バネ付き弁11の先端には ノズル先端側の窓部10bと当接し噴射される液体の流れを誘導するチップ部11cが形成されている。
ピストンシャフト9の昇降は、トリガー12によって行われる。
トリガー12には、ピストンシャフト9の球面状の先端を内挿して押圧するための収納部12aが形成されている。
そして、トリガー12を引くと、ハウジング2とトリガー12とによって形成される回動軸Kを中心にトリガー12が回動し、収納部12aの位置が下がり、ピストンシャフト9を押し下げることになる。
ところで、図3は、ハウジング2に別体のシリンダ3を嵌合させた状態を示しており、本発明の最大の特徴部分でもある。
図に示すハウジング2の内壁とシリンダ3の外壁との間には、外気Pが通気穴3b1から容器本体内へ連通するための間隙、すなわち通気流路が形成されている。
シリンダ3の上端側は外側に肉厚となって径大部3b2を形成し、通気流路の上端側の終端位置を構成している。
ハウジング2にピストン部材の径大部が圧接することで通気流路が遮断される。
また、シリンダ3の段差部とハウジング2の突起部2cとは当接することになるが、間隙がなくなり通気流路が封鎖されるのを極力防止するため、シリンダ3の外壁に突起やリブ等を設け、少し浮かせるようすると良い。
以上のような構造ではハウジング2とシリンダ3とが別体とされているので、液漏れを防止すべく通気穴3b1をパッキングシール面Lよりも高くすることができる。
しかもハウジング2を成形するための金型の構造をシンプルにすることができ、コスト的にも有利である。
図4は、図1のポンプディスペンサを容器本体に取り付けた状態を示している。
尚、液体は、ピストン部材6より下の領域のみ砂様で便宜的に示し、以下の図においても同様とした。
図に示すように、液体Fが充填された容器本体13の口部にキャップ1を螺合することで、ポンプディスペンサ全体を取り付ける。
ここで、容器本体内の液体Fを噴射する前の状態において、シリンダ3の通気穴3b1の高さ位置は、ピストン部材6のスカート部6bの第1襞部6b1と第2襞部6b2との間に存在する。
すなわち、チューブ5によって吸い上げられシリンダ3内に入った液体Fが漏れるのを防止するために第2襞部6b2が形成され、通気穴3b1を介して外気Pとが連通するのを防ぐために第1襞部6b1が形成されている。
そして、この状態からノズルキャップ10aを開きトリガー12を引くと、シリンダ内の液体はノズル10から噴射される(図4→図5)。
この場合、トリガー12によってピストンシャフト9が下方に押され、第1襞部6b1がシリンダ3の内壁を摺動しながらピストン部材6の位置が下がり、暫くすると、第1襞部6b1が通気穴3b1の位置よりも下方にくる。
外気Pがピストンシャフト9の傍を通過してシリンダ3の内側に侵入し、通気穴3b1を介して、上記通気流路(ハウジング2の胴部2aの内壁とシリンダ3の外壁との間隙)に流入する。
そして、この間隙を抜けて外気Pは容器本体13内に流入し容器本体内の負圧は解消される。
この状態から図4の元の状態に戻すべくトリガー12の押圧を解除すると、ピストン部材6はスプリング8によって付勢されて上昇し、シリンダの内部空間S3にチューブ5を介して容器本体内の液体Fが充填されてくる。
最後に第1襞部6b1が通気穴3b1の上方の位置にまで来て外気Pの流れが遮断され、図4の状態に戻ることになる。
この状態では、容器本体内(すなわち内部空間S2)負圧化している。
ちなみに、図6に示すように、トリガー12を引いた状態でポンプディスペンサをこのように傾けても液面は、高くてもシール面Lの位置に留まっており、通気穴3b1の高さまでには至らない(図7に示す拡大図参照)。
したがって、通気穴3b1からの液漏れが発生することはない。
以上、本発明を説明してきたが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質を逸脱しない範囲で、他の種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、図8は、シリンダの別の例を示したものである。
シリンダ3は、通常、射出成形するのであるが、肉薄である程、真円度が高まるものである。
そのため、薄肉のシリンダ3にする方が好ましいが、薄肉とすることで、ハウジング2に内嵌した場合変形が生じ易い。
ここでは、ハウジング2の内壁にリブ2dを複数個形成し、そのリブ2dによってシリンダ3を支持しているので変形が生じることはない。
また、材料が少なくなるためにコスト的にも有利である。
図1は、本発明のポンプディスペンサの一実施形態を示す説明図である。 図2(A)は、図1のポンプディスペンサの分解図であり、(A)は主に上側の部品を示している。 図2(B)は、図1のポンプディスペンサの分解図であり、(B)は主に下側の部品を示している。 図3は、ハウジングにシリンダを嵌合させた状態を示す説明図である。 図4は、容器本体内の液体Fを噴射する前のポンプディスペンサと容器本体との状態を示す説明図である。 図5は、図4のポンプディスペンサのトリガーを引いた状態を示す説明図である。 図6は、ポンプディスペンサを斜めに傾けた状態を示す説明図である。 図7は、ポンプディスペンサを斜めに傾けた状態を示す拡大説明図である。 図8は、シリンダの別の例を示す図である。 図9は、従来のポンプディスペンサの第1の例を示す説明図であり、(A)は断面を示し、(B)は(A)のA−A線に沿う断面を示している。 図10は、図9のポンプディスペンサのトリガーを引いた状態を示す説明図であり、(A)は断面を示し、(B)は(A)のA−A線に沿う断面を示している。 図11は、ポンプディスペンサを斜めに傾けた状態を示す説明図である。 図12は、ポンプディスペンサを斜めに傾けた状態を示す拡大説明図である。 図13は、従来のポンプディスペンサの第2の例を示す説明図である。
符号の説明
1 キャップ
1a 雌螺子
1b 肉厚部
1c リブ
2 ハウジング
2a 胴部
2a1 突起
2b 取手部
2c 突起部
2d リブ
3 シリンダ
3a 細筒部
3b 太筒部
3b1 通気穴
3b2 径大部
4 ボール弁
5 チューブ
6 ピストン部材
6a 細筒部
6a1 弁座
6b スカート部
6b1 第1襞部
6b2 第2襞部
7 弁棒
7a 弁部
7b 鍔部
8 スプリング
9 ピストンシャフト
9a 液体噴射部
9a1 内筒部
9a2 外筒部
10 ノズル
10a ノズルキャップ
10b 窓部
11 バネ付き弁
11a バネ部
11b 弁部
11c チップ部
12 トリガー
12a 収納部
13 容器本体
100 容器本体
101 キャップ
102 ハウジング
102a シリンダ部
102a1 突起
102a2 通気穴
102b 取手部
103 ピストン部材
104 ピストンシャフト
104a 羽部
105 ノズル
105a ノズルキャップ
106 トリガー
200 キャップ
201 ハウジング
201a シリンダ部
201a1 突起
201b 筒部
201c 通気穴
F 液体
K 回動軸
L パッキングシール面
P 外気
S1,S2,S3 内部空間

Claims (7)

  1. 液体を収容する容器本体の口部に取り付けられるキャップを有するポンプディスペンサにおいて、
    前記キャップに係合される胴部を有するハウジングと、
    該ハウジングに内嵌され、シール部より上方に配置されたシリンダと、
    該シリンダ内を摺動可能なピストン部材と
    を備え、
    前記シリンダには通気穴が形成され、該シリンダの外壁とハウジングの内壁との間には、外気に通じ前記容器本体内の負圧を解消するための通気流路が形成されていることを特徴とするポンプディスペンサ。
  2. ピストン部材には、シリンダ内を封するための第1襞部と、該第1襞部より下方にある第2襞部とが形成されていることを特徴とする請求項1記載のポンプディスペンサ。
  3. シリンダの通気穴は、容器本体内と外気が通ずる状態において、前記第1襞部より上方に位置するものであることを特徴とする請求項2記載のポンプディスペンサ。
  4. シリンダの通気穴は、容器本体内の液体を噴射する前の状態において、前記第1襞部と第2襞部との間に位置するものであることを特徴とする請求項2記載のポンプディスペンサ。
  5. ハウジング2にピストン部材の径大部が圧接することで通気流路が遮断されていることを特徴とする請求項1記載のポンプディスペンサ。
  6. シリンダは、ハウジングの内壁に形成されたリブにより支持されるようにしてハウジングに内嵌されていることを特徴とする請求項1記載のポンプディスペンサ。
  7. ハウジングには、ポンプディスペンサを把持し易くするために環状の取手部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のポンプディスペンサ。
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