JP2006157195A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特殊原稿(画像出力を禁止すべき紙幣等)を認識する地紋認識手段に異常が発生した場合に特殊原稿の画像出力が行われることを防止する。
【解決手段】 原稿読取開始時に地紋認識ユニットのレジスタへの必要なパラメータの設定により立てるステータスフラグがセットされず、所定の時間内設定の正常終了が行われない場合、地紋認識ユニットの異常を検知し(S102)、又原稿読取動作中にも地紋認識ユニットとの接続ポートの信号レベルがLであった場合、地紋認識ユニットの異常を検知し(S105)、異常時の制御を行う(S106〜108)。異常時の制御は、原稿読取、読取画像の蓄積装置への転送、プリント出力動作をそれぞれ中断する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、原稿画像の読取手段によって読取られた画像に基づいて画像出力用データを生成する画像処理を行う、例えば、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、デジタル複合機(コピー、ファクシミリ、スキャナ配信等の多機能を複合させた複写機)のような画像処理装置に関し、特に、地紋パターンを持つ原稿に対し特殊加工を施し画像出力を行うことを可能にする手段を備えた画像処理装置に関する。
近年の複写機は、画像処理技術・画像形成技術の向上によって、複写機で複写したコピー紙幣と実際の紙幣とが容易に区別できないほど精巧に複写が行えるようになっている。このため、スキャナで読取った画像が紙幣、有価証券等の特殊原稿の画像であるか、否かを判別する機能を有し、特殊原稿の場合に、違法複写や画像データの外部への転送を禁止するようにした画像処理装置が提案されている。
上記のような特殊原稿の判別機能を有した画像処理装置の従来例として、下記特許文献1を挙げることができる。特許文献1記載の画像処理装置は、紙幣、有価証券等の特殊原稿の地紋に着目し、原稿の読取画像から抽出した地紋パターンを基準となる地紋パターンと照合することにより、特殊原稿を認識する方法を採用し、特殊原稿であると認識された読取画像による印刷を禁止したり、読取画像に加工をし(例えば、白にする)、又外部への当該画像データの転送を禁止して、特殊原稿画像の流出を防ぐ、という目的を達成するものである。また、この従来例では、特殊原稿を認識するための基準地紋パターンや判断基準を利用者によって変更可能にすることによって、利用者の要望に応えることができるようにしている。
特開2004−200897号公報
しかしながら、地紋パターンを認識することにより特殊原稿を判別するために用いられる、特許文献1に例示したような、従来の地紋認識手段は、地紋認識手段に異常が発生した場合に、異常が発生したことを検知する手段を備えていない。従って、異常発生時に、地紋認識によるチェックが掛からずに、特殊原稿の読取画像であっても、原稿読取から印刷出力までのコピー処理が行われてしまう。
こうした地紋認識手段の異常時に生じる不具合が起きないようにするための手段について、これまでに提案がなされず、未解決の課題である。
本発明は、原稿から読取られた画像データを基に、プリント出力或いは外部への転送出力等の画像出力処理を行う画像処理装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)において、画像出力を禁止すべき紙幣、有価証券等の特殊原稿を認識する地紋認識手段に異常が発生した場合に、地紋認識によるチェックが掛からずに、特殊原稿の読取画像であっても、画像出力が行われてしまう、という上述の従来技術の問題に鑑み、これを解決するためになされたもので、異常発生時に、特殊原稿の画像出力が行われることを防止するための手段を備えた画像処理装置を提供することを解決すべき課題とする。
請求項1の発明は、原稿画像読取手段によって読取られた画像に基づいて画像出力用データを生成する画像処理手段と、原稿画像読取手段によって読取られた画像から地紋を認識する地紋認識手段と、装置全体を制御するシステム制御手段を有し、前記システム制御手段が前記画像処理手段を制御することによって前記地紋認識手段により地紋が認識された読取画像に特殊加工を施すことを可能にした画像処理装置であって、前記地紋認識手段に発生する異常を検知する異常検知手段を備え、前記システム制御手段は、前記異常検知手段により前記地紋認識手段に発生する異常が検知されたときに異常時の制御を行うようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像処理装置において、前記異常検知手段は、地紋認識処理に必要なパラメータの設定が正常に終了しない状態を異常として検知する手段であることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記異常検知手段は、地紋認識手段から正常時に出力される信号レベルが生じない状態を異常として検知する手段であることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、原稿画像を読取る原稿画像読取手段を有する請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取開始時に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記原稿画像読取手段の動作を開始させないようにしたことを特徴とするものである。
請求項5の発明は、原稿画像を読取る原稿画像読取手段を有する請求項1又は3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記原稿画像読取手段の動作を中断させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項6の発明は、原稿画像読取手段によって読取られた画像を蓄積する画像蓄積手段を有する請求項1又は3又は5に記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記画像蓄積手段への画像の転送動作を中断させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、前記画像処理手段によって生成された画像出力用データに基づいて画像を形成する画像形成手段を有する請求項1又は3又は5又は6に記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記画像形成手段における画像形成動作を中断させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取開始時及び原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、システム異常の制御を行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項1〜8の発明によると、プリント出力或いは外部への転送出力等の画像出力を禁止すべき紙幣、有価証券等の特殊原稿を判別する地紋認識手段に発生する異常を検知する異常検知手段を備え、異常検知手段により異常が検知されたときに、異常時の制御動作として、特殊原稿の画像出力を防ぐための動作を行うことを可能にしたので、地紋認識手段の異常時に従来システムで生じていた不具合(地紋認識によるチェックが掛からずに、画像出力を防止できない)をなくし、装置の性能を向上させることが可能になる。
特に、地紋認識処理に必要なパラメータの設定が正常に終了しない状態を異常として検知することにより、早期に異常に対応し、処理の効率化を図ることが可能になる(請求項2)。また、地紋認識手段から正常時に出力される信号レベルが生じない状態を異常として検知することにより、読取りの開始時から読取り動作中にわたり常時異常に対応した制御を行うことが可能になる(請求項3)。
また、原稿画像の読取開始時に異常が検出されたことを条件に、画像読取手段の動作を開始させないようにしたので、無駄な読取りを防ぐことが可能になる(請求項4)。また、地紋認識手段の異常を常時検知できる手段によって、読取りの開始時から読取り動作中にわたり異常を検知し、異常が検出されたことを条件に、画像読取手段の動作を中断するようにしたので、より完全に所期の異常に対応した制御を行うことが可能になる(請求項5)。
さらに、画像読取手段によって読取られた画像を蓄積する画像蓄積手段を有する画像処理装置において、地紋認識手段に異常が検出されたことを条件に、画像蓄積手段への画像の転送動作を中断させるようにしたので、地紋を正常に認識できない場合に、原稿画像の二次利用(例えば、外部への画像データの配信など)を防ぐことが可能になる(請求項6)。
また、画像処理手段によって原稿画像から生成された画像出力用データに基づいて画像を形成する画像形成手段を有する画像処理装置において、地紋認識手段に異常が検出されたことを条件に、画像形成手段における画像形成動作を中断させるようにしたので、地紋を正常に認識できない場合に、原稿の複製を防ぐことが可能になり、また無駄な転写紙の搬送を防ぐことが可能になる(請求項7)。
さらに、原稿画像の読取開始時及び原稿画像の読取中に地紋認識手段に異常が検出されたことを条件に、システム異常の制御を行うようにしたので、以降に新たに要求されるジョブを受付けないようにする、といったシステムの全面的な異常時の対応を可能にする(請求項7)。
以下に、原稿から読取られた画像データを基に、プリント出力或いは外部への転送出力等の画像出力処理を行う、本発明の画像処理装置(例えば、デジタル複合機等)に係わる実施形態を示す。
本発明の画像処理装置は、紙幣、有価証券等の特殊原稿が処理対象になった場合に、その画像出力を行わないように動作を制御する機能を備える。この機能を実現するためには、処理対象が特殊原稿であるか、否かを判別する必要があり、本発明では原稿画像の地紋認識によりその判別を行う。
本発明の解決すべき課題は、上記画像処理装置が有する地紋認識手段に異常が発生した場合、地紋認識によるチェックが掛からずに、特殊原稿の画像出力が防止できなくなる、という従来システムの不具合を解消することにある。
このために、本発明の画像処理装置は、地紋認識手段に発生する異常を検知する異常検知手段と、異常検知手段により異常が検知されたときに、特殊原稿の画像出力を防ぐための動作を行わせる制御手段を備える。
上記した課題の解決手段を備えた画像処理装置は、単独の装置の場合もあるが、ネットワーク接続が可能な装置の場合、読取入力された原稿画像は外部装置との間で送信・受信され、画像出力に用いられるといった形態で実施される。
そこで、先ず、ネットワークに接続可能な各種の画像処理装置を要素として構成する画像処理システムの例を示す図1を参照して、本発明の実施の対象となる装置について、説明する。
図1に示す画像処理システムは、デジタル複合機(コピー、ファクシミリ、スキャナ配信等の多機能を複合させた複写機)100,101と、スキャナ装置102,104と、プリンタ装置103,105及びコンピュータ 106,107,108を要素とし、これらをネットワーク113に接続することにより構成される。
本発明に係わる画像処理装置は、原稿から読取られた画像データを基に、プリント出力或いは外部への転送出力等の画像出力処理を行う装置であり、図1のシステムにおいては、デジタル複合機100,101、スキャナ装置102,104及びプリンタ装置103,105がこの装置に当たる。
デジタル複合機100,101は、原稿画像の読取り、読取った原稿画像の蓄積及び読取った原稿画像やスキャナ装置102,104等の外部装置からネットワーク113経由で受け取った画像に基づくプリント出力或いは外部への転送出力(スキャナ配信等)を行う(なお、デジタル複合機については、後記で詳述)。また、スキャナ装置102,104は、読取った原稿画像の蓄積及びネットワーク113経由でデジタル複合機100,101やプリンタ装置103,105等の外部装置へ読取った原稿画像の転送を行う。また、プリンタ装置103,105は、スキャナ装置102,104やデジタル複合機100,101等の外部装置からネットワーク113経由で転送されてくる原稿画像の蓄積及び外部装置から受け取った画像に基づくプリント出力を行う。
デジタル複合機100,101とスキャナ装置102,104は、電話回線としての公衆回線網109,110,111,112へ、読み取った画像をFAXデータとして直接送信できる。
さらに、コンピュータ 106,107,108は、ネットワーク113に接続されたデジタル複合機100,101、スキャナ装置 102,104及びプリンタ装置 103,105を操作し、原稿画像の送信・受信や蓄積ができるので、これらと協働することにより、本発明の画像処理装置を構成することが可能である。
以下、本発明に係わる画像処理装置について、実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、本発明をスキャナ装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置に実施した場合に各画像処理装置が備える必要がある機能の全てをデジタル複合機が備えているので、ここでは、デジタル複合機を例に実施形態を説明する。
図2は、本実施形態のデジタル複合機に係わる制御システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図2に示すデジタル複合機100の制御システムは、大別すると、システムコントローラ230、操作パネル制御装置231及び画像入出力制御装置232よりなる。
システムコントローラ230は、スキャナアプリケーション、コピーアプリケーション、FAXアプリケーション、プリンタプリケーション等の複数及び単体アプリケーションの機能を持つことができ、システム全体の制御を行う装置である。操作パネル制御装置231は、表示装置の案内に従いユーザが制御システムに対し動作条件を設定するための入力操作を行う装置である。画像入出力制御装置232は、原稿画像の読取り、電子写真技術による転写用紙への画像書き込みを行うための制御を行う装置である。
画像データバス/制御コマンドバス220は、画像データと制御コマンドが時分割で転送されるバスである。
CPU205は、システムコントローラ230の制御を行う。ROM204にはシステムコントローラ230の制御プログラムが書かれている。RAM203は、CPU205が使用する作業用メモリである。NVRAM202は、不揮発性メモリであり、システム全体の管理情報を保管する。ネットワークI/Fコントローラ206は、ネットワークとの接続制御を行う。
システムI/F207は、CPU205の命令によりシステム内で処理される、FAXデータ、プリント出力用データの転送制御を行う。ワークメモ200はプリント出力に使用する画像展開の作業用メモリである。フレームメモリ201は、読取原稿画像や書き込み画像のイメージデータを蓄える作業用メモリであり、イメージデータは、符号化されたり、ドットイメージであったりする。
FIFOバッファ209は、入力画像をフレームメモリ201への書き込み時のデータ転送速度変換を行う。同様にFIFOバッファ208は、フレームメモリ201の画像データを出力画像としてデータ転送する時の速度変換を行う。
メモリコントローラ210は、CPU205の制御なしに、フレームメモリ201及び、HDDC(Hard Disc Drive Controller)250とバス220間の画像の入出力をコントロールする。
HDDC250は、内部に周知のHDDを持ちHDDへ画像データの入出力制御を行う。HDDには、画像読取ユニット224で読み取られた画像及び、ネットワーク経由で取得した画像が保存される。
CPU217は、操作パネル制御装置231の制御を行う。ROM216は操作パネル制御装置231の制御プログラムが書かれている。RAM218は、CPU217で使用する作業用メモリである。入力装置214は、ユーザがシステム設定の入力を行う装置である。表示装置215は、ユーザがシステムの設定内容、状態を確認し、ユーザに入力操作を案内するための表示等を行う装置である。
CPU225は、画像入出力制御装置232の制御を行う。ROM229には、画像入出力制御装置232の制御プログラムが書かれている。RAM228は、CPU225で使用する作業用メモリである。
画像書き込みユニット223は、レーザー光を画素周波数で点灯し、ポリゴンスキャナで感光体の像担持面に走査方式で潜像を生成する光学書き込みを行うための制御ユニットである。
画像読み取りユニット224は、ランプ光で照明される原稿面からの反射光をCCDで光電変換することにより、原稿画像を読み取る、光学式スキャナの制御を行うユニットである。また、画像読み取りユニット224は、画像処理を行い可視及び不可視の識別子を画像データから分離する。分離した識別子は、CPU 225でコード化され、システムコントローラ230に送られ、ネットワーク上に存在する画像処理装置及びコンピュータを特定する情報として利用される。
原稿搬送制御ユニット234は、複数枚積載された原稿から画像読み取りユニット223が読み取る原稿を1枚づつ搬送する。また、原稿搬送制御ユニット234は、原稿のサイズ検出も行う。
電子写真プロセスユニット226は、感光体上にレーザー光で潜像として書きこまれた画像をトナーで顕像化し、用紙に転写、定着する電子写真プロセスによる画像形成処理を制御するユニットである。
転写紙搬送制御ユニット227は、電子写真プロセスユニット226で画像が転写される転写用紙の搬送制御を行う。
課金装置I/Fユニット233 は,画像入出力制御装置232と課金装置(図示せず)を接続するため、CPU225の命令を課金装置の専用I/Fへ変換し、課金装置と印刷条件、課金、印刷可否信号の送受信を行う。
地紋認識ユニット235は、画像読み取りユニット224により読取られた原稿画像に対する地紋パターンの認識を行う。地紋認識ユニット235による地紋パターンの認識は、紙幣、有価証券等の特殊原稿を判別するために行われ、本実施形態では、その結果が、画像読み取りユニット224に送られる。画像読み取りユニット224は、地紋認識ユニット235から地紋が認識されたことが知らされると、CPU225の指示により画像データを所定の階調と位相に固定化し、特殊原稿の画像の判読ができないように画像に加工を施す。なお、この地紋パターンの認識と、認識結果による画像出力の制御については、下記に実施例を示す。
図3は、地紋認識ユニット235に設けた地紋パターン認識の処理ブロックの1例を示す。
画像読み取りユニット224で読取られ、2値化された原稿画像が、地紋認識ユニット235に送られてくる。地紋パターン認識の処理ブロックでは、受け取った原稿の2値画像データを孤立ドット検出部300に入力し、ここで“主走査d画素×副走査lライン”領域中にある孤立画素の情報304を検出する。検出した孤立画素の情報304は、画像データとともに位相情報記憶部301に送られる。
位相情報記憶部301では、“主走査d画素×副走査lライン”領域中にある孤立画素の情報304から、“主走査d画素×B数分”のBdと“副走査lライン×L数分”のLlの領域よりなる“Bd×Ll”ブロック中で孤立画素の位置関係を表す情報305を記憶する。
パターンマッチング部302では、位相情報記憶部301で記憶された“Bd×Ll”ブロック中の孤立画素の位置関係情報305と、所定の地紋パターン(紙幣、有価証券等の特殊原稿であることを特徴付ける地紋パターン)とのマッチングを行うことにより、パターンの一致度306を得、得られた結果は地紋検出部303に送られる。
地紋検出部303では、副走査ライン中で所定数n個のブロックにおけるパターンマッチング検出により得た結果をもとに、地紋であるか、否かの判断をして、検出信号として出力される。
地紋認識ユニット235で地紋パターンが認識された場合、地紋パターンを持つ特殊原稿の画像出力を防ぐための制御動作を行う。例えば、複写の場合には、原稿画像を用いてプリント出力をするときに、特殊原稿の画像を判読できないように画像に加工を施す。
図4及び図5は、特殊原稿の画像出力を防ぐための制御を説明する図で、図4は、地紋のある原稿に対し、図5は、地紋のない原稿に対する出力を示す。
図4に示すように、地紋が印刷された原稿400の読取時に地紋認識を行い、地紋が認識されると、画像データを所定の階調と位相に固定化するデータ加工を施し、このデータを出力に用いて、原稿画像の判読ができないようにしたプリント出力401を得る。ここで、地紋印刷された同じ原稿400を読取る時に、地紋認識を行わないと、原稿画像はそのままの読取データとして出力に用いられるので、通常のプリント出力402が得られる。
また、図5に示すように、地紋が印刷されていない原稿500の読取時に地紋認識を行うが、地紋が認識されないので、画像データを所定の階調と位相に固定化するデータ加工を施すことなく、このデータを出力に用いて、通常の画像のプリント出力501を得る。ここで、地紋印刷された同じ原稿500を読取る時に、地紋認識を行わないと、原稿画像はそのままの読取データとして出力に用いられるので、地紋認識を掛けたとき(プリント出力501)と同じ通常のプリント出力502が得られる。
次に、特殊原稿の画像出力の制御を行うために装備された地紋認識ユニット235に異常が発生した場合の制御に関する実施形態を説明する。
地紋認識ユニット235に異常が発生すると、上記で図4を参照して示した地紋認識を行わないときのプリント出力402の出力動作と同様に、地紋認識によるチェックが掛からずに、特殊原稿の画像出力が防止できなくなる、という不具合が起きる。地紋認識ユニット235の異常時の制御は、この不具合を解消することにある。このために、地紋認識ユニット235の異常を検知し、異常が検知されたときに、読取った原稿の画像出力を行うための動作を停止、中断等の異常時の制御を行い、特殊原稿の画像出力を防止する。
図6は、地紋認識ユニットの異常検知により、異常時の制御を行う原稿読取処理の制御フローを示すチャートである。
以下に、地紋認識ユニットの異常時に対応可能な原稿読取処理の制御に係わる実施形態として、「実施形態1」〜「実施形態5」を示す。各実施形態は、上記したデジタル複合機に適用し得る形態として、適宜選択可能なバリエーションを示すものであるから、実施形態をバリエーションに従って分説する。なお、図6のフローチャートは、各実施形態の説明に共通に用いる形式で示しているので、実施形態によっては、不要な手順を含むことになる。
「実施形態1」
本実施形態は、読取開始時に地紋認識ユニットの異常を検知し、異常時の制御を可能にするものである。
図6の制御フローを参照して、本実施形態の制御動作を説明する。操作パネルでスキャナによる原稿読取を必要とするコピー、FAX、スキャナ機能を利用する動作モードが設定されスタートボタンが押されると、原稿読取の処理が開始され、CPU225は、地紋認識ユニット235のレジスタに必要なパラメータを設定する(ステップS101)。
設定が終了すると、CPU225は、地紋認識ユニット235のステータスフラグをセットする。このステータスフラグのセットにより、地紋認識ユニット235のパラメータの設定が正常終了した状態にあることが示され、ステータスフラグのセットが画像読取りユニット224に通知される。
ここで、画像読取りユニット224は、地紋認識ユニット235の異常を検知する(ステップS102)。本実施形態では、読取開始時の地紋認識ユニット235の異常を検知する手段として2つの手段を用い、同時に検知動作を行い、何れかで異常が検知された場合に、異常と判断することにより、検知漏れを防ぐことを可能にする。なお、本実施形態では、2つの異常検知手段を用いる例を示すが、一方の手段のみにより実施することも可能である。
第1の異常検知手段は、上記したステータスフラグのセットをチェックすることによる。即ち、画像読取りユニット224は、パラメータの設定が開始されてから、所定の時間内に、地紋認識ユニット235から設定の正常終了(ステータスフラグのセット)が通知されない場合、地紋認識ユニット235に異常が発生したと認識する。
また、第2の異常検知手段は、一定周期で、地紋認識ユニット235との接続ポートの信号レベルを確認する。この接続ポートの信号レベルは、正常に動作している場合に、常時、H(High)レベルの信号を出力しているので、信号レベルがL(Low)であった場合、地紋認識ユニット235が未接続、または異常が発生したと認識し得る。なお、第2の異常検知手段は、上記のように、地紋認識ユニット235の接続ポートの信号レベルを検出する方法によっているので、画像読取りの動作を行っている途中で地紋認識が行われる場合にも、地紋認識ユニット235の異常をチェックすることが可能であり、後述の実施形態2においても用いられる。
地紋認識ユニット235の異常検知ステップ(ステップS102)で異常が検知されない場合には、スキャナを動作させ、原稿読取が開始される(ステップS103)。この後、原稿読取動作を終えたことを確認して(ステップS104-YES)、原稿読取処理の制御フローを終了する。
他方、画像読取りユニット224によって、異常が検知された場合に(ステップS102-YES)、システム異常の処理を行う(ステップS106)。このシステム異常の処理動作として、画像入出力制御装置232は、システムコントローラ230へ地紋認識ユニット235の異常を通知する。異常の通知を受けたシステムコントローラ230は、画像入出力制御装置232へ、システム異常状態に遷移するように要求し、画像入出力制御装置232は、システム異常状態に遷移する。システム異常状態に遷移すると、画像入出力制御装置232の制御下にある各ユニットの動作は停止されるので、開始しようとしている画像読取りユニット224の動作も開始されない。
また、システムコントローラ230は、システム異常状態への遷移を操作パネル制御装置231にも要求する。この要求に応じて、操作パネル制御装置231は、原稿画像の読取りを含め、画像入出力制御装置232の制御を必要とする機能を使用するためのユーザの入力操作を受け付けないようにし、その旨のメッセージをユーザに表示する。
本実施形態のフローでは、システム異常の処理(ステップS106)を行った後、原稿読取処理の制御フローを終了する。
「実施形態2」
上記実施形態1では、システム異常状態への遷移により、異常時の制御を行っているが、原稿画像の読取りのみを制御対象として異常時の制御を行うことも可能であり、本例では、その実施形態を示す。
本実施形態において、読取開始時に地紋認識ユニットの異常を検知する動作そのものは、実施形態1と変わりが無く、異常検知時に原稿画像の読取りを制御対象として定めて異常時の制御を行う点が異なる。即ち、制御フロー(図6)において、実施形態1のシステム異常の処理ステップ(ステップS106)に代えて、本実施形態では、原稿読取の中止の処理ステップを実行する。
この原稿読取の中止の処理動作としては、画像読取りユニット224によって、地紋認識ユニットの異常が検出された場合に、画像入出力制御装置232は、システムコントローラ230へ地紋認識ユニットの異常を通知する。異常の通知を受けたシステムコントローラ230は、画像入出力制御装置232へ、原稿読取を中止するように要求する。この要求を受け、画像入出力制御装置232のCPU225は、画像読取りユニット224に原稿読取の中止を指示する。この指示に従い画像読取りユニット224の動作が中止され、開始しようとしている画像読取り動作は開始されない。
また、システムコントローラ230は、画像読取りユニット224における原稿読取の中止に対応して、操作パネル制御装置231を通して、ユーザにその旨を知らせるメッセージ表示を行うようにする。
本実施形態のフローでは、原稿読取を中止する処理を行った後、原稿読取処理の制御フローを終了する。
「実施形態3」
本実施形態は、読取動作中に地紋認識ユニットの異常を検知し、異常時の制御を可能にするものである。
図6の制御フローを参照して、本実施形態の制御動作を説明する。原稿読取の処理開始時に、地紋認識ユニットの異常を検知し(ステップS102)、異常時の制御を行う(ステップS106)処理フローは、上記実施形態1及び2と同様に行われる。
原稿読取の処理開始時の異常検知で異常が検知されない場合には(ステップS102-NO)、スキャナを動作させ、原稿読取が開始される(ステップS103)。
この後、原稿読取動作が終了するまで(ステップS104-YES)、一定の周期で地紋認識ユニットの異常を繰り返し検知する(ステップS105)。このときの地紋認識ユニット235の異常検知手段は、上記実施形態1に記した第2の異常検知手段、即ち、地紋認識ユニット235との接続ポートの信号レベルがL(Low)であることを検知することにより異常の発生を認識する手段を用いる。
読取動作中に一定の周期で地紋認識ユニットの異常を繰り返し検知し、異常が検知されずに(ステップS105-NO)、原稿読取動作を終えた場合には(ステップS104-YES)、原稿読取処理の制御フローを終了する。
他方、画像読取りユニット224によって、読取動作中に異常が検知された場合に(ステップS105-YES)、システム異常の処理を行う(ステップS106)。このシステム異常の処理動作として、画像入出力制御装置232は、システムコントローラ230へ地紋認識ユニット235の異常を通知する。異常の通知を受けたシステムコントローラ230は、画像入出力制御装置232へ、システム異常状態に遷移するように要求し、画像入出力制御装置232は、システム異常状態に遷移する。
システム異常状態に遷移すると、画像入出力制御装置232の制御下にある各ユニットの動作は停止されるので、動作中の画像読取りユニット224の読取動作は中断される。なお、読取画像をHDD等に蓄積する動作を行っている場合、或いはプリント出力動作を行っている場合には、読取画像の転送動作、プリント出力動作の何れも中断される。
また、システムコントローラ230は、画像入出力制御装置232のシステム異常状態への遷移に対応して、操作パネル制御装置231を通して、ユーザにその旨を知らせるメッセージ表示を行うようにする。
本実施形態のフローでは、システム異常の処理(ステップS106)を行った後、原稿読取処理の制御フローを終了する。
「実施形態4」
上記実施形態3では、システム異常状態への遷移により、読取動作中に地紋認識ユニットに起きる異常に対応する制御を行っているが、原稿画像の読取りと読取画像の転送を制御対象として定めて異常時の制御を行うことも可能であり、本例では、その実施形態を示す。
本実施形態において、読取動作中に地紋認識ユニットの異常を検知する動作そのものは、上記実施形態3と変わりが無く、異常検知時に原稿画像の読取りと読取画像の転送を制御対象として定めて異常時の制御を行うようにする点が異なる。即ち、制御フロー(図6)において、実施形態1のシステム異常の処理ステップ(ステップS106)に代えて、本実施形態では、原稿読取の中止の処理ステップと読取画像の転送を中断させるステップを実行する。
この異常時の制御動作としては、画像読取りユニット224によって、地紋認識ユニットの異常が検出された場合に(ステップS105-YES)、画像入出力制御装置232は、システムコントローラ230へ地紋認識ユニット235の異常を通知する。異常の通知を受けたシステムコントローラ230は、画像入出力制御装置232へ、原稿読取の中断及びHDDC250内のHDDへの読取画像の転送中断を要求する。この要求を受け、画像入出力制御装置232のCPU225は、画像読取りユニット224に原稿読取の中断及びHDDへの読取画像の転送中断を指示する。この指示に従い画像読取りユニット224の読取動作が中断され(ステップS106)、HDDへの読取画像の転送が中断される(ステップS107)。
また、システムコントローラ230は、画像読取りユニット224における原稿読取の中断及びHDDへの読取画像の転送中断に対応して、操作パネル制御装置231を通して、ユーザにその旨を知らせるメッセージ表示を行うようにする。
本実施形態のフローでは、原稿読取を中断し、HDDへの読取画像の転送を中断する処理を行った後、原稿読取処理の制御フローを終了する。
「実施形態5」
上記実施形態4では、読取動作中に地紋認識ユニットに起きる異常に対応して、原稿画像の読取りと読取画像の転送を対象として、動作を中断する制御を行っているが、本実施形態では、制御対象にプリント出力動作を加えて、この動作も中断することを意図したものである。
本実施形態において、読取動作中に地紋認識ユニットの異常を検知する動作そのものは、上記実施形態4と変わりが無く、異常検知時に原稿画像の読取りと読取画像の転送以外に、プリント出力動作を制御対象に加えて、異常時の制御を行うようにする点が異なる。即ち、制御フロー(図6)において、実施形態1のシステム異常の処理ステップ(ステップS106)に代えて、本実施形態では、原稿読取の中止の処理ステップ、読取画像の転送を中断させるステップ及びプリント出力動作の中断を実行する。
本実施形態の異常時の制御動作としては、画像読取りユニット224によって、地紋認識ユニットの異常が検出された場合に(ステップS105-YES)、画像入出力制御装置232は、システムコントローラ230へ地紋認識ユニット235の異常を通知する。異常の通知を受けたシステムコントローラ230は、画像入出力制御装置232へ、原稿読取の中断、HDDC250内のHDDへの読取画像の転送中断及び所定の転写紙におけるジャムの発生を要求する。この要求を受け、画像入出力制御装置232のCPU225は、画像読取りユニット224に原稿読取の中断、HDDへの読取画像の転送中断及び転写紙搬送制御ユニット227にジャムの発生を指示する。この指示に従い画像読取りユニット224の読取動作が中断され(ステップS106)、HDDへの読取画像の転送が中断され(ステップS107)、さらに、転写紙搬送制御ユニット227において転写紙の搬送停止によりジャムを発生させる(ステップS108)。
また、システムコントローラ230は、画像読取りユニット224における原稿読取の中断及びHDDへの読取画像の転送中断に対応して、操作パネル制御装置231を通して、ユーザにその旨を知らせるメッセージ表示を行うようにする。
本実施形態のフローでは、原稿読取を中断し、HDDへの読取画像の転送を中断し、転写紙の搬送停止によりジャムを発生させる処理を行った後、原稿読取処理の制御フローを終了する。
なお、本実施形態は、デジタル複合機を対象に実施形態を示したので、デジタル複合機が、複合機能それぞれを実現するために通常備えている、読取画像の蓄積手段(HDD等)やプリント出力手段を持つことを前提に、上記制御フローにおける異常時の制御動作(ステップS106〜S108)を示した。従って、例えばスキャナ装置のように、普通、HDD等の蓄積手段やプリント出力手段を持たない画像処理装置を対象に実施する場合には、異常時の制御フローとして、読取画像の転送を中断する処理(ステップS107)及び転写紙のジャムを発生させる処理(ステップS108)は不要になる。
本発明の実施形態に係わる画像処理装置を要素として構成する画像処理システムの例を示す。 本発明の実施形態に係わるデジタル複合機の制御システム構成を概略的に示すブロック図である。 地紋認識ユニットに設けた地紋パターン認識の処理ブロックの1例を示す。 特殊原稿(地紋を持つ)の画像出力を防ぐための制御を説明する図を示す。 特殊原稿(地紋を持つ)の画像出力を防ぐための制御を説明する図を示す。 地紋認識ユニットの異常検知により、異常時の制御を行う原稿読取処理の制御フローを示すチャートである。
符号の説明
100・・デジタル複合機、 224・・画像読取ユニット、
227・・転写紙搬送制御ユニット、 235・・地紋認識ユニット、
230・・システムコントローラ、 231・・操作パネル制御装置、
232・・画像入出力制御装置、
250・・HDDC(Hard Disc Drive Controller)。

Claims (8)

  1. 原稿画像読取手段によって読取られた画像に基づいて画像出力用データを生成する画像処理手段と、原稿画像読取手段によって読取られた画像から地紋を認識する地紋認識手段と、装置全体を制御するシステム制御手段を有し、前記システム制御手段が前記画像処理手段を制御することによって前記地紋認識手段により地紋が認識された読取画像に特殊加工を施すことを可能にした画像処理装置であって、前記地紋認識手段に発生する異常を検知する異常検知手段を備え、前記システム制御手段は、前記異常検知手段により前記地紋認識手段に発生する異常が検知されたときに異常時の制御を行うようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載された画像処理装置において、前記異常検知手段は、地紋認識処理に必要なパラメータの設定が正常に終了しない状態を異常として検知する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記異常検知手段は、地紋認識手段から正常時に出力される信号レベルが生じない状態を異常として検知する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 原稿画像を読取る原稿画像読取手段を有する請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取開始時に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記原稿画像読取手段の動作を開始させないようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  5. 原稿画像を読取る原稿画像読取手段を有する請求項1又は3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記原稿画像読取手段の動作を中断させるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  6. 原稿画像読取手段によって読取られた画像を蓄積する画像蓄積手段を有する請求項1又は3又は5に記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記画像蓄積手段への画像の転送動作を中断させるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記画像処理手段によって生成された画像出力用データに基づいて画像を形成する画像形成手段を有する請求項1又は3又は5又は6に記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、前記画像形成手段における画像形成動作を中断させるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載された画像処理装置において、前記システム制御手段は、原稿画像の読取開始時及び原稿画像の読取中に前記異常検知手段によって異常が検出されたことを条件に、システム異常の制御を行うようにしたことを特徴とする画像処理装置。
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