JP2006155956A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型且つ簡単な構成で均一な所望色温度の白色光を得ることのできる照明装置を提供する。
【解決手段】 白色LED12と黄色LED13とを光源として光源ユニット10を構成する。光源ユニット10に冠設するレンズ光学系ユニット20にフライアイレンズ23を設ける。フライアイレンズ23は、各LED12,13からの出射光を、各レンズ部23bで入射して特定の照射領域に重畳させて出射する。これにより、被照射面上で色ムラなく均一に混光された所定色温度の白色光が得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】 白色LED12と黄色LED13とを光源として光源ユニット10を構成する。光源ユニット10に冠設するレンズ光学系ユニット20にフライアイレンズ23を設ける。フライアイレンズ23は、各LED12,13からの出射光を、各レンズ部23bで入射して特定の照射領域に重畳させて出射する。これにより、被照射面上で色ムラなく均一に混光された所定色温度の白色光が得られる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の発光ダイオードを光源として用いた照明装置に関する。
近年、発光ダイオード(以下、LEDと称す)においては、白色系の光を発光する白色LEDが広く普及している。この白色LEDは、例えば青色系の発光体に蛍光体を付加することで容易に実現でき、しかも高出力なことから、読書灯や車載のマップランプ等の照明装置への適用が期待されている。その一方で、一般に、この種の白色LEDから出射する光の色温度は比較的高いため、当該白色LEDのみを光源として照明装置を構成するとユーザに疲労感を与える場合がある。
これに対処し、例えば特許文献1には、白色LEDと、緑色LEDと、赤色LEDとを基板上に複数実装し、各々のLEDから放射された光を拡散板で混光することで温白色等の光源色を得る技術が開示されている。
特開2002−270899公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術において、各色のLEDから出射する光を、拡散板でムラなく均一に混光するためには、LEDから拡散板までの距離を十分に確保する必要があり装置の大型化を招く。しかも、各色のLEDから出射する光を均一に混光するためには、各色のLEDを所定パターンで交互に配置する必要があるあるため、基板上での回路構成が複雑化する。
本発明は、小型且つ簡単な構成で均一な所望色温度の白色光を得ることのできる照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、白色系の光を発光する白色発光ダイオードと、黄色系の光を発光する黄色発光ダイオードとを有する光源ユニットと、前記光源ユニットの各発光ダイオードから出射する光をそれぞれ入射して特定の照射領域に重畳させて出射する複数のレンズ部を有するフライアイレンズと、を具備したことを特徴とする。
本発明の照明装置によれば、小型且つ簡単な構成で均一な所望色温度の白色光を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は照明装置の要部断面図、図2は照明装置の分解斜視図、図3は発光ダイオードを基板上に実装する際の配線の一例を示す回路図、図4は設定照射領域と各レンズ部の照射領域との関係を示す説明図、図5はxy色度図、図6は図5の拡大図である。
図1において、符号1は、例えば車載のマップランプ等に好適な照明装置を示す。この照明装置1は、光源ユニット10と、この光源ユニット10に冠設するレンズ光学系ユニット20とを有する。
図1,2に示すように、光源ユニット10は基板としてのLED基板11を有し、LED基板11は、白色系の光を発光する複数(例えば6個)の白色発光ダイオード(以下、白色LEDと称す)12と、黄色系の光を発光する複数(例えば3個)の黄色発光ダイオード(以下、黄色LEDと称す)13とを光源として実装する。
ここで、本実施形態において、各LED12,13は、発光体12a,13aから出射する光の指向特性を所定角度(例えば、20°)に規定するためのレンズ部12b,13bを一体に備えたいわゆる砲弾型のLEDである。また、白色LED12には色温度が4600K以上の光を出射するものを好適に採用することが可能であり、本実施形態の白色LED12には、例えば、色度図(図5,6参照)上の座標が(x,y)=(0.310,0.320)のものを採用している。また、黄色LED13には波長が550nm〜595nmの光を出射するものを好適に採用することが可能であり、本実施形態の黄色LED13には、例えば、色度図上の座標が(x,y)=(0.470,0.510)のものを採用している。
また、LED基板11上に各LED12,13を実装するに際し、生産性向上等の観点から、各LED12,13をマトリクス状に配置することが望ましく、さらに、同種のLED毎にそれぞれ近接させてLED基板11上に配置することが好ましい。このため、本実施形態においては、例えば、図2,3に示すように、各LED12,13は、それぞれ3個の白色LED12で第1列目及び第2列目のLED列を構成し、3個の黄色LED13で第3列目のLED列を構成する配置となっている。
そして、LED基板11は、各LED12,13を半田付け等によって保持し、さらに、保持した各LED12,13を図示しない電源と電気的に接続する。この場合、具体的には、例えば、図3に示すように、LED基板11に形成した配線14によって、電源端子15,16間に、抵抗17と第1列目の各白色LED12とを直列接続し、抵抗17と第2列目の各白色LED12とを直列接続し、さらに、抵抗18と第3列目の各黄色LED13とを直列接続する。ここで、各抵抗17,18の抵抗値は、照明光に要求する白色光の色温度に応じて適宜設定されるものである。
なお、図1,2において、符号19はLED基板11の熱を放熱して各LED12,13の発光効率を向上するための放熱フィンであり、この放熱フィン19はLED基板11の裏面に固着している。
図1,2に示すように、レンズ光学系ユニット20は、レンズ筐体21と、このレンズ筐体21内に収容保持されるコリメーションレンズ22、及び、フライアイレンズ23を有する。
図2に示すように、本実施形態において、レンズ筐体21は、略角筒形状をなし、その光軸方向の一端にLED挿入口30が開口している。また、レンズ筐体21の光軸方向の他端には、LED挿入口30に対向する位置に、照明光の出射口31が開口している。そして、図1に示すように、レンズ筐体21は、光源ユニット10に冠設した際に、LED挿入口30を通じて各LED12,13を内部に露呈させ、各レンズ部12b,13bを出射口31に対向させる。
また、レンズ筐体21は、一側に開口するレンズ挿入口33を有し、このレンズ挿入口33に隣接する各側壁の内面に、LED挿入口30側から順に、互いに対向するコリメーションレンズ保持溝35、及び、フライアイレンズ保持溝36を有する。さらに、コリメーションレンズ保持溝35よりもLED挿入口30側において、レンズ筐体21は、内部をLED挿入口30側と出射口31側とに区画する遮光板38を有し、この遮光板38には、各LED12,13にぞれぞれ対応する開口部38aがマトリクス状に開口している。
コリメーションレンズ22は、例えば、コリメーションレンズ保持溝35に挿入保持される平面略矩形形状のレンズ基板22aの出射側に、遮光板38の各開口部38aにそれぞれ対応するレンズ部22bが一体形成されたレンズ部材である。そして、コリメーションレンズ22は、各開口部38aを通じて各LED12,13から入射する光を、各レンズ部22bでそれぞれ略平行光に変換して出射する。
フライアイレンズ23は、フライアイレンズ保持溝36に挿入保持される平面略矩形形状のレンズ基板23a上に、例えば下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた複数(例えば、5×5個)のレンズ部23bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、フライアイレンズ23は、コリメーションレンズ22から各レンズ部23bにそれぞれ入射する光を、被照射面上の特定の照射領域Al(図4参照)で互いに重畳させる。この場合、光源ユニット10は白色LED12と黄色LED13とを有するため、フライアイレンズ23の各レンズ部23bに入射する光は当該レンズ部23bの配設位置に応じて異なるが、各レンズ部23bから出射する光束lは、照射領域Al上で互いに重畳して均一に混光するので、色ムラのない均一照度の照明光となる。
ここで、図中符号40は側板であり、この側板40は、各レンズ22,23をレンズ筐体21内に収容後に、例えば粘着テープ等による貼着によって、レンズ筐体21のレンズ挿入口33を閉塞する。
このような実施形態によれば、光源ユニット10の光源として白色LED12と黄色LED13とを用い、これら各LED12,13から出射する光を、フライアイレンズ23を用いて混光することにより、小型且つ簡単な構成で、色ムラなく均一に混光された所望色温度の白色光を得ることができる。
すなわち、フライアイレンズ23は、各レンズ部23bから出射した光束lを照射領域Alで互いに重畳させることで光の混光を実現するので、例えば拡散板上で光を混光する構成等に比べ、均一な照明光を得るために各LED12,13との間に特段大きな距離を必要とせず、照明装置1を小型化することができる。
また、フライアイレンズ23は、各レンズ部23bから出射した光束lを照射領域Alで互いに重畳させることで光の混光を実現するので、光源ユニット10から出射する光のパターン(すなわち、各LED12,13の配置パターン)に左右されることなく、色ムラのない均一な照明光を得ることができる。従って、各LED12,13を同種のもの毎にそれぞれ近接させてLED基板11上に配置することができ、このような配置とすれば、光源ユニット10の簡素化等を実現できる。例えば図3に示した回路構成とすれば、LED基板11に単層の導電パターンで配線14を構成することができ、しかも、各LED12,13の方向を一致させることができるので、光源ユニット10の構造の簡素化や生産性の向上等を実現することができる。
さらに、光源として用いるLEDは、白色LEDと黄色LEDの2種類であるため、照明装置1の構成をより簡素化することができる。
なお、上述の実施形態においては、光源として、いわゆる砲弾型のLEDを用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、面実装型のLEDを用いてもよい。
また、各LEDの配置や個数、或いは、LED基板上での各LEDの電気的な接続関係等は、上述のものに限定されないことは勿論である。
1…照明装置、10…光源ユニット、11…LED基板(基板)、12…白色発光ダイオード、13…黄色発光ダイオード、23…フライアイレンズ、23b…レンズ部
代理人 弁理士 伊 藤 進
代理人 弁理士 伊 藤 進
Claims (2)
- 白色系の光を発光する白色発光ダイオードと、黄色系の光を発光する黄色発光ダイオードとを有する光源ユニットと、
前記光源ユニットの各発光ダイオードから出射する光をそれぞれ入射して特定の照射領域に重畳させて出射する複数のレンズ部を有するフライアイレンズと、
を具備したことを特徴とする照明装置。 - 前記光源ユニットは、前記白色発光ダイオードと前記黄色発光ダイオードとを複数有し、
これら各発光ダイオードを同種のもの毎にそれぞれ近接させて基板上に実装したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
Priority Applications (1)
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- 2004-11-25 JP JP2004341175A patent/JP2006155956A/ja not_active Withdrawn
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