JP2006155675A - グループ状態通知方法、装置及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定のネットワーク状態と、各ネットワーク状態を表すアイコンとが対応づけられたテーブルを記憶部51に準備する。判断部52は、ネットワークにおける所定のイベントを検知し、イベントが生じる毎に新たなネットワーク状態を判断する。ネットワーク状態が変化した場合、表示制御部53は、新たなネットワーク状態を表すアイコンを表示する。例えば、ユーザにより指定されたキーワードの発言を示したり、ユーザにより指定された重要人物のネットワークへの参加を示す。設定部54は、前記キーワードの指定や重要人物の指定を受け付け、記憶部51に格納する。ユーザは、アイコンを見れば一目で、自分にとって必要な会話がなされているか否か、会話を見た方がよいか否かなどを判断できる。
【選択図】 図1
Description
本発明において、会話システムとは、複数のユーザが仮想空間を共有して実質的にリアルタイムで文字メッセージ(以下、単にメッセージという)を送受信可能であり、前記送受信されるメッセージを表示可能なシステムを言う。
前記チャネルモニタウインドウが表示されない場合、カレントチャネルを変更してチャネル内の会話を会話ウインドウ192に表示しない限り、ユーザは参加チャネルでの会話を知ることができない。
本発明は、チャネルなどネットワークの状態をユーザに通知し、ユーザが情報を容易に取捨選択可能な技術を提供することを目的とする。例えば、ユーザが会話内容を見た方がいいのか否かなどの判断を容易にするための情報を提供し、そのネットワークを簡単に参照可能にすることを目的とする。
・予め想定する仮想空間状態と、その仮想空間状態を表す表象と、を対応付けて記憶し、
・前記予め想定する仮想空間状態を判断するための判定条件を、前記想定される仮想空間状態を発生させるイベント及び仮想空間に対応付けて記憶し、
・仮想空間においてイベントが発生したことを検知し、検知したイベントとその仮想空間に対応付けられた判定条件とに基づいて、前記イベントが発生した仮想空間の状態が前記予め想定する仮想空間状態になったか否かを判定し、
・前記仮想空間の状態が予め想定する仮想空間状態になったと判定した場合、前記仮想空間状態に対応する表象を取得して表示する。
本願第2発明は、互いに同一の仮想空間を共有して文字メッセージを送受信することにより会話が可能な会話装置と共に用いられるグループ状態通知装置を提供する。この装置は以下の構成要素を備えている。
・予め想定する仮想空間状態と、その仮想空間状態を表す表象と、を対応付けて記憶する状態テーブル、
・前記予め想定する仮想空間状態を判断するための判定条件を、前記想定される仮想空間状態を発生させるイベント及び仮想空間に対応付けて記憶する条件記憶手段、
・仮想空間においてイベントが発生したことを検知し、検知したイベントとその仮想空間に対応付けられた判定条件とに基づいて、前記イベントが発生した仮想空間の状態が前記予め想定する仮想空間状態になったか否かを判定する判定手段、
・前記仮想空間の状態が予め想定する仮想空間状態になったと判定した場合、前記仮想空間状態に対応する表象を取得して表示する通知手段。
・予め想定する仮想空間状態と、その仮想空間状態を表す表象と、を対応付けて記憶しておく段階、
・前記予め想定する仮想空間状態を判断するための判定条件を、前記想定される仮想空間状態を発生させるイベント及び仮想空間に対応付けて記憶する段階、
・仮想空間においてイベントが発生したことを検知し、検知したイベントとその仮想空間に対応付けられた判定条件とに基づいて、前記イベントが発生した仮想空間の状態が前記予め想定する仮想空間状態になったか否かを判定する段階、
・前記仮想空間の状態が予め想定する仮想空間状態になったと判定した場合、前記仮想空間状態に対応する表象を取得して表示する段階。
<第1実施形態例>
[構成]
図1は、本発明の第1実施形態例に係るグループ状態通知装置を含むチャットシステム1の全体構成図である。チャットシステム1は、インターネット4を介して接続されたチャットサーバ2及びチャットクライアント31を含んで構成されている。本実施形態例に係るグループ状態通知装置5は、チャットクライアント31が動作可能なユーザ端末3に設けられている。なお、本実施形態例では、会話装置としてチャットシステム1を構成するチャットクライアント31を用いた例を示しているが、他の会話装置にも本装置を適用可能である。また、ユーザ端末3は1つしか示されていないが、複数のユーザ端末3がチャットサーバ2に接続可能である。
チャットシステム1は、チャットサーバ2とチャットクライアント31とに加え、ユーザ状態検出システムを有している。具体的には、ユーザDB22及び状態管理部21がチャットサーバ2に、状態検出部32がチャットクライアント31に、それぞれ設けられている。ユーザDB22には、チャネルを構成するユーザ(以下、チャネル構成ユーザという)として、予め所定のユーザがチャネル毎に登録されている。状態管理部21は、ユーザDB22を管理する。状態検出部32は、ユーザ端末3の状態や所定のデータに基づいてユーザ状態の変化を監視する。ユーザ状態が変化すると、状態検出部32がチャットクライアント31を介して新たなユーザ状態を状態管理部21に通知する。この通知を受けてユーザDB22内のユーザ状態が変更される。さらに、新たなユーザ状態は、同一チャネル内のユーザにチャットクライアント31を経由し、入出力部33を介して通知される。なお、本例においては、ユーザ状態検出システムはチャットシステム1と連動して動作するが、チャットシステム1と独立な構成とすることも可能である。
ユーザ端末3では、チャットクライアント31と連動してグループ状態通知装置5が動作可能である。グループ状態通知装置5は、記憶部51、判断部52、表示制御部53及び設定部54を有している。
記憶部51は、所定の処理に必要なデータを保持している。具体的には、記憶部51は、図3〜6に示す各テーブルを保持している。図3は、チャネル状態テーブルの説明概念図である。チャネル状態テーブルには、所定のチャネル状態とアイコンとが対応付けられて登録されている。本実施形態例では、所定のチャネル状態として、下記1)〜16)が準備されている。ただし、チャネル状態は下記の例に限定されず、ニーズに応じて設定可能である。
3)多数のユーザが接続、 4)最近発言があった、
5)ユーザが呼ばれた、 6)キーワードが発言された、
7)資料が提出された、 8)多数のユーザが発言、
9)キーパーソンが参加中、 10)賛成の雰囲気、
11)反対の雰囲気、 12)他の雰囲気、
13)在席中ユーザが多い、 14)離席中ユーザが多い、
15)多忙ユーザが多い 16)出張中ユーザが多い
各チャネル状態には、各状態を表すアイコンがそれぞれ登録されている。チャネル状態は、画面上でチャネル名とともにアイコンを表示することで示される。例えば、前記図2(a)のツールパレットウインドウには、チャネル#chocolatについて、「カレントチャネル」状態を示すアイコンが表示されている。また、図2(d)のチャネルリストウインドウには、チャネル#ume3及び#icctestについて、「参加チャネル」状態を示すアイコンが表示されている。チャネル#islab, #iccについては、「キーワードが発言された」状態を示すアイコンが表示されている。さらに、チャネル#chocolatについては、前記と同様に「カレントチャネル」状態を示すアイコンが表示されている。なお、本実施形態例では、チャネル状態を示す形態としてアイコンを用いたが、他の表示形態も可能である。例えば、文字メッセージを表示することが挙げられる。また、1つのチャネルについて複数の状態を表示することも可能である。
1)メッセージの発言、
2)チャネルへのユーザの参加及び離脱、
3)ユーザ状態の変化、
4)アプリケーションの起動、
5)カレントチャネルの変化、
6)チャネルを示すアイコンのクリック、
7)後述する意志通知の受信
8)タイムアウト通知
判断部52は、イベントが発生すると、チャネル状態が変化したか否かを判断する。変化したと判断すると、判断部52は表示制御部53に対し、チャネル及びチャネル状態を通知する。
設定部54は、設定ウインドウを表示し、前記キーワードテーブルやキーパーソンテーブル、呼び名テーブルへの登録を受け付ける。図7は、呼び名を設定するウインドウの一例を示す説明図である。ユーザは、キーワード文字列に、自己の呼び名を入力し、OKボタンを押す。図では、USER-Aが、4つの呼び名を設定している。設定された呼び名は、前記図4(c)の呼び名テーブルに「呼び名」として登録される。キーワードやキーパーソンについても、同様に登録される。なお、本例では、呼び名は全てのチャネルについて共通であるが、チャネル毎に設定可能とすることも可能である。
(1)メインルーチン
次に、グループ状態通知装置5が行う処理の流れを具体的に説明する。図9及び図10は、グループ状態通知装置5が行うメインルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。チャットクライアント31の起動により、以下の処理が開始される。
ステップS2では、判断部52は、イベントが発生したチャネルを特定する。
ステップS3では、判断部52は、発生したイベントが、他のチャットクライアント31のチャットサーバ2への接続または切断であるか否かを判断する。“Yes”と判断するとステップS4に移行し、“No”と判断すると後述するステップS8に移行する。
ステップS6では、判断部52は、表示制御部53に対し、チャネル及びチャネルの新たな状態を通知して、チャネル状態の表示を変更するように指示する。この指示に従い、チャネルの接続状態を示すアイコンが表示または消去される。
前記ステップS3において“No”と判断されると、ステップS8に移行する。ステップS8では、判断部52は、発生したイベントがメッセージの発言であるか否かを判断する。“Yes”と判断するとステップS9に移行し、“No”と判断すると後述するステップS14に移行する。
ステップS10では、判断部52は、後述する呼びかけサブルーチンを実行する。
ステップS11では、判断部52は、後述する未読サブルーチンを実行する。
ステップS12では、判断部52は、後述する発言管理サブルーチンを実行する。
ステップS13では、判断部52は、後述する発言サブルーチンを実行する。その後、前記ステップS7に戻り前述同様の処理を繰り返す。
ステップS15では、判断部52は、後述するキーパーソンサブルーチンを実行する。その後、前記ステップS7に移行する。
ステップS17では、判断部52は、ユーザ状態テーブル(図6(b))を更新する。さらに、判断部52は、変化したユーザ状態、すなわち新たなユーザ状態を集計し、新たなチャネル状態を決定する。例えば、集計した結果、ユーザ状態“多忙”が所定割合以上となった場合、新たなチャネル状態を「多忙」状態に決定する。
ステップS19では、判断部52は、新たなチャネル状態及びチャネル名を通知し、チャネル状態の表示を変更するよう表示制御部53に指示する。表示制御部53は、前記指示に従い、チャネル状態の表示を変更する。例えば、チャネル状態が“在席中”から“多忙”に変化した場合、表示制御部53は、「在席中ユーザが多い」状態を示すアイコンを消去する。そして、「多忙」状態を示すアイコンを表示する。
前記ステップS20において“No”と判断されると、図6のステップS22に移行する。ステップS22では、判断部52は、発生したイベントがカレントチャネルの変化であるか否かを判断する。“Yes”と判断するとステップS23に移行し、“No”と判断すると後述するステップS24に移行する。
前記ステップS22において“No”と判断されると、ステップS24に移行する。ステップS24では、判断部52は、所定のウインドウにおいて、チャネル状態を示すアイコンがダブルクリックされたか否かを判断する。“Yes”と判断するとステップS25に移行し、“No”と判断すると後述するステップS26に移行する。所定のウインドウとは、例えば前記図2のツールパレットウインドウ内のリストウインドウである。
ステップS27では、判断部52は、受信した意志通知を用いて意志の集計を行い、チャネル全体の雰囲気を決定する。例えば、判断部52は、“賛成”、“反対”、“その他”のそれぞれについて、チャネル構成ユーザに対する割合を算出する。判断部52は、算出結果に基づいて、チャネル状態がいずれであるかを決定する。
ステップS29では、判断部52は、チャネル名及び新たなチャネル状態を通知し、表示の変更を表示制御部53に指示する。これにより、チャネル状態の表示が変更される。例えば、チャネル状態が「賛成」状態から「反対」状態になった場合、「賛成」状態を示すアイコンの代わりに、「反対」状態を示すアイコンが表示される。なお、意志通知の集計には所定の時期的期限を設けておくことが好ましい。
ステップS31では、判断部52は、前記図5の発言管理テーブルを更新する。具体的には、判断部52は、タイムアウト通知がなされたチャネルの発言フラグを、“1”から“0”に書き換える。
(2)キーワードサブルーチン
図11は、キーワードサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンにおいてステップS9に移行すると、後述する処理が開始される。ステップS91では、判断部52は、受信したメッセージの中に所定のキーワードが含まれているか否かを判断する。この判断は、前記図4(b)のキーワードテーブルを参照することにより行われる。“Yes”と判断するとステップS92に移行し、“No”と判断すると前記メインルーチンに戻る。
ステップS93では、判断部52は、キーワードテーブルを更新する。具体的には、キーワードが発言されたチャネルの話題フラグを、“0”から“1”に書き換える。
(3)呼びかけサブルーチン
図12は、呼びかけサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンにおいてステップS10に移行すると、下記の処理が実行される。
ステップS102では、判断部52は、呼び名が発言されたチャネルの呼びかけフラグが既に“1”であるか否かを判断する。“Yes”と判断すると前記メインルーチンに戻り、“No”と判断するとステップS103に移行する。
ステップS104では、表示制御部53が、“ユーザが呼ばれた”状態を示すアイコンを、該当チャネルに表示する。このアイコンは、該当チャネルがカレントチャネルになるまで表示される。その後前記メインルーチンに戻る。
図13は、未読サブルーチンにおいて行われる処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンにおいてステップS11に移行すると、下記の処理が実行される。
まず、ステップS111では、判断部52は、発言されたメッセージの中に、資料が提供されているか否かを判断する。例えば、ウェブページのアドレスや、ファイル名及びそのアドレスが発言中に含まれているか否かを判断する。“Yes”と判断するとステップS112に移行し、“No”と判断すると前記メインルーチンに戻る。
ステップS113では、判断部52は、資料が提供されたチャネルの資料フラグが既に“1”であるか否かを判断する。“Yes”と判断すると、前記メインルーチンに戻る。“No”と判断するとステップS114に移行する。
ステップS115では、表示制御部53が、判断部52からの指示に基づいて、“資料が提出された”状態を示すアイコンを、該当チャネルに表示する。このアイコンは、該当チャネル内の資料が全て閲覧されるまで表示される。その後、前記メインルーチンに戻る。
図14は、発言管理サブルーチンにおいて行われる処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンのステップS12に移行すると、下記の処理が実行される。
ステップS121では、判断部52は、発言を行ったユーザが前記図5の発言管理テーブルに既に登録されているか否かを判断する。“Yes”と判断すると、後述するステップS126に移行する。“No”と判断すると、ステップS122に移行する。
ステップS123では、判断部52は、チャネル構成ユーザ数に対する発言管理テーブルに登録されているユーザ数の割合を算出する。すなわち、所定時間間隔以内で連続的に発言したユーザの割合を算出する。判断部52は、発言ユーザの割合に基づいて、アクティブフラグの値を決定する。
ステップS125では、表示制御部53が、「多数のユーザが発言」状態を示すアイコンを、該当チャネルに表示する。
ステップS127では、判断部52は、発言したユーザの発言数をインクリメントする。
ステップS128では、判断部52は、チャネル内における中心ユーザを特定する。すなわち、判断部52は、発言管理テーブル中で最も発言数の多いユーザを、中心ユーザとする。
ステップS130では、表示制御部53が、新たな中心ユーザの表示を行う。例えば、ツールパレットウインドウにそのユーザのアイコンが表示されている場合、ユーザアイコンを点滅させる。また、チャネルリストウインドウに中心ユーザを表示するフィールドを新たに設けておき、そのフィールドに中心ユーザのニックネームを表示するのも良い。その後、前記メインルーチンに戻る。
図15は、発言サブルーチンにおいて実行される処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンにおいてステップS13に移行すると、下記の処理が実行される。
ステップS131では、判断部52は、発言があったチャネルについてのタイマーをリセットする。タイマーは、各チャネルにおける最終発言時刻からの経過時間を、チャネル毎に計測している。
ステップS133では、判断部52は、発言があったチャネルについて、発言フラグを“0”から“1”に書き換える。
ステップS135では、判断部52は、タイマーをスタートし、新たな発言時刻からの経過時間の計測を開始する。その後、前記メインルーチンに戻る。
なお、判断部52は、タイマーが所定時間を超えた場合、タイムアウト通知を送出する。言い換えれば、チャネルにおける最終発言時刻からの経過時間が所定時間を越えた場合である。前述したように、タイムアウト通知により発言フラグが“1”から“0”に変更され(ステップS31)、アイコン表示が変化する(ステップS32)。
(7)キーパーソンサブルーチン
図16は、キーパーソンサブルーチンにおいて行われる処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンにおいてステップS15に移行すると、下記の処理が実行される。
ステップS152では、判断部52は、発生したイベントがキーパーソンの参加か否かを判断する。“Yes”、すなわちキーパーソンの参加と判断すると、ステップS153に移行する。“No”、すなわちキーパーソンの離脱と判断すると、ステップS154に移行する。
ステップS154では、判断部52は、キーパーソンテーブルの参加フラグを“0”に変更する。
ステップS155では、表示制御部53が、判断部52の指示に基づいて、チャネル状態の表示を変更する。例えば、参加フラグが“0”から”1”に変化した場合、「キーパーソン参加中」状態を示すアイコンを、該当チャネルに表示する。その後、前記メインルーチンに戻る。
図17は、既読サブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンのステップS21に移行すると、下記の処理が実行される。
まず、ステップS211では、判断部52は、所定の資料がユーザ端末3に取得されているか否かを判断する。すなわち、判断部52は、前記図4(d)の資料テーブルの「資料」フィールドに記述されているいずれかの資料が、取得されているか否かを判断する。“Yes”と判断するとステップS212に移行し、“No”と判断すると前記メインルーチンに戻る。
ステップS213では、判断部52は、同じチャネルに提出された資料のうち、まだ開かれていない資料が残っているか否かを判断する。この判断は、ステップS212で取得した資料を削除した「資料」フィールドが、エンプティか否かにより行う。“No”と判断するとステップS214に移行し、“Yes”と判断すると前記メインルーチンに戻る。
ステップS215では、表示制御部53は、判断部52からの指示に基づいて、該当チャネルについて、「資料が提出された」状態を示すアイコンを消去する。その後、前記メインルーチンに戻る。
図18は、カレントチャネルサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。前記メインルーチンにおいてステップS23に移行すると、下記の処理が実行される。
まずステップS231では、判断部52は、新たにカレントチャネルとなったチャネルのキーワードフラグが“1”であるか否かを判断する。この判断は、図4(b)のキーワードテーブルに基づいて行う。“Yes”と判断するとステップS232に移行し、“No”と判断すると後述するステップS234に移行する。
ステップS233では、表示制御部53が、新たなカレントチャネルについて、「カレントチャネル」状態を示すアイコンを表示する。また、以前のカレントチャネルについて、「参加チャネル」状態を示すアイコンを表示する。
ステップS235では、判断部52は、呼び名テーブルを更新する。具体的には、判断部52は、新たなカレントチャネルの呼びかけフラグを、“1”から“0”に書き直す。
<他の実施形態例>
(A)前記第1実施形態例では、ツールパレットウインドウに参加チャネルのみ表示する場合を例に取り説明した。しかし、グループ状態通知装置5によりユーザが気に入ったチャネルの登録を受け付け、ツールパレットウインドウにお気に入りチャネルを表示することも可能である。その場合、図3のチャネル状態テーブルのチャネル状態に「お気に入り」を追加し、対応するアイコンを登録しておく。また、新たにお気に入りチャネルを記憶するテーブルを設ける。このテーブルは、ユーザ端末3が終了してもクリアされない。設定部54は、お気に入りチャネルの登録を受け付ける画面を表示し、入力されたお気に入りチャネルを記憶部51に格納する。
2;チャットサーバ
3;ユーザ端末
4;インターネット
5;グループ状態通知装置
31;チャットクライアント
32;状態検出部
33;入出力部
Claims (3)
- 互いに同一の仮想空間を共有して文字メッセージを送受信することにより会話が可能なコンピュータ端末が実行するグループ状態通知方法であって、
予め想定する仮想空間状態と、その仮想空間状態を表す表象と、を対応付けて記憶し、
前記予め想定する仮想空間状態を判断するための判定条件を、前記想定される仮想空間状態を発生させるイベント及び仮想空間に対応付けて記憶し、
仮想空間においてイベントが発生したことを検知し、検知したイベントとその仮想空間に対応付けられた判定条件とに基づいて、前記イベントが発生した仮想空間の状態が前記予め想定する仮想空間状態になったか否かを判定し、
前記仮想空間の状態が予め想定する仮想空間状態になったと判定した場合、前記仮想空間状態に対応する表象を取得して表示する、
グループ状態通知方法。 - 互いに同一の仮想空間を共有して文字メッセージを送受信することにより会話が可能な会話装置と共に用いられ、
予め想定する仮想空間状態と、その仮想空間状態を表す表象と、を対応付けて記憶する状態テーブルと、
前記予め想定する仮想空間状態を判断するための判定条件を、前記想定される仮想空間状態を発生させるイベント及び仮想空間に対応付けて記憶する条件記憶手段と、
仮想空間においてイベントが発生したことを検知し、検知したイベントとその仮想空間に対応付けられた判定条件とに基づいて、前記イベントが発生した仮想空間の状態が前記予め想定する仮想空間状態になったか否かを判定する判定手段と、
前記仮想空間の状態が予め想定する仮想空間状態になったと判定した場合、前記仮想空間状態に対応する表象を取得して表示する通知手段と、
を備えるグループ状態通知装置。 - 互いに同一の仮想空間を共有して文字メッセージを送受信することにより会話が可能なコンピュータ端末に用いられる、グループ状態通知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
予め想定する仮想空間状態と、その仮想空間状態を表す表象と、を対応付けて記憶しておく段階と、
前記予め想定する仮想空間状態を判断するための判定条件を、前記想定される仮想空間状態を発生させるイベント及び仮想空間に対応付けて記憶する段階と、
仮想空間においてイベントが発生したことを検知し、検知したイベントとその仮想空間に対応付けられた判定条件とに基づいて、前記イベントが発生した仮想空間の状態が前記予め想定する仮想空間状態になったか否かを判定する段階と、
前記仮想空間の状態が予め想定する仮想空間状態になったと判定した場合、前記仮想空間状態に対応する表象を取得して表示する段階と、
を実行するためのグループ状態通知プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
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JP2006074232A JP2006155675A (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | グループ状態通知方法、装置及び記録媒体 |
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JP11140053A Division JP2000330914A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | グループ状態通知方法及び装置 |
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Cited By (1)
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CN107431652A (zh) * | 2015-02-26 | 2017-12-01 | Sk普兰尼特有限公司 | 用于在信使服务中组织群图标的方法及其装置 |
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2006
- 2006-03-17 JP JP2006074232A patent/JP2006155675A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN107431652A (zh) * | 2015-02-26 | 2017-12-01 | Sk普兰尼特有限公司 | 用于在信使服务中组织群图标的方法及其装置 |
JP2018508051A (ja) * | 2015-02-26 | 2018-03-22 | エスケー プラネット カンパニー、リミテッド | メッセンジャーサービスにおいてのグループアイコン構成方法及びそのための装置 |
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