JP2006154267A - 歌唱者カロリー収支管理システム - Google Patents

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Toru Itokawa
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Abstract

【課題】利用者に対してカラオケ利用の前後でのカロリー収支の増減を知らしめることができ、特に、ダイエットに関心のある利用者に対しては、歌唱の促進や低カロリーメニューの選択によるダイエット効果の向上が図れる管理システムの提供。
【解決手段】従来の利用者IDの識別機能および歌唱による消費カロリーの算出機能を利用すると共に、任意の利用者が選択したメニューアイテムを利用者IDに紐付けしたメニュー表示注文手段を要して、そのメニューアイテムのカロリーに基づき、当該利用者の摂取カロリーとして利用者ID別に記録し、その摂取カロリーから、当該利用者の歌唱時の消費カロリーを減算したカロリー収支を表示し、あるいは、利用者毎の生体が必要とする生体消費カロリーをさらに減算したカロリー収支を表示するシステムを構築した。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラオケルームサービスのメニューアイテムの有するカロリーを当該利用者の摂取カロリーに見立て、利用者別の歌唱消費カロリーや利用者毎の生体が必要とする生体消費カロリーなどから、歌唱者のカロリー収支を管理するためのシステムに関する。
現在は、ファミリーレストランや弁当屋のメニュー表にも当たり前の様にカロリー表示がなされており、現代人のカロリーに対しての関心の高さが伺える。特に昨今のテレビや雑誌のメディアではダイエットの話題が取り上げられており、例えば、一日の消費カロリーに合った食事のメニューや体脂肪を燃焼するエクササイズなどが取り上げられている。これに応える様に、例えば、特許文献1では、IDカードに年齢、身長、体重等の顧客属性情報を入力し、顧客が摂取すべき適切なカロリーを算出し、これによりカフェテリア式食堂やいわゆるコンビニエンスストアなどにおいてカロリーの過剰摂取を防止できる技術が開示されている。
ところで、従来のカラオケシステムでのカロリー表示に関し、歌唱時に消費したカロリー値を表示する技術が出願されている。例えば、特許文献2では、歌唱者の発音レベル等を演算処理して表示させ、カラオケ歌唱時の身体運動によるカロリー消費量を知らせる技術が開示されている。
特開平9−259108号公報 特開2000−29479号公報
カラオケボックスで出されるメニューは酒類のおつまみ的な物が多くを占め、比較的高カロリーの食品が多い。注文の際にはメニュー表にカロリー表示はされているが、多品目を注文した場合には、実際に自身が摂取したカロリーはよく分からない。また、従来のカロリー表示では、利用者別の摂取カロリーと歌唱消費カロリーによるカロリー収支を表示するシステムはなく、ダイエットに関心のある利用者にとっては、カラオケ利用の前後でカロリー収支の増減がよく分からないという不都合があった。
現在のカラオケのカロリー表示は歌唱時の消費カロリーを表示するのみであるが、本発明は、利用者に対してカラオケ利用の前後でのカロリー収支の増減を知らしめることができ、特に、ダイエットに関心のある利用者に対しては、歌唱の促進や低カロリーメニューの選択によるダイエット効果の向上が図れる管理システムの提供を目的とする。
上記課題を鑑み、本発明者らは、従来の利用者IDの識別機能および歌唱による消費カロリーの算出機能を利用すると共に、任意の利用者が選択したメニューアイテムを利用者IDに紐付けしたメニュー表示注文手段を要して、そのメニューアイテムのカロリーに基づき、当該利用者の摂取カロリーとして利用者ID別に記録し、その摂取カロリーから、当該利用者の歌唱時の消費カロリーを減算したカロリー収支を表示し、また、利用者の身体的属性情報から割り出された標準カロリー、あるいは、これに基づき利用者が目標として設定された設定カロリーなど、利用者毎の生体が必要とする生体消費カロリーをさらに減算したカロリー収支を表示することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明の歌唱者カロリー収支管理システムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載の歌唱者カロリー収支管理システムは、利用者IDの識別機能および歌唱による消費カロリーの算出機能を備えたカラオケ演奏端末と、当該カラオケ演奏端末とネットワーク通信接続されたカラオケホスト装置とを主体としてなるシステムであって、
(ア)利用者を特定するための利用者ID識別手段と、
(イ)料理メニューを表示すると共に、任意の利用者が選択したメニューアイテムを、その利用者IDを紐付けして注文可能とするメニュー表示注文手段と、
(ウ)任意の利用者によりメニューアイテムが注文される毎、そのメニューアイテムの有するカロリーを当該利用者の摂取カロリーに見立て、その利用者ID別に摂取カロリー記録部に記録するため摂取カロリー記録手段と、
(エ)任意の利用者が歌唱する毎、当該利用者の歌唱による消費カロリーを算出し、その利用者ID別に歌唱消費カロリー記録部に記録するための歌唱消費カロリー記録手段と、
(オ)前記任意の利用者に紐付けされた摂取カロリーから、歌唱による消費カロリーを減算して利用者ID別にカロリー収支を算出し、適宜のタイミングにて、これを表示するためのカロリー収支表示手段と、
を具備してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の歌唱者カロリー収支管理システムは、請求項1記載の管理システムにおいて、利用者毎の生体が必要とする生体消費カロリーを、利用者ID別に管理するための生体消費カロリー管理部をさらに具備し、前記カロリー収支表示手段は、前記任意の利用者に紐付けされた摂取カロリーから、当該生体消費カロリーと前記歌唱による消費カロリーとを減算して利用者ID別のカロリー収支を算出し、適宜のタイミングにて、これを表示してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の歌唱者カロリー収支管理システムは、請求項2記載の管理システムにおいて、前記生体消費カロリーが、利用者の身体的属性情報から割り出された標準カロリーであることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項4記載の歌唱者カロリー収支管理システムは、請求項2記載の管理システムにおいて、前記生体消費カロリーが、利用者により目標として設定された設定カロリーであることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項5記載の歌唱者カロリー収支管理システムは、請求項1記載の管理システムにおいて、前記カラオケホスト装置が、前記摂取カロリー記録部および前記歌唱消費カロリー記録部を具備してなることを特徴とする。
そして、本発明の請求項6記載の歌唱者カロリー収支管理システムは、請求項2乃至請求項4記載の管理システムにおいて、前記カラオケホスト装置が、前記摂取カロリー記録部、前記歌唱消費カロリー記録部および前記生体消費カロリー管理部を具備してなることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の歌唱者カロリー収支管理システムによれば、利用者ID識別手段を使用し利用者IDと紐付けすることより、利用者別に注文したメニューアイテムのカロリーに基づいて見立てた摂取カロリーから、利用者別の歌唱時に消費したカロリーを減算して表示することにより、利用者が今まで感じることが出来なかったカロリー収支に関して違った視点から体験できると共に、カロリー収支の推移を確認できるため、利用者に対してカラオケ利用の前後でのカロリー収支の増減を知らしめることができ、特にダイエットに関心のある利用者に対しては、歌唱の促進や低カロリーメニューの選択によるダイエット効果の向上が図れるといった効果を奏する。
また、本発明の請求項2の歌唱者カロリー収支管理システムによれば、さらに、利用者毎の生体が必要とする生体消費カロリーが加味されるため、人体の自然代謝によって消費されるカロリーも勘案され、より詳細にカラオケ利用の前後でのカロリー収支の増減を知らしめることができるといった効果を奏する。
また、本発明の請求項3記載の歌唱者カロリー収支システムによれば、利用者ID別に身体的持続情報を入力することにより、利用者の標準的な生体消費カロリーが管理でき、より効果的にカロリー収支の増減を知らしめることができるといった効果を奏する。
さらに、本発明の請求項4記載の歌唱者カロリー収支システムによれば、利用者がその標準カロリーに基づき、消費したいカロリーを自由に目標値として設定することにより、計画を立てたカロリー摂取ができ、特にダイエットに関心のある利用者に対しては、歌唱の促進や低カロリーメニューの選択によるメニュー注文時のカロリーの過剰摂取が防止できるなどといった効果を奏する。
さらにまた、本発明の請求項5記載の歌唱者カロリー収支システムによれば、カラオケホスト装置が摂取カロリー記録部および歌唱消費カロリー記録部を具備することにより、利用者別の摂取カロリー情報や歌唱消費カロリー情報を、カラオケホスト装置にネットワーク通信接続された如何なるカラオケ演奏端末からも収集できると共に、如何なるカラオケ演奏端末へも当該情報を還元できるため、グローバルな顧客サービスができ、例えば、1回のカラオケ利用に限らず、所定期間(毎週、毎月、毎年)の管理も可能となり、長期的なカラオケ利用のカロリー収支の増減を知らしめることができたり、カロリー収支の履歴を如何なるカラオケ演奏端末からも閲覧できるなどといった効果を奏する。
そして、本発明の請求項6記載の歌唱者カロリー収支システムによれば、請求項5と同様な効果を奏すると共に、特に、人体の自然代謝によって消費されるカロリーも勘案されるため、より詳細に長期的なカラオケ利用のカロリー収支の増減を知らしめることができといった効果を要する。
以下、本発明の歌唱者カロリー収支管理システムにつき好適な実施例を挙げて説明するが、先ず、図1に示す、歌唱者収支管理システムを構成するカラオケ演奏端末のブロック構成図に基づき詳述する。
図1に示すように、本発明の歌唱者カロリー収支管理システムが組み込まれたカラオケ演奏端末(1)は、主に、装置全体の動作を制御する中央制御手段(2)と、これに接続された各種機器にて構成されている。具体的には、この中央制御手段(2)には、ハードディスク(4)、RAM(5)、音源(6)、ミキサ(7)、サウンドシステム(8)、A/Dコンバータ(9)、MPEGデコーダ(10)、合成回路(11)、IDカード読み取り/書き込み装置(3)などが接続されている。そして、ハードディスク(4)には、楽曲を特定するための楽曲コード(20)、各楽曲コードに紐付けされた演奏データや映像データからなる楽曲データ(21)の他、利用者ID(22)、利用者ID別に注文したメニューアイテムに対しての摂取カロリー(23)、歌唱時に消費した歌唱消費カロリー(24)、利用者の身体的属性情報を基づいた生体消費カロリー(25)などの各種データや、後述する「利用者別カロリー管理テーブル」(T)なども記録されている。
ここで、各機能手段について少々説明する。通信制御手段(12)は、ADSL回線、ISDN回線、一般電話回線などのネットワーク通信回線を介して行われるカラオケホスト装置との通信を制御するためのものである。また、利用者ID識別手段(16)は、利用者IDが付されたICカード読み取り/書き込み装置(3)にて認識された利用者のIDを、そのログインからログアウトまでを総括管理するもので、この利用者ID識別手段(16)によって、一度、その利用者IDをもってログインした利用者が所定の操作処理をした場合、その利用者が特定される。なお、利用者IDの識別については、ICカードを用いることに限らず、例えば、パスワードの入力や指紋や音声などの生体識別機能に依るものであっても構わない。
次に、音声生成プロセスについて説明する。音源(8)は中央制御手段(2)が実行するシーケンサ(14)の処理によって入力され、ミキサ(7)は音源(8)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイクとA/Dコンバータ(9)を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声新語はサウンドシステム(8)に入力される。このサウンドシステム(8)はパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号し変換して増幅し、スピーカ(SP)から楽音と歌唱音声信号を放音する。
ハードディスク(4)に記録されている楽曲データ(21)における映像データは、MPEG形式にエンコードされており。中央制御手段(2)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(10)に入力する。このMPEGでコーダ(10)は入力されたMPEGデータをNTSCの映像に変換し合成回路(11)に入力し、この合成回路(11)は、背景映像の映像信号上にテロップや採点OSDを合成し、合成された映像信号は表示手段(D)に表示される。
そして、リモコン装置(R)は、楽曲検索機能あるいはメニュー注文機能を備えた多機能カラオケリモコンであり、このリモコン装置(R)をもって、利用者は赤外線信号によりカラオケ演奏端末本体に所望の演奏予約コマンド及びメニューアイテムを注文し摂取カロリーが記録される。例えば、リモコン装置(R)にて楽曲コードが入力されると、カラオケ楽曲のリクエストであるとして、RAM(5)にある予約待ち行列に楽曲コードを演奏予約する。
このリモコン装置(R)は、その内蔵二時電池に充電するための専用架台が必要となるが、この専用架台には、充電手段の他、利用者IDを識別し、当該利用者のログインを認識するためのIDカード読み取り/書き込み装置(3)が付帯されている。この読み取り/書き込み装置(3)は非接触のICモジュールを搭載した装置であり、IDカードに紐付けされた利用者IDを特定するものである。勿論、本実施例の他に、例えば、ICモジュールを携帯電話に内蔵させたIC機能付き携帯電話や、近距離無線通信手段であるBluetooth機構を有する携帯電話、あるいはパスワードの入力装置や指紋や声紋などの生体識別機能に依る機構の利用者識別手段を利用しても構わない。なお、このカラオケ演奏端末と通信したり、さらには、VPN(Virtual Private Network)を介してカラオケホスト装置と通信したりできる。
次に、図2に示す、カラオケリモコン装置の外観斜視図と、図3に示す、オーダーメニュー利用者インタフェース表示画面と、図4に示す利用者別カロリー管理テーブルに基づき、本発明における利用者別のメニューアイテムの注文管理手順およびカロリー収支の算出方法について説明する。
先ず、図2に示すGUI操作パネル(Ra)はリモコン装置(R)における表示画面であって、利用者はこの表示画面でカラオケ楽曲の検索やメニューアイテムの注文などを入力操作できる。そして、図3に示すように、リモコン装置(R)のGUI操作パネル(Ra)には、図1の利用者ID識別手段(16)にて特定された利用者に基づく利用者ID表示部(Rb)と、メニューアイテムアイコン(Rc)と、各メニューアイテムに付された摂取カロリー表示部(Rd)と、指定メニューアイテム注文アイコン(Rf)の他、注文取り止めアイコン(Re)、前画面に戻るアイコン(Rg)など設けられており、当該利用者が(Rc)〜(Re)のアイコンを用いてメニューアイテム(Rc)を指定し、注文アイコン(Rf)を選択すると、注文されたメニューアイテムを当該利用者の摂取カロリーに見立て、摂取カロリー(Rd)がカラオケ演奏端末のハードディスクに利用者別に記録される。
次に、図4は、利用者別カロリー管理テーブルの概略図であって、注文したメニューアイテムにより摂取した摂取カロリーと、歌唱者の発音レベル等を演算し消費した歌唱消費カロリーからカロリー収支を算出し、これを利用者別に管理するのためのテーブル(T)である。この利用者別カロリー管理テーブル(T)の構成要素としては、利用者を特定するための「利用者ID」フィールド(f1)と、これに紐付けして、メニューアイテムを注文した日時あるいは歌唱した時の発生日時を示す「日時」フィールド(f2)と、注文したメニューアイテムに基づいた摂取カロリーを示す「摂取カロリー」フィールド(f3)と、歌唱時に消費したカロリーを示す「歌唱消費カロリー」フィールド(f4)と、カロリー収支を示す「カロリー収支」フィールド(f5)などからなる。
歌唱消費カロリーについては従来公知のもので良く、例えば、特開2000−29479号公報などにも開示されており、具体的には、カラオケマイクからのサンプリング値に演算処理を行い、歌唱者の発音音量レベルのトータル量を求め、歌唱発音の身体運動による1曲分のカロリー消費を算出する方式などがある。そして、このカロリー収支に関しては、摂取カロリーから歌唱消費カロリーを減算することより算出することができる。例えば、図中、日時(T1)におけるカロリー収支計算式は、摂取カロリーが[A]で、歌唱消費カロリーが無いため、カロリー収支は[A]となり、日時(T2)におけるカロリー収支計算式は、摂取カロリーが[A]で、これから歌唱消費カロリーの[B]を減算することによりカロリー収支を[A−B]として求めることができる。
以下、図5に示す、身体的属性情報を含めたカラオケ演奏端末のブロック構成図と、図6に示す、別の実施例における利用者別カロリー管理テーブルの概略図に基づき、本発明をさらに詳述する。
先ず、図5に示す、カラオケ演奏端末のハードディスク(4)に記録されるのは、利用者ID(22)、摂取カロリー(23)、歌唱消費カロリー(24)の他に、標準カロリー(25a)、設定カロリー(25b)からなる生体消費カロリー(25)がある。この生体消費カロリー(25)は、本システムで割り出されるのではなく、IDカードに関わる利用者情報を登録した段階で登録される。そのこの標準カロリー(25a)に関しては、利用者の年齢、身長、体重等の身体的属性情報から割り出され、例えば、特開平9−259108号公報にも開示されている。その内容は、IDカードに年齢、身長、体重の顧客識別情報をIDカードに入力し、顧客が摂取すべき適切なカロリーをデータベースから出力する方式である。一方、設定カロリー(25b)に関しては、例えば、ダイエットを目的として各利用者が低めに設定したり、この標準カロリーに基づき、利用者が目標を定めて任意に設定できるものである。
次に、図6は本実施例における利用者別カロリー管理テーブルの概略図であって、注文したメニューアイテムにより摂取した摂取カロリーと、歌唱者の発音レベル等を演算し消費した歌唱消費カロリーに加え、生体消費カロリーからカロリー収支を算出し、これを利用者別に管理するのためのテーブル(T)である。この利用者別カロリー管理テーブル(T)の構成要素としては、利用者を特定するための「利用者ID」フィールド(f1)と、これに紐付けして、メニューアイテムを注文した日時あるいは歌唱した時の発生日時を示す「日時」フィールド(f2)と、注文したメニューアイテムに基づいた摂取カロリーを示す「摂取カロリー」フィールド(f3)と、歌唱時に消費したカロリーを示す「歌唱消費カロリー」フィールド(f4)と、上記利用者別の生体消費カロリーを示す「生体消費カロリー」フィールド(f5)と、カロリー収支を示す「カロリー収支」フィールド(f5)などからなる。
このカロリー収支に関しては、摂取カロリーから歌唱消費カロリーと生体消費カロリーを減算することより算出することができる。例えば、図中、日時(T3)におけるカロリー収支計算式は、摂取カロリーが[A]で、歌唱消費カロリーが無いため、摂取カロリー[A]から生体消費カロリー「C」を減算することにより、カロリー収支は[A−C]となる。また、日時(T4)におけるカロリー収支計算式は、摂取カロリー[A]から、歌唱消費カロリー「B」と生体消費カロリー「C」を減算することによりカロリー収支は[A−B−C]となる。
次に、図7に示す、カラオケホスト装置を利用したデータ管理図と、図8に示す、カラオケホスト装置を利用した身体的属性情報を含めたデータ管理図に基づき、カラオケホスト装置におけるデータ管理方法について説明する。
先ず、図7に示すように、利用者が利用したカラオケ演奏端末(1)のハードディスク(4)に記録された利用者ID(22)と、摂取カロリー(23)と、歌唱消費カロリー(24)の各種データは、ネットワーク通信接続されたカラオケホスト装置(30)のハードディスク(31)に対応して、利用者ID(32)と、摂取カロリー(33)と、歌唱消費カロリー(34)の各記録部にアップロードされて記録される。また、逆に、カラオケホスト装置(30)のハードディスク(31)に記録された利用者ID(32)と、摂取カロリー(33)と、歌唱消費カロリー(34)の各種データを、利用者が利用するカラオケ演奏端末(1)のハードディスク(4)における、利用者ID(22)と、摂取カロリー(23)と、歌唱消費カロリー(24)の各記録部にダウンロードして記録することも可能である。
次に、図8は図7と同様に、利用者が利用したカラオケ演奏端末(1)のハードディスク(4)に記録された利用者ID(22)と、摂取カロリー(23)と、歌唱消費カロリー(24)と、標準カロリー(25a)および設定カロリー(25b)からなる生体消費カロリー(25)の各種データは、ネットワーク通信接続されたカラオケホスト装置(30)のハードディスク(31)に対応して、利用者ID(32)と、摂取カロリー(33)と、歌唱消費カロリー(34)と、標準カロリー(35a)および設定カロリー(35b)からなる生体消費カロリー(35)の各記録部にアップロードされて記録される。また、逆に、カラオケホスト装置(30)のハードディスク(31)に記録された利用者ID(32)と、摂取カロリー(33)と、歌唱消費カロリー(34)と、生体消費カロリー(35)の各種データを、利用者が利用するカラオケ演奏端末(1)のハードディスク(4)における、利用者ID(22)と、摂取カロリー(23)と、歌唱消費カロリー(24)と、生体消費カロリー(25)の各記録部にダウンロードして記録することも可能である。
このように、カラオケホスト装置が摂取カロリー記録部および歌唱消費カロリー記録部を具備することにより、利用者別の摂取カロリー情報や歌唱消費カロリー情報を、カラオケホスト装置にネットワーク通信接続された如何なるカラオケ演奏端末からも収集できると共に、如何なるカラオケ演奏端末へも当該情報を還元できるため、グローバルな顧客サービスができ、例えば、1回のカラオケ利用に限らず、所定期間(毎週、毎月、毎年)の管理も可能となり、長期的なカラオケ利用のカロリー収支の増減を知らしめることができたり、カロリー収支の履歴を如何なるカラオケ演奏端末からも閲覧できる。
以下、図9に示す、カロリー収支表示画面に基づき、利用者ID別のカロリー収支の表示について説明する。
図9に示すように、(イ)と(ロ)のそれぞれは、摂取カロリーから、歌唱消費カロリーを減算または歌唱消費カロリーと生体消費カロリーとで減算し、利用者ID別のカロリー収支を算出して表示した、カラオケ演奏端末表示画面とリモコン装置表示画面に表示したカロリー収支表示画面である。先ず、カラオケ演奏端末表示画面(イ)には、利用者が歌唱した際に、利用者ID(Da1)、歌唱消費カロリー(Da2)および、その時点での収支カロリー(Da3)が表示される。一方、リモコン装置表示画面(ロ)には、利用者によるメニュー注文の際に、利用者ID(Db1)、注文したメニューアイテムによる摂取カロリー(Db2)および、その時点での収支カロリー(Db3)が表示される。
以上、説明したように、本発明の歌唱者カロリー収支管理システムによれば、利用者ID識別手段を使用し利用者IDと紐付けすることより、利用者別に注文したメニューアイテムのカロリーに基づいて見立てた摂取カロリーから、利用者別の歌唱時に消費したカロリーを減算して表示することにより、利用者が今まで感じることが出来なかったカロリー収支に関して違った視点から体験できると共に、カロリー収支の推移を確認できるため、利用者に対してカラオケ利用の前後でのカロリー収支の増減を知らしめることができ、特にダイエットに関心のある利用者に対しては、歌唱の促進や低カロリーメニューの選択によるダイエット効果の向上が図れる。
歌唱カロリー収支管理システムを構成するカラオケ演奏端末のブロック構成図。 カラオケリモコン装置の外観斜視図。 オーダーメニュー利用者インタフェース表示画面。 利用者別カロリー管理テーブルの概略図。 身体属性情報を含めたカラオケ演奏端末のブロック構成図。 利用者別カロリー管理テーブルの概略図。 カラオケホスト装置を利用したデータ管理図。 カラオケホスト装置を利用した身体的属性情報を含めたデータ管理図。 カロリー収支表示画面。
符号の説明

カラオケ演奏装置

中央制御手段

IDカード読み取り/書き込み装置

ハードディスク
16
利用者ID識別手段
17
歌唱消費カロリー記録手段
18
摂取カロリー記録手段
19
カロリー収支表示手段
23,33 摂取カロリー
24,34 歌唱消費カロリー
25,35 生体消費カロリー
30 カラオケホスト装置
T 利用者別カロリー管理テーブル
R リモコン装置

Claims (6)

  1. 利用者IDの識別機能および歌唱による消費カロリーの算出機能を備えたカラオケ演奏端末と、当該カラオケ演奏端末とネットワーク通信接続されたカラオケホスト装置とを主体としてなるシステムであって、
    (ア)利用者を特定するための利用者ID識別手段と、
    (イ)料理メニューを表示すると共に、任意の利用者が選択したメニューアイテムを、その利用者IDを紐付けして注文可能とするメニュー表示注文手段と、
    (ウ)任意の利用者によりメニューアイテムが注文される毎、そのメニューアイテムの有するカロリーを当該利用者の摂取カロリーに見立て、その利用者ID別に摂取カロリー記録部に記録するため摂取カロリー記録手段と、
    (エ)任意の利用者が歌唱する毎、当該利用者の歌唱による消費カロリーを算出し、その利用者ID別に歌唱消費カロリー記録部に記録するための歌唱消費カロリー記録手段と、
    (オ)前記任意の利用者に紐付けされた摂取カロリーから、歌唱による消費カロリーを減算して利用者ID別にカロリー収支を算出し、適宜のタイミングにて、これを表示するためのカロリー収支表示手段と、
    を具備してなる歌唱者カロリー収支管理システム。
  2. 利用者毎の生体が必要とする生体消費カロリーを、利用者ID別に管理するための生体消費カロリー管理部をさらに具備し、前記カロリー収支表示手段は、前記任意の利用者に紐付けされた摂取カロリーから、当該生体消費カロリーと前記歌唱による消費カロリーとを減算して利用者ID別のカロリー収支を算出し、適宜のタイミングにて、これを表示してなる請求項1記載の歌唱者カロリー収支管理システム。
  3. 前記生体消費カロリーが、利用者の身体的属性情報から割り出された標準カロリーである請求項2記載の歌唱者カロリー収支管理システム。
  4. 前記生体消費カロリーが、利用者により目標として設定された設定カロリーである請求項2記載の歌唱者カロリー収支管理システム。
  5. 前記カラオケホスト装置が、前記摂取カロリー記録部および前記歌唱消費カロリー記録部を具備してなる請求項1記載の歌唱者カロリー収支管理システム。
  6. 前記カラオケホスト装置が、前記摂取カロリー記録部、前記歌唱消費カロリー記録部および前記生体消費カロリー管理部を具備してなる請求項2乃至請求項4記載の歌唱者カロリー収支管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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