JP2006150645A - 消音断熱被覆材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消音性能を大幅に向上させ、断熱性能も高く、特に高い消音断熱機能が要求されるシンク用に好適な消音断熱被覆材を提供する。
【解決手段】 非晶性樹脂からなる制振層1、不織布からなる吸音層2、及び、樹脂発泡体からなる断熱層3が、この順番で積層されてなり、かつ、制振層側の表面を被覆時の接合面とする消音断熱被覆材である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、システムキッチンのシンクなどで発生する水音及び各種作業時の騒音を軽減させ、断熱性を向上させて結露の防止を図ることを目的として用いられる消音断熱被覆材に関するものである。
システムキッチン等に配されているシンクは通常ステンレス板で構成されているので、水道蛇口から吐出された水がシンク内面に衝突する際の水音や、シンク内での水洗作業時に生じる水音が大きく、さらにシンク内面に物体がぶつかった際の衝撃音も大きく、騒音が生じ易いものである。また、シンク内で一般的に使われる水は、室温よりも低温であるので、ステンレス材のみからなるシンクの場合、シンク外壁面に結露が生じ易い。
そこで、シンク外壁面を、発泡ウレタンや発泡ポリエチレン等の断熱材で被覆して結露防止することが行われている。さらに、シンク内で生じる水音や騒音を防止するために、シンク外壁面に制振材をストライプ模様に取り付けることが提案されている(特許文献1参照)。ここで例示されている制振材は、粘弾性を持つアクリル樹脂、フィラーを含むエチレン酢酸ビニル共重合樹脂、ブチルゴム、ゴムとアスファルトの複合体、樹脂と金属などの拘束板との複合体、等であり、具体例として、シンク外壁面をストライプ状に制振材を取り付け、さらに樹脂発泡体の断熱材で被覆することが記載されている。
しかしながら、制振材をシンク外壁面にストライプ模様になるよう取り付け、断熱材で覆うだけでは、洗い作業時に水及び食器等がシンク内に衝突して生じるステンレス板振動による音を十分に消音することは困難である。特に、近年増加している対面式システムキッチンの場合、シンクで洗い物をしている時でも、居間と台所とで会話が出来る程度に消音されることが要求されるが、従来のシンク用消音断熱被覆材を取り付けたシンクでは消音効果が不十分であって、居間と台所とでの会話が難しいのが実状であった。
特開平5−51951号公報(第1−2頁)
そこで、本発明は、従来の消音断熱被覆材の問題点を改善し、消音性能を大幅に向上させ、断熱性能も高く、特に高い消音断熱機能が要求されるシンク用に好適な消音断熱被覆材を提供することを主たる目的とする。また、高い消音断熱機能を有するとともに、ステンレス製シンクの外壁面への取り付け作業が容易である消音断熱被覆成型体を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の消音断熱被覆材は、非晶性樹脂からなる制振制振層、不織布からなる吸音層、及び、樹脂発泡体からなる断熱層が、この順番で積層されてなり、かつ、制振層側の表面を被覆時の接合面とすることを特徴とするものである。
また、本発明の消音断熱被覆用成型体は、一部分もしくは全部が上記の消音断熱被覆材から構成され、成型により賦型された形状を有することを特徴とするものである。
本発明の消音断熱被覆材は、非晶性樹脂からなる制振層、不織布からなる吸音層、及び、樹脂発泡体からなる断熱層が、この順番で積層されて構成され、さらに、制振層側の表面を被覆時の接合面としているので、シンク内のステンレス板に水等が当たって発生するステンレス板の振動を制振層により吸収させ、さらに、発生した音を吸音層によって吸収させることができ、消音効果の大幅な向上が可能となる。さらにその上、断熱層がその外側に貼り合わされているので、断熱性能が発揮され結露発生を防止することが可能である。
本発明の消音断熱被覆材や被覆用成型体を取り付ければ、シンク内での水音及び洗い作業時に発生する音を十分に防止することができ、さらに断熱性能が高く、結露発生を防止することができる。また、予め積層され、さらに必要に応じて賦型された被覆材や被覆用成型体であるので、シンク外壁への取り付け作業が容易である。
本発明の消音断熱被覆材において、制振層は非晶性樹脂から構成されるものであり、この非晶性樹脂としては、具体的には、アクリル系樹脂、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、変性シリコーン樹脂が例示され、これらのうちのどれか1種以上が用いられる。2種以上を混合或いは積層させて使用してもよい。なかでも好ましいのはアクリル系樹脂である。
また、これら非晶性樹脂を発泡させて用いることが好ましい。発泡させる方法としては、熱分解型発泡剤を添加し、分解温度以上に加熱し発泡させる方法が例示される。熱分解型発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)などが好ましく用いられる。
本発明において、制振層を構成する非晶性樹脂として好ましい非晶性樹脂発泡体は、見掛け密度が0.125〜1.5g/cmであり、好ましくは0.2〜1g/cmである。見掛け密度が上記範囲内にあれば十分な材料強度があり、材料破壊することなく容易に施工することができ、吸音層での吸音効果を妨げないからである。
また、その非晶性樹脂(発泡体)からなる制振層は、その層厚みが0.5〜5mmであることが好ましく、より好ましくは1〜3mmである。層厚みが0.5〜5mmの範囲であれば十分な柔軟性があるので、シンク等の被着対象物に隙間なく貼り付けることが容易であり、吸音層での吸音効果を妨げないからである。
本発明において、吸音層には不織布が使用される。具体的には、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂等から選ばれる樹脂からなる繊維を絡み合わせてフェルト状にした物が例示される。なかでも好ましいのは、極細繊維にしても十分な強度や弾力性があって、フェルト化させた際に空気層を確保した易い点から、ポリエステル繊維からなるフェルトである。
本発明の吸音層にポリエステル繊維製不織布を用いる場合、その繊維の単糸太さは、好ましくは1〜17dtex、より好ましくは1.4〜11dtexである。単糸太さが上記範囲内であればフェルト内部の空気層を保持できる十分な材料強度があり、材料破壊することなく容易に施工することができると共に、十分な吸音効果が得られるからである。
本発明において、吸音層に用いる不織布の目付は、好ましくは0.20〜1.0kg/m、より好ましくは0.35〜0.7kg/mである。また、その不織布の厚みは、好ましくは2〜15mm、より好ましくは3〜10mmである。目付、及び厚みがそれぞれ上記範囲内である不織布は、フェルト内部の空気層を保持できる十分な材料強度があり、材料破壊することなく容易に施工することができると共に、発生する音を十分に消音する事ができるからである。
また、吸音層に用いる不織布は、パンチ密度が好ましくは10〜100本/cm、より好ましくは20〜60本/cmである。パンチ密度が上記範囲内であれば、外力による不織布内での層間剥離が生じ難く、また、十分な吸音層を形成出来るからである。
本発明において、断熱層には樹脂発泡体が使用される。この樹脂発泡体としては、具体的には、ポリスチレン系樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリエチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等から選ばれる樹脂に揮発性ガスを混入させて押し出し発泡させることにより製造される、いわゆる無架橋型押し出し発泡体や、ポリエチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等から選ばれる樹脂に化学発泡剤を添加して押し出した後、過酸化化合物による化学架橋、あるいは電子線を用いた架橋を施し、化学発泡剤の分解温度以上に加熱して発泡させて製造する架橋型発泡体や、また、ポリウレタンの様な樹脂を10〜50倍程度に発泡させて製造される連続気泡型発泡体等が例示できる。なかでも好ましいのは、独立気泡型であって気泡径のきめが細かいポリオレフィン系架橋型発泡体である。
ポリオレフィン系架橋型発泡体の場合に用いられるポリオレフィン系樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリ−1−ブテン、ポリイソブチレン、プロピレンとエチレン及び/又は1−ブテンとのあらゆる比率でのランダム共重合体またはブロック共重合体、エチレンとプロピレンとのあらゆる比率においてジエン成分を共重合したエチレン−プロピレン−ジエン3元共重合体、ポリメチルペンテン、シクロペンタジエンとエチレン及び/又はプロピレンとの共重合体、その他環状ポリオレフィン、エチレン又はプロピレンと50重量%以下の共重合可能な単量体(例えば、酢酸ビニル、メタクリル酸アルキルエステル、アクリル酸エステル、芳香族アルキルエステル、芳香族ビニルなどのビニル化合物など)とのランダム共重合体、ブロック共重合体またはグラフト共重合体、などを使用することができる。これらのポリオレフィン系樹脂は、単独で、または2種以上混合して用いることができる。また、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の樹脂や添加剤を添加することができる。
このポリオレフィン系架橋型発泡体は、例えば、下記の製造方法などで製造することができる。
ポリオレフィン系樹脂と熱分解型発泡剤を含む樹脂組成物を、単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキサー、ミキシングロール等の混練装置を用いて、熱分解型発泡剤の分解温度未満で溶融混練して均一混合された組成物とし、これをシート状に成形する。この樹脂組成物は、溶融混練する前に必要に応じてミキサー等で機械的に混合しておいてもよい。溶融混練する時の温度は、好ましくは、発泡剤の分解開始温度よりも10℃以上低い温度である。この溶融混練温度が高すぎると混練時に熱分解型発泡剤が分解してしまい、良好な発泡体が得られないからである。
また、得られたシート状成形物の厚みは0.1〜50mmであるのが好ましい。シートの厚みが0.1mm未満であると発泡成形時にシート表面からのガス抜けが多く、均一な発泡体となりにくく、50mmを超えるとシートの剛性が高くなりすぎ、連続生産時の巻き取り性等に支障を生じることがある。
次いで、得られたシート状成形物に電離性放射線を所定線量照射して架橋させ、架橋シートとする。その後、この架橋シートを熱分解型発泡剤の分解温度以上の温度で熱処理して発泡させる。発泡成形のための熱処理は、従来公知の方法で行えばよい。例えば、縦型又は横型の熱風発泡炉内や、溶融塩等の薬液浴上などで行うことができる。また、発泡成形を行う前に、必要に応じて予熱を行い、予め樹脂を軟化させておいてもよい。このような予熱は、熱処理時に、少ない熱量で安定した発泡を生じさせるために有効である。
本発明において、断熱層に架橋型樹脂発泡体を用いる場合、その架橋度は10〜70%が好ましく、より好ましくは15〜60%である。架橋度が上記範囲内であると、外部応力に対しても充分に復元することができ、断熱材として必要な厚みを確保することや、熱成型加工することが容易である。
断熱層に用いる樹脂発泡体は、見掛け密度が0.02〜0.2g/cmであることが好ましく、より好ましくは0.025〜0.1g/cmの範囲である。見掛け密度が上記範囲内であると、充分な緩衝性があるので、シンク外壁面などに貼り付けて押さえつけた時に発泡体が容易に変形でき、外壁面に空隙無く貼り付けることができ、また、結露を防止するに十分な断熱性能が得られるからである。
断熱層に用いる樹脂発泡体の層厚さは特に限定されるものではないが、好ましくは2〜30mm、より好ましくは3〜20mmである。この断熱層は、断熱性、密閉性等の機能を目的としているので、層厚みが2〜30mmの範囲であれば、十分な緩衝性があり、シンクなどに貼り付けた場合、空気の流れを遮断するに十分な密閉性を得ることができ、また施工も容易であるからである。
断熱層として連続気泡型のポリウレタン発泡体を使用する場合、その発泡倍率は5〜50倍程度が好ましい。連続気泡型発泡体は独立気泡型発泡体よりも緩衝性に優れるが、湿度の高い場所で使用すると吸湿し、著しく断熱性が低下するという欠点があるため、連続気泡型発泡体を用いる場合にはその表面に、防水コーティング、防水フィルム、樹脂コート等を施すことが必要である。この連続気泡型発泡体の場合でも、前記した架橋型発泡体の場合と同様の見掛け密度や厚みであることが好ましい。
本発明の消音断熱被覆材や被覆用成型体は、シンク等の被着対象物に取り付ける際に、制振層の表面を接合面とするので、取り付け時の施工性を高める観点から、制振層の外表面に、さらに粘着層を積層させてもよい。この粘着層を構成する主成分としては、アクリル系共重合体、変性シリコーン樹脂、スチレンブタジエンゴム(SBR樹脂)が挙げられる。中でも、アクリル系共重合体を主成分とする粘着剤は、耐水性に優れ、好ましい。
また、断熱層の外表面側には、表面を補強し、意匠性を加味する目的で、樹脂からなる外被層を積層させてもよい。この外被層に使用する樹脂素材としては、例えば、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、PVC樹脂などが挙げられる。
この外被層の厚みは、10〜300μm、好ましくは50〜250μm、より好ましくは100〜200μmである。厚みが上記範囲内であれば、施工時に断熱層の表面に衝撃が加わっても断熱層の材料破壊を防止することができ、しかも、外被層に充分な柔軟性があって、施行時における作業の容易さが損なわれることがないからである。
この外被層を断熱層の表面に接着するためには、接着剤や粘着剤を介在させることが好ましい。この接着剤や粘着剤の材質は特に限定されるものではないが、アクリル系共重合体、ポリエステル系樹脂、クロロプレン系樹脂、変性シリコン樹脂、ウレタン樹脂、SBR樹脂、クロロプレンゴム、ニトリルゴム等を主成分とする接着剤又は粘着剤が挙げられる。また、押出ラミネーションにて貼り付けてもよい。
本発明の消音断熱被覆材の厚みは特に限定されないが、好ましくは4.5mmを越え50mm以下である。より好ましくは7mm以上33mm以下である。
本発明の消音断熱被覆材は、吸音層の片面に制振層を積層させ、さらに、吸音層の反対側の面に断熱層を積層させることによって製造することができる。
例えば、制振層にアクリル水溶液から製造されるアクリル樹脂発泡体を使用する場合には、そのアクリル水溶液を、吸音層用の不織布の片面上にドクターナイフで塗布した後、160℃の乾燥炉で約7分間加熱して、熱架橋、発泡及び乾燥させ、吸音層と制振層との積層体を製造する。さらに、吸音層用の不織布のもう一方の表面に、アクリル系共重合体を主成分とする粘着剤を塗布した後、断熱層用のシート状樹脂発泡体を貼り付けることにより、本発明の消音断熱被覆材を製造することができる。
この消音断熱被覆材からなる成型体は、シート状消音断熱被覆材を真空成型によって所望形状に賦型して製造することができる。例えば、真空成型機で表面温度120〜200℃まで加熱し、所定形状の成形型を押し当てた後、真空引きし、所定の形状とし、その後、約10〜60秒の冷却時間をおいて形状を安定化させ、所定形状に賦型された成型体を製造することができる。
また、消音断熱被覆材を製造する工程途中において、所定形状への賦型を行い、被覆用成型体を製造してもよい。即ち、断熱層用のシート状樹脂発泡体を真空成型により所定形状とした後に、吸音層と制振層等を積層させることによって、消音断熱被覆材からなる成型体を製造することができる。例えば、断熱層用のシート状樹脂発泡体を真空成型機で表面温度120℃〜200℃まで加熱し、所定形状の成形型を押し当てた後、真空引きし、所定の形状に成型する。その後、断熱層の厚み等に応じ、約10〜60秒の冷却時間をおき、形状を安定化させて断熱層の成型体を製造する。次いで、この断熱層の成型体の内側に、前記した製法で作製した吸音層と制振層との積層体を貼り付ける。この際、断熱層と接合する面(吸音層の外表面)には、アクリル系共重合体を主成分とする粘着剤を塗布し、この粘着剤を介して貼り付けることにより、消音断熱被覆材からなる成型体を製造することができる。
シンクの外壁面の被覆に用いられる消音断熱被覆用成型体の場合、本発明の消音断熱被覆材を底面部分にも側面部分にも用いた成型体であってもよいし、また、図1や図3に示すように、底面部分は本発明の消音断熱被覆材で構成され、側面部分は断熱層を含み制振層や吸音層を含まない被覆材で構成される成型体であってもよい。シンクでの消音効果は特にシンク底面において重要であるので、図1や図3のように、シンク底面部分のみに、制振層及び吸音層を積層させることによっても、かなりの消音効果を発揮することができる。また、シンク底面部分内でも特に、蛇口から流出した水が直接衝突する位置及びその近傍部分に制振層及び吸音層を積層させることが有効である。例えば、図4のように首振り式アームをもつ蛇口の場合、蛇口から流出した水がシンク壁面に直接衝突する位置及びその近傍部分は、符号10で示す弧状部分であって、底面の面積全体の30%程度に相当するが、この弧状部分10に制振層及び吸音層を積層させることが特に有効である。
図1は、本発明の一実施態様のシンク被覆用成型体5を、シンク外側に取り付けた場合を示す断面図(垂直方向断面図)である。また、図2は、図1の場合を、シンク被覆用成型体5をその下斜め方向からみた斜視図である。図3は、図1の場合を、シンクの上方からみたシンク上面図である。
ここの被覆用成型体5は、底面部分が、内側から順次、制振層1、吸音層2、断熱層3、及び外被層4で構成され、また、側面部分が、断熱層3及び外被層4で構成されたものである。符号6はステンレス製シンク、符号7は蛇口部材、符号8は排水溝を示す。図3における符号9は、ステンレスシンク6の下方に制振層及び吸音層が取り付けられている部分を示す。また、図4における符号10は、蛇口7から流出した水がシンク壁面に直接衝突する位置及びその近傍部分を示す。
次に実施例に基づいて本発明を説明する。
本発明における測定法、評価基準は次の通りである。
1.発泡体の架橋度
発泡体を細断し、0.2g精秤する。このものを130℃のテトラリン中に浸積し、攪拌しながら3時間加熱し溶解可能部分を溶解させた後、不溶部分を取り出し、アセトンで洗浄してテトラリンを除去した後、純水で洗浄してアセトンを除去し、次いで120℃の熱風乾燥機にて水分を除去し、室温になるまで自然冷却する。この不溶部分の重量(W)gを測定し、次式で架橋度(%)を求める。
架橋度=W/0.2×100
2.発泡体の見掛け密度
発泡体シ−トを10×10cmの大きさに切り出し、その層厚み(tmm)、その重量(wg)を測定し、次の算式で見掛け密度(g/cm)を算出する
見掛け密度=w/(10×10×t)
3.樹脂発泡体シート、不織布の厚み
樹脂発泡体シートを厚み方向に垂直に切り、その断面における厚みをノギスにて測定する。
不織布の厚みは、JIS L 1021に準じ、加圧子20cm2、加圧荷重40g/cm2の条件下で測定する。
4.シンク内での騒音
通常のステンレス製キッチンシンク内に上方の水道蛇口から水を定量(7リットル/分)で流下させ、発生する音を騒音計で測定する。騒音計(リオン社製 NA−23)は、シンク底面で水が衝突する位置から水平方向に1m、高さ方向に30cm上に離れた場所に設置し、シンク内から発生する音を測定し、44dB以下を十分な消音効果ありと判定した。
5.シンク裏側での結露
通常のステンレス製キッチンシンクに10℃の水を30リットル溜め、5分後にシンク裏側の外表面(被覆材が取り付けられている場合には、その外表面)における結露の有無を測定する。この際、室内温度は25℃、室内湿度は70%とする。結露の有無は、次の記号で表記する。
結露発生あり:○、 結露発生なし:×
[実施例1]
断熱層用の樹脂発泡体として、シート状のポリプロピレン製発泡体(東レ(株)製トーレペフ30040AU66(発泡倍率30倍、厚さ4mm、見掛け密度0.033g/cm、架橋度35%))を用いた。このシート状発泡体の片面に、押出ラミネート機にてポリエチレン樹脂の外被層(厚み0.2mm)を形成し、その後、真空成型機によって、表面温度180℃に加熱し、型を押し当てて真空引きし、冷却することによって、シンク形状に成型した。このシンク形状体において、断熱層は内側、外被層は外側に配されていた。
単糸1.8dtexのポリエステル繊維からなり、目付が0.2kg/m、厚みが2mm、パンチ密度が50本/cmである不織布の片面に、架橋・発泡可能なアクリル水エマルジョン液(株式会社イーテック製、商品名FX8802S)
を塗布した後、160℃で約7分間加熱し、熱架橋、発泡及び乾燥させ、不織布の片面にアクリル樹脂発泡層が形成された積層シートAとした。この積層シートAにおいて、アクリル樹脂発泡体からなる制振層は、見掛け密度が0.2g/cm、層厚みが3mmであった。
この積層シートAを、シンク形状体の底面部分を覆うことができる大きさに切断した後、その不織布側に接着剤(住友スリーエム社製:水性ボンド7)を塗布し、この塗布面で断熱層と接着するように、前記したシンク形状体の底面部分の内側に貼り付けた。
得られた被覆用成型体は、図1に示すものと同様、底面部分が、内側から順次、制振層、吸音層、断熱層及び外被層で構成され、また、側面部分が断熱層及び外被層で構成されたものであった。
この被覆用成型体を、ステンレス製シンクの外側に、制振層のアクリル樹脂発泡体の粘着性を利用して貼り付けた。この状態でシンク内に水を流し、発生する騒音を測定した。また、シンク内に水を溜め、シンク裏側(被覆材の表面)における結露の有無を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音が小さく、結露も発生せず、満足のいくものであった。
[実施例2]
断熱層用の樹脂発泡体として、実施例1で用いたと同じシート状のポリプロピレン製発泡体を用いた。このシート状発泡体の片面に、押出ラミネート機にてポリエチレン樹脂の外被層(厚み0.2mm)を形成し、断熱層と外被層とからなる積層シートBを作製した。
この積層シートBの断熱層側に、実施例1で作製した積層シートA(吸音層と制振層からなるもの)を、吸音層側で接着するように接着剤(住友スリーエム社製:水性ボンド7)を塗布して貼り付けた。
得られた4層構造のシート状消音断熱被覆材を、真空成型機でシンク形状に成型し、内側から順次、制振層、吸音層、断熱層、外被層が積層された構造のシンク状被覆用成型体とした。
この被覆用成型体を、実施例1の場合と同様にして、ステンレス製シンクの外側に貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音が小さく、結露も発生せず、満足のいくものであった。
[実施例3]
断熱層用の樹脂発泡体として、シート状のポリエチレン製発泡体(東レ(株)製トーレペフ30300DG00(発泡倍率30倍、厚さ30mm、見掛け密度0.033g/cm、架橋度15%))を用いた。このシート状発泡体の片面に、ポリ塩化ビニル製表皮材(アキレス社製、FPZJ4133、厚み0.1mm)を接着剤(日立化成ポリマー社製、ハイボンド DA−7662)を用いて貼り付けた後、真空成型機によってシンク形状に成型した。このシンク形状体において、断熱層は内側、外被層は外側に配されていた。
単糸16.7dtexのポリエステル繊維からなり、目付が0.5kg/m、厚みが5mm、パンチ密度が30本/cmであるポリエステル繊維製不織布の片面に、実施例1の場合と同様の方法により、アクリル樹脂発泡層を形成し、積層シートCとした。この積層シートCにおいて、アクリル樹脂発泡体からなる制振層は、見掛け密度が0.3g/cm、層厚みが2mmであった。
この積層シートCを、シンク形状体の底面部分を覆うことができる大きさに切断した後、その不織布側が断熱層と接着するように、実施例1の場合と同様に接着剤を用いて、シンク形状体の底面部分の内側に貼り付けた。
得られた被覆用成型体は、図1に示すものと同様、底面部分が、内側から順次、制振層、吸音層、断熱層及び外被層で構成され、また、側面部分が断熱層及び外被層で構成されたものであった。
この被覆用成型体を、実施例1の場合と同様にして、ステンレス製シンクの外側に貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音が小さく、結露も発生せず、満足のいくものであった。
[実施例4]
断熱層用の樹脂発泡体として、シート状のポリプロピレン製発泡体(東レ(株)製トーレペフ10020DP66(発泡倍率10倍、厚さ2mm、見掛け密度0.1g/cm、架橋度35%))を用い、真空成型機でシンク形状に成型した。
単糸11.1dtexのポリエステル繊維からなり、目付が0.9kg/m、厚みが10mm、パンチ密度が40本/cmであるポリエステル繊維製不織布の片面に、実施例1の場合と同様の方法により、アクリル樹脂発泡層を形成し、積層シートDとした。この積層シートDにおいて、アクリル樹脂発泡体からなる制振層は、見掛け密度が0.66g/cm、層厚みが2mmであった。
この積層シートDを、シンク形状体の底面部分を覆うことができる大きさに切断した後、その不織布側が断熱層と接着するように、実施例1の場合と同様に接着剤を用いて、シンク形状体の底面部分の内側に貼り付けた。
得られた被覆用成型体は、底面部分が、内側から順次、制振層、吸音層及び断熱層で構成され、また、側面部分が断熱層で構成されたものであった。
この被覆用成型体を、実施例1の場合と同様にして、ステンレス製シンクの外側に貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音が小さく、結露も発生せず、満足のいくものであった。
[実施例5]
断熱層用の樹脂発泡体として、実施例1で用いたと同じシート状のポリプロピレン製発泡体を用いた。このシート状発泡体の片面に、押出ラミネート機にてポリエチレン樹脂の外被層(厚み0.1mm)を形成し、その後、真空成型機によってシンク形状に成型した。
単糸1.8dtexのポリエステル繊維からなり、目付が0.2kg/m、厚みが2mm、パンチ密度が100本/cmであるポリエステル繊維製不織布の片面に、ブチルゴムシート(厚み1mm)を接着剤(日立化成ポリマー社製、ハイボンドDA−7662)で貼り付け、積層シートEとした。この積層シートEを、シンク形状の底面部分を覆うことができる大きさに切断した後、その不織布側が断熱層と接着するように、実施例1の場合と同様に接着剤を用いて、シンク形状体の底面部分の内側に貼り付けた。
得られた被覆用成型体は、図1に示すものと同様、底面部分が、内側から順次、制振層、吸音層、断熱層及び外被層で構成され、また、側面部分が断熱層及び外被層で構成されたものであった。
この被覆用成型体を、実施例1の場合と同様にして、ステンレス製シンクの外側にブチルゴムの粘着性を利用して貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音が小さく、結露も発生せず、満足のいくものであった。
[比較例1]
断熱層用の樹脂発泡体として、実施例1で用いたと同じシート状のポリプロピレン製発泡体を用いた。このシート状発泡体の片面に、押出ラミネート機にてポリエチレン樹脂の外被層(厚み0.2mm)を形成し、その後、真空成型機によってシンク形状に成型した。但し、この場合、断熱層が外側、外被層が内側となるようにした。
実施例1で作製した積層シートA(吸音層と制振層からなるもの)を、シンク形状体の底面部分を覆うことができる大きさに切断した後、その吸音層側に接着剤(住友スリーエム社製:水性ボンド7)を塗布し、この塗布面で断熱層と接着するように、シンク形状体の底面部分の外側に貼り付けた。
得られた被覆用成型体は、底面部分が、内側から順次、外被層、断熱層、吸音層、及び制振層で構成され、また、側面部分が外被層及び断熱層で構成されたものであった。
この被覆用成型体を、ステンレス製シンクの外側に、接着剤(サイデン化学社製:サイビノールEX−6E)を用いて貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音を低減させる効果が不十分なものであった。
[比較例2]
断熱層用の樹脂発泡体として、実施例1で用いたと同じシート状のポリプロピレン製発泡体を用いた。このシート状発泡体の片面に、押出ラミネート機にてポリエチレン樹脂の外被層(厚み0.1mm)を形成し、その後、真空成型機によってシンク形状に成型した。このシンク形状成型体において、内側が断熱層、外側が外被層であった。
このシンク形状成型体を、接着剤(サイデン化学社製:サイビノールEX−6E)を用いて、ステンレス製シンクの外壁面に貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音を低減させる効果が不十分なものであった。
た。
[比較例3]
断熱層用の樹脂発泡体として、実施例3で用いたと同じシート状のポリプロピレン製発泡体を用いた。このシート状発泡体の片面に、実施例3で用いたと同じポリ塩化ビニル表皮材を、同じ接着剤を用いて貼り付けた後、真空成型機によってシンク形状に成型した。このシンク形状成型体において、内側が断熱層、外側が外被層であった。
吸音層用の不織布として、実施例3で用いたと同じポリエステル繊維製不織布を用い、この不織布をシンク形状の底面部分とほぼ同じ大きさに切断した後、その片面が断熱層と接着するように、実施例3の場合と同様に接着剤を用いて、シンク形状体の底面部分の内側に貼り付けた。
得られた被覆用成型体は、底面部分が、吸音層、断熱層及び外被層で構成され、また、側面部分が断熱層で構成されたものであった。
この被覆用成型体を、ステンレス製シンクの外側に接着剤(サイデン化学社製:サイビノールEX−6E)を用いて貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音を低減させる効果が不十分なものであった。
[比較例4]
ブチルゴムシート(厚み1mm)をステンレス製シンクの外側底面部分全体を覆うようにブチルゴムの粘着性を利用して貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、結露が発生し、また、水による騒音を低減させる効果が不十分なものであった。
[比較例5]
ブチルゴムシート(厚み1mm)をステンレス製シンクの外側底面部分全体を覆うようにブチルゴムの粘着性を利用して貼り付けた。この外側に、比較例2で作製したシンク形状成型体を、接着剤(サイデン化学社製:サイビノールEX−6E)を用いて、ステンレス製シンクの外壁面に貼り付け、水流による騒音、シンク裏側の結露を調べた。その結果は、表1に示すとおりであり、水による騒音を低減させる効果が不十分なものであった。
[参考例]
ステンレス製シンクの外側に消音断熱被覆材を取り付けない状態で、シンク内に水を流し、発生する騒音を測定したところ、59dBであった。また、シンク裏側に結露が生じた。
Figure 2006150645
表1における略号は次のとおりである。
PET不織布: ポリエステル繊維製不織布
PP発泡体: ポリプロピレン製発泡体
PE発泡体: ポリエチレン製発泡体
PE: ポリエチレン樹脂
PVC: ポリ塩化ビニル樹脂
本発明の消音断熱被覆材や被覆用成型体は、システムキッチンのシンクのような台所シンクの外側に被覆させるための消音断熱被覆材として特に有用であるが、それ以外の水回り部材の被覆用としても使用できる。例えば、排水管等の結露防止や水音防止のための被覆材として使用することができる。
本発明の一実施態様のシンク被覆用成型体を、シンク外側に取り付けた場合を示す断面図(垂直方向断面図)である。 図1の場合を、シンク被覆用成型体の下斜め方向からみた斜視図である。 図1の場合を、シンクの上方からみたシンク上面図である。 シンクの上方からみたシンク上面図である。
符号の説明
1 制振層、 2 吸音層、 3 断熱層、 4 外被層、 5 被覆用成型体、 5 シンク、 6 ステンレスシンク、 7 蛇口部材、 8 排水溝

Claims (6)

  1. 非晶性樹脂からなる制振層、不織布からなる吸音層、及び、樹脂発泡体からなる断熱層が、この順番で積層されてなり、かつ、制振層側の表面を被覆時の接合面とする消音断熱被覆材。
  2. 制振層が、見掛け密度が0.125〜1.5g/cmの非晶性樹脂発泡体からなり、かつ、層厚みが0.5〜5mmである請求項1記載の消音断熱被覆材。
  3. 吸音層が、目付が0.20〜1.0kg/m、厚みが2〜15mmの不織布からなる請求項1又2に記載の消音断熱被覆材。
  4. 断熱層の外表面側に、樹脂からなる外被層が積層されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の消音断熱被覆材。
  5. 成型により賦型された形状を有する被覆用成型体であって、一部分もしくは全部が請求項1〜4のいずれか記載の消音断熱被覆材から構成される消音断熱被覆用成型体。
  6. シンクの外壁面に嵌め合い可能な形状に賦型されたシンク被覆用成型体であって、かつ、制振層側の表面をシンク被覆時の接合面とする請求項5に記載の消音断熱被覆用成型体。
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