JP2006149878A - 内視鏡の操作部 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、操作部を把持しやすく、操作性がよい内視鏡の操作部を提供することを最も主要な特徴とする。
【解決手段】操作部12は、挿入部11との連結部側に配置されるグリップ部12aと、グリップ部12aに対して挿入部11と反対側に配置され、グリップ部12aよりも大型の操作部本体12bとを具備し、操作部12は、グリップ部12aの軸線方向に対して全周にわたり、グリップ部12a側から操作部本体12b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面12cを形成したものである。
【選択図】 図1
【解決手段】操作部12は、挿入部11との連結部側に配置されるグリップ部12aと、グリップ部12aに対して挿入部11と反対側に配置され、グリップ部12aよりも大型の操作部本体12bとを具備し、操作部12は、グリップ部12aの軸線方向に対して全周にわたり、グリップ部12a側から操作部本体12b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面12cを形成したものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内視鏡の挿入部の基端部に連設され、術者等が把持して操作を行うための内視鏡の操作部に関する。
一般に、内視鏡は、体腔内等の管腔内に挿入される細長い挿入部と、この挿入部の基端部が連設される手元側の操作部と、操作部から引き出され、少なくとも光源装置に着脱可能に接続されるユニバーサルコードとから主に構成される(特許文献1参照)。
さらに、挿入部の先端部には先端硬性部や、湾曲部などが配設されている。先端硬性部には観察光学系と、照明光学系と、洗浄用ノズルと、処置具挿通チャンネルの先端開口部である鉗子口などが配設されている。湾曲部には、複数の湾曲駒が並設され、湾曲操作ワイヤの操作に応じて湾曲部が湾曲操作可能になっている。
また、内視鏡は、細長い挿入部を患者の体内等に挿入して、検査や診断、さらには治療等が行われる。このとき、内視鏡を操作する術者等は、操作部を把持してその操作を行うことになる。このために、操作部には術者が片手で把持可能なグリップ部と、このグリップ部に連接される操作部本体とが形成される。グリップ部には、挿入部の基端部との連結端部側に鉗子等の処置具を挿入部の先端から導出させる処置具導入部を設けるのが一般的である。
さらに、操作部本体には、様々な操作部材が装着される。これら操作部材の代表的なものとしては、湾曲部を遠隔的に湾曲操作して挿入部の先端を所望の方向に向けるためのアングル操作ノブや、操作レバーなどがある。また、挿入部の先端に形成した観察窓に装着されている対物レンズ群を構成する先端のレンズ(またはカバーガラス)を洗浄するための洗浄用流体を供給したり、また体内からの吸引を行ったりするための制御バルブの操作ボタンである送気・送水ボタンや、吸引ボタンや、映像制御用のスコープスイッチや、その他の操作部材などが設けられる。さらに、スコープスイッチには、複数、例えば4個のスイッチが設けられている。これらのスイッチにはモニタ装置や、VTR(ビデオテープレコーダ)等を制御するスイッチ機能、例えばフリーズ(静止画)指示や、ビデオプリンタ制御や、輪郭強調などの指示等のスイッチ機能を割り付けることができる。
また、特許文献1には、操作部本体を構成するケース部の筐体におけるユニバーサルコードの引き出し部及び流体配管の接続部を厚肉化させてマウンド部を形成し、操作部本体を把持した時に、その人差し指における付け根の部分がマウンド部における側壁に当接する構成にした内視鏡の操作部構造が示されている。ここでは、使用者が操作部本体を把持した状態で、人差し指を上方に向けて真直ぐ伸ばすと、操作ボタンと一致する位置になり、かつこの操作ボタンにより操作される制御バルブの軸線と側壁とがほぼ平行になるようにしている。
また、特許文献2には、例えば、湾曲駆動手段として内蔵したモータを回動制御してこのモータの駆動力により湾曲操作ワイヤを牽引弛緩して湾曲部を電動で湾曲動作させる電動湾曲内視鏡が示されている。この電動湾曲内視鏡の操作部には、湾曲部を操作するジョイスティックや、モータの駆動力によって湾曲駆動機構を駆動する際の動力の伝達を断続操作するクラッチ機構の操作部や、湾曲部を任意の湾曲位置(湾曲角)で固定するためのエンゲージ機構の操作部などが設けられている。
また、特許文献3には、手指が触れやすい位置の操作部のケーシングの表面に凹部を設け、この凹部の内底部に使用頻度が低いカメラのシャッタスイッチなどを配設するとともに、凹部の開口面に開閉可能な蓋を装着した構成が示されている。ここでは、シャッタスイッチの不使用時には蓋がシャッタスイッチを隠すことにより、無意識にシャッタスイッチに手指が触れてシャッタスイッチを不必要に操作する誤操作を防止するとともに、手指の押し当て位置に余裕を持たせるようにしている。そして、シャッタスイッチの使用時には蓋を開いたのちにシャッタスイッチを押圧する操作を行うことにより、初めてシャッタスイッチの操作が可能になるようにしている。
特開2001−46315号公報
特開2004−121413号公報
実公平4−11682号公報
一般に、内視鏡の使用時には術者などの1人の作業者が右手で挿入部を持ち、左手で操作部を持つ状態で、内視鏡の操作が行われる。そして、操作部を把持しながら湾曲部を湾曲させるためのアングル操作ノブや、操作レバーなどの操作や、送気・送水ボタンや、吸引ボタンや、映像制御用のスコープスイッチなどの操作が行われる。この場合、作業者が1人で内視鏡の全ての操作を行うことが望ましいが、それができない場合には挿入部を看護婦などの補助者に持たせることが行われる。その状態で、作業者は左手で操作部を把持したまま、右手で操作部本体の各操作部材を操作する作業が行われる。
ところで、内視鏡の高機能化にともない操作部本体に配設されるスイッチの数が増加する傾向がある。例えば、特許文献2のように電動湾曲内視鏡の操作部には、手動式の内視鏡の操作部に比べてクラッチ機構の操作部や、エンゲージ機構の操作部などが余分に設けられている。このように操作部に装着される操作部材の数が増えると操作部のケーシングの表面に突出される突起部が増え、操作部全体が把持しにくくなる傾向がある。そのため、作業者が1人で内視鏡の全ての操作を行うことが一層、困難になり、補助者による補助が必要になるなど、内視鏡の操作性の向上が図りにくい傾向がある。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、操作部を把持しやすく、操作性がよい内視鏡の操作部を提供することにある。
請求項1の発明は、管腔内に挿入される挿入部の基端部に連設される内視鏡の操作部であって、前記操作部は、前記挿入部との連結部側に配置されるグリップ部と、前記グリップ部に対して前記挿入部と反対側に配置され、前記グリップ部よりも大型の操作部本体とを具備し、前記グリップ部の軸線方向に対して全周にわたり、前記グリップ部側から前記操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面を有することを特徴とする内視鏡の操作部である。
そして、本請求項1の発明では、操作部本体を把持する際に、グリップ部側から操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面に左手を当てた状態で操作部本体を把持させることにより、操作部本体を握り、重量物を重力方向に逆らって支える際に持ちやすく、操作部を把持しやすくするようにしたものである。
そして、本請求項1の発明では、操作部本体を把持する際に、グリップ部側から操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面に左手を当てた状態で操作部本体を把持させることにより、操作部本体を握り、重量物を重力方向に逆らって支える際に持ちやすく、操作部を把持しやすくするようにしたものである。
請求項2の発明は、前記円錐面は、少なくとも角度の異なる2つ以上の円錐面の複合面により構成したことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項2の発明では、傾斜角度が小さいグリップ部側の円錐面と傾斜角度が大きい操作部本体側の円錐面との間の円錐面の複合面に左手を当てた状態で操作部本体を把持させることにより、操作部本体を握り、重量物を重力方向に逆らって支える際に持ちやすく、操作部を把持しやすくするようにしたものである。
そして、本請求項2の発明では、傾斜角度が小さいグリップ部側の円錐面と傾斜角度が大きい操作部本体側の円錐面との間の円錐面の複合面に左手を当てた状態で操作部本体を把持させることにより、操作部本体を握り、重量物を重力方向に逆らって支える際に持ちやすく、操作部を把持しやすくするようにしたものである。
請求項3の発明は、前記操作部本体は、前記内視鏡の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチを有し、前記円錐面は、前記略逆円錐形状の周方向に向けて螺旋状に巻回させた軌道に沿って前記複数のスイッチの少なくとも一部を配置したことを特徴とする請求項2または3に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項3の発明では、操作部本体の円錐面の略逆円錐形状の周方向に向けて螺旋状に巻回させた軌道に沿って複数のスイッチを配置したことにより、操作部本体を把持する際に、グリップ部側から操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面に左手を当てて操作部本体を把持させた状態で、自然に指がくる位置に複数のスイッチを配置することができ、操作部本体を握ったままの状態でも楽にボタン操作を行うことができるようにしたものである。
そして、本請求項3の発明では、操作部本体の円錐面の略逆円錐形状の周方向に向けて螺旋状に巻回させた軌道に沿って複数のスイッチを配置したことにより、操作部本体を把持する際に、グリップ部側から操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面に左手を当てて操作部本体を把持させた状態で、自然に指がくる位置に複数のスイッチを配置することができ、操作部本体を握ったままの状態でも楽にボタン操作を行うことができるようにしたものである。
請求項4の発明は、前記内視鏡は、前記挿入部の先端側に湾曲操作可能な湾曲部を有し、前記操作部本体は、前記湾曲部を湾曲操作する電動湾曲機構の駆動モータを収納するモータ収納部を有し、前記スイッチは、少なくとも前記電動湾曲機構を操作するジョイスティックを有し、前記ジョイスティックは、前記操作部本体の逆円錐形状の底面に位置する端面に配置され、前記ジョイスティックの配置面に前記複数のスイッチを配置し、かつ前記ジョイスティックと前記複数のスイッチとは略同一円周上に沿って並べて配置したことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項4の発明では、操作部本体の逆円錐形状の底面に位置する端面に配置されたジョイスティックの配置面にジョイスティックと複数のスイッチとを略同一円周上に沿って並べて配置したことにより、操作部本体を把持する際に、グリップ部側から操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面に左手を当てた状態で操作部本体を把持させた状態で、左手の親指が同一円周上のジョイスティックと複数のスイッチとに移動しやすくしたものである。
そして、本請求項4の発明では、操作部本体の逆円錐形状の底面に位置する端面に配置されたジョイスティックの配置面にジョイスティックと複数のスイッチとを略同一円周上に沿って並べて配置したことにより、操作部本体を把持する際に、グリップ部側から操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面に左手を当てた状態で操作部本体を把持させた状態で、左手の親指が同一円周上のジョイスティックと複数のスイッチとに移動しやすくしたものである。
請求項5の発明は、前記複数のスイッチは、少なくとも押しボタンスイッチを有し、前記操作部本体は、前記円錐面に配置された前記押しボタンスイッチと、前記押しボタンスイッチの外周部位を囲む状態で突設された誤操作防止の凸部とを具備することを特徴とする請求項3または4に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項5の発明では、操作部本体を把持する使用者の指が円錐面の押しボタンスイッチに触れた際に、押しボタンスイッチを押し込み操作する前に誤操作防止の凸部によって使用者の指を受けることにより、使用者が無意識に押しボタンスイッチに触れた状態で押しボタンスイッチが押し込み操作されることを防止する。また、意識的に使用者の指が押しボタンスイッチを押し込み操作する場合には押しボタンスイッチの外周部位を囲む凸部を乗り越えて簡単に押しボタンスイッチを押し込み操作できるようにする。これにより、押しボタンスイッチの押し込み操作を認識しやすくすることができ、押しボタンスイッチが無意識に押し込み操作されてしまう誤操作を防止できるようにしたものである。
そして、本請求項5の発明では、操作部本体を把持する使用者の指が円錐面の押しボタンスイッチに触れた際に、押しボタンスイッチを押し込み操作する前に誤操作防止の凸部によって使用者の指を受けることにより、使用者が無意識に押しボタンスイッチに触れた状態で押しボタンスイッチが押し込み操作されることを防止する。また、意識的に使用者の指が押しボタンスイッチを押し込み操作する場合には押しボタンスイッチの外周部位を囲む凸部を乗り越えて簡単に押しボタンスイッチを押し込み操作できるようにする。これにより、押しボタンスイッチの押し込み操作を認識しやすくすることができ、押しボタンスイッチが無意識に押し込み操作されてしまう誤操作を防止できるようにしたものである。
請求項6の発明は、前記操作部本体は、前記内視鏡の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチと、角度の異なる隣り合う壁面によって形成された3つ以上のスイッチ配設面とを有し、前記各スイッチ配設面は、前記複数のスイッチが分配配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項6の発明では、角度の異なる隣り合う壁面によって操作部本体に形成された3つ以上のスイッチ配設面にそれぞれ複数のスイッチを分配配置することにより、目視できない場合でも指の感触で各スイッチ配設面のスイッチを識別しやすくしたものである。
そして、本請求項6の発明では、角度の異なる隣り合う壁面によって操作部本体に形成された3つ以上のスイッチ配設面にそれぞれ複数のスイッチを分配配置することにより、目視できない場合でも指の感触で各スイッチ配設面のスイッチを識別しやすくしたものである。
請求項7の発明は、前記各スイッチ配設面は、ボタンの大きさが異なる複数種類の押しボタンスイッチがそれぞれ大きさを合わせて分配配置されていることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項7の発明では、ボタンの大きさが異なる複数種類の押しボタンスイッチをそれぞれ大きさを合わせて各スイッチ配設面に分配配置することにより、目視できない場合でも指の感触で各スイッチ配設面のスイッチを識別しやすくしたものである。
そして、本請求項7の発明では、ボタンの大きさが異なる複数種類の押しボタンスイッチをそれぞれ大きさを合わせて各スイッチ配設面に分配配置することにより、目視できない場合でも指の感触で各スイッチ配設面のスイッチを識別しやすくしたものである。
請求項8の発明は、前記操作部本体は、前記操作部本体の外形面に対して凹陥状に陥没させた凹陥部を有し、前記スイッチは、前記凹陥部に配置されていることを特徴とする請求項3または6に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項8の発明では、操作部本体の外形面の凹陥部の周囲壁によってボタンの誤操作を防止するようにしたものである。
そして、本請求項8の発明では、操作部本体の外形面の凹陥部の周囲壁によってボタンの誤操作を防止するようにしたものである。
請求項9の発明は、前記スイッチは、少なくとも2つの状態を1つのレバー操作で切替える操作レバーを有し、前記操作レバーは、前記操作部本体の構成面より突出させた第1のレバー位置と、前記操作部本体の構成面より突出させない第2のレバー位置との間で切替え可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の操作部である。
そして、本請求項9の発明では、操作レバーの操作が不要な場合には操作部本体の構成面より突出させない第2のレバー位置で保持することにより、操作レバーが他のスイッチ操作の邪魔にならないようにし、かつ操作レバーの操作時には操作部本体の構成面より突出させた第1のレバー位置に移動させることにより、操作レバーの操作状態を確実に認識させるようにしたものである。
そして、本請求項9の発明では、操作レバーの操作が不要な場合には操作部本体の構成面より突出させない第2のレバー位置で保持することにより、操作レバーが他のスイッチ操作の邪魔にならないようにし、かつ操作レバーの操作時には操作部本体の構成面より突出させた第1のレバー位置に移動させることにより、操作レバーの操作状態を確実に認識させるようにしたものである。
本発明によれば、操作部を把持しやすく、操作性がよい内視鏡の操作部を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1(A),(B)乃至図11(A),(B)を参照して説明する。図1(A)は本実施の形態の内視鏡装置1のシステムの要部の概略構成、図2はシステム全体の概略構成を示すものである。図1(A)に示すように内視鏡装置1は電動湾曲の機能を備えた電動湾曲内視鏡2と、この電動湾曲内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、電動湾曲内視鏡2に内蔵される後述の撮像手段に対する信号処理を行うビデオプロセッサ(或いはカメラコントロールユニット(CCU))4と、電動湾曲内視鏡2に内蔵した湾曲駆動部(電動湾曲機構)5(図2参照)の駆動制御をする湾曲制御ユニット6と、送気・送水/吸引の制御を行う送気・送水/吸引装置7と、ビデオプロセッサ4から出力される映像信号を表示するモニタ8とから構成される。図2に示すようにビデオプロセッサ4の内部にはCCD駆動回路4aと、信号処理回路4bとが配設されている。
電動湾曲内視鏡2は、体腔内に挿入される細長の挿入部11と、この挿入部11の基端に連設された操作部12と、基端部がこの操作部12に連結されたユニバーサルコード13とを有する。
ユニバーサルコード13の先端部にはコネクタ14が連結されている。このコネクタ14にはライトガイド口金と、電気接続口金と、管路接続口金とが配設されている。コネクタ14のライトガイド口金は、光源装置3に接続されている。コネクタ14のライトガイド口金の内端部には図2に示すように内視鏡2に内蔵されているライトガイド15が接続されている。そして、光源装置3からの照明光がコネクタ14のライトガイド口金を経てライトガイド15に供給される。
挿入部11は、その先端に設けられた硬質の先端部16と、この先端部16の後端に設けられた湾曲自在の湾曲部17と、この湾曲部17の後端に設けられた長尺で可撓性を有する可撓管部18とから構成されている。
また、操作部12は、使用者が握って把持する略軸状のグリップ部12aと、このグリップ部12aよりも大型の操作部本体12bとを具備する。グリップ部12aは、挿入部11との連結部側に配置されている。操作部本体12bは、グリップ部12aに対して挿入部11と反対側に配置されている。そして、本実施の形態の操作部12は、使用者がグリップ部12aを握って操作する状態と、図7(A)、図8(A)、図9(A)、図10、図11(A),(B)に示すように使用者が操作部本体12bを握って操作する状態とで選択的に切替えて使用可能になっている。
図3乃至図5(A),(B)は、本実施の形態の電動湾曲内視鏡2の操作部12を示す。ここで、図3は、操作部12の平面図、図4(A)は、図3の内視鏡2の操作部12を図3中で上方向から見た状態を示す正面図、図4(B)は、図3の内視鏡2の操作部12を図3中で下方向から見た状態を示す背面図、図5(A)は、図3の内視鏡2の操作部12を図3中で左方向から見た状態を示す左側面図、図5(B)は、図3の内視鏡2の操作部12を図3中で右方向から見た状態を示す右側面図である。
本実施の形態の操作部12は、グリップ部12aの軸線方向に対して全周にわたり、グリップ部12a側から操作部本体12b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面12cが形成されている。この操作部本体12bの円錐面12cは、少なくとも角度の異なる2つ以上の円錐面12c1,12c2の複合面により構成されている。そして、傾斜角度が小さいグリップ部12a側の第1の円錐面12c1と傾斜角度が大きい操作部本体12b側の第2の円錐面12c2との間の円錐面の複合面に左手を当てた状態で操作部本体12bを把持させるようになっている。
さらに、図1(A)に示すように操作部本体12bの第2の円錐面12c2の底面に位置する端面(図1(A)中で上端面)にはグリップ部12aの軸線方向と直交する平面に対して斜めに傾斜させた傾斜面12dが形成されている。この傾斜面12dの一端部、すなわち、図1(A)中で上端部の一側部の位置にユニバーサルコード13の基端部が連結されている。このユニバーサルコード13は、図4(A),(B)に示すように操作部本体12bに対し、グリップ部12aの軸線方向とほぼ直交する方向に向けて延設される状態で連結されている。そして、操作部本体12bを把持する場合には図7(A)、図8(A)、図9(A)、図11(A),(B)に示すように左手の親指と、人差し指との間の谷間をユニバーサルコード13の連結部に配置させる状態で、操作部本体12bを把持させるようになっている。このとき、左手の親指は、図1(A)中で操作部本体12bの上端の傾斜面12d、それ以外の4本の指は操作部本体12bの第2の円錐面12c2を押さえる状態でそれぞれ配置されている。
さらに、操作部本体12bには、内視鏡2の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチ、例えば送気・送水ボタン21、吸引ボタン22、ジョイスティック装置23、クラッチスイッチ24、スコープスイッチ25、エンゲージスイッチ20などが配設されている。ここで、操作部本体12bの上端の傾斜面12dには、ユニバーサルコード13の連結部側の端部にジョイスティック装置23が配設されている。このジョイスティック装置23の配置面(傾斜面12d)には他の複数のスイッチ、本実施の形態では例えばスコープスイッチ25が配置されている。
このスコープスイッチ25は、ビデオプロセッサ4に対して映像記録等の指示操作を行うスイッチで、複数、本実施の形態では4つの操作ボタン25a〜25dが設けられている。このうちの3つの操作ボタン25a〜25cが操作部本体12bの傾斜面12dに配置され、残りの1つの操作ボタン25dは操作部本体12bの第2の円錐面12c2に配置されている。これら4つの操作ボタン25a〜25dは互いに近接状態で配置されている。そして、図7(A)に示すようにジョイスティック装置23とスコープスイッチ25の3つの操作ボタン25a〜25cとは略同一円周上に沿って並べて配置されている。
なお、スコープスイッチ25の4つの操作ボタン25a〜25dは、モニタ装置や、VTR(ビデオテープレコーダ)等を制御するスイッチ機能、例えばフリーズ(静止画)指示や、ビデオプリンタ制御や、輪郭強調などの指示等のスイッチ機能を割り付けることができる。
また、図9(A)に示すように操作部本体12bの円錐面12cには、略逆円錐形状の周方向に向けて螺旋状に巻回させた軌道に沿って複数のスイッチの少なくとも一部が配置されている。本実施の形態では、例えば、エンゲージスイッチ20と、送気・送水ボタン21と、吸引ボタン22と、クラッチスイッチ24とが分散配置されている。ここで、クラッチスイッチ24は、図9中で操作部本体12bの円錐面12cの第1の円錐面12c1と第2の円錐面12c2との間の円錐面の複合面の位置に配置されている。このクラッチスイッチ24は、湾曲駆動部5の駆動力の伝達を解除(切断)するスイッチである。なお、操作部本体12bに配置されるスイッチの機能および割り付け状態は本実施の形態の配置に限定されるものではなく、必要に応じて適宜、変更可能である。
また、図5(A),(B)、図8(B)に示すように操作部本体12bの円錐面12cには、反り返り状の指当て部19が形成されている。そして、操作部本体12bの円錐面12cに左手を当てて操作部本体12bを把持させた際に、この指当て部19の部分に指を当てることにより、持ちやすさを向上させている。
また、操作部12のグリップ部12aには、挿入部11との連結部側に生検鉗子等の処置具を挿入する処置具挿入口26が設けられている。この処置具挿入口26は、挿入部11の内部に配設された処置具挿通チャンネル27と連通されている。この処置具挿通チャンネル27は、吸引管路と兼用されている。
送気・送水ボタン21、吸引ボタン22、ジョイスティック装置23及びクラッチスイッチ24は、例えばデジタル信号に変換等するA/D基板28と接続されている。このA/D基板28は信号線29を介して湾曲制御ユニット6に接続されている。さらに、この湾曲制御ユニット6はケーブル30により送気・送水/吸引装置7に接続されている。
また、光源装置3からの照明光はライトガイド15により伝送され、先端部16の照明窓に取り付けられた先端面から前方の患部等の被写体側に照射され、照明する。照明された被写体は照明窓に隣接して設けた観察窓に取り付けた対物レンズ31によりその光学像が結像され、その結像位置に配置された撮像素子としてのCCD32により光電変換される。
このCCD32は挿入部11内等を挿通された信号線33と、コネクタ14に接続されたスコープケーブル内の信号線とを経てビデオプロセッサ4と接続されている。そして、ビデオプロセッサ4の内部のCCD駆動回路4aからの駆動信号がCCD32に印加されることにより、光電変換された撮像信号がビデオプロセッサ4に入力され、信号処理回路4bにより信号処理されて映像信号が生成される。続いて、この映像信号はモニタ8に出力され、モニタ8の表示面にはCCD32で撮像された画像が内視鏡画像として表示される。
なお、操作部12のスコープスイッチ25の4つの操作ボタン25a〜25dを押込み操作することにより、その指示信号がビデオプロセッサ4の信号処理回路4bに入力され、割り付けられた機能に対応する信号処理、例えば静止画をモニタ8に出力する動作を行うようになっている。
また、挿入部11内には、対物レンズ31の表面に送気・送水するための送気管路35及び送水管路36と、さらに処置具挿通チャンネル27と兼用される吸引管路とが挿通されている。これらの後端は送気・送水/吸引装置7に接続される。
そして、送気・送水ボタン21を操作すると、その信号は信号線29、湾曲制御ユニット6、ケーブル30を経てを経て送気・送水/吸引装置7に入力される。これにより、送気・送水/吸引装置7は送気管路35或いは送水管路36を経て送気或いは送水する。さらに、吸引ボタン22が操作された場合には、送気・送水/吸引装置7は処置具挿通チャンネル27を介して吸引動作を行う。
また、挿入部11の先端部16の後端の湾曲部17は、複数の湾曲駒38、38、…、が互いに回動自在に挿入部11の長手方向に連結されている。最先端の湾曲駒38は先端部16に接続され、また最後端の湾曲駒38は、可撓管部18の先端に接続されている。
また、挿入部11内には、湾曲部17を観察視野の上下、左右の方向に湾曲するために2対の4本の湾曲操作ワイヤ(図2では簡単化のため、上下方向又は左右方向の1対のみ、つまり2本)39,39が挿通されている。各湾曲操作ワイヤ39の先端は、湾曲部17の上下、左右の方向に対応する位置で、最先端の湾曲駒38にそれぞれろう付け等により強固に固定されている。
従って、所望とする方向に対応する湾曲操作ワイヤ39を牽引、反対側の湾曲操作ワイヤ39を弛緩することによって、湾曲部17は、所望とする方向に湾曲させ、その先端側の先端部16を所望とする方向に向けられるようになっている
また、操作部12の操作部本体12b内には、モータ収納部12c3が形成されている。このモータ収納部12c3には湾曲駆動部5の駆動モータ42が収納されている。
また、操作部12の操作部本体12b内には、モータ収納部12c3が形成されている。このモータ収納部12c3には湾曲駆動部5の駆動モータ42が収納されている。
挿入部11内の湾曲操作ワイヤ39、39は、操作部12に設けたジョイスティック装置23のジョイスティック23aの中立状態からの傾倒(傾動)操作により、その傾動操作に対応した量だけ、操作部12内に設けた湾曲駆動部5を介して電動で牽引及び弛緩され、湾曲部17が電動で湾曲されるようになっている。
つまり、ジョイスティック装置23のジョイスティック23aによる中立状態からの傾動操作量が湾曲操作入力量(湾曲操作指示量)として、湾曲制御ユニット6に入力され、この湾曲制御ユニット6は操作部12内に設けた湾曲駆動部5を電気的に駆動して、その湾曲操作入力量に相当する湾曲角だけ、湾曲操作ワイヤ39、39を牽引及び弛緩させて湾曲部17を電動で湾曲させるようになっている。
この湾曲駆動部5は、対となる湾曲操作ワイヤ39、39の基端部を巻き付けて固定し、対の湾曲操作ワイヤ39、39を牽引及び弛緩するスプロケット41と、このスプロケット41を回動させるモータ42と、スプロケット41とモータ42との間に配置され、モータ42の駆動力を切断する電磁クラッチ43と、モータ42の回転位置検出手段としてその回転位置を検出する(ロータリ)エンコーダ44と、電磁クラッチ43の動作検出を行うクラッチ動作検出スイッチ45とを有する。
モータ42、エンコーダ44、クラッチ動作検出スイッチ45はそれぞれ信号線42a,44a、45aを介して湾曲制御ユニット6に接続される。また、湾曲駆動部5は、スプロケット41の回転位置検出手段として回転位置を検出するためのポテンショメータ46が接続されており、このポテンショメータ46は、信号線46aを介して湾曲制御ユニット6に接続され、検出したスプロケット41の回転位置を示す回転位置信号を出力するようになっている。
そして、湾曲制御ユニット6は、湾曲操作入力手段としてのジョイスティック装置23からの湾曲操作信号に従って、回転位置検出手段としてのエンコーダ44及び前記ポテンショメータ46からの信号に基づき、モータ42を回転駆動させ、湾曲部17を電動で湾曲動作させることができるようにしている。
さらに、エンゲージスイッチ20の操作時には、ジョイスティック装置23のジョイスティック23aの動きが固定され、湾曲部17が所望とする湾曲角で固定(ロック)されるようになっている。このとき、本実施の形態では、ジョイスティック23aが湾曲操作入力のために傾動され、通常は手を離すと中立状態に復帰するのをブレーキ部材による摩擦力で抑制することにより、その傾動角の状態に湾曲部17の湾曲角を固定できるようにしている。
次に、上記構成の本実施の形態の内視鏡装置1の作用について説明する。図1に示すように電動湾曲内視鏡2を光源装置3,ビデオプロセッサ4,湾曲制御ユニット6等に接続し、術者はグリップ部12aを例えば左手で把持し、右手で挿入部11を持ち、この挿入部11の先端を患者の口部等から体腔内に挿入する。
光源装置3による照明光はライトガイド15により伝送され、先端部16の照明窓に取り付けられた先端面から前方に出射され、体腔内を照明する。照明された体腔内は対物レンズ31によりその結像位置に配置されたCCD32により撮像されたその画像がモニタ8に内視鏡画像として表示される。
また、内視鏡2の操作中、必要に応じて術者は左手でグリップ部12aを握って操作する状態と、図7(A)、図8(A)、図9(A)、図10、図11(A),(B)に示すように操作部本体12bを握って操作する状態とで選択的に切替えて使用する。そして、操作部本体12bを握って操作する場合には、術者は左手の親指と、人差し指との間の谷間をユニバーサルコード13の連結部に配置させる状態で、操作部本体12bを把持させるようになっている。このとき、左手の親指は、図1中で操作部本体12bの上端の傾斜面12d、それ以外の4本の指は操作部本体12bの第2の円錐面12c2を押さえる状態でそれぞれ配置されている。この状態で、術者はモニタ8を観察しながら、体腔内の管腔に沿った方向に先端部16が向くように操作部本体12bを把持した左手側の指で、内視鏡2の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチ、例えば送気・送水ボタン21、吸引ボタン22、ジョイスティック装置23のジョイスティック23a、クラッチスイッチ24、スコープスイッチ25、エンゲージスイッチ20などの操作を行う。
例えば、ジョイスティック装置23の操作面を操作してジョイスティック23aを傾動する操作を行う場合には、ジョイスティック23aの傾動により、その制御信号が湾曲制御ユニット6に湾曲角指示信号として送られる。湾曲制御ユニット6はこの湾曲角指示信号に相当する方向にモータ42を回転駆動する。モータ42の回転により、スプロケット41は回転し、湾曲操作ワイヤ39、39の一方を牽引、他方を弛緩して、湾曲部17を湾曲させる。
この湾曲量(湾曲角)はスプロケット41の回転角で決定される。このとき、スプロケット41の回転角はポテンショメータ46により検出される。ポテンショメータ46の検出信号、つまり湾曲部17の湾曲角に相当する検出信号は湾曲制御ユニット6に入力され、湾曲角指示信号と一致する値になると回転が停止される。
つまり、術者はジョイスティック23aを湾曲させたい方向に傾動する操作を行えば、湾曲制御ユニット6を介して湾曲駆動部5が電気的に湾曲操作ワイヤ39,39を指示された湾曲角だけ牽引及び弛緩するので、マニュアルで湾曲操作ワイヤ39,39を牽引及び弛緩する場合よりも容易に所望とする湾曲角まで湾曲することができる。
このようにして、観察対象とする患部や病変部位を観察できる状態まで、挿入部11を体腔内に挿入することができる。患部や病変部位を観察できる状態に設定する場合、湾曲部17をその湾曲させた状態に固定(ロック)したい場合がある。
この場合はエンゲージスイッチ20を操作することにより、摩擦力でジョイスティック23aをその傾動角の状態に固定(ロック)することができる。これにより、湾曲部17もその湾曲角の状態に固定される。なお、再び、他の湾曲角に変更するような場合には、エンゲージスイッチ20を操作すれば、湾曲角の固定を簡単に解除できる。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の電動湾曲内視鏡2の操作部12は、グリップ部12aの軸線方向に対して全周にわたり、グリップ部12a側から操作部本体12b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面12cを形成している。そのため、操作部本体12bを把持する際に、グリップ部12a側から操作部本体12b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面12cに左手を当てた状態で操作部本体12bを把持させることにより、操作部本体12bを握り、重量物を重力方向に逆らって支える際に持ちやすく、操作部12を把持しやすくすることができる。その結果、使用者が格別に意識しなくても操作部12を落としにくい。
また、操作部本体12bの円錐面12cは、少なくとも角度の異なる2つ以上の円錐面12c1,12c2の複合面により構成し、傾斜角度が小さいグリップ部12a側の第1の円錐面12c1と傾斜角度が大きい操作部本体12b側の第2の円錐面12c2との間の円錐面の複合面に左手を当てた状態で操作部本体12bを把持させるようにしている。そのため、操作部本体12bを握り、重量物を重力方向に逆らって支える際に持ちやすく、操作部12を把持しやすくすることができる。
さらに、本実施の形態では図9(A)に示すように操作部本体12bの円錐面12cに略逆円錐形状の周方向に向けて螺旋状に巻回させた軌道に沿ってエンゲージスイッチ20と、送気・送水ボタン21と、吸引ボタン22と、クラッチスイッチ24とを分散配置させている。そのため、操作部本体12bを把持する際に、円錐面12cに左手を当てて操作部本体12bを把持させた状態で、自然に指がくる位置にエンゲージスイッチ20と、送気・送水ボタン21と、吸引ボタン22と、クラッチスイッチ24とをそれぞれ配置することができ、操作部本体12bを握ったままの状態でも楽にボタン操作を行うことができる。
また、操作部本体12bの上端の傾斜面12dには、ユニバーサルコード13の連結部側の端部にジョイスティック装置23を配設し、このジョイスティック装置23の配置面(傾斜面12d)にジョイスティック装置23とスコープスイッチ25の3つの操作ボタン25a〜25cとを略同一円周上に沿って並べて配置している。そのため、操作部本体12bを把持する際に、円錐面12cに左手を当てて操作部本体12bを把持させた状態で、左手の親指が同一円周上のジョイスティック装置23とスコープスイッチ25の3つの操作ボタン25a〜25cとに移動しやすく、操作部本体12bを握ったままの状態でも楽にボタン操作を行うことができる。その結果、電動湾曲内視鏡2の操作部12の操作性を従来に比べて高めることができる。
さらに、操作部本体12bの円錐面12cに反り返り状の指当て部19を設けたので、操作部本体12bの円錐面12cに左手を当てて操作部本体12bを把持させた際に、この指当て部19の部分に指を当てることにより、持ちやすさを向上させることができる。
また、図12(A),(B)乃至図19(A),(B)は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1(A),(B)乃至図11(A),(B)参照)の内視鏡装置1の電動湾曲内視鏡2の操作部12の構成を次の通り変更したものである。なお、操作部12以外の部分は第1の実施の形態の内視鏡装置1と同一構成になっており、第1の実施の形態の内視鏡装置1と同一部分には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
図12(A),(B)は、本実施の形態の電動湾曲内視鏡2の操作部51を示す。この操作部51は、使用者が握って把持する略軸状のグリップ部51aと、このグリップ部51aよりも大型の操作部本体51bとを具備する。グリップ部51aは、挿入部11との連結部側に配置されている。操作部本体51bは、グリップ部51aに対して挿入部11と反対側に配置されている。そして、本実施の形態の操作部51は、使用者がグリップ部51aを握って操作する状態と、使用者が操作部本体51bを握って操作する状態とで選択的に切替えて使用可能になっている。
図13乃至図15(A),(B)は、本実施の形態の電動湾曲内視鏡2の操作部51の外観を示す。ここで、図13は、操作部51の平面図、図14(A)は、図13の内視鏡2の操作部51を図13中で上方向から見た状態を示す正面図、図14(B)は、図13の内視鏡2の操作部51を図13中で下方向から見た状態を示す背面図、図15(A)は、図13の内視鏡2の操作部51を図13中で左方向から見た状態を示す左側面図、図15(B)は、図13の内視鏡2の操作部51を図13中で右方向から見た状態を示す右側面図である。
本実施の形態の操作部51は、第1の実施の形態の操作部12と同様に操作部本体51bにグリップ部51aの軸線方向に対して全周にわたり、グリップ部51a側から操作部本体51b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面51cが形成されている。
さらに、図12(A),(B)に示すように操作部本体51bの円錐面51cの底面に位置する端面(図12(A),(B)中で上端面)にはグリップ部51aの軸線方向と直交する平面に対して斜めに傾斜させた傾斜面51dが形成されている。この傾斜面51dの一端部、すなわち、図12(A),(B)中で上端部の一側部の位置にユニバーサルコード13の基端部が連結されている。このユニバーサルコード13は、図14(A),(B)に示すように操作部本体51bに対し、グリップ部51aの軸線方向とほぼ直交する方向に向けて延設される状態で連結されている。そして、操作部本体51bを把持する場合には図17(A)、図18(A)に示すように左手の親指と、人差し指との間の谷間をユニバーサルコード13の連結部に配置させる状態で、操作部本体51bを把持させるようになっている。このとき、左手の親指は、図18(A)中で操作部本体51bの上端の傾斜面51d、それ以外の4本の指は操作部本体51bの円錐面51cを押さえる状態でそれぞれ配置されている。
さらに、操作部本体51bには、第1の実施の形態の操作部12と同様に内視鏡2の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチ、例えば送気・送水ボタン21、吸引ボタン22、ジョイスティック装置23、クラッチスイッチ24、スコープスイッチ25、エンゲージスイッチ20などが配設されている。ここで、操作部本体51bの上端の傾斜面51dには、ジョイスティック装置23のみが配設されている。
また、図12(B)に示すように本実施の形態の操作部本体51bの円錐面51cは、角度の異なる隣り合う壁面(図17(B)参照)によって形成された3つ(第1〜第3)のスイッチ配設面52a,52b,52cを有する。図16(A)に示すようにこれら第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cには内視鏡2の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチが分配配置されている。例えば、第1のスイッチ配設面52aには、送気・送水ボタン21、吸引ボタン22が配設されている。第2のスイッチ配設面52bには、スコープスイッチ25の4つの操作ボタン25a〜25dのうちの2つの操作ボタン25a,25bと、エンゲージスイッチ20とが配設されている。第3のスイッチ配設面52cには、スコープスイッチ25の残りの2つの操作ボタン25c,25dが配設されている。そして、スコープスイッチ25の4つの操作ボタン25a〜25dは互いに近接状態で配置されている。
図16(B)に示すように第3のスイッチ配設面52cは、操作部本体51bの円錐面51cの外形面に対して凹陥状に陥没させた凹陥部52dを有する。そして、操作ボタン25c,25dは、凹陥部52dの底面に配置されている。これにより、操作部本体51bの外形面の凹陥部の周囲壁52d1によって操作ボタン25c,25dの誤操作を防止するようになっている。
また、図16(A)に示すように第2のスイッチ配設面52bの2つの操作ボタン25a,25bは、押しボタンスイッチ53と、押しボタンスイッチ53の外周部位を囲む状態で突設されたリング状の誤操作防止用の凸部54とを具備する。この凸部54の高さは押しボタンスイッチ53の頭部の高さとほぼ同じ高さに設定されている。そして、使用者の指が押しボタンスイッチ53を押し込み操作する場合には押しボタンスイッチ53の外周部位を囲む凸部54を乗り越えて簡単に押しボタンスイッチ53を押し込み操作できるようになっている。
さらに、図16(A)に示すように第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cは、ボタンの大きさが異なる複数種類の押しボタンスイッチがそれぞれ大きさを合わせて分配配置されている。すなわち、第2のスイッチ配設面52bには、最も大きな2つの操作ボタン25a,25bと、スライド式のエンゲージスイッチ20とが配設されている。また、第3のスイッチ配設面52cには、最も小さな2つの操作ボタン25c,25dが配設されている。さらに、第1のスイッチ配設面52aには、中ぐらいの大きさの送気・送水ボタン21、吸引ボタン22が配設されている。
また、図19(A),(B)に示すように操作部本体51bの上端部部分には、ユニバーサルコード13との連結部とは反対側の側部に、傾斜面51dよりも1段低い位置に段差状のスイッチ配設面55が形成されている。このスイッチ配設面55には、湾曲駆動部5の駆動力の伝達を解除(切断)するクラッチスイッチ24が配置されている。このクラッチスイッチ24は、少なくとも2つの状態を1つのレバー操作で切替える操作レバー24aを有する。この操作レバー24aは、操作部本体51bの構成面より突出させた第1のレバー位置(図19(B)参照)と、操作部本体51bの構成面より突出させない第2のレバー位置(図19(A)参照)との間で切替え可能に支持されている。そして、クラッチスイッチ24は、図19(B)に示す第1のレバー位置で駆動力の伝達を解除(切断)し、図19(A)に示す第2のレバー位置で駆動力を伝達状態で保持するように設定されている。通常は、操作レバー24aは、図19(A)に示す第2のレバー位置で保持されている。なお、操作部本体51bに配置されるスイッチの機能および割り付け状態は本実施の形態の配置に限定されるものではなく、必要に応じて適宜、変更可能である。
また、図18(A),(B)に示すように操作部本体51bの円錐面51cにはグリップ部51aとの間に指当て部55が形成されている。この指当て部55は、操作部本体51bの円錐面51cに左手を当てて操作部本体51bを把持させた際に、薬指が自然にくる位置に配置されている。そして、操作部本体51bの円錐面51cに左手を当てて操作部本体51bを把持させた際に、図18(A)に示すようにこの指当て部55の部分に薬指を当てることにより、持ちやすさを向上させている。
また、操作部51のグリップ部51aには、挿入部11との連結部側に生検鉗子等の処置具を挿入する処置具挿入口26が設けられている。この処置具挿入口26は、挿入部11の内部に配設された処置具挿通チャンネル27と連通されている。この処置具挿通チャンネル27は、吸引管路と兼用されている。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の電動湾曲内視鏡2の操作部51は、操作部本体51bにグリップ部51aの軸線方向に対して全周にわたり、グリップ部51a側から操作部本体51b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面51cが形成されている。そのため、第1の実施の形態と同様に操作部本体51bを把持する際に、グリップ部51a側から操作部本体51b側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面51cに左手を当てた状態で操作部本体51bを把持させることにより、操作部本体51bを握り、重量物を重力方向に逆らって支える際に持ちやすく、操作部12を把持しやすくすることができる。その結果、使用者が格別に意識しなくても操作部12を落としにくい。
また、本実施の形態の操作部本体51bの円錐面51cは、角度の異なる隣り合う壁面(図17(B)参照)によって第1〜第3のスイッチ配設面52a,52b,52cを形成し、第1〜第3のスイッチ配設面52a,52b,52cにそれぞれ複数のスイッチを分配配置している。ここで、第1のスイッチ配設面52aには、送気・送水ボタン21、吸引ボタン22を配設し、第2のスイッチ配設面52bには、スコープスイッチ25の4つの操作ボタン25a〜25dのうちの2つの操作ボタン25a,25bと、エンゲージスイッチ20とを配設し、第3のスイッチ配設面52cには、スコープスイッチ25の残りの2つの操作ボタン25c,25dを配設している。そのため、目視できない場合でも指の感触で第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cのスイッチを識別しやすくすることができる。
また、第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cは、ボタンの大きさが異なる複数種類の押しボタンスイッチがそれぞれ大きさを合わせて分配配置されている。すなわち、第2のスイッチ配設面52bには、最も大きな2つの操作ボタン25a,25bと、スライド式のエンゲージスイッチ20とが配設されている。また、第3のスイッチ配設面52cには、最も小さな2つの操作ボタン25c,25dが配設されている。さらに、第1のスイッチ配設面52aには、中ぐらいの大きさの送気・送水ボタン21、吸引ボタン22が配設されている。そのため、操作部本体51bを把持する際に、第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cが目視できない場合でも指の感触で第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cのスイッチを識別しやすくすることができる。
さらに、操作部本体51bの円錐面51cに配設される操作手段を例えば3グループに分類し、それぞれを第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cに分割配置してもよい。この場合には操作手段のグループ分けによってわかり易さを向上させることができる。また、角度の異なる隣り合う第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cによって第1〜第3の各スイッチ配設面52a,52b,52cに分割配置した操作手段の認識性を高め、誤動作を防止することができる。
さらに、第2のスイッチ配設面52bの2つの操作ボタン25a,25bは、押しボタンスイッチ53と、押しボタンスイッチ53の外周部位を囲む状態で突設されたリング状の誤操作防止用の凸部54とを具備する。この凸部54の高さは押しボタンスイッチ53の頭部の高さとほぼ同じ高さに設定されている。そして、使用者の指が押しボタンスイッチ53を押し込み操作する場合には押しボタンスイッチ53の外周部位を囲む凸部54を乗り越えて簡単に押しボタンスイッチ53を押し込み操作できるようになっている。これにより、操作部本体51bを把持する使用者の指が円錐面51cの押しボタンスイッチ53に触れた際に、押しボタンスイッチ53を押し込み操作する前に誤操作防止の凸部54によって使用者の指を受けることができる。そのため、使用者が無意識に押しボタンスイッチ53に触れた状態で押しボタンスイッチ53が押し込み操作されることを防止する。また、意識的に使用者の指が押しボタンスイッチ53を押し込み操作する場合には押しボタンスイッチ53の外周部位を囲む凸部54を乗り越えて簡単に押しボタンスイッチ53を押し込み操作できるようにする。これにより、押しボタンスイッチ53の押し込み操作を認識しやすくすることができ、押しボタンスイッチ53が無意識に押し込み操作されてしまう誤操作を防止できる。
また、本実施の形態では第3のスイッチ配設面52cに、操作部本体51bの円錐面51cの外形面に対して凹陥状に陥没させた凹陥部52dを形成し、この凹陥部52dの底面に操作ボタン25c,25dを配置させている。これにより、操作部本体51bの外形面の凹陥部の周囲壁52d1によって操作ボタン25c,25dの誤操作を防止するようになっている。
また、クラッチスイッチ24は、少なくとも2つの状態を1つのレバー操作で切替える操作レバー24aを有する。この操作レバー24aは、操作部本体51bの構成面より突出させた第1のレバー位置(図19(B)参照)と、操作部本体51bの構成面より突出させない第2のレバー位置(図19(A)参照)との間で切替え可能に支持されている。そして、湾曲駆動部5の駆動力を伝達状態で保持する場合などのようにクラッチスイッチ24の操作が不要な場合には操作レバー24aを操作部本体51bの構成面より突出させない第2のレバー位置で保持することにより、操作レバー24aが他のスイッチ操作の邪魔にならないようにすることができる。さらに、操作レバー24aの操作時には操作部本体51bの構成面より突出させた第1のレバー位置に移動させることにより、操作レバー24aの操作状態を確実に認識させることができる。これにより、電動湾曲内視鏡2の操作部51の操作性を従来に比べて一層、高めることができる。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
本発明は、内視鏡の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチが配設されている操作部本体を有する電動内視鏡などの内視鏡を製造する技術分野や、内視鏡を使用する技術分野で有効である。
2…内視鏡、11…挿入部、12…操作部、12a…グリップ部、12b…操作部本体、12c…円錐面。
Claims (9)
- 管腔内に挿入される挿入部の基端部に連設される内視鏡の操作部であって、
前記操作部は、前記挿入部との連結部側に配置されるグリップ部と、
前記グリップ部に対して前記挿入部と反対側に配置され、前記グリップ部よりも大型の操作部本体とを具備し、
前記グリップ部の軸線方向に対して全周にわたり、前記グリップ部側から前記操作部本体側に向けて外径が徐々に大きくなるほぼ逆円錐形状の滑らかな円錐面を有することを特徴とする内視鏡の操作部。 - 前記円錐面は、少なくとも角度の異なる2つ以上の円錐面の複合面により構成したことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の操作部。
- 前記操作部本体は、前記内視鏡の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチを有し、
前記円錐面は、前記略逆円錐形状の周方向に向けて螺旋状に巻回させた軌道に沿って前記複数のスイッチの少なくとも一部を配置したことを特徴とする請求項2または3に記載の内視鏡の操作部。 - 前記内視鏡は、前記挿入部の先端側に湾曲操作可能な湾曲部を有し、
前記操作部本体は、前記湾曲部を湾曲操作する電動湾曲機構の駆動モータを収納するモータ収納部を有し、
前記スイッチは、少なくとも前記電動湾曲機構を操作するジョイスティックを有し、
前記ジョイスティックは、前記操作部本体の逆円錐形状の底面に位置する端面に配置され、
前記ジョイスティックの配置面に前記複数のスイッチを配置し、かつ前記ジョイスティックと前記複数のスイッチとは略同一円周上に沿って並べて配置したことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の操作部。 - 前記複数のスイッチは、少なくとも押しボタンスイッチを有し、
前記操作部本体は、前記円錐面に配置された前記押しボタンスイッチと、
前記押しボタンスイッチの外周部位を囲む状態で突設された誤操作防止の凸部とを具備することを特徴とする請求項3または4に記載の内視鏡の操作部。 - 前記操作部本体は、前記内視鏡の各種機能部の動作を制御する複数のスイッチと、
角度の異なる隣り合う壁面によって形成された3つ以上のスイッチ配設面とを有し、
前記各スイッチ配設面は、前記複数のスイッチが分配配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の内視鏡の操作部。 - 前記各スイッチ配設面は、ボタンの大きさが異なる複数種類の押しボタンスイッチがそれぞれ大きさを合わせて分配配置されていることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の操作部。
- 前記操作部本体は、前記操作部本体の外形面に対して凹陥状に陥没させた凹陥部を有し、
前記スイッチは、前記凹陥部に配置されていることを特徴とする請求項3または6に記載の内視鏡の操作部。 - 前記スイッチは、少なくとも2つの状態を1つのレバー操作で切替える操作レバーを有し、
前記操作レバーは、前記操作部本体の構成面より突出させた第1のレバー位置と、前記操作部本体の構成面より突出させない第2のレバー位置との間で切替え可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の操作部。
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