JP2006149542A - 診察用x線撮影装置 - Google Patents

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雅彦 北野
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五郎 平田
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祥司 高村
Toshiaki Nakamura
俊晶 中村
Masahiro Kono
昌弘 河野
Yukinobu Horikiri
幸伸 堀切
Tadahiko Nakahara
忠彦 中原
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Abstract

【課題】 X線照射手段の移動を自動化することにより、過去に撮影したX線画像と同様の撮影条件での撮影を迅速に行うことができる診察用X線撮影装置を提供する。
【解決手段】 蓄積部117の蓄積情報に基づいて所望のX線画像に対応する位置情報となるように制御部111が各部を自動的に駆動するので、そのX線画像が撮影された時におけるX線管12とフラットパネル検出器7との位置関係を再現できる。したがって、過去に撮影したX線画像と同様の撮影条件での撮影を迅速に行うことができ、X線撮影における効率を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、被検体のX線画像を撮影する診察用X線撮影装置に関する。
従来、この種の装置として、天井に沿って移動可能にX線管を懸垂支持し、X線管の向きを調節可能に構成したものが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。この装置では、撮影者が手動で適宜にX線管を移動させ、所望の位置においてX線を照射して撮影を行うようになっている。
特開平6−165773号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、手動でX線管の位置を決めている関係上、過去に撮影したX線画像と同じ条件で撮影を行うには、X線画像を見ながら位置決めを行う必要がある。そのため、例えば、被検体の患部の経過を見るためには、一定期間ごとに同じ条件で撮影を行うのが一般的であるが、同一条件に設定するまでに長時間を要するという問題がある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、X線照射手段の移動を自動化することにより、過去に撮影したX線画像と同様の撮影条件での撮影を迅速に行うことができる診察用X線撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、X線照射手段から照射されて被検体を透過したX線を撮影手段で検知し、X線画像を表示手段に表示する診察用X線撮影装置において、前記X線照射手段を移動可能に保持する保持手段と、前記X線照射手段を移動させる駆動手段と、前記X線照射手段の位置を検出する検出手段と、被検体情報を入力する入力手段と、被検体情報と、X線画像情報と、位置情報とを対応付けて蓄積する蓄積手段と、以前に行った撮影と同様の撮影を再度行う際には、前記入力手段で入力された所望の被検体情報に対応するX線画像を前記表示手段に表示させ、そのX線画像と同じ条件で撮影を行う場合には、それに対応する位置情報が前記検出手段から出力されるまで前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、入力された所望の被検体情報に対応するX線画像情報を蓄積手段から読み出し、そのX線画像を表示手段に表示させる。このX線画像が所望するものであれば、対応する位置情報が検出手段から出力されるように制御手段が駆動手段を自動的に駆動するので、そのX線画像が撮影された時におけるX線照射手段と撮影手段との位置関係を再現できる。したがって、過去に撮影したX線画像と同様の撮影条件での撮影を迅速に行うことができる。
この発明において、蓄積手段は、X線照射手段の曝射条件をさらに対応付けて蓄積し、制御手段は、対応する曝射条件で前記X線照射手段を設定することが好ましい(請求項2)。撮影時に蓄積手段に曝射条件も蓄積しておくことにより、位置だけでなく曝射条件も過去に撮影したX線画像と同様にすることができる。
また、この発明において、表示手段及び入力手段は、X線照射手段に付設されていることが好ましい(請求項3)。撮影者が手元で情報を入力及び確認でき、効率的な操作を行うことができる。
さらに、この発明において、被検体情報には撮影日時を含むことことが好ましい(請求項4)。X線画像の撮影が多く行われている場合には、撮影日付と時刻によって所望するものを比較的容易に見つけ出すことができる。
この発明に係るに診察用X線撮影装置よれば、所望のX線画像に対応する位置情報が検出手段から出力されるように制御手段が駆動手段を自動的に駆動するので、そのX線画像が撮影された時におけるX線照射手段と撮影手段との位置関係を再現できる。したがって、過去に撮影したX線画像と同様の撮影条件での撮影を迅速に行うことができ、X線撮影における効率を高めることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明する。
図1は、実施例に係る診察用X線撮影装置(天井走行懸垂X線管保持装置)の概略構成を示す図である。
撮影対象である被検体Mは、床面に設置されたベッド1に載置される。ベッド1は、X線透過材料で構成された天板3と、天板3を支える基台5とを備えている。この基台5には、透過X線像を検知するフラットパネル検出器7(FPD)が埋設されている。
なお、フラットパネル検出器7がこの発明の撮影手段に相当する。
天井面には、水平移動機構11が配設されている。
この水平移動機構11には、X線管12を垂直方向に昇降自在に保持する懸垂保持機構13の上端が取り付けられている。懸垂保持機構13の下端には、X線管12が取り付けられている。懸垂保持機構13は、X線管12を昇降自在に保持するとともに、水平移動機構11により図1の左右方向X及び紙面方向Yに対して移動可能である。X線管12は、昇降によりZ方向に移動され、撮像面7aからX線焦点12aの高さが調整可能である。また、X線管12は、θ1方向周りと,Z軸周りのθ2方向にも回動可能になっている。
なお、X線管12が本発明におけるX線照射手段に相当する。
図2及び図3を参照する。なお、図2は図1のA−A矢視断面図であり、図3は図2と直交する方向の断面図である。
水平移動機構11は、天井に固定された固定レール15を備えている。一対の固定レール15のコの字状の案内面の手前側には、移動レール支持部材17に支持されたコロ19が取り付けられている。さらに、一対の固定レール15のうちの一方の案内面における奥側には、ラック21が敷設されており、これにはピニオン23が係合されている。ピニオン23は、駆動軸25を介してモータ27に連結されている。このモータ27は、駆動軸25の回転を伝達/非伝達と切り替えるクラッチ機構(図示省略)が内蔵されているとともに、位置検出用のポテンショメータ29が付設されている。
また、固定レール15に直交するように配置されている移動レール31のコの字状の案内面の手前側には、懸垂部33に立設されている懸垂部支持部材35に配設されたコロ37が配置されている。さらに、移動レール31のうちの一方の案内面における奥側には、ラック39が敷設されており、これにはピニオン41が係合されている。ピニオン41は、駆動軸43を介してモータ45に連結されている。このモータ45は、駆動軸43の回転を伝達/非伝達と切り替えるクラッチ機構(図示省略)が内蔵されているとともに、位置検出用のポテンショメータ47が付設されている。したがって、懸垂部33は、X線管12とともにX及びY方向に移動可能に支持されている。
なお、上述した固定レール15及び移動レール31が本発明における保持手段に相当する。また、モータ27,45が本発明における駆動手段に相当する。
次に、図4を参照する。この図4は、制動機構の構成を示す図である。なお、X方向及びY方向の制動機構は同様の構成であるので、ここではX方向の制動機構を例に採って説明する。
X方向の制動機構49は、移動レール支持部材17内に設けられている。具体的な構成は、ソレノイドSOL1のオン・オフに応じて伸縮するロッド51の先端部に、揺動支点53を中心として揺動されるレバー55の一端側が連結され、そのレバー55の他端側には、ゴム等の摩擦係数が大きな制動部材57が先端部に取り付けられた制動軸59が取り付けられている。また、ロッド51の先端部は、引張コイルバネ61により伸長する方向に付勢されている。
ソレノイドSOL1がオンになると、ロッド41が収縮し、レバー45を揺動させて、制動軸49を固定レール15と反対側に移動させることにより、固定レール15に押圧されていた制動部材47が、固定レール15に対して離れる。つまり、制動部材47による制動が解除される。また、ソレノイドSOL1がオフになると、ロッド41が引張コイルバネ51により引っ張られ、レバー45を揺動させて、制動軸49を固定レール15側に押し出すことにより、制動部材49が固定レール15に押圧されて制動が行われる。
図5を参照する。この図5は、懸垂部の内部構成を示す図である。
一端側がロープ支持部材63に支持され、プーリ64〜67を介して、プーリ68に巻回され、懸垂部33の先端部のフック69に掛けられ、プーリ70に巻回され、プーリ71〜74を介してロープ支持部材75に他端側が支持されているロープ76によって懸垂部33は懸垂支持されている。懸垂部33を伸縮、つまりX線管12をZ方向に昇降させると、プーリ66,68,70,72は回転し、プーリ65,67,71,73は前後動(図中のa,b方向に移動)する。このとき、プーリ65,67,71,73は、図示しないバネ部材によりa方向に付勢されている。このバネ部材は、懸垂部33が下端部に支持するX線管12がどの高さにあってもその重力と釣り合ってプーリ65,67,71,73をa方向に付勢するように設計されている。また、プーリ66,68,70,72と連動して回転するドラム77が配設されている。
上記構成において、ソレノイドSOL3をオンすると、ブレーキ部材78とドラム77との接触が解かれ、プーリ66,68,70,72の回動が可能になり、懸垂部33の伸縮のブレーキが解除されることになる。また、ソレノイドSOL3をオフすると、ブレーキ部材78をドラム77に押圧することにより、プーリ66,68,70,72の回動が抑止されてブレーキがかかる。
上述したプーリ68とフック69との間には、主動プーリ79が配設されており、ロープ76が巻回されている。主動プーリ79には、モータ81の回転軸が連動連結されている。モータ81を駆動すると、主動プーリ79が回転され、ロープ76が巻回されてX線管12が昇降する。このモータ81には、回転力を伝達/非伝達で切り替えるクラッチ機構(図示省略)が内蔵されている。また、懸垂部33の先端部には、フック83が設けられ、ここにロープ85の一端側が掛けられている。その他端側は、プーリ70,72の間に巻回されているとともに、途中に設けられたプーリ87に巻回されている。このプーリ87にはポテンショメータ89が連結されており、懸垂部33が昇降するとプーリ87の回転を介してポテンショメータ89からZ方向の位置情報が出力される。
図6を参照する。この図6は、懸垂部における回転駆動部を示す図である。
懸垂部33の下端軸91の直上にあたる筒93は、内周面にベアリング95を備えている。そのベアリング95に回動自在に保持されているのが下端軸91である。その内周面の全周にわたってギア97が形成されており、駆動ギア99と係合されている。駆動ギア99は、モータ101によって回転駆動される。モータ101は、回転力の伝達/非伝達を切り替えるクラッチ機構(図示省略)を備えているとともに、ポテンショメータ(図示省略)を備えており、回転に応じたθ2の位置情報を出力する。また、下端軸91は、電磁ロック103を備えており、これが作動されると、電磁力により筒93が下端軸91に吸着されるように作用し、θ2方向の回転が規制されて制動動作される。
なお、説明は省略するが、θ1方向への回転機構も上記の懸垂部33における回転駆動部と同様の構成を備えている。
図7を参照する。図6(a),(b)は制動機構の回路構成を示す図である。
X線管12付近に設けられた操作部105には、撮影者が操作可能なスイッチSW1〜5及び入力キー等が配設されている。これらのスイッチSW1〜SW5は、押している間だけオン状態が維持されるモーメンタリスイッチである。スイッチSW1は、リレーR1と直列に接続され、X方向の移動規制を解除する。スイッチSW2は、リレーR2と直列に接続され、Y方向の移動規制を解除する。スイッチSW3は、リレーR3と直列に接続され、Z方向の移動規制を解除する。スイッチSW4は、リレーR4と直列接続され、θ1方向の回動規制を解除し、スイッチSW5は、通常時閉止タイプのリレーR5と直列接続され、スイッチSW5をオンすることでリレーR5がオフし、電磁ロック103を解除してθ2方向の回動規制を解除する。操作部105は、被検体Mに係る情報等を入力したりする際にも撮影者によって操作される。
また、上記の各スイッチSW1〜SW5には、各々副スイッチSW1a〜SW5aが並列に設けられている。各副スイッチSW1a〜SW5aは、後述する制御部111によって自動的に開閉され、各ソレノイドSOL1〜4及び電磁ロック103が制御される。
上述したX線管12は、図1に示すように操作部105の上部に表示部107を備えている。表示部107としては、例えば、液晶表示装置を用いてX線管12の軽量化を図ることが好ましい。なお、操作部105が本発明における入力手段に相当する。
上述した各ポテンショメータ47,89等からの位置情報は位置検出部109に与えられる。この位置検出部109は、X、Y、Z、θ1、θ2の位置情報を制御部111に与える。本発明における制御手段に相当する制御部111は、X線管12に高電圧を印加するための高電圧装置115及びフラットパネル検出器7等を制御するとともに、フラットパネル検出器7から透過X線に係る信号を収集し、X線画像として表示部107に出力する。X線管12への高電圧の印加の指示は、例えば、撮影者が足で操作するフットスイッチ116によって行われる。フラットパネル検出器7を介して収集されたX線画像は、制御部111におけるデジタル処理部(図示省略)によってデジタル化され、以下に説明するように対応付けられて蓄積部117に蓄積される。
本発明における蓄積手段に相当する蓄積部117は、例えば、ハードディスク装置などで構成されており、図8に示すような蓄積情報を蓄積する。なお、図8は、蓄積情報の一例を示す模式図である。
蓄積情報は、例えば、被検体情報、撮影日時、位置情報(X方向、Y方向、Z方向、θ1方向、θ2方向)、曝射条件(管電圧、管電流、撮影時間)、X線画像情報を含み、被検体情報及び撮影日時ごとにX線画像情報が対応付けられて蓄積されている。但し、被検体情報と、位置情報と、X線画像情報とが対応付けられるのであれば、上記のような形態である必要はない。
例えば、撮影者が操作部105からの入力に応じてある蓄積情報を選択した場合には、制御部111は、その情報に含まれている位置情報に応じてX線管12の位置を調整する。具体的には、まず位置合わせを行う方向の規制動作を解除し、次いでモータ等を作動させて蓄積情報に記憶されていた位置に合わせる。例えば、X方向の位置を合わせるには、副スイッチSW1aを閉止し、リレーR1を動作させてソレノイドSOL1を動作させる。これにより制動動作が解除される。そして、ポテンショメータ29及び位置検出部109から出力されるX方向の位置情報が蓄積情報のものと一致するまでモータ27を駆動する。一致した場合には、スイッチSW1aを再び開放して制動動作を行わせてX方向の位置を固定する。
次に、上述した構成の診察用X線撮影装置の動作について、図9及び図10を参照して説明する。なお、図9はX線撮影を示すフローチャートであり、図10は同様の撮影条件で撮影する際のフローチャートである。
まず、最初にある撮影を行い、次いでその条件と同じ撮影条件で撮影する手順について説明する。
ステップS1
撮影に先立ち、蓄積情報の被検体情報にあたる被検体の名称を、撮影者が操作部105を介して入力する。
ステップS2
撮影者が操作部105を介して撮影条件を設定する。具体的には、管電圧、管電流、撮影時間の曝射条件を設定するとともに、各スイッチSW1〜SW5を操作してX方向、Y方向、Z方向、θ1方向、θ2方向の各位置を所望位置に手動により移動させる。
ステップS3
例えば、フットスイッチ116を操作し、設定した撮影条件による撮影を行う。撮影されたX線画像は、表示部107に一旦表示される。
ステップS4
撮影者は、表示されたX線画像を見て、所望のX線画像が撮れているか否かを判断し、撮れていると判断した場合には、ステップS5へ移行する。一方、所望のX線画像ではないと判断した場合には、ステップS2へ戻って撮影条件(位置及び/または曝射条件)を代えて再び撮影を行う。
ステップS5
撮影者が所望のX線画像を得られたと判断した場合には、操作部105を操作して蓄積を指示する。すると、ステップS1で入力した被検体情報とともに、撮影日時と、位置情報と、曝射条件とをX線画像情報と関連付けて蓄積部117に蓄積する。必要であれば、撮影を繰り返し、異なる時刻の撮影日時とともに蓄積する。
次に、図10を参照する。
ここでは、診察のために上述した撮影と同じ部位の撮影を行う場合を例に採って説明する。
ステップS11
撮影対象である被検体Mの名称を入力すると、制御部11は、蓄積部117に蓄積されている蓄積情報の中から、その被検体情報を含むもののX線画像を表示部107に表示する。したがって、その被検体情報に対応するX線画像が表示される(ステップS12)。なお、蓄積情報には、図8に示すように撮影日時も関連付けて蓄積してあるので、X線画像の撮影が多く行われている場合であっても、撮影日付と時刻によって所望するものを比較的容易に見つけ出すことができる。
ステップS13
撮影者は、所望のX線画像を選択する。X線管12には、表示部107が付設されているので、撮影者が手元で情報を入力及び確認でき、効率的な操作を行うことができる。
ステップS14
制御部111は、選択されたX線画像に対応する位置情報に応じて、上述したモータ27等を駆動し、X方向、Y方向、Z方向、θ1方向、θ2方向を調節する。さらに、高電圧装置115に制御信号を送って曝射条件を自動設定する。
ステップS15
撮影者は、自動設定された撮影条件が所望のものであるか否かを判断する。所望のものである場合には、操作部105を操作してステップS16に移行する。なお、所望のものでない場合または条件を適宜調節したい場合には、ステップS17へ移行し、操作部105を介して調節を行う。
ステップS16
撮影者はフットスイッチ116を操作して、X線の曝射を行う。この撮影条件は、ステップS17で適宜の調整を行っていない場合には過去に行った撮影と同じものとなっている。
このように蓄積部117の蓄積情報に基づき、所望のX線画像に対応する位置情報となるように制御部111が各部を自動的に駆動するので、そのX線画像が撮影された時におけるX線管12とフラットパネル検出器7との位置関係を再現できる。したがって、過去に撮影したX線画像と同様の撮影条件での撮影を迅速に行うことができ、X線撮影における効率を高めることができる。また、撮影時に蓄積部117に曝射条件も蓄積しているので、位置だけでなく曝射条件も過去に撮影したX線画像と同様にすることができる。その結果、診断に有用な撮影を効率的に行うことができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように適宜に変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、表示部107をX線管12に付設した構成を採用している。しかし、X線管12と別体の表示装置を備える構成を採用してもよい。
(2)フラットパネル検出器7(FPD)に代えて、イメージインテンシファイアを採用した構成としてもよい。
(3)X方向、Y方向、Z方向、θ1方向、θ2方向の5方向にわたる位置情報に代えて、例えば、Z方向、θ1方向、θ2方向だけが選択可能な非天井走行型の装置にも適用することができる。
(4)位置検出のためのポテンショメータに代えて、ロータリエンコーダを採用してもよい。
(5)蓄積情報としては、図8に示す形態に限定されるものではなく、例えば、撮影日時を省略してもよい。また、曝射条件を省略し、被検体情報と位置情報だけを蓄積する形態としてもよい。
(6)なお、天板3の下部に、水平移動可能なカセッテを配備し、かつカセッテをフラットパネル検出器7の側方にあたる待機位置と、フラットパネル検出器7の上方にあたる撮影位置とにわたって移動可能に構成してもよい。これにより、フラットパネル検出器フラット7で透視撮影した後に、X線フィルムによる撮影を行うことができる。また、この場合に、フラットパネル検出器7に代えてイメージインテンシファイアを採用してもよい。
実施例に係る診察用X線撮影装置の概略構成を示すブロック図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図2と直交する方向の矢視断面図である。 制動機構の構成を示す図である。 懸垂部の内部機構を示す図である。 懸垂部における回転駆動部を示す図である。 (a),(b)は制動機構の回路構成を示す図である。 蓄積情報の一例を示す模式図である。 X線撮影を示すフローチャートである。 同様の撮影条件で撮影する際のフローチャートである。
符号の説明
M … 被検体
1 … ベッド
3 … 天板
7 … フラットパネル検出器
11 … 水平移動機構
12 … X線管
13 … 懸垂保持機構
15 … 固定レール
17 … 移動レール支持部材
27 … モータ
29 … ポテンショメータ
31 … 移動レール
33 … 懸垂部
35 … 懸垂支持部材
45 … モータ
49 … 制動機構
81 … モータ
89 … ポテンショメータ
101 … モータ
103 … 電磁ロック
105 … 操作部
SW1〜5 … スイッチ
107 … 表示部
109 … 位置検出部
111 … 制御部
117 … 蓄積部

Claims (4)

  1. X線照射手段から照射されて被検体を透過したX線を撮影手段で検知し、X線画像を表示手段に表示する診察用X線撮影装置において、前記X線照射手段を移動可能に保持する保持手段と、前記X線照射手段を移動させる駆動手段と、前記X線照射手段の位置を検出する検出手段と、被検体情報を入力する入力手段と、被検体情報と、X線画像情報と、位置情報とを対応付けて蓄積する蓄積手段と、以前に行った撮影と同様の撮影を再度行う際には、前記入力手段で入力された所望の被検体情報に対応するX線画像を前記表示手段に表示させ、そのX線画像と同じ条件で撮影を行う場合には、それに対応する位置情報が前記検出手段から出力されるまで前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする診察用X線撮影装置。
  2. 請求項1に記載の診察用X線撮影装置において、前記蓄積手段は、前記X線照射手段の曝射条件をさらに対応付けて蓄積し、前記制御手段は、対応する曝射条件で前記X線照射手段を設定することを特徴とする診察用X線撮影装置。
  3. 請求項1または2に記載の診察用X線撮影装置において、前記表示手段及び前記入力手段は、前記X線照射手段に付設されていることを特徴とする診察用X線撮影装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の診察用X線撮影装置において、前記被検体情報には、撮影日時を含むことを特徴とする診察用X線撮影装置。
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