JP2006081694A - X線撮影装置 - Google Patents

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Katsuhiro Masuo
克裕 増尾
Tatsuya Araki
立哉 荒木
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Shimadzu Corp
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Abstract

【課題】撮影角度を任意に定めた斜入撮影等の場合に、所望のSIDとなるような位置調整を自動化する。
【解決手段】垂直保持装置13は、天井レール14に懸架されて天井面に平行な方向で左右・前後に移動可能となっており、かつその下方に伸縮自在となっていて、その下端にX線管装置11が回転(首振り)自在に取り付けられることにより、このX線管装置11が上記の4軸方向に自在な位置・角度をとり得るように保持される。この4軸方向の各々にはモータ、クラッチ、ブレーキ装置および位置・角度検出器よりなる駆動機構が設けられ、斜入撮影の角度が定められたとき、所望のSIDとなるのに必要な移動量が垂直保持装置13に内蔵された制御装置により計算され、その計算結果に基づき各モータ等の制御がなされて自動的な移動が行われる。
【選択図】図1

Description

この発明は、医療診断等に使用されるX線撮影装置に関し、とくに被検体に対するX線撮影位置および角度の調整可能なX線撮影装置に関する。
X線発生装置(X線管装置)を天井走行式懸垂装置などで保持する一般X線撮影装置では、通常、被検体に対する撮影位置および角度を自在に調整するため移動および回転が自在にできるようにX線発生装置を保持している。操作者は、ブレーキを解除して自由に移動・回転できる状態とした上で、操作ハンドルを操作してX線発生装置を移動・回転させ、所望の位置・角度にできたらブレーキを作動させてその状態に固定し、X線撮影を行う。
しかし、こうした手動操作によると、被検体正面からX線撮影する場合には操作が容易で全体の検査時間を短縮することができるものの、被検体の斜め方向からX線を照射する斜入撮影の場合にSID(X線焦点からX線フィルムなどのX線受像手段までの距離)を所定の値にしようとすると、操作が難しく、位置・角度の調整・設定に時間がかかるという問題がある。SIDは病院などの施設ごとに通常決まっており、この予め定まったSIDでのX線撮影への要望が強いため、このことが大きな問題となっている。
なお、下記の特許文献1には、被検体の関心領域へX線照射範囲を設定するためのX線管装置の位置決めに関する技術が見られるが、斜入撮影の場合にSID調整が困難であることの問題についてはなんら触れていない。
特開2003−116845号公報
この発明の課題は、斜入撮影等の場合のSID調整を容易化したX線撮影装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、この発明による請求項1記載のX線撮影装置においては、X線発生手段と、X線受像手段と、X線照射位置および角度を定めるために上記X線発生手段を自在に移動および回転できるよう保持する保持手段と、該保持手段における移動および回転を停止させて固定するブレーキ手段と、このブレーキを解除して移動および回転可能な状態とするブレーキ解除手段と、ブレーキ解除され上記保持手段により移動および回転可能な状態で保持されたX線発生手段を強制的に移動および回転させる駆動手段と、上記X線発生手段の位置および角度を検出する検出手段と、角度が定められかつ決められたSID下でX線撮影する場合にX線発生手段の位置および角度の検出出力に応じてX線発生手段の移動距離および移動方向を計算し、それに基づき上記駆動手段を制御して上記X線発生手段を移動させる制御手段とが備えられることが特徴となっている。
請求項1記載のX線撮影装置によれば、ブレーキを解除すれば、X線発生手段を自由に移動および回転することができるので、手動で操作して、X線発生手段の位置および角度を定めることができる。決められたSIDで斜入撮影する場合、その角度を定めれば、制御手段が、X線発生手段の位置および角度の検出出力に基づいてX線発生手段の移動距離および移動方向を計算し、その計算結果に応じて駆動手段を制御してX線発生手段を移動させることができるので、そのSIDとなるようX線発生手段の位置を自動的に定めることができる。そのため、決められたSIDで斜入撮影しようとする場合などに、X線発生手段の位置・角度の調整・設定がきわめて容易となり、その作業に要する時間が短縮され、検査の能率が向上する。
つぎに、この発明を実施したX線撮影装置について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施例を模式的に示すものである。この図において、X線管装置11にはX線を絞るためのX線コリメータ12と操作ハンドル17とが取り付けられており、懸垂保持装置13によって保持されている。この懸垂保持装置13は天井レール14に懸架されており、矢印に示すように天井面に沿って左右および前後方向(図の左右方向および紙面に直角な方向)に自由に移動できるようにされている。また、この懸垂保持装置13は矢印で示すように上下方向(図の縦方向)に伸縮自在となっており、X線管装置11を上下方向の自由な位置に移動させることができる。X線管装置11およびX線コリメータ12は、懸垂保持装置13の下端で矢印に示すように、X線焦点を中心に回転(首振り)自在に取り付けらている。
X線管装置11から発生したX線はX線コリメータ12を経て、検査台15上の被検者21に向けて照射される。被検者21の背面にはX線フィルムを収納したブッキー部16が配置されており、被検者21と透過したX線がブッキー部16内のX線フィルムに入射するようになっている。なお、X線フィルムを収納したブッキー部16の代わりに、半導体X線検出素子を平面状に多数並べたフラットパネル型X線検出器や、イメージインテンシファイアとX線TVカメラとを組み合わせたX線受像装置を配置することもできる。
この実施例のX線撮影装置では、このように、X線管装置11は、左右、前後、上下および回転方向の4軸方向に自在に移動・回転可能に保持されていて、被検者および受像部(ブッキー部16)に対して自由な位置決めおよび角度設定ができる。すなわち、操作者は、基本的には、X線管装置11の操作ハンドル17を手で持って4軸方向に自在に動かし、位置および角度を定めることになる。
そして、ここではそのような手動による動作に加えて、その4軸の各方向ごとに設けられた駆動機構(図示しない)によって、強制的な駆動、ブレーキおよび位置ないし角度の検出がなされるようになっている。その制御系は図2に示すようになっており、その4軸の各方向ごとの駆動機構41〜44は、強制駆動用のモータ51〜54、そのモータの回転を伝えあるいは遮断するクラッチ61〜64、ブレーキ装置71〜74および位置(ないし角度)を検出する検出器81〜84を含み、これらが制御装置31に接続される。この制御装置31には、強制駆動スイッチ32が接続されるとともに、各軸のブレーキをそれぞれ解除するためのブレーキ解除スイッチ91〜94が接続される。この強制駆動スイッチ32は、SIDが設定値となるように強制的に移動させるためのものである。
手動による操作の場合、たとえば図3の(a)の点線に示すようにX線管装置11を位置決めして被検者21の正面から設定SIDでのX線撮影を行った後、矢印A方向に懸垂保持装置13の全体を移動させ、矢印Bで示すようにX線管装置13を回転させて斜入撮影の角度を定める。図4のフローチャートをも参照しながら説明すると、強制駆動スイッチ32がオフになっていることを確認し、すべてのブレーキ解除スイッチ91〜94をオンにして4軸すべてのブレーキ装置71〜74を非動作状態(ブレーキ解除された状態)とした上で、操作ハンドル17を手で操作することにより、上記のA方向の移動およびB方向の回転を行って斜入撮影のための位置決めをする。このとき、強制駆動スイッチ32がオフになっていることから、各軸のモータ41〜44はすべて駆動停止した状態となり、クラッチ61〜64もすべて連結解除された状態となる。そしてブレーキ解除スイッチ91〜94の各々ごとにそれがオンになっているかの判定を制御装置31が行ってオンになっていれば、ブレーキ装置71〜74のうちのそれに対応するものが解除される。ここでは上記のようにすべてのブレーキ解除スイッチ91〜94がオンにされ4軸すべてのブレーキ装置71〜74が解除されているので、4軸すべてで手動による自由な位置決めおよび角度設定が可能となる。こうした手動による設定がなされたときブレーキ解除スイッチ91〜94をすべてオフにし、ブレーキ作動させてその設定状態に固定する。
こうして斜入撮影のための設定を行うが、この場合、SIDは先の設定値より大きなものとなっているので、斜入撮影でも同じ設定SIDで撮影を行いたい場合は、強制駆動スイッチ32をオンにし、斜入撮影の角度は同じままで自動的なSID調整が行われるようにする。強制駆動スイッチ32がオンになることにより、まず制御装置31は、SIDが設定値となるようにするための各方向での移動量を計算する。そのため、検出器81〜84のすべての検出信号より、各軸方向(左右・前後・上下・回転方向)での現在の位置および角度情報を取り込む。SIDの設定値に関する情報は制御装置31の内部のメモリなどに保持されており、これと上記の角度情報と位置情報とに基づいて、各方向の移動量の計算がなされる。
その計算結果に基づき、制御装置31により図3の(b)に示す矢印C方向およびD方向での移動が行われる。制御装置31が、それらの各方向のブレーキ装置を解除しクラッチを連結した上でそれらの方向のモータの駆動を行う。矢印C、D方向での計算された移動量の移動が行われたことが検出器の出力信号によって確認されたとき、それらの方向のモータ駆動を停止するとともにクラッチの連結を解除しブレーキ装置を作動させて固定する。
こうして、先に手動で定めた斜入撮影の角度を保ったまま、SIDが設定値となるような移動が自動で行われることになる。かりにこのような自動的な移動がなされないならば、同様な移動を手動で行わなければならないので、どの程度移動させたらよいのかの計算も含めてかなり面倒な作業となり、時間もかかることになるが、上記のような自動化によりこの作業の負担が軽減され、短時間で設定でき、検査能率が向上する。
なお、この発明はこれらの構成に限定されることなく、具体的な構造などは種々に構成できることはもちろんである。たとえば、制御装置31は懸垂保持装置13の内部に設置することができ、また強制駆動スイッチ32やブレーキ解除スイッチ91〜94等のスイッチ類は、操作ハンドル17の近傍などに配置することができるが、これらに限定されない。さらにここでは、X線管装置11を、天井レール14に沿って移動する懸垂保持装置13によって保持させているが、床走行式保持装置に保持させることなども可能である。
この発明のX線撮影装置によれば、撮影角度を任意に定めた斜入撮影等の場合に、所望のSIDとなるような位置調整が自動化されるので、位置・角度の設定作業が容易となり、操作者の負担を軽減し、作業時間を短縮して検査の能率を向上させることができる。
この発明の一実施例にかかるX線撮影装置を示す模式図。 同実施例の制御系統を示すブロック図。 移動する状態を示す模式図。 動作を示すフローチャート。
符号の説明
11 X線管装置
12 X線コリメータ
13 懸垂保持装置
14 天井レール
15 検査台
16 ブッキー部
17 操作ハンドル
21 被検者
31 制御装置
32 強制駆動スイッチ
41〜44 駆動機構
51〜54 モータ
61〜64 クラッチ
71〜74 ブレーキ装置
81〜84 検出器
91〜94 ブレーキ解除スイッチ

Claims (1)

  1. X線発生手段と、X線受像手段と、X線照射位置および角度を定めるために上記X線発生手段を自在に移動および回転できるよう保持する保持手段と、該保持手段における移動および回転を停止させて固定するブレーキ手段と、このブレーキを解除して移動および回転可能な状態とするブレーキ解除手段と、ブレーキ解除され上記保持手段により移動および回転可能な状態で保持されたX線発生手段を強制的に移動および回転させる駆動手段と、上記X線発生手段の位置および角度を検出する検出手段と、角度が定められかつ決められたSID下でX線撮影する場合にX線発生手段の位置および角度の検出出力に応じてX線発生手段の移動距離および移動方向を計算し、それに基づき上記駆動手段を制御して上記X線発生手段を移動させる制御手段とを有するX線撮影装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104703A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Shimadzu Corp 天井懸垂式x線管保持装置
KR101389939B1 (ko) 2013-01-21 2014-04-30 삼성전자주식회사 엑스선 영상 장치
CN106859687A (zh) * 2017-04-26 2017-06-20 明峰医疗***股份有限公司 一种可精确调整位置的球管

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