JP2006148896A - 地上波ｄｍｂの個別放送チャネルに対する有料化システム及び方法 - Google Patents

Abstract

【課題】別途のＣＡＳを備えずにＴＤＭＢの有料放送を送出するための放送限定受信を行い得るＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム及び方法を提供する。
【解決手段】ＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システムは、ＴＤＭＢ放送データに暗号キーを挿入して生成された暗号化ＴＤＭＢ放送データを送出する放送局３０と、該放送局が送出した暗号化ＴＤＭＢ放送データを中継する送信機４０と、該送信機が送信した暗号化ＴＤＭＢ放送データを受信し、無線通信ネットワークへの要求によって提供された暗号キーを利用して前記受信した暗号化ＴＤＭＢ放送データを復元して該当のＴＤＭＢ有料チャネル放送を受信するＴＤＭＢ受信機を備える端末機１０と、前記放送局から前記暗号キー情報を受信して前記暗号キーを要求した端末機に提供する無線通信ネットワーク２０とを含む。
【選択図】図１

Description

本発明は、地上波デジタルマルチメディア放送（Terrestrial Digital Multimedia Broadcasting：ＴＤＭＢ）に関し、特に、ＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム及び方法に関する。

デジタルマルチメディア放送（Digital Multimedia Broadcasting：ＤＭＢ）とは、移動中にもＤＭＢ受信機を備えた携帯情報端末（ＰＤＡ）、ノートブックコンピュータ、車両用端末機、及び携帯電話機などに、高音質の音声及び高画質の映像などの多様なマルチメディア信号をデジタル方式で提供する放送サービスをいい、衛星ＤＭＢ（Satellite Digital Multimedia Broadcasting：ＳＤＭＢ）とＴＤＭＢとに区分されて発展している。

このうち、ＴＤＭＢは、受信者が別途の加入手順を行わずに、一般放送のように該当放送を無料で受信可能に設計されているため、限定受信（conditional access）に関する規定を備えておらず、限定された受信者にのみ特化された有料放送を提供することができない。

一方、ＳＤＭＢの場合は、有料放送を指向しているため、特化されたＤＭＢ放送チャネルで多様な良質の映像物、オーディオ、及びデータ放送を提供している。すなわち、衛星放送やケーブル放送では、有料加入者及び有料チャネルを活性化して該当の加入者のみに放送を提供しているが、この場合、限定受信システム（Conditional Access System：ＣＡＳ）により変形された放送を専用セットトップボックスを利用して正常に復元して受信し得る。このような機能は、ＳＤＭＢにも適用される予定であるため、ＳＤＭＢ受信機には専用ＣＡＳ関連機能が内蔵されている。

しかしながら、このＣＡＳ関連機能をＴＤＭＢ受信機内に内蔵するためには、大きいメモリ空間が必要となり、専用アプリケーションの開発及び保安のためのブーティングシステムの設計などの複雑な手順が必要であるので、ＴＤＭＢ受信機にこのようなＣＡＳ関連システムを一括的に適用することは困難である。すなわち、従来のＴＤＭＢは無料公開放送であるため、限定受信に対する規定が定立されておらず、よって、高品質放送の送出や受信に対する要求を考慮し得ないという問題があった。そこで、このような問題を解決するために、ＳＤＭＢのＣＡＳシステム機能を適用すると、高価の専用システム設計を変更してＴＤＭＢ受信機に適用しなければならないという不都合な点がある。

本発明の目的は、別途のＣＡＳを備えずにＴＤＭＢの有料放送を送出するための放送限定受信をし得るＴＤＭＢの個別放送チャネルの有料化システム及び方法を提供することにある。

このような目的を達成するために、本発明に係るＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システムは、ＴＤＭＢ放送データに暗号キーを挿入して生成された暗号化ＴＤＭＢ放送データを送出する放送局と、該放送局が送出した暗号化ＴＤＭＢ放送データを中継する送信機と、該送信機が送信した暗号化ＴＤＭＢ放送データを受信し、無線通信ネットワークへの要求により提供された暗号キーを利用して、前記受信された暗号化ＴＤＭＢ放送データを復元することで該当のＴＤＭＢ有料チャネル放送を受信するＴＤＭＢ受信機を備えた端末機と、前記放送局から前記暗号キー情報を受信して、該暗号キーを要求した端末機に提供する無線通信ネットワークと、を含むことを特徴とする。

また、上記のような目的を達成するために、本発明に係るＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法は、（ａ）放送局が、ＴＤＭＢ放送データに暗号キーを挿入して暗号化されたＴＤＭＢ放送データを送出する段階と、（ｂ）送信機が、前記暗号化ＴＤＭＢ放送データを受信してＴＤＭＢ受信機を備えた端末機に中継する段階と、（ｃ）前記放送局が、前記ＴＤＭＢ放送データに挿入された暗号キー情報を無線通信ネットワークに提供する段階と、（ｄ）ＴＤＭＢ受信機を備えた移動通信端末機が、有料ＴＤＭＢ放送を受信するために前記無線通信ネットワークに有料ＴＤＭＢ放送受信を要求する段階と、（ｅ）前記無線通信ネットワークが、有料放送受信を要求した前記移動通信端末機に暗号キーを提供する段階と、（ｆ）前記移動通信端末機が、前記提供された暗号キーを利用して暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読してＴＤＭＢ放送を視聴する段階と、を含むことを特徴とする。

好ましくは、前記移動通信端末機が、前記（ｅ）段階で前記無線通信ネットワークから提供された前記暗号キーを利用して暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読して視聴したＴＤＭＢ放送受信時間をカウントし、前記カウントしたＴＤＭＢ放送受信時間情報を前記無線通信ネットワーク 又は前記放送局に提供する段階と、前記放送局が、前記ＴＤＭＢ放送受信時間情報を課金情報として使用する段階と、をさらに含む。

本発明は、暗号キーを挿入したＴＤＭＢ放送を送出して放送の受信者を制限することにより、ＴＤＭＢの個別放送チャネル視聴に対する有料化を実現するようになっているため、放送局が送出する暗号化ＴＤＭＢ放送を解読し得る暗号キーを有しない受信機では該当の放送を受信し得ず、放送局又は無線通信ネットワークから暗号キーを受信して暗号化ＴＤＭＢ放送を解読し得る端末機のみが有料放送チャネルを受信し得るようになっている。

従って、本発明は、暗号キーを利用したＴＤＭＢ放送を送出することで受信者を制限することができるため、複雑なＴＤＭＢ受信機能を備えた端末機の設計を変更する必要がないという効果がある。また、放送局の場合は、ＴＤＭＢ放送サービスにより高品質の有料放送を使用者に提供して新しい収益モデルを創出し得るという効果があり、使用者の場合は、自分のＴＤＭＢ受信機を介して高品質の放送を受信し得るという効果がある。

本発明は、ＴＤＭＢシステムに実現されるが、他の標準に準拠して動作する無線通信システムにも適用できる。

本発明は、ＴＤＭＢの多重化標準であるEureka-147の限定受信機能を利用すると、ＴＤＭＢデータの限定受信が可能になるという点から案出されたものであり、基本概念は、放送局がＴＤＭＢ放送データを暗号化して生成された暗号化ＴＤＭＢ放送データを送出すると、使用者が移動通信ネットワークを介して放送局から有料の暗号キーを受信して、暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読することで該当のＴＤＭＢ放送を視聴するというものである。従って、本発明を実現するために、使用者は、第１に、ＴＤＭＢ放送を受信するＴＤＭＢ受信機を備えるべきであり、第２に、移動通信ネットワークから暗号キーを受信するための移動通信端末機を備えるべきである。以下、本発明の一実施形態として、ＴＤＭＢ受信機が内蔵された移動通信端末機の一例としてＴＤＭＢフォンの図面を参照して説明する。

図１は、本発明に係る個別ＴＤＭＢ放送チャネルの有料化のためのＴＤＭＢシステムの構成及び動作を示す説明図である。

図１に示すように、本発明に係るＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システムは、放送局３０と、地上波送信機４０と、ＴＤＭＢフォン１０と、無線通信ネットワーク２０とから構成される。

放送局３０は、所定暗号キーを利用してＴＤＭＢ放送データを暗号化することにより生成された暗号化ＴＤＭＢ放送データをＴＤＭＢ放送ネットワークに送出し、無線通信ネットワーク２０で暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読できる暗号キー情報をその無線通信ネットワーク２０の該当システムに提供する。また、ＴＤＭＢ送信機４０は、放送局３０が送出した暗号化ＴＤＭＢ放送データをＴＤＭＢ受信機に中継する。一方、無線通信ネットワーク２０は、放送局３０が提供した暗号キーの情報を、該暗号キー情報を要求したＴＤＭＢフォン１０に提供する。ここで、暗号キー情報は、短文メッセージ（ＳＭＳ：Short Message Service）として無線通信ネットワーク２０を介して提供され、その情報の量もＴＤＭＢフォン１０の使用者の要求分だけ提供される。そして、ＴＤＭＢフォン１０は、ＴＤＭＢ受信機能を備えた移動通信端末機であり、無線通信ネットワーク２０に暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読するための暗号キーの提供を要求し、その要求した暗号キー情報をＳＭＳで受信した後、その暗号キーにより暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読することで該当ＴＤＭＢ放送を有料で視聴する。

すなわち、有料ＴＤＭＢ放送を視聴するためには、暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読できる暗号キーがＴＤＭＢフォン１０に提供されなければならないので、有料ＴＤＭＢ放送視聴に対する課金に関連して多様な暗号キーを生成及び管理する必要がある。これは、無線通信ネットワーク２０の事業者又は放送局により実現できる。以下、暗号キーの提供及び有料ＴＤＭＢ放送の視聴に対する課金について説明する。

無線通信ネットワーク２０の事業者は、放送局３０が提供する暗号キーを管理し、ＴＤＭＢフォン１０に要求されただけの暗号キーを提供する。次に、ＴＤＭＢフォン１０の使用者がその暗号キーを受信して暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読し、該当のＴＤＭＢ放送を視聴することにより、有料ＴＤＭＢ放送視聴に対する課金が実現される。このような有料ＴＤＭＢ放送視聴の課金は、多様な方式で実現され、例えば、時間単位又は特定ＴＤＭＢ放送プログラムの編成単位で課金できる。一例として、使用者が有料ＴＤＭＢ放送視聴を時間単位で視聴しようとする場合、無線通信ネットワーク２０の事業者は、使用者の所望時間だけ有料ＴＤＭＢ放送を視聴できるように暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読するのに適合した暗号キーを、ＳＭＳで無線通信ネットワークを介してＴＤＭＢフォン１０に提供し得る。従って、無線通信ネットワーク事業者は、ＴＤＭＢフォン１０の使用者が要求する有料ＴＤＭＢ放送視聴様態によって多様な暗号キーを生成して管理し、さらに、有料放送受信料を課金する過程も管理することができる。

ここで、放送局３０がこのような課金過程を直接実施することもできる。すなわち、無線通信ネットワーク２０は、放送局３０とＴＤＭＢフォン１０との間で暗号キー及び課金関連情報を交換するために、ただ物理的インタフェースの役割を行う。例えば、暗号キー要求に対する対応と、適合した暗号キー抽出及び短文メッセージの生成などは専用サーバーなどを利用して放送局自体のサーバーシステムで実行できる。

以下、有料ＴＤＭＢ放送が視聴できるようにＴＤＭＢ放送データを暗号化する方法について説明する。

放送局３０が送出するＴＤＭＢ放送データは、フレームデータを基準とするＣＤＭ（Coded Division Multiplex）構造を有するため、各フレームの一部領域に暗号キーを挿入して転送する。また、送出されるＴＤＭＢ放送データがＭＰＥＧフォーマットの映像データであると、ＭＰＥＧフォーマットのヘッダ部分に暗号キーを挿入して放送内容の受信を制限することにより、個別ＴＤＭＢ放送チャネル又は個別ＴＤＭＢ放送プログラムに対する有料化を実現できる。これは、送出されるＴＤＭＢ放送データがデジタルデータフォーマットを基礎とするため、比較的容易に適用され、これを解析するためにも、簡単な公開キー暗号解析アルゴリズム又は一般的な公開鍵基盤構造（Public Key Infrastructure：ＰＫＩ）を適用し得る。

放送局３０は、送出するＴＤＭＢ放送データの該当フレームの特定領域に挿入された暗号キーを周期的に更新することにより、所定の暗号キー情報を備えたＴＤＭＢ受信機が無制限に放送を受信することを防止することができる。このような更新の周期は、時間単位として、一日、午前／午後、又は毎時間などに設定できる。そして、より長い周期又はより短い周期を利用することもできるが、実用性のためには、毎時間よりは長く且つ一日よりは短い周期を利用することが好ましい。従って、放送を受信するために端末機（ＴＤＭＡフォン）１０の受信する暗号キーの数を可変することで、受信権限及び課金を多様な方式に設定することができる。

以下、ＴＤＭＢフォン１０の使用者が所定時間単位で有料ＴＤＭＢ放送を視聴するための課金方式を、例を挙げて説明する。

使用者が端末機１０を使用して有料受信を所望する放送チャネル及び所定の受信時間を無線通信ネットワーク２０の事業者や放送局３０に要求すると、無線通信ネットワーク２０の事業者や放送局３０は、使用者が要求した有料チャネル及び放送受信時間を把握した後、それに該当する適切な暗号キーを抽出する。その後、無線通信ネットワーク２０の事業者や放送局３０は、当該抽出した暗号キーを短文メッセージ（例：ＳＭＳ）を利用してＴＤＭＢフォン１０に転送する。次に、使用者は、その暗号キーが含まれた短文メッセージを受信して、要求した受信時間の間、要求した有料ＴＤＭＢ放送を視聴し、それにより、有料ＴＤＭＢ放送の受信要求に対する課金が行われる。なお、暗号キーの大きさが大きい場合は長文メッセージを使用することもできるが、時間によって周期的に短文メッセージを転送する方式を用いることもできる。

以下、使用者が暗号化されたＴＤＭＢ放送を受信して視聴する時間によって課金する例を説明する。

使用者が、ＴＤＭＢフォン１０を使用して特定有料ＴＤＭＢ放送の受信を無線通信ネットワーク２０の事業者や放送局３０に要求すると、無線通信ネットワーク２０の事業者や放送局３０は、有料チャネルの放送を視聴できる該当暗号キーを抽出して、短文メッセージを利用して使用者のＴＤＭＢフォン１０に転送する。次に、使用者がＴＤＭＢ受信機を駆動して有料ＴＤＭＢチャネルの放送を選択して視聴すると、その視聴した時間を端末機１０が別途にカウントし、そのカウントした時間情報を無線通信ネットワーク２０を介して無線通信ネットワークの事業者や放送局３０に提供することにより、課金が行われる。ここで、暗号キーを含む短文メッセージは周期的にＴＤＭＢフォン１０に提供され、その提供期間を使用者が設定することもできる。

図２は、図１のシステムの個別ＴＤＭＢ放送チャネルの有料化のためのＴＤＭＢ動作過程を示す信号流れ図である。

図２に示すように、無線通信ネットワーク２０がＴＤＭＢフォン１０の暗号キーの要求に対する処理と課金を担当し、ＴＤＭＢフォン１０が有料放送を視聴する時間によって課金を実施する例を説明すると、次のようである。

まず、放送局３０は、放送に挿入する暗号キーを生成して無線通信ネットワーク２０に提供する。その後、使用者が無線通信ネットワーク２０に接続して有料ＴＤＭＢ放送の受信を要求すると、無線通信ネットワーク２０は、ＴＤＭＢ放送を視聴するために必要な暗号キーを短文メッセージに含めてＴＤＭＢフォン１０に提供する。ここで、図２は、暗号キーが一回提供されることを示しているが、周期的に暗号キーが提供される例も可能である。

短文メッセージを受信したＴＤＭＢフォン１０は、その短文メッセージから暗号キーを抽出して保存する。

放送局３０が受信者を制限するために有料放送に暗号キーを挿入して放送を送出すると、これをＴＤＭＢ送信機４０が中継する。

次に、使用者は、ＴＤＭＢフォン１０に内蔵されたＴＤＭＢ受信機を駆動して、視聴を要求した有料ＴＤＭＢ放送を選択した後、無線通信ネットワーク２０から受信して保存した暗号キーを利用し、ＴＤＭＢフォン１０が現在受信している有料ＴＤＭＢ放送データの該当フレームや該当データフォーマットのヘッダに挿入された暗号キーを解読することにより、その有料ＴＤＭＢ放送を視聴する。また、ＴＤＭＢフォン１０は、課金情報を無線通信ネットワーク２０に提供するために、有料ＴＤＭＢ放送を受信して視聴した時間をカウントする。もし、暗号キーが一致しないと、使用者が該当放送に対する受信権限を喪失したことであるため、該当放送を受信することができない。

その後、ＴＤＭＢ放送受信が終了すると、前記カウントした放送受信時間が無線通信ネットワーク２０に提供される。無線通信ネットワーク２０の事業者は、そのカウントされたＴＤＭＢ放送受信時間を課金の賦課の基準として利用し、また、放送局３０に該放送受信時間を提供する。放送局３０は、放送受信時間を受信して個別使用者別の受信時間情報や該当チャネルに対する全体使用者受信時間情報として利用する。これにより、放送局３０は、課金を調整する基準を得るようになり、無線通信事業者２０が賦課した課金総額が分かる。

本発明の核心は、放送局が受信者を制限するために暗号キーを利用して暗号化されたＴＤＭＢ放送である暗号化ＴＤＭＢ放送データを送出すると、ＴＤＭＢフォン１０のような移動通信端末機が暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読し得る暗号キーを無線通信ネットワーク２０から受信することにより、所望のＴＤＭＢ放送を受信して視聴し得る。また、その他の課金方式、暗号キーの提供周期や提供時点、サービスの主体などのような付加事項も必要によって多様に変更できる。

本発明に係る個別ＴＤＭＢ放送チャネルの有料化のためのＴＤＭＢシステム構成及び動作を示す説明図である。 本発明に係る個別ＴＤＭＢ放送チャネルの有料化のためのＴＤＭＢ動作過程を示す信号流れ図である。

符号の説明

１０：ＴＤＭＢフォン
２０：無線通信ネットワーク
３０：放送局
４０：ＴＤＭＢ送信機

Claims (26)

1. ＴＤＭＢ放送データに暗号キーを挿入して生成された暗号化ＴＤＭＢ放送データを送出する放送局と、
   該放送局が送出した暗号化ＴＤＭＢ放送データを中継する送信機と、
   該送信機が送信した暗号化ＴＤＭＢ放送データを受信し、無線通信ネットワークへの要求によって提供された暗号キーを利用して前記受信した暗号化ＴＤＭＢ放送データを復元し、該当のＴＤＭＢ有料チャネル放送を受信するＴＤＭＢ受信機を備えた端末機と、
   前記放送局から前記暗号キー情報を受信して該暗号キーを要求した端末機に提供する無線通信ネットワークと、
   を含むことを特徴とするＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
2. 前記暗号キーは、公開鍵基盤構造が適用されたキーであることを特徴とする請求項１に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
3. 前記放送局が送出するＴＤＭＢ放送データは圧縮映像データであり、該ＴＤＭＢ放送データの該当フレームの特定領域又は特定データヘッダに暗号キーが挿入されることを特徴とする請求項１に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
4. 前記暗号キーは、Eureka-147の限定受信（conditional access）機能により解読し得ることを特徴とする請求項１に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
5. 前記放送局は、前記暗号キーを所定周期によって更新し、該更新された暗号キーをＴＤＭＢ放送データに挿入して送出することを特徴とする請求項１に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
6. 前記放送局の暗号キーの更新は、一日、午前／午後又は毎時間単位で行われることを特徴とする請求項５に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
7. 前記端末機は、ユーザーの所望するＴＤＭＢ放送を視聴するために、前記無線通信ネットワークに放送受信を要求することを特徴とする請求項１に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
8. 前記無線通信ネットワークは、放送受信を要求した前記端末機に、前記放送局から提供された暗号キー情報を提供することを特徴とする請求項７に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
9. 前記無線通信ネットワークは、前記暗号キー情報を短文メッセージ（ＳＭＳ）により前記端末機に提供することを特徴とする請求項８に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
10. 前記ＳＭＳにより提供される暗号キー情報は、前記端末機が所定時間ＴＤＭＢ放送を受信するために必要な複数の暗号キーを含むことを特徴とする請求項９に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
11. 前記端末機は、前記無線通信ネットワークにＴＤＭＢ放送受信を要求する場合、有料ＴＤＭＢ放送のうち特定ＴＤＭＢ放送又はＴＤＭＢ放送チャネル別に受信要求できることを特徴とする請求項７に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
12. 前記端末機は、前記無線通信ネットワークにＴＤＭＢ放送受信を要求する場合、有料ＤＭＢ放送を時間単位で受信要求できることを特徴とする請求項７に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
13. 前記端末機は、有料ＴＤＭＢ放送受信要求によって前記無線通信ネットワークから提供されたＳＭＳに含まれた暗号キーを抽出し、暗号化されたＴＤＭＢ放送を解読して視聴し、そのＴＤＭＢ放送視聴時間をカウントして視聴時間情報を前記無線通信ネットワーク又は前記放送局に転送することを特徴とする請求項１に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
14. 前記無線通信ネットワークは、前記視聴時間情報を受信して前記放送局に提供することを特徴とする請求横１３に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
15. 前記視聴時間情報は、前記放送局が課金情報として使用することを特徴とする請求項１３に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化システム。
16. （ａ）放送局が、ＴＤＭＢ放送データに暗号キーを挿入して暗号化されたＴＤＭＢ放送データを送出する段階と、
    （ｂ）送信機が、前記暗号化ＴＤＭＢ放送データを受信してＴＤＭＢ受信機を備えた端末機に中継する段階と、
    （ｃ）前記放送局が、前記ＴＤＭＢ放送データに挿入された暗号キー情報を無線通信ネットワークに提供する段階と、
    （ｄ）ＴＤＭＢ受信機を備えた移動通信端末機が、有料ＴＤＭＢ放送を受信するために前記無線通信ネットワークに有料ＴＤＭＢ放送受信を要求する段階と、
    （ｅ）前記無線通信ネットワークが、有料放送受信を要求した前記移動通信端末機に暗号キーを提供する段階と、
    （ｆ）前記移動通信端末機が、前記提供された暗号キーを利用して前記暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読してＴＤＭＢ放送を視聴する段階と、
    を含むことを特徴とするＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
17. 前記移動通信端末機が、前記（ｅ）段階で前記無線通信ネットワークから提供された前記暗号キーを利用して前記暗号化ＴＤＭＢ放送データを解読して視聴したＴＤＭＢ放送受信時間をカウントし、該カウントしたＴＤＭＢ放送受信時間情報を前記無線通信ネットワーク 又は前記放送局に提供する段階と、
    前記放送局が、前記ＴＤＭＢ放送受信時間情報を課金情報として使用する段階と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
18. 前記暗号キーは、前記放送局により所定周期によって更新されることを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
19. 前記暗号キーは、一日、午前／午後又は毎時間単位で更新されることを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
20. 前記暗号キーは、ＴＤＭＢ放送データフレームの一部領域に挿入されてＣＤＭ方式で転送されることを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
21. 前記暗号キーは、前記放送局が送出する圧縮映像データ形態のＴＤＭＢ放送データのヘッダに挿入されて送出されることを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
22. 前記暗号キーは、Eureka-147の限定受信機能により解読できることを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
23. 前記（ｄ）段階で、前記移動通信端末機の有料ＴＤＭＢ放送受信の要求は、特定有料ＴＤＭＢ放送プログラム又は特定有料ＴＤＭＢ放送チャネルを指定して行われることを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
24. 前記（ｄ）段階で、前記移動通信端末機の有料ＴＤＭＢ放送受信要求は、時間単位で行われることを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
25. 前記（ｅ）段階で、前記無線通信ネットワークが、前記移動通信端末機に暗号キー情報をＳＭＳにより提供することを特徴とする請求項１６に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。
26. 前記ＳＭＳにより提供される暗号キー情報は、前記移動通信端末機が所定時間有料ＴＤＭＢ放送を受信するために必要な複数の暗号キーを含むことを特徴とする請求項２５に記載のＴＤＭＢの個別放送チャネルに対する有料化方法。

Images