JP2004186715A - コンテンツ提供システム、コンテンツ受信装置、視聴制御プログラム及び視聴制御用記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ提供システム、コンテンツ受信装置、視聴制御プログラム及び視聴制御用記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】視聴者による虚偽の申請などがあった場合でも、有料番組の視聴料金を正しく管理する。
【解決手段】前払い視聴料金情報に、バージョン情報を付して放送局などから視聴者宅へ送信する。視聴者宅の視聴制御装置では、前払い視聴料金情報を含む視聴制御データを受信すると、バージョン情報を取得する。そして、それを過去に受信した前払い視聴料金情報のバージョン情報と比較し、過去に受信した前払い視聴料金情報のバージョンと同一である場合は、視聴者が過去に受信した前払い視聴料金情報を偽って再送信させたと判断し、その前払い視聴料金情報を記憶しない。一方、受信した前払い視聴料金情報のバージョンが過去に受信したものと異なる場合は、新たな前払い視聴料金情報であると判断し、それを視聴制御装置内に記憶する。こうして、視聴者が虚偽の申請などにより前払い視聴料金情報を再送信させた場合でも、視聴者宅の視聴制御装置は正しく視聴料金の管理を行うことができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送における有料番組の視聴有効期限制御を行うためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
BS放送などの衛星放送により有料番組の放送が行われている。BSデジタル放送においては、CAS(Conditional Access System:限定受信方式)と呼ばれる方式により、受信契約をした視聴者のテレビ受信機のみが放送を受信可能とする。具体的には、放送事業者は、受信契約者に対して受信機に挿入する形態の視聴制御カード(ICカードなど)を配布するとともに、番組データを暗号化して放送する。受信契約者は配布された視聴制御カードを自宅の受信機に挿入する。視聴制御カード内には暗号化された番組データを復号化するための鍵情報を生成する復号鍵生成機能が含まれている。視聴制御カードを所持しない者は、番組データを復号化することができないため、番組を視聴することができない。一方、視聴制御カードを所持する受信契約者は、視聴制御カードにより生成される鍵情報に基づいて受信機が番組データを復号化することができるので、番組を視聴することができる。これが視聴制御の基本的な原理である。
【0003】
有料番組として個別前払いのものが知られている。視聴者(受信契約者)が放送局などの管理センターなどに電話などで視聴申込を行うと、申請料金分の視聴権を示すデータが放送局から当該視聴者宅の視聴制御装置へ送信される。例えば視聴権が金額ベースで管理されており、視聴者が所定金額分の視聴権の購入申込を行うと、放送局から当該視聴者宅の視聴制御装置にはその金額分の視聴権を示す視聴権データが送られ、記憶される。その後、視聴者が有料番組を視聴するたびに、その有料番組の視聴料金分の視聴権データが減算されていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このシステムでは、視聴者が、通信障害その他の理由により番組を視聴不能であったなどの虚偽の申請をすることにより、有料番組を視聴することができてしまう。例えば、ある視聴者が5千円分の視聴権データの購入後、視聴料金500円の有料番組を視聴したとする。この時点で、当該視聴者の視聴制御装置内に記憶されている視聴権データは4千5百円分となる。ここで、当該視聴者が、通信障害その他の理由により当該番組を視聴できなかったと放送局に虚偽の申請をすると、放送局は再度5千円分の視聴権データを当該視聴者宅へ送信する。こうして、視聴者は有料番組を不正に視聴することができてしまう。本発明が解決しようとする課題は、上記のようなものが一例として挙げられる。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、視聴者による虚偽の申請などがあった場合でも、有料番組の視聴料金を正しく管理することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを送信する送信装置と、前記送信装置から送信された前記送信データを受信する受信装置と、を備えるコンテンツ提供システムにおいて、前記受信装置は、前記送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段と、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、コンテンツ受信装置において、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段と、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項6に記載の発明は、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、を備えるコンピュータ装置上で実行される視聴制御プログラムであって、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
【0009】
請求項7に記載の発明は、視聴制御用記憶媒体であって、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、を備えるコンピュータ装置上で実行されることにより、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段、として前記コンピュータ装置を機能させるプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明では、有料番組などを提供する放送局などは、視聴者からの申込により、前払い視聴料金情報を生成して、当該視聴者の視聴制御装置へ送信する。視聴者の視聴制御装置では、受信した前払い視聴料金情報を内部の記憶部などに記憶しておく。視聴者が有料番組を視聴する場合には、視聴者宅の視聴制御装置は、当該有料番組の視聴料金以上の視聴許可料金を示す前払い視聴料金情報が視聴制御装置内に記憶されているか否かを判別し、記憶されている場合に限り、暗号化されて送信された番組データを復号化する。よって、視聴料金の前払いを行っていない、又は、視聴許可料金の不足している視聴者は有料番組を見ることができない。
【0011】
しかし、視聴者が放送局などに虚偽の申請を行い、前払い視聴料金情報を再度送信させれば、視聴者は有料番組などを不正に繰り返し視聴することができてしまう。そこで、本発明では、前払い視聴料金情報に、バージョン情報を付して放送局などから視聴者宅へ送信する。視聴者宅の視聴制御装置では、前払い視聴料金情報を含む視聴制御データを受信すると、バージョン情報を取得する。そして、それを過去に受信した前払い視聴料金情報のバージョン情報と比較し、過去に受信した前払い視聴料金情報のバージョンと同一である場合は、視聴者が過去に受信した前払い視聴料金情報を偽って再送信させたと判断し、その前払い視聴料金情報を記憶しない。一方、受信した前払い視聴料金情報のバージョンが過去に受信したものと異なる場合は、新たな前払い視聴料金情報であると判断し、それを視聴制御装置内に記憶する。こうして、視聴者が虚偽の申請などにより前払い視聴料金情報を再送信させた場合でも、視聴者宅の視聴制御装置は正しく視聴料金の管理を行うことができる。
【0012】
より具体的には、本発明の好適な実施形態によれば、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを送信する送信装置と、前記送信装置から送信された前記送信データを受信する受信装置と、を備えるコンテンツ提供システムにおいて、前記受信装置は、前記送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段と、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、を備える。
【0013】
また、本発明の好適な実施形態によるコンテンツ受信装置は、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段と、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、を備える。
【0014】
上記のコンテンツ提供システム及びコンテンツ受信装置によれば、送信データから前払い視聴料金情報及びバージョン情報が抽出され、記憶部に記憶される。ここで、記憶手段は、受信したバージョン情報を、過去に受信し記憶部に記憶されているバージョン情報と比較し、両者が異なる場合に限り、当該前払い視聴料金情報を記憶部へ記憶する。そして、視聴制御装置は、受信したコンテンツデータの視聴料金以上の視聴許可料金を示す前払い視聴料金情報が記憶部に記憶されている場合に限り、当該コンテンツデータを復号化して出力する。こうして、視聴者が虚偽の申請をした場合も含めて、有料番組の視聴制御を適正に行うことができる。なお、バージョン情報は、対応する前払い視聴料金情報毎に異なるように決定されることができる。
【0015】
また、上記のコンテンツ受信装置の一態様では、前記視聴制御データは、前記復号化手段が復号化に使用する復号化用鍵情報を含み、前記視聴制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化用鍵情報を前記復号化手段に供給することができる。こうして、暗号化及び鍵情報による復号化により、有料番組などの視聴制御を確実に行うことができる。
【0016】
また、上記のコンテンツ受信装置は装置本体と、前記装置本体に脱着可能な視聴制御用記憶媒体とにより構成することができる。その場合、前記装置本体は、前記受信手段、前記抽出手段及び前記復号化手段を含み、前記視聴制御カードは前記記憶部、前記視聴制御手段及び前記記憶手段を含むようにすることができる。これにより、視聴制御用記憶媒体を装置本体に挿入した状態で、上記の視聴制御が行われる。
【0017】
一方、視聴用記憶媒体を装置本体に内蔵することもでき、その場合には装置本体のみで上記の視聴制御が可能である。
【0018】
本発明の他の好適な実施形態では、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、を備えるコンピュータ装置上で実行されることにより、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段、として前記コンピュータを機能させる視聴制御プログラムを提供することができる。
【0019】
また、さらに他の好適な実施形態では、暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、を備えるコンピュータ装置上で実行されることにより、前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段、前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段、として前記コンピュータ装置を機能させるプログラムを記憶した視聴制御用記憶媒体を提供することができる。この視聴制御用記憶媒体は、受信契約者に配布される視聴制御用のICカードなどとすることができる。
【0020】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。本実施例は、有料番組の放送において、総務省告示準拠のECM(共通視聴制御情報)パケット及びEMM(個別視聴制御情報)パケットを利用して、視聴制御カードに内蔵した視聴料金の減算カウンタ機能を用いて適正な視聴制御を可能とするものである。
【0021】
図1は本発明の実施例に係る放送環境を示す図である。図示のように、放送局1から衛星放送網に代表されるデータ通信網を通じて、番組データを含む放送波が視聴者に送信される。視聴者宅には、図示しないアンテナを介して受信信号が視聴制御装置(セットトップボックス:STB)2に供給される。視聴制御装置2は、放送局1から送信される番組データを含む放送波を受け取り、必要なデコード処理などを行う。また、上述のように、有料番組などは番組データが予め暗号化(例えばスクランブル処理)されているので、視聴制御装置2により暗号化の解除(デスクランブル処理)が行われる。また、視聴制御装置2には視聴制御カード3が挿入される。
【0022】
次に、視聴制御が行われる放送において一般的に採用されている限定受信方式(CAS:Conditional Access System、以下「CAS」と記す)について説明する。CASは受信契約をした視聴者の受信機のみが受信可能となるよう放送を行うための方式である。デジタル放送においては、受信機本体に差し込む形態のICカードである視聴制御カード3を用いて視聴制御を行う。
【0023】
図2はCASにより映像・音声コンテンツを放送局1側で暗号化し、視聴者の視聴制御装置2で復号化を行う方法を模式的に示した図である。番組の映像・音声などのコンテンツ21は、まずCW(Control Word)22と呼ばれる鍵により暗号化され、放送局1から受信機へ送信される。また、CW22はKW(Work Key)23と呼ばれる鍵により暗号化され、視聴者へ配信される。さらに、KW23は放送局などが管理する公開鍵24を用いて暗号化され、視聴者へ配信される。公開鍵24に対応する秘密鍵25は、放送局を運営する放送事業者などから個々の視聴者へ、例えば視聴制御カード3内に記憶した状態で提供される。
【0024】
視聴者側では、視聴制御装置2に差し込まれた視聴制御カード3が予め備える秘密鍵25を用いて、視聴制御カード3が備える復号化プログラムによりKW23を復号化する。次に視聴制御カード3内の復号化プログラムは、復号化されたKW23を用いてCW22を復号化し、視聴制御装置2に送出する。視聴制御装置2は、復号化されたCW22を用いて、視聴制御装置2が受信したコンテンツ21を復号化し、視聴者が視聴可能な映像・音声コンテンツを復元する。
【0025】
以上が、CASによる有料番組の視聴制御方法の概略説明である。コンテンツ21以外のCW22、KW23といった鍵情報は、放送局1より共通視聴制御情報(以下、「ECM」と呼ぶ)、及び、個別視聴制御情報(以下、「EMM」と呼ぶ)に含まれて視聴者宅の視聴制御装置2へ送信される。図2に示すように、視聴制御カード3は、内部に格納されている復号化プログラムを実行することによりCW22を復号化し、視聴制御装置2に送出する機能までを受け持つ。即ち、視聴者がコンテンツ21を正常に視聴するためには、視聴制御カード3から視聴制御装置2へCW22が送出されることが必要となる。CW22が視聴カード3から視聴制御装置2に供給されなければ、視聴制御装置2はコンテンツの復号化(デスクランブル)が行えないため、視聴者が番組を視聴することが不可能となる。
【0026】
図3は本実施例の視聴制御方法を示したものである。図示のように、放送局1からは、番組を構成するデータとして、ビデオ(V)パケット36及びオーディオ(A)パケット37を含む番組データがデジタルストリームデータとして視聴者宅へ送信される。番組を構成するストリームデータ中には、ビデオパケット36及びオーディオパケット37に加えて、等間隔で所定数のECMパケット31及びEMMパケット32が含まれる。なお、ECMパケット31及びEMMパケット32は、それぞれ1つの番組データ中に所定の時間間隔で所定回数含められ、送信されることが定められている。
【0027】
ECMパケット31は、番組毎に用意されるECM(共通視聴制御情報)のパケットであり、番組に関する情報、暗号化(スクランブル)を解除するための情報などの視聴制御情報を含む。本実施例では、ECMは図示のように、番組データを復号化するための鍵情報CW(暗号化された状態である)、鍵情報CWを復号化するための鍵情報KWを含む鍵情報31aを含む。また、当該ECMに対応する番組が有料番組である場合には、ECM31はその番組の視聴料金情報31bを含む。例えばその番組の視聴料金が500円であれば、その金額を示すデータが視聴料金情報31bとして含まれる。
【0028】
一方、EMMパケット32は、個々の受信契約者毎に用意されるEMM(個別視聴制御情報)のパケットであり、個々の受信契約者の契約情報及びECMの暗号化を解除するための鍵情報32a(鍵情報KWを復号化するための鍵情報)を含む。また、本実施例では、EMMは有料番組の視聴権情報として、前払い視聴料金情報32b、バージョン情報32c及び更新方法情報32dを含むことを特徴とする。前払い視聴料金情報32bは、視聴料金の前払い金額、即ち視聴許可料金を示す。例えば視聴者が5千円分の視聴権の購入を申し込んだ場合、5千円分の視聴許可料金を示す前払い視聴料金情報32bがEMMに含められる。
【0029】
バージョン情報32cは本発明において特徴的な情報であり、放送局から視聴者宅へ送信される視聴権情報を識別する情報である。バージョン情報32cは、個々の視聴者毎に個別管理される。視聴者が金額を指定して視聴権の購入を行うと、それに対応する前払い視聴料金情報32bを含むEMM32が、それに対応する1つのバージョン情報32cとともに視聴者宅へ送信される。放送局は視聴者からの1回の視聴権購入に対して1つのバージョン情報を付与する。例えば、ある日に視聴者が5千円分の視聴権を購入すると、それに対応する前払い視聴料金情報32bを含むEMM32には、対応するバージョン情報32cとして「001」が含められ、視聴者宅へ送信される。数日後に同じ視聴者が3千円分の視聴権を購入すると、それに対応する前払い視聴料金情報32bを含むEMM32にはバージョン情報32cとして「002」が含められ、視聴者宅へ送信される。つまり、バージョン情報32cは、視聴者による視聴権購入毎に一意に決定される。
【0030】
更新方法情報32dは、視聴者の視聴制御装置2内に記憶されている前払い視聴料金情報の更新方法を示し、具体的には前払い視聴料金情報の更新を加算処理により行うか、上書き処理により行うかを示している。加算処理とは、その時点で視聴者が所持する視聴許可料金に、新規購入分の料金を加算して記憶する処理をいう。上書き処理とは、新規購入後の料金を上書きする処理をいう。
【0031】
次に、視聴者側の受信機の構成を説明する。視聴者側では、図示しないアンテナなどを介して放送局1から送信されるデジタル放送ストリームを受信し、視聴制御装置2(セットトップボックス)へ供給する。視聴制御装置2は、視聴制御部40を備える。また、視聴制御装置2には視聴制御カード3が挿入される。視聴制御カード3は、ECM復号器51及び料金減算カウンタ52を備える。
【0032】
放送局1から送信された番組データは、視聴制御部40へ入力される。視聴制御部40は、受信した番組データからECM及びEMMを抽出し、ECMを料金ECM復号器51へ送るとともに、EMMを減算カウンタ52へ送る。また、視聴制御部40は、視聴制御カード3から供給されるCWを使用して、暗号化されている番組データを復号化し、ビデオパケット36及びオーディオパケット37を抽出する。そして、ビデオパケット36及びオーディオパケット37からそれぞれビデオデータ及びオーディオデータをデコードし、外部のモニタ15へ出力する。
【0033】
料金減算カウンタ52は内部メモリなどを有し、視聴者が所持している視聴許可料金を示す前払い視聴料金情報を記憶している。視聴権の購入時には、料金減算カウンタ52は、視聴者が購入した前払い視聴料金情報32b、バージョン情報32c及び更新方法32cをEMMから抽出し、記憶する。
【0034】
また、ECMは番組毎に所定数(例えば1個)ずつ番組データ中に含められ、有料番組に対応するECMには当該番組の視聴料金情報31bが含まれている。視聴者が有料番組の視聴を希望し、視聴制御装置2を操作して有料番組の視聴を指示すると、料金減算カウンタ52はECMから当該番組の視聴料金情報31bを抽出し、既に記憶している視聴許可料金と比較する。視聴許可料金が足りていれば、料金減算カウンタは当該番組の視聴料金を減算して記憶するとともに、視聴許可信号ScをECM復号器51へ供給する。
【0035】
ECM復号器51は、料金減算カウンタ52から視聴許可信号Scを受け取ると、暗号化された状態のCW及びCWを復号化するための鍵情報(KW)31aをECMから抽出し、CWを復号化して視聴制御部40へ供給する。視聴制御部40は、CWを利用して番組データの復号化を行う。
【0036】
料金減算カウンタ52内に記憶されている、その時点の視聴許可料金が、特定の有料番組の視聴料金に対して不足している場合は、料金減算カウンタ52は視聴許可信号Scを出力しないので、ECM復号器51から視聴制御部40へ鍵情報CWが送出されない。よって、視聴制御部40は番組データを復号化することができず、視聴者はその番組を視聴することができない。こうして、前払い視聴料金情報を利用した有料番組の視聴制御が行われる。
【0037】
次に、前払い視聴料金情報32bを含むEMMが放送局から送信された際の視聴制御装置2における処理について図4のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、視聴制御装置2及び視聴制御カード3により行われる。視聴制御カード3については、ICカードなどにより構成される視聴制御カード3が、予め内部に記憶したプログラムを実行し、ECM復号器51及び料金減算カウンタ52として機能することにより実現される。
【0038】
まず、視聴制御装置2の視聴制御部40は番組データからEMMを抽出し(ステップS401)、そのEMMの宛先がその視聴制御装置自身であるか否かを判定する(ステップS402)。なお、EMMは個別の視聴者(受信契約者)に宛てられたデータパケットであり、視聴者を識別する情報が含まれているので、視聴制御部40はそれを参照して自分宛てのEMMであるか否かを判定することができる。
【0039】
自分宛のEMMであった場合(ステップS402;Yes)、視聴制御部40はそのEMMが前払い視聴料金を設定するためのEMMであるか否かを判定する(ステップS403)。1つの番組データ中には複数の目的、機能を有するEMMが複数個含められるので、視聴制御部40はその中から、前払い視聴料金を設定するためのEMMを選別する。
【0040】
次に、視聴制御カード3内の料金減算カウンタ52は、内部に記憶されているバージョン情報(過去に受信したEMMに含まれていたバージョン情報である)を読み出し(ステップS404)、さらに今回受信したEMMに含まれるバージョン情報32cを抽出し(ステップS405)、両者を比較する(ステップS406)。前述のように、バージョン情報は、1回の前払い視聴料金の購入毎に付与されるので、通常は同じバージョン情報に対応する前払い視聴料金情報を含むEMMが複数回送信されることはない。しかし、視聴者が通信障害などを理由にの申請を行い、放送局に前払い視聴料金情報の再送信を行わせた場合には、同じバージョン情報に対応する前払い視聴料金情報を含むEMMが再度送信される。
【0041】
ここで、視聴者が当該番組を視聴したにも拘わらず虚偽の申請を行った場合は、同じバージョン情報に対応する前払い視聴料金情報が既に視聴者の視聴制御カード3内に記憶されている。一方、視聴者が通信回線障害などによって当該EMMを受信できず、番組を視聴できなかったことが事実であれば、同じバージョン情報に対応する前払い視聴料金情報は視聴者の視聴カード3内には記憶されていないはずである。また、通信回線障害により番組を視聴できない場合は、同じバージョン情報に対応する視聴許可料金は減算されているはずである。よって、受信した前払い視聴料金情報と同じバージョン情報を含むEMMを受信した場合は(ステップS406;No)、上記のような虚偽の申請が行われたものと判定し、減算カウンタ52は前払い視聴料金情報の更新を行わずに処理を終了する。一方、異なるバージョン番号である場合は(ステップS406;Yes)、正しい前払い視聴料金の設定処理がなされているものとして、料金減算カウンタは更新処理を実行する。こうして、視聴者の虚偽の申請に対しては前払い視聴料金情報の更新を禁止し、正当な申請に対しては前払い視聴料金情報の更新を実行することができる。
【0042】
前払い視聴料金の更新処理としては、前述のように加算処理と上書き処理がある。料金減算カウンタ52は、受信したEMMから更新方法情報32dを取得し、それに従って前払い視聴料金情報の更新を行う。即ち、更新方法が上書き更新である場合(ステップS407;No)、受信したEMM中の前払い視聴料金情報32bをそのまま料金減算カウンタ52内に記憶する(ステップS408)。一方、更新方法が加算処理である場合(ステップS407;Yes)、料金減算カウンタ52は現在の前払い視聴許可料金を読み出し(ステップS409)、これに受信したEMM中の前払い視聴料金情報32bを加算し(ステップS410)、加算後の合計を料金減算カウンタ52内に記憶する(ステップS411)。
【0043】
こうして、いずれかの方法で前払い視聴料金情報が更新された後、料金減算カウンタ52は、受信したEMMに含まれるバージョン情報32cを記憶し(ステップS412)、処理を終了する。
【0044】
以上説明したように、本実施例によれば、視聴者が通信障害などを理由に虚偽の申請をした場合でも、不正に前払い視聴料金がリセットされることを防止することができ、前払い視聴料金による有料番組の視聴制御を適正に行うことができる。
【0045】
なお、上記の実施例では視聴制御用記憶媒体としてカード型の視聴制御カードを例示しているが、これは視聴制御用の情報を記憶する記憶媒体の一例に過ぎず、例えばスティック状記憶媒体などの各種の記憶媒体を使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る放送環境を示す図である。
【図2】限定受信方式の仕組みを示す図である。
【図3】本発明の実施例による視聴制御を行うシステムの機能ブロック図である。
【図4】本発明の実施例による視聴制御処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 放送局
2 視聴制御装置(受信機)
3 視聴制御カード
31 ECM
32 EMM
40 視聴制御部
51 ECM復号器
52 料金減算カウンタ

Claims (7)

  1. 暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを送信する送信装置と、前記送信装置から送信された前記送信データを受信する受信装置と、を備えるコンテンツ提供システムにおいて、前記受信装置は、
    前記送信データを受信する受信手段と、
    前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、
    前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、
    前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ提供システム。
  2. 暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、
    前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、
    前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、
    前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ受信装置。
  3. 前記バージョン情報は、対応する前払い視聴料金情報毎に異なるように決定されることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ受信装置。
  4. 前記視聴制御データは、前記復号化手段が復号化に使用する復号化用鍵情報を含み、
    前記視聴制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化用鍵情報を前記復号化手段に供給することを特徴とする請求項2又は3に記載のコンテンツ受信装置。
  5. 前記コンテンツ受信装置は、装置本体と、前記装置本体に脱着可能な視聴制御用記憶媒体とにより構成され、前記装置本体は、前記受信手段、前記抽出手段及び前記復号化手段を含み、前記視聴制御用記憶媒体は前記記憶部、前記視聴制御手段及び前記記憶手段を含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載のコンテンツ受信装置。
  6. 暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、を備えるコンピュータ装置上で実行されることにより、
    前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部、
    前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段、
    前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする視聴制御プログラム。
  7. 暗号化されたコンテンツデータと視聴制御データとを含む送信データを受信する受信手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化して出力する復号化手段と、前記受信手段が受信した前記視聴制御データから、前払い視聴料金情報及び当該前払い視聴料金情報に対応するバージョン情報を抽出する抽出手段と、を備えるコンピュータ装置上で実行されることにより、
    前記前払い視聴料金情報及び前記バージョン情報を記憶する記憶部、
    前記記憶部に記憶されている前記前払い視聴料金情報が示す視聴許可料金が、前記受信手段が受信した前記コンテンツデータの視聴料金以上である場合に、前記復号化手段による復号化を許可する視聴制御手段、
    前記抽出手段により抽出された前記バージョン情報が前記記憶部に既に記憶されているバージョン情報と異なる場合に、前記前払い視聴料金情報を前記記憶部に記憶する記憶手段、として前記コンピュータ装置を機能させるプログラムを記憶したことを特徴とする視聴制御用記憶媒体。
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