JP2006141907A - レジ袋用取手 - Google Patents

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Abstract

【課題】
商品を入れるレジ袋を、手で持つ場合のほか、腕の内側にかけて持つ場合でも、楽に提げることができるようにするとともに、薄くコンパクトな状態で、折り畳んだレジ袋を携帯できるようにすること。
【解決手段】
レジ袋12提げ手12aに取り付けて用いられるレジ袋用取手11であって、柔軟性を有するシート状素材からなり、折り畳まれたレジ袋12の片面をのせる載置部13を有するとともに、該載置部13から連設され、上記レジ袋12の他方側の面を被覆してレジ袋12を包み、かつ相互に重合する被覆部14を有したレジ袋用取手11。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えばスーパやコンビニエンスストア等で商品を購入した時に商品を入れてもらう合成樹脂製の袋、すなわちレジ袋を、持ちやすくするためのレジ袋用取手に関する。
レジ袋は、上端に開口部を有する袋状で、両側に細幅帯状で逆U字状をなす提げ手を有しており、この提げ手を利用して提げられるように構成されている。
しかし、レジ袋に入れられる商品には、例えば2リットルのペットボトルやお米など、重いものも多くなり、帯状の提げ手も、てのひら等に持つと紐状になって手等に食い込み、提げるのに苦痛を感じることが多々ある。
一方、レジ袋を多用することによって環境にかける負荷も問題とされている。
このため、特許文献1に開示されているようなレジ袋用取手を案出した。この取手は、開閉可能で中空箱状をなし、その下端部の前後方向両端を開放して、レジ袋の提げ手を受ける受け部を設けた構成である。
この取手によれば、レジ袋の提げ手は受け部で受けられるため手に直接当たらない。このため、提げ手が手に食い込むことがなく、楽に提げることができる。しかも、取手の内部にレジ袋を入れることが可能であるので、レジ袋を持参しての買い物を促すことができ、環境問題の解決にも資することができる。
ところが、レジ袋の持ち方は手に持って提げるばかりではなく、女性にあっては、折り曲げた腕の内側にかけて提げる場合がよくある。
しかし、上記特許文献1の取手は、中空箱状に形成されているため、腕の内側では安定しにくく、上述のような持ち方には不向きである。
また、スポンジで形成されたものも提案されている(下記特許文献2参照)。これは、円板状のスポンジからなる弾力材の表面側に、厚手の布からなるカバーを設けた構成である。
使用にあたっては、弾力材を半分に折ってレジ袋の提げ手に下から引っ掛けて手に握るとともに、弾力材とカバーとの間に指先を差し込む。すなわち、提げた時にレジ袋の提げ手が手に食い込んで痛くないようにするとともに、指先が冷たくないようにした発明である。このほか、公報の図8に開示されているように、弾力材とカバーとの間に、折り畳まれたレジ袋を収納することができると開示されている。
しかし、特許文献2に開示されている発明では、スポンジからなる弾力材と、厚手の布からなるカバーとが重合した構成である。このため、厚みが厚く、ごわつくので、たとえばポケットに入れて携帯しようとすると、邪魔に感じることになる。折り畳んだレジ袋を収納すれば、一そう厚みが増し、さらに携帯しにくくなる。
また、円板状であるので、折り畳んだレジ袋の形状とは形状が大きく異なり、レジ袋を入れた場合にレジ袋の周囲にデッドスペースができる。レジ袋が円形に折り畳まれることはないからである。
さらに、弾性材はスポンジからなるので、新しい時はよいが、使用に伴って凹み、癖がつくので、弾力材の効果は低下する。
さらにまた、円板状のものを折り曲げて手に提げるように構成されているので、腕にかけた場合には、弾力材の安定性が悪くて転がりやすく、またカバーが邪魔になるため、腕にかけて提げことができない。
特許第3462495号公報 特開2001−314221号公報
そこで、この発明は、手で持つ場合のほか、腕の内側にかけて持つ場合でも、レジ袋を楽に提げることができるとともに、レジ袋を保持できるようなレジ袋用取手の提供を主たる課題とする。
そのための手段は、レジ袋の提げ手に取り付けて用いられるレジ袋用取手であって、柔軟性を有するシート状素材からなり、折り畳まれたレジ袋の片面をのせる載置部を有するとともに、該載置部から連設され、上記レジ袋の他方側の面を被覆してレジ袋を包み、かつ相互に重合する被覆部を有したレジ袋用取手であることを特徴とする。
すなわち、この構成によれば、レジ袋用取手をレジ袋の提げ手に取り付ける時には、載置部および被覆部を適宜の形にして提げ手を乗せ、あるいは提げ手を挟むなどしてから、載置部および/または被覆部を折り曲げたり丸めたりして、提げ手に取り付ける。このとき、被覆部同士を相互に重合させる。
そして、手で握ったり、腕にかけたりすると、載置部と被覆部が、手や腕と提げ手との間に介在して、柔軟に変形しながら緩衝の役割を果たす。
また、畳んだレジ袋の片面を載置部に重ねてから、そのレジ袋の他方側の面を被覆部で被覆して包むことで、レジ袋をレジ袋用取手に隠蔽して、一体に保持することができ、買い物に際してレジ袋の持参を促せる。上記重ねる動作は、乗せることによるもののほか、袋状の部分に挿入することによるもの、重合している部分に挟み込むことによるものも含む。上記挿入したり挟み込んだりした場合には、レジ袋の他方側の面は被覆部で自動的に被覆される。
被覆部同士が相互に重合するように変形すれば、より小さくして携帯できる。
レジ袋を保持したレジ袋用取手は、携帯されているときには、保持されているレジ袋と共に外力に合わせて自在に変形する。
なお、上記シート状基材は、合成樹脂製であるもよいが、布帛又は不織布からなるものであるのが好ましい。人体になじみやすい上に、滑りにくくすることができる。また、環境に負担をかけない。
また、上記被覆部による被覆状態を保持する固定手段を設けるもよい。固定手段は、たとえば面ファスナ、スライドファスナ、スナップ、差込構造、粘着剤層、再粘着可能な粘着剤層などで構成できる。
さらに、上記レジ袋の提げ手に対する取り付け時に、当該レジ袋用取手の一部同士を重合してその重合形態を保持する形態固定手段を設けると、提げやすい形態を得ることができる。形態固定手段には、上述のように、面ファスナ、スライドファスナ、スナップ、差込構造、粘着剤層、再粘着可能な粘着剤層などが採用可能である。
さらにまた、広告宣伝のための表示部を、適宜箇所に形成するとよい。形成位置は、適宜設定され得るが、外側面と内側面とを比較すると、内側面に形成するのが好ましい。表示部が汚れたり脱落したりし難い上に、広告内容を漫然と見える状態にしておく場合よりも、折り畳んだレジ袋を包む時に確実に、また繰り返して見えるようにするほうが、広告効果が高まるからである。
また、広告宣伝の内容は、レジ袋用取手が使用されるスーパ、コンビニエンスストアなどの広告宣伝であると良いのはもちろんであるが、レジ袋とは関係ない他社の広告宣伝であるもよい。この場合には、広告宣伝と取手とを結び付けたことによって有利な広告効果を達成することが可能となり、また新規のビジネスの提供も可能になる。
以上のように、この発明によれば、柔軟性を有するシート状素材からなるので、手や腕と提げ手との間で緩衝作用をする上に、接した時に手や腕になじみむとともに、他のものと当たっても外力に応じて自由に変形する。しかも、厚みが薄い。
このため、手に握るほか、腕の内側にかけてレジ袋を提げても、楽に持つことができる。そのうえ、携帯時に、たとえばポケットに入れておいても、載置部も被覆部も柔軟に変形するので、当たって痛いというようなことはなく、ポケットティシュでも携帯する要領で手軽に携帯できる。
しかも、被覆部は、レジ袋の提げ手に対する取り付け時および/またはレジ袋の保持時に、相互に重合するので、たとえば二重、三重に重ねることによって、手や腕と提げ手との間に位置する部分の厚さ、すなわち緩衝度合いを、レジ袋用取手の形状や荷物の重さなどに応じて、楽に提げられるよう適宜設定できる。また、携帯時には、より小さく折り畳んでコンパクトにすることもできる。
さらに、折り畳まれたレジ袋の片面をのせる載置部と、レジ袋の他方側の面を被覆する被覆部とを有しているので、レジ袋を隠蔽して保持することができる。このため、持参するレジ袋を徒に傷つけてしまうことはなく、確実に保護できるとともに、載置部と被覆部とを有する全体の形態は、保持可能にするレジ袋の大きさや枚数、意匠感、レジ袋の包み方等に応じて、自由に設定でき、所望のレジ袋用取手を得ることが可能である。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、レジ袋用取手11(以下、取手という)の斜視図であり、この図に示すように、取手11は、薄いシート状素材で構成されている。
シート状素材としては、衣服の生地などのように柔軟性の有る布帛や、不織布、さらには塩化ビニルなどの合成樹脂シートを使用する。なかでも、織物や不織布が好ましい。手になじみやすく、汗をかいても滑らないからであるとともに、廃棄しても自然に負担をかけないからである。
この取手11は、レジ袋12を手や腕に提げて持つときに使用するほか、買い物に際してレジ袋12を持参するときに使用する。
このため、取手11は、折り畳んだレジ袋12を載置する載置部13を有するとともに、該載置部13から連設されレジ袋12を被覆する被覆部14を有した構成である。図1の取手11は、中央部に、長方形状の載置部13を有し、この載置部13の直線状をなす4辺からそれぞれ長方形状の被覆部14を延ばしている。
載置部13と被覆部14は、1枚のシート状素材で一体に構成し、上記載置部13は、折り畳まれたレジ袋12の片面を載置でき、手にも握りやすいように、たとえば5〜6cm×9〜10cm程度の方形状に形成するとよい。また、上述のように少なくとも1本の直線状の辺を有する形状に形成することによって、折り畳んだレジ袋12を乗せる基準となる線を得て、載置部13とレジ袋12の形状を対応させ、余分な部分を少なくして、形態のコンパクト化を図ることができる。
上記被覆部14は、図3に示したように、載置部13に載せたレジ袋12の他方側の面、すなわち上面を被覆してレジ袋12を包む部分で、相互に重合可能に形成されている。
つまり、図2に示したように、レジ袋12を折り畳んで上記載置部13に収まる大きさにするとともに、これを載置部13に乗せて4枚の被覆部14を内側に折り返した時にそれぞれが相互に重合する大きさ、形状に形成している。
そして、4枚の被覆部14のうち、相互に対向する部分の被覆部には、互いに係脱して、それぞれの重合状態を保持する固定手段を設けている。
すなわち、一組の被覆部14ごとに、一組の面ファスナ15a,15bを先端部に取り付けている。面ファスナ15a,15bのほか、図6に示したような一組のスナップ16a,16b等も採用できる。図示例では、二組ある被覆部14のうち、短手方向の1組の被覆部14に対してのみスナップ16a,16bを取り付けている。このように一組の被覆部14に対してのみ設けるもよい。
このほか、固定手段としては、たとえばスライドファスナや差込構造も使用でき、一回限りの使用に供する取手であれば粘着材層で構成することもできる。また、図7に示したように、複数回にわたって粘着可能な再粘着剤層17aと、平滑性を有する滑面17bとで固定手段を構成することも可能である。
そしてこのような形状に形成された取っ手11の内側面の適宜位置には、広告宣伝のための表示部18を形成している。図示例では、載置部13に形成したが、その他の部位に形成するもよく、載置部13の形成は、素材に応じて適宜の方法で行う。たとえば、プリントや、予めプリント等して表示したシート片(図示せず)の貼り付けなどで簡単に形成できる。
また、表示部18を形成しない部位には、他に必要な部材を取り付けることもできる。図8はその一例であって、取手11を識別する機械読み取り可能な取手識別符号として、バーコードを表示した短冊シート状のタグ19を透明な接着テープ20で貼り付けている。このバーコードを利用して、レジ袋12持参者に対する特典付与等のサービスを図れば、レ12の再利用(活用)を効率よく実践できる。取手11は、布等で構成するので、汚れたり破れたりしたら、タグ19を新規の取手に付け替えれば、サービスの享受を継続できる。接着テープ20で接着しておけば、付け替えは容易に行える。上記タグ19には、バーコードのほか、たとえばICチップ等その他の手段を用いるもよい。
このように構成された取手11でレジ袋12を包むには、図2に示したように、取手11を広げてから、折り畳んだレジ袋12を載置部13にのせ、4枚の被覆部14を内側に折り返して、面ファスナ15a,15bで重合状態に固定する。すなわち、図3に示したようになって、レジ袋12の全体が覆われ、包み込まれる。このため、レジ袋12を持参しやすくなり、またレジ袋12は保護される。
一方、レジ袋12の提げ手12aに取り付ける場合には、図4に示したように、広げた取手11の長手方向における一対の被覆部14を内側に折り返すとともに、この上にレジ袋12の提げ手12aを乗せる。そして、他の一組の被覆部14を内側に折り返して面ファスナ15a,15b同士を重合して、重合状態を保つ。すると、レジ袋12の提げ手12aは、図5に示したように被覆される。このとき、提げ手12aの下側は、載置部13と被覆部14が二重又は三重に重なる。また、提げ手12aの上側は、2枚の被覆部14とこれらの間に位置する一組の面ファスナ15a,15bが重なる。
レジ袋12の提げ方は、図9(a),(b)に示したように、手に握って提げる提げ方と腕にかけて提げる提げ方との、主に二種類の提げ方ができるが、このとき、図5に示した状態で手に提げれば、シート状素材が二重又は三重に重なって緩衝をする。また、取手11を上下反転させた状態で手に提げれば、二重のシート状素材と一組の面ファスナ15で緩衝する。さらに、取手11を幅方向で2つ折にすれば、人体と提げ手12aとの間の緩衝性が高まる。
しかも、取手11は、布や不織布、合成樹脂シートのような柔軟なシート素材を用いて構成したので、人体の湾曲や凹凸になじみやすく、上述のように、手に握って提げても、腕にかけて提げても、いずれの方法でも楽に持てる。
また、上述のように取手11は、柔軟性を有するシート状素材からなるので、手や腕と提げ手12aとの間で緩衝作用をする上に、接した時に手や腕になじみむとともに、他のものと当たっても外力に応じて自由に変形する。しかも厚みは薄い。
このため、手に握るほか、腕の内側にかけてレジ袋12を提げても、楽に持つことができる。そのうえ、携帯時に、たとえばポケットに入れておいても、載置部13も被覆部14も柔軟に変形するので、当たって痛いというようなことはなく、手軽に携帯できる。
しかも、被覆部14は相互に重合可能であるので、二重、三重に重ねることによって、手や腕と提げ手12aとの間に位置する部分の厚さ、すなわち緩衝度合いを、取手11の形状や荷物の重さなどに応じて、楽に提げられるよう適宜設定できる。
また、折り畳まれたレジ袋12の片面をのせる方形状の載置部13と、該載置部13の4辺から連設した4枚の被覆部14とを有しているので、レジ袋12の全体を隠蔽して保持することができる。このため、持参するレジ袋を徒に傷つけてしまうことはなく、確実に保護できる。
さらに、載置部13を長方形状に形成したので、折り畳まれたレジ袋12の形状と略相似関係にある形状となって、余分なスペースをなくし、コンパクトな形態にできる。
そのうえ、4枚の被覆部14を設けて、これらを単に内側に折り曲げるように構成したので、レジ袋12を包む動作も、提げ手12aに取り付ける動作も、簡易迅速に行える。
なお、取手11には、上記固定手段のほかに、レジ袋12の提げ手12aに対する取り付け時に取手11の一部同士を重合してその重合した形態を保持する形態固定手段を設けるもよい。
すなわち、取手11が上記固定手段のみを有する場合は、図10に示したように、提げ手12aに対しては(a)のような取り付け状態になるが、固定手段のほかに形態固定手段を設けることにより、(b)〜(d)に例示したような取り付け状態が得られる。
図中(b)の取手11は、固定手段としての面ファスナの一方15aと係脱する面ファスナ15bを、載置部13の下面に形成した構成である。すなわち、提げ手12aを保持したのち、上記固定手段としての面ファスナ15aを対向する被覆部14の面ファスナ15bに係合せずに、形態固定手段としての面ファスナ15bに係合することで、提げ手12aを受ける部分をU字形に保持し、握りやすい形態に変形することができる。提げ手12aが不測に移動したりすることもなく提げやすい。
(c)の取手11は、固定手段としての面ファスナ15a,15bとは全く別に形態固定手段としての面ファスナ15a,15bを載置部13の両側縁部近傍に設けた構成である。すなわち、固定手段としての面ファスナ15a,15bを、取手11を丸めたときに重合する対向面間に取り付けている。
提げ手12aを折り畳んだ取手11の上にのせて丸め、形態固定手段としての面ファスナ15a,15bを係合することで、取手11は丸くなり、提げ手は1枚の載置部13と4枚の被覆部14と二組の面ファスナ15a,15bで受けられる状態なり、持ちやすい。
(d)の取手11も、(c)の取手11と同様に、固定手段としての面ファスナ15a,15bとは全く別に形態固定手段としての面ファスナ15a,15bを載置部13の両側縁部近傍に設けた構成であるが、この場合には、取手11を丸めた時に当接する縁部に、面ファスナ15a,15bを取り付けている。
以下、図11から図18を用いてその他の例を説明する。なお、上記構成と同一の機能を有する部位については、同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する
図11に示した取手11は、長方形状に形成したもので、長さ方向の中間部を載置部13に設定し、その両側である、長さ方向の両端部を被覆部14に設定している。被覆部14の長さは、図12(a)に示したように、折り畳んだレジ袋12を包んだ時に相互に重合する長さで、内側面における一端と、外側面における他端に、一組の面ファスナ15a,15bを設けている。
レジ袋12を包む時には、伸ばした状態の取手11の載置部13にレジ袋12をのせ、両側の被覆部14を内側に折り返して、包めばよい[図12(a)参照]。また、手に握ったり腕にかけたりして提げる時には、図12(b)に示したように、取手11を三つ折にするようにして提げ手12aに巻きつけ、面ファスナ15a,15bを有する側が提げ手12aの下側に位置するようにして、提げるとよい。図示例では、提げ手12aを帯状に広げた状態に示したが、取手11丸めて取り付けて、取手11における提げ手12aの人体との間に介在する部分が厚くなるようにするもよい。
図13は、図10の取手11に有利な付加構造を示す斜視図で、図12(a)は、載置部13に滑り止め用の突起21を形成した例を示している。シート素材がたとえば布や不織布からなる場合には、面ファスナ15a,15bによる固定が緩い場合に、包んだレジ袋12が脱落する可能性が考えられるが、このようにゴム等からなる突起21を形成することによって、容易に脱落しないように構成できる。
図13(b)は、脱落しないようにするための他の構造例で、載置部13を挟む位置に、逆L字状に折り曲がる規制片22を折り曲げ線23を介して連設している。上記折り曲げ線23と、規制片22中に形成した中間位置の折り曲げ線24は、シート状素材の性状に応じて適宜形成すればよい。たとえば、布からなる場合には、厚み方向に縫う縫い目を形成することによって形成でき、合成樹脂シートからなる場合には、高周波ウェルダによって形成できる。また折癖で形成することも可能である。このように構成すると、簡単な折り畳み動作で、脱落防止可能な状態でレジ袋12を包むことができる。
図14に示した取手11は、長さの異なる2枚の方形状のシート素材を、それぞれの一辺を重合して形成したものである。長さの長い第1シート材25には、上記一辺側から、載置部13と被覆部14を形成し、それよりも長さの短い第2シート材26には、被覆部14のみを形成している。そして、第1シート材25と第2シート材26の表面における、上記一辺とは反対側の縁部には、重合したときに相互に係脱する面ファスナ15a,15bを設け、第1シート材25の裏面には、上記面ファスナのうち第1シート材25に形成したものと係脱する面ファスナ15bを取り付けている。
このように構成した取手11では、図15(a)に示したように、第1シート材25と第2シート材26の面ファスナ15a,15bの係合により、レジ袋12を包むことができ、また、図15(b)に示したようにレジ袋12の提げ手12aに巻きつけることにより、提げ手12a提げやすくすることができる。
図16に示した取手11は、正面視方形の偏平状で、上端が開口した袋状に形成したものであって、上端の開口部27から折り畳んだレジ袋12を出し入れできるように構成している。そして、一側面の上端部と他側面の下端部に、相互に係脱する面ファスナ15a,15bを設けている。
レジ袋12を保持するときには、上端の開口部27からレジ袋12を差し込めばよく、レジ袋12の提げ手12aに取り付ける時には、図16(b)に示したように、提げ手12aに巻きつけるようにして、上記面ファスナ15a,15bによる固定を行う。面ファスナ15a,15b側が提げ手12aの下側に位置するようにして持つことで、シート素材が四重に重なり、それに加えて一組の面ファスナ15a,15bも重なって緩衝作用を果たす。それほどまでの緩衝作用が必要でない場合には、面ファスナ15a,15b側が提げ手12aの上側に位置するようにして持てばよい。
図17に示した取手11は、平面視方形の偏平状で、上面にスリット状の出し入れ口28を設けた構成である。出し入れ口28は、レジ袋12を内部に出し入れするための部分で、シート素材を適宜オーバーラップさせて形成すると、レジ袋12の不測の脱落がなく、また構成が簡素になるのでよい。
そしてこの取手11の場合も、図16に示した取手11の場合と同様に、上面と下面の相反する側に、相互に係脱する面ファスナ15a,15bを設けている。
レジ袋12を保持するときには、上端の出し入れ口28からレジ袋12を差し込めばよく、レジ袋12の提げ手12aに取り付ける時には、図17(b)に示したように、提げ手12aに巻きつけるようにして、上記面ファスナ15a,15bによる固定を行う。面ファスナ15a,15b側が提げ手12aの下側に位置するようにして持つことで、シート素材が四重に重なり、それに加えて一組の面ファスナ15a,15bも重なって緩衝作用を果たす。それほどまでの緩衝作用が必要でない場合には、面ファスナ15a,15b側が提げ手12aの上側に位置するようにして持てばよい。
図18に示した取手11は、正方形のシート状素材をその一本の対角線上で2つに折った形状に構成されている。そして、三角形をなす2つのシート部における2辺の内側面には、相互に係脱する面ファスナ15a,15bを設けるとともに、一方のシート部(被覆部14)における外側面の下部には、他方のシート部(載置部13)に設けた上記面ファスナ15aが係脱する面ファスナ15bを設けている。
このように構成した取手11においては、レジ袋12を保持するときには、2つのシート部(載置部13及び被覆部14)を開いて、その中に折り畳んだレジ袋12を入れて面ファスナ15a,15b同士を係止して閉じればよい。また、レジ袋12の提げ手12aに取り付ける時には、図17(b)に示したように、一方のシート部(被覆部14)を他方のシート部(載置部13)の内側に巻き込むようにするとともに、他方のシート部(被覆部14)を外側で丸めて、内側面の面ファスナ15aと外側面の面ファスナ15bを相互に係合する。
この取手11によれば、2つ折り状態であるので、レジ袋12の出し入れがしやすい。その上に、正面視三角形をなすので、長方形状に折り畳んだレジ袋12を保持することができるのはもちろんであるが、三角形状に折り畳んだレジ袋12を保持する場合に、取手11の形とレジ袋12の形とを近づけることができ、無駄を少なくして、コンパクトな形状とすることができる。また、比較的小さく形成しても、大き目のレジ袋を保持できる。
さらに、提げる時には、下辺部分を長く形成しても、手に握ったり、腕に提げたりした時に、長さ方向の両端部における上側部分がない形状となり、体裁よくもてる。
なお、この取手11の形態を、正面視半円形に形成するもよく、またシート状素材を二重に重ねて、シート状素材の間にポケット状のレジ袋収納部(図示せず)を形成するもよい。
この発明の構成と、上記一形態の構成との対応において、
この発明の、固定手段及び/又は形態固定手段は、上記面ファスナ15a,15b、スナップ16a,16b、再粘着剤層17a及び滑面17bに対応するも、
この発明は、上記構成のみに限定されるものではなく、その他の形態も採用し得る。
たとえば表示部18は、外側面に形成するもよい。
また、レジ袋保持状態や提げ手に対する取り付け状態を保持するための固定手段のいずれか一方又は双方を省略することもできる。
レジ袋用取手の斜視図。 作用状態の説明図。 レジ袋を保持した状態の断面図。 作用状態の説明図。 レジ袋の提げ手に取り付けた状態の断面図。 他の例に係るレジ袋用取手の斜視図。 他の例に係るレジ袋用取手の斜視図。 他の例に係るレジ袋用取手の斜視図。 提げた状態の説明図。 レジ袋用取手の取り付け状態の説明図。 他の例に係るレジ袋用取手の斜視図。 図10のレジ袋用取手の使用状態説明図。 図10のレジ袋用取手の変形例を示す斜視図。 他の例に係るレジ袋用取手の斜視図。 図13のレジ袋用取手の使用状態説明図。 他の例に係るレジ袋用取手の構造説明図。 他の例に係るレジ袋用取手の構造説明図。 他の例に係るレジ袋用取手の構造説明図。
符号の説明
11…レジ袋用取手
12…レジ袋
12a…提げ手
13…載置部
14…被覆部
15a,15b…面ファスナ
16a,16b…スナップ
17a…再粘着剤層
17b…滑面
18…表示部

Claims (5)

  1. レジ袋の提げ手に取り付けて用いられるレジ袋用取手であって、
    柔軟性を有するシート状素材からなり、折り畳まれたレジ袋の片面をのせる載置部を有するとともに、
    該載置部から連設され、上記レジ袋の他方側の面を被覆してレジ袋を包み、かつ相互に重合する被覆部を有した
    レジ袋用取手。
  2. 前記シート状基材が布帛又は不織布からなるものである
    請求項1に記載のレジ袋用取手。
  3. 前記被覆部による被覆状態を保持する固定手段が設けられた
    請求項1又は2に記載のレジ袋用取手。
  4. 前記レジ袋の提げ手に対する取り付け時に、当該レジ袋用取手の一部同士を重合してその重合形態を保持する形態固定手段が設けられた
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載のレジ袋用取手。
  5. 広告宣伝のための表示部を形成した
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のレジ袋用取手。
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