JP2006138808A - 基板検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子部品が実装された回路基板のセットや取り出しを簡単に手際よく行うことができ、そのセット時や取り出し時の回路基板が基板検査用治具の位置決めピンやプローブピンに接触するような危惧のない簡単な基板保持構造の基板検査装置を得ることにある。
【解決手段】 固定側ベース3と可動側ベース2の一方のベースに基板検査用治具7を、かつ他方のベースに基板押え治具5をそれぞれ装着し、前記可動側ベース2を昇降させる基板検査装置において、基板検査用治具7と基板押え治具5との間に引き出し構造の基板保持ユニット12を配置し、この基板保持ユニット12を可動側ベース2に追従昇降させるように構成したものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子部品等が実装された回路基板の電気的性能を検査する基板検査装置に係わり、特に基板セット時におけるプローブピン等の損傷を防止できるようにした基板検査装置に関するものである。
従来の基板検査装置として、例えば、複数のプローブピンおよび基板位置決めピン(以下、単に位置決めピンという)を有する基板検査用治具が装着された下側ベースと、基板押え用のサポートを有する基板押え治具が装着された上側ベースとを備え、電子部品が実装された回路基板を手作業により前記基板検査用治具と基板押え治具との間に外側方から差し入れて前記位置決めピンにセットし、この状態で前記上側治具もしくは下側治具のいずれか一方を基板プレス方向に作動させて前記プローブピンを回路基板の被検査部に当接させる構造としたものは既に知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、従来の他の基板検査装置として、上下一対の検査用治具間に配置する基板保持枠を備え、その基板保持枠を前記検査用治具とは別系統のX−Y移動機構に着脱可能に取り付け、前記基板保持枠に嵌め込みセットされた検査対象回路基板をX−Y方向に移動させる構造としたものもある(例えば、特許文献3参照)。
特開平8−43489号公報(第2頁、図2) 特開平8−334549号公報(第2頁、図1) 特開平11−344539号公報(第2頁及び第5頁、図1及び図16)
従来の基板検査装置は以上のように構成されているので、特許文献1,2の場合、電子部品が実装された検査対象の回路基板を手作業により下側の基板検査用治具と上側の基板押え治具との間に差し入れて前記基板検査用治具の位置決めピンにセットする際、及び検査後の回路基板を取り出す際に、前記回路基板がプローブピンに接触して当該プローブピンや回路基板の損傷を招き易いという課題があった。また、前述のような回路基板のセット作業や取り出し作業は、当該回路基板がプローブピンに接触しないように慎重に行わなければならないため、作業性が非常に悪いという課題があった。
一方、特許文献3では、X−Y移動機構によって基板保持枠をX−Y方向に移動させ得るため、上下の検査用治具間より外側方に前記基板保持枠をスライドさせた状態で当該基板保持枠に対する回路基板の取り付けセットおよび取り出しが可能であるとも考えられるが、前記X−Y移動機構は、前記基板保持枠とは別体のX方向レールとY方向レールおよびスライダー等からなっており、このため、部品点数が多く構造が複雑で装置全体が大型化し、かつ装置の調整やメンテナンスが煩雑になるという課題があった。また、前記X−Y移動機構は、前記検査用治具の系統とは別に制御する必要が生じるという課題があった。特に、前記X−Y移動機構に取り付けられた基板保持枠は、サイズの異なる回路基板をセットする際には、そのサイズに対応した寸法の基板保持枠と取り替えなければならず、このため、1つの基板保持枠で様々なサイズの回路基板に適応させることができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、電子部品が実装された回路基板のセットや取り出しを簡単に手際よく行うことができ、そのセット時や取り出し時の回路基板が基板検査用治具の位置決めピンやプローブピンに接触するような危惧のない簡単な基板保持構造を実現することができる基板検査装置を得ることを目的とする。
この発明に係る基板検査装置は、治具装着用の固定側ベースと可動側ベースを上下に備え、その一方のベースに複数のプローブピンおよび基板位置決めピンを有する基板検査用治具を、かつ他方のベースに基板押え治具をそれぞれ着脱可能に装着し、前記可動側ベースを前記固定側ベースとの相対方向に昇降させる基板検査装置において、前記固定側ベースと可動側ベースとの間に配置されて検査対象の回路基板が取り出し可能にセットされる引き出し構造の基板保持ユニットと、この基板保持ユニットを前記固定側ベースと可動側ベースとの間で前記可動側ベースに追従して昇降するように支持し、かつ前記可動側ベースの開離位置では前記基板検査用治具と基板押え治具から離れた中間位置に前記基板保持ユニットを保持するユニット支持手段とを備えたものである。
この発明によれば、固定側ベースと可動側ベースのそれぞれに装着された基板検査用治具と基板押え治具との間に、前記可動側ベースに追従して昇降する引き出し構造の基板保持ユニットを配置し、前記可動側ベースが前記固定側ベースから開離した位置では、前記基板検査用治具と基板押え治具との間でそれらの治具から離れた中間単独位置に前記基板保持ユニットが保持されるように構成したので、その基板保持ユニットを外側方に引き出して当該基板保持ユニットに回路基板を取り付けセットおよび取り外しを行うことができ、その取り付けセット時や取り外し時の回路基板が基板検査用治具の位置決めピンやプローブピンに接触する危惧がないので、その接触に起因した前記位置決めピンやプローブピン及び回路基板等の破損を防止することができるという効果がある。また、検査対象の回路基板がセットされて基板検査用治具と基板押え治具との間の収納位置に保持された基板保持ユニットは、前述のように可動側ベースに追従して昇降するので、前記回路基板の検査時に当該回路基板を前記位置決めピンおよびプローブピンに対してスムーズかつ正確に位置決め動作させることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による基板検査装置を示す概略的な側面図、図2は図1中の引き出し式基板保持ユニットを示す平面図、図3は図2の要部を示す拡大斜視図である。
図1に示す基板検査装置は、装置本体(基板検査用プレス機の機台)1の上下に配置された可動側ベース2と固定側ベース3とを備えている。前記可動側ベース2は、前記装置本体1の上部に設置されたプレスシリンダ4のピストンロッド4a下端に連結されて当該プレスシリンダ4の伸縮作動で昇降駆動されるようになっている。そして、前記可動側ベース2の下面には、基板押え用の複数のサポート6を有する基板押え治具5が着脱可能に装着されている。一方、前記装置本体1の下部に配置された固定側ベース3上には、複数のプローブピン8と位置決めピン9を有する基板検査用治具7が着脱可能に装着されている。なお、前記プローブピン8および位置決めピン9はそれぞれ上昇方向の付勢力を有して伸縮可能となっており、また、前記位置決めピン9は尖鋭テーパ状の頭部(以下、テーパ頭部という)9aを有している。
前記可動側ベース2と固定側ベース3との間には、検査対象の回路基板30が取り出し可能にセットされる引き出し構造の基板保持ユニット12が配置されている。この基板保持ユニット12は、前記可動側ベース2と一体のユニット支持手段10によって、前記基板押え治具5と基板検査用治具7との間で前記可動側ベース2に追従して昇降するように支持されており、それらの具体的な関連構成について以下に説明する。
この実施の形態1において、前記ユニット支持手段10は、前記可動側ベース2の下面に一体的に突設されて前記サポート6よりも長く垂下する前後左右のガイドロッド10aと、これらのガイドロッド10aの下部に一体的に設けられて前記可動側ベース2の上昇開離位置で前記基板押え治具5と基板検査用治具7との中間位置に前記基板保持ユニット12を独立保持するストッパ10bとからなっている。一方、前記基板保持ユニット12は、前記ガイドロッド10aにスラストベアリング11(図1参照)を介して昇降可能に取り付けられ前記ストッパ10b上に接離可能に当接保持された左右一対の引き出し用レール13と、これらの引き出し用レール13に両側部がスライド自在に嵌め込み支持された引き出し式の基板保持枠14とからなっている。なお、前記基板保持枠14は前面14aに取手15を有している。
ここで、前記引き出し用レール13は、基板検査時のプレス過程(可動側ベース2の下降動作過程)で固定側ベース3の基板検査用治具7上に当接し、その当接後においても前記ガイドロッド10aの下降を許容する取り付け構成となっている。このような引き出し用レール13に両側部が支持された基板保持枠14は、前記可動側ベース2に装着された基板押え治具5の上昇開離位置で、その基板押え治具5のサポート6と基板検査用治具7のプローブピン8および位置決めピン9のそれぞれとは接触しないように前記基板押え治具5と基板検査用治具7との中間位置に前記ストッパ10bで保持される。
また、前記基板保持枠14には平面X−Y方向に水平移動可能な基板挟持機構16が搭載されている。この基板挟持機構16はサイズの異なる回路基板30を挟持可能とするもので、前記基板保持枠14の両側枠壁14bに跨って前後方向へスライド可能に取り付けられた基板位置調整バー17と、この基板位置調整バー17に左右方向(長手方向)へスライド可能に取り付けられた可動ストッパ18とを備えた構成となっている。
さらに詳しく説明すると、前記基板保持枠14の両側枠壁14bには、前記引き出し用レール13の内側で当該引き出し用レール13に平行する左右のガイド溝19が設けられており、これらのガイド溝19をスライド可能に貫通する調整ネジ20で前記基板位置調整バー17の両端部が前記基板保持枠14に前後方向へ移動可能に締付け固定されるようになっている。また、前記基板位置調整バー17においても、その長手方向(前記ガイド溝19と直交する)方向に延びるガイド溝21が設けられ、このガイド溝21をスライド可能に貫通する調整ネジ22によって前記可動ストッパ18が前記基板位置調整バー17に移動可能に取り付けられている。ここで、前記基板保持枠14の前面14a側の枠壁内面と前記基板位置調整バー17との対向壁面には、断面L字形状をなして互いに平行する基板支持段部14c,17a(図2参照)が設けられ、これらの基板支持段部14c,17a上に跨って回路基板30が嵌め込みセットされるようになっている。
前記回路基板30は電子部品が実装されているもので、その基板検査時に前記位置決めピン9のテーパ頭部9aを嵌入させるための位置決め孔31(図1参照)を有している。
次に動作について説明する。
回路基板30をセット前の基板検査装置において、基板押え治具5が装着された可動側ベース2は図1に示すように上昇開離位置に保持されているため、基板保持ユニット12の引き出し用レール13はガイドロッド10aのストッパ10b上に当接して基板押え治具5と基板検査用治具7との間の中立位置に独立保持された状態となっている。この状態において、基板保持枠14を前方に引き出し、この基板保持枠14に回路基板30を嵌め込みセットする。そのセットに際しては、前記基板保持枠14上の基板挟持機構16における基板位置調整バー17および可動ストッパ18を前記回路基板30のサイズに応じた位置にスライド調整してそれぞれの調整ネジ20,22で固定しておく。この状態において、前記基板保持枠14と基板位置調整バー17の基板支持段部14c,17a上に回路基板30を載置することで、前記基板保持枠14に回路基板30を嵌め込みセットする。
そのセット後に前記基板保持枠14を引き出し用レール13に沿って基板押え治具5と基板検査用治具7との間の収納位置に押し込む。これにより、前記回路基板30の位置決め孔31が基板検査用治具7の位置決めピン9との対応位置に位置決めされる。この状態において、プレスシリンダ4を伸長起動させると、可動側ベース2と基板押え治具5とガイドロッド10aおよび基板保持ユニット12とが一体的に下降する。そして、前記基板保持ユニット12の引き出し用レール13が基板検査用治具7上に当接するとほぼ同時に、前記位置決めピン9のテーパ頭部9aが回路基板30の位置決め孔31に嵌入する。これにより、前記回路基板30は、その検査対象部位がプローブピン8との対向位置に位置決めされて前記位置決めピン9により前記基板支持段部14c,17aから浮き上がった状態に保持される。
このようにして、前記回路基板30の検査対象部位がプローブピン8との対応位置に位置決め保持され、かつ前記引き出し用レール13が基板検査用治具7上に当接した状態においても、前記可動側ベース2は下降動作を継続する。このとき、その可動側ベース2と一体のガイドロッド10aは基板保持ユニット12を基板検査用治具7上に置き去り状態に下降動作を継続する。そして、前記可動側ベース2と一体に下降する基板押え治具5のサポート6が回路基板30を押圧することにより、当該回路基板30の検査対象部位がプローブピン8に当接して前記回路基板30の性能検査が電気的に実施される。その検査終了後には、前記プレスシリンダ4で可動側ベース2が上昇駆動されることにより、その上昇過程でガイドロッド10aのストッパ10bが引き出し用レール13の下面に当接して基板保持ユニット12および回路基板30が一体的に上昇し、それらの基板保持ユニット12および回路基板30は図1に示すように基板検査用治具7のプローブピン8および基板押え治具5のサポート6から離れて前記基板押え治具5と基板検査用治具7との中間位置に独立保持される。その状態で基板保持枠14が引き出されて当該基板保持枠14から検査済みの回路基板30が取り出される。
以上説明した実施の形態1によれば、基板押え治具5が装着されてプレスシリンダ4で昇降駆動される可動側ベース2にガイドロッド10aを一体的に設け、そのガイドロッド10aに左右一対の引き出し用レール13を昇降可能に取り付け、それらの引き出し用レール13に基板保持枠14の両側部をスライド自在に支持させると共に、前記ガイドロッド10aには、前記可動側ベース2の上昇開離位置で基板押え治具5のサポート6と基板検査用治具7のプローブピン8および位置決めピン9のそれぞれから離れて前記基板押え治具5と基板検査用治具7との中間位置に前記引き出し用レール13を独立保持するストッパ10bを設けることにより、引き出し構造の基板保持ユニット12を実現するように構成したので、前記可動側ベース2の上昇開離位置で基板押え治具5と基板検査用治具7との中間位置に保持された基板保持枠14を外方に引き出して当該基板保持枠14に検査対象の回路基板30をセットすることができ、そのセット時の回路基板30が前記サポート6やプローブピン8および位置決めピン9等に接触するようなことがないので、その接触に起因して回路基板30やサポート6およびプローブピン8、位置決めピン9等が破損するのを防止することができるという効果がある。
また、前記実施の形態1によれば、前記可動側ベース2の基板押え治具5と固定側ベース3の基板検査用治具7との間に基板保持ユニット12を配置し、その基板保持ユニット12上に平面X−Y方向へ水平移動可能な基板挟持機構16を搭載するように構成したので、基板検査装置全体の大型化を抑止できると共に、サイズの異なる回路基板30であっても、これを共通の基板保持枠14に安定性よく確実にセットすることができると共に、前記基板挟持機構16の調整やメンテナンスを容易に実施できるという効果がある。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2による基板検査装置を示す概略的な側面図であり、図1〜図4と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
前記実施の形態1では、基板押え治具5が装着された上側のベース2をプレスシリンダ4で昇降駆動される可動側ベースとし、基板検査用治具7が装着された下側のベース3を固定側ベースとしたが、この実施の形態2では、前記実施の形態1とは逆に上側のベース2を固定側ベースとして下側のベース3を可動側ベースとし、その下側の可動側ベース3をプレスシリンダ4で昇降駆動するように構成したもので、その他の構成は前記実施の形態1と同じである。このような構成とした実施の形態2の場合も前記実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3による基板検査装置を示す概略的な側面図であり、図1〜図4と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態3では、前記実施の形態1,2による基板検査装置を制御器23によって全自動化する構成としたものである。すなわち、この実施の形態3による基板検査装置は、その自動化のために、基板保持ユニット12の引き出し用レール13に取り付けられたモータ24と、このモータ24の回転出力を基板保持枠14のスライド駆動力に変換して当該基板保持枠14に伝達する動力伝達機構(図示せず)と、前記基板保持枠14に設けられて回路基板30の有無を検知する基板検知センサ25と、基板保持枠14の収納端側に配置されて当該基板保持枠14が所定の収納位置に収納されたか否かを検知する基板保持枠検知センサ26と、プレスシリンダ4の作動媒体供給系統に設けられた電磁バルブ27とを備え、前記制御器23が前記基板検知センサ25および基板保持枠検知センサ26からの入力信号に基づいてプレスシリンダ4およびモータ24を自動制御する構成としたものである。
次に、前記制御器23による基板検査装置の自動制御機能の説明を兼ねた動作について説明する。
可動側ベース2が上昇開離位置に保持された図6の状態において、回路基板30がセットされていない基板保持枠14を基板押え治具5と基板検査用治具7との間の収納位置より外方に引き出すと、基板保持枠検知センサ26がOFFとなり、前記引き出し位置の基板保持枠14に回路基板30をセットすると、基板検知センサ25がONとなることにより、制御器23は前記基板保持枠検知センサ26からのOFF信号と前記基板検知センサ25からのON信号(基板セット信号)を入力する。それらの入力信号に基づいて前記制御器23はモータ24に基板保持枠14を収納する方向の起動信号を出力する。
これにより、前記モータ24が起動して前記基板保持枠14を収納方向に駆動し、当該基板保持枠14が前記収納位置に到達した時点で基板保持枠検知センサ26がON信号を制御器23に出力することにより、その制御器23は、前記モータ24を停止させた後に電磁バルブ27にプレスシリンダ4を伸長動作させる方向の開信号を出力する。これにより、前記プレスシリンダ4が伸長動作して可動側ベース2を下降駆動し、当該可動側ベース2が所定の下降位置(基板プレス位置)に到達した時点で前記プレスシリンダ4が停止して前記実施の形態1と同様に回路基板30の電気的検査が実行される。そして、回路基板30の検査終了後には、その検査終了信号を制御器23が入力することにより、当該制御器23は前記モータ24に基板保持枠14を引き出す方向の起動信号を出力して基板保持枠14が自動的に引き出されることにより、その基板保持枠14から検査済みの回路基板30を取り出すことができる。
以上説明した実施の形態3によれば、基板保持枠14を引き出し方向と収納方向にスライド駆動するモータ24と、前記基板保持枠14に回路基板30がセットされたか否かを検知する基板検知センサ25と、前記基板保持枠14が所定の収納位置に収納された否かを検知する基板保持枠検知センサ26と、前記基板検知センサ25および基板保持枠検知センサ26のそれぞれから検知信号を入力し、その検知信号に基づいて前記モータ24およびプレスシリンダ4系統の電磁バルブ27を前述のように駆動制御する制御器23とを備え付けるように構成したので、前記基板保持枠14を引き出し方向と収納方向に自動的に移動させることができると共に、検査対象の回路基板30がセットされた基板保持枠14が収納位置に到達した時点でプレスシリンダ4を自動的に昇降作動させることができ、基板検査装置全体の自動化を実現できるという効果がある。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4による基板検査装置を示す概略的な側面図であり、図1〜図4と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態4では、前記実施の形態1から前記実施の形態3におけるガイドロッド10aに代えて基板保持ユニット12を昇降駆動可能に支持するユニット支持シリンダ(レール昇降駆動手段)28を適用し、このユニット支持シリンダ28をプレスシリンダ4に関連作動させるように制御器23で自動制御するユニット支持手段として構成したものである。すなわち、可動側ベース2の基板押え治具5と固定側ベース3の基板検査用治具7との間に配置する基板保持ユニット12の引き出し用レール14の後端側を縦型のユニット支持シリンダ28のピストンロッド上端に片持ち支持させたものである。そして、前記ユニット支持シリンダ28の作動媒体供給系統に電磁バルブ29を設け、この電磁バルブ29と前記プレスシリンダ4系統の電磁バルブ27とを制御器23で関連制御するものである。
次に、前記制御器23の機能説明を兼ねた動作について説明する。
可動側ベース2が上昇開離位置に保持された図7の状態において、基板保持枠14を取手15で外方に引き出して当該基板保持枠14に前記実施の形態1の場合と同様に回路基板30を嵌め込みセットする。そのセット後に前記基板保持枠14を所定の収納位置まで押し込むと、制御器23からのバルブ制御信号でユニット支持シリンダ28の電磁バルブ29が切り換えられて前記ユニット支持シリンダ28が短縮作動する。これにより、基板保持ユニット12が下降し、基板保持枠14に保持された回路基板30の位置決め孔31が基板検査用治具7の位置決めピン9のテーパ頭部9aに嵌まり込む。この状態においても前記ユニット支持シリンダ28が短縮作動を継続して基板保持ユニット12が下降継続することにより、前記位置決めピン9によって回路基板30が基板保持枠14から浮き上がった状態に保持される。
そして、前記基板保持ユニット12はユニット支持シリンダ28の短縮限界位置まで下降して停止すると、前記制御器23からのバルブ制御信号でプレスシリンダ4の電磁バルブ27が切り換え制御されてプレスシリンダ4が伸長作動する。これにより、可動側ベース2と一体に基板押え治具5が下降し、当該基板押え治具5のサポート6が前記位置決めピン9の上昇付勢力に抗して回路基板30を押し下げる。これにより、前記回路基板30の検査対象部位がプローブピン8に当接して前記回路基板30の性能が電気的に検査される。その検査終了後には、前記制御器23からのバルブ制御信号でプレスシリンダ4の電磁バルブ27とユニット支持シリンダ28の電磁バルブ29が、この順序で時間差的に切り換えられてプレスシリンダ27が短縮作動し、かつユニット支持シリンダ28が伸長作動することにより、前記可動側ベース2に追従して基板保持ユニット12が上昇し、その上昇過程で位置決めピン9上の回路基板30が基板保持枠14で保持される。
そして、前記プレスシリンダ27およびユニット支持シリンダ28の停止位置では、前記基板保持ユニット12が基板押え治具5のサポート6と基板検査用治具7のプローブピン8および位置決めピン9から離れて可動側ベース2と固定側ベース3との中間位置に独立保持される。そこで、前記基板保持枠14を引き出せば、当該基板保持枠14から回路基板30を前記サポート6やプローブピン8および位置決めピン9に接触させることなく取り出すことができる。
以上説明した実施の形態4によれば、可動側ベース2の基板押え治具5と固定側ベース3の基板検査用治具7との間に配置した基板保持ユニット12をユニット支持シリンダ28で支持するように構成したので、前記基板保持ユニット12を前記実施の形態1の場合と同様に可動側ベース2に追従して昇降作動させることができる。このため、前記実施の形態1の場合と同様に、基板保持枠14に対する回路基板30のセット時および取り出し時に当該回路基板30がサポート6やプローブピン8および位置決めピン9に接触するようなことがないという効果がある。
なお、この実施の形態4においても、前記実施の形態3におけるモータ24と基板検知センサ25および基板保持枠検知センサ26を設けることによって、基板検査装置全体の自動化を実現できるものである。また、前記各実施の形態では、可動側ベース2および基板保持ユニット12の昇降駆動手段としてプレスシリンダ4およびユニット支持シリンダ28を適用したが、それらのプレスシリンダ4およびユニット支持シリンダ28は、前記可動側ベース2および基板保持ユニット12を自動機械的に昇降駆動できるものであれば、いかなる昇降駆動手段であってもよい。
この発明の実施の形態1による基板検査装置を示す概略的な側面図である。 図1中の引き出し式の基板保持ユニットを示す平面図である。 図2の要部を示す拡大斜視図である。 図1の動作説明図である。 この発明の実施の形態2による基板検査装置を示す概略的な側面図である。 この発明の実施の形態3による基板検査装置を示す概略的な側面図である。 この発明の実施の形態4による基板検査装置を示す概略的な側面図である。
符号の説明
1 装置本体、2 上側ベース、3 下側ベース、4 プレスシリンダ、4a ピストンロッド、5 基板押え治具、6 サポート、7 基板検査用治具、8 プローブピン、9 位置決めピン、9a テーパ頭部、10 ユニット支持手段、10a ガイドロッド、10b ストッパ、12 基板保持ユニット、13 引き出し用レール、14 基板保持枠、14a 前面、14b 両側脇壁、14c 基板支持段部、15 取手、16 基板挟持機構、17 基板位置調整バー、17a 基板支持段部、18 可動ストッパ、19 ガイド溝、20 調整ネジ、21 ガイド溝、22 調整ネジ、23 制御器、24 モータ、25 基板検知センサ、26 基板保持枠検知センサ、27 電磁バルブ、28 ユニット支持シリンダ、29 電磁バルブ、30 回路基板、31 位置決め孔。

Claims (6)

  1. 治具装着用の固定側ベースと可動側ベースを上下に備え、その一方のベースに複数のプローブピンおよび基板位置決めピンを有する基板検査用治具を、かつ他方のベースに基板押え治具をそれぞれ着脱可能に装着し、前記可動側ベースを前記固定側ベースとの相対方向に昇降させる基板検査装置において、前記固定側ベースと可動側ベースとの間に配置されて検査対象の回路基板が取り出し可能にセットされる引き出し構造の基板保持ユニットと、この基板保持ユニットを前記基板検査用治具と基板押え治具との間で前記可動側ベースに追従して昇降するように支持し、かつ前記可動側ベースの開離位置では前記基板検査用治具と基板押え治具から離れた中間位置に前記基板保持ユニットを保持するユニット支持手段とを備えたことを特徴とする基板検査装置。
  2. 基板保持ユニットは、ユニット支持手段で支持されて固定側ベースと可動側ベースとの間に昇降可能に配置されて可動側ベースに追従昇降する左右一対の引き出し用レールと、これらの引き出し用レールにスライド可能に支持された基板保持枠とからなっていることを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
  3. 基板保持枠には、これにセットされる回路基板のサイズに応じて当該回路基板の周縁部を前記基板保持枠との間で挟持する基板挟持機構が、平面X−Y方向へ移動可能に搭載されていることを特徴とする請求項2記載の基板検査装置。
  4. ユニット支持手段は、可動側ベースに一体的に設けられて基板保持枠の両側部を昇降可能にガイドする複数のガイドロッドと、これらのガイドロッドに設けられて可動側ベースの開離位置で前記引き出し用レールを当接支承して前記基板保持枠を基板検査用治具と基板押え治具との中間位置に保持するストッパとからなっていることを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
  5. ユニット支持手段は、引き出し用レールを支持して当該引き出し用レールを自動的に昇降駆動するレール昇降駆動手段からなっていることを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
  6. 可動側ベースを昇降駆動するベース昇降駆動手段と、基板保持枠を収納位置と引き出し位置に駆動するモータと、それらベース昇降駆動手段とモータを自動制御する制御器とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の基板検査装置。
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