JP2006136946A - 半田付け装置、その製造方法及びその装置を使用した半田付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半田の中に可動部がなく極めて信頼性の高い噴流式半田付け装置を提供する。
【解決手段】半田貯留時に液面と接する空間の圧力を制御可能な貯留槽18と、上端部が大気に開放された回収槽19と、貯留槽18内に立てられて上端部が開口し、下端部が貯留槽18を貫いて回収槽19と連通した半田戻り管29と、回収槽19内に立てられて上端部が開口し、下端部が前記半田戻り管29の上端部よりも低い位置にあって且つ回収槽19を貫いて貯留槽18と連通した半田送り管26とを備えることを特徴とし、必要に応じて貯留槽18に流体圧機器等を接続する。
【選択図】図3

Description

本発明は、噴流式の半田付け装置に関し、特に電子機器に用いられるトランス、チョークコイル等のコイル部分の半田付け、または電子部品を実装した後のプリント基板の半田付けに際して、半田槽の溶融半田を酸化物などが混入しない溢流形態に保つことのできる半田付け装置に関するものである。
従来の半田付け装置には噴流式と汲み上げ式とがある。噴流式としては、特許文献1の特開昭59−147772号公報に記載されているものが知られており、図19に示す。
図19において、圧力室3の上部のエア配管7より圧縮エアを供給すると、圧力室3内の溶融半田10の液位が下方向に押し下げられる。この時、戻り配管8に備えた逆止め弁9は圧力室3の圧力により閉じるために、圧力室3内の溶融半田10が半田送り管5内を通って上端部のノズル6から送り出される。このノズル6より送り出される溶融半田にて被半田付け体の半田付けをする。そして、被半田付け体の半田付けが終了すると圧力室3内への圧縮エアの供給を停止し、エア配管7の途中に設けた図示せぬ4方弁を閉じる。これにより、圧力室3内の圧力が低下し、戻り配管8に備えた逆止め弁9が開き、ノズル6から送り出された溶融半田10が、戻り配管8により逆止め弁9を介して圧力室3内に戻る。
また、噴流式半田付け装置において、溶融半田10の液位を押し下げる手段として、エア配管7に代えてシリンダを取り付け、シリンダ内にピストン又はファンを配して圧縮エアを介在させることなくピストン又はファンにて直接溶融半田10を送り込む構成も知られている(特許文献3)。
一方、汲み上げ式の半田付け装置については、特許文献2の特開平11−5155号公報に記載されているものが知られており、図20に示す。
図20において、汲み上げ式の半田付け装置11は、半田露出口12を備えた半田汲み上げ口13を昇降動作することにより、半田槽14内の溶融半田15aを汲み上げて半田付けするものである。まず、半田汲み上げ口13を半田槽14の中に沈めて溶融半田15aを汲み入れる(図示せず)。 次に、半田汲み上げ口13を半田槽14内より取り上げると、半田汲み上げ口13の上面の開口より下方に位置している半田露出口12の上面の開口面より、汲み上げた溶融半田15bが矢印のように流出するものとなる。この流出する溶融半田15bにて半田付けをするものである。そして、 本従来例のものは、半田汲み上げ口13内にフロート16を挿入し振動させることにより、半田露出口12の開口面の溶融半田15bに振動を与えるものとなる。この結果、半田付け後の被半田付け体の引き離し時に、いわゆる糸引きが無くなり、半田切れを適切にしたものである。
特開昭59−147772号公報(図1参照) 特開平11−5155号公報(図2、図3参照) 特開平8−267227号公報
しかしながら、特許文献1に記載の半田付け装置においては、逆止め弁9が溶融半田10の中に設けられていることから、耐熱的に優れ且つ高寿命であることという条件を充足する必要上、逆止め弁9はステンレス材、チタン材、セラミック材等の非弾性材料からなっている。従って、摩耗によりあるいはスラッジなどの異物の付着により弁体と弁座との密着が不十分となり、漏れを生じることがある。仮に、漏れが発生すると圧力室3内の圧力が変化し、ノズル6より噴き出す溶融半田10の高さが不安定となり、品質が低下する。また、特許文献3に記載の半田付け装置においても、ピストンを用いる場合は同様の理由からピストンとシリンダとの間で漏れを生じることがあるし、ファンを用いる場合はファンの脈動によって溶融半田10の噴き出し高さが変動する。更にいずれの場合も溶融半田10の中に弁、ピストン、ファン等の可動部が浸かっているので、故障しやすい。
一方、特許文献2に記載の汲み上げ式の半田付け装置においては、被半田付け体を半田付けする毎に溶融半田15aを汲み上げるための出し入れを繰り返す必要があることから基本的に、被半田付け体を連続的に半田付けすることができない。このために、大量生産に適していない。しかも、僅かな落差にて半田露出口12より送り出すものであり、溶融半田15bの十分な吐出量が得られないこと、吐出量の制御ができないこと、吐出時間の制御ができないこと、などの多くの課題がある。
それ故、本発明の課題は、半田の中に可動部がなく極めて信頼性の高い噴流式半田付け装置を提供することにある。
その課題を解決するために、この発明の半田付け装置は、
加圧手段と、
加圧手段より圧力媒体としての気体を供給する供給管が設けられ、半田貯留時に液面と接する空間の圧力を制御可能な貯留槽と、
上端部が大気に開放された回収槽と、
貯留槽内に立てられて上端部が開口し、下端部が貯留槽を貫いて回収槽と連通した半田戻り管(以下、「戻り管」という。)と、
回収槽内に立てられて上端部が開口し、下端部が前記半田戻り管の上端部よりも低い位置にあって且つ回収槽を貫いて貯留槽と連通した半田送り管(以下、「送り管」という。)とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、貯留槽、戻り管、送り管及び回収槽に溶融半田を充填した状態で貯留槽の内圧を上げると、貯留槽内の半田の一部が送り管に、戻り管内の半田の一部が回収槽に移動する。そして、戻り管内の液面は、それより上位にある回収槽内における半田柱Bの圧力と大気圧との和が貯留槽内圧と均衡するところまで低下し、回収槽内の液面は上昇する。一方、送り管は上端部が開口しているから、送り管内の液面が開口面に達すると溢れ出す。従って、貯留槽内の液面より上位にある送り管内における半田柱Aの圧力と大気圧との和よりも貯留槽内圧を高く維持している限り、この溢れ出し状態が継続する。よって、この溢流状態の溶融半田にて半田付けをすることができる。そして、半田付けが終了すると、前記貯留槽内を大気圧に戻すだけで、前記回収槽内の溶融半田が前記戻り管より前記貯留槽内に戻る。充填された半田をできるだけ無駄なく消費するためには、戻り管の下端部は貯留槽の最下位で回収槽と連通し、送り管の下端部は回収槽の最下位で貯留槽と連通しているのが良い。
尚、貯留槽の平面積は、半田が送り管の開口面に達して溢流状態を継続するために、送り管のそれよりも十分に大きいことが必要である。また、回収槽の平面積は、貯留槽内の半田が速く溢れても槽外に流出しない程度に大きいことが必要である。貯留槽内の圧力媒体は、半田の酸化防止のために非酸化性ガス(窒素ガス、アルゴンガス、ヘリウムガス、二酸化炭素ガス)が好ましく用いられるが、後述の圧力吸収体が併用される場合は空気であっても良い。
前記貯留槽及び回収槽は、互いに隣接しているか又は一方が他方を内包しており、戻り管が貫く貯留槽の壁が回収槽の一つの壁を兼ね、送り管が貫く回収槽の壁が貯留槽の一つの壁を兼ねている構成とすることができる。これにより半田付け装置の省スペース化が図れる。
前記送り管は、複数本であってもよい。サイズが大きい場合、または半田付けの箇所が多い場合など多様な量産ニーズに対応できるからである。
また、前記貯留槽が複数個であって、各貯留槽内に戻り管が立てられ、各戻り管が単一の回収槽と連通していてもよい。前記複数個の貯留槽を同時運転、または単独運転の切り替え可能とすることにより、本装置が1台にて、量産数の多い時と量産数が少ない時への対応、または多種多様なサイズの被半田付け体が混在する場合の対応が可能となるからである。
更にこの発明の半田付け装置は、前記貯留槽と接続されて貯留槽内の圧力を変化させる流体圧機器を備えると好ましい。これにより貯留槽内の圧力制御が容易となるからである。この流体圧機器を備える構成において、特に好ましいのは、前記流体圧機器は切替弁を介して貯留槽と接続されているとともに、更に流体圧機器と貯留槽との間を流通する圧力媒体を吸収する圧力吸収体が切替弁に接続されているものである。貯留槽内は密閉されているから、流体圧機器が停止中であっても温度変化によって貯留槽内圧が変動する。例えば半田付け装置の始動時は、半田が常温から溶融温度にまで加熱され、それに伴って圧力媒体が熱膨張して貯留槽内圧が上昇することから、流体圧機器だけで溶融半田の溢れ出し量を適切に制御することが困難となる。そこで、貯留槽内圧が定常状態になるまでは貯留槽内が圧力吸収体と通じるように切替弁を切り替えておき、膨張した圧力媒体を圧力吸収体にて吸収する。そして、定常状態に達した時点で切替弁を戻し、流体圧機器にて圧力を制御すればよい。一方、周囲の温度低下により貯留槽内圧が低下した場合は、圧力吸収体内の圧力媒体を戻してやればよい。圧力吸収体を設置した場合、前記圧力媒体として空気を用いることができる。半田に触れる酸素量が圧力吸収体内の酸素量に限られ、半田の酸化が抑制されるからである。圧力吸収体が脱酸素剤を内蔵していると特に好ましい。これにより溶融半田の酸化が防止されるからである。
尚、圧力吸収体を備える場合、連続運転時もサイクル毎に切替弁を切り替えて貯留槽内圧を定常状態に戻すことができる。
以上のように、この発明の半田付け装置は、圧力差による物理的な原理を利用して成立させるものであって機械的に動作する可動部が半田の中に浸かっていないために圧力漏れ、耐久劣化、部品の故障などがほとんど無く、極めて信頼性に優れている。
−実施形態1−
図1は本発明の第一の実施形態に係る半田付け装置の一部破断斜視図、図2は同装置の要部断面図、図3は気体を圧入した時の溶融半田の液位を示す図、図4は同装置の他の使用方法における要部断面図、図5は送り管の上端部に備えた半田吐出口を示すもので、 (a) は送り管より横断面積の大きい場合の要部断面図、 (b) は送り管より横断面積の小さい場合の要部断面図である。
図1および図2に示すように、半田付け装置17は、密閉型の貯留槽18と大気開放型の回収槽19からなり、これらの2つの槽を仕切る壁が各槽の一側面を兼ねることにより、2つの槽を隣接して設けている。そして、貯留槽18と回収槽19との間を溶融半田が移動するための結合部20と結合部21を、仕切りの下方部に備えている。貯留槽18は上蓋22をボルト23にて気密に閉じたもので、上蓋22には加圧手段(図示せず)より圧力媒体としての気体を圧入するために供給管24を備えている。この気体は非酸化性ガスである。一方の結合部20には、貯留槽18内の溶融半田25を回収槽19内に移動させるための送り管26の下端部が接合されている。送り管26は、回収槽19内で垂直方向に立ち上げられて、上端部が常に回収槽19内の溶融半田27の液面28より上に位置するように十分な高さを有している。他方の結合部21には、回収槽19内の溶融半田27を貯留槽18内に移動させるための戻り管29の下端部が接合されている。戻り管29は、貯留槽18内で垂直方向に立ち上げられて、上端部が常に貯留槽18内に圧力媒体を圧入しない静止時における溶融半田25の液面30より下に位置するように設計された高さを有している。送り管26の上端部には送り管26よりも径大で上方に開口した吐出口31が取り付けられている。また、貯留槽18と回収槽19の加熱源として、下部にヒータ34を組み込んだ構成としている。
半田付け装置17を使用する時は、ヒータ34をONにして半田を溶融状態にし、貯留槽18内に気体を圧入する。すると、図2で示した溶融半田25の液位30は、図3に示すように液位35の位置まで押し下げられる。一方、回収槽19内は、図2に示した溶融半田27の液位28が液位36の位置まで押し上がる。ここで、吐出口31内の液位と貯留槽18内の液位35との高低差 (落差)に相当する半田柱をAとし、回収槽19内の液位36と戻り管29内の液位37との高低差 (落差)に相当する半田柱をBとする。そして、貯留槽18内圧が瞬間的には一定であると考えると、液位35に着目するとき貯留槽内圧P=大気圧P0+A、液位37に着目するときP=P0+Bで均衡し、液面は上下動しない。更に気体を圧入し続けて貯留槽18の内圧を増すと、吐出口31の溶融半田が溢れ出す。
そして、吐出口31より溢れ出した溶融半田の中に被半田付け体32の半田接合部33を浸漬して半田付けをする。半田付け終了後は、気体の圧入を停止して貯留槽18内の圧力を大気圧に戻す。すると、回収槽19内の液位36と、貯留槽18内の液位35との圧力差 (落差) により、回収槽19内の溶融半田27が戻り管29より貯留槽18内に戻る。
尚、半田付け終了後、貯留槽18内を陰圧(負圧)にして、回収槽19内の溶融半田27を戻り管29より貯留槽18内に戻してもよい。これにより短時間で半田を貯留槽18に戻すことができるし、消費により半田量が減っても所定量の半田を貯留槽18に戻して半田付けを続けることができる。この場合には、戻り管29の上端部が、図4に示すように溶融半田25の液面30より上に位置してもよい。さらに、貯留槽18に形成する供給管24の位置は、前述のような貯留槽18の上蓋22とは限らず、例えば、図示はしないが、上蓋22近傍の位置で、貯留槽18の側壁に形成するという構成が考えられる。
いずれにしても使用中も停止中も半田の中に機械的可動部は存在しない。従って、耐久性に優れ、得られる製品の品質も安定している。
図5は、 吐出口31の採りうる種々の形態を示すもので、(a)は、 送り管26の横断面積より大きい吐出口31aの場合、(b)は、送り管26の横断面積より小さい吐出口31bの場合である。このように、吐出口の横断面積を送り管のそれより大きく、または小さくすることにより、例えば、電子部品を実装したプリント基板等の被半田付け体32において、複数の半田接合部33が1箇所に集中している場合や半田接合部の面積が大きい場合は大きい横断面積の吐出口31aを備えて対応し、半田接合部33が分散している場合や半田接合部の面積が小さい場合は小さい横断面積の吐出口31bを備えて対応することができる。また、吐出口はセラミック、またはチタンにて形成し、送り管はステンレス材、または表面処理(窒化処理)されたステンレスにて形成するなど、吐出口と送り管とで材質を異ならせても良い。
−実施形態2−
図6は、本発明の第二の実施形態に係る半田付け装置の一部破断斜視図、図7は同装置の要部断面図である。
図6および図7に示すように半田付け装置38は、実施形態1の送り管26に代えて、1つの結合部20より回収槽19内にて分岐した複数本の送り管39、40とし、それぞれの上端部に吐出口41、42を形成したものであり、その他の点は実施形態1と同様である。
これにより被半田付け体のサイズが大きい場合、または半田付けの箇所が多い場合に対応できる。
尚、1つの結合部から複数本に分岐する構成ではなく、結合部を上下または左右に複数個形成し、この複数個の結合部に、それぞれ送り管を備えても同じ効果が得られる。
−実施形態3−
図8は、本発明の第三の実施形態に係る半田付け装置の要部斜視図である。この実施形態の半田付け装置は、吐出口に単一または複数個の局所的溢流箇所を備えるもので、被半田付け体がトランス、チョウクコイルなどの場合に、信頼性の高い半田付けができる。
図8(a)は局所的溢流箇所として1個の凹部45を備えた吐出口44の斜視図、(b)は1個の孔部47を備えた吐出口46の斜視図、(c)は2個の凹部49を備えた吐出口48の斜視図、(d)は2個の孔部51を備えた吐出口50の斜視図、(e)は4個の凹部53を備えた吐出口52の斜視図、(f)は1個の樋部55を備えた吐出口54の斜視図である。
図9は、半田付けに際して、局所的溢流箇所としての凹部と被半田付け体の半田接合部との関係を示すもので、 (a)は吐出口の外側に半田接合部を位置する場合の模式図、(b)は吐出口の内側に半田接合部を位置する場合の模式図、(c)は半田接合部の全てを吐出口の内側に位置する場合の模式図である。
例えば図8(a)又は(c)に示す吐出口44又は48を用いる場合、被半田付け体32の半田接合部33を、図9 (a) に示すように吐出口44又は48に横付けして半田付けした後、例えば、被半田付け体32を自動的に回転させる工法により、生産性を高めることができる。図8(f)に示す吐出口54は、半田流の幅、長さ及び深さが一定に保たれているので、半田付け後における被半田付け体32間のバラツキを少なくすることができる。そのうえ、半田接合部33の上方にまで半田が飛散することがないので、コイルの導線のエナメルが剥がることが防がれる。
また、図8 (e) に示す吐出口52を用いる場合、被半田付け体32の半田接合部33を、図9 (c) に示すように吐出口52に浸けて半田付けするもので、一度に4箇所の半田ができるものとなり生産性を高めるものとなる。
一般的に、トランス、チョウクコイル等の場合には、半田付け時にポリウレタン溶融樹脂が半田接合部33に付着し、その樹脂のカスが剥がれ落ち、他の部品に付着し絶縁不良などの悪影響を及ぼすことから、これを取り除く工程が必要となる。この実施形態によれば、半田接合部33に集中的な溢流箇所が形成できるために、半田接合部に付着しているポリウレタン溶融樹脂を流し取ることができ、樹脂除去工程を省いて工数を減らすことができる。
尚、吐出口46、50、54の上面は大気に解放されていても良い。
−実施形態4−
この発明の第四実施形態は、複数個の貯留槽と、単一の回収槽とを組み合わせるもので、複数個の貯留槽の同時運転、または単独運転の切り替えが可能な半田付け装置である。図10は、第四実施形態に係る半田付け装置の要部断面図、図11は気体を圧入した時の溶融半田の液位の状態を示すもので、(a)は同時運転の場合を示す図、(b)は単独運転の場合を示す図である。
半田付け装置56は、図10に示す左側および右側の貯留槽57、58内の溶融半田59、60を、単一の回収槽61内に備えた送り管62、63に移動させ、上端部に形成した吐出口64、65より溢流形態にて送り出すものである。一方、戻り管66、67は、それぞれ各貯留槽57、58内に1本ずつ設けられている。
図11(a)は、左側および右側の貯留槽57、58を同時運転する場合における気体の圧入時の溶融半田の液位の状態を示す。左右の貯留槽57、58内に、供給管24より気体を同時に圧入することにより、貯留槽57内の溶融半田59、および貯留槽58内の溶融半田60が、送り管62、63に移動し、吐出口64、65より同時に溢流形態にて送り出される。この同時運転は、量産数の多い場合、またはプリント基板のサイズが大きい場合、などに対応するものである。
図11(b)は、左右の貯留槽57、58のいずれかを単独運転する場合における気体の圧入時の溶融半田の液位の状態を示す。例えば、左側の貯留槽57内に、供給管24より気体を圧入して、貯留槽57内の溶融半田59を送り管62に移動させ、吐出口64より溢流形態にて送り出して浸漬半田をする。この単独運転は、量産数の少ない場合、またはプリント基板のサイズが小さい場合、などに対応するものである。
いずれにしても供給する気体の圧力は左右で同じであるから、供給管24は単一の流体圧機器に接続された1本の管を分岐して用いることができる。
左右の供給管で圧力を異ならせることができる場合は、例えば図12に示すように、供給管24より気体を圧入する圧力の大きさを、左側の貯留槽57>右側の貯留槽58とすることにより、左側の吐出口64に多量の溶融半田59を送り出すとともに、右側の吐出口65には少量の溶融半田60を送り出す。これにより例えば、半田付け箇所が多く半田付け量も多いプリント基板等を左側の吐出口64にて対応し、半田付け箇所が少なく半田付け量も少ないプリント基板等を右側の吐出口65にて対応する。つまり、異なる2機種のプリント基板等を同時に量産できるものとなる。
尚、吐出口の形態を左右で異ならせて、複数種の被半田付け体を同時に半田付けするようにしてもよい。
−実施形態5−
この発明の第五実施形態は、貯留槽を回収槽の中に存在させるもので、図13は第五実施形態に係る半田付け装置76の要部断面図、図14は気体を圧入した時の溶融半田の液位の状態を示す。
半田付け装置76は、貯留槽77を回収槽78の中に形成している。この貯留槽77と回収槽78の間に溶融半田が移動できるための結合部79と結合部80を、貯留槽77の上方部と底部近傍に備えている。貯留槽77は上蓋81をボルト82にて気密に閉じたもので、上蓋81には加圧手段(図示せず)よりの気体を圧入するために供給管83が気密性を保って取り付けられている。一方の結合部79には、送り管85が気密性を保って貫通し、その下端が貯留槽77の底付近に達し、上端が回収槽78の開口面より上に位置するように固定されている。他方の結合部80には、戻り管88が液密性を保って貫通し、その上端が貯留槽77の天井より低い位置になるように固定されている。さらに、送り管85の上端部に上方に開口した吐出口91が形成されている。また、回収槽78の下部にヒータ92が組み込まれている。
貯留槽77内に供給管83より気体を圧入すると、圧入前の貯留槽77内の液位90が図14に示すように液位93まで押し下げられ、戻り管88内では液位95まで押し下げられる。これにより、回収槽78内の液位87は、液位94の位置まで押し上げられ、送り管85内の溶融半田は吐出口91の上端開口部に達する。吐出口91の開口面と液位93との圧力差(落差) をAとし、液位94と液位95との圧力差 (落差) をBとすると、気体圧力+A=大気圧+Bのとき、吐出口91内の半田は開口面すれすれで均衡を保つ。そして、更に気体を圧入すると、均衡がくずれて半田が吐出口91より溢れ出す。
この溢流状態にて被半田付け体の半田接合部を浸漬して半田付けする。そして、半田付けが終了すると、気体の圧入を停止して貯留槽77内の圧力を大気圧に戻す。すると、圧力差 (落差) により、回収槽78の溶融半田86が、戻り管88にて貯留槽77内に戻る。
半田付け装置76も半田の中に機械的可動部が浸かっていないので、長期的にメンテナンスを必要とせず、設定条件を保って安定して半田付けすることを可能にする。
−実施形態6−
図15は本発明の第六の実施形態に係る半田付け装置の一部破断斜視図である。この実施形態は、貯留槽に気体を圧入する手段として流体圧機器を接続したところを示す。流体圧機器としては、気体の出入り口が供給管24と接続された空気圧シリンダー100が用いられている。空気圧シリンダー101のピストンロッド102は、ボールネジ103及びそのスライダ104を介してモータ105と連結されている。その他の点は、実施形態1と同一構成であってよい。
この半田付け装置100によれば、モータ105を駆動させることにより、スライダ104が往復運動し、それに伴ってロッド102が進退する。従って、供給管24を介して貯留槽に出入りする気体の量を正確に制御することができ、その結果吐出口より溢れる半田の量を制御することができる。気体としては不活性ガスが好ましく用いられる。
モータ105としては、回転数、回転方向を変えられるものが好ましく、サーボモータ、パルスモータ、油圧モータ等が適用可能である。また、リニアモータのように出力が往復する場合はボールネジ103及びスライダ104を省いてロッド102と直結することができる。
−実施形態7−
図16は本発明の第七の実施形態に係る半田付け装置の要部断面図である。この実施形態では実施形態6の構成に更に4方弁及び圧力吸収体を追加した。その他の点では、実施形態6と同様である。
圧力吸収体106は、酸素遮断性の柔軟性プラスチックフィルムからなり、袋状をなし、その中に脱酸素剤107が入れられている。そして、圧力吸収体106と、供給管24と、空気圧シリンダー101とが4方弁108を介して接続されている。
この半田付け装置200によれば、実施形態6におけると同様に供給管24を介して貯留槽に出入りする気体の量を正確に制御することができる。気体は空気であってよい。但し、始動時は、半田が常温から溶融温度にまで加熱され、それに伴って気体が熱膨張して貯留槽内圧が上昇することから、空気圧シリンダー101だけで溶融半田の溢れ出し量を適切に制御することが困難な場合がある。そこで、半田温度が一定になって貯留槽内圧が定常状態になるまでは図17に示すように貯留槽内が圧力吸収体と通じるように4方弁108を切り替えておき、膨張した気体を圧力吸収体106にて吸収する。そして、定常状態に達した時点で4方弁108を戻し、空気圧シリンダー101にて圧力を制御すればよい。
また、終了時に半田温度が下がるのに伴って気体が収縮し、貯留槽内圧が下降することから、供給管24内に半田が流れ込むおそれがある。そこで、ある程度半田温度が下がった時点で再び4方弁108を圧力吸収体と通じるように切り替え、気体を貯留槽内に戻す。このときの気体は脱酸素剤にて酸素が除去されているので、貯留槽内の半田と接触しても半田が酸化されることはない。
−実施形態8−
図18は本発明の第八の実施形態に係る半田付け装置の要部断面図であり、(a)は半田付け前の準備段階、(b)は半田付け開始段階、(c)は半田付け定常段階を示す。この実施形態では、これまでの実施形態と異なり送り管126の上端部は戻り管129の上端部より低い位置にある。
このような位置関係にある場合は、先ず貯留槽118内を負圧にして(図中、P1、P2及びP3はそれぞれある圧力の絶対値を示す。)貯留槽118内に半田を逆流させることにより、貯留槽118内の半田液面を十分に高くする一方、回収槽119内の液面を送り管126の上端部よりも低くする(準備段階)。その後、貯留槽118内を大気圧に近づけることにより、貯留槽118内及び戻り管129内の液面を下げるとともに回収槽119内及び送り管126内の液面を上げて送り管126より半田を溢れさせる(開始段階)。更に貯留槽118内圧を上げて正圧にすることにより、半田の溢流状態を継続させる(定常段階)。
この実施形態によれば、槽容積を同じとする場合、貯留槽内及び回収槽内の半田の総量がこれまでの実施形態よりも少なくて良い。また、吐出口が回収槽の内壁で囲まれているので、半田が飛び散らないという利点を有する。
実施形態1の半田付け装置の一部破断斜視図である。 同装置の要部断面図である。 同装置にて、気体を圧入した時の溶融半田の液位の状態を示す図である。 同装置の使用方法を示す要部断面図である。 同装置に適用される吐出口を示すもので、(a) は送り管の横断面積より大きい吐出口の要部断面図、(b)は送り管の横断面積より小さい吐出口の要部断面図である。 実施形態2の半田付け装置の一部破断斜視図である。 同装置の要部断面図である。 実施形態3の半田付け装置に用いられる吐出口を示し、(a) は局所的溢流箇所として1個の凹部を備えたもの、(b) は1個の孔部を備えたもの、(c) は2個の凹部を備えたもの、(d) は2個の孔部を備えたもの、(e) は4個の凹部を備えたもの、(f) は1個の樋部を備えたものの斜視図である。 局所的溢流箇所と被半田付け体の半田接合部との関係を示し、(a)は吐出口の外側に半田接合部を位置する場合の模式図、(b)は、吐出口の内側に半田接合部を位置する場合の模式図、(c)は半田接合部の全てを吐出口の内側に位置する場合の模式図である。 実施形態4の半田付け装置の要部断面図である。 同装置にて、気体を圧入した時の溶融半田の液位の状態を示すもので、 (a)は同時運転、(b)は単独運転の場合を示す図である。 同装置にて、左右の貯留槽内の圧力を異ならせた場合の液位の状態図である。 実施形態5の半田付け装置の要部断面図である。 同装置にて、気体を圧入した時の溶融半田の液位の状態を示す図である。 実施形態6の半田付け装置の一部破断斜視図である。 実施形態7の半田付け装置の要部断面図であり、(a)は吐出口より半田が溢れ出している状態、(b)は半田付けを終えようとしている状態を示す。 同装置において4方弁を切り替えた状態を示す要部断面図である。 実施形態8の半田付け装置の要部断面図であり、(a)は半田付け前の準備段階、(b)は半田付け開始段階、(c)は半田付け定常段階を示す。 従来の噴流式の半田付け装置の要部断面図である。 従来の汲み上げ式の半田付け装置の要部断面図である。
符号の説明
17、38、56、76、117 半田付け装置
18、57、58、77、118 貯留槽
19、61、78、119 回収槽
20、79 結合部
21、80 結合部
24、83 供給管
25、27、59、60、84、86 溶融半田
26、39、40、62、63、85、126 送り管
28、87 回収槽の溶融半田の液面
29、66、67、88、129 戻り管
30、90 貯留槽の静止時の溶融半田の液面
31、31a、31b、41、42、44、46、48、50、52、54、64、65、91 吐出口
32、43 被半田付け体
33 半田接合部
45、47、49、51、53、55 局所的溢流箇所

Claims (9)

  1. 加圧手段と、
    加圧手段より圧力媒体としての気体を供給する供給管が設けられ、半田貯留時に液面と接する空間の圧力を制御可能な貯留槽と、
    上端部が大気に開放された回収槽と、
    貯留槽内に立てられて上端部が開口し、下端部が貯留槽を貫いて回収槽と連通した半田戻り管と、
    回収槽内に立てられて上端部が開口し、下端部が前記半田戻り管の上端部よりも低い位置にあって且つ回収槽を貫いて貯留槽と連通した半田送り管とを備えることを特徴とする半田付け装置。
  2. 前記貯留槽及び回収槽は、互いに隣接しているか又は一方が他方を内包しており、半田戻り管が貫く貯留槽の壁が回収槽の一つの壁を兼ね、半田送り管が貫く回収槽の壁が貯留槽の一つの壁を兼ねている請求項1に記載の半田付け装置。
  3. 前記半田送り管は、複数本である請求項1又は2に記載の半田付け装置。
  4. 前記貯留槽が複数個であって、各貯留槽内に半田戻り管が立てられ、各半田戻り管が単一の回収槽と連通している請求項1〜3のいずれかに記載の半田付け装置。
  5. 前記加圧手段が、流体圧機器である請求項1〜4のいずれかに記載の半田付け装置。
  6. 前記流体圧機器が切替弁を介して貯留槽と接続されているとともに、更に流体圧機器と貯留槽との間を流通する圧力媒体を吸収する圧力吸収体が切替弁に接続されている請求項5に記載の半田付け装置。
  7. 前記圧力媒体が不活性ガスであって、圧力吸収体が脱酸素剤を内蔵している請求項6に記載の半田付け装置。
  8. 加圧手段と、
    加圧手段より圧力媒体としての気体を供給する供給管が設けられ、半田貯留時に液面と接する空間の圧力を制御可能な貯留槽と、
    上端部が大気に開放された回収槽と、
    貯留槽内に立てられて上端部が開口し、下端部が貯留槽を貫いて回収槽と連通した半田戻り管と、
    回収槽内に立てられて上端部が開口し、下端部が前記半田戻り管の上端部よりも低い位置にあって且つ回収槽を貫いて貯留槽と連通した半田送り管とを備える半田付け装置を製造するに際し、
    前記半田送り管の長さを、貯留槽内の液面より上位にある半田送り管内における半田柱の圧力と大気圧との和よりも貯留槽内圧を高く維持できるだけの、液面低下が可能な程度にすることを特徴とする半田付け装置の製造方法。
  9. 請求項1に記載の装置の貯留槽、戻り管、送り管及び回収槽に溶融半田を充填し、貯留槽を密閉した状態で加圧手段により貯留槽の内圧を上げ、送り管より溶融半田を吐出させ、送り管より溢れだした溶融半田に被半田付け体の半田接合部を浸漬することを特徴とする半田付け方法。
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