JP2006134092A - 制御用表示装置、作画エディタ装置、表示制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

制御用表示装置、作画エディタ装置、表示制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 グラフィック操作パネルを備えた装置に対するオペレータによる装置の操作性を向上させる。
【解決手段】 タッチパネル25は、表示画面において、オペレータによる部品画像の押下を検出する。イベント実行部27は、オペレータによる部品画像の持続的な押下が所定の時間、タッチパネル25によって検出された場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する。画像状態変更部26は、イベント実行部27による所定の処理の実行が開始される前の、オペレータによる部品画像の持続的な押下がタッチパネル25によって検出されている間に、部品画像の表示状態を変更する。これにより、オペレータは、部品画像の表示状態が変更されたことに基づき、部品画像を押下し続ける必要があることがわかり、次の操作に戸惑うことがない。したがって、制御用表示装置20の操作性が向上する
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作性に優れた制御用表示装置、この制御用表示装置が使用する画面データを生成する作画エディタ装置、制御用表示装置をソフトウェア的に実現する表示制御プログラム、および、この表示制御プログラムを格納しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、制御システムのHMI(Human Machine Interface)として、プログラマブル表示器をはじめとするグラフィック操作パネルが広く使用されている。
当該グラフィック操作パネルは、デバイスの状態を、当該デバイスを表す部品画像として操作画面上に表示してオペレータへ通知すると共に、オペレータによる操作画面への操作(部品画像の押下)を受け付け、当該操作に応じて、部品画像の表示状態を変更したり、部品画像が表すデバイスを制御したりする。
ここで、従来のグラフィック操作パネルでは、オペレータによる部品画像の押下処理に基づき、多様なタイミングで、部品画像が表すデバイス(スイッチ等)に割り当てられた処理が実行されるようになっている。
例えば、オペレータが部品画像を一定時間押下し続けた後に、デバイスをONにして、何らかの処理を実行する技術(ONディレイ)が知られている。他にも、オペレータが部品画像の押下を終了してから、一定時間が経過した後に、スイッチをOFFにする技術(OFFディレイ)も知られている。
また、特許文献1には、1回のスイッチ操作と連動して、互いに出力タイミングの異なった複数種類の信号を出力可能とするとともに、その信号の出力タイミングを処理指示語を用いて検出し、その処理指示語で特定される所定の処理動作を行わせるプログラム式表示装置が開示されている。
特許文献1によれば、スイッチ動作と連動して行われる多様な制御動作を、簡単に設定できる。
また、特許文献2には、グラフィック操作パネルとは異なるが、オフ操作後に一定時間、オン状態を維持する遅延スイッチが開示されている。
特開平11−065768号公報(公開日:平成11年(1999年)03月09日) 特開平05−274962号公報(公開日:平成05年(1992年)03月26日)
しかし、上述した従来技術には、オペレータによる装置の操作性が悪いという問題がある。
例えば、ONディレイが設定されている場合において、オペレータが部品画像を押下し続けた場合、部品画像の表示状態はそのままである。したがって、オペレータは、部品画像を押下している最中、現在、部品画像を押し続ければスイッチがONになるのか、それとも、すでにスイッチがONになっているのかを、部品画像の表示状態に基づき判別できない。このことから、オペレータは、次にどのような操作をすべきであるのかを、すぐに決定できない。このような問題は、OFFディレイ中でも同様に生じる。
また、特許文献1の装置では、異なる処理動作が行われている間、スイッチの表示状態に変更がないため、オペレータは、現在、どのような処理が行われているのかを、スイッチの表示状態から知ることができない。したがって、オペレータは、次にどのような操作をすべきであるのかを、すぐに決定できない。
また、特許文献2の遅延スイッチでは、オフ操作後、スイッチの表示状態は、オンのままとなっている。この状態において、ユーザは、スイッチをオフした後のオン状態であるのか、それとも、通常のオン状態であるのかを区別できない。この場合も、オペレータは、次にどのような操作をすべきであるのかを、すぐに決定できない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性に優れた制御用表示装置、この制御用表示装置が使用する画面データを生成する作画エディタ装置、制御用表示装置をソフトウェア的に実現する表示制御プログラム、および、この表示制御プログラムを格納しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明に係る制御用表示装置は、上記の課題を解決するために、表示画面において、オペレータによる部品画像の押下を検出する領域入力手段と、上記オペレータによる上記部品画像の持続的な押下が所定の時間、上記領域入力手段によって検出された場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する処理実行手段とを備えている制御用表示装置において、上記処理実行手段による上記所定の処理の実行が開始される前の、上記オペレータによる上記部品画像の持続的な押下が上記領域入力手段によって検出されている間に、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段をさらに備えていることを特徴としている。
上記の構成によると、本装置では、処理実行手段による所定の処理の実行が開始される前の、オペレータによる部品画像の持続的な押下が所定の時間、領域入力手段によって検出されている間において、表示状態変更手段によって部品画像の表示状態が変更される。すなわち、オペレータによる部品画像の押下が始まって、当該部品画像に割り当てられている所定の処理が処理実行手段によって実行されるまでの間、部品画像の表示状態が変更される
これにより、このような部品画像の表示状態の変更にもとづき、オペレータは、いま、部品画像をONにするためには、部品画像を所定の時間、押し続ける必要があることを理解する。したがって、オペレータは、部品画像を押下し続けている間、次にどうすべきかを迷うことがない。
このように、本装置は、部品画像の表示状態の変更を行わない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況を示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、本装置は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する効果を奏する。
本発明に係る他の制御用表示装置は、上記の課題を解決するために、上記オペレータによる上記部品画像の押下の終了が上記領域入力手段によって検知されてから、所定の時間が経過したことを確認した場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する処理実行手段と、上記オペレータによる上記部品画像の押下の終了が上記領域入力手段によって検知されてから、所定の時間が経過したことを確認した場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する処理実行手段とを備えている制御用表示装置において、上記オペレータによる上記部品画像の押下の終了が領域入力手段によって検出されてから、上記処理実行手段による上記所定の処理の実行が開始される前の間、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段をさらに備えていることを特徴としている。
上記の構成によると、本装置では、オペレータによる部品画像の押下の終了が領域入力手段によって検出されてから、処理実行手段による所定の処理の実行が開始されるまでの間、部品画像の表示状態が、表示状態変更手段によって変更される。
これにより、このような部品画像の表示状態の変更にもとづき、オペレータは、いま、所定の時間待たないと、部品画像がOFFにならないことを理解する。したがって、オペレータは、部品画像の押下を終了したあと、現在、部品画像がOFFになっているのか、それとも、まだONのままであるが、ある程度の時間が経てばOFFになるのか、を判別できる。
このように、本装置は、部品画像の表示状態の変更を行わない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況を示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、本装置は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する効果を奏する。
本発明に係るさらに他の制御用表示装置は、上記の課題を解決するために、上記オペレータによる上記部品画像の1回目の押下の終了が上記領域入力手段によって検出されてから、上記処理実行手段による上記所定の処理が実行されるまでの間、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段と、上記オペレータによる上記部品画像の1回目の押下の終了が上記領域入力手段によって検出されてから、所定の時間経過後、上記オペレータによる上記部品画像の2回目の押下が上記領域入力手段によって検出された場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する処理実行手段とを備えている制御用表示装置において、上記オペレータによる上記部品画像の1回目の押下の終了が上記領域入力手段によって検出されてから、上記処理実行手段による上記所定の処理が実行されるまでの間、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段をさらに備えていることを特徴としている。
上記の構成によると、本装置では、オペレータによる部品画像の1回目の押下の終了が領域入力手段によって検出されてから、所定の時間経過後、オペレータによる部品画像の2回目の押下が領域入力手段によって検出されると、当該部品画像に割り当てられている所定の処理が、処理実行手段によって実行される。
また、このとき、オペレータによる部品画像の1回目の押下の終了が領域入力手段によって検出されてから、処理実行手段による所定の処理が実行されるまでの間、部品画像の表示状態が、表示状態変更手段によって変更される。
これにより、このような部品画像の表示状態の変更にもとづき、オペレータは、いま、部品画像の表示状態が変更されている間に、もう一度部品画像を押下しないと、部品画像がONにならないことを理解する。したがって、オペレータは、部品画像の1回目の押下を終了したあと、部品画像がONになったのか、それとも、もう一度部品画像を押下する必要があるのか、を判別できる。
このように、本装置は、部品画像の表示状態の変更を行わない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況を示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、本装置は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する効果を奏する。
また、本発明に係る制御用表示装置は、さらに、上記オペレータによる上記部品画像の押下の終了が上記領域入力手段によって検出されてから、上記所定の時間が経過した後において、上記オペレータによる2回目の部品画像の押下が検出されなかった場合、上記表示状態変更手段は、上記部品画像の表示状態を元の状態に変更するか、またはさらに別の状態に変更することが好ましい。
上記の構成によれば、オペレータによる部品画像の押下の終了が領域入力手段によって検出されてから、所定の時間が経過した後において、オペレータによる二度目の部品画像の押下領域入力手段によって検出されなかった場合、上記部品画像の表示状態が、表示状態変更手段によって、元の状態に変更されるか、または、さらに別の状態に変更される。
これにより、オペレータは、所定の時間経過後、部品画像の表示状態が元の状態に変更されるか、または、さらに別の状態に変更されたことを視認して、部品画像を再び押下してもONにはならないことを理解する。このように、本装置は、オペレータによる装置の操作性をさらに向上できる効果を奏する。
本発明に係る制御用表示装置は、上記の課題を解決するために、表示画面において、オペレータによる部品画像の押下を検出する領域入力手段と、上記オペレータによる上記部品画像の押下が上記領域入力手段によって検知されないように設定する押下ロック設定手段とを備えている制御用表示装置において、上記オペレータによる上記部品画像の押下が上記領域入力手段によって検知されないように上記押下ロック設定手段によって設定されている間、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段をさらに備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、本装置では、オペレータによる部品画像の押下が領域入力手段によって検知されないように押下ロック設定手段によって設定されている間、上記部品画像の表示状態が、表示状態変更手段によって変更される。これにより、オペレータは、部品画像の表示状態が変更されていることに基づき、いま、部品画像を押下しても、スイッチがONにはならないことを理解する。
このように、本装置は、部品画像の表示状態の変更を行わない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況を示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、本装置は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する効果を奏する。
本発明に係る作画エディタ装置は、上記の課題を解決するために、制御用表示装置が、上記表示画面を表示する際に使用する画面データを作成する画面データ作成手段を備えている作画エディタ装置において、上記画面データ作成手段は、上記表示状態変更手段による上記部品画像の変更処理内容が定義されている変更内容定義データを含んでいる画面データを作成することを特徴としている。
上記の構成によれば、表示状態変更手段による部品画像の変更処理内容が定義されている変更内容定義データを含んでいる画面データが、画面データ作成手段によって、作成される。したがって、上述した制御用表示装置は、この画面データを使用して、表示画面を表示する。すなわち、制御用表示装置は、上述した部品画像の変更処理を、この画面データに基づいて行うことができる。
このように、上記の構成によれば、表示状態変更手段による部品画像の変更処理内容が定義されている変更内容定義データを含んでいる画面データを作成できる作画エディタ装置を提供できる効果を奏する。
なお、上述した制御用表示装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記制御用表示装置をコンピュータにて実現させる表示制御プログラム、およびその表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る制御用表示装置では、処理実行手段による所定の処理の実行が開始される前の、オペレータによる部品画像の持続的な押下が領域入力手段によって検出されている間に、表示状態変更手段が、部品画像の表示状態を変更するため、オペレータによる装置の操作性により優れる効果を奏する。
本発明の一実施形態について、図1〜図14を参照して説明する。
本発明の制御システムは、ターゲットシステムに備えられているデバイス50を制御するためのシステムである。この制御システムは、例えば、ベルトコンベア式の自動組付機などのデバイス50の制御に好適に用いられる。以下では、本発明の制御用表示装置20を説明するに先立ち、まず、制御用表示装置20を備えている制御システムの全体構成について詳細に説明する。
〔制御システム〕
図1は、本発明の一実施形態に係る制御用表示装置20を含む制御システムの詳細な構成を示すブロック図である、この図に示すように、本発明に係る制御システムは、作画エディタ装置10、制御用表示装置20、PLC40、およびデバイス50からなる構成である。
〔作画エディタ装置10〕
作画エディタ装置10は、制御用表示装置20において画面表示に使用される画面データを作成するための装置である。この作画エディタ装置10は、作画処理部12および通信部14を備えている。オペレータは、専用のエディタソフトウェアを用い、画面上でスイッチやランプなどの各部品画像を組み合わせることによって、表示画面を作成する。このとき、作画処理部12は、オペレータが作成した表示画面に基づき、この表示画面を表示するために制御用表示装置20が用いる画面データを生成する。
このとき、画面データ作成手段は、後述する画像状態変更部26による部品画像の変更処理内容が定義されている変更内容定義データを含んでいる画面データを生成する。また、作画エディタ側通信部22は、作画処理部12が生成した画面データを、制御用表示装置20の作画エディタ側通信部22に送信する。
〔PLC40、デバイス50〕
PLC40は、デバイス50を制御する制御装置である。デバイス50として、ターゲットシステムに備えられる各種スイッチやランプ等がある。これらのデバイスは、何らかのデバイスアドレスにより、制御用表示装置20によって特定されることが可能なものであれば、任意のものでかまわない。例えば、デバイスは、デバイス50自体であってもよいし、PLC40や、制御用表示装置20に装着されている記憶装置など、制御システムに設けられている記憶装置の一領域であってもよい。
〔制御用表示装置20〕
制御用表示装置20は、デバイス50の状態を表示し、オペレータによるデバイス50への操作を受け付け、デバイス50を制御する指示を、PLC40に出力する。このとき、制御用表示装置20は、作画エディタ装置10において生成された画面データに基づき、液晶ディスプレイ等によって構成されるディスプレイ24上に、各デバイス50等を表す部品画像を表示する。オペレータが制御用表示装置20を操作し、ディスプレイ24に表示されている各部品画像を押下する(タッチする)することによって、制御用表示装置20では、デバイス50への制御指示や、別の表示画面への表示切り替えなどが行われる。
また、制御用表示装置20は、いわゆるプログラマブル表示器の一種である。すなわち、制御用表示装置20は、後述する画面データに基づいて、デバイス50を制御するためにオペレータに提供する表示画面を、ディスプレイ24上に表示する。また、ディスプレイ24においてオペレータによる入力を受け付けることによって、デバイス50を制御したり、ディスプレイ24の画面表示を更新したりする。
制御システムでは、図1に示すように、制御用表示装置20は、シリアルケーブルなどの通信回線を介して、各PLC40と接続されている。図1では、説明の便宜上、制御用表示装置20に接続された2台のPLC40と、各PLC40に接続されたそれぞれ1台のデバイス50とを表示している。しかし、制御用表示装置20を備えている制御システムでは、ターゲットシステムの規模に応じて、必要な数のPLC40およびデバイス50を任意に備えることができる。
〔制御用表示装置20の概要〕
制御用表示装置20は、上述したように、作画エディタ装置10において作成され、制御用表示装置20に送信される画面データに基づき、画面データが表す画面を、タッチパネル等の表示デバイスに表示する。そして、制御用表示装置20では、オペレータが部品画像をタッチ(押下)すると、この部品画像に割り当てられている所定の動作が実行される。
〔制御用表示装置20の詳細〕
制御用表示装置20の詳細について、図1を参照して詳細に説明する。制御用表示装置20は、図1に示すように、制御部21、作画エディタ側通信部22、画面データ記憶部23、ディスプレイ24、タッチパネル25(領域入力手段)、画像状態変更部26(表示状態変更手段)、イベント実行部27(処理実行手段)、インターロック部28(押下ロック設定手段)、およびPLC側通信部29を備えている。
〔制御部21〕
制御部21は、制御用表示装置20内に備えられている各部材を統括的に制御する。例えば、作画エディタ側通信部22が受信した画面データを受け取り、画面データ記憶部23に格納する。
〔作画エディタ側通信部22〕
作画エディタ側通信部22は、作画エディタ装置10から送信された画面データを受信し、制御部21に出力する。
〔画面データ記憶部23〕
画面データ記憶部23は、作画エディタ側通信部22を通じて制御用表示装置20が受信した画面データを格納している。
〔ディスプレイ24〕
ディスプレイ24は、表示画面を表示する。このディスプレイ24に表示されている部品画像にオペレータがタッチすることによって、制御用表示装置20では、各部品に対応付けられている所定の処理が実行される。この詳細については、後述する。
〔タッチパネル25〕
タッチパネル25は、複数の部品画像によって構成される表示画面において、いずれかの部品画像へのオペレータによる入力を受け付け、当該受け付けた部品画像を識別する座標データを出力する。すなわち、タッチパネル25は、ディスプレイ24において表示されている表示画面に含まれるいずれかの部品画像への、オペレータによるタッチ動作を検出する。この後、タッチパネル25は、オペレータがタッチした部品画像を特定する座標データを出力する。
〔イベント実行部27〕
イベント実行部27は、画面データ記憶部23に記憶されている画面データに基づき、ディスプレイ24に、各種部品画像によって構成される表示画面を表示する。また、イベント実行部27は、座標データおよび画面データに基づき、オペレータがタッチした部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する。
〔インターロック部28〕
インターロック部28は、所定の条件が成立する場合、例えば、部品画像におけるビットがONとなっている場合、オペレータによる当該部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出されないように設定する。また、インターロック部28は、オペレータによる部品画像のタッチが、タッチパネル25によって検出されても、イベント実行部27による所定の処理が実行されないように設定する。このような設定をすることによって、インターロック部28は、部品画像に対するロック(インターロック)を実現する。
〔PLC側通信部29〕
PLC側通信部29は、通信回線を通じてPLC40とやり取りし、イベント実行部27が実行した所定の処理内容に基づく、デバイス50に対する制御内容をPLC40に送信する。また、PLC40から、デバイス50の状態を示すデータを受信する。
〔画面データ〕
作画処理部12において生成され、制御用表示装置20に送信される画面データは、画面上の領域(部品画像)と、各領域への表示や入力に対応するデバイス50との対応関係を示すタグが組み合わされて構成されている。この画面データを利用することによって、制御用表示装置20は、複数の単位画面を切り換えて表示することができる。また、タグは、このタグが有効となる単位画面を示すファイル番号と、単位画面上で実行すべき処理内容を特定する事象名と、事象ごとに参照される参照情報とを含んでいる。
〔ONディレイ〕
制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチに対して、ONディレイを設定することができる。このONディレイとは、オペレータによる部品画像の持続的なタッチが所定時間、タッチパネル25によって検出され続けることをいう。制御用表示装置20では、ONディレイの経過後に、部品画像に割り当てられた所定の処理が、イベント実行部27によって実行される。すなわち、このとき、部品画像によって表されるスイッチ(デバイス50等)が、ONになる。この例について、図2を参照して説明する。
図2は、オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化を示す図である。
この図に示すように、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチがOFFであるとき、ディスプレイ24に部品画像としてOFF画像が表示されている。換言すると、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出されていないとき、イベント実行部27が、ディスプレイ24に、部品画像としてOFF画像を表示している。
ここで、オペレータによる部品画像のタッチがOFFからONに変化するとき、部品画像の表示状態が、OFF画像からONディレイ画像へと変化する。換言すると、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチが開始されたことがタッチパネル25によって検出されると、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態を、OFF画像からONディレイ画像に変更する。このとき、制御用表示装置20において、スイッチは、まだOFFからONへと変化していない。すなわち、オペレータが部品画像をタッチしても、スイッチはOFFのままであり、イベント実行部27は、部品画像に割り当てられている所定の処理を実行しない。
このONディレイ画像は、オペレータに対して、部品画像を所定時間、タッチし続けると、スイッチがONになることを伝えるための画像である。この画像が表示されていることに基づき、オペレータは、部品画像をタッチし続ける。そして、図2に示す例では、オペレータが、部品画像をディレイ時間tonの間タッチし続けると、スイッチがONになり、部品画像の表示状態が、ONディレイ画像からON画像へと変化する。
すなわち、オペレータによる部品画像のタッチが、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって持続的に検出され続けている間、部品画像として、ONディレイ画像が表示され続ける。ここで、ディレイ時間ton経過、オペレータによる部品画像のタッチの終了がタッチパネル25によって検出されると、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態をONディレイ画像からON画像へと変更する。
これにより、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチが、ディレイ時間tonの間、持続的にONとなったあとに、スイッチがONになる。このとき、オペレータがタッチした部品画像に割り当てられている所定の処理が、イベント実行部27によって実行される。
このような構成を取ることによって、制御用表示装置20では、オペレータが部品画像を所定時間、タッチし続けたあとに初めて、部品画像に割り当てられている所定の処理が実行される。すなわち、制御用表示装置20は、オペレータが誤って部品画像をタッチした場合の誤動作を未然に防止できる。
また、制御用表示装置20では、ディレイ時間tonの間、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態が、ONディレイ画像となっている。したがって、オペレータは、部品画像をタッチしたあと、部品画像の表示状態がONディレイ画像となっていることに基づき、これから、部品画像を持続的にタッチし続けないと、スイッチがONにならないことを理解する。
すなわち、制御用表示装置20では、ONディレイ中に、画像状態変更部26が部品画像の表示状態を変更することによって、オペレータに対して、いま、ONディレイ中である事実を通知できる。オペレータは、この部品画像の表示状態によって、部品画像をタッチした後、現在、制御用表示装置20がどのような状態になっているのかを知ることができるため、操作にまごつくことがない。すなわち、制御用表示装置20は、従来装置に比べて、ユーザフレンドリーに優れる。
このように、制御用表示装置20は、ONディレイ時に部品画像の表示状態を変更しない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況を示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、制御用表示装置20は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する。
〔ONディレイ設定時の処理〕
なお、制御用表示装置20では、図3〜図6に示すように、タッチパネル25による部品画像のタッチ状況の検出のタイミングに合わせて、ビットの状態や、ブザーの鳴動を適宜、ONにしたりOFFにしたりする。この動作は、適宜、イベント実行部27が行う。
図3は、オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。
図3に示す例では、オペレータによる部品画像のタッチが、タッチパネル25によって持続的に検出され続けた後、イベント実行部27が、ビットをONに設定し、ブザーをONにする。これにより、オペレータがタッチした部品画像に割り当てられているビットがオンに設定され、また、オペレータに対して、スイッチがONになったことを示すブザーが鳴る。
なお、図3の例では、オペレータによる部品画像のタッチが、タッチパネル25によって検出されなくなった後、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態をONディレイ画像からOFFディレイ画像に変更する。一方、イベント実行部27は、ビットをONの状態に設定し続ける。このような動作は、セットスイッチやワードスイッチに適用できる。
図4は、オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の他の例を示す図である。
図4に示す例では、オペレータによる部品画像のタッチが、タッチパネル25によって検出されなくなった後、イベント実行部27は、ビットをOFFに設定する。このような動作は、モーメンタリスイッチに適用できる。
図5は、オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化のさらに他の例を示す図である。
図5に示すように、制御用表示装置20では、スイッチがONになっている間、ブザーを鳴動し続けてもよい。すなわち、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチが、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって持続的に検出され続けた後、オペレータによる部品画像のタッチの終了がタッチパネル25によって検出されるまでの間、イベント実行部27は、ブザーをONにし続けてもよい。換言すると、オペレータによる部品画像のタッチが、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって持続的に検出され続けた結果、イベント実行部27による所定の処理の実行が開始され始めてから、オペレータによる部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出されなくなるまでの間、イベント実行部27は、ブザーをONにし続けてもよい。
図6は、オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化のさらに他の例を示す図である。
図6に示す例では、オペレータによる部品画像のタッチが、ディレイ時間tonの間、タッチパネル25によって検出され続けたあと、イベント実行部27は、ビットをONからOFFに設定する。このような動作は、リセットスイッチに適用できる。
〔OFFディレイ〕
制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチに対して、OFFディレイを設定することができる。このOFFディレイとは、オペレータによる部品画像のタッチの終了がタッチパネル25によって検出されたあと、イベント実行部27による所定の処理の実行が開始されるまでの間の期間を言う。このOFFディレイの経過後、イベント実行部27による所定の処理の実行が開始される。すなわち、このとき、部品画像によって表されるスイッチ(デバイス50等)が、OFFになる。また、このOFFディレイの際、制御用表示装置20では、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態を変更する。そこで、この例について、図7を参照して説明する。
図7は、オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネル25によって検出された後に、ディレイ時間toffの間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネル25によって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化を示す図である。
この図に示すように、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチがONであるとき、ディスプレイ24に部品画像としてON画像が表示されている。換言すると、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出されているとき、イベント実行部27が、ディスプレイ24に、部品画像としてON画像を表示している。
ここで、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチが終了すると、OFFディレイが設定される。すなわち、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチの終了がタッチパネル25によって検出されると、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態をON画像からOFFディレイ画像へと変更する。このとき、制御用表示装置20において、スイッチは、まだONからOFFへと変化していない。すなわち、オペレータが部品画像のタッチを終了しても、スイッチはONのままであり、イベント実行部27は、部品画像に割り当てられている所定の処理を実行している。
このOFFディレイ画像は、オペレータに対して、部品画像のタッチ終了後、所定時間が経過すると、スイッチがOFFになることを伝えるための画像である。図7では、オペレータによる部品画像のタッチが終了したあと、ディレイ時間toffが経過する間、部品画像の表示状態は、OFFディレイ画像となっている。換言すると、オペレータによる部品画像のタッチの終了がタッチパネル25によって検出されたあと、ディレイ時間toffが経過する間、部品画像の表示状態が、画像状態変更部26によってOFFディレイ画像へと変更されている。
これにより、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチの終了が、タッチパネル25によって検出されたあと、スイッチがOFFになる。このとき、オペレータがタッチした部品画像に割り当てられている所定の処理が終了する。
このような構成を取ることによって、制御用表示装置20では、オペレータが部品画像のタッチを終了してから所定時間が経過したあと、初めて、部品画像の割り当てられている所定の処理の実行が終了する。これにより、オペレータは、一定のゆとりを持って制御用表示装置20を操作できる。
また、制御用表示装置20では、ディレイ時間toffの間、部品画像の表示状態が、OFFディレイ画像となっている。したがって、オペレータは、部品画像のタッチを終了したあと、部品画像の表示状態がOFFディレイ画像となっていることに基づき、これから所定時間が経過しないと、スイッチがOFFにならないことを理解する。
すなわち、制御用表示装置20では、OFFディレイ中に、画像状態変更部26が部品画像の表示状態を変更することによって、オペレータに対して、いま、OFFディレイ中である事実を通知できる。すなわち、オペレータは、この部品画像の表示状態によって、部品画像のタッチを終了した後、現在、制御用表示装置20がどのような状態になっているのかを知ることができるため、操作にまごつくことがない。すなわち、制御用表示装置20は、この点においても、従来装置に比べてユーザフレンドリーに優れる。
このように、制御用表示装置20は、OFFディレイ時に部品画像の表示状態を変更しない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況を示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、制御用表示装置20は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する。
〔OFFディレイ設定時の処理〕
なお、制御用表示装置20では、図8〜図10に示すように、OFFディレイが設定されている場合も、タッチパネル25による部品画像のタッチ状況の検出のタイミングに合わせて、ビットの状態や、ブザーの鳴動を適宜、ONにしたりOFFにしたりする。この動作は、適宜、イベント実行部27が行う。
図8は、オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネル25によって検出された後に、ディレイ時間toffの間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネル25によって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。
図8に示す例では、オペレータによる部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出されると、イベント実行部27が、ビットをONに設定し、かつ、ブザーをONにする。これにより、オペレータがタッチした部品画像に割り当てられているビットがオンに設定され、また、オペレータに対して、スイッチがONになったことを示すブザーが鳴る。
なお、図8の例では、オペレータによる部品画像のタッチの終了がタッチパネル25によって検出されてから、ディレイ時間toffが経過したあと、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態をOFFディレイ画像からOFF画像に変更する。一方、イベント実行部27は、ビットをONの状態に設定し続ける。このような動作は、セットスイッチやワードスイッチに適用できる。
図9は、オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネル25によって検出された後に、ディレイ時間toffの間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネル25によって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の他の例を示す図である。
図9に示す例では、オペレータによる部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出されると、イベント実行部27が、ビットをONに設定し、ブザーをONにする。また、オペレータによる部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出され続けている間、イベント実行部27は、ビットをONに設定し続け、ブザーをONにし続ける。さらに、オペレータによる部品画像のタッチの終了がタッチパネル25によって検出されてから、ディレイ時間toffが経過するまでの間も、イベント実行部27は、ビットをONに設定し続け、ブザーをONにし続ける。このような動作は、モーメンタリスイッチに適用できる。
図10は、オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネル25によって検出された後に、ディレイ時間toffの間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネル25によって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化のさらに他の例を示す図である。
図10に示す例では、オペレータによる部品画像のタッチの終了後、ディレイ時間toffが経過したあと、イベント実行部27は、ビットをONからOFFに設定する。このような動作は、リセットスイッチに適用できる。
〔2度押し待ち〕
制御用表示装置20では、部品画像のタッチに対して、2度押し受け付け時間t2を設定することができる。この2度押し受け付け時間t2とは、オペレータによる1回目の部品画像のタッチがタッチパネル25によって検出されたあと、オペレータによる2回目の部品画像のタッチを待つ時間をいう。この2度押し受け付け時間t2の間、制御用表示装置20では、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態を変更する。そこで、この例について、図11を参照して説明する。
図11は、オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出されてから、2度押し受け付け時間t2経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出された場合の、部品画像の表示状態の変化を示す図である。
この図に示すように、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像のタッチがOFFであるとき、ディスプレイ24に部品画像としてOFF画像が表示されている。換言すると、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されていないとき、イベント実行部27が、ディスプレイ24に、部品画像としてOFF画像を表示している。
ここで、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチが終了すると、2度押し受け付け時間t2が設定される。すなわち、制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されると、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態を、OFF画像から2度押し待ち画像へと変更する。このあと、2度押し受け付け時間t2の間、部品画像の表示状態は、2度押し待ち画像のままである。
このとき、制御用表示装置20において、スイッチは、まだOFFからONへと変化していない。すなわち、オペレータが部品画像の1回目のタッチを終了しても、スイッチはOFFのままであり、イベント実行部27は、部品画像に割り当てられている所定の処理を実行しない。
制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されたあと、2度押し受け付け時間t2が経過する間、部品画像として、2度押し待ち画像が表示され続ける。ここで、2度押し受け付け時間t2が経過してしまうまでに、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されると、スイッチがONになる。このとき、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態を2度押し待ち画像からON画像に変更する。また、イベント実行部27は、部品画像に割り当てられた所定の処理を実行する。
このような構成を取ることによって、2度押し受け付け時間t2が設定されている制御用表示装置20では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されたあと、2度押し受け付け時間t2が経過するまでに、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されて初めて、部品画像に割り当てられている所定の処理が実行される。これにより、制御用表示装置20は、オペレータが誤って部品画像をタッチした場合の誤動作を未然に防止できる。
また、制御用表示装置20では、2度押し受け付け時間t2の間、部品画像の表示状態が、2度押し待ち画像となっている。この2度押し待ち画像は、オペレータに対して、部品画像の1回目のタッチ後、所定時間が経過するまでに、部品画像をもう一度タッチする必要があることを伝えるための画像である。したがって、オペレータは、部品画像の1回目のタッチを終了したあと、部品画像の表示状態が2度押し待ち画像となっていることに基づき、これから所定時間が経過するまでに、部品画像をもう一度タッチしないと、スイッチがOFFにならないことを理解する。
すなわち、制御用表示装置20では、2度押し受け付け時間t2中に、画像状態変更部26が部品画像の表示状態を変更することによって、オペレータに対して、いま、2度押し受け付け時間t2が設定されている事実を通知できる。オペレータは、この部品画像の表示状態に基づき、部品画像の1回目のタッチを終了した後、現在、制御用表示装置20がどのような状態になっているのかを知ることができるため、操作にまごつくことがない。すなわち、制御用表示装置20は、この点においても、従来装置に比べてユーザフレンドリーに優れる。
このように、制御用表示装置20は、2度押し待ち時に部品画像の表示状態を変更しない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況がを示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、制御用表示装置20は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する。
〔2度押し待ち設定時の処理〕
なお、制御用表示装置20では、図12〜図14に示すように、2度押し受け付け時間t2が設定されている場合も、タッチパネル25による部品画像のタッチ状況の検出のタイミングに合わせて、ビットの状態や、ブザーの鳴動を適宜、ONにしたりOFFにしたりする。この動作は、適宜、イベント実行部27が行う。
図12は、オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出されてから、2度押し受け付け時間t2経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。
図12に示す例では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されると、イベント実行部27が、ブザーをONにする。また、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されると、イベント実行部27が、ビットをONに設定し、かつ、再び、ブザーをONにする。これにより、オペレータが2回タッチした部品画像に割り当てられているビットがオンに設定され、また、オペレータに対して、スイッチがONになったことを示すブザーが鳴る。
なお、図12の例では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されると、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態をOFF画像から2度押し待ち画像に変更する。また、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されると、画像状態変更部26が、部品画像の表示状態を2度押し待ち画像からON画像に変更する。一方、イベント実行部27は、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されたときに、ビットをONに設定し続ける。このような動作は、セットスイッチやワードスイッチおよびモーメンタリスイッチに適用できる。
図13は、オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出されてから、2度押し受け付け時間t2経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の他の例を示す図である。
図13に示す例では、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されると、イベント実行部27が、ビットをOFFに設定し、ブザーをONにする。このような動作は、リセットスイッチに適用できる。
なお、制御用表示装置20では、2度押し受け付け時間t2が設定されているとき、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されたあと、設定されている2度押し受け付け時間t2が経過しても、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されない場合、画像状態変更部26は、部品画像の表示状態を、元の状態に変更するか、または、さらに他の状態に変更してもよい。この例について、図14を参照して説明する。
図14は、オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出されてから、2度押し受け付け時間t2経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネル25によって検出されなかった場合の、部品画像の表示状態、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。
この図に示す例では、オペレータによる部品画像の1回目のタッチがタッチパネル25によって検出されたあと、設定されている2度押し受け付け時間t2が経過しても、オペレータによる部品画像の2回目のタッチがタッチパネル25によって検出されない場合、画像状態変更部26は、部品画像の表示状態を2度押し待ち画像から元のOFF画像に変更する。すなわち、制御用表示装置20では、2度押し受け付け時間t2の間にオペレータが部品画像の2回目のタッチを行わない場合、イベント実行部27は、部品画像に割り当てられている所定の処理を実行しない。したがって、スイッチはONにならず、OFFのままである。
このような動作により、制御用表示装置20は、2度押しが有効となる時間が終了したことを、部品画像の表示状態の変化によって、オペレータに通知できる。これにより、オペレータは、部品画像のタッチ操作を再度やり直すなど、その場の状況に応じた対応を取ることができる。この場合、制御用表示装置20は、オペレータによる装置の操作性を、さらに向上できる。
〔インターロック〕
制御用表示装置20では、ディスプレイ24に表示されている部品画像に、インターロックを設定できる。ここでいうインターロックとは、オペレータが部品画像をタッチしても、タッチパネル25がそのタッチ動作を受け付けなかったり、あるいは、タッチパネル25がタッチ動作を受け付けたとしても、イベント実行部27が、部品画像に割り当てられている所定の処理を実行しなかったりする設定をいう。制御用表示装置20は、このようなインターロックを、インターロック部28が設定する。
また、制御用表示装置20では、インターロック部28によって部品画像にインターロックが設定されている場合、画像状態変更部26は、当該部品画像の表示状態を変更する。例えば、画像状態変更部26は、部品画像の表示状態を、ON画像やOFF画像から、現在、部品画像にインターロックが設定されていることを示す、ON画像およびOFF画像とは異なる画像に変更する。
これにより、オペレータは、現在、部品画像に対してインターロックが設定されていることを理解する。したがって、オペレータは、そのような部品画像に対する無用なタッチをしなくて済む。このように、制御用表示装置20は、インターロック設定時に部品画像の表示状態を変更しない従来装置に比べて、オペレータに対して、装置の現在の状況を示す画像を、より積極的に提示する。すなわち、制御用表示装置20は、従来装置に比較して、より優れた操作性を発揮する。
なお、制御用表示装置20の画像状態変更部26は、部品画像の表示状態を変更する際、元のON画像やOFF画像とは異なる、任意の他の状態に変更すればよい。ここでいう状態の変更とは、画像そのものが他の異なる画像に変更されること、および、画像を点滅させたりすること等を含む。例えば、画像状態変更部26は、ON画像やOFF画像の表示状態を変更する際、ON画像やOFF画像をグレースケール処理した画像やエンボス処理した画像に変更してもよい。
〔表示制御プログラムおよび記録媒体〕
また、上述した各部材は、いずれも機能ブロックである。したがって、これらの部材は、CPUなどの演算手段が、図示しない記憶部に格納されたプログラムを実行し、図示しない入出力回路などの周辺回路を制御することによって、実現される。
したがって、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである表示制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータによって読み取り可能に記録した記録媒体を、制御用表示装置20に供給し、この制御用表示装置20に備えられるコンピュータ(またはCPUやMPU、DSP)が、記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって、達成可能である。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上述した機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は、本発明を構成することになる。具体的には、制御用表示装置20は、記憶部(図示せず)に格納された所定の表示制御プログラムを、図示しない演算手段(マイクロプロセッサ等)が実行することにより実現される。
一方で、上述した各部材は、上述したソフトウェアと同様の処理を行う回路等のハードウェアとして実現してもよい。この場合、本発明の目的は、ハードウェアである制御用表示装置20によって達成されることになる。
また、演算手段は、単体の構成であってもよい。あるいは、制御用表示装置20の内部にあるバスや各種の通信路を介して接続された複数の演算手段が、表示制御プログラムのコードを協同して実行する構成であってもよい。
ここで、演算手段によって直接的に実行可能なプログラムコードそのもの、または、後述する解凍などの処理によってプログラムコードを生成可能な、データとしてのプログラムは、これらのプログラムまたはデータを記録媒体に格納し、この記録媒体を配布したり、あるいは、プログラムを、有線または無線の通信路を介して伝送するための通信ネットワークによって送信したりして配布したりすることによって、演算手段で実行されるものとする。
このとき、通信ネットワークとしては、特に限定されず、具体的には、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体(通信路)としては、特に限定されず、具体的には、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
なお、表示制御プログラムを配布する際の記録媒体は、取り外し可能であることが好ましい。しかし、表示制御プログラムを配布した後の記録媒体は、取り外し可能であるか否かを問わない。また、記録媒体は、プログラムが記録されている媒体であれば、書き換え(書き込み)可能か否か、あるいは揮発性か否かは問われず、また、記録方法および形状も問われない。
このような記録媒体を例示すると、磁気テープやカセットテープなどのテープ、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROMや光磁気ディスク(MO)、ミニディスク(MD)、デジタルビデオディスク(DVD)などのディスクなどである。また、プログラムが格納される記録媒体は、ICカードや光カードのようなカード、あるいは、マスクROMやEPROM、EEPROMまたはフラッシュROMなどの半導体メモリであってもよい。あるいは、CPUなどの演算手段内に形成されるメモリであってもよい。
なお、プログラムコードを記録媒体から読み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、通信ネットワークからプログラムコードをダウンロードするためのプログラムは、コンピュータによって実行可能にあらかじめ装置に格納されているものとする。
また、プログラムコードは、上述した各処理の全手段を演算手段へ指示するコードであればよい。あるいは、プログラムコードは、所定の手順で呼び出すことによって、各処理の一部または全部を実行可能な基本プログラム(例えば、オペレーティングシステムやライブラリなど)がすでに存在していれば、この基本プログラムの呼び出しを、演算手段へ指示するコードやポインタなどによって、全手順の一部または全部を置き換えてもよい。
また、記録媒体に表示制御プログラムを格納する際の形式は、例えば、実メモリに配置した状態のように、演算手段がアクセスして実行可能な格納形式であればよい。または、実メモリに配置する前において、演算手段が常時アクセス可能なローカルな記録媒体(例えば、実メモリやハードディスクなど)にインストールした後の格納形式や、あるいは、通信ネットワークや搬送可能な記録媒体などから、ローカルな記録媒体にインストールする前の格納形式であってもよい。
また、表示制御プログラムは、コンパイルされた後のオブジェクトコードに限るものではなく、ソースコードや、インタプリトまたはコンパイルの途中で生成される中間コードとして、記録媒体に格納されていてもよい。いずれの場合であっても、圧縮された情報の解凍、符号化された情報の復元、インタプリト、コンパイル、リンク、または、実メモリへの配置などの処理、あるいは、これらの処理の組み合わせによって、中間コードを演算手段が実行可能な形式に変換可能であれば、表示制御プログラムを記録媒体に格納する際の形式にかかわらず、同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、プログラマブル表示装置など、ターゲットシステムにおいて動作するデバイスの状態表示や制御を行う制御用表示装置として利用可能である。
本発明の一実施形態に係る制御用表示装置を含む制御システムの詳細な構成を示すブロック図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間の間、タッチパネルによって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間の間、タッチパネルによって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間の間、タッチパネルによって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の他の例を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間の間、タッチパネルによって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化のさらに他の例を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作が、ディレイ時間の間、タッチパネルによって続けて検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化のさらに他の例を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネルによって検出された後に、ディレイ時間の間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネル25によって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネルによって検出された後に、ディレイ時間の間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネルによって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネル25によって検出された後に、ディレイ時間の間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネルによって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の他の例を示す図である。 オペレータによる部品画像のタッチ動作の終了がタッチパネル25によって検出された後に、ディレイ時間の間、オペレータによる部品画像のタッチ動作がタッチパネルによって続けて検出されなかった場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化のさらに他の例を示す図である。 オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出されてから、2度押し受け付け時間経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出された場合の、部品画像の表示状態の変化を示す図である。 オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出されてから、2度押し受け付け時間経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。 オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出されてから、2度押し受け付け時間経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出された場合の、部品画像の表示状態の変化、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の他の例を示す図である。 オペレータによる部品画像の1回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出されてから、2度押し受け付け時間経過後、オペレータによる部品画像の2回目のタッチ動作がタッチパネルによって検出されなかった場合の、部品画像の表示状態、ビット状態の変化、およびブザー鳴動の変化の一例を示す図である。
符号の説明
10 作画エディタ装置
12 作画処理部
14 通信部
20 制御用表示装置
21 制御部
22 作画エディタ側通信部
23 画面データ記憶部
24 ディスプレイ
25 タッチパネル
26 画像状態変更部(表示状態変更手段)
27 イベント実行部(処理実行手段)
28 インターロック部(押下ロック設定手段)
29 PLC側通信部
40 PLC
50 デバイス

Claims (8)

  1. 表示画面において、オペレータによる部品画像の押下を検出する領域入力手段と、
    上記オペレータによる上記部品画像の持続的な押下が所定の時間、上記領域入力手段によって検出された場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する処理実行手段とを備えている制御用表示装置において、
    上記処理実行手段による上記所定の処理の実行が開始される前の、上記オペレータによる上記部品画像の持続的な押下が上記領域入力手段によって検出されている間に、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段をさらに備えていることを特徴とする制御用表示装置。
  2. 表示画面において、オペレータによる部品画像の押下を検出する領域入力手段と、
    上記オペレータによる上記部品画像の押下の終了が上記領域入力手段によって検知されてから、所定の時間が経過したことを確認した場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する処理実行手段とを備えている制御用表示装置において、
    上記オペレータによる上記部品画像の押下の終了が領域入力手段によって検出されてから、上記処理実行手段による上記所定の処理の実行が開始される前の間、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段をさらに備えていることを特徴とする制御用表示装置。
  3. 表示画面において、オペレータによる部品画像の押下を検出する領域入力手段と、
    上記オペレータによる上記部品画像の1回目の押下の終了が上記領域入力手段によって検出されてから、所定の時間経過後、上記オペレータによる上記部品画像の2回目の押下が上記領域入力手段によって検出された場合に、当該部品画像に割り当てられている所定の処理を実行する処理実行手段とを備えている制御用表示装置において、
    上記オペレータによる上記部品画像の1回目の押下の終了が上記領域入力手段によって検出されてから、上記処理実行手段による上記所定の処理が実行されるまでの間、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段をさらに備えていることを特徴とする制御用表示装置。
  4. 上記オペレータによる上記部品画像の押下の終了が上記領域入力手段によって検出されてから、上記所定の時間が経過した後において、上記オペレータによる2回目の部品画像の押下が検出されなかった場合、
    上記表示状態変更手段は、上記部品画像の表示状態を元の状態に変更するか、またはさらに別の状態に変更することを特徴とする請求項3に記載の制御用表示装置。
  5. 表示画面において、オペレータによる部品画像の押下を検出する領域入力手段と、
    上記オペレータによる上記部品画像の押下が上記領域入力手段によって検知されないように設定する押下ロック設定手段と、
    上記オペレータによる上記部品画像の押下が上記領域入力手段によって検知されないように上記押下ロック設定手段によって設定されている間、上記部品画像の表示状態を変更する表示状態変更手段とを備えていることを特徴とする制御用表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の制御用表示装置が、上記表示画面を表示する際に使用する画面データを作成する画面データ作成手段を備えている作画エディタ装置であって、
    上記画面データ作成手段は、上記表示状態変更手段による上記部品画像の変更処理内容が定義されている変更内容定義データを含んでいる画面データを作成することを特徴としているコンピュータ読み取り可能な作画エディタ装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御用表示装置を動作させる表示制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させることを特徴とする表示制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の表示制御プログラムを格納していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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