JP2006127775A - 連続端子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 帯状金属板にプレス打抜き後端子部に曲げ加工を施して端子を形成した連続端子のリール巻き取り端子数を多くする。
【解決手段】 プレス打ち抜きをした帯状金属板の端子部分が折り曲げ加工された端子1が連結部5を介して一定ピッチ間隔でキャリア6に連結されている連続端子において、キャリア6の、隣接する各連結部5の間に、キャリア6の長手方向と直交する方向でキャリアの厚味断面を見る方向から見て、前記端子が形成されている面側へ立ち上り長手方向へ曲がって伸び再び下がる屈曲部3を設け、屈曲部3の各曲げ部は丸味を持った曲げとする。これにより端子間ピッチが短くなり1リールの巻き取り端子数が多くなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 プレス打ち抜きをした帯状金属板の端子部分が折り曲げ加工された端子1が連結部5を介して一定ピッチ間隔でキャリア6に連結されている連続端子において、キャリア6の、隣接する各連結部5の間に、キャリア6の長手方向と直交する方向でキャリアの厚味断面を見る方向から見て、前記端子が形成されている面側へ立ち上り長手方向へ曲がって伸び再び下がる屈曲部3を設け、屈曲部3の各曲げ部は丸味を持った曲げとする。これにより端子間ピッチが短くなり1リールの巻き取り端子数が多くなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、帯状金属板をプレス打抜き加工して製作する、コネクタの連続端子の技術分野に属する。
図3は従来の連続端子の形成過程を示す図である。
(a)は帯状金属板にプレス打抜き加工を施した状態の部材の平面図である。折り曲げ線9で折り曲げ加工することにより、角筒型の端子1になる端子部8とそれに連なる電線圧着部2が連結部5を介してキャリア6につながっている。
(a)は帯状金属板にプレス打抜き加工を施した状態の部材の平面図である。折り曲げ線9で折り曲げ加工することにより、角筒型の端子1になる端子部8とそれに連なる電線圧着部2が連結部5を介してキャリア6につながっている。
(b)は、(a)の端子部8が折り曲げ線9で折り曲げ加工されて角筒状の端子1となった状態を示す平面図である。(c)は(b)の下側から見た側面図である。
図の(a)において明らかなように、連結部のピッチPは端子部の折り曲げ前の幅Tより大でなければならない。
図の(a)において明らかなように、連結部のピッチPは端子部の折り曲げ前の幅Tより大でなければならない。
(b)、(c)のように端子が形成された連続端子11は、保管或いは運搬のためにリール12に巻き取られる。
(d)はリール12に巻き取られた状態を示す図である。
使用時には、リール12から引き出し所要の長さで切断して次の工程へ持って行くことになる。
特開平8−8034号公報(第2欄1〜3行、第4欄30〜31行)
(d)はリール12に巻き取られた状態を示す図である。
使用時には、リール12から引き出し所要の長さで切断して次の工程へ持って行くことになる。
前述のように、端子部の曲げ加工により図3(b)、(c)のように端子が形成された連続端子は保管或いは運搬のためにリールに巻き取られるが、形成され終わった端子から見れば端子ピッチPは必要以上に長く、その間隔を自由に調節することもできず、必要程度の長さの場合に較べて、1リール当りの巻き取り端子数が少なく、プレス工程でのリール替え回数が多く稼働率が低いと言う問題があるうえ、所定の端子数に対するリール数が多く、保管、運搬にスペースを多く要するという問題があった。
本発明は、キャリアに屈曲部を設けることにより形成された端子間のピッチを短くするとともにピッチ間隔を自由に調節できるようにすることにより、上記問題点を解決することを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を有する。
本発明の第1の構成(基本構成)は、帯状キャリアの長手方向の一定間隔毎に、折り曲げ形成された端子が連結部を介してキャリアに並列につながっている連続端子において、キャリアの各端子間部分に、キャリアの長手方向と直交する方向でキャリアの厚味断面を見る方向から見て、前記端子が形成されている面側へ立ち上り長手方向へ曲って伸び再び下がる屈曲部が各曲げ部分が丸味をもって形成されていることを特徴とする連続端子である。
本発明の第1の構成(基本構成)は、帯状キャリアの長手方向の一定間隔毎に、折り曲げ形成された端子が連結部を介してキャリアに並列につながっている連続端子において、キャリアの各端子間部分に、キャリアの長手方向と直交する方向でキャリアの厚味断面を見る方向から見て、前記端子が形成されている面側へ立ち上り長手方向へ曲って伸び再び下がる屈曲部が各曲げ部分が丸味をもって形成されていることを特徴とする連続端子である。
本発明第2の構成は、第1の構成の屈曲部に代えて山形の屈曲部が形成されていることを特徴とする連続端子である。
本発明第3の構成は、第1の構成又は第2の構成において、屈曲部の頂部が凹湾部を形成していることを特徴とする連続端子である。
前記第1の構成で述べたように本発明の連続端子は、キャリアの各端子間部分に、キャリアの長手方向と直交する方向でキャリアの厚味断面を見る方向から見て、前記端子が形成されている面側へ立ち上り長手方向へ曲って伸び再び下がる屈曲部が形成されているので、端子間の間隔がキャリアに屈曲部を形成しない場合に較べて屈曲部を設けた分だけ短くすることができる。
従って、一定の長さ当りの端子の数が、屈曲部を設けない場合よりも多くなり、リールに巻き取る際の1リール当りの巻き取り端子数が多くなり、プレス工程でのリール替え回数が少なくなり、稼働率が向上し、コストダウンになる。
更に、この屈曲部が、キャリアの長手方向と直交する方向でキャリアの厚味断面を見る方向から見て端子が形成されている面側に頂部が向くように形成されているので、屈曲部の高さが端子の高さ以下であるかぎり、リールに巻き取った場合の1層の厚さが増加することはないという利点がある。
こうして、巻き取った後のリールの直径が大きくならずに1リール当りの巻き取り端子数が多くなることにより、所定端子数に対するリール数が少なくて済み、保管や運送の際のスペースが少なくて済むという利点がある。
また、屈曲部における各曲げ部分が丸味を持たせた曲げとなっているので、曲げ部分に弾力性がありクラックが生じにくいという利点もある。
第2の構成は屈曲部が山形になっている場合であるが、第1の構成の場合と全く同様の効果がある。
第2の構成は屈曲部が山形になっている場合であるが、第1の構成の場合と全く同様の効果がある。
第3の構成では、屈曲部の頂部に凹湾が形成されており、上記の利点に加えてこの凹湾部の深さを加減することにより端子間のピッチ間隔を自由に調節することができるという利点がある。
本発明実施の最良の形態としては、屈曲部の断面形状が端子の高さ以下のほぼ方形になるよう形成するのが最良である。
即ち、キャリア平面から曲がり角が丸味を持つようにして立ち上り、端子の高さを越えない位置で長手方向へ同様の形状で曲がり、長手方向へ伸びた後再び下がり、キャリア平面で再び長手方向へ曲がるという形状である。
即ち、キャリア平面から曲がり角が丸味を持つようにして立ち上り、端子の高さを越えない位置で長手方向へ同様の形状で曲がり、長手方向へ伸びた後再び下がり、キャリア平面で再び長手方向へ曲がるという形状である。
上記形状では曲がり箇所が4箇所あるが、いずれの曲がり箇所においても少なくとも曲がりの内側面が丸味を持った曲がりになるようにすることである。
こうすることにより曲がり部分における亀裂の発生を防止することができる。
こうすることにより曲がり部分における亀裂の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例の構造図である。(a)は平面図、(b)はキャリアの長手方向に対し直角の方向でキャリアの厚味断面を見る方向からの側面図である。
従来の連続端子(図3の(b))と異なる点は、端子1が設けられている面側へ立ち上る屈曲部3が設けられている点である。
この屈曲部3を設けたことにより、設けなかった場合の端子1のピッチ間隔が、R1、R2間の距離とR3、R4間の距離の和の長さだけ短くなる。これにより、長手方向の一定長に対する端子数が多くなり、リールに巻き取る際1リール当りの端子数が多くなり、所定の総端子数に対するリール数が少なくて済み、プレス工程でのリール替え回数や、保管や運送の際のスペースも少なくて済む。
図1は、本発明の第1の実施例の構造図である。(a)は平面図、(b)はキャリアの長手方向に対し直角の方向でキャリアの厚味断面を見る方向からの側面図である。
従来の連続端子(図3の(b))と異なる点は、端子1が設けられている面側へ立ち上る屈曲部3が設けられている点である。
この屈曲部3を設けたことにより、設けなかった場合の端子1のピッチ間隔が、R1、R2間の距離とR3、R4間の距離の和の長さだけ短くなる。これにより、長手方向の一定長に対する端子数が多くなり、リールに巻き取る際1リール当りの端子数が多くなり、所定の総端子数に対するリール数が少なくて済み、プレス工程でのリール替え回数や、保管や運送の際のスペースも少なくて済む。
屈曲部3の高さを端子1の高さより高くならないようにすることにより、リールへ巻き取ったときの1層の厚さも変わらず、従って、巻き回数が同じであれば、巻き取り後のリール外径は従来と同じである。即ち、巻き取り後のリール外径が大きくならずに巻き取り端子数が多くなる。
また、R1〜R4で示す曲げ箇所の曲げは丸味を持った曲げとすることにより、曲げ部分での亀裂が生じないようにしている。
また、R1〜R4で示す曲げ箇所の曲げは丸味を持った曲げとすることにより、曲げ部分での亀裂が生じないようにしている。
本実施例では、屈曲部3は略方形、即ち、R1、R2間およびR3、R4間がほぼ垂直、R2、R3間がほぼ水平の場合が示されているが、このような形状に限られるものではなく、三角形、逆三角形、台形、逆台形等種々の形状であってもよい。従って、曲げ部分の曲げ角度(辺の延長線の交差角)は直角に限らず、鋭角、鈍角である場合を含むことになる。ただ、いずれの曲げ角度の場合であっても角度変化がステップ変化でない丸味を持った曲げ方とする。
以上、第1の実施例、第2の実施例において、電線圧着部のある例が示されているが、ない場合であっても同様である。
図2は、本発明の第2の実施例の構造図である。(a)は平面図、(b)は、キャリアの長手方向に対し直角の方向でキャリアの厚味断面を見る方向からの側面図である。
図1との相違点は屈曲部3の頂部が凹湾部10を形成していることである。
この凹湾部10の深さを加減することにより、端子間のピッチを更に短くする方向での調整が可能となる。
この場合であっても、各曲げ部分R1〜R5は丸味を持った曲げとすること図1の場合と同様である。
図1との相違点は屈曲部3の頂部が凹湾部10を形成していることである。
この凹湾部10の深さを加減することにより、端子間のピッチを更に短くする方向での調整が可能となる。
この場合であっても、各曲げ部分R1〜R5は丸味を持った曲げとすること図1の場合と同様である。
1 端子
2 電線圧着部
3 屈曲部
4 ノッチ
5 連結部
6 キャリア
7 送り孔
8 端子部
9 折り曲げ線
10 凹湾部
11 連続端子
12 リール
2 電線圧着部
3 屈曲部
4 ノッチ
5 連結部
6 キャリア
7 送り孔
8 端子部
9 折り曲げ線
10 凹湾部
11 連続端子
12 リール
Claims (3)
- 帯状キャリアの長手方向の一定間隔毎に、折り曲げ形成された端子が連結部を介してキャリアに並列につながっている連続端子において、キャリアの各端子間部分に、キャリアの長手方向と直交する方向でキャリアの厚味断面を見る方向から見て、前記端子が形成されている面側へ立ち上り長手方向へ曲って伸び再び下がる屈曲部が各曲げ部分が丸味をもって形成されていることを特徴とする連続端子。
- 請求項1の屈曲部に代えて山形の屈曲部が形成されていることを特徴とする連続端子。
- 屈曲部の頂部が凹湾部を形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の連続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004310564A JP2006127775A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 連続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004310564A JP2006127775A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 連続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006127775A true JP2006127775A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36722304
Family Applications (1)
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JP2004310564A Withdrawn JP2006127775A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 連続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006127775A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009043711A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-02-26 | Weidmueller Interface Gmbh & Co Kg | 接続装置、接続装置からなる構成、及び、構造要素上に接続装置を組み立てるための方法 |
JP2010266367A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 端子付センサの製造方法 |
KR101070400B1 (ko) | 2010-09-16 | 2011-10-06 | 주식회사 경신 | 압착터미널 |
JP2013225528A (ja) * | 2013-08-05 | 2013-10-31 | Yazaki Corp | 電線に接続された端子を製造する製造方法 |
CN110581423A (zh) * | 2018-06-08 | 2019-12-17 | 矢崎总业株式会社 | 端子压接装置和端子压接方法 |
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2004
- 2004-10-26 JP JP2004310564A patent/JP2006127775A/ja not_active Withdrawn
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