JP2006126528A - 表示画質制御方法および表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画面に応じて表示装置側の処理だけで表示画質を変更する。
【解決手段】カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10は画面中にカラーピクチャーを含むか否か、モノクロピクチャーを含むか否かを判別し、マイクロプロセッサ7はカラーピクチャーを含むと判別された場合とカラーピクチャーを含まずモノクロピクチャーを含むと判別された場合と両ピクチャーを含まないと判別された場合とで輝度、色温度、ガンマ特性を変えて表示画質を変える。
【効果】例えば、花のような自然物をカラー撮影した画像を含む画面を表示するのに適したカラーピクチャー表示画質と、X線画像を表示するのに適したモノクロピクチャー表示画質と、エディタで作成されたテキスト画面を表示するのに適したテキスト表示画質とを自動的に切り替えることが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10は画面中にカラーピクチャーを含むか否か、モノクロピクチャーを含むか否かを判別し、マイクロプロセッサ7はカラーピクチャーを含むと判別された場合とカラーピクチャーを含まずモノクロピクチャーを含むと判別された場合と両ピクチャーを含まないと判別された場合とで輝度、色温度、ガンマ特性を変えて表示画質を変える。
【効果】例えば、花のような自然物をカラー撮影した画像を含む画面を表示するのに適したカラーピクチャー表示画質と、X線画像を表示するのに適したモノクロピクチャー表示画質と、エディタで作成されたテキスト画面を表示するのに適したテキスト表示画質とを自動的に切り替えることが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示画質制御方法および表示装置に関し、さらに詳しくは、表示すべき画面に応じて表示装置側の処理だけで表示画質を変更することが出来る表示画質制御方法および表示装置に関する。
従来、ホストコンピュータがアプリケーションや画像ファイルに応じた表示画質制御信号を通信によって表示装置に送り、その表示画質制御信号を受け取った表示装置が表示画質を変更する技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特開2002−341843号公報
特開2003−337581号公報
上記従来技術では、表示画質を変更するためには、ホストコンピュータ側での表示画質決定処理と通信処理および表示装置側での通信処理と表示画質変更処理が必要になり、表示装置側だけでは対応できない問題点がある。
そこで、本発明の目的は、表示すべき画面に応じて表示装置側の処理だけで表示画質を変更することが出来る表示画質制御方法および表示装置を提供することにある。
そこで、本発明の目的は、表示すべき画面に応じて表示装置側の処理だけで表示画質を変更することが出来る表示画質制御方法および表示装置を提供することにある。
第1の観点では、本発明は、映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にピクチャーを含むか否かを判別し、ピクチャーを含むと判別した場合とピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法を提供する。
上記構成において、ピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差がある画素が二次元的に広がっているような画像(画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物を撮影した画像である。これに対して、例えば、エディタで作成されたテキスト画面は、ピクチャーではない。
上記第1の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にピクチャーを含むか否かを判別して自動的に表示画質を変えることにより、ピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、ピクチャーを含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
上記構成において、ピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差がある画素が二次元的に広がっているような画像(画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物を撮影した画像である。これに対して、例えば、エディタで作成されたテキスト画面は、ピクチャーではない。
上記第1の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にピクチャーを含むか否かを判別して自動的に表示画質を変えることにより、ピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、ピクチャーを含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
第2の観点では、本発明は、映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか否かを判別し、カラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法を提供する。
上記構成において、カラーピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)でない画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロでない画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をカラー撮影した画像である。これに対して、例えば、エディタで作成されたテキスト画面やX線画像は、カラーピクチャーではない。
上記第2の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか否かを判別して自動的に表示画質を変えることにより、表示装置側の処理だけで、カラーピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、カラーピクチャーを含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
上記構成において、カラーピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)でない画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロでない画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をカラー撮影した画像である。これに対して、例えば、エディタで作成されたテキスト画面やX線画像は、カラーピクチャーではない。
上記第2の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか否かを判別して自動的に表示画質を変えることにより、表示装置側の処理だけで、カラーピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、カラーピクチャーを含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
第3の観点では、本発明は、映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にモノクロピクチャーを含むか否かを判別し、モノクロピクチャーを含むと判別した場合とモノクロピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法を提供する。
上記構成において、モノクロピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)である画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロである画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をモノクロ撮影した画像やX線画像である。これに対して、例えば、人物、人体、花のような自然物をカラー撮影した画像やエディタで作成されたテキスト画面は、モノクロピクチャーではない。
上記第3の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にモノクロピクチャーを含むか否かを判別して自動的に表示画質を変えることにより、表示装置側の処理だけで、モノクロピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、モノクロピクチャーを含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
上記構成において、モノクロピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)である画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロである画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をモノクロ撮影した画像やX線画像である。これに対して、例えば、人物、人体、花のような自然物をカラー撮影した画像やエディタで作成されたテキスト画面は、モノクロピクチャーではない。
上記第3の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にモノクロピクチャーを含むか否かを判別して自動的に表示画質を変えることにより、表示装置側の処理だけで、モノクロピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、モノクロピクチャーを含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
第4の観点では、本発明は、映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか、モノクロピクチャーを含むか、両者を含まないかを判別し、カラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まず且つモノクロピクチャーを含むと判別した場合と両者を含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法を提供する。
上記構成において、カラーピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)でない画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロでない画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をカラー撮影した画像である。また、モノクロピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)である画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロである画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をモノクロ撮影した画像やX線画像である。これに対して、例えば、エディタで作成されたテキスト画面は、カラーピクチャーでもモノクロピクチャーでもない。
上記第4の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか、モノクロピクチャーを含むか、両者を含まないかを判別して自動的に表示画質を変えることにより、表示装置側の処理だけで、カラーピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、モノクロピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、カラーピクチャーもモノクロピクチャーも含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
上記構成において、カラーピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)でない画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロでない画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をカラー撮影した画像である。また、モノクロピクチャーとは、隣接する画素との画素値に小さな差があり且つR(赤の画素値)=G(緑の画素値)=B(青の画素値)である画素が二次元的に広がっているような画像(モノクロである画素値が二次元的に滑らかに変化している画像)を意味する。例えば、人物、人体、花のような自然物をモノクロ撮影した画像やX線画像である。これに対して、例えば、エディタで作成されたテキスト画面は、カラーピクチャーでもモノクロピクチャーでもない。
上記第4の観点による表示画質制御方法では、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか、モノクロピクチャーを含むか、両者を含まないかを判別して自動的に表示画質を変えることにより、表示装置側の処理だけで、カラーピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、モノクロピクチャーを含む画像を表示するのに適した表示画質と、カラーピクチャーもモノクロピクチャーも含まない画像を表示するのに適した表示画質とを、表示装置側の処理だけで切り替えることが出来る。
第5の観点では、本発明は、上記第1から上記第4のいずれかの観点による表示画質制御方法において、表示画質を変えるために、輝度、色温度、ガンマ特性のうちの少なくとも一つを変えることを特徴とする表示画質制御方法を提供する。
表示画質は、輝度、色温度、ガンマ特性のうちの少なくとも一つを変えることにより、変更できる。
表示画質は、輝度、色温度、ガンマ特性のうちの少なくとも一つを変えることにより、変更できる。
第6の観点では、本発明は、上記第1から上記第5のいずれかの観点による表示画質制御方法において、映像信号の1画面を構成する全部または一部の表示画素の色に指定色でない色を含むか否かを判別し、指定色でない色を含むと判別した場合の輝度と指定色でない色を含まないと判別した場合の輝度とを変えることを特徴とする表示画質制御方法を提供する。
上記構成において、色には、グレースケールの階調値を含む。
上記第6の観点による表示画質制御方法では、例えば、スクリーンセーバ画面で使用される全ての色を指定色として指定しておき、映像信号の1画面を構成する全表示画素の色に指定色でない色を含む場合は通常表示のために設定されている輝度とし、指定色でない色を含まないと判別した場合は通常の表示輝度より低減した表示輝度とすることにより、表示装置側の処理だけでスクリーンセーバ時の消費電力を節減することが出来る。
上記構成において、色には、グレースケールの階調値を含む。
上記第6の観点による表示画質制御方法では、例えば、スクリーンセーバ画面で使用される全ての色を指定色として指定しておき、映像信号の1画面を構成する全表示画素の色に指定色でない色を含む場合は通常表示のために設定されている輝度とし、指定色でない色を含まないと判別した場合は通常の表示輝度より低減した表示輝度とすることにより、表示装置側の処理だけでスクリーンセーバ時の消費電力を節減することが出来る。
第7の観点では、本発明は、入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にピクチャーを含むか否かを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でピクチャーを含むと判別した場合とピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置を提供する。
上記第7の観点による表示装置では、前記第1の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
なお、表示デバイスは、液晶パネルでもCRTでもよい。
上記第7の観点による表示装置では、前記第1の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
なお、表示デバイスは、液晶パネルでもCRTでもよい。
第8の観点では、本発明は、入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか否かを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でカラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置を提供する。
上記第8の観点による表示装置では、前記第2の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
上記第8の観点による表示装置では、前記第2の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
第9の観点では、本発明は、入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にモノクロピクチャーを含むか否かを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でモノクロピクチャーを含むと判別した場合とモノクロピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置を提供する。
上記第9の観点による表示装置では、前記第3の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
上記第9の観点による表示装置では、前記第3の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
第10の観点では、本発明は、入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか、モノクロピクチャーを含むか、両者を含まないかを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でカラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まず且つモノクロピクチャーを含むと判別した場合と両者を含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置を提供する。
上記第10の観点による表示装置では、前記第4の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
上記第10の観点による表示装置では、前記第4の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
第11の観点では、本発明は、上記第7から上記第10のいずれかの観点による表示装置において、前記表示画質変更手段は、表示画質を変えるために、輝度、色温度、ガンマ特性のうちの少なくとも一つを変えることを特徴とする表示装置を提供する。
上記第11の観点による表示装置では、前記第5の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
上記第11の観点による表示装置では、前記第5の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
第12の観点では、本発明は、上記第7から上記第11のいずれかの観点による表示装置において、映像信号の1画面を構成する全部または一部の表示画素の色に指定色でない色を含むか否かを判別する指定色判別手段と、前記指定色判別手段で指定色でない色を含むと判別した場合と指定色でない色を含まないと判別した場合とで輝度を変える輝度変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置を提供する。
上記第12の観点による表示装置では、前記第6の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
上記第12の観点による表示装置では、前記第6の観点による表示画質制御方法を好適に実施できる。
本発明の表示画質制御方法および表示装置によれば、表示すべき画面に応じて表示装置側の処理だけで表示画質を変更することが出来る。
以下、図に示す実施例により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る液晶表示装置100を示すブロック図である。
この液晶表示装置100は、液晶パネル1と、バックライト2と、バックライト2を駆動するインバータ3と、ホストコンピュータPCからの表示信号dを入力するためのコネクタ4およびDVI(Digital Visual Interface)レシーバ5と、DVIレシーバ5から出力される映像信号や制御信号を基に液晶パネル1を駆動して映像を表示する画像処理部6と、DVIレシーバ5から出力される映像信号や制御信号を基に1画面中にカラーピクチャーやモノクロピクチャーを含むか否かを判別するカラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10と、DVIレシーバ5から出力される映像信号や制御信号を基に1画面を構成する全表示画素の色に指定色でない色を含むか否かを判別する指定色判別回路20と、DVIレシーバ5から出力される制御信号およびカラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10から出力される判別信号および指定色判別回路20から出力される判別信号を基にインバータ3や画像処理部6を制御するマイクロプロセッサ7とを具備している。
この液晶表示装置100は、液晶パネル1と、バックライト2と、バックライト2を駆動するインバータ3と、ホストコンピュータPCからの表示信号dを入力するためのコネクタ4およびDVI(Digital Visual Interface)レシーバ5と、DVIレシーバ5から出力される映像信号や制御信号を基に液晶パネル1を駆動して映像を表示する画像処理部6と、DVIレシーバ5から出力される映像信号や制御信号を基に1画面中にカラーピクチャーやモノクロピクチャーを含むか否かを判別するカラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10と、DVIレシーバ5から出力される映像信号や制御信号を基に1画面を構成する全表示画素の色に指定色でない色を含むか否かを判別する指定色判別回路20と、DVIレシーバ5から出力される制御信号およびカラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10から出力される判別信号および指定色判別回路20から出力される判別信号を基にインバータ3や画像処理部6を制御するマイクロプロセッサ7とを具備している。
画像処理部6は、色温度調整用画素値変換部61と、ガンマ特性調整用画素値変換部62とを有している。
なお、カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10および指定色判別回路20以外のハードウエアは、従来の液晶表示装置が元々備えているものである。
図2は、実施例1に係るカラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10を示す回路図である。また、図3は、図2の各部の信号を示すタイミングチャートである。
図3に示すように、一つのラインの開始前に水平同期信号H-SYNC がパルス状に「1」になり、表示期間中はデータイネーブル信号DEが「1」になり、一つのラインの左端画素のR,G,Bの各画素値d0から右端画素のR,G,Bの各画素値dnまでが順にピクセルクロック信号CLOCK に合わせて入力されている。
カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10は、次の判別条件により、1画面中にカラーピクチャーを含むか否か及びモノクロピクチャーを含むか否かを判別している。
(1)現在画素(現在入力中の画素)のGの上位5ビットbが左隣接画素(1クロック前に入力された画素)のGの上位5ビットと同一値であり且つ現在画素のRの最上位ビットが左隣接画素のRの最上位ビットと同一値であり且つ現在画素のBの最上位ビットが左隣接画素のBの最上位ビットと同一値であり(A1=1)且つ現在画素のGの下位3ビットが左隣接画素のGの下位3ビットと同一値でない(A2=1)なら、現在画素がピクチャー要素であると判定する(g=1)。そうでなければ、現在画素が非ピクチャー要素であると判定する(g=0)。
(2)現在画素の画素値でR=G=Bであれば(A3=0)、現在画素がモノクロ画素であると判定する(j=0)。R=G=Bでないなら(A3=1)、現在画素がカラー画素であると判定する(j=1)。
(3)一つのラインにピクチャー要素(g=1)であり且つモノクロ画素(j=0)である画素を2(この値は単なる例示である)個以上含むモノクロピクチャーライン(C1=1)が、間に非モノクロピクチャーラインを4(この値は単なる例示である)本以上挟まないで(C2=0)、128(この値は単なる例示である)本続くなら(C3=1)、モノクロピクチャーを含むと判定する(C=1)。そうでなければモノクロピクチャーを含まないと判定する(C=0)。なお、例えば、モノクロピクチャーライン(C1=1)が、間に非モノクロピクチャーラインを4本以上挟まないで(C2=0)、94本続くようなモノクロサムネイル画像はモノクロピクチャーとみなされない。
(4)一つのラインにピクチャー要素(g=1)であり且つカラー画素(j=1)である画素を2(この値は単なる例示である)個以上含むカラーピクチャーライン(D1=1)が、間に非カラーピクチャーラインを2(この値は単なる例示である)本以上挟まないで(D2=0)、128本(この値は単なる例示である)続くなら(D3=1)、カラーピクチャーを含むと判定する(D=1)。そうでなければカラーピクチャーを含まないと判定する(D=0)。なお、例えば、カラーピクチャーライン(D1=1)が、間に非カラーピクチャーラインを2本以上挟まないで(D2=0)、94本続くようなカラーサムネイル画像はカラーピクチャーとみなされない。
(1)現在画素(現在入力中の画素)のGの上位5ビットbが左隣接画素(1クロック前に入力された画素)のGの上位5ビットと同一値であり且つ現在画素のRの最上位ビットが左隣接画素のRの最上位ビットと同一値であり且つ現在画素のBの最上位ビットが左隣接画素のBの最上位ビットと同一値であり(A1=1)且つ現在画素のGの下位3ビットが左隣接画素のGの下位3ビットと同一値でない(A2=1)なら、現在画素がピクチャー要素であると判定する(g=1)。そうでなければ、現在画素が非ピクチャー要素であると判定する(g=0)。
(2)現在画素の画素値でR=G=Bであれば(A3=0)、現在画素がモノクロ画素であると判定する(j=0)。R=G=Bでないなら(A3=1)、現在画素がカラー画素であると判定する(j=1)。
(3)一つのラインにピクチャー要素(g=1)であり且つモノクロ画素(j=0)である画素を2(この値は単なる例示である)個以上含むモノクロピクチャーライン(C1=1)が、間に非モノクロピクチャーラインを4(この値は単なる例示である)本以上挟まないで(C2=0)、128(この値は単なる例示である)本続くなら(C3=1)、モノクロピクチャーを含むと判定する(C=1)。そうでなければモノクロピクチャーを含まないと判定する(C=0)。なお、例えば、モノクロピクチャーライン(C1=1)が、間に非モノクロピクチャーラインを4本以上挟まないで(C2=0)、94本続くようなモノクロサムネイル画像はモノクロピクチャーとみなされない。
(4)一つのラインにピクチャー要素(g=1)であり且つカラー画素(j=1)である画素を2(この値は単なる例示である)個以上含むカラーピクチャーライン(D1=1)が、間に非カラーピクチャーラインを2(この値は単なる例示である)本以上挟まないで(D2=0)、128本(この値は単なる例示である)続くなら(D3=1)、カラーピクチャーを含むと判定する(D=1)。そうでなければカラーピクチャーを含まないと判定する(D=0)。なお、例えば、カラーピクチャーライン(D1=1)が、間に非カラーピクチャーラインを2本以上挟まないで(D2=0)、94本続くようなカラーサムネイル画像はカラーピクチャーとみなされない。
図4は、実施例1に係る指定色判別回路20を示す回路図である。
指定色デコーダ21は、第1出力E1,第2出力E2および第3出力E3を有する。そして、画素の色が「黒」の場合に第1出力E1を「0」とし、画素の色が「黒」でない場合に第1出力E1を「1」とする。また、画素の色が「白」の場合に第2出力E2を「0」とし、画素の色が「白」でない場合に第2出力E2を「1」とする。さらに、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」の場合に第3出力E3を「0」とし、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない場合に第3出力E3を「1」とする。
指定色デコーダ21は、第1出力E1,第2出力E2および第3出力E3を有する。そして、画素の色が「黒」の場合に第1出力E1を「0」とし、画素の色が「黒」でない場合に第1出力E1を「1」とする。また、画素の色が「白」の場合に第2出力E2を「0」とし、画素の色が「白」でない場合に第2出力E2を「1」とする。さらに、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」の場合に第3出力E3を「0」とし、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない場合に第3出力E3を「1」とする。
ANDゲート22は、データイネーブル信号DEが「1」である場合にピクセルクロック信号CLOCK を通過させ、データイネーブル信号DEが「0」である場合にピクセルクロック信号CLOCK を止める。
信号mは、1画面(フレーム)の開始前に垂直同期信号V-SYNC がパルス状に「1」になった後のピクセルクロック信号CLOCK の立下りで「1」になり、垂直同期信号V-SYNC が「0」に戻った後のピクセルクロック信号CLOCK の立下りで「0」になる。
信号mは、1画面(フレーム)の開始前に垂直同期信号V-SYNC がパルス状に「1」になった後のピクセルクロック信号CLOCK の立下りで「1」になり、垂直同期信号V-SYNC が「0」に戻った後のピクセルクロック信号CLOCK の立下りで「0」になる。
Dフリップフロップ23は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、ANDゲート22を通過してきたピクセルクロック信号CLOCK の立下りで指定色デコーダ21の出力E1を読み込んで出力する。従って、画素の色が「黒」の場合に出力Qを「0」とし、画素の色が「黒」でない場合に出力Qを「1」にする。
Dフリップフロップ24は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、ANDゲート22を通過してきたピクセルクロック信号CLOCK の立下りで指定色デコーダ21の出力E2を読み込んで出力する。従って、画素の色が「白」の場合に出力Qを「0」とし、画素の色が「白」でない場合に出力Qを「1」にする。
Dフリップフロップ25は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、ANDゲート22を通過してきたピクセルクロック信号CLOCK の立下りで指定色デコーダ21の出力E3を読み込んで出力する。従って、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」の場合に出力Qを「0」とし、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない場合に出力Qを「1」にする。
Dフリップフロップ24は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、ANDゲート22を通過してきたピクセルクロック信号CLOCK の立下りで指定色デコーダ21の出力E2を読み込んで出力する。従って、画素の色が「白」の場合に出力Qを「0」とし、画素の色が「白」でない場合に出力Qを「1」にする。
Dフリップフロップ25は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、ANDゲート22を通過してきたピクセルクロック信号CLOCK の立下りで指定色デコーダ21の出力E3を読み込んで出力する。従って、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」の場合に出力Qを「0」とし、画素の色が「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない場合に出力Qを「1」にする。
Dフリップフロップ26は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、Dフリップフロップ23の出力Qの立上りで出力Qを「1」にする。つまり、1画面が始まる直前に出力Qを「0」にし、1画面を構成する全表示画素の色に「黒」でない色を全く含まない場合は出力Qを「0」に維持し、1画面を構成する全表示画素の色に「黒」でない色を1画素でも含む場合は出力Qを「1」に変更する。
Dフリップフロップ27は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、Dフリップフロップ24の出力Qの立上りで出力Qを「1」にする。つまり、1画面が始まる直前に出力Qを「0」にし、1画面を構成する全表示画素の色に「白」でない色を全く含まない場合は出力Qを「0」に維持し、1画面を構成する全表示画素の色に「白」でない色を1画素でも含む場合は出力Qを「1」に変更する。
Dフリップフロップ28は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、Dフリップフロップ25の出力Qの立上りで出力Qを「1」にする。つまり、1画面が始まる直前に出力Qを「0」にし、1画面を構成する全表示画素の色に「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない色を全く含まない場合は出力Qを「0」に維持し、1画面を構成する全表示画素の色に「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない色を1画素でも含む場合は出力Qを「1」に変更する。
Dフリップフロップ27は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、Dフリップフロップ24の出力Qの立上りで出力Qを「1」にする。つまり、1画面が始まる直前に出力Qを「0」にし、1画面を構成する全表示画素の色に「白」でない色を全く含まない場合は出力Qを「0」に維持し、1画面を構成する全表示画素の色に「白」でない色を1画素でも含む場合は出力Qを「1」に変更する。
Dフリップフロップ28は、信号mが「1」になると出力Qを「0」にする。また、Dフリップフロップ25の出力Qの立上りで出力Qを「1」にする。つまり、1画面が始まる直前に出力Qを「0」にし、1画面を構成する全表示画素の色に「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない色を全く含まない場合は出力Qを「0」に維持し、1画面を構成する全表示画素の色に「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない色を1画素でも含む場合は出力Qを「1」に変更する。
Dフリップフロップ29は、垂直同期信号V-SYNC の立上りでDフリップフロップ26の出力Qを読み込んで保持する。
Dフリップフロップ30は、垂直同期信号V-SYNC の立上りでDフリップフロップ27の出力Qを読み込んで保持する。
Dフリップフロップ31は、垂直同期信号V-SYNC の立上りでDフリップフロップ28の出力Qを読み込んで保持する。
Dフリップフロップ30は、垂直同期信号V-SYNC の立上りでDフリップフロップ27の出力Qを読み込んで保持する。
Dフリップフロップ31は、垂直同期信号V-SYNC の立上りでDフリップフロップ28の出力Qを読み込んで保持する。
結局のところ、指定色判別回路20は、一つの画面を構成する全表示画素の色に「黒」でない色を含む場合は黒ベタ判別信号F1として「1」を次の画面中出力し、「黒」でない色を全く含まないと判別した場合は黒ベタ判別信号F1として「0」を次の画面中出力する。また、一つの画面を構成する全表示画素の色に「白」でない色を含む場合は白ベタ判別信号F2として「1」を次の画面中出力し、「白」でない色を全く含まないと判別した場合は白ベタ判別信号F2として「0」を次の画面中出力する。さらに、一つの画面を構成する全表示画素の色に「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない色を含む場合は指定色判別信号F3として「1」を次の画面中出力し、「黒」「赤」「緑」「黄」「青」「マゼンタ」「シアン」または「白」でない色を全く含まないと判別した場合は指定色判別信号F3として「0」を次の画面中出力する。
図5は、マイクロプロセッサ7により実行される表示モード制御処理を示すフロー図である。
ステップS1では、DVIレシーバ5から垂直同期信号V-SYNC(または水平同期信号H-SYNC)が入力されていないかチェックし、入力されていないならステップS2へ進み、入力されているならステップS3へ進む。
ステップS1では、DVIレシーバ5から垂直同期信号V-SYNC(または水平同期信号H-SYNC)が入力されていないかチェックし、入力されていないならステップS2へ進み、入力されているならステップS3へ進む。
ステップS2では、インバータ3を止め、バックライト2をオフにする。そして、ステップS1に戻る。つまり、ホストコンピュータPCから表示信号dが入力されていないときは表示をオフにする(無信号非表示モード)。
ステップS3では、カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10からの判別信号Dが「1」(カラーピクチャーを含む)かチェックし、「1」ならステップS4へ進み、「0」(カラーピクチャーを含まない)ならステップS5へ進む。
ステップS4では、やや高い出力になるようにインバータ3を動作させてバックライト2を中輝度にし、画像処理回路6の色温度調整用画素値変換部61に色温度「6500K」を指示し、さらに画像処理回路6のガンマ特性調整用画素値変換部62にガンマ補正「γ2.2」を指示する(カラーピクチャー表示モード)。そして、ステップS1に戻る。
ステップS5では、カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路10からの判別信号Cが「1」(モノクロピクチャーを含む)かチェックし、「1」ならステップS6へ進み、「0」(モノクロピクチャーを含まない)ならステップS7へ進む。
ステップS6では、高い出力になるようにインバータ3を動作させてバックライト2を高輝度にし、画像処理回路6の色温度調整用画素値変換部61に色温度「7500K」を指示し、さらに画像処理回路6のガンマ特性調整用画素値変換部62にガンマ補正「DICOM-γ」を指示する(モノクロピクチャー表示モード)。そして、ステップS1に戻る。
ステップS7では、指定色判別回路20からの黒ベタ判別信号F1が「0」(黒ベタ画面)かチェックし、「0」ならステップS8へ進み、「1」ならステップS9へ進む。
ステップS8では、インバータ3を止め、バックライト2をオフにする。そして、ステップS1に戻る。つまり、ホストコンピュータPCから全画素が「黒」の画面が入力されているときは表示をオフにする(黒ベタ非表示モード)。
ステップS9では、指定色判別回路20からの白ベタ判別信号F2が「0」(白ベタ画面)かチェックし、「0」ならステップS10へ進み、「1」ならステップS11へ進む。
ステップS10では、最も高い出力になるようにインバータ3を動作させ、バックライト2を最高輝度にする。そして、ステップS1に戻る。つまり、ホストコンピュータPCから全画素が「白」の画面が入力されているときは画面を最も明るくする(白ベタ高輝度モード)。これにより、図6に示すように、液晶パネル1の上に置いたフィルムはさみPでフィルムF1,F2を挟んで液晶パネル1の画面上に保持すれば、白画面Gwをシャウカステン用スクリーンとして好適に利用することが出来る。
ステップS11では、指定色判別回路20からの指定色判別信号F3が「0」かチェックし、「0」ならステップS12へ進み、「1」ならステップS13へ進む。
ステップS12では、極く低い出力になるようにインバータ3を動作させ、バックライト2を極低輝度にする。そして、ステップS1に戻る。つまり、ホストコンピュータPCから表示信号dとして図7に示す如きカラーバー画面CBが入力されているときは画面を暗くする(節電表示モード)。
ステップS13では、やや低い出力になるようにインバータ3を動作させてバックライト2を低輝度にし、画像処理回路6の色温度調整用画素値変換部61に「無補正」を指示し、さらに画像処理回路6のガンマ特性調整用画素値変換部62にガンマ補正「γ2.2」を指示する(テキスト表示モード)。そして、ステップS1に戻る。
実施例1の液晶表示装置100によれば、表示すべき画面に応じて表示装置側の処理だけで表示画質を変更することが出来る。例えば、表示装置側の処理だけで、人物,人体,花のような自然物をカラー撮影した画像を含む画面を表示するのに適したカラーピクチャー表示画質と、X線画像を表示するのに適したモノクロピクチャー表示画質と、エディタで作成されたテキスト画面を表示するのに適したテキスト表示画質とを自動的に切り替えることが出来る。また、表示装置側の処理だけで、黒ベタ画面時の節電を行うことが出来る。また、表示装置側の処理だけで、白ベタ画面時の輝度アップを行うことが出来る。さらに、表示装置側の処理だけで、スクリーンセーバ時やテレビ放送がカラーバー画面CBを送信しているときの消費電力を節減することが出来る。
図8に示すような指定色判別回路20を用いると、図5のステップS7〜S10をスキップさせることが出来る。
図9に示すような指定色判別回路20を用いると、図5のステップS7〜S12をスキップさせることが出来る。
本発明は、CRT表示装置にも適用できる。その場合、バックライト2の制御の代わりに、輝度レベルを制御すればよい。
本発明の表示画質制御方法および表示装置は、液晶表示装置やCRT表示装置に利用することが出来る。
1 液晶パネル
2 バックライト
3 インバータ
6 画像処理回路
7 マイクロプロセッサ
10 カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路
20 指定色判別回路
61 色温度調整用画素値変換部
62 ガンマ特性調整用画素値変換部
100 液晶表示装置
2 バックライト
3 インバータ
6 画像処理回路
7 マイクロプロセッサ
10 カラーピクチャー/モノクロピクチャー判別回路
20 指定色判別回路
61 色温度調整用画素値変換部
62 ガンマ特性調整用画素値変換部
100 液晶表示装置
Claims (12)
- 映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にピクチャーを含むか否かを判別し、ピクチャーを含むと判別した場合とピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法。
- 映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか否かを判別し、カラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法。
- 映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にモノクロピクチャーを含むか否かを判別し、モノクロピクチャーを含むと判別した場合とモノクロピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法。
- 映像信号に基づいて映像を表示する際に、映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか、モノクロピクチャーを含むか、両者を含まないかを判別し、カラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まず且つモノクロピクチャーを含むと判別した場合と両者を含まないと判別した場合とで表示画質を変えることを特徴とする表示画質制御方法。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載の表示画質制御方法において、表示画質を変えるために、輝度、色温度、ガンマ特性のうちの少なくとも一つを変えることを特徴とする表示画質制御方法。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の表示画質制御方法において、映像信号の1画面を構成する全部または一部の表示画素の色に指定色でない色を含むか否かを判別し、指定色でない色を含むと判別した場合の輝度と指定色でない色を含まないと判別した場合の輝度とを変えることを特徴とする表示画質制御方法。
- 入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にピクチャーを含むか否かを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でピクチャーを含むと判別した場合とピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置。
- 入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか否かを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でカラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置。
- 入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にモノクロピクチャーを含むか否かを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でモノクロピクチャーを含むと判別した場合とモノクロピクチャーを含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置。
- 入力された映像信号に基づいて映像を表示する表示装置において、入力された映像信号の1画面中にカラーピクチャーを含むか、モノクロピクチャーを含むか、両者を含まないかを判別するピクチャー判別手段と、前記ピクチャー判別手段でカラーピクチャーを含むと判別した場合とカラーピクチャーを含まず且つモノクロピクチャーを含むと判別した場合と両者を含まないと判別した場合とで表示画質を変える表示画質変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置。
- 請求項7から請求項10のいずれかに記載の表示装置において、前記表示画質変更手段は、表示画質を変えるために、輝度、色温度、ガンマ特性のうちの少なくとも一つを変えることを特徴とする表示装置。
- 請求項7から請求項11のいずれかに記載の表示装置において、映像信号の1画面を構成する全部または一部の表示画素の色に指定色でない色を含むか否かを判別する指定色判別手段と、前記指定色判別手段で指定色でない色を含むと判別した場合と指定色でない色を含まないと判別した場合とで輝度を変える輝度変更手段とを具備したことを特徴とする表示装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004315097A JP2006126528A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 表示画質制御方法および表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004315097A JP2006126528A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 表示画質制御方法および表示装置 |
Publications (1)
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