JP2006125566A - 建設機械の油圧シリンダ電動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧シリンダへ圧油を給排するための切換弁のほかに特別な弁を追加せずに電力回生を行えるようにする。
【解決手段】油圧ポンプ22からの圧油の方向を切り換える切換弁27には、P1ポートに油圧ポンプ22を接続し、P2ポートに両方向ポンプモータ24を接続し、Tnポートにタンク28を接続する。両方向ポンプモータ24は電動モータジェネレータに接続される。切換弁27の中立位置(イ)ではブームシリンダ18がブロックされる。切換弁27の操作時は、ブームシリンダ18のボトム側18aが常に両方向ポンプモータ24に接続され、ブームシリンダ18のトップ18b側は、ブームシリンダ18の伸び位置(ロ)でタンク28へ連通され、ブームシリンダ18の縮み位置(ハ)で油圧ポンプ22へ接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は建設機械の油圧シリンダ電動装置に関するものであり、特に、電動モータジェネレータで駆動される両方向ポンプモータを備えた建設機械の油圧シリンダ電動装置に関するものである。
従来、作業機を駆動する油圧シリンダと、該油圧シリンダへ圧油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプからの圧油の方向を切り換える切換弁を備えた建設機械の油圧回路は広く知られている。また、油圧シリンダからの油排出回路に回生用発電機(ジェネレータ)と連結した油圧モータを設け、旋回用駆動源を旋回用電動発電機(電動モータジェネレータ)とし、走行用駆動源を走行用電動機(電動モータ)とする。そして、電力コントローラによって回生用発電機、旋回用電動発電機、走行用電動機、エンジンに連結された発電電動機及びバッテリの間の給電及び充電を行うように構成した建設機械(ハイブリッドショベル)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
作業機を駆動する油圧アクチュエータにおけるメータアウト側からの戻り油を回収し、その回収した戻り油によって回転駆動されるポンプモータを備えて構成される油圧回生回路と、この油圧回生回路の開閉を切り換える切換手段と、ポンプモータからの回転力により電力を発生する発電機を設けた建設機械も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−207482号公報 特開2003−329012号公報
特許文献1記載の発明は、油圧シリンダからの排出油で油圧モータを回転させて回生発電を行うものであり、油圧シリンダへ圧油を給排するための切換弁のほかに、油圧モータへ排出油を迂回させるための弁が必要であり、構成が複雑化してコストアップとなる。
特許文献2記載の発明は、油圧アクチュエータにおけるメータアウト側からの戻り油を回収し、その回収した戻り油によりポンプモータを回転させて回生発電を行うものであり、特許文献1記載の発明と同様に、油圧シリンダへ圧油を給排するための切換弁のほかに、ポンプモータへ排出油を切り換える弁が必要であり、構成が複雑化してコストアップとなる。
そこで、油圧シリンダへ圧油を給排するための切換弁のほかに特別な弁を追加せずに電力回生を行えるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、作業機を駆動する油圧シリンダと、該油圧シリンダへ圧油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプからの圧油の方向を切り換える切換弁を備えた建設機械の油圧回路において、前記切換弁には、前記油圧ポンプとは別の入力ポートに電動モータジェネレータによって駆動される両方向ポンプモータを接続し、前記切換弁の操作時に油圧シリンダのボトム側が常に前記両方向ポンプモータに接続され、油圧シリンダのトップ側は前記油圧シリンダの伸長操作信号でタンクポートへ連通され、一方、油圧シリンダの収縮操作信号で前記油圧ポンプへ接続され、更に、前記切換弁中立位置では油圧シリンダがブロックされるように構成した建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、切換弁を油圧シリンダの伸長方向へ操作したときは、油圧シリンダのトップ側はタンクポートへ連通され、油圧シリンダのボトム側は両方向ポンプモータに接続される。両方向ポンプモータの駆動軸に連結された電動モータジェネレータを電動機として動作させて両方向ポンプモータを駆動すれば、圧油が切換弁を介して油圧シリンダのボトム側へ供給されて油圧シリンダが伸長動作する。油圧シリンダの伸長は両方向ポンプモータの単独駆動によって行われるため、他の油圧アクチュエータとの複合操作においても、相互にアクチュエータの独立性が高まって省エネルギーとなる。
一方、切換弁を油圧シリンダの収縮方向へ操作したときは、油圧シリンダのトップ側は油圧ポンプへ接続され、油圧シリンダのボトム側は両方向ポンプモータに接続される。油圧ポンプの圧油が切換弁を介して油圧シリンダのトップ側へ供給されて油圧シリンダが収縮動作する。このとき、油圧シリンダのボトム側の保持圧を油圧源として両方向ポンプモータを駆動する。該両方向ポンプモータの押除容積、保持圧、回転数の積がパワーとなり、両方向ポンプモータの駆動軸に連結された電動モータジェネレータを発電機として駆動し、電力に回生する。油圧シリンダの動作速度は操作量に応じて滑らかに変化するように回転数が制御される。
請求項2記載の発明は、上記切換弁の操作量が小さいときは切換弁の開口面積を微小とし、切換弁の操作量の増加に伴い急速に最大開口面積となるように構成した建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、切換弁の操作量が小さいときは微小開口により両方向ポンプモータが回転制御されず、両方向ポンプモータの内部リークの影響を受けずに油圧シリンダを制御する。そして、切換弁の操作量が一定値を超えたときは開口面積が急速に最大となり両方向ポンプモータが操作量に応じて回転制御される。
請求項3記載の発明は、上記切換弁の油圧シリンダ伸長操作量が微小であるときは、上記両方向ポンプモータの吐出圧を上記油圧シリンダの保持圧以上にする制御部を備えた建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、両方向ポンプモータの回転が小さい場合は流量が内部ドレンとしてタンクへ流出し、このため、両方向ポンプモータの吐出圧が低下して油圧シリンダの保持圧を維持できなくなることがあるので、切換弁の操作量が微小であるときは両方向ポンプモータの吐出圧を油圧シリンダの保持圧以上にすることにより、メータイン制御となって油圧シリンダの微小な操作ができる。
請求項4記載の発明は、上記油圧シリンダの保持圧または上記切換弁の開口前後の差圧を入力圧とし、この入力圧に基づき上記両方向ポンプモータの吐出圧を一定の差圧となるように流量制御する制御部を備えた建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、油圧シリンダの保持圧または上記切換弁の開口前後の差圧を圧力センサまたは差圧センサに入力し、この入力圧に基づいて両方向ポンプモータの吐出圧を制御する。
請求項5記載の発明は、上記切換弁と油圧シリンダのボトム側との間に保持弁を設け、油圧シリンダの収縮操作信号により切換弁が開口する前に前記保持弁が開口するように構成した建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、切換弁からリークする圧油が保持弁によって最小限に抑止される。油圧シリンダの収縮操作信号があったときは切換弁が開口する前に保持弁が開口して、油圧シリンダのボトム側から排出される圧油が切換弁を通って前記両方向ポンプモータに供給されて電力回生が行われる。
請求項6記載の発明は、上記切換弁の中立位置では上記両方向ポンプモータとタンクとを連通した建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、切換弁が中立位置のときは両方向ポンプモータとタンクとを連通するので、操作急停止などで切換弁を中立位置に戻したときに、両方向ポンプモータが回転している場合の流量を確保して異常な圧力上昇の発生を防止する。
請求項7記載の発明は、上記切換弁は、油圧シリンダの収縮操作信号で油圧シリンダのトップ側とボトム側がトップ側からの流れを阻止するチェック弁を介して接続されるとともに、油圧シリンダのボトム側とタンクポートが絞りを介して接続され、一方、油圧シリンダの伸長操作信号で上記油圧シリンダのボトム側と油圧ポンプ並びに両方向ポンプモータを接続するように構成した建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、切換弁を油圧シリンダの収縮方向へ操作したときは、チェック弁により油圧シリンダのトップ側からボトム側への流れが阻止され、ボトム側から排出される圧油が両方向ポンプモータに供給されて電力回生が行われるとともに、絞りにより背圧がかかってメータアウト制御が行われる。一方、切換弁を油圧シリンダの伸長方向へ操作したときは、油圧ポンプから吐出された圧油と両方向ポンプモータから吐出された圧油が合流して油圧シリンダのボトム側へ供給され、油圧シリンダの動作速度を増速できる。
請求項8記載の発明は、上記両方向ポンプモータと電動モータジェネレータとの間に変速機を介装した建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、電動モータジェネレータを高速運転で駆動することにより電動モータジェネレータの小型化を図り、電動モータジェネレータの回転を変速機で減速することにより、両方向ポンプモータを適正な回転で駆動できる。
請求項9記載の発明は、上記両方向ポンプモータは可変容量式である建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、油圧シリンダの収縮操作時に両方向ポンプモータのトルクを低下させて回転数を上昇させることにより、両方向ポンプモータが高回転となって電動モータジェネレータにて効率のよい電力回生が行われる。また、油圧シリンダの伸長操作時は両方向ポンプモータの吐出量を増加させることにより、油圧シリンダの動作速度が増速される。
請求項10記載の発明は、上記切換弁の操作量に対して上記両方向ポンプモータの流量制御動特性に遅れが生じるように流量制御する制御部を備えた建設機械の油圧シリンダ電動装置を提供する。
この構成によれば、切換弁を急速に操作した場合、操作開始時は操作に追従して両方向ポンプモータの流量が急速に増加するため油圧シリンダの動作速度に遅れがなく、その後は、両方向ポンプモータの流量増加に遅れが生じるため、油圧シリンダの動作速度が円滑に加速されてショックの少ない加減速が行われる。
請求項1記載の発明は、切換弁を油圧シリンダの伸長方向へ操作したときは、動力損失の少ない駆動ができ、他の油圧アクチュエータとの複合操作においても省エネルギーとなる。一方、切換弁を油圧シリンダの収縮方向へ操作したときは、位置エネルギーを電気エネルギーに変換して電力回生することができる。斯くして、従来のように切換弁のほかに特別な弁を追加することなく、簡素な構成で電力回生を行うことが可能となる。
請求項2記載の発明は、切換弁の操作量が小さいときは微小開口により両方向ポンプモータが回転制御されないので、両方向ポンプモーの内部リークの影響を受けずに油圧シリンダを制御することができる。切換弁の操作量が増加すれば開口が急速に最大となるので、両方向ポンプモータが操作量に応じて回転制御され、操作量に対する油圧シリンダの応答性を向上させることができる。
請求項3記載の発明は、切換弁の油圧シリンダ伸長操作量が微小であるときは、両方向ポンプモータの吐出圧を油圧シリンダの保持圧以上にすることでメータイン制御とし、微小な油圧シリンダ伸長操作が可能となる。
請求項4記載の発明は、油圧シリンダの保持圧または上記切換弁の開口前後の差圧入力にて両方向ポンプモータの吐出圧を制御するので、前記切換弁の開口前後の圧力差が常に一定となるように制御することができ、微小流量での正確な制御が可能となる。
請求項5記載の発明は、切換弁と油圧シリンダのボトム側との間に保持弁を設けたので、切換弁からリークする圧油が最小限となるように抑止することができる。また、油圧シリンダ伸長操作時はロードチェック弁としても作用し、負荷によって油圧シリンダが収縮方向へ押し戻されるのを防止することができる。
請求項6記載の発明は、切換弁が中立位置のときは両方向ポンプモータとタンクとを連通するので、操作急停止などで両方向ポンプモータの応答が遅れて切換弁が中立位置に戻った場合でも、両方向ポンプモータが回転しているときの流量を確保して、異常な高圧の発生を防止することができる。また、油圧シリンダ伸長操作時においては、スタンバイ流量を増加して応答性を向上させることも可能となる。
請求項7記載の発明は、油圧シリンダ収縮操作時は圧油が両方向ポンプモータに供給されて電力回生を行うことができるとともに、メータアウト制御が行われるので負荷変動に対して油圧シリンダの動作を安定させることができる。
請求項8記載の発明は、両方向ポンプモータと電動モータジェネレータとの間に変速機を介装し、電動モータジェネレータを高速運転して変速機で減速することにより、高速化による電動モータジェネレータの小型化並びに高効率化を図ることができる。高速化が困難である両方向ポンプモータは変速機によって適正な回転で駆動されるので、両方向ポンプモータの寿命を長くすることができる。
請求項9記載の発明は、両方向ポンプモータは可変容量式であるので、容量を上昇させて回転数を高くすることにより、油圧シリンダ伸長操作時は油圧シリンダの動作速度を速くすることができる。また、油圧シリンダ収縮操作時は電動モータジェネレータにて効率のよい電力回生が可能となる。
請求項10記載の発明は、両方向ポンプモータの流量制御動特性で、操作量に対して遅れが生じるように制御するので、急操作した場合、動き始めは応答性が俊敏であり、その後は加速を滑らかにすることにより、ショックの少ない加減速が可能となって操作性の向上に寄与できる。
以下、本発明に係る建設機械の油圧シリンダ電動装置について、好適な実施例をあげて説明する。油圧シリンダへ圧油を給排するための切換弁のほかに特別な弁を追加せずに電力回生を行えるようにするという目的を、切換弁には、油圧ポンプとは別の入力ポートに電動モータジェネレータによって駆動される両方向ポンプモータを接続し、切換弁の操作時に油圧シリンダのボトム側が常に両方向ポンプモータに接続され、油圧シリンダのトップ側は油圧シリンダの伸長操作信号でタンクポートへ連通され、一方、油圧シリンダの収縮操作信号で油圧ポンプへ接続され、更に、切換弁中立位置では油圧シリンダがブロックされるように構成したことにより実現した。
図1は建設機械の一例としてハイブリッド式の油圧ショベル10を示し、下部走行体11の上に旋回機構12を介して上部旋回体13が旋回自在に載置されている。上部旋回体13にはその前方一側部にキャブ14が設けられ、且つ、前方中央部にブーム15が俯仰可能に取り付けられている。更に、ブーム15の先端にアーム16が上下回動自在に取り付けられ、該アーム16の先端にバケット17が取り付けられている。
前記ブーム15、アーム16、バケット17等のアタッチメントを駆動する油圧アクチュエータとして、ブームシリンダ18、アームシリンダ19、バケットシリンダ20が夫々設けられており、上部旋回体に搭載されたエンジン21により油圧ポンプ22を駆動して各油圧アクチュエータへ圧油を給排する。
更に、両方向ポンプモータ24の駆動軸に電動モータジェネレータ23が連結され、該電動モータジェネレータ23はインバータを備えた制御部25を介してバッテリ26に接続されている。
図2は油圧シリンダ電動装置の一例としてブームシリンダ18の駆動回路を示し、ブームシリンダ18へ圧油を供給する油圧ポンプ22と、油圧ポンプ22からの圧油の方向を切り換えるための3位置5ポートのパイロット式切換弁27が設けられている。
該切換弁27の入口側のポート(図中下側のポート)は、P1ポートに前記油圧ポンプ22を接続し、P2ポートに前記両方向ポンプモータ24を接続するとともに、Tnポートはタンク28に連通している。また、前記油圧ポンプ22の吐出油路にはリリーフ弁29が設けられている。一方、該切換弁27の出口側のポート(図中上側のポート)は、Bポートにブームシリンダ18のボトム側18aを接続し、Tポートにブームシリンダ18のトップ側18bを接続する。
前述したように、前記両方向ポンプモータ24の駆動軸には電動モータジェネレータ23が連結され、該電動モータジェネレータ23はインバータを備えた制御部25を介してバッテリ26に接続されている。
図示したように、前記切換弁27の中立位置(イ)では、ブームシリンダ18のボトム側18aのBポート及びトップ側18bのTポートがブロックされるとともに、P1ポート、P2ポート、Tnポートの各ポートもブロックされている。
ここで、操作レバーなどの操作手段(図示せず)によって、前記切換弁27の伸び側ポート27aに伸長操作信号が入力されると、前記切換弁27は伸び位置(ロ)に切り換わり、P1ポートはブロックされ、P2ポートとBポート、TnポートとTポートが夫々連通する。即ち、ブームシリンダ18のボトム側18aが両方向ポンプモータ24に接続され、ブームシリンダ18のトップ側18bがタンク28に接続される。
然るときは、制御部25の制御により前記バッテリ26に蓄えられている電力を電動モータジェネレータ23へ供給し、該電動モータジェネレータ23を電動機として動作させて両方向ポンプモータ24を一方向へ駆動すれば、両方向ポンプモータ24から吐出される圧油が切換弁27の伸び位置(ロ)を介してブームシリンダ18のボトム側18aへ供給されるとともに、ブームシリンダ18のトップ側18bの圧油がタンク28に戻されて、ブームシリンダ18が伸長動作する。ブームシリンダ18の伸長は両方向ポンプモータ24の単独駆動によって行われるため、動力損失の少ない駆動ができ、他の油圧アクチュエータとの複合操作においても、相互にアクチュエータの独立性が高まって省エネルギーとなる。
一方、操作手段によって前記切換弁27の縮み側ポート27bに収縮操作信号が入力されると、前記切換弁27は縮み位置(ハ)に切り換わり、Tnポートはブロックされ、P1ポートとTポート、P2ポートとBポートが夫々連通する。即ち、ブームシリンダ18のボトム側18aが両方向ポンプモータ24に接続され、ブームシリンダ18のトップ側18bが油圧ポンプ22に接続される。
然るときは、油圧ポンプ22から吐出される圧油が切換弁27の縮み位置(ハ)を介してブームシリンダ18のトップ側18bへ供給されるとともに、ブームシリンダ18のボトム側18aの保持圧を油圧源として両方向ポンプモータ24が前述とは逆の他方向へ回転する。そして、両方向ポンプモータ24の押除容積、保持圧、回転数の積がパワーとなり、該両方向ポンプモータ24の駆動軸に連結された前記電動モータジェネレータ23が発電機として駆動され、電力に回生されてバッテリ26に蓄えられる。ブームシリンダ18の動作速度は、操作手段の操作量に応じて滑らかに変化するように回転数が制御される。
このように、前記切換弁27の操作時には伸長または収縮何れの場合でも、ブームシリンダ18のボトム側18aが常に両方向ポンプモータ24に接続される。これに対して、ブームシリンダ18のトップ側18bは、伸長操作信号でタンク28に連通し、収縮操作信号で油圧ポンプ22へ接続される。
図3(a)に示すように、前記切換弁27は操作量が微小な領域では開口面積が微小であり、操作量の増加に対して開口面積は僅かずつ拡大するように形成されている。従って、両方向ポンプモータ24が回転制御されず、両方向ポンプモータ24の内部リークの影響を受けずにブームシリンダ18を制御することができる。そして、切換弁27の操作量が一定値を超えたときは開口面積が急速に拡大して最大開口面積となるように構成されているため、両方向ポンプモータ24が操作量に応じて回転制御され、操作量に対するブームシリンダ18の応答性を向上させることができる。
また、図3(b)に示すように、前記切換弁27は操作量が微小な領域では流量が微小であるので、ブームシリンダ18の動作速度は緩慢に増速される。そして、切換弁27の操作量が一定値を超えると開口面積が急速に拡大され、流量が急増するのでブームシリンダ18の動作速度が急激に上昇する。
ここで、前記切換弁27が伸長操作されたときに操作量が微小であるときは、前記制御部25は両方向ポンプモータ24の吐出圧をブームシリンダ18の保持圧以上とするように制御する。これは、両方向ポンプモータ24の回転が小さい場合は流量が内部ドレンとしてタンク28へ流出し、このため、両方向ポンプモータ24の吐出圧が低下してブームシリンダ18の保持圧を維持できなくなることがある。これを防止するために、前記切換弁18の伸長操作量が微小であるときは、両方向ポンプモータ24の吐出圧をブームシリンダ18の保持圧以上にすることにより、メータイン制御となってブームシリンダ18の微小な操作が可能となる。
図4は変形例を示し、図2と異なる点は、ブームシリンダ18のボトム側18aと切換弁27との間に圧力センサ30を設けるとともに、保持弁31を介装してある。該保持弁31はブームシリンダ18のボトム側18aから切換弁27への流れを阻止するように構成されている。また、切換弁27の中立位置(イ)ではP2ポートとTnポートとを連通し、両方向ポンプモータとタンクが連通されている。
前記圧力センサ30はブームシリンダ18の保持圧を検出し、検出された保持圧は制御部25へ入力される。制御部25はこの入力圧に基づき、前記両方向ポンプモータ24の吐出圧を制御する。従って、前記切換弁27の開口前後の圧力差が常に一定となるように制御することができ、特に微小流量での正確な制御が可能となる。
或いは、切換弁27の開口前後の差圧を検出する差圧センサ(図示せず)を設け、該差圧センサが検出した差圧を制御部25へ入力し、制御部25はこの入力圧に基づき、前記両方向ポンプモータ24の吐出圧を制御するように構成することもできる。斯かる構成の場合も、前述と同様に、前記切換弁27の開口前後の圧力差が常に一定となるように制御することができ、特に微小流量での正確な制御が可能となる。
ここで、操作手段によって前記切換弁27の伸び側ポート27aに伸長操作信号が入力されると、前記切換弁27は伸び位置(ロ)に切り換わり、ブームシリンダ18のボトム側18aが両方向ポンプモータ24に接続され、ブームシリンダ18のトップ側18bがタンク28に接続される。然るときは、前述したように、電動モータジェネレータ23により両方向ポンプモータ24が駆動されて、圧油が切換弁27の伸び位置(ロ)を介してP2ポートからBポートへ導出され、この圧油が前記保持弁31を開いてブームシリンダ18のボトム側18aへ供給されるとともに、ブームシリンダ18のトップ側18bの圧油がTポートからTnポートへ導出されてタンク28に戻り、ブームシリンダ18が伸長動作する。
一方、操作手段によって前記切換弁27の縮み側ポート27bに収縮操作信号が入力されると、前記切換弁27は縮み位置(ハ)に切り換わり、ブームシリンダ18のボトム側18aが両方向ポンプモータ24に接続され、ブームシリンダ18のトップ側18bが油圧ポンプ22に接続される。然るときは、前述したように、油圧ポンプ22の圧油が切換弁27の縮み位置(ハ)を介してブームシリンダ18のトップ側18bへ供給されるとともに、収縮操作信号により前記保持弁31が開放され、ブームシリンダ18のボトム側18aから切換弁27への流れを許容する。そして、ボトム側18aからの圧油によって両方向ポンプモータ24が回転し、前記電動モータジェネレータ23が発電機として駆動され、電力に回生されてバッテリ26に蓄えられる。
このように、前記切換弁27とブームシリンダ18のボトム側18aとの間に保持弁31を設けたので、切換弁27からリークする圧油が最小限となるように抑止することができる。ブームシリンダ18の伸長操作時はロードチェック弁としても作用し、負荷によってブームシリンダ18が収縮方向へ押し戻されるのを防止することができる。ブームシリンダ18の収縮操作時は切換弁27が開口する前に保持弁31が開口し、ブームシリンダ18のボトム側18aから排出される圧油が保持弁31を通り、前記両方向ポンプモータ24に供給されて電力回生が行われる。
また、前記切換弁27が中立位置(イ)のときは両方向ポンプモータ24とタンク28とを連通するので、操作急停止などで両方向ポンプモータ24の応答が遅れて切換弁27が中立位置に戻った場合でも、両方向ポンプモータ24が回転しているときの流量を確保して、異常な高圧の発生を防止することができる。また、ブームシリンダ18の伸長操作時においては、スタンバイ流量を増加して応答性を向上させることも可能となる。
図5は他の変形例を示し、図2と異なる点は、切換弁の伸び位置(ロ)において、P1ポートとP2ポートが連通してBポートに接続されている。前記切換弁の縮み位置(ハ)において、BポートとTポートがTポートからの流れを阻止するチェック弁32を介して接続されるとともに、BポートとTnポートが絞り33を介して接続されている。また、電動モータジェネレータ23と両方向ポンプモータ24との間に変速機34を介装してある。
ここで、操作手段によって前記切換弁27の伸び側ポート27aに伸長操作信号が入力されると、前記切換弁27は伸び位置(ロ)に切り換わり、ブームシリンダ18のボトム側18aが油圧ポンプ22と両方向ポンプモータ24の双方に接続され、ブームシリンダ18のトップ側18bがタンク28に接続される。
然るときは、油圧ポンプ22から吐出された圧油と両方向ポンプモータ24から吐出された圧油が合流してブームシリンダ18のボトム側18aへ供給されるとともに、ブームシリンダ18のトップ側18bの圧油がタンク28に戻されて、ブームシリンダ18が伸長動作する。前記ブームシリンダ18のボトム側18aには油圧ポンプ22と両方向ポンプモータ24との双方から圧油が供給されるため、流量が増加してブームシリンダ18の動作速度を増速することができる。
一方、操作手段によって前記切換弁27の縮み側ポート27bに収縮操作信号が入力されると、前記切換弁27は縮み位置(ハ)に切り換わり、ブームシリンダ18のボトム側18aが両方向ポンプモータ24に接続されるとともに、該ブームシリンダ18のボトム側18aが絞り33を介してタンク28に連通する。また、ブームシリンダ18のトップ側18bは油圧ポンプ22に接続される。
然るときは、油圧ポンプ22の圧油が切換弁27の縮み位置(ハ)を介してブームシリンダ18のトップ側18bへ供給される。このとき、チェック弁32によりブームシリンダ18のトップ側18bからボトム側18aへの流れが阻止される。また、ブームシリンダ18のボトム側18aの圧油は両方向ポンプモータ24へ供給されるとともに、絞り33を介してタンク28に戻される。従って、両方向ポンプモータ24が回転して前記電動モータジェネレータ23が発電機として駆動され、電力に回生されてバッテリ26に蓄えられる。また、絞り33により背圧がかかってメータアウト制御が行われるので、負荷変動に対してブームシリンダ18の動作を安定させることができる。
ここで、前記電動モータジェネレータ23と両方向ポンプモータ24との間に変速機34を介装してあるので、電動モータジェネレータ23を高速運転して変速機34で減速することにより、高速化による電動モータジェネレータ23の小型化並びに高効率化を図ることができる。また、高速化が困難である両方向ポンプモータ24は変速機34によって適正な回転で駆動されるので、両方向ポンプモータ24の寿命を長くすることができる。
尚、前記両方向ポンプモータは可変容量式であるので、吐出量とトルクを変更することができ、ブームシリンダ18の保持圧が高いときは吐出量を減少させ、電動モータジェネレータのオーバートルクを防止することができ、ブームシリンダ18の保持圧が低いときは吐出量が増え、シリンダの速度をアップすることができる。一方、固定容量式では、ブームシリンダ18の保持圧が最大のときに電動モータジェネレータがオーバートルクとならない吐出量にする必要があり、シリンダの速度を上げるのは両方向ポンプモータの回転数アップであり、制約がある。
図6は切換弁27の操作量とブームシリンダ18のシリンダ動作速度の関係を示し、実線で示された切換弁27の操作量に対して、両方向ポンプモータ24の流量制御動特性に遅れが生じるように流量制御するため、点線で示されたブームシリンダ18の動作速度の上昇が遅れを生じている。
従って、前記切換弁27を急速に操作した場合、操作開始時は操作に追従して両方向ポンプモータ24の流量が急速に増加するため、ブームシリンダ18の動作速度に遅れがなく、その後は、両方向ポンプモータ24の流量増加に遅れが生じるため、ブームシリンダ18の動作速度が円滑に加速されてショックの少ない加減速が行われる。このように、操作量に対して遅れが生じるように制御するので、急操作時の場合、動き始めは応答性が俊敏であり、その後は加速を滑らかにすることにより、ショックの少ない加減速が可能となって操作性の向上に寄与できる。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明が適用された油圧ショベルの側面図。 本発明に係る一例としてのブームシリンダの駆動回路図。 (a)図2の切換弁の操作量と開口面積の関係を示すグラフ、(b)図2の切換弁の操作量とブームシリンダの動作速度の関係を示すグラフ。 本発明に係る変形例としてのブームシリンダの駆動回路図。 本発明に係る他の変形例としてのブームシリンダの駆動回路図。 本発明に係る切換弁の操作量とシリンダ動作速度の経時的関係を示す図。
符号の説明
10 油圧ショベル
18 ブームシリンダ
22 油圧ポンプ
23 電動モータジェネレータ
24 両方向ポンプモータ
25 制御部
26 バッテリ
27 切換弁
28 タンク
30 圧力センサ
31 保持弁
32 チェック弁
33 絞り
34 変速機

Claims (10)

  1. 作業機を駆動する油圧シリンダと、該油圧シリンダへ圧油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプからの圧油の方向を切り換える切換弁を備えた建設機械の油圧回路において、
    前記切換弁には、前記油圧ポンプとは別の入力ポートに電動モータジェネレータによって駆動される両方向ポンプモータを接続し、
    前記切換弁の操作時に油圧シリンダのボトム側が常に前記両方向ポンプモータに接続され、油圧シリンダのトップ側は前記油圧シリンダの伸長操作信号でタンクポートへ連通され、一方、油圧シリンダの収縮操作信号で前記油圧ポンプへ接続され、更に、前記切換弁中立位置では油圧シリンダがブロックされるように構成したことを特徴とする建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  2. 上記切換弁の操作量が小さいときは切換弁の開口面積を微小とし、切換弁の操作量の増加に伴い急速に最大開口面積となるように構成した請求項1記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  3. 上記切換弁の油圧シリンダ伸長操作量が微小であるときは、上記両方向ポンプモータの吐出圧を上記油圧シリンダの保持圧以上にする制御部を備えた請求項1または2記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  4. 上記油圧シリンダの保持圧または上記切換弁の開口前後の差圧を入力圧とし、この入力圧に基づき上記両方向ポンプモータの吐出圧を一定の差圧となるように流量制御する制御部を備えた請求項1,2または3記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  5. 上記切換弁と油圧シリンダのボトム側との間に保持弁を設け、油圧シリンダの収縮操作信号により切換弁が開口する前に前記保持弁が開口するように構成した請求項1,2,3または4記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  6. 上記切換弁の中立位置では上記両方向ポンプモータとタンクとを連通した請求項1,2,3,4または5記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  7. 上記切換弁は、油圧シリンダの収縮操作信号で油圧シリンダのトップ側とボトム側がトップ側からの流れを阻止するチェック弁を介して接続されるとともに、油圧シリンダのボトム側とタンクポートが絞りを介して接続され、一方、油圧シリンダの伸長操作信号で上記油圧シリンダのボトム側と油圧ポンプ並びに両方向ポンプモータを接続するように構成した請求項1,2,3,4,5または6記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  8. 上記両方向ポンプモータと電動モータジェネレータとの間に変速機を介装した請求項1,2,3,4,5,6または7記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  9. 上記両方向ポンプモータは可変容量式である請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
  10. 上記切換弁の操作量に対して上記両方向ポンプモータの流量制御動特性に遅れが生じるように流量制御する制御部を備えた請求項1,2,3,4,5,6,7,8または9記載の建設機械の油圧シリンダ電動装置。
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