JP2006125292A - 可変容量圧縮機用制御弁 - Google Patents

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寛悦 菅原
Morimitsu Kajiwara
盛光 梶原
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Abstract

【課題】 ソレノイドにより駆動される可変容量圧縮機用制御弁において、その駆動力を弁体に伝えるシャフトの円滑な動作を保持できるようにする。
【解決手段】 可変容量圧縮機用制御弁1においては、シャフト19に溝部53を形成することにより、シャフト19とシャフト挿通孔18との間に段差部を設けている。これにより、シャフト19とシャフト挿通孔18との摺動部が短くなり、仮に両者の間に吐出冷媒と共に異物が侵入したとしても、その異物は上流側の第1摺動部51を通過して段差部に保留されるか、さらに下流側の第2摺動部52を通過してシャフト挿通孔18の外部に排出され易くなる。そして、仮にシャフト19とシャフト挿通孔18との間に異物が侵入した場合には、この段差部が異物溜めとなって摺動部への摺動抵抗が大きくなるのを防止又は抑制できる。その結果、シャフト19の円滑な動作を保持することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は可変容量圧縮機用制御弁に関し、特に自動車用空調装置の可変容量圧縮機にて冷媒の吐出容量を制御するのに好適な可変容量圧縮機用制御弁に関する。
自動車用空調装置の冷凍サイクルに用いられる圧縮機は、走行状態によって回転数が変化するエンジンを駆動源としているので回転数制御を行うことができない。そこで、一般的には、エンジンの回転数に制約されることなく適切な冷房能力を得るために、冷媒の吐出容量を可変することのできる可変容量圧縮機が用いられている。
可変容量圧縮機は、一般に、気密に形成されたクランク室内で傾斜角可変に設けられた揺動板が回転軸の回転運動によって駆動されて揺動運動をし、その揺動板の揺動運動により回転軸と平行な方向に往復運動するピストンが吸入室の冷媒をシリンダ内に吸入して圧縮した後、吐出室に吐出する。このとき、クランク室内の圧力を変化させることにより、揺動板の傾斜角度を変化させることができ、これによってピストンのストロークが変化され、冷媒の吐出量が変化させられる。このクランク室内の圧力(クランク圧力)を変化させるよう制御するのが、可変容量圧縮機用制御弁である。
このような可変容量圧縮機用制御弁は、吐出室から吐出された吐出圧力の冷媒の一部をクランク室に導入し、その導入量を制御することによってクランク圧力を制御するようにしている。この冷媒の導入量の制御は、例えば吸入室の吸入圧力に応じて行われる(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の可変容量圧縮機用制御弁の具体的構成を表す部分拡大断面図である。
この可変容量圧縮機用制御弁101のボディ102には、可変容量圧縮機の吐出圧力Pdを導入する冷媒通路103と、その吐出圧力Pdを減圧したクランク圧力Pcを導出する冷媒通路104と、吸入圧力Psを導入するとともに、この吸入圧力Psを感知する感圧部につながる冷媒通路105とが形成されている。ボディ102の冷媒通路103と冷媒通路104との間には弁座106設けられ、その弁座106に接離可能に弁体107が配置されている。この弁体107は、冷媒通路103と冷媒通路105との間に設けられたシャフト挿通孔108に挿通されたシャフト109によって支持されている。また、可変容量圧縮機用制御弁101は、可変容量動作に入るときの吸入圧力Psの値を外部から自由に設定するために、感圧部の設定値を外部電流によって可変できるソレノイドを備えており、このソレノイドのプランジャ110がシャフト109に接続されている。そして、感圧部が感知した吸入圧力Psに応じてソレノイドのプランジャ110が駆動され、その駆動力がシャフト109を介して弁体107に伝達される。つまり、可変容量圧縮機用制御弁101は、吸入圧力Psを感じて、その吸入圧力Psが一定に保たれるように吐出室からクランク室に導入される吐出圧力Pdの冷媒の流量を制御している。
特開2004−278511号公報(図12)
ところで、このような可変容量圧縮機用制御弁101においては、吐出冷媒がシャフト挿通孔108を通って冷媒通路105側、つまり感圧部側に流通するのを防止するために、シャフト挿通孔108とシャフト109との間のクリアランスが小さく構成されている。しかし、吐出圧力が吸入圧力よりも高圧であるため、両圧力の圧力差により吐出冷媒がこのクリアランスを通って僅かながら漏洩してしまう。この吐出冷媒の漏洩量は、冷凍サイクルの性能に影響するほどではないが、その吐出冷媒に含まれる異物(冷凍サイクルの運転時に発生したアルミ粉等)がそのクリアランスに侵入すると、この異物が摺動抵抗となってシャフト109の円滑な動作を妨げる。その結果、弁体107の制御位置が同じ設定位置に対して開弁時と閉弁時とで異なるヒステリシスの問題が大きくなる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ソレノイドにより駆動される可変容量圧縮機用制御弁において、その駆動力を弁体に伝えるシャフトの円滑な動作を保持できるようにすることを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、可変容量圧縮機のクランク室内の圧力を制御することにより、前記可変容量圧縮機における冷媒の吐出容量を変化させる可変容量圧縮機用制御弁において、内部に冷媒通路が形成されたボディと、前記可変容量圧縮機の吐出冷媒の一部を前記クランク室へ流入させる際の冷媒流量を調整するために前記ボディ内に形成された弁座に接離する弁体と、前記ボディに設けられたシャフト挿通孔に摺動可能に挿通されて軸支される一方、その一端側に前記弁体を支持して一体に動作可能なシャフトと、前記ボディに対して固定されたコアと、前記シャフトを介して前記弁体に駆動力を伝達するプランジャと、通電により前記プランジャおよび前記コアを含む磁気回路を生成する電磁コイルとからなるソレノイドと、を備え、前記シャフトおよび前記シャフト挿通孔の少なくとも一方の互いに摺動部となる部分の中間に、前記シャフトと前記シャフト挿通孔との間に所定の間隙を形成するための段差部が設けられたことを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁が提供される。
このような可変容量圧縮機用制御弁においては、シャフトとシャフト挿通孔との間に段差部が設けられたため、シャフトとシャフト挿通孔との摺動部が短くなる。これにより、シャフトとシャフト挿通孔との間の異物詰まりの発生を防止又は抑制することができる。また、仮にシャフトとシャフト挿通孔との間に吐出冷媒と共に異物が侵入したとしても、その異物は上流側の摺動部を通過して段差部に保留されるか、さらに下流側の摺動部を通過してシャフト挿通孔の外部に排出され易くなる。このとき、段差部は、異物溜めとなって摺動部の摺動抵抗が大きくなるのを防止又は抑制する。
本発明の可変容量圧縮機用制御弁によれば、シャフトとシャフト挿通孔との間に段差部を設けたことにより、吐出冷媒に含まれる異物がシャフトとシャフト挿通孔との間に詰まることを防止又は抑制することができる。その結果、シャフトの円滑な動作を保持することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を上下と表現することがある。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。
可変容量圧縮機用制御弁1は、図示しない可変容量圧縮機の吐出冷媒の一部をそのクランク室へ流入させるための冷媒流路を開閉する弁部2と、その弁部2の開弁量を調整して通過する冷媒流量を制御するためのソレノイド3とを一体に組み付けて構成される。ソレノイド3の下端には、内部に通電用の接続端子が配置された把手4が設けられている。
弁部2は、そのボディ11の側部に可変容量圧縮機の吐出室に連通して吐出圧力Pdを受けるポート12が設けられ、その周りにはストレーナ13が周着されている。ポート12は、ボディ11の上部に開口されたポート14と内部で連通しており、そのポート14は、可変容量圧縮機のクランク室に連通してクランク室に制御された圧力(クランク圧力)Pcを導出する。ポート14の上部開口部には、ストレーナ15が嵌着されている。
ポート12とポート14とを連通する冷媒通路には、弁座16がボディ11と一体に形成されている。この弁座16の圧力Pcを導出する側から対向して弁体17が軸線方向に接離自在に配置されている。この弁体17は、弁孔を介して下方へ延びており、シャフト19と一体に形成されている。シャフト19は、ボディ11に形成されたシャフト挿通孔18に挿通されて軸線方向に進退自在に保持されている。弁体17とシャフト19とを結合している細径部には、吐出室からの吐出圧力Pdが導入される。シャフト19の外径は、弁座16を構成する弁孔の内径と同じにして、弁体17の受圧面積とシャフト19の受圧面積とを同じにしている。これにより、吐出圧力Pdが弁体17を上方へ作用する力を、シャフト19を下方へ作用する力によってキャンセルし、弁部2の制御が高圧の吐出圧力Pdの影響を受けないようにしている。
弁体17は、スプリング20によって閉弁方向に付勢されており、そのスプリング20は、ポート14内に螺着されたアジャストネジ21によって荷重が調整されている。
さらに、ボディ11の下方には、可変容量圧縮機の吸入室に連通して吸入圧力Psを受けるポート22が形成されている。
一方、ソレノイド3は、そのケース31内に固定されたコア32と、弁部2を開閉制御するためにシャフト19を介して弁体17を進退させるプランジャ33と、外部からの供給電流によりコア32およびプランジャ33を含む磁気回路を生成する電磁コイル34とを備えている。プランジャ33は、第1プランジャ35と第2プランジャ36とに分割されて構成されている。弁部2のボディ11とソレノイド3のケース31との間には、円筒状の磁性体からなるホルダ37が配置され、そのホルダ37の中には第2プランジャ36が部分的に挿通され、軸線方向に進退自在に配置されている。
第2プランジャ36は、例えばポリテトラフルオロエチレンで作られた摺動抵抗の低い非磁性のガイド38が周設されていて、その外周面はホルダ37の内壁に摺接されており、第2プランジャ36が軸線方向に進退移動するときにホルダ37の内壁面と所定間隔を保ちながらガイドする機能を有している。このガイド38の周方向の一部は切断されていて、吸入圧力Psが第2プランジャ36の下端面側に形成される感圧部に導入できるようになっている。
また、第2プランジャ36は、その上端位置に環状のフランジ部材39が組み込んで固定されており、そのフランジ部材39とホルダ37の上端面との間にスプリング40が介挿されている。第2プランジャ36の上部軸線位置には、後に詳述するシャフト19の下端部が当接している。
第2プランジャ36を上方へ付勢しているスプリング40は、弁体17を閉弁方向に付勢しているスプリング20よりも大きなバネ力を有するようにしている。従って、ソレノイド3への通電がないときには、シャフト19の先端の弁体17が弁座16から離間して、弁部2はその全開状態に位置している。
第2プランジャ36の下方には、感圧部を構成するダイヤフラム41が配置されている。このダイヤフラム41は、その外周縁部がホルダ37とソレノイド3のケース31とによって挾持されている。これにより、このダイヤフラム41によって仕切られた部分までが可変容量圧縮機用制御弁1の圧力室を構成し、これよりも下方部分に大気圧がかかるようになっている。
ケース31の内側には電磁コイル34が配置され、その内側にはスリーブ42が配置されている。このスリーブ42の下方部分には、コア32が挿入されて固定されている。コア32とダイヤフラム41との間には、第1プランジャ35がスリーブ42内を軸線方向に進退自在に配置されている。この第1プランジャ35は、軸線位置に配置されたシャフト43の上端部が挿通されて接続されており、そのシャフト43の下端部は、把手4内に設けられた軸受部材44によって支持されている。軸受部材44とシャフト43に周設されたフランジ部45との間には、スプリング46が配置され、第1プランジャ35をダイヤフラム41の方へ付勢している。
以上のような構成により、ダイヤフラム41が第1プランジャ35を配置している空間と第2プランジャ36を配置している空間とを流体的に隔離している。つまり、弁部2からこの弁部2の開度制御を行う側の第2プランジャ36を含めてダイヤフラム41の配置されているところまでを圧力がかかる部分として構成し、その第2プランジャ36を除くソレノイド3は圧力室に収容することなく、大気開放状態で構成することを可能にしている。しかも、弁部2の開度制御を行う側の第2プランジャ36がダイヤフラム41から離れる方向に付勢されているため、ソレノイド3の非通電時は、ダイヤフラム41の変位が弁部2には伝達されず、かつ、弁部2は全開状態に維持されることから、可変容量圧縮機を最小容量に制御することを可能にしている。
また、ソレノイド3の分割された第1プランジャ35と第2プランジャ36は、非通電時では互いに離間されており、通電時には互いに吸引されて1つのプランジャとして振舞う。このため、ソレノイド3を通電したときには、第1プランジャ35と第2プランジャ36とが吸着して一体となったプランジャにより制御を行うことになる。第1プランジャ35と第2プランジャ36との間にはダイヤフラム41が配置されているので、第1プランジャ35と第2プランジャ36との対向面は、それぞれ平面状に形成されている。従って、ソレノイド3の通電時には、その平らな対向面間で磁気回路が形成され、第1プランジャ35と第2プランジャ36とはダイヤフラム41を介装した状態で互いに吸引されることになる。
図2は、可変容量圧縮機用制御弁の主要部をなすシャフト周辺部の構造を表す部分拡大断面図である。
シャフト19の軸線方向の中間部には、シャフト挿通孔18との間に摺動部のクリアランスよりも大きな間隙を形成するための段差部が形成されている。すなわち、シャフト19には、シャフト挿通孔18の両端開口部近傍のそれぞれにおいて摺動する第1摺動部51および第2摺動部52と、これら第1摺動部51と第2摺動部52との中間部で縮径して段差部を構成する所定深さの溝部53とを有する。本実施の形態では、この溝部53の軸線方向の長さL3は、第1摺動部51の長さL1とほぼ等しく、第2摺動部52の長さL2よりも長くなっている。また、溝部53は、シャフト19の中央の外周面に沿って周設されており、その深さD1は、第1摺動部51および第2摺動部52とシャフト挿通孔18との間のクリアランスよりも十分に大きく構成されている。
このため、冷凍サイクルを循環するアルミ粉等の異物がポート12から導入され、吐出圧力と吸入圧力との圧力差によって、吐出冷媒と共に第1摺動部51側から流入したとしても、この異物は溝部53に保留されるか、下流側の第2摺動部52側を通過してシャフト挿通孔18の外部に排出される。その際、溝部53と各摺動部との接続部にはテーパ部が形成されているため、異物の溝部53への導入および溝部53からの排出が円滑に行われる。一方、高圧側であるポート12側の第1摺動部51の長さを比較的長く設定し、低圧側であるポート22側の第2摺動部52の長さを短く設定したため、シャフト挿通孔18への吐出冷媒の流入漏れを抑制することができるとともに、流入した場合には速やかに排出することができる。
図1に戻り、以上に説明した可変容量圧縮機用制御弁1は、以下のように動作する。
可変容量圧縮機用制御弁1の図示の状態は、ソレノイド3が通電されていなくて、吸入圧力Psが高い場合の状態、すなわち、自動車用空調装置が動作していないときの状態を示している。吸入圧力Psが高いので、ダイヤフラム41に当接した第1プランジャ35は、スプリング46の荷重に抗して下方へ変位し、第1プランジャ35をコア32へ当接させている。一方、第2プランジャ36は、スプリング40によって第1プランジャ35から離れるよう上方へ付勢されているため、シャフト19を介して弁体17をその全開位置に付勢している。従って、この状態で、可変容量圧縮機の回転軸がエンジンによって回転駆動されていても、可変容量圧縮機は吐出容量が最小の状態で運転されることになる。
ここで、自動車用空調装置が起動されたときのように、ソレノイド3の電磁コイル34に最大の制御電流が供給されると、第1プランジャ35がダイヤフラム41を介しスプリング40の付勢力に抗して第2プランジャ36を吸引する。第2プランジャ36は、吸引されてダイヤフラム41に当接されることにより下方へ移動し、これに伴って、弁体17がスプリング20により押し下げられて弁座16に着座し、弁は全閉状態になる。これにより、吐出室からクランク室への通路は遮断されるので、可変容量圧縮機は、速やかに最大容量の運転に移行するようになる。
可変容量圧縮機が最大容量の運転を続けて、吸入室の吸入圧力Psが十分に低くなると、ダイヤフラム41がその吸入圧力Psを感知して上方へ変位しようとする。このとき、ソレノイド3の電磁コイル34に供給される制御電流を空調の設定温度に応じて小さくすると、第2プランジャ36および第1プランジャ35は吸着状態のまま一体となって、吸入圧力Psとスプリング20,40,46の荷重とソレノイド3の吸引力とがバランスした位置まで上方へ移動する。これにより、弁体17が第2プランジャ36により押し上げられ、弁座16から離れて所定の開度に設定される。従って、吐出圧力Pdの冷媒が開度に応じた流量に制御されてクランク室に導入され、可変容量圧縮機は、制御電流に対応した容量の運転に移行するようになる。
ソレノイド3の電磁コイル34に供給される制御電流が一定の場合、ダイヤフラム41が吸入圧力Psを感知して弁開度を制御する。例えば冷凍負荷が大きくなって吸入圧力Psが高くなった場合には、弁体17がシャフト19,第2プランジャ36,ダイヤフラム41および第1プランジャ35と一体となって下方へ変位するので、弁開度が小さくなり、可変容量圧縮機は、吐出容量を増やすよう動作する。逆に、冷凍負荷が小さくなって吸入圧力Psが低くなった場合は、弁体17が上方へ変位して弁開度を大きくするので、可変容量圧縮機は、吐出容量を減らすよう動作する。このようにして、可変容量圧縮機用制御弁は、吸入圧力Psがソレノイド3によって設定された値になるよう可変容量圧縮機の吐出容量を制御する。
以上に説明したように、本実施の形態の可変容量圧縮機用制御弁1においては、シャフト19に溝部53を形成することにより、シャフト19とシャフト挿通孔18との間に段差部を設けている。これにより、シャフト19とシャフト挿通孔18との摺動部が短くなり、仮に両者の間に吐出冷媒と共に異物が侵入したとしても、その異物は上流側の摺動部を通過して段差部に保留されるか、さらに下流側の摺動部を通過してシャフト挿通孔18の外部に排出され易くなる。すなわち、この段差部の形成により異物詰まりを発生させる摺動部の長さを短くでき、仮にシャフト19とシャフト挿通孔18との間に異物が侵入した場合には、この段差部が異物溜めとなって摺動部への摺動抵抗が大きくなるのを防止又は抑制できる。その結果、ヒステリシスも軽減でき、シャフト19の円滑な動作を保持することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁は、ソレノイドのプランジャが分割されておらず、また、ボディにおける吐出冷媒の流れ方向が異なる点で上記第1の実施の形態の構成と異なる。なお、以下の説明においては、上記第1の実施の形態の構成とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付す等して適宜その説明を省略する。図3は、本実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。
可変容量圧縮機用制御弁201は、弁部202と、ソレノイド203と、把手204とを備える。弁部202とソレノイド203との間には、感圧部材のダイヤフラム230が配置され、図示しない可変容量圧縮機に組み込まれたときに、弁部202が吐出室およびクランク室にそれぞれ連通する連通路に接続され、ダイヤフラム230の受圧する空間が吸入室に連通する連通路に接続される。
弁部202は、そのボディ205の長手方向一端部に、可変容量圧縮機の吐出室に連通されて吐出圧力Pdを受けるポート206が設けられ、ボディ205の側面には可変容量圧縮機のクランク室に連通されて制御された圧力Pcをクランク室に供給するポート207が設けられている。ポート206とポート207との間には、弁座208がボディ205と一体に形成されており、その弁座208に対向して吐出圧力Pdを受けるポート206の側にボール形状の弁体209が配置されている。この弁体209は、スプリング20の一端が当接され、そのスプリング20によって弁座208に着座される方向に付勢されている。弁体209は、下方に配置されたシャフト210の端面に当接している。シャフト210は、ボディ205に形成されたシャフト挿通孔211に挿通され、その軸線方向に進退自在に保持されている。
ボディ205の下方には、可変容量圧縮機の吸入室に連通されて吸入圧力Psを受けるポート212が形成され、その吸入圧力Psは、ボディ205とソレノイド203とによって外周縁部が挟持されたダイヤフラム230によって感知されるようになっている。吸入圧力Psが導入される空間には、ダイヤフラム230の中央部に当接するようディスク213が配置されており、そのディスク213は、シャフト210の下端部が当接している。
ソレノイド203は、電磁コイル221が周設されたスリーブ222を有し、その下端部よりコア223が圧入されている。そのコア223とダイヤフラム230との間には、プランジャ224がスリーブ222内に摺動自在に配置されている。このプランジャ224には、コア223を貫通して配置されたシャフト210の一端が圧入されている。把手204の下部には軸受部225が設けられ、この軸受部225によりシャフト210の他端が支持されている。軸受部225とシャフト210に周設されたフランジ部45との間には、スプリング46が配置され、プランジャ224をダイヤフラム41の方へ付勢している。
図4は、可変容量圧縮機用制御弁の主要部をなすシャフト周辺部の構造を表す部分拡大断面図である。
シャフト210には、シャフト挿通孔211の両端開口部近傍のそれぞれにおいて摺動する第1摺動部251および第2摺動部252と、これら第1摺動部251の長さと第2摺動部252との中間部で縮径して段差部を構成する所定深さの溝部253とを有する。本実施の形態では、この溝部253の軸線方向の長さL23は、第1摺動部251の長さL21および第2摺動部252の長さL22よりも長くなっている。また、溝部253は、シャフト210の中央の外周面に沿って周設されており、その深さD2は、第1摺動部251および第2摺動部252とシャフト挿通孔211との間のクリアランスよりも十分に大きく構成されている。
さらに、ボディ205には、溝部253に連通する排出孔226が側面に開口するように形成されている。この排出孔226は、溝部253に導入された異物を外部に排出する機能を有する。
このため、冷凍サイクルを循環するアルミ粉等の異物が、クランク圧力と吸入圧力との圧力差によって、冷媒と共に第1摺動部251側から流入したとしても、この異物は溝部253に保留されるか、溝部253から排出孔226を介して外部に排出されるか、あるいは下流側の第2摺動部252側を通過してシャフト挿通孔211の外部に排出される。その際、溝部253と各摺動部との接続部にはテーパ部が形成されているため、異物の溝部253への導入および溝部253からの排出が円滑に行われる。特に排出孔226を設けたことにより、溝部253からの異物の排出がスムーズに行われる。
図3に戻り、以上のように構成された可変容量圧縮機用制御弁201において、自動車用空調装置が起動時のように吸入圧力Psが高くて、電磁コイル221に最大電流が供給された場合は、プランジャ224がコア223に吸引され、それに伴ってダイヤフラム230がソレノイド203の側に変位するので、弁体209はスプリング20によって弁座208に着座されて閉弁状態になり、可変容量圧縮機は最大容量運転となる。一方、電磁コイル221が非通電状態では、プランジャ224にはスプリング46の付勢力が作用して、ダイヤフラム230およびディスク213を介してシャフト210が押圧されるので、弁体209を所定の距離だけ開弁方向にリフトし、開弁状態になり、可変容量圧縮機は最小容量運転となる。そして、電磁コイル221に制御された電流が供給されると、弁体209のリフト量は、その制御された電流に応じた値に設定され、可変容量圧縮機は容量制御運転となる。
ここで、電磁コイル221に制御された電流が供給され、可変容量圧縮機が所定の容量の運転に制御されているときに、例えば、吸入圧力Psが低くなると、ダイヤフラム230が上方へ変位して弁体209を開弁方向に駆動し、リフト量が大きくなる。これにより、クランク室に供給される冷媒流量が増えて中の圧力Pcが高くなり、吐出容量を減らして、吸入圧力Psを高くしようとする。反対に、吸入圧力Psが高くなると、ダイヤフラム230が下方へ変位して弁体209を閉弁方向に移動し、リフト量が小さくなる。これにより、クランク室に供給される冷媒流量が減少して中の圧力Pcが低くなり、吐出容量を増やして、吸入圧力Psを低くしようとする。これにより、この容量制御弁は、吸入圧力Psを感知して可変容量圧縮機の吸入圧力Psが一定になるようにクランク室内の圧力Pcを制御する。
以上に説明したように、本実施の形態の可変容量圧縮機用制御弁201においても、シャフト210に溝部253を形成することにより、シャフト210とシャフト挿通孔211との間に段差部を設けている。これにより、シャフト210とシャフト挿通孔211との摺動部が短くなり、仮に両者の間に吐出冷媒と共に異物が侵入したとしても、その異物は上流側の摺動部を通過して段差部に保留されるか、排出孔226を介して外部に排出されるか、さらに下流側の摺動部を通過してシャフト挿通孔211の外部に排出され易くなる。その結果、シャフト210の円滑な動作を保持することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はその特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神の範囲内での変化変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、上記各実施の形態の可変容量圧縮機用制御弁においては、感圧部材としてダイヤフラムを採用した構成を示したが、ベローズその他の感圧部材を採用してもよい。
また、上記各実施の形態では、シャフトに段差部を一つ設けた構成を示したが、異物の導入を阻害しない程度の長さが確保できれば、二つ以上形成することもできる。
さらに、上記各実施の形態では、シャフト側に段差部を設けた例を示したが、シャフト挿通孔側に段差部を設けてよいし、あるいは両者に段差部を設けるようにしてもよい。シャフト挿通孔に段差部を形成する方法としては、例えばボディの下端中央部に下方に拡径した段付穴を形成した後、その段付穴の開口部から所定長さのリング状の挿入部材を圧入し、その段付穴の段部と挿入部材との間に溝部を形成することができる。あるいは、ボディの下端中央部に下方に開口した穴部を形成しておき、その穴部の開口部から所定長さの中実の挿入部材を圧入し、その穴部と挿入部材との間に空間部を形成した後、ボディと挿入部材とを同時に貫通加工してシャフト挿通孔を形成すると同時に溝部を形成するようにしてもよい。
第1の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 可変容量圧縮機用制御弁の主要部をなすシャフト周辺部の構造を表す部分拡大断面図である。 第2の実施の形態に係る可変容量圧縮機用制御弁の構成を示す中央縦断面図である。 可変容量圧縮機用制御弁の主要部をなすシャフト周辺部の構造を表す部分拡大断面図である。 従来の可変容量圧縮機用制御弁の具体的構成を表す部分拡大断面図である。
符号の説明
1,201 可変容量圧縮機用制御弁
2,202 弁部
3,203 ソレノイド
4,204 把手
11,205 ボディ
12,14,22,206,207,212 ポート
16,208 弁座
17,209 弁体
18,211 シャフト挿通孔
19,210 シャフト
32,223 コア
33,224 プランジャ
34,221 電磁コイル
41,230 ダイヤフラム
51,251 第1摺動部
52,252 第2摺動部
53,253 溝部

Claims (8)

  1. 可変容量圧縮機のクランク室内の圧力を制御することにより、前記可変容量圧縮機における冷媒の吐出容量を変化させる可変容量圧縮機用制御弁において、
    内部に冷媒通路が形成されたボディと、
    前記可変容量圧縮機の吐出冷媒の一部を前記クランク室へ流入させる際の冷媒流量を調整するために前記ボディ内に形成された弁座に接離する弁体と、
    前記ボディに設けられたシャフト挿通孔に摺動可能に挿通されて軸支される一方、その一端側に前記弁体を支持して一体に動作可能なシャフトと、
    前記ボディに対して固定されたコアと、前記シャフトを介して前記弁体に駆動力を伝達するプランジャと、通電により前記プランジャおよび前記コアを含む磁気回路を生成する電磁コイルとからなるソレノイドと、
    を備え、
    前記シャフトおよび前記シャフト挿通孔の少なくとも一方の互いに摺動部となる部分の中間に、前記シャフトと前記シャフト挿通孔との間に所定の間隙を形成するための段差部が設けられたことを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁。
  2. 前記シャフトは、前記シャフト挿通孔の両端開口部近傍のそれぞれにおいて摺動する第1摺動部および第2摺動部と、前記第1摺動部と前記第2摺動部との中間部で縮径して前記段差部を構成する所定深さの溝部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  3. 前記溝部は、少なくとも前記第1摺動部および前記第2摺動部のいずれか一方よりも、その軸線方向の長さが長くなるように構成されたことを特徴とする請求項2記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  4. 前記第1摺動部および前記第2摺動部のうち、高圧側の冷媒通路に近い方を他方よりも長く形成したことを特徴とする請求項3記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  5. 前記第1摺動部および前記第2摺動部のぞれぞれと前記溝部との接続部にテーパ部が設けられたことを特徴とする請求項2記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  6. 前記シャフト挿通孔が、前記可変容量圧縮機の吐出圧力を導入する冷媒通路と、前記可変容量圧縮機の吸入圧力を導入する冷媒通路との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  7. 前記シャフト挿通孔が、前記可変容量圧縮機へ吐出圧力を減圧したクランク圧力を導出する冷媒通路と、前記可変容量圧縮機の吸入圧力を導入する冷媒通路との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。
  8. 前記ボディの前記段差部に対向する部分に、前記段差部と外部とを連通させる排出孔が設けられたことを特徴とする請求項1記載の可変容量圧縮機用制御弁。




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