JP2006122507A - 遊技機、サービス提供システム、携帯端末機及びサーバ - Google Patents

遊技機、サービス提供システム、携帯端末機及びサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技店、遊技機メーカ双方にメリットがあり、遊技機メーカの遊技機に対する遊技者の支持や愛着を得ることが可能なサービスを提供でき、遊技機に対する規制の変化により遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じるのを防止し得る遊技機を提供すること。
【解決手段】 所定の条件下、景品を付与する当たりデータをコード化したコード情報と、景品を付与しない外れデータをコード化したコード情報とからなる複数のコード情報を、複数回に渡って、所定のタイミングで外部から撮像手段により撮像可能な態様で表示するコード情報表示手段と、複数回に渡ってコード情報を表示する際、表示されるコード情報ごとを識別するためのコード識別情報を設定するコード識別情報設定手段とを備え、コード情報表示手段は、コード識別情報設定手段により設定したコード識別情報を含む複数のコード情報を表示する遊技機。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、パチスロ遊技装置、パチンコ遊技装置等の遊技機、当該遊技機とサーバと携帯端末機とを備えたサービス提供システム、当該上記サービス提供システムを構成する携帯端末機及びサーバに関する。
従来、パチスロ遊技装置(例えば、特許文献1参照)やパチンコ遊技装置等の遊技機が設置された遊技店(所謂パチンコホール)においては、遊技機でBB(ビッグボーナス)や大当たり等が発生すると、例えば、店内アナウンスで報知したり、店内のBGMを変化させたりするというように、BBや大当たりの興奮をさらに高揚させるようなサービスを提供することが行われている。
一方、近年、パチスロ遊技装置やパチンコ遊技装置等の遊技機で表示される画像や、遊技機で再生される音楽は、映像技術や情報処理技術の発展に伴って、単に遊技機における演出としてだけではなく、海外で高い芸術的評価を得ているアニメやヒットチャートに登場する音楽等に匹敵するものとなりつつあり、例えば、携帯電話機における着信音(所謂着メロ)として使用されたり、携帯電話機の待受画像として使用されたりするようになってきている。また、家庭用ゲームにおいては、実際のパチンコ遊技やパチスロ遊技を模したシミュレーションゲームが、他のジャンルのゲームと比較しても、ゲームソフトの売上枚数の上位に達するようになっており、パチスロ遊技やパチンコ遊技に対するマニアの数の増大には目覚しいものがある。
特開2000−210413号公報
しかしながら、遊技店において、店員がBBや大当たりの発生を確認して人的なサービスを提供すると、人件費が増大してしまうという問題があった。また、遊技店で同時に多数のBBや大当たりが発生した場合には、全ての遊技者に対して充分なサービスを提供することができなくなり、却って遊技者に不快感を与えてしまうおそれがあった。
また、このようなサービスは、遊技店にとってメリットのあるサービスであっても、遊技機メーカにとってメリットのあるサービスではないため、遊技店において実行可能であり、かつ、遊技機メーカにとってメリットのあるサービスの登場が望まれていた。特に、近年、所定の遊技機メーカの遊技機の演出に用いられるキャラクタや音楽等に強い支持や愛着を抱く遊技者も多く、遊技機メーカに対するマニア的な顧客が増えているという実情から、遊技機メーカから提供される同遊技機メーカの遊技機に対する支持や愛着を抱かせるようなサービスの登場が要望されていた。
一方、上述したような遊技機の関連商品(例えば、着メロ、待受画像、ゲームソフト等)は、遊技機メーカが自社の遊技機に対する遊技者の支持を獲得するためにはメリットがあるものの、遊技店にとってメリットのあるものではないため、遊技店にとってみても、近年、遊技機メーカに対するマニア的な顧客が増えているという実情から、このような遊技機メーカに対する遊技者の支持を集客力の向上に結びつけることが可能なサービスの登場が要望されていた。
また、パチスロ遊技装置やパチンコ遊技装置等の遊技機のなかには、短時間で多数の遊技媒体を獲得することが可能な所謂爆裂機が存在し、このような遊技機は遊技者の射倖心を煽ることから一般的に人気が高いのであるが、極度に射倖心を煽ることは社会的な影響があるため、遊技機メーカが自主規制したり公的機関が規制を促したりしている。この規制の強さは、遊技機の人気と社会的な影響とのバランスを保つために、時間の流れによって弱められたり強められたりしているのが現状であり、遊技店や遊技機メーカの収益は、このような規制の変化によって大きな影響を受けてしまうという問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技店と遊技機メーカの双方にとってメリットがあり、遊技機メーカの遊技機に対する遊技者の支持や愛着を得ることが可能となるサービスを提供することが可能であり、さらに、遊技機に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止し得る遊技機、サービス提供システム、当該サービス提供システムを構成する携帯端末機及びサーバを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 所定の条件下、遊技者に対して景品を付与する当たりデータをコード化した当たりコード情報と、遊技者に対して景品を付与しない外れデータをコード化したはずれコード情報とからなる複数のコード情報を、複数回に渡って、所定のタイミングで外部から撮像手段により撮像可能な態様で表示するコード情報表示手段と、
複数回に渡って前記コード情報を表示する際、表示されるコード情報ごとを識別するためのコード識別情報を設定するコード識別情報設定手段とを備え、
前記コード情報表示手段は、前記コード識別情報設定手段により設定したコード識別情報を含むコード情報を、複数個表示することを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、所定の条件下、景品を付与する当たりデータをコード化した当たりコード情報と、遊技者に対して景品を付与しない外れデータをコード化したはずれコード情報とからなる複数のコード情報が、外部から撮像手段により撮像可能な態様で表示されるため、例えば、遊技者は、遊技機が表示する複数のコード情報のなかから、いずれか1のコード情報を選んで、携帯電話機が備える撮像手段(例えば、カメラ等)でコード情報を撮像し、得られた画像データを外部(例えば、サーバ等)に送信することができる。
本発明では、遊技機は、複数回に渡ってコード情報を表示するので、例えば、遊技者は、携帯電話機でコード情報を撮像したデータを複数回、外部に送信し、そのコード情報が、異なる時間帯(又は、異なる日)に送られた複数の当たりデータをコード化したものである場合には、景品として、着メロ用の音楽データ、待受画像用の画像データ等の取得が可能である。
従って、遊技店にとってみれば、景品を取得するために必要なコード情報を遊技機に表示するため、集客力の向上を図ることができる一方、遊技機メーカにとってみれば、遊技店において同遊技機メーカの遊技機に対する支持や愛着を抱かせることができるというように、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。また、店員の手間を増大させることなく、このようなサービスを提供することができるというメリットもある。
また、単に遊技媒体を獲得するという楽しみ以外に、複数のコード情報からいずれか1を選択して撮像する行為を複数回に渡って行い、その選択の結果によって、景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得するという、規制の影響を受けない新たな楽しみを遊技者に与えることができるため、規制が強くなって遊技機の射倖性が低下しても遊技機に対する人気を維持することができ、遊技機に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止することが可能になる。
さらに、遊技機は、一定の時間ごとに、又は、日単位で、複数回に渡ってコード情報を表示し、遊技者は、複数回、当たりデータを撮像した場合に初めて景品を得ることができるので、景品を得るためには、複数回、遊技場に通うか、又は、長時間遊技を行う必要性が生じ、さらなる集客力の向上を図ることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の遊技機と、前記撮像手段を備えた携帯端末機と、前記携帯端末機と通信回線を介してデータの送受信を行うことが可能なサーバとを備えたサービス提供システムであって、
前記携帯端末機は、
前記撮像手段がコード情報を撮像した際に得られる画像データからコード情報を認識し、認識した前記コード情報から当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報データとを生成するコード情報認識手段と、
前記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報とを記憶する認識データ記憶手段と、
前記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、異なるコード識別情報に基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判定する大当たり判定手段と、
前記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、前記大当たりの認識データを前記サーバに送信する大当たりデータ送信手段とを備え、
前記サーバは、
前記携帯端末機に送信するための景品データを記憶する景品データ記憶手段と、
前記携帯端末機から受信した大当たりの認識データに基づいて、前記景品データ記憶手段から景品データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された景品データを前記携帯端末機に送信する景品データ送信手段とを備えたことを特徴とするサービス提供システム。
(2)の発明によれば、景品を付与する当たりデータをコード化した当たりコード情報と、遊技者に対して景品を付与しない外れデータをコード化したはずれコード情報とからなる複数のコード情報が、外部から撮像手段により撮像可能な態様で表示されるため、遊技者は、遊技機が表示する複数のコード情報のなかから、いずれか1のコード情報を選んで、携帯電話機が備える撮像手段(例えば、カメラ等)でコード情報を撮像し、携帯電話機が備えるコード情報認識手段によりそのコード情報が当たりデータか否かを認識することができる。また、携帯電話機は、複数回、コード情報を撮像した際には、それが異なる時間帯(又は、異なる日)に送られた複数の当たりデータであるか否かを判定し、大当たりと判定した場合、遊技者は、大当たりのデータを外部(例えば、サーバ等)に送信し、サーバ等より景品として、着メロ用の音楽データ、待受画像用の画像データ等を取得することができる。
従って、遊技店にとってみれば、景品を取得するために必要なコード情報を遊技機に表示するため、集客力の向上を図ることができる一方、遊技機メーカにとってみれば、遊技店において同遊技機メーカの遊技機に対する支持や愛着を抱かせることができるというように、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。また、店員の手間を増大させることなく、このようなサービスを提供することができるというメリットもある。
また、単に遊技媒体を獲得するという楽しみ以外に、複数のコード情報からいずれか1を選択して撮像する行為を複数回に渡って行い、その選択の結果によって、景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得するという、規制の影響を受けない新たな楽しみを遊技者に与えることができるため、規制が強くなって遊技機の射倖性が低下しても遊技機に対する人気を維持することができ、遊技機に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止することが可能になる。
さらに、遊技機は、一定の時間ごとに、又は、日単位で、複数回に渡ってコード情報を表示し、遊技者は、複数回、当たりデータを撮像した場合に初めて景品を得ることができるので、景品を得るためには、複数回、遊技場に通うか、又は、長時間遊技を行う必要性が生じ、さらなる集客力の向上を図ることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)の遊技機と、上記撮像手段を備えた携帯端末機と、上記携帯端末機と通信回線を介してデータの送受信を行うことが可能なサーバとを備えたサービス提供システムであって、
上記携帯端末機は、
上記撮像手段がコード情報を撮像した際に得られる画像データを上記サーバに送信する画像データ送信手段と、
上記サーバから送られた当たりデータ又ははずれデータを受信するデータ受信手段とを備え、
上記サーバは、
上記携帯端末機に送信するための景品データを記憶する景品データ記憶手段と、
上記携帯端末機から受信した画像データからコード情報を認識し、この認識したコード情報から、当たりデータ又は外れデータと通し番号データと遊技機の機種データとを生成するコード情報認識手段と、
上記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又は外れデータと通し番号データと上記機種データとを記憶する認識データ記憶手段と、
上記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、同じ機種及び異なる通し番号データに基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判断する大当たり判定手段と、
上記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、当該大当たりの認識データに基づいて、上記景品データ記憶手段から景品データを抽出する抽出手段と、
上記抽出手段により抽出された景品データを上記携帯端末機に送信する景品データ送信手段とを備えたことを特徴とするサービス提供システム。
(3)の発明によれば、景品を付与する当たりデータをコード化した当たりコード情報と、遊技者に対して景品を付与しない外れデータをコード化したはずれコード情報とからなる複数のコード情報が、外部から撮像手段により撮像可能な態様で表示されるため、遊技者は、遊技機が表示する複数のコード情報のなかから、いずれか1のコード情報を選んで、携帯電話機が備える撮像手段(例えば、カメラ等)でコード情報を撮像し、得られた画像データを外部(例えば、サーバ等)に送信することができる。本発明では、遊技機は、複数回に渡ってコード情報を表示し、遊技者は、携帯電話機によりコード情報を撮像したデータを複数回、外部に送信し、それらのコード情報が、異なる時間帯(又は、異なる日)に送られた複数の当たりデータからなる大当たりであるとサーバが判定した場合、景品として、着メロ用の音楽データ、待受画像用の画像データ等を取得することができる。
従って、遊技店にとってみれば、景品を取得するために必要なコード情報を遊技機に表示するため、集客力の向上を図ることができる一方、遊技機メーカにとってみれば、遊技店において同遊技機メーカの遊技機に対する支持や愛着を抱かせることができるというように、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。また、店員の手間を増大させることなく、このようなサービスを提供することができるというメリットもある。
また、単に遊技媒体を獲得するという楽しみ以外に、複数のコード情報からいずれか1を選択して撮像する行為を複数回に渡って行い、その選択の結果によって、景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得するという、規制の影響を受けない新たな楽しみを遊技者に与えることができるため、規制が強くなって遊技機の射倖性が低下しても遊技機に対する人気を維持することができ、遊技機に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止することが可能になる。
さらに、遊技機は、一定の時間ごとに、又は、日単位で、複数回に渡ってコード情報を表示し、遊技者は、複数回、当たりデータを撮像した場合に初めて景品を得ることができるので、景品を得るためには、複数回、遊技場に通うか、又は、長時間遊技を行う必要性が生じ、さらなる集客力の向上を図ることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 上記(2)のサービス提供システムを構成するとともに、撮像手段を備えた携帯端末機であって、
上記撮像手段がコード情報を撮像した際に得られる画像データからコード情報を認識し、認識したコード情報から当たりデータ又ははずれデータと通し番号データと遊技機の機種データとを生成するコード情報認識手段と、
上記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又ははずれデータと通し番号データと上記機種データとを記憶する認識データ記憶手段と、
上記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、同じ機種及び異なる通し番号データに基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判断する大当たり判定手段と、
上記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、上記大当たりデータを上記サーバに送信する大当たりデータ送信手段とを備えたことを特徴とする携帯端末機。
(4)の発明によれば、当該携帯端末機は、その撮像手段により遊技機からコード情報を撮像し、得られた画像データからコード情報を認識して、当たりデータ又ははずれデータと通し番号データと機種データとを生成するとともに、複数回撮像したコード情報から異なる時間帯(又は、異なる日)に送られた複数の当たりデータからなる大当たりか否かを判定する。そして、携帯端末機が大当たりであると判定した場合、遊技者は、データ送信手段を介して該大当たりデータをサーバに送信し、サーバから景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得することができる。
従って、当該携帯端末機を利用することにより、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。さらに、単に遊技媒体を獲得するという楽しみ以外に、複数のコード情報からいずれか1を選択して撮像し、その選択の結果によって、景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得するという、規制の影響を受けない新たな楽しみを遊技者に与えることができるため、規制が強くなって遊技機の射倖性が低下しても遊技機に対する人気を維持することができ、遊技機に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止することが可能になる。
(5) 上記(3)のサービス提供システムを構成するサーバであって、
上記携帯端末機に送信するための景品データを記憶する景品データ記憶手段と、
上記携帯端末機から受信した画像データからコード情報を認識し、この認識したコード情報から、当たりデータ又ははずれデータと通し番号データと遊技機の機種データとを生成するコード情報認識手段と、
上記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又ははずれデータと通し番号データと上記機種データとを記憶する認識データ記憶手段と、
上記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、同じ機種及び異なる通し番号データに基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判断する大当たり判定手段と、
上記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、当該大当たりの認識データに基づいて、上記景品データ記憶手段から景品データを抽出する抽出手段と、
上記抽出手段により抽出された景品データを上記携帯端末機に送信する景品データ送信手段とを備えたことを特徴とするサーバ。
(5)の発明によれば、サーバは、携帯端末機の撮像手段が遊技機からコード情報を撮像して得られた画像データを携帯端末機から複数回受信し、これらの画像データから当たりデータ又は外れデータと通し番号データと機種データを生成し、生成した複数のデータが異なる時間帯(又は、異なる日)に送られた複数の当たりデータからなる大当たりであると判定した場合、景品データを携帯端末機に送信する。
従って、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。さらに、単に遊技媒体を獲得するという楽しみ以外に、複数のコード情報からいずれか1を選択して撮像し、その選択の結果によって、景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得するという、規制の影響を受けない新たな楽しみを遊技者に与えることができるため、規制が強くなって遊技機の射倖性が低下しても遊技機に対する人気を維持することができ、遊技機に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止することが可能になる。
本発明によれば、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットがあり、遊技機メーカの遊技機に対する遊技者の支持や愛着を得ることが可能であり、さらに、遊技機に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止し、更なるゲーム性を付加することができるサービスを提供することが可能になる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るサービス提供システムの一例を示すネットワーク構成図である。
サービス提供システム500は、パチスロ遊技装置1と、撮像手段としてのCCDカメラ308(図示せず、図13参照)を備えた携帯電話機300と、携帯電話機300とインターネットを介して無線によりデータの送受信を行うことが可能なサーバ200とを備えている。
パチスロ遊技装置1では、パチスロの遊技が行われていないときに、遊技者から要求がある(2次元コード表示スイッチ4が操作される)と、抽選により決定された当たりデータ又は外れデータがコード化された複数(本実施形態では6つ)の2次元コード92a〜92fが液晶表示装置5に表示される。
この抽選は、その日の営業の初めに、パチンコ遊技装置1の電源が投入され、ゲーム開始時の初期化が行われた後、直ちに行われる。すなわち、初期化が行われた後、表示する2次元コードの数とそのなかの当たりの数とを決定するための抽選が行われ、得られた乱数とコード数テーブル(図10(a)参照)に基づいて、2次元コードの総数と当たりデータの数とが決定され、その抽選結果に基づいて、遊技者から要求があったとき、決定された2次元コード92a〜92fが液晶表示装置5に表示されるのである。
この2次元コード92a〜92fは、図10(b)に示すように、当たり又は外れのデータを含む種々のデータが添付されたURLがエンコードされたものであり、所定の2次元コードが携帯電話機300により撮像され、認識された場合には、このURLに基づいて、所定のデータをサーバ200に送ることができる。
また、当たりデータは、例えば、図15に示すように、A1〜A3(An)に分れており、携帯電話機300が2次元コードを認識すると、所定の当たりであることを示す画像(記号)を生成するとともに、データAnと2次元コードの表示を行った日を示すコード表示日データとを生成する。外れデータも同様に、外れであることを示す画像(記号)を生成するとともに、データBn(B1〜B6)と2次元コードの表示を行った日を示すコード表示日データとを生成する。
遊技者は、携帯電話機300が備えるCCDカメラ308により、2次元コード92a〜92fのうちのいずれか1を選択して撮像することができる。携帯電話機300は、CCDカメラ308が2次元コード92を撮像した際に得られる画像データから2次元コードを認識し、この認識した2次元コードから、所定の当たり又は外れであることを示す画像と、当たりデータ又は外れデータとコード表示日データとを生成する。
携帯電話機300は、当たりデータ又は外れデータとコード表示日データと所定の当たり又は外れであることを示す画像(記号)とが添付されたURLを不揮発メモリに記憶するとともに、URLに添付されたデータが当たりデータであるか否かを判断し、当たりである場合には、さらに過去のデータを検索して、これが3日連続の当たりであるか否かを判断する。
3日連続して当たりデータが記憶されていると、大当たりと判定され、その旨が表示されるので、そのデータをサーバ200に送信することができる。
サーバ200が備えるハードディスクドライブ205(図示せず、図14参照)には、大当たりである場合、3回の当たりの種類に対応する景品データ(例えば、待受画像用の画像データ、着メロ用の音楽データ等)と景品を表示するウェブページデータとを景品テーブルとして記憶している(図15参照)。
従って、サーバ200は、この景品テーブルを参照し、この3回の当たりの種類に対応したウェブページデータを、ハードディスクドライブ205から抽出するとともに、当該当たりデータに対応する景品データを、ハードディスクドライブ205から抽出する。そして、抽出したウェブページデータを携帯電話機300へ送信する。
携帯電話機300は、サーバ200からウェブページデータを受信すると、当該ウェブページデータに基づいてウェブページを表示する。さらに、サーバ200から景品データを受信した場合には、景品データを記憶する。
本実施形態では、一人に遊技者(1台の携帯電話機300)の2次元コードの撮像は、1日、1回に限られる。遊技者の要求により、何回でも液晶表示装置5に2次元コードを表示させることができるが、同じ日に複数回2次元コードを撮像しても、携帯電話機300が2次元コードを認識した際に、同じ日の撮像であると、そのデータを受け付けず、クリアする。
このように、サービス提供システム500によれば、遊技者は、当該遊技者の要求に応じてパチスロ遊技装置1の液晶表示装置5に表示される2次元コード92a〜92fのなかから一の2次元コードを携帯電話機300が備えるCCDカメラ308により撮像し、認識させることにより、当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとを生成させることができ、携帯電話機300では、これらのデータを記憶する。
また、携帯電話機300では、当たりデータであるか否かを判断するとともに、これが3日連続した当たり(大当たり)であるか否かを判断し、3日間連続して当たりである場合には、そのデータをサーバ200に送信すると、当たりデータの組み合わせに対応したウェブページデータがサーバ200から携帯電話機300に送信され、ウェブページデータに基づいてウェブページの表示が行われる。
さらに、当たりデータの組み合わせに対応した景品データがサーバ200から携帯電話機300に送信される。その結果、遊技者は、景品データを取得することができる。
上記実施形態では、遊技者の要求に応じてパチスロ遊技装置1の液晶表示装置5に2次元コード92a〜92fが表示されることとしたが、2次元コード92a〜92fが表示されるタイミングは、上記タイミングに限られず、BBやRB終了時であってもよく、所定の時刻(例えば、午後2時、4時又は6時に近い時間で1回の遊技が終了した後)であってもよく、BB、RB等が所定回数成立しなかったとき等でもよい。
また、上記実施形態では、抽選は、一日に1回行われ、一人の遊技者(1個の携帯電話機300)は、1日に1回のみ2次元コードを撮像することができ、3日連続して当たりとなった場合に、大当たりとなって景品データを獲得することができることとしている。
しかしながら、抽選を1日に複数回行い、一人の遊技者(1個の携帯電話機300)は、抽選が異なるごとに、2次元コードを撮像することができ、3回連続して当たりとなった場合に、大当たりとなって景品データを獲得することができることとしてもよい。また、連続して当たりとなる回数は、2回でもよく、4回以上でもよい。また、連続を条件とせず、所定の期間に複数回当たりとなった場合に、大当たりとなることとしてもよい。
さらに、本実施形態では、同じパチスロ遊技装置1で表示された2次元コードを撮像することとしているが、同じ携帯電話機300で撮像するのであれば、異なるパチスロ遊技装置で表示された2次元コードを撮像してもよいこととしてもよい。
上記実施形態では、表示されるコード情報ごとを識別するためのコード識別情報を設定するコード識別情報設定手段として、表示された日のデータを2次元コードに含ませているが、コード情報ごとを識別するための方法は、上記方法に限られず、例えば、日にちと時間でもよく、表示される日や時間ごとに番号付けを行ってもよい。
サービス提供システム500におけるパチスロ遊技装置1は、本発明の遊技機に相当するものである。本発明の遊技機は、この例に限定されず、例えば、パチンコ遊技装置、スロットマシン等を挙げることができる。
本実施形態ではコード情報として、2次元コードを用いる場合について説明するが、本発明におけるコード情報は、2次元コードのみならず、1次元コード(バーコード)も含まれる。また、本実施形態では、2次元コードとしてQRコード(登録商標)を用いる場合について説明するが、本発明はこの例に限定されるものではない。
携帯電話機300は、本発明の携帯端末機に相当するものである。なお、本発明の携帯端末機は、撮像手段を備え、かつ、サーバと通信回線を介してデータの送受信を行うことが可能であれば、特に限定されるものではなく、例えば、パーソナル・ディジタル・アシスタンツ、上記サービス提供システムの専用の携帯端末機等を挙げることができる。
また、第1実施形態においては、携帯電話機300とサーバ200とが無線によりデータの送受信を行う場合について説明するが、本発明は、この例に限定されず、有線により送受信を行うこととしてもよい。すなわち、本発明における通信回線には、有線と、無線による伝送路とが含まれる。
図2は、図1に示したパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。
このパチスロ遊技装置1は、コイン、メダル又はトークン等の他、遊技者に付与されたか、若しくは、付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であるが、以下においては、メダルを用いるものとして説明することとする。
パチスロ遊技装置1の全体を形成している筐体2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。この液晶表示装置5は、透明液晶パネル34(図示せず)を備えており、この透明液晶パネル34は、その一部又は全部を透明/非透明の状態に切り替えることが可能であるとともに、コード情報としての2次元コード92(92a〜92f)を表示することが可能である。液晶表示装置5は、コード情報表示手段として機能するものである。
本実施形態においては、コード情報表示手段としての液晶表示装置5が、回転リール3の前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、コード情報表示手段が設けられる位置は、特に限定されるものではない。また、本実施形態においては、コード情報表示手段としての液晶表示装置5に、演出画像等も表示される場合について説明するが、本発明においては、演出画像等が表示される表示手段と、コード情報表示手段とが個別に設けられることとしてもよい。
また、液晶表示装置5の背面側には、変動表示手段としての3個の回転リール3L、3C、3Rが設けられている。3個の回転リール3L、3C、3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄等の識別情報が表示されており、回転可能に横一列に設けられている。
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETスイッチ11、最大BETスイッチ13及び2次元コード表示スイッチ4が設けられている。
この2次元コード表示スイッチ4を操作することにより、液晶表示装置5に2次元コードを表示させることができる。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算スイッチ14が設けられている。
この貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、パチスロ遊技装置1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM43等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
貯留メダル精算スイッチ14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L、3C、3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
台座部10の前面部の右寄りには、決定ボタン26及び取消ボタン27が設けられている。この決定ボタン26及び取消ボタン27を操作することにより、液晶表示装置5の表示画面の切替や指示の入力等を行うことができる。
台座部10の前面部の右寄りには、さらに、ドア開閉及び打ち止め解除装置29が設けられており、このドア開閉及び打ち止め解除装置29は、所定の鍵を用いて、右に回すことにより前面ドアの開閉を行い、左に回すことにより打ち止め解除を行う。
筐体2の上方の左右には、スピーカ21L、21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L、21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を示す配当表パネル23が設けられている。
図3は、液晶表示装置に表示される画像の一例を模式的に示す図である。
図3に示すように、液晶表示装置5の背面側には、各々の外周面に複数の識別情報である図柄が描かれた3個の回転リール3(3L、3C、3R)が回転可能に横一列に設けられている。
液晶表示装置5は、正面パネル31と、正面パネル31の裏面に設けられた透明液晶パネル34(図示せず)とを備えている。正面パネル31は、透明な表示窓31aと、絵柄が描かれた絵柄形成領域31bとからなり、正面パネル31の裏面に設けられた透明液晶パネル34に表示される画面画像は、正面パネル31の表示窓31aを介して視認可能である。
図3に示す透明液晶パネル34の中央下側には、6個の2次元コード92a〜92fが表示され、さらに、その下側には“どれかをカメラで撮影して下さい。”という、遊技者に対して携帯電話機300のCCDカメラ308で6個の2次元コード92a〜92fのいずれか1を撮像するように促す画像が表示されている。
液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、WINランプ17、メダル投入ランプ24、最大BETランプ9c、2−BETランプ9b及び1−BETランプ9aの各種ランプと、払出枚数表示部18、メダル貯留枚数表示部19及び役物作動回数表示部20の各種表示部とが設けられている。なお、正面パネル31の絵柄形成領域31bは、上述した各種ランプと各種表示部との前方部分が透明であり、各種ランプと各種表示部とを視認可能となっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。一のゲームは、全ての回転リールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB(ビッグボーナス)又はRB(レギュラーボーナス)に内部当選した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。遊技メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、少なくとも1本のラインが有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、メダル貯留枚数表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、役物作動回数表示部20は、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
図4は、図1に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。図5は、図4に示した液晶表示装置の一部の構成の展開図である。
液晶表示装置5は、保護ガラス32と表示板33とからなる正面パネル31、透明液晶パネル34、導光板35、反射フィルム36、所謂白色光源である蛍光ランプ37a、37b、38a、38b、ランプホルダ39a〜39h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル34の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。
この液晶表示装置5は、回転リール3L、3C、3Rにより手前側に設けられている。また、この回転リール3L、3C、3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
保護ガラス32及び表示板33は、透明な部材で構成されている。表示板33には、BETランプ9a〜9cに対応する位置等に絵柄等が形成されている。すなわち、表示板33の絵柄等が形成されている領域が、正面パネル31における絵柄形成領域31bであり、表示板33の絵柄等が形成されていない領域が、正面パネル31における表示窓31aである(図2参照)。なお、正面パネル31に絵柄形成領域31bを形成せず、正面パネル31の全面を表示窓31aとしてもよい。この場合、表示板33に絵柄を形成しないか、又は、表示板33を省略すればよい。
なお、表示板33の裏面側に配置される各種ランプ及び各種表示部を動作させる電気回路等は図示していない。
透明液晶パネル34は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。
この透明液晶パネル34の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル34を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、回転リール3L、3C、3Rに表示された図柄等の識別情報の可変表示及び停止表示を視認することができ、遊技を継続することができる。すなわち、そのような事態が発生した場合でも、回転リール3L、3C、3Rに表示された識別情報の変動表示態様及び停止表示態様を中心とした遊技を行うことができる。
導光板35は、蛍光ランプ37a、37bからの光を透明液晶パネル34へ導き出す(透明液晶パネル34を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル34の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム36は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板35に導入された光を導光板35の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム36は、反射領域36A及び非反射領域(透過領域)36Bにより構成されている。
蛍光ランプ37a、37bは、導光板35の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ39(図3参照)により支持されている。この蛍光ランプ37a、37bから照射される光は、反射フィルム36の反射領域36Aで反射して透明液晶パネル34を照明する。
蛍光ランプ38a、38bは、反射フィルム36の裏側の上方位置及び下方位置に回転リール3L、3C、3Rに向かって配置されている。この蛍光ランプ38a、38bから出て回転リール3L、3C、3Rの表面で反射して非反射領域36Bへ入射した光は、透明液晶パネル34を照明する。
このように、液晶表示装置5においては、蛍光ランプ37a、37bから照射され、反射フィルム36の反射領域36Aで反射した光と、蛍光ランプ38a、38bから照射され、回転リール3L、3C、3Rの表面で反射して非反射領域36Bへ入射した光とが、透明液晶パネル34を照明するのである。
従って、反射フィルム36の非反射領域36Bに対応する液晶表示装置5の領域は、液晶を駆動しているか否かによって、透明/非透明の状態に切り替わる領域であり、反射フィルム36の反射領域36Aに対応する液晶表示装置の領域は、液晶を駆動しているか否かに拘わらず非透明状態となる。
パチスロ遊技装置1では、液晶表示装置の一部の領域のみが、透明/非透明の状態に切り替わる領域であるが、本発明の遊技機において、液晶表示装置の表示画面は、その全領域が透明/非透明の状態に切り替わる領域であってもよい。この場合、パチスロ遊技装置1において、液晶表示装置5の全領域を透過状態又は非透過状態に切り替わる領域とする場合、反射フィルム36を全て非反射領域36Bとするか、反射フィルム36を省略すればよい。
図6は、図1に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。
主制御回路81は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ40を主たる構成要素とするものである。マイクロコンピュータ40は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU41と、ROM42及びRAM43とを含む。CPU41には、基準クロックパルスを設定するクロックパルス発生回路144及び分周器145と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器146及びサンプリング回路147とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、CPU41の動作プログラム上で乱数のサンプリングを実行するように構成してもよい。
ROM42には、副制御回路82へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。当該コマンドとしては、例えば、液晶表示装置5に対する表示制御に関するコマンド等が格納されている。
液晶表示装置5に対する表示制御に関するコマンドとしては、例えば、演出開始コマンド、終了演出コマンド等を挙げることができる。
演出開始コマンドは、3つの回転リール3の回転開始時に液晶表示装置5に演出画像を表示させるためのコマンドである。終了演出コマンドは、3つの回転リール3が全て停止した際に液晶表示装置5に演出画像を表示させるためのコマンドである。
また、2次元コード作成コマンドは、抽選を行い、その結果に基づいて2次元コードデータを抽出し、エンコード処理して記憶させるコマンドであり、通常、パチンコ遊技装置1の電源が投入され、ゲーム開始時の初期化が行われた後、直ちに2次元コード作成コマンドがメインCPU41から送信され、2次元コードデータが抽出され、エンコード処理されて記憶される。
2次元コード表示コマンドは、液晶表示装置5に2次元コードを表示させるコマンドであり、2次元コード表示スイッチ4を操作することにより、2次元コード表示コマンドが、メインCPU41より送信される。
また、RB、BBの設定又は解除に関するコマンドも、ROM42に格納されており、当該コマンドによってRB又はBBの設定又は解除が副制御回路82に通知される。なお、RB、BBの設定又は解除に関するコマンドにかえて、液晶表示装置5に対する表示制御に関する各種のコマンドに、RB又はBBの実行中であることを示すデータを含めることとしてもよい。
上述したような各種のコマンドは、所定条件の成立を契機としてCPU41によってROM42から呼び出されてRAM43にセットされる。そして、RAM43にセットされたコマンドは所定のタイミングで副制御回路82に供給される。副制御回路82は、供給されたコマンドに基づいて各種の処理を実行する。
なお、副制御回路82が主制御回路81へコマンド等を入力することはなく、主制御回路81から副制御回路82への一方向で通信が行われる。また、ROM42には、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるために、図柄テーブルが格納されており、また、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応付けられた入賞図柄組合せテーブルや、内部当選役を決定する抽選を行うために必要な抽選確率テーブル等が格納される。
RAM43には、上述したコマンド以外に、例えば、メダルの数に相当するクレジット数等、遊技進行に係る変数やフラグ等が格納される。
マイクロコンピュータ40からの制御信号により動作が制御される主要な周辺装置(アクチュエータ)としては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、遊技メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、メダル貯留枚数表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路51の命令により所定枚数のメダルの払い出しを行うホッパー(払い出しのための駆動部を含む)50と、回転リール3L、3C、3Rを回転駆動するステッピングモータ59L、59C、59Rとがある。
さらに、ステッピングモータ59L、59C、59Rを駆動制御するモータ駆動回路49、ホッパー50を駆動制御するホッパー駆動回路51、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路55、及び、各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路58が、I/Oポート48を介してCPU41の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU41から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ40が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生させる主な入力信号発生装置としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、最大BETスイッチ13、貯留メダル精算スイッチ14、投入メダルセンサ22S、リセットスイッチ62、設定用鍵型スイッチ63、リール停止信号回路56、リール位置検出回路60、払い出し完了信号回路61がある。これらもI/Oポート48を介してCPU41に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路56は、各停止ボタン7L、7C、7Rの操作に応じて停止信号を発生する。決定ボタン26及び取消ボタン27は、これらの操作により、液晶表示装置5の表示画面の切替や指示の入力等を行うことができる。
2次元コード表示スイッチ4は、これを操作することにより、液晶表示装置5に2次元コードを表示させることができる。
リール位置検出回路60は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各回転リール3L、3C、3Rの位置を検出するための信号をCPU41に送信する。
払出完了信号回路61は、メダル検出部50Sの計数値(ホッパー50から払い出されたメダルの枚数)が指定された枚数に達したとき、メダル払出完了信号を発生する。CPU41がこのメダル払出完了信号を受信すると、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出を完了させる。このメダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルを検出するための物理センサ等からなるメダルセンサを備えており、このメダルセンサにより払い出されるメダルの枚数の計数を行うことができる。
図6に示した回路において、乱数発生器46は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路47は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM42内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役が決定される。内部当選役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43の所定エリアに書き込まれる。リール3L、3C、3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスの計数値が"0"にクリアされる。これにより、RAM43内には、各リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のようなリール3L、3C、3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM42内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM42内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L、中央のリール3C、右のリール3Rの停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)により内部当選した場合には、CPU41は、遊技者が停止ボタン7L、7C、7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路56から送られる操作信号、及び、選択された「停止制御テーブル」に基づいて、リール3L、3C、3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路49に送る。
内部当選した役の入賞成立を示す停止態様となった場合、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択されているときには、CPU41は、払い出し指令信号をホッパー駆動回路51に供給してホッパー50から所定個数のメダルの払い出しを行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払い出し完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、「メダルの払い出し処理」を終了する。
一方、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「クレジット」が選択されているときには、払い出されるべきメダルの数がクレジットとしてRAM43に記憶されることになる。
CPU41を備えた主制御回路81には、副制御回路82が接続されている。
副制御回路82は、主制御回路81からの制御指令(コマンド)に基づいて、液晶表示装置5の表示制御及びスピーカ21L、21Rからの音の出力制御を行う。
図7は、図6に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。
尚、本実施形態においては、主制御回路81から副制御回路82に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を送信できるように構成してもよい。
副制御回路82は、サブCPU206、プログラムROM208及びワークRAM210を備えている。また、副制御回路82には、インターフェイス回路240を介して、決定ボタン26及び取消ボタン27が接続されている。
また、副制御回路82は、液晶表示装置5における表示制御を行う表示制御回路250と、スピーカ21から発生させる音に関する制御を行う音声制御回路230とを備えている。
サブCPU206には、プログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有し、CPU41から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路82の制御を行う。特に、サブCPU206は、表示制御回路250に対する表示制御を行う。
また、サブCPU206は、パチンコ遊技装置1の電源が投入され、ゲーム開始時の初期化が行われた直後、抽選を行い、コード数テーブルを参照して液晶表示装置5に表示する2次元コードの数とそのなかの当たりの数とを決定し、2次元コードにエンコードした後、2次元コード表示データとしてワークRAM210に記憶させる。
このコード数テーブルには、図10(a)に示すように、乱数の範囲に対応して、所定のコードの総数と所定の当たりのコード数とに対応するデータが記載されている。
実際には、に図10(b)に示すように、乱数範囲が0〜1023(I)では、データの総数6個とそのなかの2個の当たり6個の2次元コードに対応する当たりデータ又は外れデータとコード表示日データとが添付されたURLが記載されており、このコード数テーブルを参照することにより、1回の抽選で、全ての2次元コードに対応するデータが決定される。このとき、サブCPU206は、コード識別情報設定手段として機能する。
次に、サブCPU206は、遊技者の要求に基づく、2次元コード表示コマンドを受信したタイミングで、プログラムROM208から2次元コード表示パターンを抽出してVDP212に送信する。2次元コード表示パターンには、例えば、複数の2次元コードの夫々を表示する位置や期間等、複数の2次元コードを表示するために必要な各種のデータが含まれる。後述するように、2次元コード表示パターンを受信したVDP212は、当該2次元コード表示パターンに基づいて、ワークRAM210から2次元コードを読み出して、所定の時間、液晶表示装置5に表示させる処理を行う。
プログラムROM208には、サブCPU206により、液晶表示装置5における遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
また、プログラムROM208には、液晶表示装置5に表示される画面画像に対応した複数種類の演出パターンと、全てのリール3が停止した際に液晶表示装置5に表示される画面画像に対応した複数種類の終了演出パターンとが記憶されている。さらに、プログラムROM208には、上述したように、複数の2次元コードを表示するための各種のデータを含む2次元コード表示パターンが記憶されている。
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶媒体としてプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、CPU等を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に記録されていてもよい。もちろん、プログラムROM208に記憶されるものをROM42に記憶することとしてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、ワークRAM210等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
また、本実施形態において、CPU41及びROM42を含む主制御回路81と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82と、を別々に構成したが、これに限らず、CPU41及びROM42を含む主制御回路81のみで構成してもよく、この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをROM42に記憶させ、CPU41により実行されるように構成してもよい。もちろん、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したROM42に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。さらに、ワークRAM210は、抽選の結果に係る複数の当たりデータ又は外れデータ等と、当たりデータ又は外れデータ等をエンコードした複数の2次元コードとを記憶する。
尚、本実施形態においては、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
また、音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC232、各種の音声データを記憶する音声データROM234、音声信号を増幅するための増幅器236(以下、AMPと称する。)から構成されている。
この音源IC232は、サブCPU206、音声データROM234、AMP236と接続されている。この音源IC232は、スピーカ21から発生させる音声の制御を行う。
サブCPU206は、CPU41から供給されるコマンドに基づいて、音声データROM234に記憶されている複数の音声データから一つの音声データを選択する。その後、サブCPU206は、選択された音声データを音声データROM234から読み出し、音源IC232に供給する。音声データを受け取った音源IC232は、その音声データを所定の音声信号に変換し、その音声信号をAMP236に供給する。AMP236は、音声信号を増幅させ、スピーカ21(21L及び21R)から音声を発生させる。
表示制御回路250は、CPU41により決定された遊技結果、又は、各種ボタン26、27により入力された指示に応じて、画面画像を生成し、液晶表示装置5に上記画面画像を表示する制御を行うものであり、画像データプロセッサ(以下、VDPと称する。)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ218から構成されている。VDP212は、サブCPU206、画像データが記憶されている画像データROM216、画像データを画像信号に変換するD/Aコンバータ218と接続されている。
このVDP212は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の各種の回路を含み、液晶表示装置5に画面画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。つまり、VDP212は、液晶表示装置5に対する表示制御を行う。また、VDP212には、液晶表示装置5の透明液晶パネル34に画面画像を表示するためのバッファとしての記憶媒体(例えば、ビデオRAM)を備えている。この記憶媒体の所定の記憶領域に画像データを記憶することによって、所定のタイミングで液晶表示装置5の透明液晶パネル34に画面画像が表示されることとなる。
画像データROM216は、例えば、背景画像、キャラクタを表すキャラクタ画像等を記憶する。本実施形態では、当たりデータ又は外れデータ等を含むURLをエンコードして2次元コードを生成する場合について説明するが、本発明においては、2次元コードを予め画像データROM216に記憶させておいてもよい。
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令(コマンド)に応じて、画像データROM216から、演出画像を抽出する。また、VDP212は、サブCPU206から2次元コード表示パターンを受信したとき、当該2次元コード表示パターンに基づいて、ワークRAM210から2次元コードを抽出する。
VDP212は、画像データROM216又はワークRAM210から抽出した各種画像を、後方に位置する画像から順に、例えば、背景画像、キャラクタ画像、2次元コードの順に、重ね合わせてバッファ(例えば、ビデオRAM等)に記憶することにより画面画像を合成し、所定のタイミングでD/Aコンバータ218に供給する。D/Aコンバータ218は、この画面画像を画像信号として変換し、この画像信号を液晶表示装置5に供給する。その結果、液晶表示装置5に、2次元コード92(92a〜92f)が表示される(図2参照)。
遊技者は、液晶表示装置5に表示された2次元コード92a〜92fのいずれか1を、携帯電話機300が備えるCCDカメラ308により撮像することができる。
このとき、液晶表示装置5は、当たりデータ又は外れデータ等を含むURLをコード化した2次元コード(コード情報)を、外部からCCDカメラ308(撮像手段)により撮像可能な態様で表示するコード情報表示手段として機能する。
第1実施形態では、サブCPU206が当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データ等とを含むURLをエンコードして2次元コードを生成する場合について説明するが、本発明においては、遊技機が備える記憶手段に2次元コードが記憶されることとしてもよい。
以下においては、パチスロ遊技装置1は起動しており、CPU41において用いられる変数は所定の値に初期化されるとともに、設定値も所定の値に設定された状態で定常動作しているものとする。
図8は、主制御回路において行われる遊技実行処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU41は、メダルの自動投入の要求があるか否かを判断する(ステップS120)。なお、自動投入の要求がある場合とは、先の遊技において再遊技(リプレイ)の入賞が成立した場合である。メダルの自動投入の要求があるときには、投入要求分のメダルを自動投入し(ステップS122)、副制御回路82にメダル投入コマンドを送信する(ステップS123)。
一方、ステップS120において、メダルの自動投入の要求がないと判断した場合、CPU41は、メダルが投入されたか否かを判断する(ステップS121)。すなわち、CPU41は、メダル投入口22にメダルが投入されたことを検知した投入メダルセンサ22Sにより発せられる検知信号を受信したか否か、又は、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検知信号を受信したか否かを判断することにより、メダルが投入されたか否かを判断する。なお、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検出信号を受信したと判断した場合、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数から、BETされたメダルの数に相当するクレジット数を減算する処理を行う。
ステップS121において、メダルが投入されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。
また、ステップS121において、メダルが投入されたと判断した場合、又は、ステップS123の処理が実行された場合には、CPU41は、スタートレバー6が操作されたか否かを判断する(ステップS124)。すなわち、CPU41は、スタートスイッチ6Sからの入力信号を受信したか否かを判断するのである。
ステップS124において、スタートレバー6が操作されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。一方、ステップS124において、スタートレバー6が操作されたと判断した場合、CPU41は、各種設定に係る処理を行う(ステップS125)。この各種設定処理では、スタートレバー6が操作されたタイミングで、乱数発生器146から乱数のサンプリングを行い、当該サンプリングされた乱数値と、RAM43に設定されている抽選確率テーブルとに基づいて内部当選役(当選フラグ)を生成する抽選処理が行われる。また、この各種設定処理では、例えば、WINランプ点灯抽選処理、回転リールを停止させるための停止制御テーブルの選択に係る処理、リール回転用に初期化する処理等を行い、回転リール3(3L、3C、3R)の回転を開始させる。
回転リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に送信される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43に記憶される。回転リール3L、3C、3Rから一回転ごとにリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスに計数値が「0」にクリアされる。このようにすることにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについての一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
また、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるためにROM42に格納された図柄テーブルでは、上述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチごとに順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバーごとに対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられている。また、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブルは、各回転リール3L、3C、3Rの停止制御時、及び、全回転リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
ステップS125の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS126に移す。
ステップS126において、CPU41は、RAM43に演出開始コマンドをセットする。この演出開始コマンドは、液晶表示装置5への所定の演出画像の表示を開始させるためのコマンドであり、上記抽選処理により決定された内部当選役に関するデータを含んでいる。演出開始コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS126の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS128に移す。
ステップS128において、CPU41は、リール停止信号回路56からの入力信号の有無により、停止ボタン7(7L、7C、7R)が「オン」であるか否かを判断する(ステップS128)。停止ボタン7が「オン」ではないと判断した場合、CPU41は、自動停止タイマの値が「0」であるか否かを判断し(ステップS129)、「0」ではないと判断した場合には、処理をステップS128に戻す。
一方、ステップS128において、停止ボタン7が「オン」であると判断した場合、又は、ステップS129において、自動停止タイマの値が「0」であると判断した場合、CPU41は、停止ボタン7に対応した回転リール3の回転を停止させるのであるが、その際、当選要求(内部当選役のこと)、図柄位置(操作時における回転リール3の回転位置)、選択されている停止制御テーブル等から滑りコマ数を決定する(ステップS130)。
次に、CPU41は、ステップS130において決定された滑りコマ数分、回転リール3を回転させて停止させる処理を行い(ステップS131)、一の回転リール3についての停止要求をセットする(ステップS132)。
このとき、CPU41は、識別情報の変動表示を停止させる変動表示停止手段として機能する。
次に、CPU41は、3つの回転リール3(3L、3C、3R)の全てが停止したか否かを判断する(ステップS135)。全ての回転リール3が停止していないと判断した場合、処理をステップS128に戻す。一方、全ての回転リール3が停止したと判断した場合、CPU41は入賞検索を行う(ステップS136)。このとき、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブル等が参照されることになる。また、入賞フラグが正常であるか否かを判断し、正常でない場合には、イリーガルエラーの表示を行って処理を中断することとしてもよい。
次に、CPU41は、RAM43に終了演出コマンドをセットする(ステップS137)。この終了演出コマンドは、遊技結果に応じた遊技終了時の演出画像を表示させるためのコマンドであり、ステップS136における入賞検索の結果に関するデータを含む。終了演出コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
次に、CPU41は、メダルの払出があるか否か、すなわち、入賞枚数の有無を判断する(ステップS138)。
メダルの払出があると判断した場合、CPU41は、遊技状態及び入賞役に応じた枚数のメダルの貯留又は払出を行う(ステップS139)。メダルの貯留を行う場合には、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数を加算する処理を行う。一方、メダルの払出を行う場合には、CPU41は、払出指令信号をホッパー駆動回路51に送信してホッパー50から所定枚数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払出完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出処理を終了する。
次に、CPU41は、RBに入賞したか否かを判断する(ステップS140)。RBに入賞したと判断すると、CPU41は、RB設定に係る処理を行う(ステップS141)。このステップS141において、CPU41は、RB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブルの設定に係る処理を行う。また、このステップS141において、CPU41は、RBゲーム入賞回数等の計数を開始し、その計数値を役物作動回数表示部20に表示させる処理を開始する。ステップS141の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS142に移す。
ステップS142において、CPU41は、RAM43にRB設定コマンドをセットする。RB設定コマンドは、画面画像としてのRB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS140においてRBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS142の処理が実行された場合、CPU41は、BBに入賞したか否かを判断する(ステップS143)。BBに入賞したと判断すると、CPU41は、BB設定に係る処理を行う(ステップS144)。このステップS144において、CPU41は、BB用の抽選確率テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等の設定に係る処理を行う。また、このステップS146において、CPU41は、BBゲーム消化回数等の計数や、その計数値の役物動作回数表示部20への表示や、払い出されたメダルの計数等を開始する。
このとき、CPU41は、特別遊技状態(BB)に移行する特別遊技状態移行手段として機能する。
その後、CPU41は、処理をステップS145へ移す。
ステップS145において、CPU41は、RAM43にBB設定コマンドをセットする。BB設定コマンドは、画面画像としてのBB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS143において、BBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS145の処理を実行した場合、CPU41は、RBが終了したか否かを判断する(ステップS146)。RBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、RB設定解除に係る処理を行う(ステップS147)。ステップS148において、CPU41は、ステップS141の処理で設定したRB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。その後、CPU41は、処理をステップS148へ移す。
ステップS148において、CPU41は、RAM43にRB解除コマンドをセットする。RB解除コマンドは、画面画像としてのRB用の演出画像の表示を停止し、通常(RB又はBB以外)の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドである。RB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS146において、RBが終了したと判断されなかった場合、又は、ステップS148の処理を実行した場合、CPU41は、BBが終了したか否かを判断する(ステップS149)。BBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、BB設定解除に係る処理を行う(ステップS150)。ステップS150において、CPU41は、ステップS144の処理で設定したBB用の抽選テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。このとき、CPU41は、特別遊技状態を終了させる特別遊技状態終了手段として機能する。
その後、CPU41は、処理をステップS151へ移す。
ステップS151において、CPU41は、RAM43にBB解除コマンドをセットする。BB解除コマンドは、画面画像としてのBB用の演出画像の表示を停止し、通常(RB又はBB以外)の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドである。BB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS149において、RBが終了していないと判断した場合、又は、ステップS151の処理を実行した場合、本サブルーチンを終了する。
図9は、副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、ステップS200において、サブCPU206は、演出開始コマンドを受信したか否かを判断する。演出開始コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS210に移す。
一方、演出開始コマンドを受信したと判断した場合、ステップS201において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した演出パターンを選択する。
サブCPU206は、RBフラグがセットされている場合には、RB用の演出パターンを選択する。また、BBフラグがセットされている場合には、BB用の演出パターンを選択する。次に、ステップS202において、演出パターンを示すデータである演出パターンデータを表示制御回路250に供給する。
ステップS202の処理を実行した後、ステップS210に処理を移す。
ステップS210において、サブCPU206は、終了演出コマンドを受信したか否かを判断する。終了演出コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS220に移す。
一方、終了演出コマンドを受信したと判断した場合、ステップS211において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の終了演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した終了演出パターンを選択する。
次に、ステップS212において、終了演出パターンデータを表示制御回路250に供給する。ステップS210の処理を実行した後、処理をステップS220に移す。
ステップS220において、サブCPU206は、RB設定コマンドを受信したか否かを判断する。RB設定コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS230に移す。一方、RB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS221において、RBフラグをセットする。ステップS221の処理を実行した後、処理をステップS230に移す。なお、RBフラグは、RB開始時にセットされ、RB終了時にクリアされるフラグである。
ステップS230において、サブCPU206は、BB設定コマンドを受信したか否かを判断する。BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS240に移す。一方、BB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS231において、BBフラグをセットする。BBフラグは、BB開始時にセットされ、BB終了時にクリアされるフラグである。
ステップS230において、BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS231の処理を実行した場合、サブCPU206は、RB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS240)。RB解除コマンドを受信したと判断した場合、RBフラグをクリアする(ステップS241)。
ステップS240において、RB解除コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS241の処理を実行した場合、サブCPU206は、BB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS250)。
BB解除コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS260に移す。
一方、BB解除コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、BBフラグをクリアする(ステップS251)。
ステップS250において、BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS251の処理を実行した場合、サブCPU206は、2次元コード作成コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS260)。2次元コード作成コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS264に移す。一方、2次元コード作成コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、プログラムROM208に予め記憶された乱数発生プログラムを実行し、数値範囲0〜6143のなかから1つの乱数を抽出する抽選を行い、プログラムROM208に記憶されたコード数テーブルを参照し、抽選により得られた乱数値に対応した当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとを含むURLの全てのデータを抽出する(ステップS261)。
図10(b)は、コード数テーブルの一例の一部を示す図であり、図10(a)のIIのデータに対応している。
この2次元コードデータテーブルには、例えば、“http://***/***?a1=A1&a2=1022”と記載されている。
「http://***/***」は、サーバ200のURLであり、「?」以下がURLに添付されているデータである。a1は、当たり又は外れを表しており、a1=A1は、当たりデータであることを示している。外れデータは、例えば、a1=B1〜B6と記載される。当たりデータは、A1〜A3の3種類あり、大当たりとなった場合には、その組み合わせに応じた景品が送信される。また、このデータには、A1に対応する記号(画像)のデータも添付されている。
a2は、コード表示日を示しており、これにより、2次元コードを表示した日を特定する。従って、当たりデータからなる2次元コードを撮像した場合であっても、同じ日であれば、携帯電話機300は、当たりデータとして受け付けず、そのデータをクリアする。
なお、図10には示していないが、上述したように、上記データには、当たりAn又は外れBnに対応した記号(画像)も添付されている。
ステップS261の処理の後、サブCPU206は、エンコード処理を行い、当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データと当たりデータA又は外れデータBに対応する記号(画像)が添付されたURLを夫々2次元コードにコード化する(ステップS262)。このエンコード処理については、後で図11を用いて詳述することにする。
次に、サブCPU206は、ステップS262において生成された複数の2次元コードをワークRAM210に記憶させる(ステップS263)。
2次元コード作成コマンドを受信しないと判断した場合、又は、ステップS263の処理を実行した場合、サブCPU206は、2次元コード表示コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS264)。2次元コード作成コマンドを受信していないと判断した場合、本サブリーチンを終了する。一方、2次元コード表示コマンドを受信したと判断した場合には、2次元コード表示パターンデータを読み出し、表示制御回路250に供給する(ステップS265)。
図11は、図9に示したサブルーチンのステップS234において呼び出されて実行されるエンコード処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、サブCPU206は、図9に示したフローチャートのステップS232〜S233において抽出した当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとが添付されたURLをワークRAM210にセットする(ステップS400)。図中では、一例として、当たりデータ “http://***/***?a1=A1&a2=1022”を示している。
次に、サブCPU206は、ワークRAM210に、当たりデータ又は外れデータの文字種や図形(例えば、数字、英数字、漢字等)に応じたモード識別子を作成する(ステップS401)。次に、サブCPU206は、ワークRAM210に、当たりデータ又は外れデータの文字数等に応じた文字数識別子等を作成する(ステップS402)。
次に、サブCPU206は、当たりデータ又は外れデータを2進化する処理を行う(ステップS403)。
次に、サブCPU206は、ステップS401〜S403により得られたデータに終端パターンを付加する処理を行う(ステップS404)。
次に、サブCPU206は、ステップS404により得られたデータのコード語変換を行い(ステップS405)、さらに、ステップS405により得られたデータに基づいてエラー訂正コード語を作成し、ステップS405により得られたデータに付加する(ステップS406)。次に、サブCPU206は、ステップS406により得られたデータを2進化し、マトリックス状に配置する処理を行う(ステップS407)。
次に、サブCPU206は、ステップS407により得られたデータに対して所定パターンのマスクをかける処理を行う(ステップS408)。次に、エラー訂正レベルとマスク識別子とを含む形式情報を付加する処理を行い(ステップS409)、2次元コードを生成する(ステップS410)。生成された2次元コードは、ワークRAM210に記憶される。
次に、サブCPU206は、抽選結果の数に応じた2次元コードを生成したか否かを判断する(ステップS411)。本実施形態では、コード総数は6個であるので、ステップS411においては、6個の2次元コードを生成したか否かを判断する。
6個の2次元コードを生成していないと判断した場合、ステップS400に処理を戻し、6個の2次元コードを生成するまで、ステップS400〜S410の処理を繰り返し実行する。一方、6個の2次元コードを生成したと判断した場合には、本サブルーチンを終了する。
本実施形態においては、当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとが添付されたURLを2次元コードにエンコード(コード化)する場合について説明したが、本発明においては、上記データのほかに、他のデータ(例えば、遊技機の機種を示すデータ、遊技機を識別するための当該遊技機の固有のデータ等)を含めたURLをエンコードすることとしてもよい。
図12は、表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
VDP212は、サブCPU206から供給される各種のデータに対応した画面画像を生成する。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS300:NO)、画像データROM216からデモ画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS301)。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS300:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS304:NO)、画像データROM216から演出画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS305)。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受け(ステップS300:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けている場合(ステップS304:YES)、画像データROM216から、終了時の演出画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS306)。
ステップS301、S305又はS306の処理を実行した後、VDP212は、2次元コード表示パターンデータの供給を受けた場合には(ステップS320:YES)、ワークRAM210から複数(本実施形態では6個)の2次元コードを抽出し、バッファに記憶する(ステップS321)。
このとき、ステップS310、S305又はS306において抽出されてバッファに記憶された演出画像に重ね合わせて2次元コードを記憶する。演出画像がない場合には、2次元コードのみを表示することとなる。
その後、2次元コードの表示を終了するタイミングであれば(ステップS323:YES)、2次元コード表示パターンデータをクリアする(ステップS324)。
次に、所定のタイミング毎(例えば、1/30秒毎)に(ステップS307:YES)、画面画像を液晶表示装置5に出力する(ステップS308)。その結果、液晶表示装置5には、図2に示すように、複数の2次元コード92(92a〜92f)が表示されることになる。一方、所定のタイミングではない場合には(ステップS307:NO)、処理をステップS307に戻す。
その後、演出が終了していない場合には(ステップS310:NO)、ステップS300に処理を戻す。一方、演出が終了した場合には(ステップS310:YES)、処理をステップS300に戻す。
本実施形態においては、BBが設定されたタイミングで抽選を行う場合について説明したが、本発明において、抽選を行うタイミングは特に限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。例えば、RB終了時であってもよく、所定の時刻(例えば、午後2時、4時、6時に近い時間で1回のゲームが終了した後)であってもよく、BB、RB等が所定回数成立しなかったとき等でもよい。
本発明の遊技機においては、パチスロ遊技装置1のように、特別遊技状態(BB)終了時にコード情報(2次元コード)を表示することが望ましい。特別遊技状態終了時という最も遊技に対する興奮が冷め易いときに、コード情報が表示されるため、遊技への興味や関心を再び高揚させることができるからである。また、遊技に熱中しているときにコード情報が表示されても、携帯端末機の撮像手段で撮像することは困難であるが、特別遊技状態の終了時は遊技の一区切りがつく時期でもあるため、コード情報を表示しても遊技の妨げとなることはなく、遊技者は確実にコード情報を撮像することができるからである。
なお、本発明の遊技機においてコード情報を表示するタイミングは、この例に限定されるものではない。
図13は、図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
なお、携帯電話機300は、本発明における携帯端末機に相当する。
携帯端末機300は、操作部304、液晶パネル306、撮像手段としてのCCDカメラ308、無線部310、音声回路312、スピーカ314、マイク316、送受信アンテナ318、不揮発性メモリ320、マイクロコンピュータ322及び二次電池324を備えている。
無線部310は、マイクロコンピュータ322により制御されて、送受信アンテナ318を通じて電波を媒体として基地局に対して送受信する。音声回路312は、無線部310からマイクロコンピュータ322を通じて出力された受信信号をスピーカ314に出力するとともに、マイク316から出力された音声信号を送信信号としてマイクロコンピュータ322を通じて無線部310に出力する。
スピーカ314は、音声回路312から出力された受信信号を受信音声に変換して出力し、マイク316は、操作者から発せられた送信音声を音声信号に変換して音声回路312に出力する。
CCDカメラ308は、パチスロ遊技装置1の液晶表示装置5に表示される2次元コード92を撮像可能であり、撮像して得られた画像データは不揮発性メモリ320に記憶される。本実施形態では、撮像手段としてCCDカメラを用いる場合について説明するが、本発明における撮像手段は、特に限定されるものではなく、例えば、CMOSセンサカメラ等を挙げることができる。
不揮発性メモリ320は、例えば、CCDカメラ308が2次元コード92を撮像して得られた画像データ、待受画像用の画像データ、着メロ用の音楽データ等の各種データや各種プログラムを不揮発的に記憶する。
二次電池324は、各回路に電力を供給する。マイクロコンピュータ322は、CPU、ROM及びRAMから構成されたもので、例えば、電話の発着信処理、電子メールの作成送受信処理、インターネット処理等を行う。なお、電子メールの送受信及びインターネットによるデータの送受信は、マイクロコンピュータ322が無線部310及び送受信アンテナ318を介して行う。
マイクロコンピュータ322は、操作部304を介して入力された所定の指示に基づいて、インターネットを介してサーバ200から所定のプログラムをダウンロードし、不揮発性メモリ320に格納する。そして、マイクロコンピュータ322は、上記プログラムを不揮発性メモリ320から読み出して実行することにより、下記(A)〜(B)のように機能する。
(A)マイクロコンピュータ322は、CCDカメラ308が2次元コード92を撮像した際に得られる画像データから2次元コードを認識し、この認識した2次元コードから当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとを含むURLを生成する。このとき、マイクロコンピュータ322は、コード情報認識手段として機能する。
(B)マイクロコンピュータ322は、この認識した2次元コードから当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとを含むURLを記憶する。このとき、マイクロコンピュータ322は、認識データ記憶手段として機能する。
(C)マイクロコンピュータ322は、この認識したデータから当たりか否かを判断するとともに、当たりである場合には、前に記憶されたデータを検索し、3日連続の当たりからなる大当たりか否かを判断する。このとき、マイクロコンピュータ322は、大当たり判定手段として機能する。
(D)マイクロコンピュータ322は、大当たりと判定した場合には、当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとを含むURLに基づき、無線部310及び送受信アンテナ318により、インターネットを介して、3日分の当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとをサーバ200に送信する。このとき、マイクロコンピュータ322は、大当たりデータ送信手段として機能する。
本実施形態では、携帯端末機300がサーバ200からプログラムをダウンロードする場合について説明するが、予め携帯端末機300の不揮発性メモリ322に記憶される(プレインストールされる)こととしてもよい。
図14は、図1に示したサーバの内部構成を示すブロック図である。
サーバ200は、演算処理装置としてのCPU201と、ROM202と、RAM203と、携帯電話機300とインターネットを介して通信するための通信用インターフェイス回路204と、ハードディスクドライブ205とを備えている。
ハードディスクドライブ205には、当たりデータAnの組み合わせに応じたウェブページを表示するためのウェブページデータが記憶されている。また、当たりデータごとに景品データ(例えば、待受画像用の画像データ、着メロ用の音楽データ等)を記憶している。
ハードディスクドライブ205は、携帯電話機300に送信するための景品データを記憶する景品データ記憶手段として機能する。
図15は、当たりデータAnに応じた景品を示すウェブページを表示するためのウェブページデータが記憶され景品参照テーブルを示す説明図であり、この景品参照テーブルは、ハードディスクドライブ205に記憶されている。
すなわち、当たりデータが3日ともA1であった場合に対応して、音楽データXを景品とするとウェブページデータが、当たりデータが3日ともA2であった場合に対応して、音楽データYを景品とするとウェブページデータが、当たりデータが3日ともA3であった場合に対応して、音楽データZを景品とするとウェブページデータが、それぞれ記憶されている。
また、当たりデータがA1、A1、A2の場合及びA1、A1、A3の場合に対応して、待ち受け画像Aを景品とするとウェブページデータが、当たりデータがA1、A2、A2の場合及びA2、A2、A3の場合に対応して、待ち受け画像Bを景品とするとウェブページデータが、当たりデータがA1、A3、A3の場合及びA2、A3、A3の場合に対応して、待ち受け画像Cを景品とするとウェブページデータが、当たりデータがA1、A2、A3の場合に対応して、待ち受け画像Dを景品とするとウェブページデータが、それぞれ記憶されている。
携帯電話機300から3回の当たりデータを受信すると、CPU201は、ハードディスクドライブ205に記憶された景品参照テーブルを参照して、当たりデータの組み合わせに応じたウェブページデータを抽出し、通信用インターフェイス回路204により、インターネットを介して、携帯電話機300に送信する。
その結果、携帯電話機300の液晶パネル306には、当たりデータの組み合わせに応じたウェブページが表示される。さらに、景品データを受信した場合には、当該ウェブページにおいて景品データを取得することができる。
例えば、当たりデータが3日ともA1であった場合、ウェブページデータと、景品データとしての音楽データXとが送信される。その結果、携帯電話機300には、大当たりである旨、及び、景品を示すウェブページが表示され、遊技者は景品データとしての着メロ用の音楽データXを取得することができる。同様に、当たりデータが3日ともA2であった場合、及び、当たりデータが3日ともA3であった場合、携帯電話機300には、大当たりである旨、及び、景品を示すウェブページが表示され、遊技者は景品データとしての着メロ用の音楽データY、音楽データZを、それぞれ取得することができる。
当たりデータがA1、A1、A2の場合及びA1、A1、A3の場合は、ウェブページデータと、景品データとしての待ち受け画像Aとが送信される。その結果、携帯電話機300には、大当たりである旨、及び、景品を示すウェブページが表示され、遊技者は景品データとしての待ち受け画像Aを取得することができる。
当たりデータがA1、A2、A2の場合及びA2、A2、A3の場合は、ウェブページデータと、景品データとしての待ち受け画像Bとが送信される。その結果、携帯電話機300には、大当たりである旨、及び、景品を示すウェブページが表示され、遊技者は景品データとしての待ち受け画像Bを取得することができる。
当たりデータがA1、A3、A3の場合及びA2、A3、A3の場合は、ウェブページデータと、景品データとしての待ち受け画像Cとが送信される。その結果、携帯電話機300には、大当たりである旨、及び、景品を示すウェブページが表示され、遊技者は景品データとしての待ち受け画像Cを取得することができる。
当たりデータがA1、A2、A3の場合は、ウェブページデータと、景品データとしての待ち受け画像Dとが送信される。その結果、携帯電話機300には、大当たりである旨、及び、景品を示すウェブページが表示され、遊技者は景品データとしての待ち受け画像Dを取得することができる。
また、ハードディスクドライブ205は、携帯電話機300にダウンロードさせるためのプログラムを記憶している。CPU201は、プログラムのダウンロードを要求する旨の信号を携帯電話機300から受信した際に、ハードディスクドライブ205からプログラムを読み出し、上記プログラムを通信用インターフェイス回路204からインターネットを介して携帯電話機300に送信する。
図16は、携帯電話機とサーバとにおいて行われる処理を示すフローチャートである。
まず、携帯電話機300が備えるマイクロコンピュータ322は、操作部304を介して入力された指示に基づいて、撮像手段としてのCCDカメラ308を駆動させ、CCDカメラ308は、パチスロ遊技装置1の液晶表示装置5に表示された画面画像に含まれる2次元コード92a〜92fのいずれか1を撮像する(ステップS500)。
その後、マイクロコンピュータ322は、ステップS500において得られた画像データを不揮発性メモリ320に記憶させる(ステップS501)。
次に、マイクロコンピュータ322は、2次元コード認識処理を行い(ステップS502)、ステップS500において得られた画像データから2次元コードを認識し、この認識した2次元コードから当たりデータ又は外れデータとコード表示日データと所定の当たり又は外れであることを示す画像(記号)が添付されたURLを生成する。2次元コード認識処理については、後で詳述することにする。
ステップS502において、マイクロコンピュータ322は、CCDカメラ308(撮像手段)が2次元コード(コード情報)を撮像した際に得られる画像データから2次元コードを認識し、この認識した2次元コードから、当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データ等とを含むURLを生成するコード情報認識手段として機能する。
次に、マイクロコンピュータ322は、ステップS502における2次元コード認識処理により得られた当たりデータ又は外れデータとコード表示日データと所定の当たり又は外れであることを示す画像(記号)とが添付されたURLを不揮発メモリ320に記憶する(ステップS503)。
このステップS503において、マイクロコンピュータ322は、当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報等とを記憶する認識データ記憶手段として機能する。
次に、マイクロコンピュータ322は、今までに撮像した2次元コードの当たりデータに関する履歴を表示する(ステップS504)。
履歴の表示は、不揮発メモリ320より読み出した当たりデータ又は外れデータとコード表示日データと所定の当たり又は外れであることを示す画像(記号)とが添付されたURLより、当たりデータ又は外れデータとコード表示日データと所定の当たり又は外れであることを示す画像(記号)とを抽出し、コード表示日データと当たりデータのAnに対応する記号(例えば、トランプのダイヤに相当する記号)とを表示することにより行う(図18(a)参照)。
次に、マイクロコンピュータ322は、当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとに基づき、得られたデータが当たりデータであるか否かを判定する(ステップS505)。
得られたデータが外れであると判定した場合、マイクロコンピュータ322は、液晶パネル306に外れであることを示す画像を表示する(ステップS506)。一方、当たりであると判断した場合、マイクロコンピュータ322は、次に、不揮発メモリ320より読み出したデータを参照して、3日連続の当たり(大当たり)であるか否かを判定する(ステップS507)。
このステップS507において、マイクロコンピュータ322は、得られたデータが3日連続の当たり(大当たり)であるか否かを判定する大当たり判定手段として機能する。
3日連続の当たり(大当たり)ではないと判断した場合、マイクロコンピュータ322は、今までの当たり回数を含む履歴を表示する(ステップS508)。一方、3日連続の当たり(大当たり)であると判断した場合、3個の当たりデータを含むURLに基づき、無線部310及び送受信アンテナ318により、インターネットを介して、それぞれサーバ200に送信する(ステップS509)。
ステップS509において、マイクロコンピュータ322は、3個の当たりデータをサーバ200に送信する大当たりデータ送信手段として機能する。
サーバ200が備えるCPU201は、携帯電話機300からインターネットを介して、3個の当たりデータを受信すると、これらの3個の当たりデータをハードディスクドライブ205に記憶し、当該3個の当たりデータに基づき、ハードディスクドライブ205に記憶された景品参照テーブルを参照して、景品データを含むウェブページデータを抽出する(ステップS601)。
ステップS601において、CPU201は、景品データ記憶手段及び景品データ抽出手段として機能する。
そして、CPU201は、ウェブページデータ及び景品データを携帯電話機300に送信する(ステップS602)。
このとき、CPU201は、ステップS603において抽出された景品データを携帯電話機300に送信する景品データ送信手段として機能する。
携帯電話機300のマイクロコンピュータ322は、サーバ200から送信された大当たりデータのウェブページデータに基づいたウェブページを液晶パネル306に表示する(ステップS510)。
さらに、ウェブページデータとともに景品データを受信したか否かを判断し(ステップS511)、景品データを受信したと判断した場合には、景品データを不揮発性メモリ320に記憶させる(ステップS512)。
図17は、図16に示した処理のステップS501において呼び出されて実行される2次元コード認識処理を示すフローチャートである。
まず、マイクロコンピュータ322は、不揮発性メモリ320に記憶された画像データに対して画像変換処理を行う(ステップS700)。画像変換処理は、撮像されて得られた画像データから、2次元コードが表示されている領域の画像データを抜き出し、傾きや歪みを補正し、所定の閾値によりモノクロ画像に変換し、正面視した2次元コードを含む画像データを得る処理である。
次に、マイクロコンピュータ322は、ステップS700において得られた画像データから2次元コードを抽出し、ノイズ除去等の補正を行う(ステップS701)。
次に、マイクロコンピュータ322は、ステップS701において得られた2次元コードの2値化処理を行い、2次元コードを構成する各ドットを“0”又は“1”に置き換え(ステップS702)、2値化マトリックスデータを生成する(ステップS703)。
次に、マイクロコンピュータ322は、2値化マトリックスデータをデコードし(ステップS704)、当たりデータ又は外れデータを生成する(ステップS705)。その後、本サブルーチンを終了し、図16に示したフローチャートのステップS503に処理を移すのである。
図18(a)は、1回目の当たりデータを引き当てた際に、携帯電話機300の液晶表示装置306に表示される画面の一例を示す図である。
液晶パネル306の中央部分には、撮像した2次元コードが当たりデータであり、1回目の抽選に当選したことを示す画像が表示され、その下側には、“おめでとうございます。1回目の当選です。”という画像が表示されている。画面は、表形式となっており、1回目の抽選に当選し、引き当てた当たりデータがダイヤ(A1)であり、引き当てた日が10月20日であることを示す画像となっている。なお、画面に示される当たりのデータは、ダイヤ(A1)、ハート(A2)、スペード(A3)の3種類があり、外れは、*、?、#等の記号となっている。
画面に示される当たりや外れのデータは、上記例に限られず、アニメのキャラクタの容姿等や、動物の姿等であってもよい。
図18(b)は、3日連続して当たりデータを引き当てた際に、携帯電話機300の液晶表示装置306に表示される画面の一例を示す図である。
液晶パネル306の中央部分には、撮像した2次元コードが3回目の当たりデータであり、3日連続して当たりデータを引き当てたことを示す画像が表示され、その下側には、“おめでとうございます。大当たりです。”という画像が表示されている。画面は、3日連続した当たりの種類が表示されている。さらに、液晶パネル306の下側には、“戻る”、“送信”という2つの選択肢が表示されている。 “送信”をクリックすると、データがサーバに送信される。なお、景品は、この当たりデータの組み合わせに応じて、付与される
図18(c)は、待受画像をプレゼントする際の画像の一例を示す図である。
液晶パネル306の中央部分には、パチスロ遊技装置1における演出に登場するキャラクタを表す待受画像が表示されるとともに、待受画像の下に“上に示した待ち受け画像Aをプレゼントします。”という文字が表示されている。さらに、液晶パネル306の下側には、“戻る”、“保存”という2つの選択肢が表示されている。このとき、操作部304を操作して選択肢“保存”を選択することにより、携帯電話機300の不揮発性メモリ320に待受画像用の画像データAが記憶されることになる。
一方、携帯電話機300が、外れデータとしてのURLがエンコードされた2次元コードを引き当てた場合には、携帯電話機300の液晶パネル306には、図18(d)に示すような画像が表示される。
図18(d)は、外れデータを引き当てた際に表示される画像の一例を示す図である。
液晶パネル306の中央部分には、抽選に外れてがっかりするキャラクタを示す画像が表示され、その下側には、“残念でした。またチャレンジして下さい。”という画像が表示されている。このように、外れデータを引き当てた際には、景品データを取得することはできない。
以上、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置1及びサービス提供システム500によれば、当たりデータ又は外れデータ等をコード化した複数の2次元コードが、携帯電話機300のCCDカメラ308により撮像可能な態様で表示されるため(図2参照)、例えば、遊技者は、携帯電話機300のCCDカメラ308により、複数回に渡って複数の2次元コードのいずれか1を撮像し、当たりデータを引き当てたか否かを携帯電話機300で知ることができる。また、3日連続して当たりデータを引き当てた場合には、当たりデータをサーバ200に送信することにより、景品データを取得することができる(図18(c)参照)。
従って、遊技店にとってみれば、景品を取得するために必要な2次元コードをパチスロ遊技装置1に表示するため(図2参照)、集客力の向上を図ることができる一方、遊技機メーカにとってみれば、遊技店において同遊技機メーカのパチスロ遊技装置1に対する支持や愛着を抱かせることができるというように、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。また、店員の手間を増大させることなく、このようなサービスを提供することができるというメリットもある。
さらに、単にメダルを獲得するという楽しみ以外に、複数の2次元コードからいずれか1を選択して撮像し、その選択の結果によって、景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得するという、規制の影響を受けない新たな楽しみを遊技者に与えることができるため、規制が強くなってパチスロ遊技装置1の射倖性が低下してもパチスロ遊技装置1に対する人気を維持することができ、パチスロ遊技装置1に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止することが可能になる。
第1実施形態に係る携帯電話機300は、本発明の携帯端末機に相当するものである。
この携帯電話機300によれば、景品抽選の結果に係る抽選結果データをコード化した2次元コードを表示するパチスロ遊技装置1から2次元コードを撮像し、得られた画像データから当たりデータ又は外れデータ等を含むURLを生成して記憶し、3日連続して当たりデータを引き当てた否かを判断する。3日連続して当たりデータを引き当てたと判断した場合には、これらのデータをサーバ200に送信すれば、サーバ200から当たりデータの組み合わせに応じた景品データを取得することができる(図16、図17参照)。従って、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。
[第2実施形態]
第1実施形態に係るサービス提供システム500においては、携帯電話機300が、コード情報認識手段を備えていたが、第2実施形態に係るサービス提供システムにおいては、サーバ200が、コード情報認識手段を備える場合について説明する。
なお、第2実施形態に係るサービス提供システムを構成するパチスロ遊技装置、携帯電話機及びサーバの外観及び内部構成(図1〜図7、図13、図14参照)と、パチスロ遊技装置において実行される処理(図8〜図12参照)とについては、第1実施形態と同様であるから、ここでの説明は省略することとし、ここでは、携帯電話機とサーバとにおいて実行される処理について説明することとする。以下においては、第1実施形態に係るサービス提供システムの構成要素と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明することとする。
図19は、第2実施形態に係るサービス提供システムを構成する携帯電話機300とサーバ200とにおいて行われる処理を示すフローチャートである。
まず、携帯電話機300が備えるマイクロコンピュータ322は、操作部304を介して入力された指示に基づいて、撮像手段としてのCCDカメラ308を駆動させ、CCDカメラ308は、パチスロ遊技装置1の液晶表示装置5に表示された画面画像に含まれる2次元コード92a〜92fのいずれか1を撮像する(ステップS520)。
その後、マイクロコンピュータ322は、操作部304を介して入力された指示、又は、予めサーバ200から送信されたアドレスを示すデータに基づいて、サーバ200内の所定のアドレス(例えば、遊技機メーカのウェブサイトを示すURL)にアクセスし、携帯電話機300のともに、CCDカメラ308が2次元コード92を撮像した際に得られる画像データを、従来公知の通信規約(例えばFTP等)に基づいて、無線部310及び送受信アンテナ318により、インターネットを介してサーバ200に送信する(ステップS521)。このとき、携帯端末機300のマイクロコンピュータ322は、CCDカメラ308(撮像手段)が2次元コード(コード情報)を撮像した際に得られる画像データをサーバ200に送信する画像データ送信手段として機能する。
サーバ200が備えるCPU201は、携帯電話機300からインターネットを介して、画像データを受信すると、上記画像データ及びIDデータをハードディスクドライブ205に記憶させる(ステップS610)。なお、IDデータは、個々の携帯電話機に固有の願号等を示し、個々の携帯電話機300を特性するものである。
次に、CPU201は、2次元コード認識処理を行い(ステップS611)、携帯電話機300のCCDカメラ308(撮像手段)が2次元コード(コード情報)を撮像した際に得られる画像データから2次元コードを認識し、この認識した2次元コードから当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データと所定の当たり又は外れであることを示す画像(記号)とを生成する。
2次元コード認識処理については、第1実施形態における2次元コード認識処理と同様であり、既に図17を用いて説明済であるから、ここでの説明は省略する。
ステップS611の処理を実行するとき、サーバ200のCPU201は、携帯電話機300から受信した画像データから2次元コードを認識し、この認識した2次元コードから、当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとを生成するコード情報認識手段として機能する。
次に、サーバ200のCPU201は、生成した当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データと所定の当たり又は外れであることを示す画像(記号)とを記憶する(ステップS612)とともに、当たりデータであるか否かを判断する(ステップS613)。
そして、当たりデータではない(外れデータ)と判断した場合には、外れデータに基づき、景品がないことを知らせるウェジページデータを抽出する(ステップS615)。
ステップS612において、CPU201は、生成した当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データとを記憶する認識データ記憶手段として機能する。
一方、当たりデータであると判断した場合には、次に、同じ携帯電話機300から当たりデータが3日連続して送付されたか否かをIDデータに基づいて判断する(ステップS614)。ステップS614において、CPU201は、大当たり判定手段として機能する。
サーバ200が備えるハードディスクドライブ205(図示せず、図14参照)には、図15に示すように、3回の当たりの種類に対応する景品データ(待受画像用の画像データ、着メロ用の音楽データ)と景品を表示するウェブページデータとを景品テーブルとして記憶している。このとき、ハードディスクドライブ205は、景品データ記憶手段として機能する。
当たりデータが3日連続して送られていると判断した場合には、サーバ200は、この景品テーブルを参照し、この3回の当たりの種類に対応したウェブページデータを、ハードディスクドライブ205から抽出するとともに、当該当たりデータに対応する景品データを、ハードディスクドライブ205から抽出する(ステップS616)。
一方、当たりデータが3日連続して送られていないと判断した場合には、サーバ200は、今回も含めた今までの当たりデータ(連続したもの)を記載したウェブページデータを抽出する(ステップS617)。ステップS616において、CPU201は、景品データ抽出手段として機能する。
次に、サーバ200は、上述した処理により抽出したウェブページデータを携帯電話機300に送信する(ステップS618)。ステップS618において、CPU201は、景品データ送信手段として機能する。
携帯電話機300のマイクロコンピュータ322は、サーバ200からウェブページデータを受信すると、当該ウェブページデータに基づいてウェブページを表示する(ステップS522)。ステップS522において、マイクロコンピュータ322は、データ受信手段として機能する。
さらに、携帯電話機300は、サーバ200から景品データを受信したか否かを判断し(S523)、受信した場合には、景品データを不揮発性メモリ320に記憶させる(S524)。
以上、第2実施形態に係るサービス提供システムによれば、当たりデータ又は外れデータをコード化した複数の2次元コードが、複数回に渡ってパチスロ遊技装置1に表示され、遊技者は、携帯電話機300のCCDカメラ308により1つの2次元コードを撮像し、得られた画像データをサーバ200に送信することにより、その2次元コードが3日連続して当たりデータをコード化したものである場合には、当たりの組み合わせに応じた景品データをサーバ200から取得することができる。
従って、遊技店にとってみれば、景品を取得するために必要な2次元コードをパチスロ遊技装置1に表示するため、集客力の向上を図ることができる一方、遊技機メーカにとってみれば、遊技店において同遊技機メーカのパチスロ遊技装置1に対する支持や愛着を抱かせることができるというように、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能にある。また、店員の手間を増大させることなく、このようなサービスを提供することができるというメリットもある。
さらに、単にメダルを獲得するという楽しみ以外に、複数の2次元コードからいずれか1を選択して撮像し、その選択の結果によって、景品としての着メロ用の音楽データや待受画像用の画像データを取得するという、規制の影響を受けない新たな楽しみを遊技者に与えることができるため、規制が強くなってパチスロ遊技装置1の射倖性が低下してもパチスロ遊技装置1に対する人気を維持することができ、パチスロ遊技装置1に対する規制の変化によって遊技店や遊技機メーカの収益に影響が生じることを防止することが可能になる。
また、第2実施形態に係るサーバ200は、本発明のサーバに相当するものである。
このサーバ200によれば、携帯電話機300のCCDカメラ308がパチスロ遊技装置1から2次元コードを撮像して得られた画像データを携帯電話機300から受信し、画像データから当たりデータA又は外れデータBとコード表示日データ等とを生成して、受信したデータが3日連続して当たりデータをコード化したものである場合には、当たりの組み合わせに応じた景品データを携帯電話機300に送信することができる。従って、遊技店と遊技機メーカとの双方にとってメリットのあるサービスを提供することが可能になる。
上述した実施形態では、コード情報表示手段が、6個の2次元コードを表示する場合について説明したが、本発明において、コード情報表示手段が表示するコード情報の数は、2以上であれば、特に限定されるものではない。
また、遊技状況や遊技結果等に応じてコード情報表示手段が表示するコード情報の数を変化させることとしてもよい。遊技に多様性を付与することができ、興趣の向上を図ることが可能になる。
上述した実施形態では、抽選を行い、その抽選の結果に従って、当たりデータ又は外れデータ等をコード化した2次元コードの総数と当たりデータの個数を決定していたが、本発明は、この例に限定されるものではない。例えば、予めプログラムROM208に、表示する2次元コードの個数(所定数の当たりデータを含む)についてのパターンを記憶させておき、抽選を行わずに、そのパターンに従い、順次、2次元コードの数を変更することとしてもよい。
上述した実施形態では、景品データとして、待受画像用の画像データと着メロ用の音楽データとが用いられていたが、本発明における景品データは、この例に限定されるものではない。景品データとして、例えば、景品に応募するための個人情報(例えば、氏名、住所等)を入力するためのフォームを表すデータ等を携帯端末機に送信することとしてもよい。この場合、上記フォームに所定の個人情報を入力してサーバに送信することにより、遊技者は、上記景品を宅配等により取得することができる。このようにした場合、景品として有体物を採用することが可能になる。
上記実施の形態においては、コード化されるデータに日の表示を含ませていたが、本発明においては、コード化されるデータに時刻も含む時限情報を含ませることが可能である。すなわち、当たりデータ又は外れデータとその時点の日時を示すデータとをコード化した2次元コードを遊技機が表示し、サーバは、2次元コードに基づく当たりデータ又は外れデータとその時点の日時を示すデータとを受信又は生成した際、これらのデータを受信又は生成した日時と、当たりデータ又は外れデータを2次元コードにコード化した日時とに基づいて所定期間(例えば、1日、1週間等)が経過しているか否かを判断し、所定期間が経過していると判断した場合には、抽選の結果に拘わらず、景品データを携帯端末機に送信せず、期限切れである旨又は抽選の結果が外れである旨を表す画像を携帯端末機に表示させるためのデータを、携帯端末機に送信することが可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
第1実施形態に係るサービス提供システムの一例を示すネットワーク構成図である。 図1に示したパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。 液晶表示装置に表示される画像の一例を模式的に示す図である。 図1に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。 図4に示した液晶表示装置の一部の構成を示す展開図である。 図1に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。 図6に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。 主制御回路において行われる遊技実行処理のメインルーチンを示すフローチャートである。 副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 (a)、(b)は、図9に示したサブルーチンのステップS261において用いられるコード数テーブルを示す図である。 図9に示したサブルーチンのステップS262において呼び出されて実行されるエンコード処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図1に示した携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。 図1に示したサーバの内部構成を示すブロック図である。 図16に示したサブルーチンのステップS601において用いられる景品参照テーブルを示す図である。 携帯電話機とサーバとにおいて行われる処理を示すフローチャートである。 図16に示した処理のステップS501において呼び出されて実行される2次元コード認識処理を示すフローチャートである。 携帯電話機の液晶パネルに表示される画像の一例を示す図である。 第2実施形態に係るサービス提供システムを構成する携帯電話機とサーバとにおいて行われる処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチスロ遊技装置
2 筐体
3(3L、3C、3R) 回転リール
5 液晶表示装置
34 透明液晶パネル
36 反射フィルム
41 CPU
42 ROM
43 RAM
82 副制御回路
91 演出画像
92(92a〜92f) 2次元コード
200 サーバ
201 CPU
300 携帯電話機
308 CCDカメラ
320 不揮発性メモリ
322 マイクロコンピュータ
500 サービス提供システム

Claims (5)

  1. 所定の条件下、遊技者に対して景品を付与する当たりデータをコード化した当たりコード情報と、遊技者に対して景品を付与しない外れデータをコード化したはずれコード情報とからなる複数のコード情報を、複数回に渡って、所定のタイミングで外部から撮像手段により撮像可能な態様で表示するコード情報表示手段と、
    複数回に渡って前記コード情報を表示する際、表示されるコード情報ごとを識別するためのコード識別情報を設定するコード識別情報設定手段とを備え、
    前記コード情報表示手段は、前記コード識別情報設定手段により設定したコード識別情報を含むコード情報を、複数個表示することを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機と、前記撮像手段を備えた携帯端末機と、前記携帯端末機と通信回線を介してデータの送受信を行うことが可能なサーバとを備えたサービス提供システムであって、
    前記携帯端末機は、
    前記撮像手段がコード情報を撮像した際に得られる画像データからコード情報を認識し、認識した前記コード情報から当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報データとを生成するコード情報認識手段と、
    前記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報とを記憶する認識データ記憶手段と、
    前記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、異なるコード識別情報に基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判定する大当たり判定手段と、
    前記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、前記大当たりの認識データを前記サーバに送信する大当たりデータ送信手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記携帯端末機に送信するための景品データを記憶する景品データ記憶手段と、
    前記携帯端末機から受信した大当たりの認識データに基づいて、前記景品データ記憶手段から景品データを抽出する景品データ抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された景品データを前記携帯端末機に送信する景品データ送信手段とを備えたことを特徴とするサービス提供システム。
  3. 請求項1に記載の遊技機と、前記撮像手段を備えた携帯端末機と、前記携帯端末機と通信回線を介してデータの送受信を行うことが可能なサーバとを備えたサービス提供システムであって、
    前記携帯端末機は、
    前記撮像手段がコード情報を撮像した際に得られる画像データを前記サーバに送信する画像データ送信手段と、
    前記サーバから送られた当たりデータ又ははずれデータを受信するデータ受信手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記携帯端末機に送信するための景品データを記憶する景品データ記憶手段と、
    前記携帯端末機から受信した画像データからコード情報を認識し、この認識したコード情報から、当たりデータ又は外れデータとコード識別情報とを生成するコード情報認識手段と、
    前記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又は外れデータとコード識別情報とを記憶する認識データ記憶手段と、
    前記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、異なるコード識別情報に基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判断する大当たり判定手段と、
    前記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、当該大当たりの認識データに基づいて、前記景品データ記憶手段から景品データを抽出する景品データ抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された景品データを前記携帯端末機に送信する景品データ送信手段とを備えたことを特徴とするサービス提供システム。
  4. 請求項2に記載のサービス提供システムを構成するとともに、撮像手段を備えた携帯端末機であって、
    前記撮像手段がコード情報を撮像した際に得られる画像データからコード情報を認識し、認識したコード情報から当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報とを生成するコード情報認識手段と、
    前記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報とを記憶する認識データ記憶手段と、
    前記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、異なるコード識別情報に基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判断する大当たり判定手段と、
    前記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、前記大当たりデータを前記サーバに送信する大当たりデータ送信手段とを備えたことを特徴とする携帯端末機。
  5. 請求項3に記載のサービス提供システムを構成するサーバであって、
    前記携帯端末機に送信するための景品データを記憶する景品データ記憶手段と、
    前記携帯端末機から受信した画像データからコード情報を認識し、この認識したコード情報から、当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報とを生成するコード情報認識手段と、
    前記コード情報認識手段により認識された当たりデータ又ははずれデータとコード識別情報とを記憶する認識データ記憶手段と、
    前記認識データ記憶手段により記憶された複数の認識データが、異なるコード識別情報に基づく複数の当たりデータからなる大当たりであるか否かを判断する大当たり判定手段と、
    前記大当たり判定手段による判定が大当たりである場合には、当該大当たりの認識データに基づいて、前記景品データ記憶手段から景品データを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された景品データを前記携帯端末機に送信する景品データ送信手段とを備えたことを特徴とするサーバ。

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