JP2006122467A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特性が安定すると共に、ドラム回転周波数に拘わらずに振幅に応じた正確な減衰力が得られ、加えてがたつき抑制をも兼ね備えたサスペンションを有するドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】シリンダ9の内部に、互いが離間するように一対の軸受13、14を固定すると共に、軸受13、14間にケース18、19を配設する。そして、軸受13、14に対して、ケース18、19を介して軸方向へ圧縮された摩擦部材22を有するシャフト24を挿通する。これにより、シリンダ9に対するシャフト24の相対的な往復動によって摩擦部材22が前記シャフト24と摺動し、以って減衰力を得る。また、摩擦部材22の弾性反発力により、シャフト24に挿通された各部品の隙間をなくし、以って軸方向のがたつきを抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドラムを収容した水槽を、サスペンションにより防振支持した構成のドラム式洗濯機に関する。
従来より、ドラム式洗濯機は、洗濯水を貯水する水槽内に、衣類を収容するための横軸型ドラムが回動可能に設けられて構成されるものがある。この構成の場合、ドラムはシャフトを介して軸受で支持され、モータにより回転駆動されるものとなっている。このようなドラムを収容する水槽は、洗濯、脱水、乾燥工程時等に生じる振動が外箱台板へ直接伝達されないよう複数のサスペンションで支持されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−187596号公報
ドラム式洗濯機に用いられるサスペンションとしては、従来より、例えば図7に示すような、オイルダンパ100とコイルばね(スプリング)101とを有する構成のサスペンション102が知られている。このサスペンション102において、オイルダンパ100を構成するシリンダ103は、その一端部103aが水槽(図示せず)の底板104に固定されていて、水槽と共に上下方向に振動するようになっている。このシリンダ103の内部にはオイル105が充填されている。ドラム式洗濯機の外箱の台板106には、シャフト107(一般的には、ピストンロッドと称される部材。)の一端部107aが不動状態に且つ前記シリンダ103と軸方向へ一致するように固定されている。
このシャフト107の他端部107bは、前記シリンダ103内へ液密に挿通され、その先端部には、前記シリンダ103の内径と略同じ外径を有すると共に、軸方向に複数の孔108aが形成された円盤部材108(一般的には、ピストンバルブと称される部材。)が固定されている。そして、シリンダ103とシャフト107とのそれぞれには、フランジ(いわゆる、ばね受け部)109、110が互いが対向するように位置させて設けられ、これらフランジ109、110間に前記コイルばね101が伸縮自在に配設されている。これにより、前記シリンダ103とシャフト107とは、つまりは前記底板104と台板106とは平時において一定距離離間するように構成されている。
このような構成のサスペンション102において、水槽が上下方向に振動すると、これと連動して(オイルダンパ100の)シリンダ103も前記コイルばね101の伸縮を伴いながら軸方向に往復動(上下方向に振動)し、これによりシリンダ103内をシャフト107が相対的に往復動するようになる。そして、これに伴いシリンダ103に充填されたオイル105中を円盤部材108が軸方向に往復動し、以って前記円盤部材108に形成された複数の孔108aをオイル105が通過するようになる。このときのオイル105の粘性により、オイルダンパ100においては減衰力が発生し、水槽の振幅を減衰させるようになっている。
ここで、以上のように発生する減衰力Dは、一般的に次式(A)にて表される。
減衰力D=入口損失+摩擦損失+動圧抵抗・・・・・・・(A)
なお、入口損失とは、オイル105が円盤部材108の孔108aに流入する際に発生する圧力損失のことであり、摩擦損失とは、孔108aの中をオイル105が通過する際の管摩擦による圧力損失のことである。そして、動圧抵抗とは、オイル105の動圧が円盤部材108背面で圧力回復しないことによる圧力損失のことである。
ここで、オイルダンパ100の減衰力Dを発生させる前記入口損失、摩擦損失、動圧抵抗は、一般的にシリンダ103と円盤部材108との相対速度の2乗に略比例するものである。更に、水槽の振幅が一定の場合、前記相対速度はドラム回転周波数に比例する。従って、ドラム回転周波数と減衰力Dとの関係は、図8に示すように、2次曲線となる。つまり、オイルダンパ100は、ドラム回転周波数が高くなるにつれて減衰力が大きくなるという比例関係の特性を有するものである。
一方で、一般的なドラム式洗濯機の振動は、脱水起動時から複数の共振を通過した後に定常となる挙動を示すと共に、その振幅は、ドラム回転中心とドラム重心の偏心量εにより決まる。つまりは、水槽の共振が存在する低いドラム回転周波数域で且つ洗濯物の偏位により前記偏心量εが大きい時には振幅は大きくなり、共振通過後の高いドラム回転周波数域で且つ洗濯物の偏位が解消されて前記偏心量εが小さいときには振幅は小さくなるものである。このため、このような振動、振幅の挙動を示すドラム式洗濯機には前記オイルダンパ100の特性は逆となってしまい、好適でないという問題があった。
これに対して、上記のような問題を解決するものとしては、図9に示すような、摩擦ダンパ200を用いたサスペンション201が知られている。即ち、このサスペンション201において、摩擦ダンパ200を構成するシリンダ202は、その一端部202aが、水槽の底板203に固定されており、水槽と共に上下方向に振動するようになっている。ドラム式洗濯機の外箱台板204には、シャフト205の一端部205aが、前記シリンダ202と軸方向へ一致するように不動状態に固定されている。このシャフト205の他端部205bは、前記シリンダ202内へ挿通され、その先端部には、表面に潤滑剤が塗布されたポーラス状の摩擦部材206が、前記シリンダ202内を相対的に摺動可能に固定されている。そして、シリンダ202とシャフト205との間にはそれぞれ両部材202、205に設けられたフランジ207、208によりコイルばね209が固定されている。
このような構成のサスペンション201において、水槽が上下方向に振動すると、これと連動してシリンダ202内をシャフト205が相対的に往復動するようになる。そして、これに伴いシリンダ202の内周面と摩擦部材206の外周面とが摺動してクーロン摩擦力が発生し、これが減衰力となり水槽の振幅を減衰させるようになっている。
ここで、以上のように発生する減衰力(クーロン摩擦力)Eは、一般的に次式(B)で表される。
減衰力E=μN(μ:摩擦係数、Nは垂直抗力)・・・・・・・(B)
つまり、この式(B)からも分かるように、摩擦ダンパ200の減衰力Eは、ドラム回転周波数に依存しない。このため、その減衰力Eは脱水起動時の低いドラム回転周波数から、高いドラム回転周波数まで変化することがないという特性を有し、この特性だけを鑑みるとドラム回転周波数が変化する前記ドラム式洗濯機のサスペンションとしては好適である。
しかしながら、前記摩擦ダンパ200は、シャフト205の相対的な往復動により発生する円周方向の荷重を前記摩擦部材206の外周面のみで支える構造であるため、摩擦部材206の摩耗が発生しやすく耐久性が低いという問題があった。更に、摩擦部材206とシリンダ202内に密閉された空気が空気ばねとして動作し、時にその特性が不安定となってしまう場合があった。これを解消するために、空気を逃がすための空気孔(図示せず)をシリンダ202に形成してもよいが、この場合、孔の存在により強度が低下するという新たな問題が生じていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、特性が安定すると共に、ドラム回転周波数に拘わらずに振幅に応じた正確な減衰力が得られ、加えてがたつき抑制をも兼ね備えたサスペンションを有するドラム式洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機は、ドラムを収容する水槽を防振支持するサスペンションを有したドラム式洗濯機において、前記サスペンションは、筒状をなす軸受支持部材と、この軸受支持部材の内部に支持固定された軸受と、この軸受に相対的に直線往復動可能に支持されたシャフトと、このシャフトの外周に嵌合され、そのシャフトが相対的に往復動することによる当該シャフトとの摩擦力により前記水槽の振幅を減衰させる筒状の弾性体からなる摩擦部材とを具備し、前記摩擦部材は、軸方向へ圧縮された状態で前記軸受支持部材内に組込まれていることを特徴とする(請求項1の発明)。
この構成によれば、減衰力は、シャフトと摩擦部材との摩擦力に依存するため、ドラム回転周波数に拘らず正確な減衰力を得ることができると共に、往復動するシャフトが軸受に支持されているため、特性が安定し、サスペンション自体の耐久性をも向上させることができる。更に、弾性体からなる摩擦部材を軸方向に圧縮させて軸受支持部材内に組込むことにより当該摩擦部材から弾性反発力が得られるので、この弾性反発力により軸受支持部材内における各部品同士を押圧し、以ってがたつきを抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、特性が安定すると共に、ドラム回転周波数に拘わらずに振幅に応じた正確な減衰力が得られ、加えてがたつき抑制をも兼ね備えたサスペンションを有するドラム式洗濯機を得ることができるという優れた効果を奏する。
<第1の実施例>
以下、本発明の第1の実施例を図1〜図5を参照して説明する。
まず、図3を参照してドラム式洗濯機(以下、単に洗濯機と称する。)1の全体的概略を説明すると、この洗濯機1は、外殻を形成する矩形筒状の外箱2と、上面に操作パネル等(図示せず)を有するトップカバー3と、外箱2の下面に被着された台板4等とを備えている。
外箱2内には、貯水可能な円筒状の水槽5が配設され、この水槽5内部には水平軸周りに回転可能なドラム6が収容されている。水槽5の底板5aと、外箱2下面における台板4の端部4aとの間には、複数(例えば、2本)のサスペンション7が設けられており、これにより前記水槽5が前記外箱2の台板4に防振支持されるようになっている。なお、前記サスペンション7の具体構成等は後述する。
前記ドラム6は、周知のように周壁に複数の孔(図示せず)が形成された全体としては円筒状をなすものであり、水槽5の外壁に設けられた周知のダイレクトドライブモータ8により回転駆動される。これにより、洗濯物(図示せず)に対して洗濯運転や脱水運転等が行われるものである。また、前記トップカバー3には、蓋3aが開閉自在に設けられており、この蓋3aの開放状態で洗濯物がドラム6内へ投入可能となるように構成されている。
前記水槽5を防振支持する前記サスペンション7は、図1に示すように、筒状をなす軸受支持部材に相当するシリンダ9を有している。シリンダ9の一端部9aは、図3にも示すように、水槽5の底板5aに、第1防振材10等を介してナット11で固定されており、水槽5と共に上下方向に振動するようになっている。一方、シリンダ9の他端部9bにおいて、その外周にはシリンダ側ばね受け部12が設けられると共に、前記他端部9bの内部には一対の軸受13、14が、互いが軸方向へ離間するように配設されている。この軸受13、14は、例えば焼結含油メタル(いわゆる軸受合金)とメタル圧入用金属(いわゆる裏金)とから構成されるものであり、その軸方向両側の外周部には、それぞれ傾斜面15が全周に亘るように形成されている。軸受13、14のうち、上側(図1及び図3中、上側)の軸受13は、当該軸受13の上側(図1及び図3中、上側)の傾斜面15がシリンダ9のくびれ部16に当接することによってシリンダ9内にて位置決めされている。更に、下側(図1及び図3中、下側)の軸受14は、当該軸受14の下側(図1及び図3中、下側)の傾斜面15がシリンダ9のかしめ部17に当接することによって、同じくシリンダ9内に位置決めされる構成となっている。
これら一対の軸受13、14の間には、筒状をなす一対のケース18、19が前記両軸受13、14に挟まれるように、且つシリンダ9の内周面に嵌合されるようにそれぞれ配設されている。ケース18、19においては、その周辺部の拡大図を示す図2のように、それぞれの軸受13、14と接触する側の外周部に嵌合凸部20が設けられている。この嵌合凸部20は、軸受13、14の傾斜面15にそれぞれ嵌合(上側の軸受13においては、傾斜面15と、ケース18の嵌合凸部20とが嵌合し、下側の軸受14においては、傾斜面15と、ケース19の嵌合凸部20とがそれぞれ嵌合するものである。)するように構成されている。両ケース18、19の向い合ったそれぞれの先端部21は、互いに上下方向から当接することにより隙間を存しない状態となっている。また、ケース18、19の内周面には、後述する摩擦部材22と嵌合するための嵌合面23と、同じく後述するシャフト24と協働して潤滑剤を保持するための油溜部25がそれぞれ形成されている。
洗濯機1の台板4の端部4aには、前記シリンダ9と共にサスペンション7を構成するシャフト24の一端部24aが、不動状態に且つ前記シリンダ9と軸方向へ一致するように、第2防振材26等を介してナット27で固定されている(図3参照)。シャフト24の他端部24bは、図1に示すように、前記軸受13、14を介してシリンダ9内へ挿通され、その先端部付近で且つ前記一対のケース18、19の間に位置する箇所には、前記シャフト24の外周(外周面)28と摺動可能な、前述した摩擦部材22が嵌合されている。この摩擦部材22は弾性体として、例えば合成ゴムからなり、全体としては筒状に構成されている。摩擦部材22において、その軸方向両側の外周部には、傾斜面をなす当接面29(図2も参照)が形成されており、この当接面29は、前記ケース18、19の形成された嵌合面23と当接することにより嵌合されるようになっている。
摩擦部材22においてシャフト24と摺動する箇所、つまりは内周(内周面)30には摩耗防止用の潤滑剤が塗布されると共に、前述したケース18、19に形成された油溜部25(シャフト24と共に協働して区画している。)にも潤滑油が一定量だけ貯留されている。この潤滑剤は、粒子径が数μm程度である、例えばモリブデン(MnO2)入りのものが好適である。この理由は、摩擦部材22の内周30とシャフト24の外周28とは巨視的にみると互いの空隙はほとんどないが、微視的に見ると摺動面には僅かながらの凹凸が存在するためである。つまり、前記モリブデンはその粒子径が極小であるため、摺動面の凹凸の空隙に入り込んで摩耗防止効果を発揮するのである。
シャフト24の前記一端部24a付近の外周には、図1に示すように、シャフト側ばね受け部31が、前記シリンダ側ばね受け部12と軸方向に対向するように設けられている。そして、このシャフト側ばね受け部31と、前記シリンダ9のシリンダ側ばね受け部12との間で且つシリンダ9とシャフト24との外周にはコイルばね32が伸縮自在に配設されている。これにより、前記シリンダ9とシャフト24とは、つまり前記水槽5と台板4とは平時において一定距離離間(図3参照)するよう構成されている。
次に、上記のように構成されたサスペンション7の組付け順を図4を参照しながら説明する。なお、図4においては説明の都合上、シリンダ側ばね受け部12、シャフト側ばね受け部31、コイルばね32の図示はそれぞれ省略している。
まず、図4(a)に示すように、シャフト24の先端から軸受13、ケース18、摩擦部材22を挿通し、それから更にケース19、軸受14を挿通した後に、シャフト24の先端にワッシャ33を介在させてからボルト34にてボルト締めを行い、これにより前記各部品の抜け止めを行う。次に、各部品をワッシャ33側に軽く押さえて密状態としてから、これを、シリンダ9の他端部9bに対して軸方向に一致するように対向配置する。このとき、軸受13、14のそれぞれの傾斜面15にはケース18、19のそれぞれの嵌合凸部20が嵌合するようになると共に、ケース18、19のそれぞれの嵌合面23には摩擦部材22のそれぞれの当接面29が当接することにより嵌合されるようになる。また、両ケース18、19は摩擦部材22を外側から覆うように位置しており、摩擦部材22が圧縮されていない自由状態では、前記両ケース18、19の向い合ったそれぞれの先端部21は、互いに所定距離(図4中、ΔX)だけ離間している。この段階におけるシリンダ9は、くびれ部16やかしめ部17は設けられておらず、単なる円筒状をなすものである。なお、前記所定距離のΔXは、例えば両ケース18、19の軸方向長さを足した長さに対して、2〜3%の長さである。
この状態から、シリンダ9に前記各部材を備えたシャフト24を挿入した後、まずシリンダ9にくびれ部16を形成し、このくびれ部16に対して軸受13の傾斜面15を当接させて軸受13の位置決めを行う。そして、この状態で、ケース18、19の先端部同士が当接するまで各部品同士を軸方向、つまりくびれ部16側へ強く押圧することにより、摩擦部材22を圧縮し、これにより摩擦部材22から弾性反発力を得て、以って各部品間に隙間がないようにさせる。その後、図4(b)に示すように、シリンダ9の他端部9bをかしめ、これにより当該シリンダ9に軸受14の傾斜面15に対して当接するようなかしめ部17を形成し、以ってシリンダ9内に各部品を組み込むようにする。
なお、くびれ部16とかしめ部17とは、上記のように別々に形成する必要はなく、同時に形成してもよい。この場合、予め摩擦部材22をケース18、19の先端部同士が当接するまで押圧して圧縮し、この状態のままでシリンダ9に挿入してくびれ部16とかしめ部17とを同時に形成するものである。
ここで、以上のように構成されるサスペンション7を備えたドラム式洗濯機において、運転が開始されることに伴い、水槽5(図3参照)が上下方向に振動すると、これと連動してシリンダ9も前記コイルばね32の伸縮を伴いながら軸方向に往復動(上下方向に振動)し、シリンダ9内をシャフト24が相対的に往復動するようになる。これにより、シャフト24と摩擦部材22との摩擦による減衰力が発生する。
このときのサスペンション7の作用を図5を参照して説明する。なお、シャフト24の振幅や振動の周期等は洗濯物の量等によって一定でなく、これに伴い減衰力の大きさや方向は常に変化する。従って、説明の便宜上、図5では、摩擦部材22とシャフト24との摺動により発生する減衰力のみ図示して説明し、更にシャフト24の振幅及び振動の周期は常に一定であるものとする。
まず、摩擦部材22が両軸受13、14の中心に位置している状態からシャフト24が、例えばシリンダ9に対して相対的に往動(図1、図3中、上方向への移動)し始めたとすると、これに伴い摩擦部材22の内周が往動するシャフト24の外周28と摺動し、シャフト24が摩擦部材からクーロン摩擦力を受け、これにより減衰力が発生する。このとき、摩擦部材22はシャフト24との摩擦によって上方へ引き摺られるような力を受け、これにより摩擦部材22の当接面29がケース18の嵌合面23に強く当接されるようになり、以って摩擦部材22の上方が径方向にすぼむようになる。
これに伴いシャフト24が摩擦部材22から更に強いクーロン摩擦力を受けることに基づいて急激に減衰力(以下、往動方向と逆方向に働く減衰力を正減衰力と称する。図5中、横軸よりも上の領域)が発生(図5中、A地点)する。そして、シャフト24の往動が更に進むと、前記正減衰力は上がり続けるが、やがて摩擦部材22の当接面29がケース18の嵌合面23に当接される力が一定(シャフト24の上方への移動が一定になるため)となるので、前記正減衰力は一定値(図5中、B地点)に落ち着き、前記シャフト24の往動が停止するまでの間、前記一定値の減衰力を保持するようになる。
時間の経過と共にシャフト24の往動が停止すると、その時点で正減衰力は急激に減少してなくなり(図5中、C地点)、それからシャフト24が相対的に復動(図1、図3中、下方向への移動)し始めると、これに伴い摩擦部材22とシャフト24とが前記方向とは逆方向に摺動し、前記正減衰力と同様な作用によって急激に負減衰力(以下、正減衰力と逆方向の減衰力を負減衰力と称する。)が発生(図5中、D地点)する。
シャフト24の復動が更に進むと、前記負減衰力は上がり続けるが、前記正減衰力と同様にやがて一定値(図5中、E地点)に落ち着き、前記シャフト24の復動が停止するまでの間、前記一定値の減衰力を保持する。そして、シャフト24の復動が停止すると、その時点で負減衰力は急激に減少してなくなる(図5中、F地点)。その後は、シャフト24は前記A地点に戻り同じ作用、或いは水槽5の挙動によっては逆の作用を繰り返すものである。
以上のように、本実施例のドラム式洗濯機において、まずサスペンション7は、その減衰力をシャフト24と摩擦部材22との摩擦力に起因させるようにした。このため、ドラム6の回転周波数に拘わらず、振幅に応じた適当な減衰力を常時えることができる。更に、摩擦部材22には、潤滑剤が塗布されているため、シャフト24と過度な摩擦を起しにくく、これにより安定した減衰力が得られると共に、摩擦部材22が摩耗することを防止できる。
また、シャフト24を一対の軸受13、14で支持する構成とした。このため、水槽5の振幅の荷重を一対の軸受13、14にて分散して受けられると共に、これら軸受13、14自体が摩耗し難く構成されているので、特性が安定すると共に、耐久性を有するサスペンション7とすることができる。また、シリンダ9内を、当該シリンダ9の内径と略同じ外径をなす、いわゆるピストンバルブ(従来例の図13や図15参照)が往復動するのではなく、シャフト24が往復動するため、シリンダ9内で圧縮される空気体積を極力小さくでき、空気ばね効果を低減させて減衰力を安定化させることができる。
また、シャフト24の先端において、ケース18、19の先端部21同士が当接するまで摩擦部材22を圧縮した状態で前記シャフト24をシリンダ9内に組み込むように構成した。このため、摩擦部材22からの弾性反発力により、上側(図1及び図3中、上側)のケース18及び軸受13はそれぞれ上側に付勢され、下側(図1及び図3中、下側)ケース19及び軸受14はそれぞれ下側(図1中、下側)に付勢されるので、各部品間の軸方向の隙間が存しないようになり、当該各部品の軸方向のがたつきがなくなり、結果としてサスペンション7のがたつきを抑制することができる。
また、軸受13、14に傾斜面15を形成し、ケース18、19に前記傾斜面15と嵌合する嵌合凸部20をそれぞれ形成したので、ケース18、19の径方向のがたつきも抑制でき、延いては摩擦部材22のがたつきも確実に抑制することができる。
また、ケース18、19にはそれぞれ嵌合面23を形成し、摩擦部材22には前記嵌合面23と嵌合する当接面29を形成した。このため、シャフト24の上下動によって摩擦部材22が引き摺られて、前記当接面29が嵌合面23に当接して嵌合することにより摩擦部材22を径方向へすぼめることができるので、シャフト24は、より強い摩擦力、つまり減衰力を得ることができる。
なお、サスペンション7において、摩擦部材22の長さは、水槽5の振幅、シャフト24の長さ、或いは抑制の対象とする振幅のタイミング等に応じて、要旨を逸脱しない範囲ならば適宜変更、調整が可能である。更に、摩擦部材22の圧縮度合いは、つまりはケース18、19の先端部21同士の離間距離であるΔXは、要求する摩擦力の大きさ等に応じて適宜変更することができることは言うまでもない。
<第2の実施例>
次に、本発明の第2の実施例を図6を参照して説明する。なお、上記第1の実施例と同様な箇所には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施例のサスペンション40には、ケース18、19の代わりに波型ワッシャ41、42が配設されている。この波型ワッシャ41、42は、ドーナツ状の円板をなすものであり、上側(図6中、上側)の波型ワッシャ41は下方への、下側(図6中、下側)の波型ワッシャ42は上方への付勢力を有している。なお、図6では、説明の都合上、両波型ワッシャ41、42の断面は、単なる板状としている。
この構成によれば、波型ワッシャ41、42にも弾性力があるから、シリンダ9内の各部品の軸方向のがたつきを一層良好に防止できる。
なお、上記第1及び第2の実施例においては、対象とする洗濯機をドラム6が横型のドラム式洗濯機1としたが、ドラムは縦型であってもよい。
本発明の第1の実施例を示すもので、サスペンションの破断側面図 要部を拡大して示す縦断側面図 ドラム式洗濯機の破断側面図 サスペンションの組立工程を示すもので、(a)は組立前の破断側面図、(b)は組立後の破断側面図 シャフトの変位と減衰力との関係を示す図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 第1の従来例を示す縦断側面図 従来のサスペンションにおいて、減衰力とドラム回転周波数との関係を示す図 第2の従来例を示す図7相当図
符号の説明
図面中、1はドラム式洗濯機、5は水槽、6はドラム、7はサスペンション、9はシリンダ(軸受支持部材)、13、14は軸受、15は傾斜面、18、19はケース、20は嵌合凸部、21は先端部、22は摩擦部材、24はシャフト、40はサスペンションである。

Claims (3)

  1. ドラムを収容する水槽を防振支持するサスペンションを有したドラム式洗濯機において、
    前記サスペンションは、
    筒状をなす軸受支持部材と、
    この軸受支持部材の内部に支持固定された軸受と、
    この軸受に相対的に直線往復動可能に支持されたシャフトと、
    このシャフトの外周に嵌合され、そのシャフトが相対的に往復動することによる当該シャフトとの摩擦力により前記水槽の振幅を減衰させる筒状の弾性体からなる摩擦部材とを具備し、
    前記摩擦部材は、軸方向へ圧縮された状態で前記軸受支持部材内に組込まれていることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記摩擦部材の軸方向両側には、前記摩擦部材を外側から覆う筒状をなすケースがそれぞれ配設され、
    前記摩擦部材が圧縮されていない自由状態のときには、両ケースの向い合った先端部が所定距離だけ離間し、組立時に摩擦部材が軸方向へ圧縮されることに伴い、両ケースの向い合った先端部同士が当接することを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記軸受の外周部には傾斜面が形成され、前記ケースの前記軸受と接触する側の外周部に、前記傾斜面に嵌合する嵌合凸部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のドラム式洗濯機。

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