JP2006120958A - 光増幅装置並びにその製造方法及び修理方法 - Google Patents

光増幅装置並びにその製造方法及び修理方法 Download PDF

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純也 前田
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Abstract

【課題】 効率的な製造を行うことができ、修理の作業性も良好である光増幅装置を提供する。
【解決手段】光増幅装置100は、信号光を増幅するプリアンプユニット110が基板上に設けられた第1基板210と、プリアンプユニット110で増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニット120が基板上に設けられた第2基板220と、を備える。第1及び第2基板210,220は、ユニット設置面同士が対峙するように設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、信号光を増幅するプリアンプユニットが基板上に設けられた第1基板と、プリアンプユニットで増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニットが基板上に設けられた第2基板と、を備えた光増幅装置並びにその製造方法及び修理方法に関する。
光通信において、信号光を長距離伝送するためには、所定距離毎に光増幅装置を設けることが必要である。そして、かかる光増幅装置について種々の技術開発が行われている(特許文献1及び2参照)。
特開2004−179394号公報 特開2004−111778号公報
光増幅装置としては、エルビウムドープファイバ(以下「EDF」という。)を用いたものが広く用いられている。また、高利得を得ることを目的として、多段にEDFが設けられたものや、EDFとダブルクラッドファイバが連続して設けられたものように、プリアンプとブースターとが連設されたものがある。
ところで、上記のようにプリアンプとブースターとが連設された光増幅装置において、単一基板上に、プリアンプ及びブースターが設けられていたのでは、同じような構成のものを別々の工程で作製しなければならず、生産性の面で効率的でないという問題がある。また、光増幅装置を修理するときに、基板上のプリアンプ及びブースターから故障部分を特定して修理を行わなければならず、修理の作業性が悪いという問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効率的な製造を行うことができ、修理の作業性も良好である光増幅装置並びにその製造方法及び修理方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の光増幅装置は、信号光を増幅するプリアンプユニットが基板上に設けられた第1基板と、該プリアンプユニットで増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニットが基板上に設けられた第2基板と、を備え、
上記第1及び第2基板は、ユニット設置面同士が対峙するように設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、プリアンプユニットを基板上に設けた第1基板及びブースターユニットを基板上に設けた第2基板をそれぞれ別々に作製し、それらをユニット設置面同士が対峙するように配設することで製造することができる。従って、プリアンプユニットを第1基板上に設ける工程とブースターユニットを第2基板上に設ける工程とを並行して行い、後の工程でそれらを組み合わせて製造することができるので、装置の効率的な製造を行うことができる。
また、プリアンプユニットが設けられたままの第1基板とブースターユニットが設けられたままの第2基板とを別々に分離して修理を行うことができる。従って、故障個所がプリアンプユニットなのか、ブースターユニットなのかの特定を容易に行うことができ、必要があれば、ユニットごと、或いは、基板ごと取り替えることもできるので、修理の作業性も良好なものとなる。
さらに、第1及び第2基板のユニット設置面同士が対峙した構造なので、単一基板上にプリアンプ及びブースターの両方が設けられたものに比べ、装置のコンパクト化を図ることができる。
本発明の光増幅装置では、上記第1及び第2基板は、前者が蓋で且つ後者が筐体本体である筐体を構成しているものであってもよい。
上記の構成によれば、第1及び第2基板自体が筐体を構成しているので、第1及び第2基板を収容するための筐体が必要でなく、そのため部品点数の低減を図ることができる。
また、光増幅で用いられる光の波長は人体への悪影響が懸念されるものであるが、上記の構成によれば、故障時等に光増幅動作中の光が漏れても、外部にその光が出射するを抑えることができ、漏れ光による人体への悪影響を回避することができる。
この場合、上記蓋である第1基板が上記筐体本体である第2基板に開閉可能に取り付けられているものであってもよい。
本発明の光増幅装置では、上記第1基板に設けられた第1巻回部と、上記第2基板に設けられた第2巻回部と、該第1及び第2基板間を渡って該第1巻回部と該第2巻回部とを連結する連結部と、からなる光ファイバ部材を有しており、上記第1基板の正面視での上記第1巻回部の巻回方向と上記第2基板の正面視での上記第2巻回部の巻回方向とが逆方向であるものであってもよい。
上記の構成によれば、第1基板と第2基板とを対峙させたときに、第1巻回部と第2巻回部とが同じ巻回方向となるので、それらを連結する連結部に無理な曲げ変形が加えられて断線等の故障が生じるのを抑えることができる。
本発明の光増幅装置では、上記ブースターユニットは光増幅素子を有しており、上記第2基板には、上記光増幅素子を冷却するための冷却手段が設けられているものであってもよい。
上記の構成によれば、高温に昇温するブースターユニットの光増幅素子の冷却が行われるので、光増幅素子の熱による故障が発生するのを抑えることができる。ここで、上記冷却手段は、例えば、ヒートシンクやヒートパイプである。
本発明の光増幅装置では、上記第1及び第2基板は、少なくとも一方が金属で形成されているものであってもよい。
上記の構成によれば、第1及び第2基板の少なくとも一方が金属で形成されているので、プリアンプユニット、或いは、ブースターユニットが昇温しても、その熱を基板を介して効率的に放熱することができ、それによってそれらの熱による故障の発生を抑制することができる。
本発明の光増幅装置では、上記ブースターユニットは、光増幅素子としてダブルクラッドファイバを有しているものであってもよい。
本発明によれば、プリアンプユニットを基板上に設けた第1基板及びブースターユニットを基板上に設けた第2基板をそれぞれ別々に作製し、それらをユニット設置面同士が対峙するように配設することで製造することができるので、装置の効率的な製造を行うことができる。
また、プリアンプユニットが設けられたままの第1基板とブースターユニットが設けられたままの第2基板とを別々に分離して修理を行うことができるので、修理の作業性も良好なものとなる。
さらに、第1及び第2基板のユニット設置面同士が対峙した構造なので、装置のコンパクト化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜4は、本発明の実施形態に係る光増幅装置100の構成を示す。
この光増幅装置100は、入力される信号光を増幅するプリアンプユニット110と、プリアンプユニット110で増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニット120と、ブースターユニット120で増幅された信号光を分配する分岐ユニット130と、を備えている。
プリアンプユニット110は、前方側から後方側に向かって、信号光入力部INに接続された第1アイソレータ111、第1励起光源(LD)112が接続されたWDMカプラ113、エルビウム(Er)ドープファイバ(以下「EDF」という。)114及び第2アイソレータ115が順に直列に接続された構成となっている。なお、EDF114は、コアにエルビウムがドープされたファイバ長が約10mの光ファイバの光増幅素子である。また、EDF114の代わりにネオジム(Nd)ドープファイバ(NDF)やイッテリビウム(Yb)ドープファイバ(YDF)の他の希土類元素ドープファイバを用いてもよい。
プリアンプユニット110において、信号光入力部INに信号光が入力されると、信号光が第1アイソレータ111を介してWDMカプラ113に入力される。一方、第1励起光源112からの励起光もWDMカプラ113に入力される。そして、WDMカプラ113に入力された信号光及び励起光が合波されて出力され、それがEDF114に入力される。EDF114では、励起光がエルビウムを励起状態にし、その誘導放出によって信号光を増幅する。増幅された信号光は第2アイソレータ115を介してブースターユニット120に出力される。
ブースターユニット120は、前方側から後方側に向かって、ダブルクラッドファイバ121、多数の第2励起光源(LD)122が接続されたバンドル123及び第3アイソレータ124が順に直列に接続された構成となっている。なお、ダブルクラッドファイバ121は、エルビウム(Er)等の希土類元素がドープされたファイバ中心のコアと、コアを被覆する第1クラッドと、第1クラッドを被覆する第2クラッドと、を備えたファイバ長が約10mの光ファイバの光増幅素子である。そして、コアは、プリアンプユニット110からの信号光が入力されるように前方端がプリアンプユニット110の後方端に接続されており、後方端がバンドル123の中心の光ファイバに接続されている。第1クラッドは、後方端が励起光入力部となっており、その励起光入力部に複数の第2励起光源122が接続されたバンドル123の光ファイバが接続されている。
ブースターユニット120において、プリアンプユニット110から出力された増幅された信号光がダブルクラッドファイバ121のコアに入力される。一方、複数の第2励起光源122からの励起光がダブルクラッドファイバ121の第1クラッドに入力される。ダブルクラッドファイバ121では、励起光が第1クラッドと第2クラッドとの界面で反射を繰り返しながらコア及び第1クラッド内を進行し、コアを通過するときに希土類元素を励起状態にし、その誘導放出によって信号光をさらに増幅する。さらに増幅された信号光は第3アイソレータ124を介して分岐ユニット130に出力される。
分岐ユニット130は、前方側から後方側に向かって、各々が入力部1ポート及び出力部2ポートを有する複数のカプラ131により鳥趾状に分岐してそれぞれが信号光出力部OUTに接続された構成となっている。
分岐ユニット130において、ブースターユニット120から出力されたさらに増幅された信号光がカプラ131によって複数の信号光出力部OUTに分配されてそれぞれから出力される。
この光増幅装置100では、以上のプリアンプユニット110、ブースターユニット120及び分岐ユニット130が筐体200に収容された構成となっている。
次に、筐体200へのプリアンプユニット110、ブースターユニット120及び分岐ユニット130の収容形態について図4に基づいて説明する。なお、図4の正面視を基準として上下方向を特定する。
筐体200は、ステンレス等の金属製であって、底面が長方形の浅底の直方体形状に形成されており、上面部分が蓋(第1基板)210に且つその他の上方に開口した容器部分が筐体本体(第2基板)220にそれぞれ構成され、蓋210が一方の長辺を軸として筐体本体220に開閉可能に蝶番で取り付けられたものとなっている。また、蓋210は、ネジ留め等により筐体本体220に開閉不能に固定できるようにもなっている。さらに、筐体本体220の下側の側面の一方には、蓋取付側と逆側にU字状の欠損部が形成されており、蓋210を閉じたときに信号光入力部IN及び信号光出力部OUTにそれぞれ接続されたリード光ファイバを外部に引き出すためのファイバ挿通孔221が形成されるようになっている。
この筐体200には、プリアンプユニット110が蓋210の裏面上、つまり、内側に設けられており、ブースターユニット120及び分岐ユニット130が筐体本体220の底面上に設けられており、蓋210を閉じたときに、ユニット設置面同士が対峙するようになっている。
蓋210の裏面上に設けられたプリアンプユニット110は、一端が信号光入力部INに接続されたリード光ファイバがファイバ挿通孔221に対応して下側から蓋210の裏面上に載って真っ直ぐに延び、他端が蓋210の長辺に沿って設けられたロッド状の第1アイソレータ111の入力ポートに接続されている。第1アイソレータ111の出力ポートにはリード光ファイバの一端が接続されており、そのリード光ファイバは、蓋210の裏面の上側約3分の2の部分を占めて、競技場トラック状の軌跡を形成するように正面視で反時計回りに一周敷設され、他端がWDMカプラ113の入力ポートに接続されている。WDMカプラ113の出力ポートにはEDF114の一端が接続されており、そのEDF114は、上記競技場トラック状の軌跡を形成するように正面視で反時計回りに複数周敷設され(ファイバ長約10m)、他端が第1アイソレータ111と並んで設けられたロッド状の第2アイソレータ115の入力ポートに接続されている。第2アイソレータ115の出力ポートにはEDF製リード光ファイバO1の一端が接続されており、そのEDF製リード光ファイバO1は、上記競技場トラック状の軌跡を形成するように正面視で反時計回りに半周敷設され、蓋210の筐体本体220への取付部を渡って筐体本体220へと延びている。また、第1励起光源112は、蓋210の裏面の下側部分に、第1励起光源112から真っ直ぐに延びるリード光ファイバが上記競技場トラック状の軌跡の接線を形成するように蓋210の側辺に対して傾いて設けられている。なお、リード光ファイバ(含EDF製リードファイバO1)は、所定間隔毎に、光ファイバ単体、或いは、光ファイバ束を単位として蓋210の裏面上に取付具で取付固定され、また、第1アイソレータ111、WDMカプラ113、第2アイソレータ115及び第1励起光源112も取付具で蓋210の裏面上に取付固定されている。
筐体本体220へと延びたEDF製リード光ファイバO2,O3は、筐体本体220のほぼ中央の蓋取付部側の部分に、正面視で時計回りに円形状を形成するように複数周敷設され、他端がブースターユニット120に接続されている。ここで、競技場トラック状の軌跡を形成するように正面視で反時計回りに半周敷設されたEDF製リード光ファイバO1、それに連続して蓋210から筐体本体220に延びたEDF製リード光ファイバO2、及び、それに連続して正面視で時計回りに円形状を形成するように複数周敷設されたEDF製リード光ファイバO3からなるEDF製リード光ファイバは、それぞれが第1巻回部、連結部、及び、第2巻回部に相当した光ファイバ部材と捉えることができる。そして、EDF製リード光ファイバの第1巻回部に相当する部分の巻回方向と第2巻回部に相当する部分の巻回方向とが逆方向である。従って、蓋210を閉めたときに、EDF製リード光ファイバの第1巻回部に相当する部分の巻回方向と第2巻回部に相当する部分の巻回方向とが同じになるので、それらを連結する連結部に相当する部分に無理な曲げ変形が加えられて断線等の故障が生じるのを抑えることができる。
筐体本体220に収容されたブースターユニット120は、EDF製リード光ファイバの他端がダブルクラッドファイバ121の一端に融着接続されている。ダブルクラッドファイバ121もまた、EDF製リード光ファイバと同様、筐体本体220のほぼ中央の蓋取付部側とは反対側の部分に、正面視で時計回りに円形状を形成するように複数周巻かれて設けられ(ファイバ長約10m)、他端が円形状に巻かれたダブルクラッドファイバ121の上側に筐体本体220の短辺に沿って設けられたバンドル123の中心のリード光ファイバの一端に接続されている。そのリード光ファイバは、筐体本体220内を周回し、他端がバンドル123の上側に設けられた第3アイソレータ124の入力ポートに接続されている。第3アイソレータ124の出力ポートにはリード光ファイバが接続されており、そのリード光ファイバは分岐ユニット130(図4に示さず)に接続されている。各第2励起光源122は、筐体本体220の下側部分に、第2励起光源122から延びるリード光ファイバが接続されるバンドル123の光ファイバに対して曲率半径の小さい曲げ形状を形成しないように筐体本体220の側辺に対して傾いて設けられている。なお、ダブルクラッドファイバ121、バンドル123、第3アイソレータ124及び第2励起光源122は筐体本体220の底面上に取付具で取付固定されている。
筐体本体220に収容された分岐ユニット130は、カプラ131で分岐された複数のリード光ファイバが筐体本体220内を周回して設けられ、ファイバ挿通孔221から引き出されてそれぞれ信号光出力部OUTに接続されている。
また、筐体本体220の底には、ダブルクラッドファイバ121を冷却するためのヒートシンク或いはヒートパイプの冷却手段230が設けられている。これにより、高温に昇温するブースターユニット120のダブルクラッドファイバ121の冷却が行われるので、その熱による故障が発生するのを抑えることができる。しかも、筐体200を構成する蓋210及び筐体本体220が金属で形成されているので、熱伝導率が高く、プリアンプユニット110、或いは、ブースターユニット120が昇温しても、その熱を筐体200を介して効率的に放熱することができ、それによってもそれらの熱による故障の発生を抑制することができる。
以上の構成の光増幅装置100によれば、プリアンプユニット110を裏面上に設けた蓋210及びブースターユニット120を底面上に設けた筐体本体220をそれぞれ別々に作製し、それらをユニット設置面同士が対峙するように配設することで製造することができる。従って、プリアンプユニット110を蓋210の裏面上に設ける工程とブースターユニット120を筐体本体220の底面上に設ける工程とを並行して行い、後の工程でそれらを組み合わせて製造することができるので、装置の効率的な製造を行うことができる。
また、プリアンプユニット110が設けられたままの蓋210とブースターユニット120が設けられたままの筐体本体220とを別々に分離して修理を行うことができる。従って、故障個所がプリアンプユニット110なのか、ブースターユニット120なのかの特定を容易に行うことができ、必要があれば、ユニットごと、或いは、蓋210又は筐体本体220ごと取り替えることもできるので、修理の作業性も良好なものとなる。
さらに、蓋210及び筐体本体220のユニット設置面同士が対峙した構造なので、単一基板上にプリアンプ及びブースターの両方が設けられたものに比べ、装置のコンパクト化を図ることができる。
また、プリアンプユニット110が設けられた蓋210とブースターユニット120が設けられた筐体本体220が筐体200を構成しているので、筐体単体が必要でなく、そのため部品点数の低減を図ることができる。加えて、光増幅で用いられる光の波長は人体への悪影響が懸念されるものであるが、筐体200があるので、故障時等に光増幅動作中の光が漏れても、外部にその光が出射するを抑えることができ、漏れ光による人体への悪影響を回避することができる。
なお、上記実施形態では、ブースターユニット120にダブルクラッドファイバ121が設けられた構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、プリアンプユニット110のEDF114よりもファイバ長の長いEDFが設けられた構成等であってもよい。
本発明は、信号光を増幅するプリアンプユニットが基板上に設けられた第1基板と、プリアンプユニットで増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニットが基板上に設けられた第2基板と、を備えた光増幅装置並びにその製造方法及び修理方法について有用である。
本発明の実施形態に係る光増幅装置のブロック図である。 本発明の実施形態に係る光増幅装置の外観の斜視図である。 本発明の実施形態に係る光増幅装置の蓋を開けた状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係る光増幅装置の蓋を開けた状態の平面図である。
符号の説明
100 光増幅装置
110 プリアンプユニット
111 第1アイソレータ
112 第1励起光源
113 WDMカプラ
114 エルビウム(Er)ドープファイバ(EDF)
115 第2アイソレータ
120 ブースターユニット
121 ダブルクラッドファイバ
122 第2励起光源
123 バンドル
124 第3アイソレータ
130 分岐ユニット
131 カプラ
200 筐体
210 蓋
220 筐体本体
221 ファイバ挿通孔
230 冷却手段
IN 信号光入力部
OUT 信号光出力部
O1〜O3 EDF製リード光ファイバ

Claims (10)

  1. 信号光を増幅するプリアンプユニットが基板上に設けられた第1基板と、該プリアンプユニットで増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニットが基板上に設けられた第2基板と、を備え、
    上記第1及び第2基板は、ユニット設置面同士が対峙するように設けられていることを特徴とする光増幅装置。
  2. 請求項1に記載された光増幅装置において、
    上記第1及び第2基板は、前者が蓋で且つ後者が筐体本体である筐体を構成していることを特徴とする光増幅装置。
  3. 請求項2に記載された光増幅装置において、
    上記蓋である第1基板が上記筐体本体である第2基板に開閉可能に取り付けられていることを特徴とする光増幅装置。
  4. 請求項1に記載された光増幅装置において、
    上記第1基板に設けられた第1巻回部と、上記第2基板に設けられた第2巻回部と、該第1及び第2基板間を渡って該第1巻回部と該第2巻回部とを連結する連結部と、からなる光ファイバ部材を有しており、
    上記第1基板の正面視での上記第1巻回部の巻回方向と上記第2基板の正面視での上記第2巻回部の巻回方向とが逆方向であることを特徴とする光増幅装置。
  5. 請求項1に記載された光増幅装置において、
    上記ブースターユニットは、光増幅素子を有しており、
    上記第2基板には、上記光増幅素子を冷却するための冷却手段が設けられていることを特徴とする光増幅装置。
  6. 請求項5に記載された光増幅装置において、
    上記冷却手段は、ヒートシンク又はヒートパイプであることを特徴とする光増幅装置。
  7. 請求項1に記載された光増幅装置において、
    上記第1及び第2基板は、少なくとも一方が金属で形成されていることを特徴とする光増幅装置。
  8. 請求項1に記載された光増幅装置において、
    上記ブースターユニットは、光増幅素子としてダブルクラッドファイバを有していることを特徴とする光増幅装置。
  9. 信号光を増幅するプリアンプユニットが基板上に設けられた第1基板と、該プリアンプユニットで増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニットが基板上に設けられた第2基板と、を備えた光増幅装置の製造方法であって、
    プリアンプユニットを基板上に設けた第1基板及びブースターユニットを基板上に設けた第2基板をそれぞれ別々に作製し、該第1及び第2基板をユニット設置面同士が対峙するように配設することを特徴とする光増幅装置の製造方法。
  10. 信号光を増幅するプリアンプユニットが基板上に設けられた第1基板と、該プリアンプユニットで増幅された信号光をさらに増幅するブースターユニットが基板上に設けられた第2基板とが、ユニット設置面同士が対峙するように設けられた光増幅装置の修理方法であって、
    上記プリアンプユニットが設けられたままの上記第1基板と上記ブースターユニットが設けられたままの上記第2基板とを別々に分離して修理を行うことを特徴とする光増幅装置の修理方法。
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