JP2006118752A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費電力の無駄を無くして、寒冷時における凍結防止を可能とする貯湯式給湯装置を提供する。
【解決手段】 貯湯式給湯装置において、第2循環回路140の第2循環ポンプ141の吐出側から第1循環回路120への接続を可能とする接続手段143、144を設け、制御装置150のうち、タンク制御部151は、ヒートポンプ130停止中に、第1循環回路120内の給湯水が凍結に至るおそれがある時に、接続手段143、144によって第2循環回路140を第1循環回路120へ接続して、第2循環ポンプ141を作動させるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒートポンプを加熱手段として加熱された高温の湯を貯えると共に、この高温の湯を蛇口、風呂等に給湯、あるいは暖房装置等の加熱源に使用可能とする貯湯式給湯装置に関するものである。
従来の貯湯式給湯装置として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。即ち、この貯湯式給湯装置は、下側から給湯水が補充され、上側に高温の湯を貯湯する貯湯タンクと、加熱手段としてのヒートポンプサイクル(圧縮機、冷媒水熱交換器、膨張弁、蒸発器を環状に接続した回路)と、貯湯タンクの下側から冷媒水熱交換器を通り貯湯タンクの上側に接続される環状の給湯用水配管と、給湯用水配管中に配設される循環ポンプとを有している。湯の沸き上げが必要な時は、貯湯タンク内の給湯水は循環ポンプによって給湯用水配管を循環して冷媒水熱交換器によって加熱され、高温の湯として貯湯タンクに貯湯される。この時、ヒートポンプサイクル(圧縮機)、循環ポンプは制御器によって制御される。そして、貯湯タンク内の高温の湯が蛇口、風呂等の給湯部で使用されるようになっている。
ここでは、貯湯タンクを迂回して循環ポンプによって給湯用水配管と冷媒水熱交換器との間を給湯水が循環可能となるバイパス手段(バイパス管および三方弁)を設け、寒冷時においてヒートポンプサイクルの停止中で給湯用水配管中の給湯水が凍結するおそれが生ずると、制御器はバイパス手段、ヒートポンプサイクル(圧縮機)および循環ポンプを作動させ、短時間で給湯用水配管中の給湯水を加熱して、凍結を防止するようにしている。
特開2003−139392号公報
通常、上記のような貯湯式給湯装置においては、制御器は、常時貯湯タンク側(給湯時の温度調節や暖房装置等への出湯)を制御するタンク制御ユニットと、湯の沸き上げ時(特に深夜時間帯)にヒートポンプサイクル(圧縮機)、循環ポンプを制御するヒートポンプ制御ユニットに分かれており、各部作動用の電力は、タンク制御ユニットに供給され、更にタンク制御ユニットからヒートポンプ制御ユニットに供給される。
よって、上記制御器を有するものにおいて、特許文献1に記載の凍結防止の制御を行おうとすると(給湯水の温度を監視し、必要に応じて圧縮機および循環ポンプを作動させようとすると)、ヒートポンプ制御ユニットには常時電力を供給させていなければならなくなるので(ヒートポンプ制御ユニットにおける待機電力が生ずるので)、電力の無駄が生ずる。
本発明の目的は、上記点に鑑みてなされたもので、消費電力の無駄を無くして、寒冷時における凍結防止を可能とする貯湯式給湯装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、高温の湯および補充される給湯水を貯えると共に、高温の湯を出湯する貯湯タンク(110)と、貯湯タンク(110)内の給湯水を外部に流出させ、貯湯タンク(110)内の高温の湯側に戻す第1循環回路(120)と、第1循環回路(120)に配設される第1循環ポンプ(131)を有し、この第1循環ポンプ(131)によって循環される給湯水を加熱して高温の湯とするヒートポンプ(130)と、貯湯タンク(110)内の高温の湯を所定流体の加熱用として外部に流出させ、貯湯タンク(110)内の給湯水側に戻す第2循環回路(140)と、第2循環回路(140)内の高温の湯を循環させる第2循環ポンプ(141)と、電源(160)から電力が供給され、貯湯タンク(110)からの出湯および第2循環ポンプ(141)を制御するタンク制御部(151)、およびタンク制御部(151)を経由して電力が供給され、ヒートポンプ(130)を制御するヒートポンプ制御部(152)から成る制御装置(150)とを備える貯湯式給湯装置において、第2循環回路(140)の第2循環ポンプ(141)の吐出側から第1循環回路(120)への接続を可能とする接続手段(143、144)を設け、制御装置(150)のうち、タンク制御部(151)は、ヒートポンプ(130)停止中に、第1循環回路(120)内の給湯水が凍結に至るおそれがある時に、接続手段(143、144)によって第2循環回路(140)を第1循環回路(120)へ接続して、第2循環ポンプ(141)を作動させることを特徴としている。
これにより、第2循環回路(140)の高温の湯を第1循環回路(120)に流し、第1循環回路(120)内の給湯水を短時間で加熱することができるので、第1循環回路(120)における給湯水の凍結を防止することができる。
この時、ヒートポンプ(130)に設けられる第1循環ポンプ(131)は使用せずに第2循環ポンプ(141)を使用するようにしているため、給湯水を加熱(沸き上げ)する時以外は完全にヒートポンプ(130)を停止させることができる。即ち、給湯水を加熱(沸き上げ)する時以外はヒートポンプ制御部(152)への電力供給を停止することができ、凍結防止のためにヒートポンプ制御部(152)で消費される電力(凍結監視のために消費される待機電力)を無くすことができる。
請求項2に記載の発明では、接続手段(143、144)による接続、および第2循環ポンプ(141)の作動は、定期的に行われることを特徴としている。
これにより、第2循環ポンプ(141)の実質的な作動時間を低減することができる。
尚、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1に基づいて説明する。尚、図1は第1実施形態における貯湯式給湯装置(以下、給湯装置)100の概略構成を示す模式図である。
給湯装置100は、ヒートポンプ130によって加熱された高温の湯を貯める貯湯タンク110を有し、蛇口、シャワー、風呂等への給湯を行うと共に、貯湯タンク110内の高温の湯を用いた床暖房や風呂の追い焚き機能を有するものとしている。
貯湯タンク110は、耐食性に優れた金属製(例えばステンレス製)のタンクであり、外周部に図示しない断熱材が配置されており、高温の湯を長時間に渡って保温することができるようにしている。貯湯タンク110は縦長形状であり、その底面には導入口111が設けられ、この導入口111には貯湯タンク110内の下側部に給湯水(水道水)を導入する導入管110aが接続されている。
一方、貯湯タンク110の上面には導出口112が設けられ、導出口112には貯湯タンク110内の高温の湯を導出するための導出管110bが接続されている。そして、導出管110bの出口側は蛇口、シャワー、風呂等へ接続されている。
また、導出管110bには、導入管110aから分岐する配管110cが接続されており、導出管110bおよび配管110cの合流点には混合弁110dが配設されている。混合弁110dは合流点における導出管110bと配管110cとの開口面積比を調節することにより、導出管110bからの高温の湯と配管110cからの給湯水との混合比を調節できるようにしている。
尚、混合弁110dはサーボモータ等の駆動源により弁体を駆動して導出管110bおよび配管110cの開度を調節する電動弁であり、後述するタンク制御部151からの制御信号により作動すると共に、作動状態をタンク制御部151に出力するようにしている。
貯湯タンク110の底面には、貯湯タンク110内の下側部の給湯水を吐出する低温吐出口113が設けられ、貯湯タンク110の上面には、貯湯タンク110内の給湯水の上側部に湯を吸入する(貯える)高温吸入口114が設けられている。低温吐出口113と高温吸入口114とはヒートポンプ循環回路(本発明における第1循環回路に対応)120によって接続されている。そして、ヒートポンプ循環回路120の低温吐出口113側には水温サーミスタ121が設けられており、内部を流通する給湯水の温度信号を後述するタンク制御部151に出力するようにしている。
ヒートポンプ130は、上記ヒートポンプ循環回路120に配設される第1ポンプ(第1循環ポンプ)131と、周知のヒートポンプサイクル(圧縮機、冷媒水熱交換器132、膨張弁、蒸発器が環状に接続された回路であり詳細図示省略)とを有している。そして、ヒートポンプ循環回路120が、ヒートポンプサイクルの冷媒水熱交換器132の水側を流通するようにしている。よって、第1ポンプ131によってヒートポンプ循環回路120を流通する給湯水は、冷媒水熱交換器132によって加熱され高温の湯となって(沸き上げされて)、高温吸入口114から貯湯タンク110内に貯められる。
尚、ヒートポンプ130の第1ポンプ131、圧縮機は、回転数可変のものであって、後述するヒートポンプ制御部152からの制御信号により作動すると共に、作動状態をヒートポンプ制御部152に出力するようにしている。
因みに、ヒートポンプサイクルは、ここでは冷媒として二酸化炭素を用いて、冷媒を臨界圧力以上に圧縮するようにしている。従って、この超臨界域を用いることで圧縮機からの冷媒吐出温度を高くすることができ、フロン冷媒等を採用した場合より高温の湯(例えば90℃)を効率良く沸き上げることが可能である。
貯湯タンク110の上面および底面には、更に高温吐出口115、低温吸入口116がそれぞれ設けられており、この高温吐出口115と低温吸入口116とは加熱用循環回路(本発明における第2循環回路に対応)140によって接続されている。この加熱用循環回路140には第2ポンプ(第2循環ポンプ)141が設けられており、第2ポンプ141の作動によって、高温吐出口115から高温の湯が吐出され、低温吸入口116(給湯水側)に戻されるようにしている。
尚、第2ポンプ141は回転数可変式のポンプとしており、後述するタンク制御部151からの制御信号によって加熱用循環回路140内の循環流量を可変可能として作動すると共に、作動状態をタンク制御部151に出力するようにしている。
そして、加熱用循環回路140の途中には熱交換器142が配設されている。熱交換器142は対向流型の熱交換器としており、加熱用循環回路140を流れる高温の湯と、第3ポンプ146によって循環回路145を流れる床暖房用水あるいは風呂の残り湯(本発明における所定流体に対応)との間で熱交換を行い、床暖房用水あるいは残り湯を加熱するようにしている。
尚、第3ポンプ146は上記第2ポンプ141と同様に、回転数可変式のポンプとしており、後述するタンク制御部151からの制御信号によって循環回路145内の循環流量を可変可能として作動すると共に、作動状態をタンク制御部151に出力するようにしている。
本発明においては、上記加熱用循環回路140の第2ポンプ141の吐出側からヒートポンプ循環回路120に接続可能とする接続手段を設けている。ここでは、接続手段は分岐流路143と切替え弁144とから成るようにしている。
即ち、分岐流路143は、加熱用循環回路140の第2ポンプ141の吐出側から分岐してヒートポンプ循環回路120の低温吐出口113側に接続される流路としている。そして、分岐流路143の分岐点に切替え弁144を配設している。切替え弁144は、貯湯タンク110側とヒートポンプ循環回路120側との開口面積比(開度)を調節することにより、熱交換器142を通過した高温の湯の貯湯タンク110あるいはヒートポンプ循環回路120への流量比を調節できるものとしている。
制御装置150は、タンク制御部151、ヒートポンプ制御部152、リモコン153から成る。タンク制御部151は、電源160から供給される電力によって作動し、給湯および床暖房、風呂の追い焚き等の制御を行う。具体的には、ユーザがリモコン153に入力する給湯設定温度信号、床暖房設定温度信号、追い焚き設定温度信号等に基づいて、給湯時には混合弁110dの作動を、また、床暖房作動時あるいは風呂の追い焚き実施時には第2ポンプ141、第3ポンプ146の作動を制御するようにしている。加えて、水温サーミスタ121からの温度信号に基づいて、切替え弁144および第2ポンプ141の作動を制御(本発明の凍結防止制御であり、詳細後述)する。
また、ヒートポンプ制御部152は、電源160からタンク制御部151を経由して供給される電力によって作動し、沸き上げの制御を行う。具体的には、貯湯タンク110内の高温の湯の熱量に応じて、タンク制御部151から電力が供給され作動すると共に、ヒートポンプ130(第1ポンプ131、ヒートポンプサイクルの圧縮機)の作動を制御する。
次に、上記構成に基づく給湯装置100の作動を説明する。まず、ユーザが蛇口、シャワー、風呂等で湯を使用すると、制御装置150のタンク制御部151は、混合弁110bの開口面積比を調節し、高温の湯と給湯水との混合比を調節して、導出管110bの先端部から出湯する湯の温度が給湯設定温度になるようにする。
また、ユーザが床暖房を使用、あるいは風呂の追い炊きを行うと、タンク制御部151は、切替え弁144の貯湯タンク110側を開き(ヒートポンプ循環回路120側を閉じる)、第2ポンプ141を作動させ、加熱用循環回路140(熱交換器142)に高温の湯を循環させる。そして、第3ポンプ146を作動させ、循環回路145内の床暖房用水あるいは残り湯を加熱して、床暖房あるいは風呂の追い焚きを行う。
上記のように貯湯タンク110内の高温の湯が使用される中で(高温の湯が使用された分、導入管110aから給湯水が補充される)、タンク制御部151は、主に電力料金の安価な深夜の時間帯(例えば、当日の23時から翌日の7時)に、ヒートポンプ制御部152に電力を供給して、ヒートポンプ制御部152を作動させる。すると、ヒートポンプ制御部152は、ヒートポンプ130(第1ポンプ131、圧縮機)を作動させ貯湯タンク110内の給湯水を加熱して高温の湯として貯湯タンク110内に貯える(湯の沸き上げを行う)。尚、深夜の時間帯外でも貯湯タンク110内の高温の湯の熱量が所定熱量以下になると、タンク制御部151は、上記と同様にヒートポンプ制御部152を作動させ、ヒートポンプ制御部152は、ヒートポンプ130を作動させ、湯の沸き増しを行う。
ところで、ヒートポンプ130は、内部の蒸発器によって外気から吸熱して、その熱を冷媒水熱交換器132に移動させるものであるので、通常屋外に設置される。よって、ヒートポンプ130(冷媒水熱交換器132)に接続されるヒートポンプ循環回路120の一部(あるいは大半)は、屋外に晒されることになり、寒冷時のヒートポンプ130停止中に内部給湯水の凍結のおそれが生ずる。本発明においては、タンク制御部151によって凍結防止の制御が行われる。
即ち、ヒートポンプ130停止中に、水温サーミスタ121によって得られるヒートポンプ循環回路120内の給湯水温度が、予め定めた所定温度(例えば3℃)以下となると、タンク制御部151は、切替え弁144の貯湯タンク110側を閉じ、ヒートポンプ循環回路120側を開くように開度を調節する。そして、第2ポンプ141を作動させる。
これにより、加熱用循環回路140はヒートポンプ循環回路120に接続され、第2ポンプ141の作動により加熱用循環回路140の高温の湯をヒートポンプ循環回路120に流すことができる。よって、凍結のおそれがある寒冷時でも、ヒートポンプ循環回路120内の給湯水を短時間で加熱することができるので、ヒートポンプ循環回路120における給湯水の凍結を防止することができる。
この時、ヒートポンプ130に設けられる第1ポンプ131は使用せずに第2ポンプ141を使用するようにしているため、給湯水の沸き上げ、あるいは沸き増しを行う時以外は完全にヒートポンプ130を停止させることができる。即ち、給湯水の沸き上げ、沸き増し時以外はヒートポンプ制御部152への電力供給を停止することができ、凍結防止のためにヒートポンプ制御部152で消費される電力(凍結監視のために消費される待機電力)を無くすことができる。
尚、上記凍結防止の制御において、切替え弁144、第2ポンプ141を作動させるタイミングを所定温度(例えば3℃)よりも高い側の値(例えば5℃〜7℃)にして、定期的に(所定間隔で)所定時間ずつ作動させるようにしても良く、所定間隔、所定時間の適切な設定により、第2ポンプ141の実質的な作動時間を低減することができる。
また、床暖房や風呂の追い焚きのために加熱用循環回路140を作動させている時に凍結防止制御が必要となった場合は、切替え弁144の貯湯タンク110側とヒートポンプ循環回路120側とが任意の開口面積比で開くように調節するようにすれば良い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図2に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、接続手段を変更したものである。
ここでは、上記第1実施形態における低温吸入口116を廃止して、加熱用循環回路140の第2ポンプ141下流側をヒートポンプ循環回路120の低温吐出口113側に接続し、ヒートポンプ循環回路120と加熱用循環回路140との接続点に切替え弁144aを設けている。尚、本第2実施形態では切替え弁144aが接続手段に対応する。
切替え弁144aは、タンク制御部151によって制御され、以下のように作動するようにしている。即ち、図2中において各循環回路120、140の各部位をa部、b部、c部とした時に、ヒートポンプ130作動時には、切替え弁144aは、a、b部側を開き、c部側を閉じ、ヒートポンプ130による湯の沸き上げを可能とする。また、加熱用循環回路140作動時には、切替え弁144aは、a、c部側を開き、b部側を閉じ、床暖房用水の加熱あるいは風呂の残り湯の追い焚きを可能とする。尚、ヒートポンプ130および加熱用循環回路140の同時作動時には、切替え弁144aは、a、b、c部側の3者を開き、各部の開口面積比を任意に調節するように作動する。
そして、凍結防止制御時には、切替え弁144aは、b、c部側を開き、a部側を閉じる(あるいは、a、b、c部側の3者を開き、各部の開口面積比を任意に調節する)ように作動する。即ち、加熱用循環回路140がヒートポンプ循環回路120に接続されるように作動する。併せて、タンク制御部151によって第2ポンプ141が作動される。
これにより、加熱用循環回路140の高温の湯をヒートポンプ循環回路120に流すことができ、上記第1実施形態と同様にヒートポンプ制御部152での待機電力を無くして、給湯水の凍結防止を防止できる。
また、上記第1実施形態における切替え弁144から低温吸入口116への配管を廃止でき、簡略化できる。
(その他の実施形態)
上記第1、第2実施形態に対して、加熱用循環回路140を循環する高温の湯は、床暖房や風呂の追い焚きに代えて浴室乾燥機等の加熱源として使用されるものとしても良い。
また、ヒートポンプ130の冷媒として二酸化炭素を用いるものとしたが、これに限らず、フロン冷媒(R410等)を用いるものとしても良い。
本発明の第1実施形態における貯湯式給湯装置の概略構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態における貯湯式給湯装置の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
100 貯湯式給湯装置
110 貯湯タンク
120 ヒートポンプ循環回路(第1循環回路)
130 ヒートポンプ
131 第1ポンプ(第1循環ポンプ)
140 加熱用循環回路(第2循環回路)
141 第2ポンプ(第2循環ポンプ)
143 分岐流路(接続手段)
144 切替え弁(接続手段)
150 制御装置
151 タンク制御部
152 ヒートポンプ制御部
160 電源

Claims (2)

  1. 高温の湯および補充される給湯水を貯えると共に、前記高温の湯を出湯する貯湯タンク(110)と、
    前記貯湯タンク(110)内の前記給湯水を外部に流出させ、前記貯湯タンク(110)内の前記高温の湯側に戻す第1循環回路(120)と、
    前記第1循環回路(120)に配設される第1循環ポンプ(131)を有し、この第1循環ポンプ(131)によって循環される前記給湯水を加熱して前記高温の湯とするヒートポンプ(130)と、
    前記貯湯タンク(110)内の高温の湯を所定流体の加熱用として外部に流出させ、前記貯湯タンク(110)内の前記給湯水側に戻す第2循環回路(140)と、
    前記第2循環回路(140)内の前記高温の湯を循環させる第2循環ポンプ(141)と、
    電源(160)から電力が供給され、前記貯湯タンク(110)からの出湯および前記第2循環ポンプ(141)を制御するタンク制御部(151)、および前記タンク制御部(151)を経由して前記電力が供給され、前記ヒートポンプ(130)を制御するヒートポンプ制御部(152)から成る制御装置(150)とを備える貯湯式給湯装置において、
    前記第2循環回路(140)の前記第2循環ポンプ(141)の吐出側から前記第1循環回路(120)への接続を可能とする接続手段(143、144)を設け、
    前記制御装置(150)のうち、前記タンク制御部(151)は、前記ヒートポンプ(130)停止中に、前記第1循環回路(120)内の前記給湯水が凍結に至るおそれがある時に、前記接続手段(143、144)によって前記第2循環回路(140)を前記第1循環回路(120)へ接続して、前記第2循環ポンプ(141)を作動させることを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 前記接続手段(143、144)による接続、および前記第2循環ポンプ(141)の作動は、定期的に行われることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
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