JP2006113474A - 映像体験支援システム - Google Patents

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正徳 柏木
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Abstract

【課題】 体験者の眼位置を所定位置に導いた上で、映像を視認させることによって各種疑似体験を支援することができる映像体験支援システムを提供する。
【解決手段】 再帰性反射素材で形成された投影面を備えたスクリーン4と、スクリーン4に投影する映像光を生成するための映像データを取得する映像生成処理部5と、映像生成処理部5からの映像データを用いて、スクリーン4に投影する映像光を出射するプロジェクタ3と、予め設定された体験者に映像の視認を可能とさせる映像体験領域に体験者の眼位置が存在する場合の体験者のスクリーン4に対する視野と重畳させるように、プロジェクタ3で出射された映像光の投影範囲を変換して、当該映像光をスクリーン4に投影する映像光誘導装置1とを備える。これにより、再帰性反射素材で構成されたスクリーン4の投影面の映像光を限定された映像体験領域に反射させて、映像体験領域でのみ鮮明な映像を視認させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大型スクリーンに映像を投影することにより、体験者の各種疑似体験を支援する映像体験支援システムに関する。
従来より、体験者に疑似体験をさせるために、コンピュータグラフィック映像を再生して体験者に提示するに際して、体験者の視点を固定させるための技術としては、下記の特許文献1及び特許文献2に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された技術は、3次元画像表示装置の近傍にホログラムを配設し、当該ホログラムに光を入射することによってホログラム表面に回折光を発生させ、当該回折光によって観察者の視域を形成する。これにより、観測者の両目でホログラムが見える位置に観測者位置を導くことができるとしている。
また、特許文献2に記載された技術は、実物体に相当する対象物表面を再帰性反射素材で構成し、当該対象物を視認するときの観察者の視野角と、プロジェクタから対象物への映像光とを共役関係とした状態としている。これにより、観察者の眼位置が所定の範囲にある場合の視野角において、対象物に映像が投影された仮想物体を提示することができるとしている。
特開平10−221641号公報 特開2000−10194号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、3次元画像表示装置に対する観察者の視点を所定の立体視可能領域に導くことができるが、実際に視認させる映像によって視点を導く技術ではなく、体験者の眼位置を含む頭部を特定領域に導いて映像を提示し、更には頭部を所定位置に導いて疑似体験をさせることができない。
また、上述した特許文献2に記載された技術では、対象物の形状に限定した映像を提示するものであって、広視野映像提示による没入感の高い各種疑似体験を実現できるものではなかった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、体験者の眼位置を所定位置に導いた上で、映像を視認させることによって各種疑似体験を支援することができる映像体験支援システムを提供することを目的とする。
本発明は、体験者の視線方向に大型のスクリーンを配置して、当該スクリーンに投影した映像によって疑似体験をさせる映像体験支援システムであって、再帰性反射素材で形成された投影面を備えたスクリーンと、前記スクリーンに投影する映像光を生成するための映像データを取得する映像生成処理部と、前記映像生成処理部からの映像データを用いて、前記スクリーンに投影する映像光を出射する映像光出射部と、予め設定された前記体験者に映像の視認を可能とさせる映像体験領域に前記体験者の眼位置が存在する場合の前記体験者の前記スクリーンに対する視野と重畳させるように、前記映像光出射部で出射された映像光の投影範囲を変換して、当該映像光を前記スクリーンに投影する映像光誘導部とを備える。
これにより、再帰性反射素材で構成された投影面の映像光を限定された映像体験領域に反射させることによって、当該映像体験領域でのみ鮮明な映像を視認できるようにする。
本発明に係る映像体験支援システムによれば、映像体験領域でのみ鮮明な映像を視認できるようにすることによって、体験者の頭部移動を促し、所定位置である映像体験領域に眼位置を自然に誘導させた上で、映像を視認させることによって各種疑似体験を支援することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、プロジェクタ等の映像出射部から、再帰性反射素材を利用した大型のスクリーンに映像光を投影し、当該スクリーンを視認させることによって、体験者に各種疑似体験をさせるものである。以下に、本発明を適用した第1実施形態乃至第5実施形態に係る映像体験支援システムについて説明する。
[第1実施形態]
本発明を適用した第1実施形態に係る映像体験支援システムは、図1に示すように、映像光誘導装置1、プロジェクタ設置部2、プロジェクタ3、大型の再帰性反射スクリーン4、映像生成処理部5及び操作入力部6を備えて構成されている。この映像体験支援システムは、例えば、図2に示すように、体験者の視線方向であって、寝室等の映像提示空間20の天井面や壁面を大きく覆うように再帰性反射スクリーン4を配設し、リクライニング式ベッド21に体験者が腰掛けた状態で映像を提示する。このような映像体験支援システムは、再帰性反射スクリーン4によって体験者の視野範囲の多くを映像で覆うように映像光を再帰性反射スクリーン4に投影する。
再帰性反射スクリーン4は、映像光の入射角に拘わらず映像光入射方向に反射する鋭い指向性を有する材料(再帰性反射素材)が表面に形成されている。すなわち、再帰性反射スクリーン4は、映像光誘導装置1からの映像光を、当該映像光誘導装置1に向かって反射する。
また、再帰性反射素材を用いた場合には再帰性反射スクリーン4の投影面形状による映像光の歪みは基本的には生じず、映像提示空間20である部屋の壁面や天井面に再帰性反射素材を貼り付けることによって映像提示空間20の形状通りに再帰性反射スクリーン4を構成しても良い。これにより、再帰性反射スクリーン4が稜線の折れ曲がり等の影響が少ないことを利用して、映像提示空間20を最大限に利用することができる。なお、再帰性反射スクリーン4の映像光誘導装置1からの映像光が投影される投影面は、入射角を小さくするように映像光誘導装置1側を凹状の曲面とすることが望ましい。
映像生成処理部5は、例えばパーソナルコンピュータや各種再生装置、各種サーバシステム等からなり、映像データを取得してプロジェクタ3に出力する。この映像生成処理部5は、大容量記憶部5a、映像再生部5b、操作検出部5c等を備え、映像再生部5bの制御に従って体験者に提示する各種映像データを生成して、プロジェクタ3に出力する。また、この映像生成処理部5は、操作検出部5cが操作入力部6と接続され、体験者による操作入力部6の操作に応じた操作入力信号が供給される。映像生成処理部5は、映像再生部5bによって、操作入力信号に従って、大容量記憶部5aに記憶された各種映像データのうち体験者に提示する映像データを選択する処理や、映像の更新、映像の再生開始及び停止を制御する。
この映像生成処理部5に記憶された映像データとしては、例えば3次元モデルデータである立体映像であり、色とりどりの魚が戯れて泳ぐ珊瑚礁等の海中空間を疑似体験させる映像や、草花が揺れて鳥や蝶が飛び交う林中の散歩道を歩行する疑似体験させる映像、水しぶきを上げながらの川下りを疑似体験させる映像、星座や天の川、流れ星が輝く夜空と蛍が飛び交う川辺を歩行する疑似体験させる映像等が挙げられる。
プロジェクタ3は、例えば小型のDLP(Degital Light Processing)プロジェクタで構成される。このプロジェクタ3は、例えば解像度がXGA(eXtended Graphics Array;横1024ドット×縦768ドット)程度の映像光を出射する。
このプロジェクタ3は、映像生成処理部5からの映像データを入力し、当該映像データに従って動作する。この映像光は、映像光誘導装置1で拡大されて、再帰性反射スクリーン4に投影される。
映像光誘導装置1は、リクライニング式ベッド21によって規制される体験者の頭部位置と、再帰性反射スクリーン4との間に設けられる。この映像光誘導装置1は、例えば透明樹脂で形成された筐体1aで構成される。したがって、映像光誘導装置1は、再帰性反射スクリーン4に投影された映像を体験者に視認させるために、筐体1aが体験者の視野範囲に含まれるように設置されていることになる。
プロジェクタ設置部2は、図2に示すように、映像提示空間20の床面に設置され、リクライニング式ベッド21の上方に映像光誘導装置1及びプロジェクタ3が取り付けられている。このプロジェクタ設置部2は、図1に示すように、体験者の視野と映像光とを重畳する関係となるように変換して再帰性反射スクリーン4に投影する映像光誘導装置1,プロジェクタ3が取り付けられている。また、プロジェクタ設置部2は、プロジェクタ3の映像光が映像光誘導装置1に入射されるようにプロジェクタ3が設置されている。
映像光誘導装置1は、プロジェクタ3から出射された映像光を、体験者の再帰性反射スクリーン4に対する視野と略同等の投影範囲に変換すると共に、体験者の視線方向と映像光の投影方向とを同等にして再帰性反射スクリーン4に投影させるための光学系を筐体1a内に備える。すなわち、映像光誘導装置1は、体験者の視野と映像光とを共役な関係とする光学系を備えている。この光学系は、プロジェクタ3の映像出射方向に設けられた光学レンズ11、ミラー12、映像投影ハーフミラー13を備える。
ミラー12及び映像投影ハーフミラー13は、映像光誘導装置1から出射される映像光が、体験者の視野と共役な関係となるように設置角度等が設定されて配設されている。また、ミラー12及び映像投影ハーフミラー13は、体験者の映像体験領域と映像光誘導装置1との距離が大きいほど広い面積で構成されている。
この映像光誘導装置1に入射された映像光L1は、光学レンズ11で拡大されてミラー12で反射された映像光L2となり、映像投影ハーフミラー13によって再帰性反射スクリーン4側に反射される。これにより、映像光L1は、予め設定された映像体験領域に含まれる眼位置からの視野と略重畳した映像光L3となって、映像光誘導装置1から再帰性反射スクリーン4に投影される。そして、再帰性反射スクリーン4に入射された映像光L3は、体験者の視野角の範囲で反射して、映像投影ハーフミラー13を通過して体験者に視認される。
このように再帰性反射スクリーン4に映像を投影させている時に、映像体験支援システムは、操作入力部6の操作に応じて、映像生成処理部5により映像を更新する。これにより、再帰性反射スクリーン4に提示している映像内での体験者位置を更新して、仮想空間内を移動しているような疑似体験をさせることができる。
更に、プロジェクタ設置部2は、映像光誘導装置1から投影される映像光の広がりが変更可能なように再帰性反射スクリーン4に対する前後方向にプロジェクタ3を移動可能に設置している。これにより、映像光誘導装置1から再帰性反射スクリーン4に投影される映像光L3は、プロジェクタ3の前後移動によって広がりが変化され、映像体験領域を前後方向に移動させることができる。
また、このプロジェクタ設置部2は、体験者がリクライニング式ベッド21に座して映像を疑似体験するに際して、プロジェクタ3及び映像光誘導装置1の設置位置及び角度をリクライニング式ベッド21のリクライニング角度に応じて手動又は自動で変更可能なように構成しても良い。
以上詳細に説明したように、本発明を適用した映像体験支援システムによれば、プロジェクタ3の映像光を映像光誘導装置1によって拡大すると共に、当該映像光の投影範囲を体験者の視野と略重畳させて再帰性反射スクリーン4に投影することができるので、体験者が明瞭な映像を視認したいために頭部を移動させること促して、体験者の眼位置を映像体験領域に誘導させることができる。したがって、この映像体験支援システムによれば、映像光誘導装置1及びプロジェクタ3の設置位置を移動させることによって、体験者の眼位置を適切な位置に誘導することができ、寝室等の限られた映像提示空間20内を効率的に使用して大型の再帰性反射スクリーン4を設置し、臨場感の高い映像を提示して疑似体験をさせることができる。
また、この映像体験支援システムによれば、再帰性反射スクリーン4の投影面の形状に拘わらず歪みのない鮮明な映像を提示することができ、限られた映像提示空間20に大型の再帰性反射スクリーン4を設置することができる。
更に、この映像体験支援システムによれば、右眼用の映像光を出射するプロジェクタと左眼用の映像光を出射するプロジェクタとをプロジェクタ設置部2に取り付けて、映像光誘導装置1によって各映像光の投影範囲を体験者の視野角に合わせることによって、偏光メガネ等を装着させることなく両眼の視差によって立体映像を提示することができる。この場合、映像体験支援システムは、体験者の両眼で映像を視認した場合に最適な狭い映像体験領域を実現することができる。
更にまた、この映像体験支援システムによれば、例えば頭部搭載型ディスプレイのような体験者に器具の装着の手間、視野の狭さ、映像の内容と実際の映像提示空間20との関係が不自然であることなどの問題がなく、簡単な構成で臨場感のある映像を提示して疑似体験を行わせることができる。
[第2実施形態]
つぎに、本発明を適用した第2実施形態に係る映像体験支援システムについて説明する。なお、上述した第1実施形態と同様な部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る映像体験支援システムは、図3に示すように、映像提示空間20に複数の映像光誘導装置1,プロジェクタ設置部2,プロジェクタ3,映像生成処理部5,操作入力部6を設置し、複数の映像光を単一の再帰性反射スクリーン4に投影させ、各体験者のそれぞれに異なる疑似体験をさせることを特徴とするものである。なお、図3は、映像提示空間20に2つのリクライニング式ベッド21A,リクライニング式ベッド21Bが並べて配置され、2人の体験者にそれぞれ異なる映像を提示する場合を示している。
すなわち、この映像体験支援システムは、リクライニング式ベッド21Aに腰掛けている体験者Aに映像を提示するための映像光誘導装置1A,プロジェクタ設置部2A,プロジェクタ3A,映像生成処理部5A,操作入力部6Aと、リクライニング式ベッド21Bに腰掛けている体験者Bに映像を提示するための映像光誘導装置1B,プロジェクタ設置部2B,プロジェクタ3B,映像生成処理部5B,操作入力部6Bとを備えている。なお、映像生成処理部5については、体験者Aと体験者Bとで共用し、異なる映像データをプロジェクタ3A、プロジェクタ3Bに出力しても良い。
このような映像体験支援システムは、映像光誘導装置1Aから投影した映像光と、映像光誘導装置1Bから投影した映像光とが再帰性反射スクリーン4の投影面で重なり合っていても良い。すなわち、再帰性反射スクリーン4の再帰性反射によって映像光誘導装置1Aから投影された映像光を体験者A用の映像として提示することができ、再帰性反射スクリーン4の再帰性反射によって映像光誘導装置1Bから投影された映像光を体験者B用の映像として提示することができ、体験者A用の映像が体験者Bに視認されることなく、体験者B用の映像が体験者Aに視認されることもない。
これにより、この映像体験支援システムによれば、第1実施形態と同様に、各体験者の頭部位置をそれぞれの所定位置に誘導することができる。
また、この映像体験支援システムによれば、複数の体験者のそれぞれに異なる疑似体験をさせる場合に、映像提示空間20に制限があっても、再帰性反射スクリーン4の全体に亘ってそれぞれの映像を提示することができ、体験者Aと体験者Bとで異なる映像を提示することができる。したがって、この映像体験支援システムによれば、映像提示空間20を有効に使用することができ、複数の体験者のそれぞれに臨場感のある疑似体験をさせることができる。
なお、再帰性反射素材でスクリーンを構成した場合であっても、映像光誘導装置1を通過させずにプロジェクタからの高輝度映像を再帰性反射スクリーン4に投射した場合には、散乱光として体験者A,Bのそれぞれに対して同じ映像を提示することができるので、映像光誘導装置1を通過した個人用の映像と、映像光誘導装置1を通過させない共通の映像とを重ね合わせることもできる。
[第3実施形態]
つぎに、本発明を適用した第3実施形態に係る映像体験支援システムについて説明する。なお、上述した実施形態と同様な部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
第3実施形態に係る映像体験支援システムは、図4に示すように、再帰性反射スクリーン4と対向した位置を体験者の立ち位置とし、当該立ち位置上に映像体験領域を設定することを特徴とする歩行体験システムに適用される。
この映像体験支援システムは、立ち位置に体験者の足踏み動作を検出する足踏みスイッチ30を設けて、当該足踏みスイッチ30の検出信号によって映像を更新する。この足踏みスイッチ30は、体験者の右足の足踏み動作を検出する右足用スイッチ30Rと、体験者の左足の足踏み動作を検出する左足用スイッチ30Lとからなる。
この映像体験支援システムにおいて、プロジェクタ設置部2は、図5に示すように、体験者が足踏み動作をしている時の眼位置の高さと映像体験領域とが略同じ高さとなるような位置に映像光誘導装置1が取り付けられている。また、プロジェクタ設置部2は、体験者の身長に応じて手動で映像光誘導装置1の高さを変更する機構を備えている。
このような映像体験支援システムは、足踏みスイッチ30上に映像体験領域を設定して映像光誘導装置1から再帰性反射スクリーン4に映像光を投影しているので、体験者の眼位置を映像体験領域に規制することができ、自然に体験者の頭部位置の動きを少なくさせた状態で足踏み動作をさせることができる。すなわち、再帰性反射スクリーン4で反射された映像光の指向性が鋭敏であり、映像光を視認することができる位置が映像体験領域に限定されていることを利用して、足踏み動作時の頭部移動を自然に少なくさせることができる。
この映像体験支援システムは、プロジェクタ3から映像光誘導装置1を介して映像光を再帰性反射スクリーン4に投影して疑似体験をさせている時に、映像生成処理部5により、足踏みスイッチ30からの検出信号を入力する。これに応じ、映像生成処理部5は、体験者が歩行している方向及び距離を算出して、当該方向及び距離によってプロジェクタ3に出力する映像データを連続的に更新する。
なお、この映像体験支援システムを備えた歩行体験システムは、映像生成処理部5によってコンピュータグラフィック映像データを出力させる場合には仮想空間内を歩行させるウォークスルー映像を更新する制御、予め記憶しておいた動画を再生する場合には映像の更新速度の制御、カメラ装置で撮像した映像を提示する場合には、当該カメラ装置のパン、チルト又はズーム等を制御することになる。
したがって、この映像体験支援システムによれば、頭部位置の移動を自然に少なくさせることにより、体験者の姿勢を正しく保持させて足踏み動作をさせることができる。また、この映像体験支援システムによれば、面積が限られた再帰性反射スクリーン4を使用しても、視点位置を自然に固定させることによって、広視野の映像で疑似体験を可能とすることができ、あたかも広い空間を散策するような感覚を提供することができる。
なお、この歩行体験システムにおいても、第2実施形態と同様に、単一の再帰性反射スクリーン4に対して、複数の映像体験支援システム、足踏みスイッチ30を設けて、各映像体験支援システムから再帰性反射スクリーン4に異なる内容の映像を提示することができるのは勿論である。
[第4実施形態]
つぎに、本発明を適用した第4実施形態に係る映像体験支援システムについて説明する。なお、上述した実施形態と同様な部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
第4実施形態に係る映像体験支援システムは、図6及び図7に示すように、台座41に対して揺動可能な馬の鞍型の座席42を設置し、当該座席42に体験者が着座した状態で、座席42を揺動駆動させると共に再帰性反射スクリーン4に提示した映像を連続的に更新する仮想乗馬システムに適用される。
この仮想乗馬システムは、図示しない内部モータによって座席42を上下方向及び左右方向に揺動駆動させることによって、体験者に乗馬をしている疑似体験をさせる。この映像体験支援システムにおいて、プロジェクタ設置部2は、図7に示すように、体験者が座席42に着座している時の眼位置の高さと映像体験領域とが略同じ高さとなるような位置に映像光誘導装置1が取り付けられている。また、プロジェクタ設置部2は、体験者の座高に応じて手動で映像光誘導装置1の高さを変更する機構を備えている。
このような映像体験支援システムは、座席42上に映像体験領域を設定して映像光誘導装置1から再帰性反射スクリーン4に映像光を投影しているので、体験者の眼位置を映像体験領域に規制することができ、自然に体験者の頭部位置の動きを少なくさせた状態で乗馬の疑似体験をさせることができる。すなわち、再帰性反射スクリーン4で反射する映像光の指向性が鋭敏であり、映像光を視認することができる位置が映像体験領域に限定されていることを利用して、座席42の揺動時の頭部移動を自然に少なくさせることができる。
この映像体験支援システムは、映像生成処理部5により、台座41を介して座席42を揺動駆動させると共に、プロジェクタ3から映像光誘導装置1を介して映像光を再帰性反射スクリーン4に投影して疑似体験をさせる。このとき、映像生成処理部5は、座席42の揺動度合いと連動して、プロジェクタ3に出力する映像データを連続的に更新する。
したがって、この映像体験支援システムによれば、頭部位置の移動を自然に少なくさせることにより、体験者の姿勢を正しく保持させて乗馬運動をさせることができる。また、この映像体験支援システムによれば、面積が限られた再帰性反射スクリーン4を使用しても、視点位置を自然に固定させることによって、広視野の映像で疑似体験を可能とすることができ、あたかも広い空間を乗馬によって駆けめぐるような感覚を提供することができる。
なお、この仮想乗馬システムにおいても、第2実施形態と同様に、単一の再帰性反射スクリーン4に対して、複数の映像体験支援システム、台座41及び座席42を設けて、各映像体験支援システムから再帰性反射スクリーン4に異なる内容の映像を提示することができるのは勿論である。
[第5実施形態]
つぎに、本発明を適用した第5実施形態に係る映像体験支援システムについて説明する。なお、上述した実施形態と同様な部分については、同一符号を付することによってその詳細な説明を省略する。
第5実施形態に係る映像体験支援システムは、図8及び図9に示すように、体験者が着座する椅子51に振動出力部であるバイブレータ52及び音響出力部である指向性スピーカ53を内蔵した疑似体験システムに適用される。
バイブレータ52は、映像生成処理部5の制御に従って振動を発生させる素子からなる。このバイブレータ52は、椅子51の座面や背面に組み込まれて、体験者が椅子51に接触している状態で振動を与えることができるように構成されている。また、指向性スピーカ53は、図9に示すように、体験者の右耳側の指向性スピーカ53Rと、体験者の左耳側の指向性スピーカ53Lとからなる。
この映像体験支援システムにおいて、プロジェクタ設置部2は、図9に示すように、体験者が椅子51に着座している時の眼位置の高さと映像体験領域とが略同じ高さとなるような位置に映像光誘導装置1が取り付けられている。また、プロジェクタ設置部2は、体験者の座高に応じて手動で映像光誘導装置1の高さを変更する機構を備えている。
このような映像体験支援システムは、椅子51の頭部位置近傍に映像体験領域を設定して映像光誘導装置1から再帰性反射スクリーン4に映像光を投影しているので、体験者の眼位置を映像体験領域に規制することができ、自然に体験者の頭部位置を最適な位置に誘導させて疑似体験をさせることができる。すなわち、再帰性反射スクリーン4で反射する映像光の指向性が鋭敏であり、映像光を視認することができる位置が映像体験領域に限定されていることを利用して、疑似体験をさせている時の頭部移動を自然に少なくさせることができる。
なお、指向性スピーカ53としては、体験者の眼位置が映像体験領域となった時の耳位置に音響体験領域を設定して、当該音響体験領域に耳が存在する場合に音響が聞こえるようなものを使用することが望ましい。これにより、映像光誘導装置1によって映像体験領域に眼位置を規制させることに加えて、耳位置を音響体験領域に規制することができる。従って、更に効果的に眼位置を映像体験領域に規制して、頭部移動を少なくさせることができる。
この映像体験支援システムは、疑似体験をさせる時に、映像生成処理部5により、指向性スピーカ53及びバイブレータ52を駆動させると共に、プロジェクタ3から映像光誘導装置1を介して映像光を再帰性反射スクリーン4に投影させる。このとき、映像生成処理部5は、プロジェクタ3に出力する映像データを連続的に更新することと連動して、指向性スピーカ53及びバイブレータ52の動作を制御する。
したがって、この映像体験支援システムによれば、頭部位置の移動を自然に少なくさせることにより、体験者の姿勢を正しく保持させて疑似体験をさせることができる。また、この映像体験支援システムによれば、面積が限られた再帰性反射スクリーン4を使用しても、視点位置を自然に固定させることによって、広視野の映像で疑似体験を可能とすることができ、没入感の高い疑似体験を提供することができる。
また、この映像体験支援システムによれば、音響や振動を利用して疑似体験をさせる時の座位置を適切な位置に誘導することができ、効果的な疑似体験をさせることができるので、音響や振動を効果的に体験させるために着座位置を調整するための機構を簡略化することができる。したがって、この映像体験支援システムによれば、低コストで臨場感の高い疑似体験を実現させることができる。
更に、この映像体験支援システムによれば、プロジェクタ設置部2と椅子51とを一体化した構造物として容易に構成することができ、可搬性も向上させることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した第1実施形態に係る映像体験支援システムの構成を示す図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る映像体験支援システムを寝室等の映像提示空間に適用した場合を示す斜視図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る映像体験支援システムの構成を示す斜視図である。 本発明を適用した第3実施形態に係る映像体験支援システムの構成を示す斜視図である。 本発明を適用した第3実施形態に係る映像体験支援システムを体験者の背面から見た図である。 本発明を適用した第4実施形態に係る映像体験支援システムの構成を示す斜視図である。 本発明を適用した第4実施形態に係る映像体験支援システムを体験者の背面から見た図である。 本発明を適用した第5実施形態に係る映像体験支援システムの構成を示す斜視図である。 本発明を適用した第5実施形態に係る映像体験支援システムを体験者の背面から見た図である。
符号の説明
1 映像光誘導装置(映像光誘導部)
2 プロジェクタ設置部(設置部)
3 プロジェクタ(映像光出射部)
4 再帰性反射スクリーン(スクリーン)
5 映像生成処理部
6 操作入力部
11 光学レンズ
12 ミラー
13 映像投影ハーフミラー
20 映像提示空間
21 リクライニング式ベッド
30 足踏みスイッチ
41 台座
42 座席
51 椅子
52 バイブレータ(振動出力部)
53 指向性スピーカ(音響出力部)

Claims (7)

  1. 体験者の視線方向に大型のスクリーンを配置して、当該スクリーンに投影した映像によって疑似体験をさせる映像体験支援システムであって、
    再帰性反射素材で形成された投影面を備えたスクリーンと、
    前記スクリーンに投影する映像光を生成するための映像データを取得する映像生成処理部と、
    前記映像生成処理部からの映像データを用いて、前記スクリーンに投影する映像光を出射する映像光出射部と、
    予め設定された前記体験者に映像の視認を可能とさせる映像体験領域に前記体験者の眼位置が存在する場合の前記体験者の前記スクリーンに対する視野と重畳させるように、前記映像光出射部で出射された映像光の投影範囲を変換して、当該映像光を前記スクリーンに投影する映像光誘導部と
    を備えることを特徴とする映像体験支援システム。
  2. 体験者の視線方向に大型のスクリーンを配置して、当該スクリーンに投影した映像によって疑似体験をさせる映像体験支援システムであって、
    再帰性反射素材で形成された投影面を備えた単一のスクリーンと、
    前記スクリーンに投影する映像光を生成するための映像データを取得する映像生成処理部と、
    前記映像生成処理部からのそれぞれ異なる映像データを用いて、それぞれ異なる映像光を前記スクリーンに投影する複数の映像光出射部と、
    前記映像光出射部ごとに設けられ、予め設定された前記体験者に映像の視認を可能とさせる映像体験領域に前記体験者の眼位置が存在する場合の前記体験者の前記スクリーンに対する視野と重畳させるように、前記映像光出射部で出射された映像光の投影範囲を変換して、当該映像光を前記スクリーンに投影する複数の映像光誘導部と
    を備えることを特徴とする映像体験支援システム。
  3. 前記映像光出射部は、映像光の出射位置が移動可能な機構を備えた設置部に設けられ、
    前記映像光誘導部は、前記映像光出射部の出射位置が移動されることに応じて、前記映像体験領域を移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像体験支援システム。
  4. 前記体験者の足踏み動作を検出する足踏みスイッチを更に備え、
    前記映像光誘導部は、前記体験者が前記足踏みスイッチ上で足踏み動作をしている時の眼位置を含む映像体験領域で映像を視認させる位置に設けられ、
    前記映像生成処理部は、前記足踏みスイッチで検出された足踏み動作に同期して、前記映像光出射部から出射される映像光を更新することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像体験支援システム。
  5. 前記体験者が着座する鞍型の座席と、前記座席を揺動駆動する駆動部とを更に備え、
    前記映像光誘導部は、前記体験者が前記座席に着座している時の眼位置を含む映像体験領域で映像を視認させる位置に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像体験支援システム。
  6. 前記体験者が着座する椅子と、前記椅子の座面又は背面に内蔵されて前記体験者に振動を与える振動出力部と、前記椅子の頭部近傍に内蔵されて前記体験者に音響を与えるスピーカとを備え、
    前記映像光誘導部は、前記体験者が前記椅子に着座している時の眼位置を含む映像体験領域で映像を視認させる位置に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像体験支援システム。
  7. 前記スピーカは、指向性スピーカからなり、前記映像体験領域に眼位置が含まれる場合の耳位置を含む領域で音響を与えることを特徴とする請求項6に記載の映像体験支援システム。
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