JP2006112457A - 水ポンプ軸受 - Google Patents

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智也 市川
Satoru Niiyama
知 新山
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract

【課題】
コストアップにならない簡単な構造で、潤滑寿命の長い水ポンプ軸受を提供する。
【解決手段】
ローラ列とボール列とからなる水ポンプ軸受において、
回転軸の外周面若しくは外輪の内周面のいずれか一方に環状段部を設け、前記ローラを保持している前記ローラ保持器の軸方向の動きを前記先端側密封シールと前記環状段部との間で所定値に制限して前記ローラと前記ボールとの間に軸方向空間を形成すると共に、前記軸方向空間をグリース封入空間としたことを特徴とする水ポンプ軸受によって課題の解決を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のエンジン冷却水を循環させるための水ポンプ軸受に関する。
まず、ここでは、水ポンプ軸受に関する説明をする上で、先端側は、駆動プーリの取付け固定側を指し、後端側をインペラ固定側を指すものと定義しておく。
従来、水ポンプ軸受は、内方に複列の内周軌道を有する外輪と、外輪の前記内周軌道に対向する複列の外周軌道を有し、前記外輪の両端部より軸方向外方に突き出た先端側延長部と後端側延長部とを有する回転軸と、外輪の内周軌道と回転軸の外周軌道との間に介装される複列の転動体と、前記転動体を保持する保持器と、外輪と回転軸との空間を密封する密封シールとからなる構造である。
実際に、車両のエンジンに取付けられる場合には、外輪をハウジング(図示略)に固定し、回転軸の先端側延長部にプーリシート(図示略)を圧入し、さらに、そのプーリシートに駆動用プーリを固定して、水ポンプ軸受を回転する。また、回転軸の先端側延長部に直接駆動プーリを圧入固定する場合もある。
回転軸の後端側延長部には、インペラ(図示略)と該インペラと外輪の間にはメカニカルシール(図示略)が組みつけられる。
水ポンプ軸受の回転軸先端側の転動体列に作用する荷重が大きい場合に、負荷容量を大きくして高耐久型にする必要があり、転動体として、回転軸先端側の列に、ローラを使用する。
図3に示す従来の水ポンプ軸受Wpzは、外輪1zと回転軸2zとの間に、複列の転動体を介装させ、先端側にローラ31zを、後端側にボール32zを配列している形式を示している。この形式はローラ&ボール形式と呼ばれている。
ローラ31zはローラ保持器41zにより、ボール32zはボール保持器42zにより保持されている。
外輪1zの両端部には、外輪1zと回転軸2zの間を密封するために、先端側密封シール51zと後端側密封シール52zが設けられている。
水ポンプ軸受の寿命は、軸受材料の疲労寿命よりも潤滑寿命で決まる場合が多くあり、そのため、漏れの生じない範囲でできるだけ多くのグリースを充填させることが必要になってきている。
ローラ&ボール形式の軸受では、通常、回転中、ローラ保持器はローラを保持した状態で軸方向に移動をしてしまうので、この移動を防止するために、図3に示すように、ボール列とローラ保持器41zの間に、フローティング式の間座5zを挿入している。そうすると、ボール32zと間座5zと先端側密封シール51zの背面部511zとでローラ保持器41zの軸方向の動きを規制できる構造になる。しかし、間座5zがあるために、ローラ31zとボール32zを潤滑するグリースGzをローラ31zの周囲およびボール32zの周囲に加えて、補助的に充填する空間Szが狭くなってしまい、十分なグリースGzの充填ができないので、潤滑寿命を長くすることができない虞がある。ローラ&ボール形式の潤滑を改善する構造に関して提案がある(特開2001-132759号公報参照)。
特開2001-132759号公報
しかしながら、特許文献1は、複列の転動体の間に、潤滑剤の溜り部を有するフロートリングを配設しているので、効果は期待できるもののフロートリングの分だけコストアップになる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、本発明は、コストアップにならない簡単な構造で、潤滑寿命の長い水ポンプ軸受を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、
先端側に円筒形状の内周軌道と後端側に円弧形状の内周軌道とを有する外輪と、
前記外輪の内周軌道に対向する円筒形状および円弧形状の外周軌道をそれぞれ先端側ならびに後端側に有し、前記外輪の両端部より先端側および後端側に、それぞれ突き出た延長部を有する回転軸と、
前記円筒形状の内周軌道と前記円筒形状の外周軌道との間に介装されたローラと、
前記円弧形状の内周軌道と前記円弧形状の外周軌道との間に介装されたボールと、
前記ローラを保持するローラ保持器と、
前記ボールを保持するボール保持器と、
前記外輪の両端部に設けられ、前記外輪と前記回転軸との間を密封する先端側密封シールおよび後端側密封シールと、
からなる水ポンプ軸受において、
前記回転軸の外周面若しくは外輪の内周面のいずれか一方に環状段部を設け、前記ローラを保持している前記ローラ保持器の軸方向の動きを前記先端側密封シールと前記環状段部との間で所定値に制限して前記ローラと前記ボールとの間に軸方向空間を形成すると共に、前記軸方向空間をグリース封入空間としたことを特徴とする水ポンプ軸受を提供する。
また、
前記環状段部は前記回転軸の外周部に一体に設けられた段部であることが望ましい。
本発明によれば、コストアップにならない簡単な構造で、潤滑寿命の長い水ポンプ軸受を提供する事が出来る。
以下、本発明の水ポンプ軸受に係わる実施形態を図面を参照しつつ説明する。
実施形態の説明中、先端側とあるは、図中A方向を指し、後端側とあるは、図中B方向を指すように定義する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の半断面図である。
同図において、実施形態1の水ポンプ軸受Wpは、内周面に複列の内周軌道1a、1bを有する外輪1と、外輪1の内周軌道1a、1bに対向する複列の外周軌道2a、2bを外周面に有し、外輪1の両端部より先端側および後端側に突き出た延長部21,22を有する回転軸2と、外輪1と回転軸2との間に介装されている転動体31、32と、転動体31、32を保持する保持器41、42と、外輪1の両端部において、外輪1と回転軸2との間を密封する密封シール51,52とから構成されている。複列の転動体間には空間部Sがあり、空間部SにはグリースGが充填されている。
外輪1は、内周面に円筒状内周軌道1a(図中、右側)と、円筒状内周軌道1aとは軸方向に離隔した位置に円弧凹状内周軌道1b(図中、左側)を有する中空の円筒体である。両端部内周に、後述するシールを固定するシール溝11,12を有している。
回転軸2は、外輪1の円筒状内周軌道1aに対向する円筒状外周軌道2aを先端側に有し、円筒状外周軌道2aに連設されて、外周軌道2aよりもやや大径の円筒部23と、円筒部23の軸方向後端側の所定位置に、外輪円弧凹状内周軌道1bに対向して円弧凹状外周軌道2bを形成している。大径の円筒部23は環状段部24を形成している。軸方向先端側と後端側には先端側延長部21と後端側延長部22とをそれぞれ有している。先端側延長部21は外周軌道2aと同一の直径である。後端側延長部22は大径の円筒部23と同一の直径である。
転動体は、先端側は複数のローラ31からなってローラ列を形成しており、後端側は複数のボール32からなってボール列を形成している。
保持器は、先端側は、ローラ保持器41である。後端側は、ボール保持器42である。ローラ保持器41は、略円筒形であり、両端部は平面411,412になっている。後述するように、ポケット413にローラ31を収容して、使用状態になったとき、ローラ31とローラ保持器41が軸方向に移動したとき、先端側ではローラ保持器の平面411と密封シール51の背面511が接触する。後端側では、ローラ保持器41の平面412と回転軸2の大径の円筒部23からなる環状段部24が接触する。その結果、ローラ保持器41の軸方向の移動量が、所定値に抑えられる。
ボール列側へローラ保持器41の軸方向の移動量が所定の範囲に制限されるので、補助用グリースを充填する空間Sが充分に確保できる。
ボール保持器42は、鋼板製プレス加工された冠型保持器または樹脂成型された保持器である。
密封シール51,52は外輪の両端部に形成されたシール溝11,12にそれぞれ固定されている。先端側密封シール51の背面511はシール溝に固定された状態ではローラ保持器41の平面412と接触して軸方向の移動を制限する。
ローラ列とボール列にはそれぞれグリースが充填されているが、ローラ列およびボール列の空間S側にも補助用のグリースGが充填されている。補助用に充填されるグリースGは、使用中、振動や、温度上昇などによって、グリース中の基油(油分)が、徐々に離油して、ローラ列およびボール列の潤滑に寄与する。その結果、潤滑寿命が長い水ポンプ軸受が得られる。
(実施形態2)
次に、実施形態2を図2を参照しながら説明する。
同図において、外輪1の内周面の所定位置に環状溝13が形成され、環状溝13に合成樹脂製のストップリング6が嵌着固定されている。
回転軸2は、無段の円筒状外周面25をなし、この円筒状外周面25の一部分がローラ31に対する外周軌道面2aとなっている。後端側に円弧凹状外周軌道2bが形成されている。
外輪両端部には密封シール51,52が固定されている。
ローラ31をポケット413に収容しているローラ保持器41が軸方向に移動する場合、一方では密封シール51の背面511との間で移動量が制限され、他方ではストップリング13とローラ保持器41の平面412とが接触して移動量が制限される。本実施形態ではストップリング6が環状段部として作用している。
本実施形態では、外輪内周面にストップリング用の環状溝13を形成し、回転軸2は、無段の円筒状にしている。回転軸2は外輪1に比べて、曲げ荷重が作用するので、できるだけ溝など応力集中する形状は避けて、環状溝13のような溝を設ける場合は、本実施例のように、外輪1に設けるのが望ましい。
なお、実施形態1と同一部位、同一符号については既に説明済であるから、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態1を示す半断面図である。 本発明の実施形態2を示す半断面図である。 従来技術を示す半断面図である。
符号の説明
Wp:水ポンプ軸受
1:外輪
1a:円筒状内周軌道
1b:円弧凹状内周軌道
11,12:密封シール溝
2:回転軸
2a:円筒状外周軌道
2b:円弧凹状外周軌道
21,22:延長部
23:大径部
24:環状段部
31:円筒ころ
32:ボール
41:円筒ころ用保持器
411,412:平面
42:ボール用保持器
51:先端側密封シール
511:背面部
52:後端側密封シール
6:ストップリング
G:グリース
S:空間

Claims (2)

  1. 先端側に円筒形状の内周軌道と後端側に円弧形状の内周軌道とを有する外輪と、
    前記外輪の内周軌道に対向する円筒形状および円弧形状の外周軌道をそれぞれ先端側ならびに後端側に有し、前記外輪の両端部より先端側および後端側に、それぞれ突き出た延長部を有する回転軸と、
    前記円筒形状の内周軌道と前記円筒形状の外周軌道との間に介装されたローラと、
    前記円弧形状の内周軌道と前記円弧形状の外周軌道との間に介装されたボールと、
    前記ローラを保持するローラ保持器と、
    前記ボールを保持するボール保持器と、
    前記外輪の両端部に設けられ、前記外輪と前記回転軸との間を密封する先端側密封シールおよび後端側密封シールと、
    からなる水ポンプ軸受において、
    前記回転軸の外周面若しくは外輪の内周面のいずれか一方に環状段部を設け、前記ローラを保持している前記ローラ保持器の軸方向の動きを前記先端側密封シールと前記環状段部との間で所定値に制限して前記ローラと前記ボールとの間に軸方向空間を形成すると共に、前記軸方向空間をグリース封入空間としたことを特徴とする水ポンプ軸受。
  2. 前記環状段部は前記回転軸の外周部に一体に設けられた段部であることを特徴とする請求項1に記載の水ポンプ軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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