JP2006110669A - 配管用接続工具 - Google Patents

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Hiroshi Oya
博 大矢
Masafumi Takeshima
雅文 竹島
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Abstract

【課題】 操作領域が狭くかつ配管部材を速やかに接続することができる配管用接続工具を提供する。
【解決手段】 配管用接続工具1は、固定ホルダー31と可動ホルダー32とからなる一対の保持部材3と、固定ホルダー31を支持するヘッド部22とグリップ部21を有する工具本体2と、可動ホルダー32を支持するスライド部材40を含むリンク手段4と、スライド部材40を直線移動させるラチェット部材61と保持部材3の間隔が広がる方向にラチェットギア61に付勢されている送り爪64を含む回転手段6と、送り爪64の付勢力を解除するレバー部材5とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、給水、給湯、冷温水配管などの各種配管の接続に使用される配管用接続工具に関する。
給水、給湯、冷温水配管などにおいては、接続体(継手またはヘッダーなど)と樹脂管を接続するために、樹脂管に締付リングを嵌挿し、接続体と締付リングとを相対移動させて、接続体の内挿筒部と締付リングとで樹脂管を挟み付けることにより、接続体に樹脂管を接続させるようにした配管用接続工具が使用されている。
特許文献1には、接続体の内挿筒部と締付リングとを挟み付けるU字状の凹部を有する左右一対の係止体と、相互に交差する交差部に設けられた回動軸を中心に回動して、先端側が相対的に近接、離間する一対の支持体とを備え、各係止体は各支持体の先端側に取付けられた枢着軸に枢着されるとともに、互いに相手側の各支持体の基端部側に設けられた被当接部同士が常に実質的に平行状態で移動すべく設けられた接続工具が記載されている。
特許文献2には、可動ライナと固定ライナを支持するヘッドを先端に設ける固定グリップと、固定グリップと対をなすようヘッドの一端に枢着した可動グリップと、可動グリップにより駆動されるラチェット機構とそれと連動するラックピニオン機構とよりなる倍力装置と、可動ライナは固定ライナに対して平行移動するように倍力装置の出力摺動子に取り付けられる接続工具が記載されている。
特開2000−263462号公報(第3−6頁、図1〜図13) 特開2003−181776号公報(第2−4頁、図1〜図4、図8)
上記の接続工具を、建物の床下に配設された元管から分岐継手(チーズやエルボーなど)を介して樹脂管を分岐する床配管に使用した場合には、特別な不都合はないが、建物の壁内に配設された元管からヘッダーを介して樹脂管を分岐する壁配管に適用すると、次のような問題がある。例えば特許文献1に記載された接続工具によれば、ハンドルを操作することによって一対の係止体は平行の状態を保ちつつ、傾斜しながら近接することになる。そのため、壁の近傍または点検口の中で管を接続する場合、ハンドルが壁などの周囲の部材と干渉することにより、完全に締付けることができなくなるという問題がある。また特許文献2に記載された接続工具により壁配管を行う場合には、ヘッダーの分岐口の下位に継手がセットされるので、上記U字状の凹部を有する左右一対の係止体(可動ライナ及び固定ライナ)でヘッダーと継手とを挟み付けることは可能であるが、その後可動グリップの回動操作の際に可動グリップが壁面と干渉する場合がある。また、この接続工具は、ヘッド部がライナ部から管軸方向に突出した構造を有するため、ヘッダー取付金具と干渉して施工ができないという問題もある。更に、この接続工具のスライド機構にはラックピニオン機構が採用されているため、これらの部品の製作に際しては精密な加工が必要とされるので、製作コストが高くなるという欠点もある。
本発明の目的は、上記問題点を解決して、操作領域が狭くかつ配管部材を速やかに接続することができる配管用接続工具を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の配管用接続工具は、可動ホルダーと固定ホルダーからなる一対の保持部材と、前記固定ホルダーを支持するヘッド部とグリップ部を有する工具本体と、前記可動ホルダーを支持するスライド部材を含むリンク手段と、前記スライド部材を直線移動させるラチェット部材と前記保持部材の間隔が広がる方向に前記ラチェット部材に付勢されている係止部材を含む回転手段と、前記係止部材の付勢力を解除するレバー部材とを有することを特徴とするものである。
本発明において、前記スライド部材は、前記保持部材の間隔を規制する長穴を有することが好ましい。
本発明によれば、レバー部材の操作により、そこに連結されたラチェット部材の回転がリンク機構を介して可動ホルダーを支持するスライド部材に伝達されるので、レバー部材の操作範囲が狭いにも係わらず、スライド部材の直線移動距離が長くなり、例えばヘッダーと継手とを速やかに接続することができる。
以下本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係わる配管用接続工具の正面図、図2は同配管用接続工具の左側面図、図3は同配管用接続工具の右側面図、図4は同配管用接続工具の一部を破断した正面図、図5は図1の配管用接続工具を閉じた状態を示す正面図、図6は同配管用接続工具の一部を破断した正面図である。
図1〜図3に示すように、配管用接続工具1は、グリップ部21とヘッド部22とを有する工具本体2と、被接続部材を保持するための固定ホルダー31と可動ホルダー32からなる保持部材3と、可動ホルダー32を支持するスライド部材40を含むリンク手段4と、スライド部材40を直線移動させるラチェット部材61を含む回転手段(不図示)と、この回転手段を操作するためのレバー部材5を備えている。配管用接続工具1の各部の詳細は、次の通りである。
工具本体2は、例えば、2つ割のグリップ片(アルミダイカスト製)を組合せて形成された中空部材であり、ヘッド部22には、被接続部材(例えば樹脂管)を受け取る円弧状凹部を有する固定ホルダー31の下部が着脱自在に差し込まれている(図2参照)。可動ホルダー32は、被接続部材(例えば継手)を受け取る円弧状凹部を有し、その下部はスライド部材40に着脱自在に差し込まれている(図3参照)。
図4に示すように、リンク手段4を構成するスライド部材40には、ヘッド部22に固設された規制ピン42が内接する長穴41が設けられ、さらにその端部側(図の左側)にヘッド部22に固設された規制ピン44が内接する長穴状のガイドリング43が固着されている。このスライド部材40は、連結ピン46を介して回転手段6を構成するラチェット部材61に結合されるとともに、連結ピン46は長穴状のリング45に内接される。可動ホルダー32は、その差し込み方向と直交する方向(紙面に対して垂直な方向)から取り付けられる固定ピン33によりスライド部材40に固定されている。固定ホルダー31は、長穴41内で規制ピン42に隣接する固定ピン34によりヘッド部22に固定されている。
回転手段6を構成するラチェット部材61は、略扇型形状を有し、所定の角度範囲(例えば1/4円周)に複数の歯63が形成されるとともに、工具本体2に、そこに固設された支点ピン62を中心として回動自在に支持されている。ラチェット部材61に形成された歯63の一端側には、一端が工具本体2の端面に形成された係止部23に係止された圧縮コイルバネ60の他端側が係止されて、ラチェット部材61は反時計方向に付勢されている。歯63に係合する送り爪64は、レバー部材5に固定された支点ピン66に回転自在に支持されている。支点ピン66の周囲には、ねじりバネ65が巻回され、その一端はレバー部材5の内面に当接され、かつ他端は爪64に係止されることにより、送り爪64は常時、レバー部材5がグリップ部21から遠ざかる方向(時計方向)に付勢されている。この構造により、未使用時には、可動ホルダー32が固定ホルダー31から離間する方向にスライド部材40は付勢される。なお、レバー部材5のグリップ力は、スライド部材40及びラチェットギア61により増圧されるが、規制ピン42からラチェットギア61の回転中心までの距離とその回転中心から歯63のピッチ円までの距離との比率を変更することにより、増圧比を調整することが可能である。
ラチェット部材61の歯63と噛み合う係止爪52を有しかつ端面にピン53が突設されたアーム51が、レバー部材5に固設されたピン68に回転自在に支持されている。またピン68にはねじりバネ67が巻回され、その一端はレバー部材5の内面に当接し、かつ他端は折り曲げられてピン53に係止されている。このねじりバネ67は、その弾性力により、アーム51が常時、反時計方向に付勢されて、係止爪52が歯63に押圧される状態を呈するように取り付けられる。
上記の接続工具1の使用例を図1、図4、図5及び図6により説明する。
図示しない非接続部材(例えばヘッダーの下方に装着された継手本体と、圧縮スリーブが装着された樹脂管)に固定ホルダー31及び可動ホルダー32が差し込まれた後、レバー部材5を反時計方向に回動することにより、接続工具1は図1及び図4に示す状態から図5及び図6に示す状態に変化する。すなわちレバー部材5とグリップ部21を片手で把持すると、図6に示すように、ラチェット部材61に作用しているねじりバネ65の弾性力が解除されるとともに圧縮コイルバネ60の復元力により、送り爪64は歯63の表面を滑るので、ラチェット部材61は反時計方向に回転する。このラチェット部材61の反時計方向への回転に伴い、連結ピン46が内接する長穴状のリング45は下向きに移動する(図6参照)。したがってラチェット部材61に連結されたスライド部材40は図面の左側に直線的に移動して、可動ホルダー32は固定ホルダー31に近接する。次いで、レバー部材5から手を離すと、ねじりバネ65の復元力により送り爪64は歯63に押し付けられて、図4に示す状態に戻る。このラチェット部材61の時計方向への回転に伴い、連結ピン46が内接する長穴状のリング45は上向きに移動する(図4参照)。したがってラチェット部材61に連結されたスライド部材40は図面の右側に直線的に移動して、可動ホルダー32は固定ホルダー31から離間した位置にくる。レバー部材5の把持と開放が繰り返されることにより、ラチェット部材61は反時計方向に少しずつ回動するので、可動ホルダー32と固定ホルダー31との間隔が狭まり、規制ピン42がスライド部材40に設けた長穴41の右端側に移動するとともに、規制ピン44がガイドリング43の右端に当接した時に配管接続が完了した状態となる。本実施の形態においては、長穴41及びガイドリング43の内径側寸法を調整することにより、スライド部材40の直線移動距離を変更することができる。ただし、この寸法が大きすぎると、増圧比が減少するので、増圧比が2〜4の範囲に収まるようにこの寸法を設定することが好ましい。
配管接続が完了した後は、アーム51を図6の2点鎖線で示される位置に押し下げることにより、係止爪52と歯63との係合が解除され、ラチェット部材61はアーム51の押圧力から開放され時計方向に回転して図1及び図4に示す状態に復帰する。それに伴って、スライド部材61に連結されたスライド部材40は図1及び図4に示すように開の状態に復帰する。スライド部材40が開の状態となることで固定ホルダー31及び可動ホルダー32から被接続部材を容易に取り外すことができる。
上記の接続工具1によれば、非接続部材を保持する部材をリンク機構及びラチェット機構を介してレバー部材5と結合しているので、レバー部材5とグリップ部材21との間隔が狭くても、スライド部材40の直線移動距離を長くすることができる。固定ホルダー31及び可動ホルダー32を非接続部材にセットして、レバー部材5を操作する際に、レバー部材5を把持した手が壁面などの周囲と干渉することが防止され、しかも保持部材の間隔が確実に狭められて、速やかに配管接続を行うことができる。また接続工具1は、従来のラックピニオン機構を有する接続工具と比べて、低コストで製作することが可能となる。
本発明の実施に形態に係わる配管用接続工具の正面図である。 図1の配管用接続工具の左側面図である。 図1の配管用接続工具の右側面図である。 図1の配管用接続工具の一部を破断した正面図である。 図1の配管用接続工具の使用状態を示す正面図である。 図5の配管用接続工具の一部を破断した正面図である。
符号の説明
1:配管用接続工具、
2:工具本体、21:グリップ部、22:ヘッド部、23:係止部、
3:保持部材、31:固定ホルダー、32:可動ホルダー、33、34:固定ピン、
4:リンク手段、40:スライド部材、41:長穴、42、44:規制ピン、43:ガイドリング、45:連結リング、46:連結ピン、
5:レバー部材、51:アーム、52:係止爪、53:ピン
6:回転手段、60:圧縮コイルバネ、61:ラチェット部材、62:支点ピン、63:歯、64:送り爪、65、67:ねじりコイルバネ、66、68:支持ピン

Claims (2)

  1. 可動ホルダーと固定ホルダーからなる一対の保持部材と、前記固定ホルダーを支持するヘッド部とグリップ部を有する工具本体と、前記可動ホルダーを支持するスライド部材を含むリンク手段と、前記スライド部材を直線移動させるラチェット部材と前記保持部材の間隔が広がる方向に前記ラチェット部材に付勢されている係止部材を含む回転手段と、前記係止部材の付勢力を解除するレバー部材とを有することを特徴とする配管用接続工具。
  2. 前記スライド部材は、前記保持部材の間隔を規制する長穴を有することを特徴とする請求項1に記載の配管用接続工具。
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