JP2006107779A - 電極板の製造方法および電極板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 活物質層用塗工組成物中の活物質の最大粒径(D90)が、ダイヘッド(1a)先端と集電体(A)塗工面との間の隙間(G)未満で且つプレス加工後の活物質層の目標厚み(T2)未満であると共に、該活物質の中心粒径(D50)が、プレス加工後の活物質層の目標厚みの2分の1以下である活物質層用塗工組成物を用い、活物質層用塗工組成物の固形分塗工量を、正極の場合は110g/m2以下、負極の場合は40g/m2以下とする。
【選択図】 図1
Description
また本発明は、電極板、特に好適には上記製造方法により製造される電極板、及び、当該電極板を組み込んだ非水電解質液二次電池に関する。
一般に、非水電解質液二次電池、電気二重層キャパシタ等の電極板は、集電体の少なくとも一面に電極活物質層を所定パターン状に断続的に設けた構成をとる。電極活物質層のパターンが存在しない非塗工部は、端子を取り付ける等の目的のために集電体が露出した部分である。
また、活物質層用塗工組成物を薄く塗工した電極板の中間品にプレス加工を行うと、サイズの大きい粒子成分が塗膜面から突出するため、プレス後の膜厚が均一になりにくく、プレスロールを損傷させる問題も発生する。
さらに、活物質層を薄く形成した場合には、活物質層内に含有される活物質の粒子は活物質層の厚さ方向(深さ方向)に分布しずらくなり、集電体の面方向に沿って単層膜状に分布する傾向が強まるため、活物質粒子同士で接触する確率が低くなり、導電性が低くなりやすい。また、活物質層を薄く形成すると、塗工部中の粒子間に集電体が露出した部分が発生する場合があり、このような塗工部中の露出部分ではデンドライトの析出が起こりやすく、安全性に支障を来たす場合がある。
また、本発明の第二の目的は、面質が良く、膜厚の均一性が高く、導電性、安全性の高い薄塗りの活物質層を有し、好適には本発明の製造方法により製造される電極板を提供することにある。
また、本発明の第三の目的は、上記電極板を用いて高出力用途に適した非水電解質液二次電池を提供することにある。
前記活物質層用塗工組成物中の活物質の最大粒径(D90)が、塗工する際のコーティングヘッド先端と集電体塗工面との間の隙間未満で且つプレス加工後の活物質層の目標厚み未満であると共に、該活物質の中心粒径(D50)が、プレス加工後の活物質層の目標厚みの2分の1以下である活物質層用塗工組成物を用い、
集電体上に、前記活物質層用塗工組成物を単位面積当りの固形分塗工量を、正極の場合は110g/m2以下、負極の場合は40g/m2以下として塗工することを特徴とする。
前記製造方法におけるプレス加工後の活物質層の目標厚みが、正極の場合は70μm以下、負極の場合は50μm以下であることが好ましい。
活物質層の単位面積当りの固形分塗工量が、正極の場合は110g/m2以下、負極の場合は40g/m2以下であり、
前記活物質層中の活物質の最大粒径(D90)が活物質層の厚み未満であり、且つ、該活物質層中の活物質の中心粒径(D50)が、活物質層の厚みの2分の1以下であることを特徴とする。
前記活物質層中に含有される活物質の割合が80質量%以上であることが好ましい。
前記電極板における活物質層の厚みが、正極の場合は70μm以下、負極の場合は50μm以下であることが好ましい。
従って、塗工ライン上での原反切れやプレスロールの損傷のような製造過程中の事故や、電池中でのソフトショートのような使用段階での事故を防止することができる。
また、活物質として、活物質の中心粒径(D50)が、プレス加工後の活物質層の目標厚みの2分の1以下であるものを用いることによって、活物質層を薄く形成する場合でも、活物質層内に含有される活物質の粒子が、集電体の面方向に沿って分布するだけでなく、活物質層の厚さ方向に分布しやすくなる。
従って本発明によれば、面質が良く、膜厚の均一性が高く、導電性、安全性の高い薄塗りの活物質層を有する高出力用途に適した電極板、及び、非水電解質液二次電池が提供される。
前記活物質層用塗工組成物中の活物質の最大粒径(D90)が、コーティングヘッド先端(吐出孔)と集電体塗工面との間の隙間未満で且つプレス加工後の活物質層の目標厚み未満であると共に、該活物質の中心粒径(D50)が、プレス加工後の活物質層の目標厚みの2分の1以下である活物質層用塗工組成物を用い、
集電体上に、前記活物質層用塗工組成物を単位面積当りの固形分塗工量を、正極の場合は110g/m2以下、負極の場合は40g/m2以下として塗工することを特徴とするものである。
本発明に用いられる活物質層用塗工組成物は、活物質と共に、通常は少なくとも結着材(バインダー)を含有し、必要に応じて導電材等の他の成分を含有する。
活物質は、従来から非水電解質液二次電池用、電気二重層キャパシタ用等の活物質として知られている材料を用いることができる。活物質は2種以上を組み合わせて用いても良い。
非水電解質液二次電池の正極用活物質としては、例えば、LiCoO2(コバルト酸リチウム)、LiMn2O4(マンガン酸リチウム)若しくはLiNiO2(ニッケル酸リチウム)等のリチウム酸化物、又は、TiS2、MnO2、MoO3若しくはV2O5等のカルコゲン化合物を例示することができる。特に、LiCoO2若しくはLiMn2O4を正極用活物質として用い、炭素質材料を負極用活物質として用いることにより、4ボルト程度の高い放電電圧を有するリチウム系二次電池が得られる。
電気二重層キャパシタの活物質としては、例えば、活性炭や金属酸化物を用いることができる。
この際、反応性官能基を導入したアクリレートモノマー又はオリゴマーを結着材中に混入させることも可能である。そのほかにも、ゴム系の樹脂や、セルロース樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂、アクリレートモノマー、アクリレートオリゴマー或いはそれらの混合物からなる電離放射線硬化性樹脂、上記各種の樹脂の混合物を使用することもできる。
結着材は2種以上を組み合わせて用いても良い。
上記したような活物質層、結着剤、及び必要に応じてその他の成分を溶剤中に投入し、ホモジナイザー、ボールミル、サンドミル又はロールミル等の分散機により溶解又は分散して、スラリー状の活物質層用塗工組成物を調製する。
活物質層用塗工組成物中に含有される活物質の含有割合は特に制限されないが、充分な電池容量を得る観点から、固形分中の質量比で80質量%以上、特に90質量%以上であることが好ましい。また、活物質の含有割合が多すぎると結着材の量が相対的に少なくなり活物質層の密着性が不足しやすいことから、活物質層用塗工組成物中に含有される活物質の含有割合は、固形分中の質量比で99.5質量%以下、特に98.5質量%以下であることが好ましい。
また、活物質層用塗工組成物中の導電材の含有割合は、例えば、非水電解質液二次電池用電極板であれば、通常、固形分中の質量比で、1.5〜10重量%とする。
ここで、「固形分」とは、活物質層用塗工組成物中に含有される溶剤以外の全成分であり、該塗工組成物が、例えば、硬化性を有する液状のモノマー成分を含有する場合には、そのような液状成分も固形分に含まれる。
また、本発明においては、活物質層用塗工組成物中に含有される固形分中の活物質の質量比が、完成された活物質層中の活物質の含有割合とみなすことができる。
具体的には、活物質層用塗工組成物中の活物質として、その最大粒径(D90)が、ダイヘッド等のコーティングヘッド先端と集電体塗工面との間の隙間(図1中の符号Gで表される距離)未満で且つプレス加工後の活物質層の目標厚み未満であると共に、該活物質の中心粒径(D50)が、プレス加工後の活物質層の目標厚み(図2中の符号T2で表される厚さ)の2分の1以下であるような活物質、さらに好ましくは5分の2以下、特に好ましくは3分の1以下であるようなサイズの活物質を用いる。
また、本発明において粒子の「最大粒径(D90)」とは、粒度分布において、ある粒子径Dnより粒子径の小さい粒子分が占める割合が全粉体の90質量%に達する時の粒子径Dnを意味する。
従って、塗工ライン上での原反切れやプレスロールの損傷のような製造過程中の事故や、電池中でのソフトショートのような使用段階での事故を防止することができる。
従って、活物質層内において活物質粒子同士が接触する確率が高くなり、高い導電性及び安全性を確保することができるので、電池の抵抗が小さくなり、大電力を取り出すのに有利になる。
係る観点から、本発明において用いる活物質のサイズは、平均粒径で表したときに、一般的には0.1〜25μm程度の範囲のものであり、好ましくは0.2〜10μm、さらに好ましくは0.5〜4μmのものである。
また、活物質層用塗工組成物が、2種類以上の活物質を含有する場合や、或いは、活物質以外にも粒子成分を含有する場合には、活物質層用塗工組成物中に含まれる粒子成分の種類ごとに特定される中心粒径(D50)のうち最も大きい値のものが、プレス加工後の活物質層の目標厚みの2分の1以下であることが好ましい。
この場合には、さらに、活物質層用塗工組成物中に含まれる粒子成分の種類ごとに特定される平均粒径がいずれも、上記した活物質に求められるサイズ条件を満たすことが特に好ましい。
その場合には、さらに、全粒子成分の平均粒径も、上記した活物質に求められるサイズ条件を満たすことが特に好ましい。
本発明においては、従来から電極板の集電体として用いられている金属箔や金属シートを用いることができる。正極板の集電体としては、通常、アルミニウム箔が好ましく用いられる。一方、負極板の集電体としては、通常、電解銅箔や圧延銅箔等の銅箔が好ましく用いられる。
集電体の厚さは、例えば、非水電解質液二次電池用電極板であれば、通常、5〜50μm程度とする。
本発明の電極板製造方法は、集電体を搬送手段によりコーティングマシンのコーティングヘッドの位置を走行、通過させながら、コーティングヘッドの先端から活物質層形成用塗工組成物を集電体表面に塗布し、必要に応じて断続的に吐出とその停止を繰り返して間歇塗工を行うことで活物質層を形成した後、該活物質層をプレスすることによって電極板を製造するものである。集電体としては一般的には長尺状の集電体を用い、走行中の集電体上にダイコーターにより間歇又は無間歇塗工を連続的に行う。
また、活物質層用塗工組成物又は完成した活物質層の塗工量の下限は、特に限定されないが、実用上、通常は片面・単位面積当りの固形分塗工量を3g/m2以上とする。
また、上記活物質層の目標厚み及び完成後厚みの下限は、実用上、通常は3μm以上とする。
搬送手段は、集電体Aを諸工程のために供給し、巻き取るための手段である。図1の例では、電極板供給ロール3を取り付けた供給部4と、電極板巻取りロール5を取り付けた巻取り部6と、搬送路上を移動する集電体Aを支持するガイドローラ7と、必要に応じてその他の部材から搬送手段が構成される。
ダイヘッド1aの先端と集電体塗工面との間の隙間(距離)Gは、塗膜の塗工量に合わせて適宜決定されるが、薄塗り塗工を行う場合には、通常、30〜100μm程度とする。
間歇塗工された集電体Aは、さらに搬送手段により搬送され、乾燥手段2に到達し、やはり走行しながら乾燥される。乾燥工程における熱源としては、熱風、赤外線、遠赤外線、マイクロ波、高周波、或いはそれらを組み合わせて利用できる。乾燥工程において集電体をサポート又はプレスする金属ローラーや金属シートを加熱して放出させた熱によって乾燥してもよい。
乾燥後、塗工が完了した電極板の中間品Eは、巻取り部6によって電極板巻取りロール5に巻き取られる。
プレス装置102の搬送手段は、上記コーティング装置101のものと同様であり、図中、共通の符号で表される。プレスロール8は、アッパーロール8aとアンダーロール8bを有し、これらのうち少なくとも一方は、図示していないモーターによって中間品Eの搬送速度に合わせて回転駆動される。プレスロールとしては、金属ロール、弾性ロール又は加熱ロールなどの各種ロールを適宜組み合わせて用いる。また、プレスロール以外のプレス手段としては、例えば、シートプレス機等を用いてもよい。
図2の例では塗工工程とは別のラインでプレス加工を行っているが、プレス加工は、上記図1のコーティング装置101内において、コーティング工程から連続して行ってもよい。その場合には、乾燥手段2の下流側に図示していないプレス手段を設け、コーティング、乾燥及びプレスを全て行ってから巻取りロール5に巻き取る。
活物質層の単位面積当りの固形分塗工量が、正極の場合は110g/m2以下、負極の場合は40g/m2以下であり、
前記活物質層中の活物質の最大粒径(D90)が活物質層の厚み未満であり、且つ、該活物質層中の活物質の中心粒径(D50)が、活物質層の厚みの2分の1以下であることを特徴とするものである。
負極活物質としてMCMB(メソカーボンマイクロビーズ)、バインダーとしてPVDF(ポリフッ化ビニリデン)を用い、固形分量が50質量%の負極用スラリーを定法により作製した。また、集電体として14μmの圧延銅箔を用いた。
MCMBは、事前に粒径20μm以上のものを分離除去し、且つ、前記分離除去後の平均粒径(この場合は中心粒径でもある)が6μmのものを用いた。
上記の負極用スラリーを、乾燥後の塗工量が30g/m2となるように集電体上にダイコーターで塗布し、乾燥させて電極板の中間品を得た。この時、ダイヘッド先端と集電体表面の間の距離は70μmだった。この塗布工程は、何ら支障なく行うことができた。
次に、電極板の中間品を、活物質層の厚みが25μmとなるようにプレスした。このプレス工程も何ら支障なく行うことができた。
正極活物質としてコバルト酸リチウム、導電材としてアセチレンブラック、バインダーとしてPVDFを用い、固形分量が70質量%の正極用スラリーを定法により作製した。また、集電体として15μmのアルミニウム箔を用いた。
コバルト酸リチウムは、事前に粒径25μm以上のものを分離除去し、且つ、前記分離除去後の平均粒径(この場合は中心粒径でもある)が5μmのものを用いた。
上記の正極用スラリーを、乾燥後の塗工量が100g/m2となるように集電体上にダイコーターで塗布し、乾燥させて電極板の中間品を得た。この時、ダイヘッド先端と集電体表面の間の距離は70μmだった。この塗布工程は、何ら支障なく行うことができた。
次に、電極板の中間品を、活物質層の厚みが34μmとなるようにプレスした。このプレス工程も何ら支障なく行うことができた。
負極活物質としてMCMB、バインダーとしてPVDFを用い、固形分量が50質量%の負極用スラリーを定法により作製した。また、集電体として14μmの圧延銅箔を用いた。MCMBは、最大粒径が80μmであり、且つ、平均粒径が6μmのものを用いた。
上記の負極用スラリーを、乾燥後の塗工量が30g/m2となるように集電体上にダイコーターで塗布し、乾燥させて電極板の中間品を得た。この時、ダイヘッド先端と集電体表面の間の距離は80μmだった。
この比較例は、上記塗布工程において塗膜の膜面にスジが多発してしまった。
正極活物質としてコバルト酸リチウム、導電材としてアセチレンブラック、バインダーとしてPVDFを用い、固形分量が50質量%の正極用スラリーを定法により作製した。また、集電体として15μmのアルミニウム箔を用いた。コバルト酸リチウムは、最大粒径が100μmであり、且つ、平均粒径が5μmのものを用いた。
上記の正極用スラリーを、乾燥後の塗工量が100g/m2となるように集電体上にダイコーターで塗布し、乾燥させて電極板の中間品を得た。この時、ダイヘッド先端と集電体表面の間の距離は70μmだった。この塗布工程において、塗膜の膜面に若干スジが発生した。
次に、電極板の中間品を、活物質層の厚みが34μmとなるようにプレスした。このプレス工程において、光沢のある粒状の塊が現れ、プレスロールにエンボス状の跡がついてしまった。また、得られた塗膜も均一ではなく、所々に100μm程度の厚みになる部分が観測された。
102:プレス装置
A:集電体
B:塗工層又は活物質層
C:塗工部
D:非塗工部
E:電極板の中間品
F:電極板
1:ダイコーター
1a:ダイヘッド
2:乾燥手段
3:電極板供給ロール
4:供給部
5:電極板巻取りロール
6:巻取り部
7:ガイドローラ
8(8a、8b):プレスロール
Claims (11)
- 少なくとも活物質を含有する活物質層用塗工組成物を集電体上に塗工して活物質層を形成する工程、及び、該活物質層が形成された電極板中間品をプレス加工する工程を含む、正極及び負極電極板のうち少なくとも一方を製造する方法であって、
前記活物質層用塗工組成物中の活物質の最大粒径(D90)が、塗工する際のコーティングヘッド先端と集電体塗工面との間の隙間未満で且つプレス加工後の活物質層の目標厚み未満であると共に、該活物質の中心粒径(D50)が、プレス加工後の活物質層の目標厚みの2分の1以下である活物質層用塗工組成物を用い、
集電体上に、前記活物質層用塗工組成物を単位面積当りの固形分塗工量を、正極の場合は110g/m2以下、負極の場合は40g/m2以下として塗工することを特徴とする、電極板の製造方法。 - 前記活物質層用塗工組成物中に含まれる粒子成分の種類ごとの最大粒径(D90)のうち最も大きい値のものが、コーティングヘッド先端と集電体塗工面との間の隙間未満で且つプレス加工後の活物質層の目標厚み未満である、請求項1に記載の電極板の製造方法。
- 前記活物質層用塗工組成物中に含まれる粒子成分の種類ごとの中心粒径(D50)のうち最も大きい値のものが、プレス加工後の活物質層の目標厚みの2分の1以下である、請求項1又は2に記載の電極板の製造方法。
- 前記活物質層用塗工組成物中に含有される固形分全体に占める活物質の割合が80質量%以上である、請求項1乃至3のいずれかに記載の電極板の製造方法。
- プレス加工後の活物質層の目標厚みが、正極の場合は70μm以下、負極の場合は50μm以下である、請求項1乃至4のいずれかに記載の電極板の製造方法。
- 集電体上に、少なくとも活物質を含有する活物質層が設けられた電極板であって、
活物質層の単位面積当りの固形分塗工量が、正極の場合は110g/m2以下、負極の場合は40g/m2以下であり、
前記活物質層中の活物質の最大粒径(D90)が活物質層の厚み未満であり、且つ、該活物質層中の活物質の中心粒径(D50)が、活物質層の厚みの2分の1以下であることを特徴とする電極板。 - 前記活物質層中に含まれる粒子成分の種類ごとの最大粒径(D90)のうち最も大きい値のものが、活物質層の厚み未満である、請求項6に記載の電極板。
- 前記活物質層中に含まれる粒子成分の種類ごとの中心粒径(D50)のうち最も大きい値のものが、活物質層の厚みの2分の1以下である、請求項6又は7に記載の電極板。
- 前記活物質層中に含有される活物質の割合が80質量%以上である、請求項6乃至8のいずれかに記載の電極板。
- 活物質層の厚みが、正極の場合は70μm以下、負極の場合は50μm以下である、請求項6乃至9のいずれかに記載の電極板。
- 前記請求項6乃至10のいずれかに記載の電極板を備えることを特徴とする、非水電解質液二次電池。
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