JP2006107090A - データ処理装置、ファイル作成プログラム、監視プログラム、およびデータ構造 - Google Patents

データ処理装置、ファイル作成プログラム、監視プログラム、およびデータ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像ファイルや音声ファイルを別途アプリケーションをインストールしないで実行すること。
【解決手段】 Exif形式の画像ファイルにおいて、各メーカーが独自にデータを格納することができるMakerNote2cに実行可能なプログラムを埋め込んで、画像ファイルを作成する。画像を読み込んだPCでは、監視プログラムがMakerNote2cに埋め込まれたプログラムを自動実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、実行可能なプログラムを付加したファイルのデータ構造、当該データ構造を有するファイルを作成するファイル作成プログラム、作成されたファイルの読み込みを監視して実行する監視プログラム、およびファイル作成プログラムと監視プログラムとを備えるデータ処理装置に関する。
画像データのデータ構造に関し、JPEG規格を拡張して、通常の色情報に関するデータに加えて、透明度に関するデータを含むようにした画像データ構造が特許文献1によって知られている。
特開2003−338931号公報
しかしながら、従来の画像ファイルデータ構造においては、ファイルを実行するためにビューア等の他のアプリケーションが必要になり、あらかじめパソコン等にアプリケーションをインストールしておかなければ画像を閲覧することができないという問題が生じていた。
請求項1に記載のデータ処理装置は、画像データまたは音声データに、それぞれのファイル形式を保持したまま、少なくとも1つの実行可能なプログラムを付加してファイルを作成するファイル作成手段と、ファイル作成手段で作成された画像ファイルまたは音声ファイルの読み込みを監視して、ファイル作成手段で作成された画像ファイルまたは音声ファイルが読み込まれたと判断した場合に、画像ファイルまたは音声ファイルに含まれるプログラムを自動実行する監視手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載のデータ処理装置は、請求項1に記載のデータ処理装置において、画像データまたは音声データに付加するプログラムを指定するプログラム指定手段をさらに備え、ファイル作成手段は、プログラム指定手段で指定された少なくとも1つのプログラムを画像データまたは音声データに付加することを特徴とする。
請求項3に記載のデータ処理装置は、請求項1または2に記載のデータ処理装置において、ファイル作成手段は、異なる複数のプラットフォームのそれぞれに対応した複数のプログラムを画像データまたは音声データに付加することを特徴とする。
請求項4に記載のデータ処理装置は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデータ処理装置において、監視手段は、画像ファイルまたは音声ファイルに含まれるプログラムが実行済みのファイルを抽出して、これらのファイルに含まれるプログラムを削除するプログラム削除手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載のファイル作成プログラムは、コンピュータで実行するためのファイル作成プログラムであって、画像データまたは音声データに、それぞれのファイル形式を保持したまま、少なくとも1つの実行可能なプログラムを付加して画像ファイルまたは音声ファイルを作成することを特徴とする。
請求項6に記載のファイル作成プログラムは、請求項5のファイル作成プログラムにおいて、異なる複数のプラットフォームのそれぞれに対応した複数のプログラムを画像データまたは音声データに付加することを特徴とする。
請求項7に記載の監視プログラムは、コンピュータで実行するための監視プログラムであって、請求項5または6に記載のファイル作成プログラムで作成された画像ファイルまたは音声ファイルの読み込みを監視して、画像ファイルまたは音声ファイルが読み込まれたと判断した場合に、画像ファイルまたは音声ファイルに含まれるプログラムを自動実行することを特徴とする。
請求項8に記載の監視プログラムは、請求項7に記載の監視プログラムにおいて、画像ファイルまたは音声ファイルに含まれるプログラムが実行済みのファイルを抽出して、これらのファイルに含まれるプログラムを削除することを特徴とする。
請求項9に記載のデータ構造は、コンピュータで読み取り可能な画像データまたは音声データをファイルシステム上に保存するためのファイル形式を表すためのデータ構造であって、各ファイル形式が備えているデータ構造上の自由に記述可能な自由記述部に、コンピュータで実行される少なくとも1つのプログラムを含むことを特徴とする。
請求項10に記載のデータ構造は、請求項9に記載のデータ構造において、自由記述部に、異なる複数のプラットフォームのそれぞれに対応した複数の実行可能なプログラムを含むことを特徴とする。
本発明によれば、画像データまたは音声データに、それぞれのファイル形式を保持したまま少なくとも1つの実行可能なプログラムを付加してファイルを作成することとした。これによって、ファイルを実行するためのアプリケーションを、ファイルを読み込むパソコン等にあらかじめインストールしておかなくても、画像データまたは音声データを処理することができる。例えば画像データにビューワプログラムを付加した場合には、当該ファイルを読み込んだパソコン上でビューワプログラムが自動実行されて画像を表示することができる。
本実施の形態によるデータ構造は、デジタルカメラで撮像した画像データと、あらかじめ決められたアプリケーションプログラムと、それに付随する各種情報(以下、アプリケーションプログラムとそれに付随する各種情報とをまとめて「プログラム」と呼ぶ)とを一体の画像ファイルとしたものである。すなわち、画像ファイルは、画像データにプログラムを付加したデータ構造となっている。このようなデータ構造を有する画像ファイルをパソコン(PC)で読み込むと、PCは画像データに付加されたプログラムを自動実行して、所定の処理を行う。例えば、画像データにビューワプログラムを付加しておき、当該ファイルを読み込んだPC上でビューワプログラムを自動実行して、画像を表示する。これによって、PC側にビューワプログラムがインストールされていなくても、画像を表示することができる。
図1は、本実施の形態におけるデータ処理装置によって実現可能な画像表示システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。画像表示システム100は、画像データにプログラムを付加した画像ファイルを作成するデジタルカメラ101、およびデジタルカメラで作成された画像ファイルを読み込んで表示するモニタ102hを備えたPC102を備えている。
デジタルカメラ101は、撮像素子としてのCCD101aと、メモリーカードスロット101bと、CPU101cと、メモリ101dと、撮像した画像や設定メニューなどを表示するモニタ101eと、使用者によって操作される入力装置101fとを備えている。CCD101aによって撮像された画像データは、メモリーカードスロット101bに挿入されたメモリーカード103に保存される。CPU101cは、メモリーカード103に保存された画像を読み込んで、使用者によってあらかじめ設定されたプログラムを画像データに付加した画像ファイルを作成し、再度メモリーカード103に保存する。すなわち、CPU101cはプログラムを埋め込んだ画像ファイルを作成する。
なお、画像ファイルは、図2により後述するデータ構造をなしており、画像データに付加するプログラムは、あらかじめメモリ101dに複数種類が保存されていて、モニタ101eに表示される設定メニュー上で入力装置101fを使用して使用者によってあらかじめ設定された種類のプログラムが、メモリ101dから読み込まれて画像データに付加される。また、複数の画像データがある場合には、全画像データに、あらかじめ設定されたプログラムを付加することができ、さらに各画像データに付加するプログラムを個別に設定することもできる。
PC102は、キーボードやマウスなどの入力装置102aと、CD−ROMやDVDなどのディスク102cを読み込むディスクドライブ102bと、メモリーカード103に保存された画像ファイルを読み込むメモリーカードスロット102dと、CPU102eと、メモリ102fと、メモリーカードスロット102dで読み込んだ画像ファイルを保存するHDD102gと、画像を表示するモニタ102hとを備えている。
ディスク102cには、後述する監視プログラムが格納されており、当該監視プログラムは、ディスクドライブ102bを介してあらかじめPC102にインストールされている。CPU102eは、PC起動時に監視プログラムを自動起動させ、メモリ102f上に常駐させておく。監視プログラムは、メモリーカードスロット102dにメモリーカード103が挿入され、メモリーカード103に画像ファイルが記憶されていると判断した場合には、画像ファイルの読み込みを開始する。
そして、読み込んだ各画像ファイルを解析して、画像ファイルにプログラムが埋め込まれているか否かを判断する。画像ファイル内にプログラムが埋め込まれていることを検出した場合には、当該プログラムを自動実行する。例えば、読み込んだ画像ファイルにビューワプログラムが埋め込まれている場合には、ビューワプログラムを自動実行して、画像をモニタ102hに表示する。
図2は、本実施の形態において、デジタルカメラ101で作成される画像ファイルのデータ構造を示した図である。デジタルカメラ101では、撮像した画像データを公知のExif形式で保存する。Exif形式の画像ファイルは、JPEG形式の画像ファイルにファイル名、カメラの機種、撮影日時、および撮影条件を表す各種情報などのExifデータ2aをJPEGの規約に準拠した形で埋め込んだものである。Exifデータ2a内には、各メーカーが独自にデータを格納することができる領域としてApp1データ領域2b内にMakerNote2cが用意されており、本実施の形態のデジタルカメラ101では、Exif形式を保持したまま、このMakerNote2cにプログラムを埋め込む。
ただし、App1データ領域2bは全体で64KBという制限があるため、格納するプログラムのサイズがこれを超える場合にはメーカー独自のアプリケーションマーカー(AppXデータ領域(Xは任意の数字))2dを定義して、この領域にプログラムを格納する。このAppXデータ領域2dはプログラムの大きさに応じて複数個定義でき、各々の領域サイズの上限値は64KBである。なお、以下の説明においては、格納するプログラムサイズは64KB以下であるものとし、全てMakerNote2c内に格納されるものとして説明する。
図3は、MakerNote2c(またはAppXデータ領域2d)にプログラムを埋め込む場合のデータ構造を示す図である。MakerNote2cは、実行指定専用タグ格納部3a、実行指定サブタグ格納部3b、およびプログラム格納部3cとを有し、画像データに付加するプログラム本体はプログラム格納部3cに格納される。なお、プログラム格納部3cには複数のプログラムが格納可能であり、各プログラムはプログラム番号で管理され、例えばプログラムを複数のプラットフォーム(OS)に対応させるために、各プラットフォームで実行可能なプログラムを複数格納することもでき、さらにバッチ処理を実行するためにバッチ処理に必要な複数のプログラムを格納することもできる。
実行指定専用タグ格納部3aには、プログラム格納部3cに格納されているプログラム個数、バッチ処理を実行する場合のプログラムの実行順序を示すバッチ処理情報、およびプログラムをPC102で実行したか否かを管理する実行済みフラグが格納される。なお、実行済みフラグには、画像ファイル作成時には未実行であることを示すフラグ値「0」が設定され、PC102でプログラムが実行されると上述した監視プログラムによりフラグ値が「1」に更新される。そして、監視プログラムは、使用者からの指示に基づいて、HDD102gに保存されている画像ファイルのうち、実行済みフラグのフラグ値が「1」であるファイルを検出し、これらのファイルのMakerNote2cからプログラムを削除する。これによって、すでに実行されたプログラムを削除することで不要なデータを削除し、画像ファイルのサイズを縮小してHDD102gの使用量を減少させることができる。
実行指定サブタグ格納部3bには、プログラム格納部3cに格納されている各プログラムに対応した情報として、プログラムを実行可能なプラットフォームと、各プログラムの開始アドレスがプログラム番号ごとに格納されている。プラットフォームとしては、例えば、プログラム1はWindows(登録商標)用のプログラムであり、プログラム2はMacintosh(登録商標)用のプログラムのように指定される。そして、PC102で画像ファイルが読み込まれた場合には、監視プログラムは、PC102のOS、すなわちプラットフォームで実行可能なプログラムをこの実行プラットフォームを参照して判断し、そのプログラムの開始アドレスに基づいて、プログラム格納部3cに格納されているプログラムのうち、プラットフォームに合ったプログラムを実行する。
図4は、本実施の形態におけるデジタルカメラ101の処理を表すフローチャートである。図4に示す処理は、デジタルカメラの電源がオンされると起動するプログラムとして、CPU101cにより実行される。ステップS10において、使用者によって画像が撮像されたか否かを判断する。画像が撮像されたと判断した場合には、ステップS20へ進む。ステップS20では、撮像した画像データにファイル名、カメラの機種、撮影日時、および撮影条件を表す各種情報などのExifデータ2aを埋め込んでExif形式の画像ファイルを作成する。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、使用者によってあらかじめ撮像した画像データに付加するプログラムの設定が行われているか否かを判断する。画像データに付加するプログラムの設定が行われていると判断した場合には、ステップS40へ進む。ステップS40では、Exifデータ2aのMakerNote2cにプログラムを付加して、ステップS50へ進む。一方、画像データに付加するプログラムの設定が行われていないと判断した場合には、そのままステップS50へ進む。ステップS50では、作成したExif形式の画像ファイルを、メモリーカードスロット102dを介してメモリーカード103に保存し、処理を終了する。
次に、PC102にあらかじめインストールされている監視プログラムの処理について説明する。図5は、監視プログラムの処理を表すフローチャートである。監視プログラムは、上述したようにPC102の電源がオンされると自動的に起動し、その後メモリ102fに常駐して、図5に示す処理を実行する。ステップS110において、使用者によってメモリーカードスロット102dにメモリーカード103が挿入されたか否かを判断する。メモリーカードスロット102dにメモリーカード103が挿入されたと判断した場合には、ステップS120へ進む。
ステップS120では、メモリーカード103から画像ファイルを読み込んでステップS130へ進む。ステップS130では、Exifデータ2aのMakerNote2cを参照して、画像ファイル内にプログラムが埋め込まれているか否かを判断する。プログラムが埋め込まれていないと判断した場合には、後述するステップS160へ進む。一方、プログラムが埋め込まれていると判断した場合には、ステップS140へ進む。ステップS140では、MakerNote2c内の実行指定専用タグ格納部3a、および実行指定サブタグ格納部3bを読み込んで、実行するプログラムを特定し、特定したプログラムをプログラム格納部3cから読み込んで実行する。その後、ステップS150へ進む。
ステップS150では、実行指定専用タグ格納部3aに格納されている実行済みフラグのフラグ値を「1」に更新して、ステップS160へ進む。ステップS160では、メモリーカード103に保存されている全ての画像ファイルの読み込みが完了したか否かを確認して、未完了の場合には、ステップS120に戻って、全ての画像ファイルの読み込みが完了するまで、上述した処理を繰り返す。
これに対して、全ての画像ファイルの読み込みが完了し、各ファイルに対して上述した処理が完了した場合には、ステップS170へ進む。ステップS170では、使用者によって、プログラム実行済みの画像ファイルからプログラムを削除するよう指示されたか否かを判断する。プログラムの削除指示がされないと判断した場合には、後述するステップS190へ進む。一方、プログラムの削除指示がされたと判断した場合には、ステップS180へ進む。ステップS180では、実行指定専用タグ格納部3aに格納されている実行済みフラグのフラグ値が「1」の画像ファイルを抽出して、これらのファイルのMakerNote2cに含まれるプログラムを一括削除する。
その後、ステップS190へ進み、PC102の電源がオフされたか否かを判定して、PC102の電源がオフされないと判断した場合には、ステップS110へ戻り、オフされたと判断した場合には、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)デジタルカメラで撮像した画像にビューワプログラムを付加して画像ファイルを作成することとし、PCにインストールされた監視プログラムがビューワプログラムが当該画像ファイルが読み込まれたことを検出すると、プログラムを自動実行して画像をモニタに表示することとした。これによって、PCにビューワプログラムがインストールされていなくても画像を表示することができる。
(2)プログラムを埋め込む画像ファイルの形式として一般的な画像ファイル形式であるExif形式を採用して、Exifのファイル形式を保持したままExifデータのMakerNote2cにプログラムを付加することとした。これによって、PC102側に監視プログラムがインストールされていない場合であっても、通常の画像ファイルをして扱うことができ、市販されている画像ビューワを使用して画像を表示することができる。また、このように既存の画像形式を利用して機能を拡張することによって、開発コストを低減することができる。
(3)実行指定専用タグ格納部3aにバッチ処理情報を格納して、バッチ処理を実行する場合のプログラムの実行順序を指定できるようにした。これによって、プログラム格納部3cに格納されている複数のプログラムを順番に実行してバッチ処理を行うことが可能となる。
(4)実行指定専用タグ格納部3aに実行済みフラグを設け、使用者からの指示に基づいてフラグ値が「1」の画像ファイルからプログラムを削除できるようにした。これによって、すでに表示済みの画像ファイルからプログラムを一括して削除することが可能となり、使用者にとって画像ファイルの管理が容易になる。
(5)実行指定サブタグ格納部3bにおいて、プログラムごとの実行なプラットフォームを指定可能とし、各プラットフォームごとに実行可能なプログラムを格納できるようにした。これによって、画像ファイルを読み込むPCのOSに依存せず、あらゆる実行環境でのプログラムの実行が可能となる。
なお、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、撮像した画像データをExif形式で保存して、ExifデータのMakerNote2cにプログラムを付加することとした。しかし、これに限定されず、自由に記述できる領域(自由記述部)、すなわちプログラムを格納できる領域を備えたその他の画像形式で保存してもよい。
(2)上述した実施の形態では、デジタルカメラ101で画像データにビューワプログラムを付加した画像ファイルを作成し、PC102でビューワプログラムを自動実行して画像を表示することとした。しかし、これに限定されず以下のように変形することもできる。
(2−1)デジタルカメラ101で画像データにメールプログラム(メーラー)を付加した画像ファイルを作成し、PC102で画像を読み込んだときに、メールプログラムを自動実行して指定された送信先に画像ファイルを自動でメール送信してもよい。この場合、送信先のメールアドレスはデジタルカメラ側であらかじめ設定しておき、送信先のメールアドレスを含んだメールプログラムを画像データに付加して画像ファイルを作成する。
(2−2)デジタルカメラ101で画像データに画像ファイルをExifデータに基づいて自動分類してコピーするコピープログラムを付加した画像ファイルを作成し、PC102で画像を読み込んだときに、コピープログラムを自動実行して画像ファイルのExifデータに基づいて、例えば撮影日付別のように画像ファイルを自動分類してPC102のHDD102gにコピーしてもよい。
(2−3)デジタルカメラ101で画像データにWebサーバーへ画像ファイルをアップロードするためのFTPプログラムを付加した画像ファイルを作成し、PC102で画像を読み込んだときに、FTPプログラムを自動実行して画像ファイルを指定されたWebサーバーへアップロードしてもよい。この場合、アップロード先のWebサーバーのURLは、デジタルカメラ上であらかじめ設定しておく。また、(2−2)のように、Webサーバーへアップロードした際に、Exifデータに基づいてWebサーバー上で画像ファイルを自動分類してコピーするようにしてもよい。
(2−4)デジタルカメラ101で画像データに画像処理を行う画像処理プログラムを付加した画像ファイルを作成し、PC102で画像を読み込んだときに、画像処理プログラムを自動実行して表示画面の解像度に応じて画像を拡大または縮小したり、あるいは各種画質調整を行ってもよい。
(2−5)デジタルカメラ101で印刷プログラムを付加した画像ファイルを作成し、PC102で画像を読み込んだときに、印刷プログラムを自動実行して画像データをPC102に接続されたプリンタへ出力して、自動印刷するようにしてもよい。
(3)また、例えば音声データや音楽データに音楽再生プログラムを付加して、PC102で音楽再生プログラムを自動実行して音声や音楽を自動再生するようにしてもよく、動画データに動画再生プログラムを付加して、PC102で動画再生プログラムを自動実行して動画を自動再生するようにしてもよい。
(4)上述した実施の形態では、デジタルカメラ101上でプログラムを付加した画像ファイルを作成することとしたが、PC102上で画像ファイルを読み込んだ後にプログラムを付加するようにしてもよい。
(5)上述した実施の形態では、使用者からに削除指示に基づいて、実行指定専用タグ格納部3aに格納された実行済みフラグのフラグ値が「1」の画像ファイルのみからプログラムを削除することとしたが、使用者からの指示によらず、所定時間間隔で自動的に削除処理を実行してもよい。
特許請求の範囲の構成要素と実施の形態との対応関係について説明する。CPU101cはファイル作成手段に、入力装置101fはプログラム指定手段に、CPU102eは監視手段に相当する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
画像表示システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 デジタルカメラ101で作成される画像ファイルのデータ構造を示した図である。 MakerNote2cにプログラムを埋め込む場合のデータ構造を示す図である。 デジタルカメラ101の処理を表すフローチャート図である。 PC102で実行される監視プログラムの処理を表すフローチャート図である。
符号の説明
100 画像表示システム
101 デジタルカメラ
101a CCD
101b メモリーカードスロット
101c CPU
101d メモリ
101e モニタ
101f 入力装置
102 PC
102a 入力装置
102b ディスク
102c CD−ROM、DVD
102d メモリーカードスロット
102e CPU
102f メモリ
102g HDD
102h モニタ
103 メモリーカード

Claims (10)

  1. 画像データまたは音声データに、それぞれのファイル形式を保持したまま、少なくとも1つの実行可能なプログラムを付加してファイルを作成するファイル作成手段と、
    前記ファイル作成手段で作成された画像ファイルまたは音声ファイルの読み込みを監視して、前記ファイル作成手段で作成された前記画像ファイルまたは前記音声ファイルが読み込まれたと判断した場合に、前記画像ファイルまたは前記音声ファイルに含まれる前記プログラムを自動実行する監視手段とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    前記画像データまたは前記音声データに付加するプログラムを指定するプログラム指定手段をさらに備え、
    前記ファイル作成手段は、前記プログラム指定手段で指定された少なくとも1つのプログラムを前記画像データまたは前記音声データに付加することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のデータ処理装置において、
    前記ファイル作成手段は、異なる複数のプラットフォームのそれぞれに対応した複数のプログラムを前記画像データまたは前記音声データに付加することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のデータ処理装置において、
    前記監視手段は、前記画像ファイルまたは前記音声ファイルに含まれる前記プログラムが実行済みのファイルを抽出して、これらのファイルに含まれる前記プログラムを削除するプログラム削除手段をさらに備えることを特徴とするデータ処理装置。
  5. コンピュータで実行するためのファイル作成プログラムであって、
    画像データまたは音声データに、それぞれのファイル形式を保持したまま、少なくとも1つの実行可能なプログラムを付加して画像ファイルまたは音声ファイルを作成することを特徴とするファイル作成プログラム。
  6. 請求項5のファイル作成プログラムにおいて、
    異なる複数のプラットフォームのそれぞれに対応した複数のプログラムを前記画像データまたは前記音声データに付加することを特徴とするファイル作成プログラム。
  7. コンピュータで実行するための監視プログラムであって、
    請求項5または6に記載のファイル作成プログラムで作成された画像ファイルまたは音声ファイルの読み込みを監視して、前記画像ファイルまたは前記音声ファイルが読み込まれたと判断した場合に、前記画像ファイルまたは前記音声ファイルに含まれるプログラムを自動実行することを特徴とする監視プログラム。
  8. 請求項7に記載の監視プログラムにおいて、
    前記画像ファイルまたは前記音声ファイルに含まれる前記プログラムが実行済みのファイルを抽出して、これらのファイルに含まれる前記プログラムを削除することを特徴とする監視プログラム。
  9. コンピュータで読み取り可能な画像データまたは音声データをファイルシステム上に保存するためのファイル形式を表すためのデータ構造であって、
    各ファイル形式が備えているデータ構造上の自由に記述可能な自由記述部に、コンピュータで実行される少なくとも1つのプログラムを含むことを特徴とするデータ構造。
  10. 請求項9に記載のデータ構造において、
    前記自由記述部に、異なる複数のプラットフォームのそれぞれに対応した複数の実行可能なプログラムを含むことを特徴とするデータ構造。
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